JPH0521251A - 同軸型ロータリートランスコアの製造方法 - Google Patents

同軸型ロータリートランスコアの製造方法

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JPH0521251A
JPH0521251A JP3197003A JP19700391A JPH0521251A JP H0521251 A JPH0521251 A JP H0521251A JP 3197003 A JP3197003 A JP 3197003A JP 19700391 A JP19700391 A JP 19700391A JP H0521251 A JPH0521251 A JP H0521251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
peripheral surface
cylinder
outer peripheral
cylindrical
Prior art date
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Pending
Application number
JP3197003A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Okamoto
浩志 岡本
Osamu Ikemoto
治 池本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Ferrite Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の同軸型ロータリートランスコアは、各
部を研削、研磨して高寸法精度のコアを得ていたため、
非常に工数がかかっていた。また、組み立て精度を上げ
るため、特にシリンダーとの接着面には高い寸法精度が
要求され、これを満足させることは容易でなかった。 【構成】 円筒形フェライトコアを成形し、焼成した
後、シリンダーへ接着し、その後コイル配設溝を加工す
るとともに、各部の研磨加工を施す。 【効果】 コアのシリンダー接着面の研磨加工を不要と
し、組み立てに即した高寸法精度を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
等に使用される同軸型ロータリートランスコアの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の同軸型ロータリートランスの断面
図を図5に示す。この同軸型ロータリートランスは、2
つの円筒形フェライトコアを組み合わせて構成したもの
である。内側の円筒形フェライトコア61は外周面にコ
イル配設溝63が形成され、内周面でシリンダーに接着
される。又外側の円筒形フェライトコア62は内周面
に、コイル配設溝64が形成され、外周面でシリンダー
に接着される。この同軸型ロータリートランスの製造方
法は、所定形状に形成されたコアに巻線を施した後、シ
リンダーに接着する方法と、所定形状に形成されたコア
に巻線を施した後シリンダーに接着し、その後コアどお
しが対向するGap面の研磨加工を行う方法があった。
これらのコアは、高寸法精度が要求されており、ほぼ全
ての部分に研磨加工が施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の同軸型ロータリ
ートランスコアは、内周面、外周面及び端面の研磨工程
と、コイル配設溝を形成するための研削加工、更にはリ
ード線引き出し用のスリット溝の研削加工を必要として
おり、極めて工数のかかるものであった。また、小型化
が進むに従って、各部の寸法精度は更に高度のものが要
求され、しかも、コアを高精度に形成しても組み立て精
度が悪いと、結果として寸法精度の悪いロータリートラ
ンスとなってしまうことから、コアの各部の寸法精度と
ともにシリンダーとの組み立て精度も高い精度が要求さ
れており、極めて工数大であった。 特に、シリンダー
との接着面に要求される寸法精度が厳しく、これを満足
することは容易でなかった。本発明は、上記の事を鑑み
て、コアのシリンダーとの接着面の研磨加工を不要と
し、工数低減を図るとともに、各部の寸法精度も高く、
小型化を図れる同軸型ロータリートランスコアの製造方
法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、円筒状フェラ
イトコアを成形し、焼成した後、該円筒状フェライトコ
アの内周面又は外周面の一方の周面にシリンダーを接着
し、その後他方の周面にコイル配設溝を加工して形成す
るとともに、各部の寸法を所定寸法とするための研磨加
工を施すものである。
【0005】
【実施例】本発明に係る一実施例について、図面を用い
て説明する。まず、フェライト粉末を円筒状をに成形
し、焼成して円筒状コアを得る。この円筒状コアの断面
図を図2に(a)に、側面図を図2(b)に示す。この
円筒状コア1の内周部の両端には、段差部2が形成され
ている。次いで、図1に示すように、円筒状コア1にシ
リンダー3を挿入し接着する。そして、コア1の両端面
を研磨し、コイル溝4を研削加工し、スリット溝5を研
削加工し、外周面6を研磨して、同軸型ロータリートラ
ンスの内側コアとした。
【0006】また、フェライト粉末を円筒状に成形し、
焼成して円筒状コアを得る。この円筒状コアの断面図を
図3(a)に、側面図を図3(b)示す。この円筒状コ
ア11の外周部の両端には、段差部12が形成されてい
る。次いで、図4に示すように、円筒状コア11の外周
面にシリンダー13を接着する。そして、コア11の両
端面を研磨し、コイル溝14を研削加工し、スリット溝
15を研削加工し、内周面16を研磨して、同軸型ロー
タリートランスの外側コアとした。
【0007】上記実施例では、円筒形コアのシリンダー
の接着される外周面又は内周面の端部に段差部が形成さ
れており、この段差部を設けることにより、シリンダー
に接着した後で、コアの両端面の研磨が可能である。ま
た、スリット溝は、コア成形時に形成しても良い。
【0008】この実施例によれば、円筒状コアは、成形
し、焼成した後も、何ら加工を施すことなくシリンダー
に接着される。そして、シリンダーに接着された後で、
各部研削、研磨して同軸型ロータリートランスコアを得
ることができ、コアのシリンダーとの接着面を研磨加工
する必要がなく、しかもシリンダーに接着された状態で
研削、研磨されるため高精度の同軸型ロータリートラン
スコアを得ることができる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、コアのシリンダー接着
面を高寸法精度に加工する工程を無くすことができ、し
かもシリンダーにコアを接着した後で各部の研削、研磨
を行うため、組み立てに即して各部の寸法を精度良く形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明に係る一実施例の断面図であ
る。(b)は、本発明に係る一実施例の側面図である。
【図2】(a)は、本発明に係る一実施例の円筒形コア
の断面図である。(b)は、本発明に係る一実施例の円
筒形コアの側面図である。
【図3】(a)は、本発明に係る別の実施例の円筒形コ
アの断面図である。(b)は、本発明に係る別の実施例
の円筒形コアの側面図である。
【図4】(a)は、本発明に係る別の実施例の断面図で
ある。(b)は、本発明に係る別の実施例の側面図であ
る。
【図5】同軸型ロータリートランスコアの断面図であ
る。
【符号の説明】 1、11 円筒形フェライトコア 2、12 段差部 3、13 シリンダー 4、14 コイル配設溝 5、15 スリット溝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 円筒状フェライトコアを成形し、焼成し
    た後、該円筒状フェライトコアの内周面又は外周面の一
    方の周面にシリンダーを接着し、その後他方の周面にコ
    イル配設溝を加工して形成するとともに、各部の寸法を
    所定寸法とするための研磨加工を施すことを特徴とする
    同軸型ロータリートランスコアの製造方法。
JP3197003A 1991-07-10 1991-07-10 同軸型ロータリートランスコアの製造方法 Pending JPH0521251A (ja)

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