JPH05212915A - ページ・プリンタのコントローラ - Google Patents
ページ・プリンタのコントローラInfo
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- JPH05212915A JPH05212915A JP4019843A JP1984392A JPH05212915A JP H05212915 A JPH05212915 A JP H05212915A JP 4019843 A JP4019843 A JP 4019843A JP 1984392 A JP1984392 A JP 1984392A JP H05212915 A JPH05212915 A JP H05212915A
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- Record Information Processing For Printing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御コードや文字コードなどの印刷情報から
メモリ上にページ単位でドット・パターンを作成して印
刷を行うページ・プリンタのコントローラにおいて、面
回転印刷時でも通常印刷時と同様な速度で印刷が可能な
装置を得ることを目的とする。 【構成】 Ｘ方向Ｙ方向ともに連続してデータを読み込
めるＤＭＡＣと、ワードと同じビット幅とＢＭＭの幅と
同じビット長とを有しデータを１ワード・ライン分バッ
ファリングして出力データを１ビットシフトしながら再
入力するライン・バッファとを備え、面回転印刷の時は
ドット・パターンをＢＭＭから読み込んだ後で回転させ
ることとした。 【効果】 面回転印刷の時でもアドレスの変換が不要に
なる。
メモリ上にページ単位でドット・パターンを作成して印
刷を行うページ・プリンタのコントローラにおいて、面
回転印刷時でも通常印刷時と同様な速度で印刷が可能な
装置を得ることを目的とする。 【構成】 Ｘ方向Ｙ方向ともに連続してデータを読み込
めるＤＭＡＣと、ワードと同じビット幅とＢＭＭの幅と
同じビット長とを有しデータを１ワード・ライン分バッ
ファリングして出力データを１ビットシフトしながら再
入力するライン・バッファとを備え、面回転印刷の時は
ドット・パターンをＢＭＭから読み込んだ後で回転させ
ることとした。 【効果】 面回転印刷の時でもアドレスの変換が不要に
なる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、制御コードや文字コ
ードなどの印刷情報からメモリ上にページ単位でドット
・パターンを作成して印刷を行うページ・プリンタのコ
ントローラに関するものである。
ードなどの印刷情報からメモリ上にページ単位でドット
・パターンを作成して印刷を行うページ・プリンタのコ
ントローラに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図９は、従来のページ・プリンタのコン
トローラを示すブロック図であり、図において、１は中
央演算処理装置（以下、ＣＰＵと略記する）、２はフォ
ント・データを記憶するフォント・メモリ、３はフォン
ト・データなどを９０°回転する回転補助回路、４は印
刷情報をフォント・データなどのドット・パターンで記
憶するビット・マップ・メモリ（以下、これをＢＭＭと
略記する）、５はＢＭＭ４からデータを読み込むダイレ
クト・メモリ・アクセス・コントローラ（以下、これを
ＤＭＡＣと略記する）、６と７はＤＭＡＣ５によって読
み込まれたデータをシフトしてシリアル・データに変換
する２組のシフト・レジスタ、１０は２組のシフト・レ
ジスタ６，７からの入力データをセレクトするセレク
タ、１１は図示されないプリンタ・エンジンとのインタ
フェースをコントロールすると共にセレクタ１０から入
力されるデータをプリンタ・エンジンへ出力するエンジ
ン・インタフェース・コントローラ（以下、ＥＩＣと略
記する）である。
トローラを示すブロック図であり、図において、１は中
央演算処理装置（以下、ＣＰＵと略記する）、２はフォ
ント・データを記憶するフォント・メモリ、３はフォン
ト・データなどを９０°回転する回転補助回路、４は印
刷情報をフォント・データなどのドット・パターンで記
憶するビット・マップ・メモリ（以下、これをＢＭＭと
略記する）、５はＢＭＭ４からデータを読み込むダイレ
クト・メモリ・アクセス・コントローラ（以下、これを
ＤＭＡＣと略記する）、６と７はＤＭＡＣ５によって読
み込まれたデータをシフトしてシリアル・データに変換
する２組のシフト・レジスタ、１０は２組のシフト・レ
ジスタ６，７からの入力データをセレクトするセレク
タ、１１は図示されないプリンタ・エンジンとのインタ
フェースをコントロールすると共にセレクタ１０から入
力されるデータをプリンタ・エンジンへ出力するエンジ
ン・インタフェース・コントローラ（以下、ＥＩＣと略
記する）である。
【０００３】次に図９に示す装置の動作について説明す
る。ＣＰＵ１は、図示されない上位装置から制御コード
や文字コードなどの印刷情報を受け取ると、受け取った
印刷情報に従いフォント・メモリ２からフォント・デー
タを読み込み、それをＢＭＭ４に書き込む。通常印刷の
場合、ＣＰＵ１は、フォント・メモリ２からフォント・
データを読み込み、それをそのままＢＭＭ４に書き込
む。従って、フォント・データは図３に示すようにＢＭ
Ｍ４に展開される。また、面回転印刷の場合、ＣＰＵ１
は、フォント・メモリ２からフォント・データを読み込
み、それを一度回転補助回路３に書き込み、回転補助回
路３で９０°回転してフォント・データが読み出され、
それをＢＭＭ４に書き込む。従って、フォント・データ
は図１０に示すようにＢＭＭ４に展開される。
る。ＣＰＵ１は、図示されない上位装置から制御コード
や文字コードなどの印刷情報を受け取ると、受け取った
印刷情報に従いフォント・メモリ２からフォント・デー
タを読み込み、それをＢＭＭ４に書き込む。通常印刷の
場合、ＣＰＵ１は、フォント・メモリ２からフォント・
データを読み込み、それをそのままＢＭＭ４に書き込
む。従って、フォント・データは図３に示すようにＢＭ
Ｍ４に展開される。また、面回転印刷の場合、ＣＰＵ１
は、フォント・メモリ２からフォント・データを読み込
み、それを一度回転補助回路３に書き込み、回転補助回
路３で９０°回転してフォント・データが読み出され、
それをＢＭＭ４に書き込む。従って、フォント・データ
は図１０に示すようにＢＭＭ４に展開される。
【０００４】そして、ＣＰＵ１は、ＢＭＭ４に１ページ
分のドット・パターンを作成し終えると、１ページの幅
や長さなどの情報をＤＭＡＣ５とＥＩＣ１１とにそれぞ
れセットして起動をかける。起動をかけられたＤＭＡＣ
５は、ＢＭＭ４から１ページ分のデータを連続して読み
込み始める。データの読み込み順序は、通常印刷と面回
転印刷とで同じである。このときのデータの読み込み順
序を図５を用いて説明する。ＤＭＡＣ５は、まず、原点
のデータａを読み込み、次いで、データｂからデータｃ
までＸ軸方向にデータを１ページの幅分だけ連続して読
み込んでいく。第１ドット・ライン目を読み終えると、
Ｙ軸方向の第２ドット・ライン目を同様にして読み込
む。以降、これを最終ドット・ラインまで１ページの長
さ分だけ繰り返す。
分のドット・パターンを作成し終えると、１ページの幅
や長さなどの情報をＤＭＡＣ５とＥＩＣ１１とにそれぞ
れセットして起動をかける。起動をかけられたＤＭＡＣ
５は、ＢＭＭ４から１ページ分のデータを連続して読み
込み始める。データの読み込み順序は、通常印刷と面回
転印刷とで同じである。このときのデータの読み込み順
序を図５を用いて説明する。ＤＭＡＣ５は、まず、原点
のデータａを読み込み、次いで、データｂからデータｃ
までＸ軸方向にデータを１ページの幅分だけ連続して読
み込んでいく。第１ドット・ライン目を読み終えると、
Ｙ軸方向の第２ドット・ライン目を同様にして読み込
む。以降、これを最終ドット・ラインまで１ページの長
さ分だけ繰り返す。
【０００５】ＤＭＡＣ５によって読み込まれたデータ
は、２組のシフト・レジスタ６，７によって交互にシリ
アライズされる。これを図６を用いて説明する。例え
ば、ＢＭＭ４は８ビット×８ビットの構成で、ワードは
４ビットとすると、ＤＭＡＣ５によって読み込まれたデ
ータは、まずシフト・レジスタ６へ入力される。シフト
・レジスタ６は入力されたデータをシフトすることによ
ってシリアル・データに変換し、ビットａ１からビット
ａ４の順で出力する。ＤＭＡＣ５は、シフト・レジスタ
６がシリアライズしている間に、ＢＭＭ４から次のデー
タを読み込み、それをシフト・レジスタ７へ出力する。
シフト・レジスタ７は、シフト・レジスタ６のシリアラ
イズが終了すると、入力されているデータのシリアライ
ズを開始してビットｂ１からビットｂ４の順で出力す
る。以降、シフト・レジスタ６とシフト・レジスタ７が
交互にシリアライズを実行する。
は、２組のシフト・レジスタ６，７によって交互にシリ
アライズされる。これを図６を用いて説明する。例え
ば、ＢＭＭ４は８ビット×８ビットの構成で、ワードは
４ビットとすると、ＤＭＡＣ５によって読み込まれたデ
ータは、まずシフト・レジスタ６へ入力される。シフト
・レジスタ６は入力されたデータをシフトすることによ
ってシリアル・データに変換し、ビットａ１からビット
ａ４の順で出力する。ＤＭＡＣ５は、シフト・レジスタ
６がシリアライズしている間に、ＢＭＭ４から次のデー
タを読み込み、それをシフト・レジスタ７へ出力する。
シフト・レジスタ７は、シフト・レジスタ６のシリアラ
イズが終了すると、入力されているデータのシリアライ
ズを開始してビットｂ１からビットｂ４の順で出力す
る。以降、シフト・レジスタ６とシフト・レジスタ７が
交互にシリアライズを実行する。
【０００６】セレクタ１０は、シフト・レジスタ６とシ
フト・レジスタ７から入力されるデータのうちシリアラ
イズを実行しているシフト・レジスタから入力されるデ
ータをセレクトする。ＥＩＣ１１は、プリンタ・エンジ
ンとのインタフェースをコントロールするとともに、セ
レクタ１０から入力されるデータをプリンタ・エンジン
へ出力する。
フト・レジスタ７から入力されるデータのうちシリアラ
イズを実行しているシフト・レジスタから入力されるデ
ータをセレクトする。ＥＩＣ１１は、プリンタ・エンジ
ンとのインタフェースをコントロールするとともに、セ
レクタ１０から入力されるデータをプリンタ・エンジン
へ出力する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来のページ・プリン
タのコントローラは以上のように構成されているので、
通常印刷の場合、フォント・データやラスタ・イメージ
・データはワード単位でＢＭＭ４に書き込めるが、面回
転印刷の場合にフォント・データは、いったん回転補助
回路３で９０°回転してからでなければＢＭＭ４に書き
込むことができず、また、ラスタ・イメージ・データは
ビット単位でなければＢＭＭ４に書き込むことができな
いので、面回転印刷時は通常印刷時に比べＢＭＭ４への
ドット・パターンの展開に時間がかかり、印刷速度が低
下するという問題点があった。
タのコントローラは以上のように構成されているので、
通常印刷の場合、フォント・データやラスタ・イメージ
・データはワード単位でＢＭＭ４に書き込めるが、面回
転印刷の場合にフォント・データは、いったん回転補助
回路３で９０°回転してからでなければＢＭＭ４に書き
込むことができず、また、ラスタ・イメージ・データは
ビット単位でなければＢＭＭ４に書き込むことができな
いので、面回転印刷時は通常印刷時に比べＢＭＭ４への
ドット・パターンの展開に時間がかかり、印刷速度が低
下するという問題点があった。
【０００８】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたものであり、面回転印刷でも通常印刷と同じ速
度で印刷ができるページ・プリンタのコントローラを提
供することを目的としている。
なされたものであり、面回転印刷でも通常印刷と同じ速
度で印刷ができるページ・プリンタのコントローラを提
供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明に係るページ・
プリンタのコントローラは、ＢＭＭからＸ軸方向にアド
レスを連続に発生してデータを読み込むだけでなくＹ軸
方向にもアドレスを連続に発生してデータを読み込むこ
とができるＤＭＡＣと、ＤＭＡＣで読み込まれたデータ
をシフトすることでシリアル・データに変換する２組の
シフト・レジスタと、それぞれがワードと同じビット幅
とＢＭＭの幅と同じビット長とを有しＤＭＡＣによって
読み込まれたデータを１ワード・ライン分バッファリン
グし出力データを１ビットシフトしながら再入力する２
組のライン・バッファと、上記２組のシフト・レジスタ
と上記２組のライン・バッファからの入力データをセレ
クトして出力するセレクタとを備えたものである。
プリンタのコントローラは、ＢＭＭからＸ軸方向にアド
レスを連続に発生してデータを読み込むだけでなくＹ軸
方向にもアドレスを連続に発生してデータを読み込むこ
とができるＤＭＡＣと、ＤＭＡＣで読み込まれたデータ
をシフトすることでシリアル・データに変換する２組の
シフト・レジスタと、それぞれがワードと同じビット幅
とＢＭＭの幅と同じビット長とを有しＤＭＡＣによって
読み込まれたデータを１ワード・ライン分バッファリン
グし出力データを１ビットシフトしながら再入力する２
組のライン・バッファと、上記２組のシフト・レジスタ
と上記２組のライン・バッファからの入力データをセレ
クトして出力するセレクタとを備えたものである。
【００１０】
【作用】この発明におけるページ・プリンタのコントロ
ーラは、面回転印刷の場合、ＤＭＡＣによってＢＭＭか
らＹ軸方向にワード単位でデータを連続して読み込み、
それをライン・バッファに１ライン分バッファリング
し、ライン・バッファで出力データをシフトして１ビッ
トデータを出力してから出力データをライン・バッファ
に再入力させることにより、ドット・パターンをＢＭＭ
から読み込んだ後で回転させることとした。
ーラは、面回転印刷の場合、ＤＭＡＣによってＢＭＭか
らＹ軸方向にワード単位でデータを連続して読み込み、
それをライン・バッファに１ライン分バッファリング
し、ライン・バッファで出力データをシフトして１ビッ
トデータを出力してから出力データをライン・バッファ
に再入力させることにより、ドット・パターンをＢＭＭ
から読み込んだ後で回転させることとした。
【００１１】なお、本願発明に関連ある先行技術として
は、例えば、特開昭６１−１４０９８６号公報「文字回
転装置」，特開昭６３−２９６９５１号公報「プリン
タ」，特開昭６３−３１２１６３号公報「プリンタ装
置」，特開昭６４−７７５４６号公報「ページプリン
タ」などが存在する。本願発明は、面回転印刷時には、
ライン・バッファで出力データをシフトして１ビットデ
ータを出力してから出力データをライン・バッファに再
入力させることにより、ドット・パターンをＢＭＭから
読み込んだ後で回転させることを要旨とし、これら先行
技術とは異なる。
は、例えば、特開昭６１−１４０９８６号公報「文字回
転装置」，特開昭６３−２９６９５１号公報「プリン
タ」，特開昭６３−３１２１６３号公報「プリンタ装
置」，特開昭６４−７７５４６号公報「ページプリン
タ」などが存在する。本願発明は、面回転印刷時には、
ライン・バッファで出力データをシフトして１ビットデ
ータを出力してから出力データをライン・バッファに再
入力させることにより、ドット・パターンをＢＭＭから
読み込んだ後で回転させることを要旨とし、これら先行
技術とは異なる。
【００１２】
実施例１．以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図１はこの発明の一実施例を示すブロック図であ
り、図において、１は制御コードや文字コードなどの印
刷情報からメモリ上にページ単位でドット・パターンを
作成する処理を制御するＣＰＵ、２はフォント・データ
を記憶するフォント・メモリ、４は印刷情報をフォント
・データなどのドット・パターンで記憶するＢＭＭであ
る。
する。図１はこの発明の一実施例を示すブロック図であ
り、図において、１は制御コードや文字コードなどの印
刷情報からメモリ上にページ単位でドット・パターンを
作成する処理を制御するＣＰＵ、２はフォント・データ
を記憶するフォント・メモリ、４は印刷情報をフォント
・データなどのドット・パターンで記憶するＢＭＭであ
る。
【００１３】５はＤＭＡＣで、ＢＭＭ４からＸ軸方向に
アドレスを連続に発生してデータを読み込むだけでな
く、Ｙ軸方向にアドレスを連続に発生してデータを読み
込む動作を行う。６と７はそれぞれＤＭＡＣ５によって
読み込まれたデータをシフトすることによってシリアル
・データに変換する２組のシフト・レジスタである。８
と９は２組のライン・バッファで、例えばファースト・
イン・ファースト・アウト（ＦＩＦＯ）メモリで構成さ
れ、それぞれがワードと同じビット幅と、ＢＭＭ４の幅
と同じビット長を有し、ＤＭＡＣ５によって読み込まれ
たデータを１ライン分バッファリングする動作を行う。
１０はセレクタで、２組のシフト・レジスタ６，７と２
組のライン・バッファ８，９からの入力データをセレク
トする。１１は図示されないプリンタ・エンジンとのイ
ンタフェースをコントロールするとともにセレクタ１０
からの入力データをプリンタ・エンジンへ出力するＥＩ
Ｃである。
アドレスを連続に発生してデータを読み込むだけでな
く、Ｙ軸方向にアドレスを連続に発生してデータを読み
込む動作を行う。６と７はそれぞれＤＭＡＣ５によって
読み込まれたデータをシフトすることによってシリアル
・データに変換する２組のシフト・レジスタである。８
と９は２組のライン・バッファで、例えばファースト・
イン・ファースト・アウト（ＦＩＦＯ）メモリで構成さ
れ、それぞれがワードと同じビット幅と、ＢＭＭ４の幅
と同じビット長を有し、ＤＭＡＣ５によって読み込まれ
たデータを１ライン分バッファリングする動作を行う。
１０はセレクタで、２組のシフト・レジスタ６，７と２
組のライン・バッファ８，９からの入力データをセレク
トする。１１は図示されないプリンタ・エンジンとのイ
ンタフェースをコントロールするとともにセレクタ１０
からの入力データをプリンタ・エンジンへ出力するＥＩ
Ｃである。
【００１４】図２は、図１に示すライン・バッファ８の
周辺を示す構成図であり、図において、１２はＤＭＡＣ
５からの入力データのゲート、１３はライン・バッファ
８からの再入力データのゲートであり、セレクタ１０へ
は出力データのうち１ビットだけが出力され、ゲート１
３へは出力データを１ビットシフトした出力データが入
力される接続となっている。なお、ライン・バッファ９
の周辺の構成も図２に示す構成と同様である。
周辺を示す構成図であり、図において、１２はＤＭＡＣ
５からの入力データのゲート、１３はライン・バッファ
８からの再入力データのゲートであり、セレクタ１０へ
は出力データのうち１ビットだけが出力され、ゲート１
３へは出力データを１ビットシフトした出力データが入
力される接続となっている。なお、ライン・バッファ９
の周辺の構成も図２に示す構成と同様である。
【００１５】次にこの実施例の動作について説明する。
ＣＰＵ１は、図示されない上位装置から制御コードや文
字コードなどの印刷情報を受け取ると、受け取った印刷
情報に従いフォント・メモリ２からフォント・データを
読み込み、それを通常印刷と面回転印刷との区別なく、
そのままＢＭＭ４に書き込む。従って、フォント・デー
タは、通常印刷の場合は図３に示すように、また、面回
転印刷の場合は図４に示すように、ＢＭＭ４に展開され
る。そして、ＣＰＵ１は、ＢＭＭ４に１ページ分のドッ
ト・パターンを作成し終えると、１ページの幅や長さな
どの情報をＤＭＡＣ５とＥＩＣ１１にそれぞれセットし
て起動をかける。以降のＢＭＭ４からのデータの読み込
み、および、そのデータのシリアライズまでの動作は、
通常印刷時と面回転印刷時とでは異なるので、以下、そ
れぞれについて説明する。
ＣＰＵ１は、図示されない上位装置から制御コードや文
字コードなどの印刷情報を受け取ると、受け取った印刷
情報に従いフォント・メモリ２からフォント・データを
読み込み、それを通常印刷と面回転印刷との区別なく、
そのままＢＭＭ４に書き込む。従って、フォント・デー
タは、通常印刷の場合は図３に示すように、また、面回
転印刷の場合は図４に示すように、ＢＭＭ４に展開され
る。そして、ＣＰＵ１は、ＢＭＭ４に１ページ分のドッ
ト・パターンを作成し終えると、１ページの幅や長さな
どの情報をＤＭＡＣ５とＥＩＣ１１にそれぞれセットし
て起動をかける。以降のＢＭＭ４からのデータの読み込
み、および、そのデータのシリアライズまでの動作は、
通常印刷時と面回転印刷時とでは異なるので、以下、そ
れぞれについて説明する。
【００１６】まず、通常印刷の場合について説明する。
起動をかけられたＤＭＡＣ５は、ＢＭＭ４から１ページ
分のデータを連続して読み込み始める。このときのデー
タの読み込み順序を図５を用いて説明する。ＤＭＡＣ５
は、まず、原点のデータａを読み込み、次いで、データ
ｂからデータｃまでＸ軸方向にデータを１ページの幅分
だけ連続して読み込んでいく。ＤＭＡＣ５は、このよう
にして第１ドット・ライン目を読み終えると、Ｙ軸方向
の第２ドット・ライン目を同様に読み込む。以降、これ
を最終ドット・ラインまで１ページの長さ分だけ繰り返
す。
起動をかけられたＤＭＡＣ５は、ＢＭＭ４から１ページ
分のデータを連続して読み込み始める。このときのデー
タの読み込み順序を図５を用いて説明する。ＤＭＡＣ５
は、まず、原点のデータａを読み込み、次いで、データ
ｂからデータｃまでＸ軸方向にデータを１ページの幅分
だけ連続して読み込んでいく。ＤＭＡＣ５は、このよう
にして第１ドット・ライン目を読み終えると、Ｙ軸方向
の第２ドット・ライン目を同様に読み込む。以降、これ
を最終ドット・ラインまで１ページの長さ分だけ繰り返
す。
【００１７】ＤＭＡＣ５によって読み込まれたデータ
は、２組のシフト・レジスタ６，７によって交互にシリ
アライズされる。これを図６を用いて説明する。例え
ば、ＢＭＭ４は図６に示すような８ビット×８ビットの
構成で、ワードは４ビットとすると、ＤＭＡＣ５によっ
て読み込まれたデータは、まずシフト・レジスタ６へ入
力される。シフト・レジスタ６は入力されたデータをシ
フトすることによってシリアル・データに変換し、ビッ
ドａ１からビットａ４の順で出力する。ＤＭＡＣ５は、
シフト・レジスタ６がシリアライズしている間に、ＢＭ
Ｍ４から次のデータを読み込み、それをシフト・レジス
タ７へ出力する。シフト・レジスタ７は、シフト・レジ
スタ６のシリアライズが終了すると、入力されているデ
ータのシリアライズを開始してビットｂ１からビットｂ
４の順で出力する。以降、シフト・レジスタ６とシフト
・レジスタ７が交互にシリアライズを実行する。
は、２組のシフト・レジスタ６，７によって交互にシリ
アライズされる。これを図６を用いて説明する。例え
ば、ＢＭＭ４は図６に示すような８ビット×８ビットの
構成で、ワードは４ビットとすると、ＤＭＡＣ５によっ
て読み込まれたデータは、まずシフト・レジスタ６へ入
力される。シフト・レジスタ６は入力されたデータをシ
フトすることによってシリアル・データに変換し、ビッ
ドａ１からビットａ４の順で出力する。ＤＭＡＣ５は、
シフト・レジスタ６がシリアライズしている間に、ＢＭ
Ｍ４から次のデータを読み込み、それをシフト・レジス
タ７へ出力する。シフト・レジスタ７は、シフト・レジ
スタ６のシリアライズが終了すると、入力されているデ
ータのシリアライズを開始してビットｂ１からビットｂ
４の順で出力する。以降、シフト・レジスタ６とシフト
・レジスタ７が交互にシリアライズを実行する。
【００１８】次に、面回転印刷の場合について説明す
る。起動をかけられたＤＭＡＣ５は、ＢＭＭ４から１ペ
ージ分のデータを連続して読み込み始める。このときの
データの読み込み順序を図７を用いて説明する。ＤＭＡ
Ｃ５は、まず、Ｙ軸方向で原点と反対側のデータｊを読
み込み、次いで、データｋからデータｌまでＹ軸方向に
データを１ページの幅分だけ連続して読み込んでいく。
そして、ＤＭＡＣ５は、このようにして第１ワード・ラ
イン目を読み終えると、Ｘ軸方向の第２ワード・ライン
目を同様に読み込む。以降、これを最終ワード・ライン
まで１ページの長さ分だけ繰り返す。
る。起動をかけられたＤＭＡＣ５は、ＢＭＭ４から１ペ
ージ分のデータを連続して読み込み始める。このときの
データの読み込み順序を図７を用いて説明する。ＤＭＡ
Ｃ５は、まず、Ｙ軸方向で原点と反対側のデータｊを読
み込み、次いで、データｋからデータｌまでＹ軸方向に
データを１ページの幅分だけ連続して読み込んでいく。
そして、ＤＭＡＣ５は、このようにして第１ワード・ラ
イン目を読み終えると、Ｘ軸方向の第２ワード・ライン
目を同様に読み込む。以降、これを最終ワード・ライン
まで１ページの長さ分だけ繰り返す。
【００１９】ＤＭＡＣ５によって読み込まれたデータ
は、２組のライン・バッファ８，９によって交互にシリ
アライズされる。これを図８を用いて説明する。例え
ば、ＢＭＭ４は図８に示すように８ビット×８ビットの
構成で、ワードは４ビットとした場合、ＤＭＡＣ５によ
って読み込まれ始めたデータは、まずライン・バッファ
８へ入力され始める。そして、ライン・バッファ８に１
ライン分バッファリングされると、データが出力され始
める。
は、２組のライン・バッファ８，９によって交互にシリ
アライズされる。これを図８を用いて説明する。例え
ば、ＢＭＭ４は図８に示すように８ビット×８ビットの
構成で、ワードは４ビットとした場合、ＤＭＡＣ５によ
って読み込まれ始めたデータは、まずライン・バッファ
８へ入力され始める。そして、ライン・バッファ８に１
ライン分バッファリングされると、データが出力され始
める。
【００２０】そして、セレクタ１０へのデータの出力
は、始めにビットｏ１の１ビットだけが出力され、シフ
トされたデータがライン・バッファ８へ再入力される。
このようにしてビットｍ１からビットａ１の順で１ビッ
トずつ出力され、ビットａ１まで出力されると、次に再
入力されたデータから１ビットづつビットｏ２からビッ
トａ２までが出力され、次にビットｏ３からビットａ３
までが、最後にビットｏ４からビットａ４までが出力さ
れる。
は、始めにビットｏ１の１ビットだけが出力され、シフ
トされたデータがライン・バッファ８へ再入力される。
このようにしてビットｍ１からビットａ１の順で１ビッ
トずつ出力され、ビットａ１まで出力されると、次に再
入力されたデータから１ビットづつビットｏ２からビッ
トａ２までが出力され、次にビットｏ３からビットａ３
までが、最後にビットｏ４からビットａ４までが出力さ
れる。
【００２１】ＤＭＡＣ５は、ライン・バッファ８がシリ
アライズしている間に、ＢＭＭ４から次のデータを読み
込み始め、それをライン・バッファ９へ出力する。ライ
ン・バッファ９は、ライン・バッファ８のシリアライズ
が終了すると、入力されているデータのシリアライズを
開始してビットｐ１からビットｂ４の順で出力する。以
降、ライン・バッファ８とライン・バッファ９が交互に
シリアライズを実行する。
アライズしている間に、ＢＭＭ４から次のデータを読み
込み始め、それをライン・バッファ９へ出力する。ライ
ン・バッファ９は、ライン・バッファ８のシリアライズ
が終了すると、入力されているデータのシリアライズを
開始してビットｐ１からビットｂ４の順で出力する。以
降、ライン・バッファ８とライン・バッファ９が交互に
シリアライズを実行する。
【００２２】セレクタ１０は、シフト・レジスタ６，シ
フト・レジスタ７，ライン・バッファ８，およびライン
・バッファ９から入力されるデータのうち、シリアライ
ズを実行しているものから入力されるデータをセレクト
する。ＥＩＣ１１は、プリンタ・エンジンとのインタフ
ェースをコントロールするとともに、セレクタ１０から
入力されるデータをプリンタ・エンジンへ出力する。
フト・レジスタ７，ライン・バッファ８，およびライン
・バッファ９から入力されるデータのうち、シリアライ
ズを実行しているものから入力されるデータをセレクト
する。ＥＩＣ１１は、プリンタ・エンジンとのインタフ
ェースをコントロールするとともに、セレクタ１０から
入力されるデータをプリンタ・エンジンへ出力する。
【００２３】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、面回転
印刷のときはドット・パターンをＢＭＭから読み込んだ
後で回転することにより、面回転印刷でも通常印刷と同
じ速度で印刷が行えるという効果がある。
印刷のときはドット・パターンをＢＭＭから読み込んだ
後で回転することにより、面回転印刷でも通常印刷と同
じ速度で印刷が行えるという効果がある。
【図１】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１に示すライン・バッファ８あるいは９周辺
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図３】通常印刷時におけるフォント・データのＢＭＭ
への展開を示す図である。
への展開を示す図である。
【図４】この発明の一実施例の面回転印刷時におけるフ
ォント・データのＢＭＭへの展開を示す図である。
ォント・データのＢＭＭへの展開を示す図である。
【図５】ＢＭＭからのデータの読み込み順序を示す図で
ある。
ある。
【図６】シフト・レジスタによるシリアライズを示す図
である。
である。
【図７】この発明の一実施例における面回転印刷時のＢ
ＭＭからのデータの読み込み順序を示す図である。
ＭＭからのデータの読み込み順序を示す図である。
【図８】この発明の一実施例におけるライン・バッファ
によるシリアライズを示す図である。
によるシリアライズを示す図である。
【図９】従来のコントローラを示すブロック図である。
【図１０】従来のコントローラにおける面回転印刷時の
フォント・データのＢＭＭへの展開を示す図である。
フォント・データのＢＭＭへの展開を示す図である。
１ ＣＰＵ ２ フォント・メモリ ４ ビット・マップ・メモリ（ＢＭＭ） ５ ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ（Ｄ
ＭＡＣ） ６ シフト・レジスタ ７ シフト・レジスタ ８ ライン・バッファ ９ ライン・バッファ １０ セレクタ １１ エンジン・インタフェース・コントローラ（ＥＩ
Ｃ） １２ ゲート １３ ゲート
ＭＡＣ） ６ シフト・レジスタ ７ シフト・レジスタ ８ ライン・バッファ ９ ライン・バッファ １０ セレクタ １１ エンジン・インタフェース・コントローラ（ＥＩ
Ｃ） １２ ゲート １３ ゲート
Claims (1)
- 【請求項１】 制御コードや文字コードなどの印刷情報
からドット・パターンを作成して通常印刷および面回転
印刷を行うページ・プリンタのコントローラにおいて、 ビット・マップ・メモリ（以下、ＢＭＭと略記する）か
らＸ軸方向にアドレスを連続に発生してデータを読み込
むだけでなくＹ軸方向にもアドレスを連続に発生してデ
ータを読み込むことができるダイレクト・メモリ・アク
セス・コントローラ（以下、ＤＭＡＣと略記する）と、 このＤＭＡＣで読み込まれたデータをシフトすることで
シリアル・データに変換する２組のシフト・レジスタ
と、 それぞれがワードと同じビット幅と上記ＢＭＭのビット
幅と同じビット長を有し、上記ＤＭＡＣによって読み込
まれたデータを１ワード・ライン分バッファリングし、
出力データを１ビットシフトしながら再入力する２組の
ライン・バッファと、 上記２組のシフト・レジスタと上記２組のライン・バッ
ファからの入力データをセレクトして出力するセレクタ
とを備え、 面回転印刷のときにはドット・パターンをＢＭＭから読
み込んだ後で回転することを特徴とするページ・プリン
タのコントローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4019843A JPH05212915A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | ページ・プリンタのコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4019843A JPH05212915A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | ページ・プリンタのコントローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05212915A true JPH05212915A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12010549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4019843A Pending JPH05212915A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | ページ・プリンタのコントローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05212915A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003237149A (ja) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | Canon Inc | 描画処理装置および描画処理方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラム |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP4019843A patent/JPH05212915A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003237149A (ja) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | Canon Inc | 描画処理装置および描画処理方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラム |
| JP4695815B2 (ja) * | 2002-02-22 | 2011-06-08 | キヤノン株式会社 | 描画処理装置および描画処理方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラム |
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