JPH05212903A - 発光装置 - Google Patents

発光装置

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JPH05212903A
JPH05212903A JP914492A JP914492A JPH05212903A JP H05212903 A JPH05212903 A JP H05212903A JP 914492 A JP914492 A JP 914492A JP 914492 A JP914492 A JP 914492A JP H05212903 A JPH05212903 A JP H05212903A
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JP
Japan
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circuit
led
emitting device
current control
light emitting
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JP914492A
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English (en)
Inventor
Masaru Takahashi
勝 高橋
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Eastman Kodak Japan Ltd
Original Assignee
Eastman Kodak Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各LED間に生じる発光出力のばらつきを抑
制し、高品位な画像印字出力を可能とするLEDアレイ
用発光装置を提供する。 【構成】 各LEDの電流補正のデータがタイミング発
生回路で順次選ばれ、D/A変換回路12に入力され、
アナログ電圧値に変換される。この動作と同期してトラ
ンスファーゲート16が順次ONされると、このアナロ
グ電圧値がコンデンサ17に順次チャージされ保持され
る。一方、ストローブ回路5からの出力信号によりスイ
ッチ回路6内のトランスファーゲート7をON/OFF
し、コンデンサ17にチャージされた各LED毎のアナ
ログ電圧値をV/I変換回路9に出力し、LEDアレイ
2を補正された電流で駆動する。すなわち光出力の均一
化を単一のD/A変換回路12で達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発光装置、特に電子写真
式の光プリンタに適用されるLEDアレイを用いた発光
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電子写真方式の光プリンタとし
てはレーザ光を光源とするものが知られているが、近年
LEDアレイを発光光源とする光プリンタが提案されて
いる。このような光プリンタにおいてはLEDアレイの
発光を適宜変調して感光体上に結像させるための発光装
置を用いる必要がある。
【0003】図5は係る従来の発光装置の概略構成図で
ある。図において、52はマザーボード、54は入力ボ
ード、55は入力コネクタ、53はマザーボード52上
に組み立てられたスプレッダーボード、1はマザーボー
ド52上に組み立てられたLEDアレイ駆動集積回路で
あり、2はマザーボード52上に組み立てられたLED
アレイである。
【0004】ここで、LEDアレイ2は1チップ中に百
数十個のLEDを配列させてなり、プリントする紙の幅
に合わせて1列に並べられている。そして入力ボード5
4とスプレッダーボード53、スプレッダーボード53
とLEDアレイ駆動集積回路1、LEDアレイ駆動集積
回路1とLEDアレイ2はワイヤーボンディング51に
よって電気的に接続されている。
【0005】また、図示してはいないが、LEDアレイ
2の上方に収束性ロッドレンズアレイが配置され、LE
Dアレイ2からの光をプリンタ装置内の感光体に結像す
る構造となっている。
【0006】図6には従来の発光装置に用いられている
LEDアレイ駆動集積回路1の内部構成図が示されてい
る。3はシフトレジスタ回路、4はラッチ回路、5はス
トローブ回路、8は駆動回路である。また、100はク
ロックパッド、101はプリントデータ入力パッド、1
02はプリントデータ出力パッド、103はラッチパッ
ド、104はストローブパッド、105は出力パッドで
ある。
【0007】ここで、プリントデータ入力パッド10
1、プリントデータ出力パッド102、ラッチパッド1
03、ストローブパッド104、クロックパッド100
はワイヤーボンディング51によってスプレッダーボー
ド53に接続され、出力パッド105はワイヤーボンデ
ィング51によってLEDアレイ2に接続される。
【0008】以上のような構成において、次にその動作
を説明する。
【0009】この装置に外部から与えられる電源並びに
駆動用直列データ信号、クロック信号、制御信号は入力
コネクタ55、入力ボード54をへてスプレッダーボー
ド53に伝えられ、さらにスプレッダーボード53より
各LEDアレイ駆動集積回路1に伝えられる。LEDア
レイ駆動集積回路1は直列入力された駆動データ、すな
わち発光データを並列化し、制御信号によりLEDアレ
イ2の各LEDを駆動、発光させる。
【0010】次にLEDアレイ駆動集積回路1の動作を
さらに詳しく図6を用いて説明する。駆動用直列データ
信号は、スプレッダーボード53からシフトレジスタ回
路3のプリントデータ入力パッド101に入力され、ス
プレッダーボード53からクロックパッド100に入力
されたクロック信号によってシフトレジスタ回路3内を
左から右に転送される。そして、シフトレジスタ回路3
の右に転送されたプリントデータ信号はプリントデータ
出力パッド102からスプレッダーボード53を経て右
隣のLEDアレイ駆動集積回路1のプリントデータ入力
パッド101に入力される。プリントデータ信号はプリ
ンタの1ライン分揃った時点でラッチ回路4にてラッチ
パッド14から入力された制御信号によってラッチされ
る。ラッチされた時点で各LEDのON/OFFデータ
が揃ったことになる。
【0011】そして、ラッチされた信号はストローブ回
路5にてストローブパッド104から入力された制御信
号によって通電時間すなわち露光時間が決定される。ス
トローブ回路5を出た各チャンネルの露光信号は、駆動
回路8でLEDを規定の駆動電流で動作するように変換
され、LEDアレイ2の各LEDを駆動、発光する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の発
光装置において、ヘッド内の各LEDの光出力の分布を
観測すると、図7のようになる。図7において、1番目
のLEDアレイからn番目のLEDアレイにおいて、各
LEDアレイの光出力は、大きなばらつきを生じてい
る。従って、この状態で印字を行うと、画像品質の悪い
プリントが行われる。特に中間調をプリントしようとす
るとこのばらつきは大問題となる。
【0013】そこで、従来の発光装置においては、LE
Dアレイ2を選別によって同電流で光出力が一定なもの
を選びだしで使用したり、LEDアレイ駆動集積回路1
を選別によって出力チャンネル間で出力電流のばらつき
が少ないものを選びだして使用していた。また、もう1
つの方法として、LEDアレイ駆動集積回路1に出力電
流制御回路を設け、外部からLEDアレイチップ単位の
補正を行うという方式もあった。これら2つの方法でL
ED光出力を均一にしようとすると、図8で示したよう
な、光出力分布となる。LEDチップ単位の均一化であ
るので、各LED間のばらつきに関しては、補正できな
いという欠点がある。さらに選別で光出力の均一化を行
おうとすると、LEDアレイチップ及びLEDアレイ駆
動集積回路の歩留りが問題となり、発光装置のコストの
上昇につながるという問題がある。LEDアレイ駆動集
積回路1に出力電流制御回路を設け、外部からLEDア
レイチップの補正を行おうとすると、補正のための可変
抵抗器をスプレッダーボード内に取り付けなければなら
ず、装置の小型化ができなくなるという問題点もある。
【0014】また、個々のLEDの光出力の均一化のた
めの補正を、LEDアレイ駆動集積回路1内の各々の駆
動回路の電流を変えて行おうとする考えもあるが、この
場合、各駆動チャンネル毎にD/A変換回路をいれる必
要がある。例えば、LEDアレイ駆動集積回路1チップ
で128チャンネルのLEDをそれぞれ6ビットで制御
するとすると、128個の6ビットD/A変換回路を1
チップ内に入れることになり、チップが大型化しコスト
の面で実現が非常に困難とされてきた。
【0015】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、各LED間に生じる発光出力
のばらつきを抑制して、高品位な画像印字出力が行え、
かつ構成が簡易化された発光装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発光装置は、複数のLED素子を配
列させてなるLEDアレイと、このLEDアレイ近傍に
配置され前記LED素子を駆動するLEDアレイ駆動集
積回路チップとを含む発光装置において、前記LEDア
レイ駆動集積回路チップには、前記各LED素子毎の動
作電流を制御するための電流制御データを入力し保持す
る保持回路と、この保持回路に保持された前記電流制御
データを各LED素子毎に順次選択出力する切り換え回
路と、この切り換え回路から順次出力される前記電流制
御データを電流制御電圧に変換して出力するD/A変換
回路と、このD/A変換回路からの前記電流制御電圧を
保持するサンプルホールド回路と、このサンプルホール
ド回路に保持された前記電流制御電圧を各LED素子の
オンオフを決定する点灯信号に基づき次段に伝えるスイ
ッチ回路と、このスイッチ回路からの前記電流制御電圧
に基づき前記各LED素子に駆動電流を供給する駆動回
路と、が一体的に組み込まれ、各LED素子毎に駆動電
流を変化させることを特徴とする。
【0017】また、上記目的を達成するために、請求項
2記載の発光装置は、前述した請求項2記載の発光装置
において、前記LEDアレイ駆動集積回路チップはさら
に、前記切り換え回路と前記サンプルホールド回路の動
作タイミングの同期をとるためのタイミング発生回路が
一体的に組み込まれることを特徴とする。
【0018】また、上記目的を達成するために、請求項
3記載の発光装置は、前述した請求項1または請求項2
記載の発光装置において、前記LEDアレイ駆動集積回
路チップはさらに、前記各LED素子の発光時間を各L
ED素子毎に制御するパルス幅変調回路が一体的に組み
込まれることを特徴とする。
【0019】さらに、上記目的を達成するために、請求
項4記載の発光装置は、前述した請求項1または請求項
2または請求項3記載の発光装置において、前記サンプ
ルホールド回路は、前記D/A変換回路からの前記電流
制御電圧を緩衝増幅して出力する演算増幅回路と、この
演算増幅回路からの前記電流制御電圧を前記各LED素
子毎にオンオフ制御するトランスファーゲートと、この
トランスファーゲートからの前記電流制御電圧を前記各
LED素子毎に蓄積するコンデンサと、を含むことを特
徴とする。
【0020】
【作用】上記構成によれば、LEDアレイ駆動集積回路
チップ内に1個のD/A変換回路と駆動出力チャンネル
分のサンプルホールド回路を内蔵することで、回路規模
を少なくし、チップの大きさを抑制しつつ、各LED毎
の発光出力の補正を行えるので、コスト的に実現可能
で、かつ、高品位な画像プリント出力が実現される。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の好適な実
施例を説明する。
【0022】第1実施例 図1は、この発明の第1実施例に係る発光装置内におけ
るLED駆動集積回路1の定電流駆動回路1の回路構成
を示し、図2はこの集積回路内の各チャンネル単位の電
流制御機能を模式的に説明したものである。
【0023】図1において、1はLEDアレイ駆動集積
回路、2はLEDアレイ、3はシフトレジスタ、4はラ
ッチ回路、5はストローブ回路、6はスイッチ回路、7
はトランスファーゲート、8は駆動回路、9はV/I変
換回路、10は第2のシフトレジスタ、11は第2のラ
ッチ回路、12はD/A変換回路、13はタイミング発
生回路、14はサンプルホールド回路、15は演算増幅
回路、16は第2のトランスファーゲート、17はコン
デンサ、18は切換回路、100はクロックパッド、1
01はプリントデータ入力パッド、102はプリントデ
ータ出力パッド、103はラッチパッド、104はスト
ローブパット、105は出力パッド、106は電流値デ
ータ入力パッド、107は電流値データ出力パッド、1
08は電流値データラッチパッドである。
【0024】そして、クロックパッド100、プリント
データ入力パッド101、プリントデータ出力パッド1
02、ラッチパッド103、ストローブパッド104、
出力パッド105、電流値データ入力パッド106、電
流値データ出力パッド107、電流値データラッチパッ
ド108は、ワイヤーボンディングでスプレッダーボー
ド53に電気的に接続され、出力パッド105は各々L
EDアレイ2のLEDに電気的に接続される。
【0025】次に本実施例の動作を説明する。
【0026】LED駆動用直列データ信号は、スプレッ
ダーボード53からシフトレジスタ回路3のプリントデ
ータ入力パッド101に入力され、スプレッダーボード
53からクロックパッド100に入力されたクロック信
号によってシフトレジスタ回路3内を左から右に転送さ
れる。シフトレジスタ回路3の右に転送されたデータ信
号は、プリントデータ出力パッド102からスプレッダ
ーボード53をへて右隣のLEDアレイ駆動集積回路1
のプリントデータ入力パッド101に入力される。この
動作を全てのLEDアレイ駆動集積回路1で行った後、
すなわち、プリンタのプリントデータが1ライン分揃っ
た後、ラッチ回路4にてラッチパッドから入力された制
御信号によってラッチされる。この時点で各LEDのO
N/OFFデータが揃うことになる。ラッチされたプリ
ントデータは、ストローブ回路5において、ストローブ
パッド104から入力された制御信号でONの時間、す
なわち露光時間が決定される。ストローブ回路から出力
された各信号は、スイッチ回路6内のトランスファーゲ
ート7のゲートに入力されトランスファーゲート7をO
N/OFFする。すなわち、ストローブ回路5からの信
号がONのとき、サンプルホールド回路14の出力電圧
値が駆動回路8内のV/I変換回路9に入力され、V/
I変換回路9は印加されたバイアス電圧に基づきそれに
対応した電流を出力パッド105に出力してLEDを発
光させる。またストローブ回路5からの信号がOFFの
ときはトランスファーゲート7は動作せず、サンプルホ
ールド回路14の出力電圧値は駆動回路8内のV/I変
換回路9に入力されず、駆動回路8内のV/I変換回路
9は動作せず電流を出力パッド105に出力せずLED
を発光させない。このように、トランスファーゲート7
はストローブ回路5からの信号がONの時動作し、サン
プルホールド回路14からの電圧値をV/I変換回路9
に伝える機能を行う。
【0027】一方、サンプルホールド回路14等は、L
EDアレイ2内の各LEDに対して、電流による光出力
の均一化、すなわち光出力のばらつきを補正するための
電流制御を行うためのデータを入力してデジタル/アナ
ログ変換を行い、各LEDの電流を決定するための電圧
を出力し保持する機能を持つ。まず、LEDの電流を決
定するためのLED電流データ信号は、スプレッダーボ
ード53から第2のシフトレジスタ回路10の電流値デ
ータ入力パッド106に入力されクロックパッド100
からのクロック信号によって第2のシフトレジスタ回路
10内を左より右に転送される。第2のシフトレジスタ
回路10の右に転送されたデータ信号は、電流値データ
出力パッド107を出てスプレッダーボード53を経て
右隣のLEDアレイ駆動集積回路1の電流値入力パッド
106に入力される。この時のシフトレジスタ回路は、
例えば、128個のLEDを駆動するLEDアレイ駆動
集積回路1の場合を考えると、1LEDにつき4ビット
の電流データを入力する場合、4×128=512ビッ
トのシリアル、パラレル変換シフトレジスタになる。入
力データがプリンタの1ライン分揃ったところで、デー
タは第2のラッチ回路11にて電流値データラッチパッ
ド108から入力される制御信号によってラッチされ
る。この時点で各LED別に電流値のデータが揃うこと
にな。さらにこれらのデータは切換回路18によってL
EDチャンネル毎に順次切り換えられD/A変換回路1
2に入る。D/A変換回路12において電流値のデータ
はアナログの電圧値に変換される。変換された信号は、
サンプールホールド回路14に入力される。
【0028】サンプルホールド回路14は演算増幅回路
15、第2のトランスファーゲート16、コンデンサ1
7よりなり、第2のトランスファーゲート16のゲート
に入力されるタイミング信号によって、演算増幅回路1
5を経て入力される電圧値を取り込み、コンデンサ17
にその情報を蓄え、さらに電圧を演算増幅器15を経て
スイッチ回路6へ出力する機能を行う。タイミング発生
回路13は、切換回路18及び第2のトランスファーゲ
ート16を制御するための制御信号を発生する。
【0029】ここでさらに第2のラッチ回路11からサ
ンプルホールド回路14に至る動作を図2の模式図を使
って詳細に説明する。第2のラッチ回路11の出力は、
各LEDについて4ビットのデータをもっているものと
する。各LEDの切換回路18によって4ビット単位
で、順次切り換えられる。切換は、タイミング発生回路
13からの制御信号によって行われる。切換回路18で
指定された1組のLEDの電流データ(4ビット)はD
/A変換回路12に取り込まれ、入力されたデジタルデ
ータに基づいたアナログ電圧を出力する。このD/A変
換出力電圧は、タイミング発生回路13からの制御信号
によって1LED分の第2のトランスファーゲート16
がONになることにより、コンデンサ17にチャージさ
れる。
【0030】この動作を時系列的に説明すると次のよう
になる。はじめに、第1のLEDチャンネルの4ビット
データがタイミング発生回路で選ばれ、D/A変換回路
12に入力される。4ビットデータはアナログ電圧値に
変換され、各LEDのトランスファーゲート16に伝わ
る。ここでタイミング発生回路13の制御信号は、第1
のLEDチャンネルのゲートをONにする。ゲートがO
Nになると第1のLEDチャンネルのアナログ電圧化さ
れたデータが、コンデンサ17にチャージされる。チャ
ージされた電圧値は再びゲートが開かれるまでその値が
保持され、この電圧値は第1のLEDチャネルのトラン
スファーゲート7に伝えられる。次にタイミング発生回
路13によって第2のLEDチャネルの4ビットデータ
がD/A変換回路12に入力される。先程と同様に4ビ
ットデータはアナログ電圧値に変換され、第2のLED
のトランスファーゲート16に伝わる。ここでタイミン
グ発生回路13の制御信号は、第2のLEDチャネルの
ゲートをONにする。ゲートがONになると第2のLE
Dチャネルのアナログ電圧化されたデータが、コンデン
サ17にチャージされる。チャージされた電圧値は再び
ゲートが開かれるまでその値を保持され、この電圧値は
第2のLEDチャネルのトランスファーゲート7に伝え
られる。この動作、すなわちサンプルホールドをタイミ
ング発生回路13によって順次周期的に繰り返すことに
よって、各コンデンサにチャージされた電荷がつねに一
定になるように動作する。すなわち、サンプルホールド
の効果によって1個のD/A変換回路で各LED個別の
電流値を設定することを可能にしている。
【0031】図3は本発明によりLEDの光出力の均一
化をはかったときの光出力の分布を示す。LED単位で
光出力の補正を行ったため、LEDアレイ単位で光出力
の補正を行った図8の場合に比べて明らかにより一層の
均一化がはかれることを示している。
【0032】第2実施例 図4に本発明の第2実施例のLEDアレイ駆動集積回路
とLEDアレイの構成が示されている。本実施例では、
プリントデータ読出し回路21とパルス幅変調回路22
によって各LEDチャンネル毎に出力時のパルス幅を変
えることによって、中間調(グレースケール)を表現で
きるようにしている。第2のクロックパッドにはパルス
幅を作り出すためのクロック信号を入力する。これらの
機能は、US Patent 4,750,010 “CIRCUIT FOR GENERATI
NG CENTER PULSE WIDTH MODURATED WAVEFORMS AND NON-
IMPACT PRINTER USING SAME ”とUS Patent 4,746,941
“DOT PRINTER WITH TOKEN BIT SELECTION OF DATA LAT
CHING ”に示されている。
【0033】本実施例のように、同じ時間にLED毎に
異なる中間調を作り出そうとする場合、D/A変換回路
12とサンプルホールド回路14によってLEDチャネ
ル毎の電流による光出力のばらつき補正を行うことは、
高品質な画像をプリントする場合に非常に効果的であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来実現が困難であったLEDアレイ駆動集積回路上に
おけるLED毎の電流による光出力の均一化が実現可能
になり、高品位な画像のプリント出力が得られるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る発光装置内のLED
アレイ駆動集積回路の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例における各チャンネル単位
の電流補正機能の説明図である。
【図3】各LED素子の光出力の補正を行った後の光出
力の分布を示す図である。
【図4】第2の実施例のLED駆動集積回路の構成を示
すブロック図である。
【図5】従来のLEDプリンタにおけるプリンタヘッド
の外観を示す模式図である。
【図6】従来のLEDアレイ駆動集積回路の構成を示す
ブロック図である。
【図7】LEDアレイ毎の光出力補正を行う前の光出力
分布を示す説明図である。
【図8】LEDアレイ毎の光出力補正を行なった後の光
出力分布を示す説明図である。
【符号の説明】 1 LEDアレイ駆動集積回路 2 LEDアレイ 3 シフトレジスタ回路 4 ラッチ回路 5 ストローブ回路 6 スイッチ回路 7 トランスファーゲート 8 駆動回路 9 V/I変換回路 10 第2のシフトレジスタ回路 11 第2のラッチ回路 12 D/A変換回路 13 タイミング発生回路 14 サンプルホールド回路 15 演算増幅回路 16 第2のトランスファーゲート 17 コンデンサ 100 クロックパッド回路 101 プリントデータ入力パッド 102 プリントデータ出力パッド 103 ラッチパッド 104 ストローブパッド 105 出力パッド 106 電流値データ入力パッド 107 電流値データ出力パッド 108 電流値データラッチパッド 109 第2のクロックパッド 21 プリントデータ取込み、読出し回路 22 パルス幅変調回路 51 ワイヤボンディング 52 マザーボード 53 スプレッダーボード 54 入力ボード 55 入力コネクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】第1実施例 図1は、この発明の第1実施例に係る発光装置内におけ
るLED駆動集積回路1の回路構成を示し、図2はこの
集積回路内の各チャンネル単位の電流制御機能を模式的
に説明したものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】この動作を時系列的に説明すると次のよう
になる。はじめに、第1のLEDチャンネルの4ビット
データがタイミング発生回路で選ばれ、D/A変換回路
12に入力される。4ビットデータはアナログ電圧値に
変換され、各LEDのサンプルホールド回路14に伝わ
る。ここでタイミング発生回路13の制御信号は、第1
のLEDチャンネルのトランスファーゲート16をON
にする。ゲートがONになると第1のLEDチャンネル
のアナログ電圧化されたデータが、コンデンサ17にチ
ャージされる。チャージされた電圧値は再びゲートが開
かれるまでその値が保持され、この電圧値は第1のLE
Dチャネルのトランスファーゲート7に伝えられる。次
にタイミング発生回路13によって第2のLEDチャネ
ルの4ビットデータがD/A変換回路12に入力され
る。先程と同様に4ビットデータはアナログ電圧値に変
換され、第2のLEDのトランスファーゲート16に伝
わる。ここでタイミング発生回路13の制御信号は、第
2のLEDチャネルのゲートをONにする。ゲートがO
Nになると第2のLEDチャネルのアナログ電圧化され
たデータが、コンデンサ17にチャージされる。チャー
ジされた電圧値は再びゲートが開かれるまでその値を保
持され、この電圧値は第2のLEDチャネルのトランス
ファーゲート7に伝えられる。この動作、すなわちサン
プルホールドをタイミング発生回路13によって順次周
期的に繰り返すことによって、各コンデンサにチャージ
された電荷がつねに一定になるように動作する。すなわ
ち、サンプルホールドの効果によって1個のD/A変換
回路で各LED個別の電流値を設定することを可能にし
ている。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/036 A 9070−5C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のLED素子を配列させてなるLE
    Dアレイと、このLEDアレイ近傍に配置され前記LE
    D素子を駆動するLEDアレイ駆動集積回路チップとを
    含む発光装置において、 前記LEDアレイ駆動集積回路チップには、 前記各LED素子毎の動作電流を制御するための電流制
    御データを入力し保持する入力保持回路と、 この入力保持回路に保持された前記電流制御データを各
    LED素子毎に順次選択出力する切り換え回路と、 この切り換え回路から順次出力される前記電流制御デー
    タを電流制御電圧に変換して出力するD/A変換回路
    と、 このD/A変換回路からの前記電流制御電圧を保持する
    サンプルホールド回路と、 このサンプルホールド回路に保持された前記電流制御電
    圧を各LED素子のオンオフを決める点灯信号に基づき
    次段に伝えるスイッチ回路と、 このスイッチ回路からの前記電流制御電圧に基づき前記
    各LED素子に駆動電流を供給する駆動回路と、 が一体的に組み込まれ、各LED素子毎に駆動電流を変
    化させることを特徴とする発光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発光装置において、 前記LEDアレイ駆動集積回路チップはさらに、 前記切り換え回路と前記サンプルホールド回路の動作タ
    イミングの同期をとるためのタイミング発生回路が一体
    的に組み込まれることを特徴とする発光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の発光装置
    において、 前記LEDアレイ駆動集積回路チップはさらに、 前記各LED素子の発光時間を各LED素子毎に制御す
    るパルス幅変調回路が一体的に組み込まれることを特徴
    とする発光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    記載の発光装置において、 前記サンプルホールド回路は、 前記D/A変換回路からの前記電流制御電圧を緩衝増幅
    して出力する演算増幅回路と、 この演算増幅回路からの前記電流制御電圧を前記各LE
    D素子毎にオンオフ制御するトランスファーゲートと、 このトランスファーゲートからの前記電流制御電圧を前
    記各LED素子毎に蓄積するコンデンサと、 を含むことを特徴とする発光装置。
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