JPH05213069A - 車両用ウエザーストリップの取付装置 - Google Patents

車両用ウエザーストリップの取付装置

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JPH05213069A
JPH05213069A JP4042205A JP4220592A JPH05213069A JP H05213069 A JPH05213069 A JP H05213069A JP 4042205 A JP4042205 A JP 4042205A JP 4220592 A JP4220592 A JP 4220592A JP H05213069 A JPH05213069 A JP H05213069A
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weather strip
sash frame
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inner peripheral
door
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Yoshiyuki Umeda
義之 梅田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作に当たっての設備費を安くし、固定を確
実にすると共に、水漏れを回避したウェザーストリップ
取付装置を得る。 【構成】 自動車1のパーティションガラス4のサッシ
ュフレーム5の外周部上面に設けた連通孔12にクリップ
13を嵌合させてウェザーストリップ6を固定する。ま
た、サッシュフレーム5の内周部にパーティションガラ
ス用ウェザーストリップ15を配設して水漏れ防止用のリ
ップ15a を形成する。このようにしたので、製作時の溶
接費用が不要となり、設備費を安価にすることができ
る。さらに、クリップによって固定するようにしたの
で、固定が確実になる。また、リップ15aによって侵入
した水分は室外に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車ドアに設けられ
るウェザーストリップの取付構造に改良を加えた、車両
用ウェザーストリップの取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のドアの外周部分にはドア
と車体との隙間を塞ぐウェザーストリップが装着されて
いる。このウェザーストリップの取付けを図5に示す自
動車1の後部側ドア2を用いて説明する。この後部側ド
ア2には上下方向に開閉するドアウインドガラス3と、
開閉しないドアパーティションガラス4とが取付けられ
ている。これらドアウインドガラス3およびドアパーテ
ィションガラス4の周囲はサッシュフレーム5(図5の
A部分を拡大して示す図6および図7参照)となってお
り、サッシュフレーム5の回りにはウェザーストリップ
6が装着されている。
【0003】しかし、このようにドア2の外周部分にウ
ェザーストリップ6が取付けられていると、ドア2の開
閉の度にウェザーストリップ6のリップ部分6aが車体で
こすれて、そのコーナ部分が図6に示すように前後方向
にずれてしまい外観上見栄えが悪くなる問題があった。
また、ウェザーストリップをずれたままにしておくと、
水漏れの原因となる問題もあった。これはサッシュフレ
ーム5のコーナ部分Bの、ウェザーストリップ6を保持
する部分5a(図7参照)が溶接Wおよび仕上げのために
カットされていてウェザーストリップ6の保持力が低下
しているからである。
【0004】そこで、図7に示すように、サッシュフレ
ーム5のコーナ部分Bのウェザーストリップ6取付面に
T型スタッド7を溶接し、このT型スタッド7にウェザ
ーストリップ6に形成された穴8を掛合させて、ウェザ
ーストリップ6のずれを防止しているものや、また、図
8に示すように、ドア2のインナパネル9用のクリップ
10を形成し、このクリップ10にウェザーストリップ6を
係合させて固定しているものや、さらに、図9および図
10に示すように、サッシュフレーム5とウェザーストリ
ップ6とを両面テープ11で貼合わせ固定したものが案出
されていた。
【0005】なお、ドアウェザーストリップとして、実
開昭61-62616号公報に開示されたものがある。この公報
に開示されたものは、車両用ドアサッシの上縁に沿う水
平部の後端にストッパ部材を設けてこのストッパ部材で
ウェザーストリップの水平部の後端を係合させたもので
ある。また、自動車のドアウェザーストリップ固定構造
として、実開昭56-84419号公報に開示されたものがあ
る。この公報に開示されたものはウェザーストリップま
たはドアサッシュのウェザーストリップ取付面のいずれ
か一方に突起を設け、他方にこの突起が係合する穴を設
けたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、T型スタッドを溶接したものはT型スタッドを溶
接する必要があるため設備費が高くなる問題があり、ま
た、ドアのインナパネル用に形成されたクリップにドア
オープニングウェザーストリップを取付けて固定したも
のはそのクリップをサッシュフレームと共用することが
できない問題があった。さらに、ウェザーストリップと
サッシュフレームとを両面テープで固定したものは固定
に難点があり、完全に止めることができない等の問題が
あった。
【0007】また、実開昭61-62616号公報に開示された
ドアウェザーストリップは、ストッパ部材にウェザース
トリップが係合しているだけなので、ドア開閉が多くな
るとずれる虞があり、また、水漏れがした場合の対策が
施されていない。また、実開昭56-84419号公報に開示さ
れた自動車のドアウェザーストリップ固定構造は、ウェ
ザーストリップを単に突起に係合させているだけなので
ドアの開閉が多くなるとこれも前述のものと同様に虞も
ある。
【0008】本発明は上記従来の問題を解決するために
なされたもので、ウェザーストリップの取付けを改良す
ると共に、パーティションウインドガラス用ウェザース
トリップの形状をも改良して設備費をやすくし、車体構
造が変わっても容易に取付けることができ、かつ確実に
固定することができるウェザーストリップ取付ドアを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、自動車のパーティションガラス
のサッシュフレーム外周部上面に内周部に連通する連通
孔を設け、該連通孔にクリップを嵌合させると共に、該
クリップにウェザーストリップに形成された穴部を掛合
させて該ウェザーストリップをサッシュフレームに固定
する一方、前記サッシュフレームの内周部にパーティシ
ョンガラス用ウェザーストリップを配設し、該パーティ
ションガラス用ウェザーストリップの前記サッシュフレ
ーム内周面側の中央部分に該サッシュフレームの内周面
に接触し、かつ、室内側に向くようにした水漏れ防止用
のリップを形成したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明はこのように自動車のドアパーティショ
ンガラスのサッシュフレーム外周部上面に内周部に連通
する連通孔を設けたので、該連通孔にクリップを嵌合さ
せることが可能となる。このように連通孔にクリップを
嵌合させて固定させたので、このクリップにウェザース
トリップに形成された穴部を掛合させてウェザーストリ
ップを固定することが可能となる。
【0011】また、サッシュフレームの内周部に配設し
たパーティションガラス用ウェザーストリップのサッシ
ュフレーム内周面側の中央部分に該サッシュフレームの
内周面に接触し、かつ、室内側に向くようにした水漏れ
防止用のリップを設けたので、ウェザーストリップとサ
ッシュフレームの隙間から侵入した水分はリップに阻ま
れ室外に排出されることになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2つ
いて、図5ないし図7と同一の部材には同一の符号を付
して説明する。図1は図5に示す自動車1の後部側ドア
2のA部を拡大して示す図2のC−C線に沿う断面図で
ある。図1および図2において、自動車1のパーティシ
ョンガラス4の上部のサッシュフレーム5の外周部上面
には外周部から内周部に連通する連通孔12が設けられて
いる。この連通孔12にクリップ13を嵌合して固定してい
る。そして、このクリップ13にはウェザーストリップ6
に設けられた穴部14を掛合させてウェザーストリップ6
がサッシュフレーム5に取付けられている。
【0013】また、サッシュフレーム5の内周部にはパ
ーティションガラス用ウェザーストリップ15が配設され
ている。そして、このパーティションガラス用ウェザー
ストリップ15のサッシュフレーム5の内周面側5bに中央
の突出部をサッシュフレーム5の内周面5bに接触させ、
かつ、その上端部を室内側に向けたリップ15a が設けら
れている。
【0014】また、クリップ13を取付ける場所はパーテ
ィションガラス4のサッシュフレーム5の部分としてい
る。これはドアウインドガラス3の部分(図5参照)の
サッシュフレーム5には、図5のDーD線の断面図であ
る図4に示すように、サッシュフレーム5とガラスラン
16の上部との間に隙間Eがなくクリップ13の取付けがで
きないからである。
【0015】また、ウェザーストリップ6のコーナ部F
(図2参照)においてはクリップ13を取付けるのに適し
た中空形状とはなっていなので、クリップ13はコーナ部
E以外の場所に取付けるようにする。さらに、このクリ
ップ13はサッシュフレーム5以外のものにも取付けるこ
とが可能なので、ドア2のインナパネル9にも取付ける
ことができる(図5のGーG線の断面図である図3参
照)。図3において、17はアウタパネルを示し、18は車
体を示している。
【0016】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例はこのように自動車1のパーティションガラス4のサ
ッシュフレーム5外周部上面に内周部に連通する連通孔
12を設けたので、この連通孔12にクリップ13を嵌合させ
ることが可能となる。このように連通孔12にクリップ13
を嵌合させて固定させたので、このクリップ13にウェザ
ーストリップ6に形成された穴部14を掛合させてウェザ
ーストリップ6を固定することが可能となる。
【0017】また、サッシュフレーム5の内周部に配設
したパーティションガラス用ウェザーストリップ15のサ
ッシュフレーム5内周面側の中央部分にサッシュフレー
ム5の内周面に接触し、かつ、室内側に向くようにした
水漏れ防止用のリップ15a を設けたので、ウェザースト
リップ6とサッシュフレーム5の隙間から侵入した水分
Hはリップ15a に阻まれ室外に排出されることになる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、自動車の
パーティションガラスのサッシュフレーム外周部上面に
内周部に連通する連通孔を設けたので、該連通孔にクリ
ップを嵌合させることができる。このように連通孔にク
リップを嵌合させて固定させたので、このクリップにウ
ェザーストリップに形成された穴部を掛合させてウェザ
ーストリップを固定することができるようになる。
【0019】このようにクリップをサッシュフレームに
嵌合させるようにしたので、溶接費用が不要となり設備
費を安価とさせることができる。また、このクリップは
サッシュフレームにもドアのインナパネルにも取付け可
能としたので、これにおいても製作費用を低減させるこ
とができる。さらに、クリップによって固定するように
したので、両面テープと違って固定が確実になり取付後
の品質向上につながる。
【0020】また、サッシュフレームの内周部に配設し
たパーティションガラス用ウェザーストリップのサッシ
ュフレーム内周面側の中央部分に該サッシュフレームの
内周面に接触し、かつ、室内側に向くようにした水漏れ
防止用のリップを設けたので、ドアオープニングウェザ
ーストリップとサッシュフレームの隙間から侵入した水
分はリップに阻まれ室外に排出されることになり、車室
に水分が漏れることはなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図2のC−C線に沿う
断面図である。
【図2】本発明のものを示し、図5のA部の拡大図側面
図である。
【図3】本発明のものを示し、図5のG−G線に沿う断
面図である。
【図4】本発明のものを示し、図5のD−D線に沿う断
面図である。
【図5】本発明を説明するための自動車の側面図であ
る。
【図6】従来のものを示し、図5のA部の拡大側面図で
ある。
【図7】従来のものを示し、図6のIーI線に沿う断面
図である。
【図8】従来のものを示しドアインナパネルに取付けた
クリップにウェザーストリップを掛合させたところを示
す断面図である。
【図9】サッシュフレームの上部に両面テープでウェザ
ーストリップを貼付けたところを示す断面図である。
【図10】図9の右側側面図である。
【符号の説明】
1 自動車 4 パーテションガラス 5 サッシュフレーム 6 ウェザーストリップ 12 連通孔 13 クリップ 14 穴部 15 パーテションガラス用ウェザーストリップ 15a リップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のパーティションガラスのサッシ
    ュフレーム外周部上面に内周部に連通する連通孔を設
    け、該連通孔にクリップを嵌合させると共に、該クリッ
    プにウェザーストリップに形成された穴部を掛合させて
    該ウェザーストリップをサッシュフレームに固定する一
    方、前記サッシュフレームの内周部にパーティションガ
    ラス用ウェザーストリップを配設し、該パーティション
    ガラス用ウェザーストリップの前記サッシュフレーム内
    周面側の中央部分にサッシュフレームの内周面に接触
    し、かつ、室内側に向くようにした水漏れ防止用のリッ
    プを形成したことを特徴とする車両用ウェザーストリッ
    プの取付装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09109680A (ja) * 1995-10-13 1997-04-28 Nishikawa Rubber Co Ltd ドアウェザーストリップのずれ防止構造
KR20010030123A (ko) * 1999-08-24 2001-04-16 니시카와마사히로 리테이너가 없는 웨더스트립

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