JPH05212447A - 板材折曲機の金型交換装置 - Google Patents

板材折曲機の金型交換装置

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JPH05212447A
JPH05212447A JP5710992A JP5710992A JPH05212447A JP H05212447 A JPH05212447 A JP H05212447A JP 5710992 A JP5710992 A JP 5710992A JP 5710992 A JP5710992 A JP 5710992A JP H05212447 A JPH05212447 A JP H05212447A
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/04Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on brakes making use of clamping means on one side of the work
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0209Tools therefor
    • B21D5/0236Tool clamping

Abstract

(57)【要約】 【目的】 型幅の自動変更を行う金型交換装置におい
て、組立後の平面加工を必要とせずに、各分割型相互の
平面が確保でき、保守に際しての分割型の取り替えも簡
単に行えるようにする。 【構成】 上型2を型幅方向に並ぶ多数の分割型16で
構成する。これら分割型16を鎖線で示す加工位置と実
線で示す待機位置との間で回動させる反転装置38を設
ける。各分割型16のワーク押圧面16eと反対側の面
を加工位置で当接させる基準面20aを上型取付部材6
に設ける。分割型16の蟻ほぞ状の位置決め突部16d
をクランプ部材50のテーパ面50aで押し付けるクラ
ンプ装置58を設ける。このクランプ部材50の押し付
けにより、テーパ面50aで分割型16を引き上げ、分
割型16の位置決め面16cを基準面20aに密接させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、板材の曲げ幅に応じ
て型幅を変更できるようにした板材折曲機、例えばフォ
ールディングマシン、プレスブレーキ等における金型交
換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器や、その他種々の製品における
キャビネット等では、長方形の板材の4辺をコ字形また
はZ形に折曲げ加工したものが用いられる。このように
板材を折曲げるには、通常、所定寸法に切断された板材
の短辺側縁部を折曲げた後、板材を平面内で回して、長
辺側縁部の折曲げを行う。長辺側縁部の折曲げに際して
は、既に折曲げられた短辺側縁部の立上り片があるた
め、この立上り片に干渉しない幅に上型の型幅を変更す
る必要がある。
【0003】従来、このような上型の型幅変更を自動的
に行う金型交換装置として、上型を型幅方向に並ぶ多数
の分割型で構成し、これら分割型を加工位置と待機位置
との間に反転装置で回動させるようにしたものがある。
これによると、任意数の分割型を選んで加工位置に配置
することにより、自由に型幅が変更できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】各分割型は回動自在に
支持したものであるため、組立誤差などにより各分割型
の相互間でワーク押圧面の位置にばらつきが生じる。そ
のため、従来は板材折曲機の製造時において、各分割型
を加工位置にセットした状態で、これら分割型のワーク
押圧面を平面加工していたが、組立後の平面加工である
ために一般の平面加工装置が使用できず、手作業を必要
とし、生産性が悪いという問題点がある。しかも、使用
に伴う損傷等によって一部の分割型を新たなものと取替
えた場合にも、再度全体の分割型の平面加工が必要にな
り、保守作業に手間がかかるという問題点がある。
【0005】この発明の目的は、組立後の平面加工を必
要とせずに、各分割型相互の平面が確保でき、保守に際
しての分割型の取り替えも簡単に行える板材折曲機の金
型交換装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上型を型幅
方向に並ぶ多数の分割型で構成し、これら分割型を加工
位置と待機位置との間で回動させる反転装置を設けた金
型交換装置に適用される。この形式の金型交換装置にお
いて、各分割型のワーク押圧面と反対側の面を加工位置
で当接させる基準面を上型取付部材に設け、分割型を前
記基準面にクランプ部材のテーパ面で押し付けるクラン
プ装置を設けたものである。
【0007】
【作用】この構成によると、各分割型は回動自在な構成
でありながら、クランプ装置で上型取付部材の基準面に
押付けられることにより、ワーク押圧面の高い面精度が
得られる。そのため、組立後の平面加工を必要とせず
に、分割型相互間の平面が確保される。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図10に基
づいて説明する。図3に示すように、板材折曲機1は板
材Wを上下に挟む上型2および下型3と、板材Wの上下
型2,3からの突出部W1を上方または下方へ折り曲げ
る曲げ型4とを備えている。下型3は本体フレーム5に
固定してある。上型2は上型取付部材6を介してラム7
に取り付けられ、昇降シリンダ8によりラム7と共に昇
降駆動される。曲げ型4はロッカーアーム9の先端に取
り付けられ、ロッカーアーム9は3つのシリンダ装置1
0〜12に連結されて、上下方向移動と、揺動と、前後
方向の移動とが可能である。上型2は後述の金型交換装
置13により型幅の変更が自在としてある。
【0009】板材折曲機1の前方には、板材Wを上下型
2,3に対して出し入れすると共に、平面内で回転させ
る板材送り装置(図示せず)が配置される。
【0010】金型交換装置13の構成を説明する。図1
に示すように、上型2は、型幅方向両端のサイド型14
と、中央型15と、これらの間に型幅方向に並んで設け
られた多数の厚肉分割型16と、中央型15に隣接して
設けられた複数枚の薄肉分割型17と、一対の開き型1
8とで構成される。厚肉分割型16の厚さ(型方向幅)
は例えば50mm〜100mm程度に形成され、その場合に
薄肉分割型17の厚さは合計厚さが厚肉分割型17と同
幅またはその2倍の幅となるように形成される。開き型
18は、平行リンク19によりサイド型14に取付けら
れて、垂れ下がり位置から上型2の型幅方向の延長部分
となる位置(図示の位置)まで移動自在である。
【0011】サイド型14は、図4に拡大して破断側面
を示すように、上型取付部材6の下面に設けられた一対
の案内レール20に頭部14aが係合して摺動自在に支
持され、かつ頭部14aに設けられたボールナット21
がサイド型送りねじ22に螺合して型幅方向に進退駆動
される。サイド型送りねじ22は、図2に破断平面を示
すように、上型取付部材6に軸受23で支持されてモー
タ24により正逆駆動されるものであり、両側のサイド
型14,14は、サイド型送りねじ22の互いに逆方向
のねじ部22a,22bに螺合して対称移動する。前記
サイド型送りねじ22およびモータ24によりサイド型
移動装置25が構成される。
【0012】各厚肉分割型16は、図6に示すように筒
部16aが反転軸26の外周に回転自在に嵌合してお
り、係合機構27で反転軸26に係合して反転軸26の
正逆回動により、同図に鎖線で示す下向きの加工位置か
ら、実線で示す跳ね上げ状態の待機位置まで回動させら
れる。
【0013】反転軸26は、中心のスプライン軸33
と、これに軸方向移動自在に外嵌してボールスプライン
(図示せず)で係合した分割型支持筒34とからなり、
スプライン軸33は図2に示すように軸受39で上型取
付部材6に回転自在に支持されて、一端のピニオン35
に噛み合うラック36を反転用シリンダ37(図1)で
昇降させることにより、180°正逆に回動させられ
る。これら反転用シリンダ37、反転軸26、および係
合機構27等により、厚肉分割型16および薄肉分割型
17の反転装置38が構成される。
【0014】分割型支持筒34は、図2のように中央型
15の両側に別れて2本設けられており、同図の右側の
分割型支持筒34は、中央型15および右側のスライド
伝達部材40と一体に固定されている。これら右側の分
割型支持筒34と、中央型15と、右側のスライド伝達
部材40とで、右側の各厚肉分割型16を抱き込み状態
で型幅方向移動させる分割型送りホルダ41を構成す
る。同図の左側の分割型支持筒34は、薄肉分割型ホル
ダ42と左側のスライド伝達部材43とに一体固定され
て、左側の各厚肉分割型16および薄肉分割型17を型
幅方向に移動させる分割型送りホルダ44を構成する。
なお、薄肉分割型ホルダ42には、薄肉分割型17と厚
肉分割型16との間の隙間を埋めるスペーサ型59が設
けてある。
【0015】各分割型送りホルダ41,44のスライド
伝達部材40,43は、ホルダ送りねじ45に互いに逆
ねじに形成されたねじ部45a,45bにボールナット
46,47で螺合し、ホルダ送りねじ45の回転により
互いに対称に遠近移動する。ホルダ送りねじ45は、軸
受48で上型取付部材6に回転自在に支持され、モータ
49により正逆に回転駆動される。
【0016】図6において、厚肉分割型16の係合機構
27は、厚肉分割型16の筒部16aと反転軸26とに
整合して設けた係合孔28,29に、操作ピン30およ
び係合ピン31を各々突没自在に嵌入したものであり、
係合ピン31はばね部材32により突出付勢されて、自
然状態では同図のように両係合孔28,29に渡って係
合する。この係合状態で、反転軸26の回転が厚肉分割
型16に伝達可能となる。操作ピン30は先端が球面状
に形成され、前記係合ピン31の係合状態では、操作ピ
ン30の先端は筒部16aに設けられた平面部16bか
ら突出する。
【0017】この突出した操作ピン30は、図4に示す
ようにサイド型14が厚肉分割型16と対応する型幅方
向位置に来ることにより、サイド型14に取付けられた
押圧プレート14bに当接して押し込められ、これによ
り係合ピン31が厚肉分割型16の係合孔28から外れ
る位置までばね部材32に抗して押し込められる。その
ため、係合ピン31は厚肉分割型16の筒部16aに対
して係合解除状態となり、この状態では反転軸26は筒
部16a内で自由に回転可能となる。サイド型14の押
圧プレート14bは、前記操作ピン30の没入操作の他
に、厚肉分割型16の筒部16aの平面部16bに当接
して厚肉分割型16を跳ね上げ状態の待機位置に角度保
持する機能を兼用する。
【0018】図6において厚肉分割型16の位置決め手
段を説明する。厚肉分割型16は、下向きの加工位置に
あるときに、上型取付部材6の案内レール20の下面で
形成される基準面20aに当接する位置決め面16cを
ワーク加圧面16eと反対の面に有し、かつ両案内レー
ル20,20間に嵌入される蟻ほぞ状の位置決め突部1
6dを有している。一方の案内レール20(同図の右側
の案内レール)は、位置決め突部16dと係合する面を
上向きのテーパ面に形成し、かつ他方の案内レール20
には各厚肉分割型16毎にクランプ部材50が位置決め
突部16と対面して進退自在にガイドロッド51を介し
て取付けられている。
【0019】クランプ部材50は、先端面を上向きのテ
ーパ面50aに形成し、復帰ばね52で非係合方向に付
勢してある。ガイドロッド51の一端は案内レール20
の外側へ突出しており、この突出部分は、支軸53回り
で回動自在な押圧レバー54により、加圧ばね55のば
ね力で押圧される。加圧ばね55は、押圧レバー54に
係合する進退ロッド56を突出付勢するものであり、多
数枚の皿ばねを重ねた大加圧力のものに構成される。進
退ロッド56は、解除用シリンダ57のピストンロッド
からなり、解除用シリンダ57により加圧ばね55に抗
して没入させられる。前記加圧ばね55、解除用シリン
ダ57、押圧レバー54、およびクランプ部材50等で
クランプ装置58が構成される。
【0020】図8において、各薄肉分割型17は分割型
支持筒34に一体固定された薄肉分割型ホルダ42の筒
部外周に回動自在に取付けられ、各薄肉分割型17に薄
肉分割型ホルダ42と係脱する係合機構60が設けてあ
る。係合装置60は、厚肉分割型16の係合装置27
(図4)と同様な構成のものであり、薄肉分割型17お
よび薄肉分割型ホルダ42に整合して形成された係合孔
に各々嵌合する操作片61および係合片62と、この係
合片62を突出付勢する板ばね63とで構成される。係
合片62は、薄肉分割型17と薄肉分割型ホルダ42の
係合孔間に渡って係合するものであり、同図に示すよう
に中央型15に取付けられた押圧プレート15bに操作
片61が押されて没入することにより、薄肉分割型17
に対して係合解除状態となる。
【0021】薄肉分割型17は、厚肉分割型16と同様
に押圧プレート15bに係合する平面部17bと、位置
決め突部17dおよび位置決め面17cを有しており、
クランプ装置58は、薄肉分割型17に対しては全枚数
の薄肉分割型17を1個のクランプ部材50で同時にク
ランプ可能としてある。
【0022】上記構成の動作を説明する。図9,図10
は、厚肉分割型16を50mm幅に、また薄肉分割型17
を10mm幅で5枚設けた場合の動作を示す。なお、これ
らの図では、分割型送りホルダ41,43等の形状は模
式的に示してある。
【0023】図9は製品幅が50mmピッチ以外の場合で
ある。同図(A)の準備状態において、サイド型14は
外側端まで開いた位置にあり、各厚肉分割型16および
薄肉分割型17は待機位置に跳ね上げられている。この
準備状態から、まず両側のサイド型14を製品幅に対応
する位置までサイド型送りねじ22により対称移動させ
る(同図(B))。ついで、両側の分割型送りホルダ4
1,44を分割型送りねじ45で中央側へ対称移動させ
ることにより、サイド型14と端面がずれていた厚肉分
割型16の端面をサイド型14に一致させる(同図
(C))。この状態で、薄肉分割型17は一部のものが
中央型15との対応位置にあり、残りのものが中央型1
5から外れた位置となる。また、厚肉分割型16は一部
のものがサイド型14の押圧プレート14bと対応する
位置にあり、残りのものがサイド型14から外れた位置
となる。
【0024】この後、反転軸26(図2,図6)を反転
用シリンダ37(図1)で180°回動させることによ
り、サイド型14から外れた厚肉分割型16、および中
央型15から外れた薄肉分割型17が、反転軸26と共
に180°回動して加工位置に降りる(同図(D))。
サイド型14および中央型15と各々対応する位置の厚
肉分割型16および薄肉分割型17は、後に説明するよ
うに各々係合機構27,60が係合解除状態となり、反
転軸26の回転にかかわらずに待機位置に残される。こ
のようにして、上型2が目的の型幅に変更される。
【0025】図10は製品が50mmピッチの場合であ
る。この場合は、同図(A)の準備状態(図9(A)と
同じ状態)から、サイド型14を製品幅に応じた位置ま
で移動させたときに(図10(B))、サイド型14の
端部が厚肉分割型16または薄肉分割型17の集合体の
端部と一致する。そのため、図9(C)の分割型送りホ
ルダ41,42の位置調整過程を経ずに、直接に反転軸
26の回動による厚肉分割型16および薄肉分割型17
の加工位置への回動を行う(同図(C))。
【0026】つぎに、厚肉分割型16の回動動作を図7
と共に説明する。同図(A)に示すように、サイド型1
4の押圧プレート14bと対応する位置に厚肉分割型1
6があるときは、操作ピン30が押圧プレート14bに
押されて没入し、係合ピン31が厚肉分割型16の係合
孔28から外れる。そのため、同図(B)に示すよう
に、反転軸26が厚肉分割型16の筒部16a内で自由
に回転する。また、厚肉分割型16は、平面部16bが
押圧プレート14bに当接することにより、反転軸26
による支持がなくても待機位置に跳ね上げ状態に保持さ
れる。
【0027】同図(C)に示すように、厚肉分割型16
がサイド型14から外れた位置にあるときは、係合ピン
31がばね部材32の付勢により突出して厚肉分割型1
6の係合孔28に係合する。そのため、同図(D)に示
すように厚肉分割型16は反転軸26と一体に回動し、
鎖線で示すように反転軸16を元の位置から180°回
動させることにより、厚肉分割型16は加工位置まで回
動する。
【0028】このように、サイド型14の移動によっ
て、待機位置から加工位置に回動させる厚肉分割型16
の選択が行える。そのため、厚肉分割型16の選択のた
めの専用の駆動機構が不要であり、金型交換装置の構造
が簡単なものになる。図8の薄肉分割型17も、厚肉分
割型16の場合と同様に係合機構60の操作が行われ、
加工位置に回動させる薄肉分割型17の選択が行われ
る。なお、薄肉分割型17の場合は、サイド型14の代
わりに、中央型15の押圧プレート15bで係合機構6
0の係脱操作が行われる。
【0029】加工位置に回動した各厚肉分割型16は、
図6に示すように蟻ほぞ状の位置決め突部16dがクラ
ンプ部材50により加圧ばね55のばね力で横側から押
圧される。このとき、クランプ部材50の押圧面が上向
きのテーパ面に形成され、またクランプ部材50と対向
する案内レール20の側面も上向きのテーパ面に形成さ
れているため、厚肉分割型16はクランプ部材50の押
圧によって上方へ引き上げられ、肩部の位置決め面16
cが案内レール20の基準面20aに押し付けられる。
そのため、各厚肉分割型16は回動自在な構成でありな
がら、個々の厚肉分割型16のワーク押圧面16eに高
い面精度が得られる。したがって、組立後の平面加工を
必要とせずに、各厚肉分割型16やサイド型14等に渡
って平面が確保され、保守に際して一部の厚肉分割型1
6を取替える場合にも平面加工が不要となって、保守が
容易になる。
【0030】
【発明の効果】この発明の金型交換装置は、各分割型を
加工位置で当接させる基準面を上型取付部材に設け、分
割型を前記基準面にクランプ装置で押し付けるようにし
たため、各分割型が回動自在な構成でありながら、個々
の分割型の押圧面に高い面精度が得られる。そのため、
組立後の平面加工を必要とせずに分割型相互間の平面を
確保でき、保守に際しての分割型の取替えも容易に行え
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施例である金型交換装
置の正面図、(B)はその側面図である。
【図2】同金型交換装置の破断平面図である。
【図3】同金型交換装置を使用した板材折曲機の破断側
面図である。
【図4】同金型交換装置におけるサイド型と厚肉分割型
との設置部を示す拡大破断側面図である。
【図5】同金型交換装置のクランプ装置の正面図であ
る。
【図6】同金型交換装置の厚肉分割型とクランプ装置と
の関係を示す破断側面図である。
【図7】厚肉分割型の係合機構の動作説明図である。
【図8】同金型交換装置の薄肉分割型の近傍部を示す拡
大破断側面図である。
【図9】全体動作の説明図である。
【図10】同じく全体動作の説明図である。
【符号の説明】
2…上型、3…下型、4…曲げ型、6…上型取付部材、
14…サイド型、15…中央型、16…厚肉分割型、1
6a…筒部、16b…平面部、16c…位置決め面、1
6d…位置決め突部、16e…ワーク押圧面、17…薄
肉分割型、18…開き型、20…案内レール、20a…
基準面、22…サイド型送りねじ、26…反転軸、27
…係合機構、31…係合ピン、33…スプライン軸、3
4…分割型支持筒、38…反転装置、50…クランプ部
材、50a…テーパ面、54…押圧レバー、55…加圧
ばね、57…解除用シリンダ、58…クランプ装置、W
…板材
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21D 37/14 C 7425−4E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型を型幅方向に並ぶ多数の分割型で構
    成し、これら分割型を型幅方向に沿う回動中心回りに加
    工位置と待機位置との間で回動させる反転装置を設け、
    前記各分割型のワーク押圧面と反対側の面を前記加工位
    置で当接させる基準面を上型取付部材に設け、前記分割
    型を前記基準面にクランプ部材のテーパ面で押し付ける
    クランプ装置を設けた板材折曲機の金型交換装置。
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