JPH05211902A - スキー靴用の調節装置 - Google Patents

スキー靴用の調節装置

Info

Publication number
JPH05211902A
JPH05211902A JP4321762A JP32176292A JPH05211902A JP H05211902 A JPH05211902 A JP H05211902A JP 4321762 A JP4321762 A JP 4321762A JP 32176292 A JP32176292 A JP 32176292A JP H05211902 A JPH05211902 A JP H05211902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
shell
collar
bolt
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4321762A
Other languages
English (en)
Inventor
Kurt Hilgarth
ヒルガルト クルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DEINAFUITSUTO SHIISHIYUU GmbH
Dynafit Skischuh GmbH
Original Assignee
DEINAFUITSUTO SHIISHIYUU GmbH
Dynafit Skischuh GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DEINAFUITSUTO SHIISHIYUU GmbH, Dynafit Skischuh GmbH filed Critical DEINAFUITSUTO SHIISHIYUU GmbH
Publication of JPH05211902A publication Critical patent/JPH05211902A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0427Ski or like boots characterised by type or construction details
    • A43B5/0452Adjustment of the forward inclination of the boot leg
    • A43B5/0454Adjustment of the forward inclination of the boot leg including flex control; Dampening means
    • A43B5/0456Adjustment of the forward inclination of the boot leg including flex control; Dampening means with the actuator being disposed at the rear side of the boot

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来技術のスキー靴用の調節装置の欠点を取
除く。 【構成】 スリーブ7が、少なくとも1つの係止部26
に対して角度的にずらされた位置に、有利には正確に反
対側にスリーブの軸線Aに平行に、軸方向長さLにわた
って延びたガイド部材27を備えており、ガイド部材と
シェル20内に設けられた対向部材29とが、係止部2
6と対向係止部24とによって形成されたスリーブの固
定の解除時にスリーブの相対回動を阻止し、かつその軸
方向移動が可能であるように協働している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーを有するスキー
靴のための調節装置であって、カラーがシェルに対して
相対的に旋回することができ、かつカラーの傾斜が、こ
のカラーに固定されていて、かつシェル内で鉛直方向に
調節可能でしかも位置固定可能であるように取付けられ
たボルトによって調節可能であり、かつカラーの前方へ
の旋回運動が場合によりヒール側に設けられた緩衝ばね
によって緩衝されていてもよく、緩衝ばねが一方でカラ
ーのオフセット領域に、かつ他方でシェル内に鉛直方向
に調節可能にしかも位置固定可能に取付けられたボルト
に支持されており、ボルトのシェル側の端部が、鉛直方
向に調節移動可能(hoehenverstellba
r)にしかも位置固定可能に取付けられたスリーブ内の
ボールヒンジによって滑走方向でみて制限された範囲内
で旋回可能に取付けられているかまたはボルトのシェル
側端部自体がこのようなスリーブとして構成されている
か、またはカラーの後方への旋回運動が調節移動可能な
ストッパによって制限されており、かつこのストッパが
シェル内に鉛直方向に調節移動可能にかつ位置固定可能
に取付けられたスリーブによって形成されており、いず
れの場合にもスリーブが少なくとも1つの係止部を備え
ていて、この係止部内へ外部から操作可能な対向係止部
材が係合している形式のものに関する。
【0002】
【従来技術】例えばカラーの、シェルに対する相対的な
旋回運動がヒール側に配置された緩衝ばねによって緩衝
されており、かつ緩衝ばねによって負荷されたボルトが
シェル内に鉛直方向に調節移動可能にかつ位置固定可能
に支承された形式のスキー靴がEP−A−434663
から公知である。緩衝ばねによって負荷されたボルトと
鉛直方向に調節移動可能に案内されたスリーブとのボー
ルヒンジを用いての結合も同刊行物から知ることができ
る。カラーの傾斜を比較的大きなステップで迅速に調節
し得るようにするためにはスリーブ内に少なくとも2つ
の、軸方向に相互距離を置いて角度的に互いにずらされ
て配置された係止部が設けられており、外部から操作可
能な1つの対向係止部材が係止部へ選択的に係合するよ
うになっている。他方において歩行時に足がスキー靴内
で容易に曲がることができ、しかし迅速かつ簡単に再度
シェルに対して相対的にカラーの前傾度の所望の調節を
行う可能性を提供し得るためには各係止部に続いてみぞ
が設けられており、ロックピンが係止部から引出されて
いる場合にも対向係止部材としてのロックピンの突出部
が上記のみぞへ係合している。
【0003】前傾度の多少の粗調節を変更するためには
コインまたはドライバ状の工具を用いてこれをスリーブ
内の適当なスリット内へ挿入することによりスリーブを
一方または他の方向へ回転させなければならない。これ
によりロックピンはスリーブの軸方向運動により別の係
止穴へ通じるみぞのトラック内へ入るようにされる。
【0004】回転を行うためにはロックピンの突出部と
上記のみぞとの係合が深すぎてはならず、しかしこのこ
とは他方でスリーブの意図しない回転を免れない。その
上に工具を用いてスリーブを必要なだけ回転させること
はスリーブ、特にスキー靴のカラーの包囲部分が傷つけ
られる危険を与える。例えばスリーブの回転のためにレ
バーとして用いられるドライバー等を適用するとスリー
ブへの入口開口の部分が破壊されるということが生じ易
い。これは、特に意図しない回転を阻止するためにはみ
ぞと突出部の組合せがスリーブの回転に対して大きな抵
抗を持つ場合に起る。
【0005】前傾度の粗調節はFR−PS234128
3によるスキー靴も行う。この調節は、ねじ様部材をシ
ェルから後方へ突出した舌片並びにカラーと結合された
ボルト(これはそのために複数の上下に配置された孔を
有している)を貫通させ、かつねじ結合することによっ
て行われる。しかしこの構成は、歩行のための旋回運動
の解放が迅速、簡単に行うことができず、そのために種
々の操作並びに工具を必要とするという欠点を有してい
る。この仏国刊行物の図3に示された、粗調節移動がス
キー靴の閉鎖手段と組合わされた変更形は、歩行のため
の解放がこのスキー靴の閉鎖部材の1つが開放されてい
る時にのみ可能であり、したがって歩行時のスキー靴内
での確実な保持が保証されないという欠点を有してい
る。その上に開いた閉鎖部材、特にそのルーズに突出し
た部分、例えばバックル等は歩行を妨げ、かつ引掛かる
危険を持つであろう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は従来技
術の上記の欠点を持たない冒頭に挙げられた形式のスキ
ー靴のための調節装置を見出すことである。所定の前傾
から快適な歩行のための、カラーのシェルに対して相対
的な旋回が解放される調節への変更が簡単かつ迅速に可
能でなければならない。係止部と対向係止部材との係合
を確実に再び可能にするためには係止部を有するスリー
ブの不都合な回動が確実にしかも製作上簡単な手段によ
って阻止されなければならない。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の手段は、スリーブが、少なくとも1つの係
止部に対して角度的にずらされた位置に、有利には正確
に対向位置にスリーブの軸線に平行に向いた、ある軸方
向長さにわたって延びたガイド部材を有しており、ガイ
ド部材とシェル内に設けられた対向部材とが、係止部と
対向係止部材とによって形成されたスリーブの固定が解
除されているときにスリーブの相対回動を阻止するが、
軸方向移動は可能であるように協働していることであ
る。
【0008】スキー靴を傷つけることのある工具を用い
ずとも複数の前傾位置を迅速、簡単に選択し得るために
は、スリーブが軸方向に相互間隔を置いた少なくとも2
つの係止部を有しており、これら係止部の結合線がスリ
ーブの軸線に平行であり、かつ係止部へ対向係止部材が
選択的に係合するようになっており、かつガイド部材の
軸方向長さが外側の係止部間の最大軸方向距離に少なく
とも正確に等しい。実地においてスキーヤーにとっては
歩行のために解除した後に同じ前傾度が自動的に再び調
節されること(メモリー効果)は余り重要ではなく、ス
キー靴が迅速、簡単に異なる使用条件および多数のパラ
メータに左右される、シェルとカラー間の異なる位置へ
適用せしめることができることが重要であることが示さ
れた。
【0009】本発明の特徴によれば調節移動可能なスト
ッパがスリーブによって形成されている場合にはスリー
ブとシェルとの間にばね部材が、特にコイルばねが設け
られており、コイルばねが上端でもってスリーブの部分
に、かつ他端でもってシェル、特にスリーブを受容した
袋孔の底部に支持されており、かつスリーブをカラーの
方向に働く力で負荷する。これによってストッパを形成
したスリーブが最も外側の位置へ自動的にもたらされ、
かつここで直ちに固定することができ、しかし他方でス
リーブはカラーを後方へ旋回させて袋孔内へ簡単に押込
むことによって各任意の他の位置へもたらされ、かつそ
こで固定することができる。
【0010】そのためには、ばね部材の無荷重状態時に
スリーブが、有利に1係止部、特に最も下方の係止部が
正確に対向係止部材との係合に好適な位置にあるような
位置にあることを寄与する。
【0011】本発明による調節装置で係止部がEP−A
−43 4 663におけるように開口として構成され
ており、開口が軸方向に相互距離を置いて配置されてお
り、かつ対向係止部材がばね負荷されていて、操作レバ
ーにヒンジ結合されたロックボルトとして構成されてお
り、ロックボルトがばね部材による負荷下にロックピン
でもって開口内へ押込まれている場合には、本発明によ
りガイド部材がみぞまたは長孔としてスリーブに、かつ
その対向部材がみぞまたは長孔内へ係合していて、軸方
向移動を阻止しないガイドピンとして構成されるように
配慮されていると有利である。これは作用的に確実で、
同時に製作が複雑でなく、したがって比較的安価な構造
である。
【0012】本発明による調節装置を備えたスキー靴を
修理作業で容易に分離し得るためには、ないしは調節装
置の故障時にこれを容易に交換し得るためには、本発明
によればガイドピンがスリーブの軸線に対して垂直の方
向にみぞまたは長孔から取出し可能に、有利にはスリー
ブの軸線に対して垂直の方向に向いたシェルの孔内に配
置されており、この孔が外部が取外し可能な閉鎖部材に
よって閉鎖可能である。
【0013】本発明によればガイドピンがガイドボルト
に取付けられており、ガイドボルトとロックボルトとが
スリーブに対して横方向に配置された第2のスリーブ内
で案内されていることによって、力の大きな面積にわた
っての有利な適用に基く、スキー靴の調節装置を包囲し
た材料の特別な保護を達成することができる。
【0014】歩行のための解除位置においてスキー靴か
らとび出た部材が他の物体ないしはスキーヤー自身の装
備品にひっかかる危険を回避するためには、本発明によ
ればロックレバーがロック位置からロック解除位置へ旋
回せしめられる際のロックボルトの移動距離がロックピ
ンが係止開口へ係合している深さに等しい構成において
ロック位置にないときのロックレバーがロックボルトの
移動路に対して垂直の方向の軸を中心にして第2のスリ
ーブの円形の孔内で回転可能であり、かつ180°回転
せしめられた位置で再びロック位置の旋回可能であり、
この場合にロックボルトがロック係止位置にとどまって
いる。
【0015】
【実施例】下シェルとカラーから成るスキー靴のヒール
側の凹所内にコイルばね2によって取巻かれたねじ山付
きボルト3が受容されている。コイルばね2は一方でね
じ山付きボルト3の上端にねじ込まれたナット1に支持
されており、このナットによって所望の緩衝作用の調節
のためにばねのプレロードが変更可能である。コイルば
ね2は他方の下端においてスリーブ4の側方へ突出した
縁に支持されている。スリーブは下縁でもってプレート
5に載置されており、プレートはスキー靴のカラーのオ
フセット領域21に当接している。
【0016】もちろんコイルばね2の上方の支持点を固
定的に設定しても同様に良好であろう。この場合には緩
衝作用は常に一定に保持される。またコイルばね2を省
略してねじ山付きピン3がスキー靴のカラー内に固定的
に取付けられた変更形も考えられよう。この実施形では
前傾度は一定位置に緩衝作用なしに固定可能であろう。
【0017】本発明による緩衝作用を有する調節装置の
図示の有利な実施例ではねじ山付きボルト3の下端にボ
ール13が設けられており、ボールは鉛直方向に調節可
能であって固定可能なスリーブ7の上端内に保持されて
いる。このためにはねじ山付きボルト3がスリーブ7の
円屋根を孔17のところで貫通している。孔はスキー靴
の滑走方向でみて限定的な旋回運動を許す遊びをねじ山
付きボルト3に与える。
【0018】この実施例は、ねじ山付きボルト3とスリ
ーブ7との結合領域内において力が変向され、スキー靴
のアンクル領域を膨張させ、したがって足が靴内に保持
されるのを妨害する、スキー靴に対して滑走方向に作用
する力が惹起されないという利点を有する。しかしもち
ろんカラーとシェルとの間の旋回運動が僅かにすぎない
場合には、あるいは無視し得る程度の靴の長手方向の力
が生じるように取付け位置が初めから適切に設計される
場合にはねじ山付きボルト3が剛性のユニットを形成し
ていてシェルへ結合するために下端がスリーブとして構
成された一体の構成を選択することができる。
【0019】スリーブ7は第2のスリーブ8の横孔18
内に配置されており、スリーブ8自体はスキー靴のシェ
ルの孔19内に取付けられている。ロックレバー12が
公知の形式で設けられており、これはロックボルト16
とヒンジ結合されている。ロックボルトはロックピン2
4でもってスリーブ7内に開口として形成された少なく
とも1つの係止部26へばね9の作用下に係合してい
る。図示の例では2つの開口26が軸方向に相互間隔を
置いて配置されている。これらの開口は第1のスリーブ
7の軸線Aの方向でみて厳密に上下に位置している、す
なわち開口の結合線Vは軸線Aに平行である。
【0020】ロックレバー12がロック解除位置へもた
らされ、かつロックピン24が開口26へもはや係合し
ていない場合に第1のスリーブ7の相対回動を阻止する
ためには、開口26に対して角度的にずらされた位置
に、有利には正確に対向位置にガイド部材が設けられて
おり、ガイド部材は有利にはスリーブ7内の長孔27と
して構成されている。この開口26に対して有利には1
80°ずれた位置の長孔27内へは対向部材が係合して
いる。対向部材は有利には同様に第2のスリーブ8内に
案内されたガイドボルト28として構成されており、ガ
イドボルトはスリーブ7へ面した端部にスリーブ7の軸
方向の移動を阻止しないガイドピン29を有している。
ガイドピン29が長孔27内に突入していてこうして相
対回動を阻止している。
【0021】もちろんスリーブの中央の中空間にまで達
する長孔の代わりにガイド部材としてみぞを設けること
もできる。スキー靴のシェル20内にみぞを設け、この
みぞ内をスリーブ7の突出部が案内されることも考えら
れる。本発明は上記のガイド部材と対向部材との組合せ
ないしはこれらの部材の特定の構成に限定されるもので
はない。
【0022】ガイド部材とその対向部材の構成も必ずし
も係止部とその対向係止部材の構成の厳密に反対側に配
置する必要はないが、しかしこれは両方の構成を同一ス
リーブに、ないしは同一の切欠または孔をシェル20に
形成することができるという利点を有している。
【0023】みぞないしは長孔27の軸方向の長さは、
歩行時にカラーとシェルとの間で十分な旋回を行うた
め、したがってアンクルヒンジの支障のない屈曲を行う
ためには少なくとも一番外側の係止部26間の最大軸方
向距離に等しく、かつ有利にはこれよりも大きい。
【0024】図1に示された実施例では後方への旋回は
スリーブ7の上方部分にプレート6が当接することによ
って制限され、この場合このプレート6はカラーのオフ
セット領域21(これにはプレート5を間にはさんでス
リーブ4とコイルばね2も支持されている)とスリーブ
7の上方部分との間に設けられている。
【0025】図2に示された変更形は、上記のスリーブ
7がカラー21の後方旋回のためのストッパとしてのみ
働くにすぎず、それに対して前方への旋回は完全に解放
されていて、靴のシェル20と協働する構成によって阻
止または緩衝されない形式の実施例である。図2に示さ
れているような例では有利にはばね部材、特にコイルば
ね31が設けられており、コイルばねは上方部分でもっ
てスリーブ7の部分に、かつ他端でもってスキー靴のシ
ェル20に支持されている。この装置を組入れるために
必要なスペースをできる限り小さく保つためにはコイル
ばね31がスリーブ7の内部に配置されていてスリーブ
7の上端の内面に支持されていると有利である。この実
施例ではコイルばね31の他端はシェル20内のスリー
ブ7を受容した袋孔32の底部に支持されている。ばね
は、このコイルばね31の無荷重状態で開口26が厳密
に対向係止部材との係合に適した位置にくるような位置
にスリーブ7があるように、選択され、かつ設計されて
いる。図示の例のように複数の開口26が設けられてい
る場合には、一番下側の開口が上記の位置に存在してい
ると、すなわち無荷重状態でコイルばね31がスリーブ
7をスキー靴のシェルから最大限突出した位置へもたら
すようになっていると最も有利な実施形が得られる。
【0026】ロックレバー12の開放状態でのスリーブ
7への圧力によって今やばね力の(これはスリーブ7を
スキー靴のカラーの方向に作用する力でもって負荷す
る)の克服下に各任意の開口がその対向係止部材との係
合に好適な位置へもたらされ、したがってストッパがカ
ラーの後方旋回に関して所望の位置へもたらされて、こ
こでロックされることが可能になる。
【0027】ガイドボルト28およびこの上にあるガイ
ドピン29(これはこの調節装置でも設けられている)
が第2のスリーブ8内に位置していること(このスリー
ブ内を対向係止部材も移動可能である)は簡単な製作と
いう利点を有し、更にガイドピン29がこのスリーブ8
内で摺動可能であり、したがってスリーブ7の軸線に対
して垂直の方向にみぞまたは長孔27から取外し可能に
配置されている。もちろんシェル20内に有利には移動
調節可能なスリーブ7の軸線に対して垂直の方向に向け
られた孔19を1つのみ設けることもでき、ガイドピン
29がガイド部材として働く長孔27から取外し可能に
この孔内に配置されている。この孔19は外部に対して
は有利には取外し可能な閉鎖部材(図示せず)によって
閉鎖されている。閉鎖部材は閉鎖位置でガイドピン29
をみぞまたは長孔27内へ押圧保持する。本発明による
調節装置の修理作業または交換に際しては閉鎖部材を取
外した後にガイドボルト28はガイドピン29と一緒に
長孔27から取出すことができ、かつやはり開口26と
対向係止部材であるロックピン24とのロック解除の後
にスリーブ7はスリーブ8から引出すことができる。
【0028】図1には更にロックレバー12の上方部分
の1構成が示されており、これは、スリーブ8の軸線と
ロックレバー12の長手軸線とがほぼ平行となるロック
解除位置を越えてロックレバー12が旋回することがで
き、かつ同時にいずれの開口26にも係合しない位置に
ロックピン24がとどまることを保証する。スリーブ8
の端面の円形の孔内に案内された軸にロックレバー12
が支承されたことによってロックレバー12のこの軸を
中心にした回転が行われ、レバーと切欠の適切な構成で
は(この切欠内にレバーが収容される)、ロックレバー
12が180°回転された位置へ旋回の後に再び戻り旋
回可能であり、この場合に上述のようにロックボルト2
4はロック解除位置にとどまる。これによりシェルに対
して相対的なカラーの自由な運動が行われ、しかも同時
にロックレバー12の旋回により引っ掛かる危険は回避
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】スキー靴用の調節装置の1実施例の軸を含む断
面図である。
【図2】スキー靴用の調節装置の第2の実施例の軸を含
む断面図である。
【符号の説明】
1 ナット 2,31 コイルばね 3 ねじ山付きボルト 4,7,8 スリーブ 5,6 プレート 9 ばね 11,17,19 孔 12 ロックレバー 13 ボール 16 ロックボルト 18 横孔 20 シェル 21 オフセット領域 24 ロックピン 26 開口 27 長孔 28 ガイドボルト 29 ガイドピン 32 袋孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーを有するスキー靴のための調節装
    置であって、カラーがシェルに対して相対的に旋回する
    ことができ、かつカラーの傾斜が、このカラーに固定さ
    れていて、かつシェル内で鉛直方向に調節可能でしかも
    位置固定可能であるように取付けられたボルトによって
    調節可能であり、かつカラーの前方への旋回運動がヒー
    ル側に配置された緩衝ばねによって緩衝されていてもよ
    く、緩衝ばねが一方でカラーのオフセット領域に、かつ
    他方でシェル内に取付けられたボルトに支持されてお
    り、ボルトが鉛直方向に調節可能であって、しかも位置
    固定可能に取付けられており、ボルトのシェル側の端部
    が鉛直方向で調節可能、かつ位置固定可能なスリーブ内
    のボールヒンジを用いて滑走方向でみて制限された範囲
    内で旋回可能に取付けられているか、またはそれ自体が
    このようなスリーブとして構成されており、かつ(また
    は)カラーの後方への旋回運動が調節移動可能なストッ
    パによって制限されており、かつストッパがシェル内に
    鉛直方向に調節移動可能にかつ位置固定可能に取付けら
    れたスリーブによって形成されており、いずれの場合に
    もスリーブが少なくとも1つの係止部を備えていて、こ
    の係止部内へ外部から操作可能な対向係止部材が係合し
    ている形式のものにおいて、スリーブ(7)が少なくとも
    1つの係止部(26)に対して角度的にずらされた位置
    に、スリーブ(7)の軸線(A)に平行に軸方向長さ
    (L)にわたって延びたガイド部材(27)を備えてお
    り、ガイド部材とシェル(20)内に設けられた対向部
    材(29)とが、係止部(26)と対向係止部(24)
    とによって形成されたスリーブ(7)固定の解除時にスリ
    ーブの相対回動を阻止し、かつその軸方向移動が可能で
    あるように協働していることを特徴とする、スキー靴用
    の調節装置。
  2. 【請求項2】 スリーブ(7)が少なくとも2つの、軸
    方向に相互間隔を置いて配置された係止部(26)を備
    えており、これらの結合線(V)がスリーブ(7)の軸
    線(A)に平行に位置しており、係止部へ対向係止部
    (24)が選択的に係合するようになっており、ガイド
    部材(27)の軸方向長さ(L)が最も外側の係止部
    (26)間の最大軸方向距離に少なくとも厳密に等し
    い、請求項1記載の調節装置。
  3. 【請求項3】 調節移動可能なストッパがスリーブ
    (7)によって形成されている場合にスリーブ(7)と
    シェル(20)との間にばね部材(31)が設けられて
    おり、ばね部材が上端でもってスリーブ(7)の部分
    に、かつ他方の端部でもってシェル(20)に支持され
    ており、かつスリーブ(7)をカラー(21)の方向へ
    作用する力でもって負荷している、請求項1記載の調節
    装置。
  4. 【請求項4】 スリーブ(7)がばね部材(31)の無
    荷重状態で、1係止部(26)が正確に対向係止部材
    (29)との係合に好適な位置に存在するような位置に
    ある、請求項3記載の調節装置。
  5. 【請求項5】 係止部が開口として構成されており、開
    口が軸方向に相互間隔を置いて配置されており、かつ対
    向係止部材が操作レバーにヒンジ結合された、ばね負荷
    されているロックボルトとして構成されており、ロック
    ボルトがばね部材による負荷の下にロックピンでもって
    開口内へ押込まれており、ガイド部材がスリーブ(7)内
    のみぞまたは長孔(27)として、かつその対向部材がみ
    ぞまたは長孔(27)内へ係合した、軸方向移動を阻止
    しないガイドピン(29)として構成されている、請求
    項1から4までのいずれか1項記載の調節装置。
  6. 【請求項6】 ガイドピン(29)がみぞまたは長孔
    (27)からスリーブ(7)の軸線(A)に垂直の方向
    に取出し可能に、特にスリーブ(7)の軸線(A)に垂
    直の方向のシェル(20)の孔(19)内に取付けられ
    ており、孔が取外し可能な閉鎖部材によって閉鎖可能で
    ある、請求項5記載の調節装置。
  7. 【請求項7】 ガイドピン(29)がガイドボルト(2
    8)に取付けられており、ガイドピン(28)およびロ
    ックボルト(16)がスリーブ(7)に対して横方向に
    配置された第2のスリーブ(8)内に案内されている、
    請求項6記載の調節装置。
  8. 【請求項8】 ロックレバーがロック位置からロック解
    除位置へ旋回せしめられる際のロックボルトの移動距離
    がロックピンが係止開口内へ係合している深さに等し
    く、ロックレバー(12)がロック位置にないときに第
    2のスリーブ(8)の円形の孔(11)内でロックボル
    トの移動路に対して垂直の方向の軸を中心にして回転可
    能であり、かつ180°回転せしめられた位置において
    再びロック位置へ旋回可能であり、この場合にロックボ
    ルト(16)がロック解除位置にとどまっている、請求
    項5記載の調節装置。
JP4321762A 1991-12-02 1992-12-01 スキー靴用の調節装置 Pending JPH05211902A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT2390/91 1991-12-02
AT0239091A AT398688B (de) 1991-12-02 1991-12-02 Einstellsystem für skischuhe

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05211902A true JPH05211902A (ja) 1993-08-24

Family

ID=3533473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4321762A Pending JPH05211902A (ja) 1991-12-02 1992-12-01 スキー靴用の調節装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5408762A (ja)
EP (1) EP0549558B1 (ja)
JP (1) JPH05211902A (ja)
AT (2) AT398688B (ja)
DE (1) DE59208686D1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT401849B (de) * 1994-10-10 1996-12-27 Koeflach Sportgeraete Gmbh Einrichtung zur freigabe bzw. verriegelung der schwenkbarkeit eines schaftes

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3543421A (en) * 1969-02-17 1970-12-01 Sports Technology Adjustable stop for pivoted cuff
US3633291A (en) * 1970-04-06 1972-01-11 Domenico Caporicci Ski boot having a pivoted top
DE2057094C3 (de) * 1970-11-20 1973-11-22 Altenburger Kg, 7893 Jestetten Vorrichtung fur Skistiefel zur Begrenzung des Schwenkbereiches eines gegenüber einem Schaftunterteil ver schwenkbaren Schaftoberteils
FR2341283A1 (fr) * 1976-02-20 1977-09-16 Pinet Georges Chaussure de ski
US4367885A (en) * 1980-04-11 1983-01-11 Alpine Research, Inc. Ski binding
AT374667B (de) * 1981-01-26 1984-05-25 Dynafit Gmbh Schischuh
IT8122767V0 (it) * 1981-08-31 1981-08-31 Nordica Spa Dispositivo per regolare la flessibilta' particolarmente per scarponi da sci ad entrata posteriore.
AT374354B (de) * 1981-09-30 1984-04-10 Dynafit Gmbh Schischuh mit einer gegenueber dem fussteil verschwenkbaren manschette
IT1199519B (it) * 1984-04-03 1988-12-30 Kairos Di Bonetti M Dispositivo di bloccaggio della gamba per scarpe da sci ad entrata posteriore
IT1188254B (it) * 1986-01-13 1988-01-07 Nordica Spa Dispositivo di azionamento con funzione multipla particolarmente per scarponi da sci
AT397758B (de) * 1988-09-09 1994-06-27 Koeflach Sportgeraete Gmbh Schischuh
CH677174A5 (ja) * 1988-10-10 1991-04-30 Lange Int Sa
AT398364B (de) * 1989-12-18 1994-11-25 Dynafit Skischuh Gmbh Dämpfungselement für skischuhe
AT398885B (de) * 1990-07-11 1995-02-27 Koeflach Sportgeraete Gmbh Einrichtung zur verstellung der vorlage des schaftes eines schischuhes

Also Published As

Publication number Publication date
ATA239091A (de) 1994-06-15
US5408762A (en) 1995-04-25
EP0549558B1 (de) 1997-07-09
EP0549558A1 (de) 1993-06-30
AT398688B (de) 1995-01-25
ATE155015T1 (de) 1997-07-15
DE59208686D1 (de) 1997-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8793905B2 (en) Ski boot and binding system comprising a ski boot and a ski binding
US4522424A (en) Ski binding clamp
EP2833752B1 (en) Ski boot
US7357406B2 (en) Ski boot sole, disengageable ski binding and combination thereof
US5310206A (en) Safety binding
US5755046A (en) Snowboard boot binding mechanism
EP0972545A1 (en) Snowboard boot binding mechanism
US4581831A (en) Ski-boot
US5499838A (en) Cross-country ski binding
US4694592A (en) Closure device particularly for rear entrance ski boots
EP2707109B1 (en) Ski binding device for fastening a mountaineering boot on a downhill ski or the like
US4899469A (en) Device for securing a leg or leg cover on ski boots
JPH05211902A (ja) スキー靴用の調節装置
US7618053B2 (en) Ski boot sole, disengageable ski binding and ski boot base, and combination thereof
EP2707111B1 (en) Ski binding device for fastening a mountaineering boot on a downhill ski or the like
JPH0226515B2 (ja)
JPH0362115B2 (ja)
JPH0659242B2 (ja) スキー靴
US20050006876A1 (en) Snowboard boot binding mechanism
JPH08224103A (ja) スキー靴
US5803480A (en) Ski-binding arrangement to fix a ski boot to a ski, in particular a touring or cross-country ski
JP2823695B2 (ja) 安全スキービンディング
JPS63168102A (ja) スキー靴
JPS60198178A (ja) セ−フテイスキ−バインデイング
WO2022189011A1 (en) Snowboard binding with heel unit adjustment