JPH05213053A - 冷凍車 - Google Patents

冷凍車

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Publication number
JPH05213053A
JPH05213053A JP4791192A JP4791192A JPH05213053A JP H05213053 A JPH05213053 A JP H05213053A JP 4791192 A JP4791192 A JP 4791192A JP 4791192 A JP4791192 A JP 4791192A JP H05213053 A JPH05213053 A JP H05213053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold air
door
cooling unit
freezer
passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP4791192A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Furukawa
昭 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP4791192A priority Critical patent/JPH05213053A/ja
Publication of JPH05213053A publication Critical patent/JPH05213053A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エネルギー消費の無駄を可及的に少なくする
ことができ、しかも、冷凍庫内への品物の出し入れ作業
に便利な冷凍車を提供することを目的とする。 【構成】 冷凍庫1aの天井面1bに沿って冷風通路4
を設け、該冷風通路の一端4aを冷却ユニット2の冷風
吹き出し口2aに向けて開口させるとともに、その他端
4bを上記冷凍庫のドア6の上部付近に下方を向けて開
口させ、さらに、冷却ユニット2の冷風吹き出し口2a
と冷風通路4の一端4aとの間に、ドア6の開閉動作と
連動して冷却ユニット2の冷風の吹き出し方向を冷風通
路4内に切り替える切り替え手段8を設け、もって、ド
ア6を開けた際には切り替え手段8によって冷却ユニッ
ト2からの冷風が冷風通路4を介してドア6開口部に吹
き下ろされるように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍車に関し、詳しく
は、冷凍庫内に冷風を供給すべくその上部に冷却ユニッ
トを備えた冷凍車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷凍庫内に冷風を供給すべく
その上部に冷却ユニットを備えた冷凍車がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この冷凍車
では、ドアを開けたまま冷凍庫内への品物の出し入れを
すると、この間に冷凍庫内の冷気が外部に逃げてしい、
これによって、冷凍庫内の温度が高くなり、品物の鮮度
が落ちてしまう不具合があった。
【0004】また、このような場合には、冷凍庫内の温
度を所望の低温域へ迅速に戻すことが一般的に容易でな
く、しかも、エネルギー消費の点から極めて無駄が多
く、不経済であった。
【0005】このため、市場等においては、不便を忍ん
で、冷凍庫の両開きのドアの一方だけ開けて、品物の出
し入れ作業をすることが多かった。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、エネルギー消費の無駄を可及的に少なくすることが
でき、しかも、冷凍庫内への品物の出し入れ作業に便利
な冷凍車を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、冷凍庫内に冷風を供給すべくその上部
に冷却ユニットを備えた冷凍車において、上記冷凍庫の
天井面に沿って冷風通路を設け、該冷風通路の一端を冷
却ユニットの冷風吹き出し口に向けて開口させるととも
に、その他端を上記冷凍庫のドアの上部付近に下方を向
けて開口させ、さらに、上記冷却ユニットの冷風吹き出
し口と上記冷風通路の一端との間に、上記ドアの開閉動
作と連動して上記冷却ユニットの冷風の吹き出し方向を
上記冷風通路内に切り替える切り替え手段を設け、もっ
て、上記ドアを閉めている状態では上記冷却ユニットか
ら冷凍庫内に直接冷風が供給され、上記ドアを開けた際
には上記切り替え手段によって上記冷却ユニットからの
冷風が上記冷風通路を介して上記ドア開口部に吹き下ろ
されるように構成している。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る冷凍車の実施例につい
て、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】図1〜図4は、本発明の一実施例を示すも
のである。本実施例の冷凍車1は、その後部に冷凍庫1
aを備えたもので、その冷凍庫1a内に冷風を供給すべ
くその内部の上部前方には冷却ユニット2が設置されて
いる。
【0010】また、冷凍庫1aの天井面1bに沿ってダ
クト3が設置され、これによって、該ダクトと天井面1
bとの間に冷風通路4が形成されている。
【0011】冷風通路4の一端4aは冷却ユニット2の
冷風吹き出し口2aに向けてそのほぼ全幅をカバーする
ように開口されている。
【0012】ダクト3の一端3aには、ダンパ(切り替
え手段)5が開閉自在に配設され、他方、該ダクトの他
端3bは下方へ折曲されている。
【0013】これにより、冷風通路4の他端4bは、冷
凍庫1aのドア6,6の上部付近に下方を向けて開口さ
れている。
【0014】冷風通路4の他端4bの吹き出し口は、両
ドア6,6開口部の全幅に渡るように横に細長く形成さ
れている。
【0015】なお、冷凍庫1a内のスペースを無駄に費
やさないように、冷風通路4を薄く作ることが好まし
い。また、ダクト3には、たわみ防止と導風板の機能を
兼ねた小骨をいくつか設けるのが好ましい。
【0016】ダンパ5は、ヒンジ7,7によりダクト3
の一端3aを中心として傾動自在に支持されており、後
述するようにリンク機構8を介してドア6,6の開閉に
連動される。
【0017】リンク機構8は、レバー9と、該レバーの
一端9aとダンパ5を連結するロッド10等とから構成
されている。レバー9はその中心部でダクト3の他端3
b付近に回動自在に支承され、ロッド10の両端はそれ
ぞれダンパ5およびレバー9の一端9aに回動自在に連
結されている。
【0018】レバー9の他端9bは、ドア6,6側へ折
曲され突出されている。
【0019】また、ダンパ5は、その自重により、ある
いは、必要に応じて図示しないスプリングを用いて、冷
風通路4の一端4aを開口させる方向、すなわち図2に
おいて反時計方向に常時付勢されている。
【0020】ダクト3の一端3aの両端には、ダンパ5
が開かれている際にその開度を保持させるためのストッ
パ3c,3cが設けられている。
【0021】次に、本実施例の作用について説明し、併
せて、本実施例の構成をより明かにする。
【0022】ドア6,6が閉じられている間は、レバー
9は、その他端9bが該ドアによって押され、これによ
り、ダンパ5がリンク手段8を介して引き上げられて、
図2に示すように閉じた状態に保持される。
【0023】この状態では、ダンパ5はやや上方へむけ
て傾斜されているので、冷却ユニット2からの冷風は、
その吹き出し方向が下方へ曲げられて、冷凍庫1a内に
直接供給され、該冷凍庫で循環されつつ、再び冷却ユニ
ット2の吸い込み口2bに吸引される。
【0024】この状態からドア6,6が開かれると、レ
バー9は、その他端9bが該ドアの押しから解放され
て、ダンパ5の自重または図示しないスプリングによっ
て反時計方向に自動的に回動されて図3に示す状態にな
る。
【0025】これに伴い、ダンパ5は、ダクト3とほぼ
一直線状に位置するように開いて、冷却ユニット2から
の冷風を全て冷風通路4内に導入させる。
【0026】すると、上記冷風は、ダクト3の他端3b
の開口から下方に向けて吹き下ろされて、ドア6,6の
開口部の全幅に渡っていわゆるエアカーテンの役目をし
つつ、冷凍庫1a内に供給され、その後、再び冷却ユニ
ット2の吸い込み口2bに吸引される。
【0027】したがって、上記エアカーテンによって冷
凍庫1a内の冷気が外部へ逃げたりするのが防止され、
該冷凍庫内の温度上昇も避けられる。
【0028】なお、上記実施例では、冷却ユニット2の
冷風の吹き出し方向を切り替える切り替え手段を、冷風
通路4を開閉しつつ切り替えるダンパ5を用いて構成し
たが、本発明はこれに限らず、冷風通路4と独立させた
構成とし、これを冷風通路4と冷却ユニット2との間に
設けるようにしても良い。
【0029】また、上記実施例では、ダクト3を用いて
冷風通路4を形成するようにしたが、本発明はこれに限
らず、ダクト3を用いず、冷凍庫1aの天井面1bに一
体に設けた溝状凹部等によって上記冷風通路を形成する
ようにしても良い。
【0030】さらに、上記実施例では、比較的薄型の冷
却ユニット2を用い、ダンパ5が開いた際に、該ダンパ
5とダクト3が一直線状になるように構成したが、本発
明はこれに限らず、冷却ユニット2の厚さに応じてダン
パ5を下方へさらに大きく傾斜させる構成としても良
い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る冷凍
庫内に冷風を供給すべくその上部に冷却ユニットを備え
た冷凍車において、上記冷凍庫の天井面に沿って冷風通
路を設け、該冷風通路の一端を冷却ユニットの冷風吹き
出し口に向けて開口させるとともに、その他端を上記冷
凍庫のドアの上部付近に下方を向けて開口させ、さら
に、上記冷却ユニットの冷風吹き出し口と上記冷風通路
の一端との間に、上記ドアの開閉動作と連動して上記冷
却ユニットの冷風の吹き出し方向を上記冷風通路内に切
り替える切り替え手段を設け、もって、上記ドアを閉め
ている状態では上記冷却ユニットから冷凍庫内に直接冷
風が供給され、上記ドアを開けた際には上記切り替え手
段によって上記冷却ユニットからの冷風が上記冷風通路
を介して上記ドア開口部に吹き下ろされる構成としたの
で、上記ドア開口部においていわゆるエアカーテンが形
成され、これにより、冷凍庫内の冷気が外部へ逃げたり
するのが防止されるとともに、該冷凍庫内の温度上昇も
避けられる。
【0032】したがって、冷凍車内の品物の鮮度を損な
わず、しかも、冷却ユニットによって冷凍庫内の温度を
迅速に所望の低温域へ戻すことができるので、エネルギ
ー消費の無駄を可及的に少なくすることができ、経済上
有利である。
【0033】また、上記ドア開口部にエアカーテンが形
成されることから、冷凍庫の両ドアを開けて品物の出し
入れ作業をすることができ、便利である。
【0034】さらに、本発明では、上記切り替え手段を
ドアの開閉に連動させているので、冷却ユニットの冷風
の吹き出し方向をその都度切り替える必要が無く、作業
の手間を省くことができる。
【0035】さらにまた、冷凍庫の中でも利用し難い天
井付近のスペースを利用して上記冷風通路を設けている
ので、スペースの有効利用ができる。
【0036】なお、本発明は、冷凍庫がサイドドアを有
する場合でも、冷風通路をそのサイドドア側へ分岐させ
ることにより、同様な効果を得ることができる。
【0037】加えて、本発明は、構成が簡単であり、少
数のパーツで構成することができるので、低コストで実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷凍車の一実施例を示す図であ
る。
【図2】本発明に係る冷凍車の一実施例の要部を示す斜
視図である。
【図3】本発明に係る冷凍車の一実施例を概念的に示す
断面図である。
【図4】本発明に係る冷凍車の一実施例を概念的に示す
断面図である。
【符号の説明】
1 冷凍車 1a 冷凍庫 2 冷却ユニット 3 ダクト 4 冷風通路 4a 一端 4b 他端 5 ダンパ 6 ドア 8 リンク機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍庫内に冷風を供給すべくその上部に
    冷却ユニットを備えた冷凍車において、上記冷凍庫の天
    井面に沿って冷風通路を設け、該冷風通路の一端を冷却
    ユニットの冷風吹き出し口に向けて開口させるととも
    に、その他端を上記冷凍庫のドアの上部付近に下方を向
    けて開口させ、さらに、上記冷却ユニットの冷風吹き出
    し口と上記冷風通路の一端との間に、上記ドアの開閉動
    作と連動して上記冷却ユニットの冷風の吹き出し方向を
    上記冷風通路内に切り替える切り替え手段を設け、もっ
    て、上記ドアを閉めている状態では上記冷却ユニットか
    ら冷凍庫内に直接冷風が供給され、上記ドアを開けた際
    には上記切り替え手段によって上記冷却ユニットからの
    冷風が上記冷風通路を介して上記ドア開口部に吹き下ろ
    されるようにしたことを特徴とする冷凍車。
JP4791192A 1992-02-04 1992-02-04 冷凍車 Pending JPH05213053A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4791192A JPH05213053A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 冷凍車

Applications Claiming Priority (1)

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JP4791192A JPH05213053A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 冷凍車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05213053A true JPH05213053A (ja) 1993-08-24

Family

ID=12788558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4791192A Pending JPH05213053A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 冷凍車

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JP (1) JPH05213053A (ja)

Cited By (8)

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