JPH05211545A - デジタル電話機 - Google Patents

デジタル電話機

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Publication number
JPH05211545A
JPH05211545A JP1543792A JP1543792A JPH05211545A JP H05211545 A JPH05211545 A JP H05211545A JP 1543792 A JP1543792 A JP 1543792A JP 1543792 A JP1543792 A JP 1543792A JP H05211545 A JPH05211545 A JP H05211545A
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JP
Japan
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code
signal
interface control
converting
conversion
Prior art date
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Pending
Application number
JP1543792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Yokoo
和義 横尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP1543792A priority Critical patent/JPH05211545A/ja
Publication of JPH05211545A publication Critical patent/JPH05211545A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一対地間で、1つの通話路で同時に複数の
通話を可能にする。 【構成】 各送受話器12、13からのアナログ信号
を、コーデック回路14、15によりPCM符号化し、
変換回路(a)16、18によりADPCMによる符号
に変換し、多重化回路20により多重化してインタフェ
ース制御回路11に送出する。インタフェース制御回路
11から受信した信号を、分離回路21により分離し、
それぞれ、変換回路(b)17、19によりADPCM
による符号をPCMによる符号に変換し、コーデック回
路14、15によりアナログ信号に変換して各送受話器
12、13に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる音声信号を圧縮
多重化して伝送するデジタル電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアナログ電話機、デジタル電話機
では、共に発呼加入者が相手加入者の電話番号をダイヤ
ルすると、周知の如く、交換機にて相手加入者を選択
し、発呼加入者と相手加入者間に交換機、伝送路を介し
て1本の通話路が形成され、1対1の通話を行うことが
できるようになっている。
【0003】ところで、近年、サービス統合デジタル網
(以下、ISDNと記す。)が注目されているが、この
ISDN通信網に接続される端末としてデジタル電話機
がある。このデジタル電話機は、音声信号をパルス符号
変調(以下、PCMと記す。)符号に変換して伝送路に
送ると共に、伝送路からのPCM符号化信号をアナログ
の音声信号に変換する。デジタル電話機の場合には、発
呼加入者と相手加入者間に形成される通話路では、図3
に示すようにPCM符号化信号がそのまま64kb/s
の信号として送受信されることとなり、1つの通話路に
1つの通信信号を通し、1対1の音声通話が行われる。
なお、図3(a)はISDN網から抽出された同期化さ
れたクロックを示し、図3(b)は8ビット単位の信号
フレームを示し、A00等はビットデータを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のデジタル電
話機は、1つの通話路にて1対の通話を行わせるもので
あるため、ビジネスのように、同一の組合せの事務所間
で同時刻に大量の通話が発生する場合等では、通話路の
制限のため通話の待ち合わせが発生したり、1通話ごと
に通話料金が課金されるため通話費用が増大したり、通
話路確保のための設備の拡大等によってコストが増加す
るという問題点があった。
【0005】そこで本発明の目的は、同一対地(加入
者)間で、1つの通話路で同時に複数の通話を可能にす
るデジタル電話機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のデ
ジタル電話機は、通信網との接続を行うインタフェース
制御手段と、音声の入出力を行う複数の送受話器と、各
送受話器からのアナログ信号を符号化してデジタル信号
に変換する複数の第1の変換手段と、各第1の変換手段
の出力を圧縮する複数の圧縮手段と、各圧縮手段の出力
を多重化してインタフェース制御手段に送出する多重化
手段と、インタフェース制御手段から受信した信号を複
数の信号に分離する分離手段と、この分離手段によって
分離された各信号を伸張する複数の伸張手段と、各伸張
手段によって伸張された信号をアナログ信号に変換して
各送受話器に送出する複数の第2の変換手段とを備えた
ものである。
【0007】このデジタル電話機では、各送受話器から
のアナログ信号を、第1の変換手段によって符号化して
デジタル信号に変換し、圧縮手段によって圧縮し、多重
化手段によって多重化してインタフェース制御手段に送
出する。また、インタフェース制御手段から受信した信
号を、分離手段によって複数の信号に分離し、伸張手段
によって伸張し、第2の変換手段によってアナログ信号
に変換して各送受話器に送出する。
【0008】請求項2記載の発明のデジタル電話機は、
請求項1記載の発明において、第1の変換手段がアナロ
グ信号をパルス符号変調する符号化手段を有し、圧縮手
段が第1の変換手段の出力であるパルス符号変調による
符号を差分適応パルス符号変調による符号に変換する符
号変換手段を有し、伸張手段が差分適応パルス符号変調
による符号をパルス符号変調による符号に変換する符号
変換手段を有し、第2の変換手段がパルス符号変調によ
る符号をアナログ信号に変換する復号化手段を有するも
のである。
【0009】このデジタル電話機では、各送受話器から
のアナログ信号を、第1の変換手段によってパルス符号
変調により符号化し、圧縮手段によって差分適応パルス
符号変調による符号に変換し、多重化手段によって多重
化してインタフェース制御手段に送出する。また、イン
タフェース制御手段から受信した信号を、分離手段によ
って複数の信号分離し、伸張手段によって差分適応パル
ス符号変調による符号をパルス符号変調による符号に変
換し、第2の変換手段によってアナログ信号に変換して
各送受話器に送出する。
【0010】請求項3記載の発明のデジタル電話機は、
通信網との接続を行うインタフェース制御手段と、音声
の入出力を行う複数の送受話器と、各送受話器からのア
ナログ信号を高能率符号化する複数の符号化手段と、各
符号化手段の出力を多重化してインタフェース制御手段
に送出する多重化手段と、インタフェース制御手段から
受信した信号を複数の信号に分離する分離手段と、この
分離手段によって分離された各信号をアナログ信号に変
換して各送受話器に送出する複数の復号化手段とを備え
たものである。なお、高能率符号化とは、現情報の冗長
性を除き、伝送効率、蓄積効率を向上させた符号化を総
称し、差分適応パルス符号化等がある。
【0011】このデジタル電話機では、各送受話器から
のアナログ信号を、符号化手段によって高能率符号化
し、多重化手段によって多重化してインタフェース制御
手段に送出する。また、インタフェース制御手段から受
信した信号を、分離手段によって複数の信号に分離し、
復号化手段によってアナログ信号に変換して各送受話器
に送出する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1および図2は本発明の一実施例に係る
ものである。
【0013】図1は本実施例のデジタル電話機の構成を
示すブロック図である。本実施例のデジタル電話機10
は、ISDN通信網の基本インタフェース(2B+D)
に接続されるデジタル電話機である。このデジタル電話
機10は、ISDN通信網との基本インタフェースのレ
イヤ1、レイヤ2を制御することで網との接続を行い、
信号の送受を行うインタフェース制御回路11と、音声
の入出力を行う送受話器12、13と、各送受話器1
2、13からのアナログ音声信号をデジタルPCM符号
に変換すると共に逆にデジタルPCM符号をアナログ音
声信号に変換して各送受話器12、13に送出する第1
の変換手段および第2の変換手段としてのコーデック回
路(符号・復号化回路)14、15とを備えている。デ
ジタル電話機10は、さらに、各コーデック回路14、
15からのPCM符号を、高能率符号化の一つである差
分適応パルス符号変調(以下、ADPCMと記す。)に
よる符号に変換する圧縮手段としての変換回路(a)1
6、18と、各変換回路(a)16、18からのADP
CM符号を、各1フレーム毎に1つの多重フレームに多
重化し、1つの通話路信号としてインタフェース制御回
路11に送出する多重化回路20とを備えている。デジ
タル電話機10は、さらに、インタフェース制御回路1
1から1つの通話路信号として受信した多重フレームよ
り、2つの独立したADPCM符号信号のフレームに分
離する分離回路21と、この分離回路21によって分離
された各ADPCM符号信号をPCM符号に変換し、各
コーデック回路14、15に送出する伸張手段としての
変換回路(b)17、19とを備えている。
【0014】また、デジタル電話機10は、図示しない
制御部およびこの制御部が実行するソフトウェアによっ
て、周知のように、オンフック・オフフック制御、ダイ
ヤル送信、ISDN網との接続制御等の処理を行う。
【0015】次に、図2を参照して本実施例の動作につ
いて説明する。図2は本実施例のデジタル電話機内のフ
レーム信号構成を示すタイミングチャートである。
【0016】発呼加入者がISDN網相手加入者と通話
すべく、図示しないダイヤルボタンを押して相手加入者
番号をダイヤルすると、図示しない制御部で処理され、
ISDN基本インタフェースのDチャネルにより周知の
如く呼接続制御が実施され、相手加入者を呼び出し、相
手加入者が応答するとISDN網では発呼加入者と相手
加入者間に1本の通話路(ISDNでは64kb/s1
本)を形成することで、通話が可能となる。
【0017】この通話が本実施例のデジタル電話機10
相互で実施されるものとする。また、以下、送受話器1
2による信号を(A)TEL、送受話器13による信号
を(B)TELと記す。
【0018】発呼加入者が相手加入者と通話すると、送
受話器12からのアナログ音声信号はコーデック回路1
4に入力される。このコーデック回路14は、ISDN
網から抽出された同期化されたクロック(図2(a))
をインタフェース制御回路11より受け、8kHzのサ
ンプリングにより、標本化、量子化、8ビットPCM符
号化を順に行い、図2(b)に示すような8ビット、6
4kb/sのPCM符号化フレーム(A)TELが得ら
れる。同様に、送受話器13からのアナログ音声信号は
コーデック回路15によって、標本化、量子化、8ビッ
トPCM符号化され、図2(c)に示すような8ビッ
ト、64kb/sのPCM符号化フレーム(B)TEL
となる。
【0019】コーデック回路14からの8ビットPCM
符号は、同様に同期化クロックで動作する変換回路
(a)16によって、同期化クロック(図2(d))に
同期化された4ビット、32kb/sのADPCM符号
に変換され、図2(e)に示すようなADPCM符号化
フレーム(A)TELとなる。同様に、コーデック回路
15からの8ビットPCM符号は、変換回路(a)18
によって、4ビット、32kb/sのADPCM符号に
変換され、図2(f)に示すようなADPCM符号化フ
レーム(B)TELとなる。なお、図2中、符号31は
圧縮処理を示している。
【0020】同期化された2本の32kb/sのフレー
ムは多重化回路20に入力される。この多重化回路20
は、同期化クロック(図2(g))により、図2
(e)、(f)に示す2本の32kb/sのフレームを
図2(h)に示すような64kb/sの1本のフレーム
に多重化するために、(A)TELと(B)TELのク
ロックに同期した同一時間軸上のビットデータ(例えば
00とb00)を、(A)TELを優先して1本のフレー
ムに並び換える。この動作を繰り返し行うことで、図2
(h)に示す多重フレームのように、1本のフレームの
中に2つの音声信号を入れ込むことができる。なお、図
2中、符号32は多重化処理を示している。
【0021】この多重フレームは、インタフェース制御
回路11を経てISDN網へ送出される。
【0022】また、ISDN網からの受信され、インタ
フェース制御回路11によって網と同期化されたクロッ
ク(図2(g))に同期化された64kb/sの多重フ
レーム(図2(h))は分離回路21に入力される。こ
の分離回路21は同期化クロックに同期して動作し、上
述した多重化回路20と逆の動作により、32kb/s
の2つのADPCM符号化フレーム(図2(e)、
(f))に分離する。なお、図2中、符号33は分離処
理を示している。
【0023】分離回路21で分離された、同期化クロッ
ク(図2(d))に同期化された2つの32kb/sの
ADPCM符号化フレームは、それぞれ変換回路(b)
17、19に入力される。一方のADPCM符号は、同
期化クロックに同期して動作する変換回路(b)17に
より、32kb/s、4ビットのADPCM符号から、
同期化クロック(図2(a))に同期する64kb/
s、8ビットのPCM符号に変換され、この変換された
PCM符号はコーデック回路14により復号化、ろ波が
順に行われ、アナログ音声信号として再生され、送受話
器12により音声となる。同様に、分離回路21で分離
された他方のADPCM符号は、変換回路(b)19に
よりPCM符号に変換され、このPCM符号はコーデッ
ク回路15によりアナログ音声信号として再生され、送
受話器13により音声となる。なお、図2中、符号34
は伸張処理を示している。
【0024】このように、本実施例によれば、ISDN
網の1本の通話路で2対の音声通話が可能となる。
【0025】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
例えば、アナログ音声信号をPCM符号化することな
く、直接、ADPCMによって符号化しても良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、圧
縮、多重化によって、1本の通話路に対して複数の音声
信号を通すようにしたので、同一対地(加入者)間で、
1つの通話路で同時に複数の通話が可能になり、通話の
待ち合わせを少なくすることができ、設備の有効利用お
よび通話料金の低減化を図ることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のデジタル電話機の構成を示
すブロック図である。
【図2】一実施例のデジタル電話機内のフレーム信号構
成を示すタイミングチャートである。
【図3】従来のデジタル電話機のフレーム信号構成を示
すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 デジタル電話機 11 インタフェース制御回路 12、13 送受話器 14、16 コーデック回路 16、18 変換回路(a) 17、19 変換回路(b) 20 多重化回路 21 分離回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網との接続を行うインタフェース制
    御手段と、 音声の入出力を行う複数の送受話器と、 各送受話器からのアナログ信号を符号化してデジタル信
    号に変換する複数の第1の変換手段と、 各第1の変換手段の出力を圧縮する複数の圧縮手段と、 各圧縮手段の出力を多重化して前記インタフェース制御
    手段に送出する多重化手段と、 前記インタフェース制御手段から受信した信号を複数の
    信号に分離する分離手段と、 この分離手段によって分離された各信号を伸張する複数
    の伸張手段と、 各伸張手段によって伸張された信号をアナログ信号に変
    換して各送受話器に送出する複数の第2の変換手段とを
    具備することを特徴とするデジタル電話機。
  2. 【請求項2】 前記第1の変換手段はアナログ信号をパ
    ルス符号変調する符号化手段を有し、前記圧縮手段は第
    1の変換手段の出力であるパルス符号変調による符号を
    差分適応パルス符号変調による符号に変換する符号変換
    手段を有し、前記伸張手段は差分適応パルス符号変調に
    よる符号をパルス符号変調による符号に変換する符号変
    換手段を有し、前記第2の変換手段はパルス符号変調に
    よる符号をアナログ信号に変換する復号化手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタル電話機。
  3. 【請求項3】 通信網との接続を行うインタフェース制
    御手段と、 音声の入出力を行う複数の送受話器と、 各送受話器からのアナログ信号を高能率符号化する複数
    の符号化手段と、 各符号化手段の出力を多重化して前記インタフェース制
    御手段に送出する多重化手段と、 前記インタフェース制御手段から受信した信号を複数の
    信号に分離する分離手段と、 この分離手段によって分離された各信号をアナログ信号
    に変換して各送受話器に送出する複数の復号化手段とを
    具備することを特徴とするデジタル電話機。
JP1543792A 1992-01-30 1992-01-30 デジタル電話機 Pending JPH05211545A (ja)

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JP1543792A JPH05211545A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 デジタル電話機

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