JP3887651B2 - マルチレート網におけるデータ伝送 - Google Patents
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Description
現在の遠隔通信システムにおいて、個々の呼はデジタル信号として一緒に処理される。一般的に、固定通信網において、アナログ信号は125マイクロ秒毎に1度(すなわち、1秒当り8000回)サンプリングされ、各サンプルは8ビットの“ワード”としてデジタル化され、毎秒64キロビット(kbit/s)のデータビットレートになる。このような高ビットレートによって広帯域幅、したがって高品質の信号を遠隔通信網上で搬送することができる。64kbit/sのデータビットレートの信号は、64kbit/s以上のビット移送レートを有するチャンネルで搬送することができ、このようなチャンネルはより高いビット移送レートを有するシステムで多重化することができる。
いくつかの応用では、より一層低いデータビットレートでも要求される信号品質に対して十分である。現在のデータ圧縮技術では、例えば13kbit/sでコード化するときに認識される言語品質の損失を許容可能なレベルに維持することができるので、ある目的のためにはこのような低ビットレートがデジタルの言語信号を搬送するのに適切なデータレートであると考えられる。一層低いビットレートでは、各チャンネルに必要とされる帯域幅は一層小さいために、同じ帯域幅内で一層多くのチャンネルを使用できるので、システムの全容量が増加する。故に、例えば移動ユニットと移動無線システムの基地局との間の無線リンク(いわゆる、“エアーインターフェイス(air interface)”)において、帯域幅が不足している応用では一層低いビットレートが望ましい。GSMシステム(移動通信用地上システム(Global System for Mobile Communication))では、13kbit/sのレートでコード化した言語は、実際には16kbit/sのビット移送レートを有するチャンネルで搬送される。以下の説明では、これらを16kbit/sの信号と記載する。
16kbit/sのみのビット移送レートを有する移動システムの無線チャンネルでは、固定網からの64kbit/sのデジタル信号は搬送できない。したがって、64kbit/sの信号を別のフォーマット、すなわち低ビットレートシステムで伝送するのに適したフォーマットに変換することが必要である。このような変換を行うために、64kbit/sの信号から元のサンプルを(例えば、8ビットのA規定のように)再生し、次に16kbit/sのコード信号としてコード変換(トランスコード)する。デコーディングおよびリ・コーディング処理は100%正確ではないので、デコーディングおよびリ・コーディング処理によって生成された信号の精度をはわずかに低くなる。
低データビットレートを有する信号が一層高いビット移送レートを有するシステムにおいて搬送されるとき、類似の処理が必要である。この場合、システムはデータを移送することができるが、途中のデータ処理装置だけでなく、送信先の端末とも両立することはできない。とくに、高ビット移送レートシステムは、一層遅いレートで伝送される信号データに正確に応答しない。したがって16kbit/sでコード化した信号は64kbit/sのフォーマットへ再びコード化しなければならず、それは16kbit/sの信号から元のコード化したフォーマット(例えば、8ビットのA規定)を再生し、網の固定部分で伝送するために64kbit/sにトランスコードすることによって達成される。異なるビット移送レートを有する言語チャンネルを使用するシステム間にインターフェイスが生成されるときはいつでも、このような変換が必要である。
一般的に、移動無線システムは16kbit/sの言語チャンネルを使用し、公衆交換電話網(PSTN)は64kbit/s言語チャンネルを使用している。したがって1システムのユーザと他のシステムのユーザとの間の呼は、このようなインターフェイスに出合うことになる。事実、移動無線システムはしばしばPSTNを使用して、トランク網の一部分を設けているので、移送システムから移動システムへの呼はしばしば2つのこのようなインターフェイスを含み、変換処理によってもたらされる精度の劣化が一層大きくなる。
図1は、最初にエアーインターフェイスで伝送するために言語信号を16kbit/sのデジタル信号へ変換し、次にデジタルトランク網において搬送するために64kbit/s信号へ変換する処理を示している。音響源11(例えば、マイクロフォン)はアナログ信号を発生し、コーダ12におけるA規定コーディングのような適切な処理によってサンプリングされる。ユーザのハンドセット内の低ビットレートコーダ13は、GSMフルレートRPE−LTP(残留パルス励起−長期プレディクタ)コーダシステムを使用して、8bitのサンプルから13kbit/sのレートでトランスコードする。コード化された言語に対して、フォワードエラー補正ビットを付加して、無線インターフェイスのビットレートを22.8kbit/sに増加する。次にこの信号はエアーインターフェイス14を搬送される。基地局においてエラー補正ビットを除去して、13kbit/sのコード化されたデータ信号を残し、エラー補正ビットは基地局と移動スイッチングセンタとの間を16kbit/sチャンネルで搬送される。このような16kbit/sの4つのチャンネルを、30チャンネルの64kbit/sのタイムスロットに多重化して、2Mbit/sシステム19は基地局を移動スイッチングセンタに接続する。移動スイッチングセンタでは、トランスコーダ(図示されていない)は、30個の64kbit/sタイムスロットのそれぞれを4つの16kbit/sのチャンネルにデマルチプレックスし、そのぞれぞれはコード化したデジタル−A規定トランスコーダ15へ供給され、信号をトランスコードしてA規定へ戻す。次にA規定−高ビットレートトランスコーダ16で信号を64kbit/sの二進信号へトランスコードする。各個々の信号を64kbit/sのスイッチ10によって処理して、信号をPSTN20へ供給することができる。
図2は、図1に示された処理に対する相補的な処理を示している。ここでは最初に64kbit/sの信号を16kbit/sの二進信号へトランスコードして、エアーインターフェイスにおいて伝送し、次に受信機21でオーディオ信号へ変換するためにアナログ信号へトランスコードする。これらの段階は本質的に図1に示された段階を逆にしたものである。PSTN20からの64kbit/sの二進信号は、64kbit/sのスイッチ10を介してルート設定し、最初にトランスコーダ26でA規定信号にトランスコードする。次にこの信号を低ビットレートコーダ25で低ビットレート(16kbit/s)信号にトランスコードして、エアーインターフェイスからダウンリンク29を介してエアーインターフェイス24を伝送され、別の低いビットレートからA規定へのデコーダ23で受取られる。アップリンク19に関して、ダウンリンク29で搬送された信号は、通常他の信号と多重化される。再び、16kbit/sの信号はエラー補正ビットを付加して無線インターフェイスを通る。デコーダ23はA規定(デジタル)からアナログへのデコーダ(D−Aコンバータ)22で変換するための別のA規定信号を発生して、アナログ信号を生成し、それを受信機21で受信する。
2つのエアーインターフェイス14,24において1移動ユーザ11からスイッチ10を介して別の移動ユーザ21へ信号を送るために、A−Dコンバータ12、低ビットレートのデジタル−A規定トランスコーダ15、高ビットレートのデジタル−A規定トランスコーダ26、および低ビットレートのデジタル−A規定トランスコーダ23によって信号をA規定へ4回コード化することが分かる。4つの各A規定信号は、A規定−低ビットレートデジタルトランスコーダ13、A規定−高ビットレートトランスコーダ16、A規定−低ビットレートデジタルトランスコーダ25、およびデジタル−アナログコンバータ22によって再び変換される。64kbit/sのトランクリンクの両端末は16kbit/sで2つのトランスコーディング処理をそれぞれ2回ずつ実行する、すなわちトランクリンクの各端部において1回ずつ行なわれる。トランスコーディングを4回実行することによって比較的に大きい複合的に不正確になり、さらに伝送が遅延し、この両者のために呼品質が低減する。
実際には両方のエアーインターフェイス14,24、および両方のユーザ端末11,21は全二重動作用に設計されているが、図を分かりやすくするために図1および2において戻りパスは省略されていることが認識されるであろう。
本出願人の名で出願した国際特許出願第WO95/24802号では、帯域幅管理システム、とくにブランクデータを圧縮データに付加して、圧縮データを圧縮回復せずに交換可能な単語を生成する帯域幅管理システムを開示している。この構成の長所は、圧縮されていないデータをスイッチするように設計された標準スイッチング装置を使用できることである。ブランクデータを圧縮データに付加して、スイッチングを行うために、圧縮データに対して圧縮回復アルゴリズムを実行しないことを確実にすることによって、圧縮データをこれらのスイッチによってスイッチする。付加されたブランクデータはスイッチングの後で再伝送の前に取除かれる。従来の技術の文献において考えられたように閉じたユーザグループで行なわれるように両方のパーティが同じビットレートで呼を行うとき、この構成は可能になる。しかしながらセルラ無線システムでは、圧縮データで動作可能な2つの移動電話間、またはこのような移動ユニットと固定電話またはこの方法で動作できない他の端末との間で呼を行うことができる。したがって2つの端末は異なるビットレートで動作することができ、データを圧縮した形で遠隔の端部で処理できるという従来の技術の構成に含まれる仮定は最早有効ではない。
本発明の第1の態様にしたがって、デジタルにコード化したデータを含む信号を第1のビットレートで動作する伝送網素子から、第2の一層高いビットレートで動作する遠隔通信網パスにおいて、複数の受信網素子の1つである送信先の網素子へ伝送する方法であり、複数の受信網素子の第1のグループは第1のビットレートで動作し、複数の受信素子の第2のグループは第2のビットレートで動作し:
送信元網素子から送信先網素子へ送信され、第1のビットレートでコード化した元のデータの搬送信号について、送信先網素子が受信網素子の第1のグループの1つであるかまたは受信網素子の第2のグループの1つであるかを判断する段階と、
(a)送信先の網素子が第1のグループの1つであるとき、第2の一層高いビットレートに対応するビット移送レートを有し、元のデジタルにコード化したデータと付加したゼロのデータとを含む信号を生成し、
(b)送信先素子が第2のグループの1つであるとき、第2のビットレートでコード化したデータを含む信号を生成し、(a)または(b)の何れかの場合に生成した信号を送信する段階とを含む方法を提供する。
本発明の第2の相補的な態様にしたがって、第1のビットレートでデジタルにコード化したデータを含む信号を、第2の一層高いビットレートで動作する遠隔通信網パス上で、元の網素子から受信した第2の一層高いビットレートの信号から生成する方法であり、ここで送信元の網素子は複数の送信網素子の1つであり、また複数の送信網素子の第1のグループがゼロのデータを付加して元の第1のレートでコード化したデータを含み、複数の網素子の第2のグループが、第2のビットレートでコード化したデータを含む信号を生成し:
第2のビットレートに対応するビット移送レートを有する網パスで受信した信号が第2のビットレートでコード化したデータ、または第1のビットレートで前記ゼロのデータを付加してコード化したデータを含むかを判断する段階と、
(a)データが第2のビットレートでコード化されるとき、このデータを第1のビットレートでコード化された信号にトランスコードする段階と、
(b)信号が前記ゼロのデータを付加して第1のビットレートでコード化されたとき、ゼロのデータを取除いて、元の信号を再構成する段階とを含む方法が提供される。
本発明は、低ビットレートでコード化された信号を一層高いビット移送レートを有する網でデータを完全に変換せずに搬送することを可能にした。こうすることによって、初端から終端までの全手続きから4つのトランスコーディング段階を除去して、信号品質を向上することができる。何れにしても、上述の従来の技術のシステムと対照的に、異なるビットレートで動作する端末間で信号を伝送することができる。データ搬送信号においてデータをコード化するレート、すなわち1単位時間当りの情報搬送ビット数がビット移送レート、すなわち1単位時間当りの合計ビット数よりも少なく;その差がゼロのデータのビットレートであることに注意すべきである。情報搬送データは効果的にゼロのデータで多重化される。各個々のビットの継続期間は、もちろんビット移送レートの逆数である。
本発明の第3の態様にしたがって、第1のビット移送レートで動作する送信網からデジタルにコード化したデータを、第2の一層高いビット移送レートで動作する遠隔通信網パス上で、送信先網素子によって受信されるように送信する装置において、送信先網素子が複数の受信網素子の1つであり、複数の受信網素子の第1のグループが第1の低ビット移送レートで動作する通信リンクにおいて網パスと通信し、複数の受信網素子の第2のグループが第2のより高いビット移送レートで動作する通信リンクにおいて網パスと通信し、該装置が、受信網素子の第1のグループのメンバに対して行われた呼を識別する手段と、信号の元のデータとゼロのデータを送信することによって、この呼の元の低ビット移送レート信号を高ビット移送レート信号に変換する手段とを有する送信機インターフェイスとを含み、元のデータとゼロのデータとの結合したビットレートが第2のビット移送レートに対応する装置を提供する。
本発明の第4の態様にしたがって、第1の低ビット移送レートと第2の一層高いビット移送レートとの間の信号のビット移送レートを第2のビット移送レートで送信するように変換する装置であり:信号の前方向へのルート設定が第1のビット移送レートで動作する網素子を含むか否かを識別する手段;元のコード化したデータと十分なゼロビットデータとを送信することによって、ビット移送レート信号を前記第2のビットレートとして識別されるように変換して、元のデータとゼロのデータとの結合したビットレートを第2のビットレートに対応させる手段;および低ビットレート信号のコード化されたデータを高ビットレートでコード化したデータとして識別されるデータ以外のデータにトランスコードする手段とを有する装置を提供する。
本発明の第5の態様にしたがって、本発明は、第2の一層高いビット移送レートで動作する遠隔通信網パス上で送信元の網素子から受信した信号から第1のビット移送レートでデジタルにコード化したデータを含むデジタル信号を生成する装置であり、送信元の網素子が複数の送信網素子の1つであり、複数の送信網素子の第1のグループが、第1のレートでコード化した元のデータと付加的なゼロのデータとを含む第1の形式の信号を生成し、複数の送信網素子の第2のグループが、第2のビットレートでコード化したデータを含む第2の形式の信号を生成し、該装置が受信した信号が第1の形式か、または第2の形式の何れかであることを検出する手段と、検出手段に応答して受信した信号を第1のレートでコード化した信号に変換する手段とを有する受信機インターフェイスを含む装置を提供する。
本発明の第6の態様にしたがって、受信した信号のビット移送レートを第1のビットレートで送信するために、第2の一層高いビットレートから第1の低ビットレートへ変換する装置であり:受信した信号が第1のレートでコード化した元のデータにゼロのデータを付加した第1の形式の信号であるか、または第2のレートでコード化した元のデータを含む第2の形式の信号であるかを検出する手段と、検出手段に応答して、ゼロのデータを送信せずにコード化したデータのみを伝送することによって受信した第1の形式の信号から元の信号を回復し、第2のビットレートの信号からコード化したデータを第1のビットレートでコード化したデータにトランスコードすることによって第2の形式の受信信号に変換する手段とを有する受信インターフェイスを含む装置を提供する。
本発明はさらに、第1のビットレートで動作するこれらの態様の1つ以上と一致した少なくとも2つの素子を備える遠隔通信網を想定しており、該素子の少なくとも一方が送信素子であり、他方が受信素子であり、(該素子の一部または全てが、送信および受信の両方をすることができる)、少なくとも1つの素子が第2のビットレートで動作する遠隔通信網を含む。したがって、本発明の第7の態様は、遠隔通信網であり、第1のグループが第1のビットレートで動作し、第2のグループが第2の一層高いビットレートで動作する複数の網素子;第2のビットレートに対応するビット移送レートを有する網パス;素子の第1のグループのメンバ間で行なわれる呼を識別し、信号の元のデータをゼロのデータと共に送信することによって、このような呼の元の低ビット移送レート信号を高ビット移送レート信号に変換する手段であり、元のデータとゼロのデータの結合したビットレートが第2のビット移送レートに対応し、ゼロのデータが変換処理識別信号を含む手段;および変換処理識別信号を検出する手段と、このような識別信号を検出したときに第1のビット移送レートでゼロのデータを除いた元の信号を生成することによって元のコード化した信号を回復する手段とを有する受信機インターフェイスを含む遠隔通信網を提供する。
1構成では、呼ばれている電話番号を識別することによって、送信元網素子において送信先の識別を行うことができる。被呼パーティが番号変換サービス(例えば、呼分岐)を使用できるようにするために、実際の送信先を識別することによって送信先の識別を行うことが好ましいが、実際の送信先は発呼パーティがダイヤルした番号を有する端末である必要ない。これは、スイッチング制御システムと協同して送信先の識別を行なって、呼の実際の送信先を識別することによって達成することができる。
3方向呼(会議ブリッジング)のような一定のサービスも、64kbit/sのスイッチを使用することが必要である。繰返すが、これはスイッチング制御システムに呼形式識別機能をリンクすることによって提供することができる。
受信端部において送信元の端末の電話番号を識別することによって、受信した信号形式を判断することができる。
好ましくは、第1の低ビットレート信号の各フレームを高ビットレート信号のフレームの一部分としてロードし、フレームの残の部分をゼロのデータで満たし、信号は識別子を搬送して、信号が高ビット移送レート網を伝送されるように変換することを示す。
受信端部において、受信した信号に識別子があるかないかを検出することができ;識別子が存在していることは、低ビットレート信号の各フレームが高ビットレート信号におけるフレームの一部分としてロードされ、フレームの残りの部分がゼロのデータで満たされていることを示す。
好ましい実施形態では、第1の低ビットレート信号の各フレームは高ビット移送レート信号のフレームの一部分としてロードされ、フレームの残の部分はゼロのデータで満たされる(“ビットスタッフィング”として知られている動作である)。ゼロのデータは識別子を含み、信号を高ビットレートコード化信号として完全に再コーディングするのではなく、高ビット移送網で伝送するやり方で変換することを示すことができる。識別子は発呼ライン識別信号であり、低ビットレートで動作する網素子に対応する受信網素子によって認識することができる。
移動システムと固定網(PSTN:公衆交換電話網)との間の通信のために16kbit/sから64kbit/sへの変換を参照して以下に記載するが、本発明は他の状況、すなわち最初の信号を一層低いビットレートでコード化し、中間の搬送波で搬送し、一層高いビット移送レートで動作し、一層低いビットレートで動作する受信機で受信される状況に応用できる。本発明はさらに、完全な初端から終端までのルートの2つの中間点の間で一層低いビットレートで信号を搬送するが、最後に一層高いビットレートに変換する応用も有する。例えば、セルラ無線システムにおいて、固定電話への呼は、移動ユニットの近くの移動スイッチングセンタから第2の移動スイッチングセンタへルート設定され、第2のスイッチングセンタを通って固定(PSTN)網へ入ることができる。移動スイッチングセンタ間の伝送は一層低いビット移送レートで行うことができ、PSTNで使用される64kbit/sのA規定コーディングへの変換は、PSTNへの呼を行うときに通る移動スイッチングセンタでのみ行なわれる。これは、セルラ無線網の固定伝送リンクによって要求される容量を低減する。したがって本明細書で使用している“網素子”という用語は、中間素子を含み、呼の最初の送信元と最後の送信先とを含む必要はない。高ビット移送レートは2つの高ビットレートスイッチングセンタ(交換局)間でか、またはこのセンタの1つを通ってルート設定するときに使用可能であり、“網パス”という用語はそれに対応して解釈すべきである。
本発明の方法は第1のグループの素子の2つのメンバ間で呼が行われているか否かを識別するので、本発明の方法によって、第1のグループの低データレートの網素子は第2のグループの標準の高ビットレート網と通信することができる。低ビットレート素子から高ビットレート素子へ呼を行うとき、呼は通常の方法で高ビットレートでコード化されることになる。同様に、高ビットレート素子から低ビットレート素子へ呼を行うとき、通常の方法では受信素子インターフェイスによって一層低いビットレートで呼をコード化することになる。これは上記の従来の構成では不可能であった。
さらに本発明の例示的実施形態を添付の図面を参照して例示的に記載する。
図1は、移動ユニットから高ビットレート網(PSTN)への従来の技術の信号伝送構成を示す。
図2は、高ビットレート網から低ビットレート移動ユニットへの従来の技術の信号伝送構成を示す。
図3は、2つの低ビットレート移動ユニット間で、または1つの低ビットレート移動ユニットから高ビットレート網を通って高ビットレートユニットへの信号伝送を示す本発明の装置を示す。
図4は、本発明を適用したスイッチングセンタの概略図を示す。
図5は、図4のスイッチングセンタで実行される手続きを示す表である。
図1および2は、従来の技術に関係して上述で説明した。図1の装置は、音響源11(例えば、マイクロフォン)、コーダ12、トランスコーダ13を備えた移動ユニットを含み、トランスコーダ13は1つのコーディングシステムと別のコーディングシステムとの間で信号を変換し、エアーインターフェイス14およびマルチチャンネル接続19とによって移動スイッチングセンタアップリンクユニットに接続され、移動スイッチングセンタアップリンクユニット内には2つの別のトランスコーダ15、16がある。アップリンクユニットはスイッチ10に接続され、スイッチされた網20に接続される。
図2の装置は、音響発生機21(例えばスピーカ)、デコーダ22、およびトランスコーダ23を有する移動ユニットを含み、トランスコーダ23は1つのコーディングシステムと別のコーディングシステムとの間で信号を変換し、移動ユニットはエアーインターフェイス24とマルチチャンネル接続29によって移動スイッチングセンタダウンリンクに接続されており、移動スイッチングセンタダウンリンク内には2つの別のトランスコーダ25、26がある。ダウンリンクユニットは、スイッチ10に接続され、スイッチされた網20に接続される。
図3の装置は図1および2の装置とほぼ同じであるが、多数の付加的な素子を削除しており、これらの3つの図において類似の構成要素は類似の参照番号によって識別される。図3に示される装置は、音響源11(例えば、マイクロフォン)、コーダ12、トランスコーダ13を備えた移動ユニットを含み、トランスコーダ13は1つのコーディングシステムと別のコーディングシステムとの間で信号を変換し、エアーインターフェイス14とマルチチャンネル接続19とによって移動スイッチングセンタアップリンクユニットに接続され、移動スイッチングセンタアップリンクユニット内には呼形式認識器17、2つの別のトランスコーダ15、16、ビットスタッファ(詰込み)18、およびスイッチ10がある。スイッチ10はスイッチされた網20および移動スイッチングセンタダウンリンクユニットに接続され、移動スイッチングセンタダウンリンクユニット内には、呼形式認識器27、ビットストリッパ28、および2つの別のトランスコーダ25、26がある。図2の装置のように、図3の装置も、音響発生機21(例えばスピーカ)、デコーダ22、およびトランスコーダ23を有する移動ユニットを含み、トランスコーダ23は1つのコーディングシステムと別のコーディングシステムとの間で信号を変換し、移動ユニットはエアーインターフェイス24とマルチチャンネル接続29とによって移動スイッチングセンタダウンリンクに接続されている。
図4では、図3の実施形態と共通の特徴は再び同じ参照符号を有する。図4はスイッチ10を含む移動スイッチングセンタを概略図で示している。スイッチ10は64kbit/sのデータスイッチング速度を有し、同じく64kbit/sで動作する網20に接続されている。スイッチ10はさらに、16kbit/sで動作する網30、及び低ビットレートコーディングによって同じく16kbit/sの低ビットレートで動作する移動無線網基地局14、24に接続される。実際には、通常はこの方法でいくつかの基地局がスイッチに接続されている。エアーインターフェイス14、24および16kbit/sの網30は、呼形式認識器17を介してスイッチ10に接続され、呼形式認識器17は呼の形式にしたがって到来するトラヒックをビットスタッファ18またはリコーダ(recoder)15,16の何れかを介してスイッチ10にルート設定する。スイッチ10から基地局エアーインターフェイス14、24への呼の送りは呼形式認識器27を通って、次に呼の形式にしたがって、ビットストリッパ28またはリコーダ25、26の何れかを通ってルートを設定される。スイッチ10から16kbit/sの網のエアーインターフェイス30への呼の送りは、呼形式認識器37を通って、次の呼の形式にしたがって、ビットストリッパ38またはリコーダ35/36の何れかを通ってルート設定される。64kbit/sの網20との間の呼の送りは、中間の呼のトランスコーディングまたはその他の変換処理を行わず、スイッチ10によって直接に処理される。
ここで本発明にしたがって図3のシステムの動作を記載する。図1に示された従来の構成において、音響源11はアナログ出力を生成し、アナログ出力11はコーダ12において適切な処理、例えばA規定コーディングによってサンプリングされる。このコーダ12の出力はトランスコーダ13へ供給され、トランスコーダ13はA規定コーディングを低ビットレートシステムにコード化する。次にトランスコーダ13の出力は移動ユニットと基地局との間のエアーインターフェイス14、さらに基地局を移動スイッチングセンタへ接続する30チャンネルの2Mbit/sのアップリンク19上を伝送される。移動スイッチングセンタでは、トランスコーダ(図示されていない)は30個の64kbit/sの各タイムスロットを4つの16kbit/sのチャンネル(1つのみが図示されている)へデマルチプレックスする。図1の従来の技術の構造とは異なり、これらの各チャンネルは次に認識器17に供給される。認識器17は呼の送信先を識別する。ユーザ11がダイヤルした番号を使用することによって、送信先のユーザ端末が別の低ビットレート端末(例えば、ユーザ21のような別の移動ユニット)であるか否かを識別することができる。しかしながら、ダイヤルした番号のユーザは、低ビットレート端末ではない固定網内の端末に対して呼の進路変更を設定することができる。逆の状況も可能であり、64kbit/sの送信先のユーザは到来する呼を16kbit/sの端末に進路変更することもできる。したがって、呼設定手続きの一部分では、スイッチ10の一部分を形成しているスイッチング制御システムは認識器17を制御して、呼の実際の送信先を、発呼者がダイヤルした番号とは別に識別する。呼が網内で64kbit/sの機能を使用することが必要なとき(例えば、会議ブリッジング)、ビットスタッフィング手続きは不適切であるが、これもスイッチ機能10の制御のもとで認識器17によって識別される。
認識器17は、16kbit/sの端末が必要であると識別した呼をビットスタッファ18に進路変更し、次にそのように識別されなかった呼のみをトランスコーダ15、16をバイパスさせてスイッチ10へ直接に送る。呼が2人の移動ユーザ11、21間で確立されたとき、認識器17はこの呼を、例えば呼設定期間内に番号認識することによって識別し、エアーインターフェイス14で受信した信号をビットスタッファ18へ進路変更する。ビットスタッファ18はエアーインターフェイスで受取った各ビットにゼロビットを3つ与えることによって16kbitのフレームから64kbitのフレームを生成する。予め決められた計画にしたがってビットを与えることができる。例えば、情報ビットを対に纏めて、各対の中に6つのゼロビットを配置することができる。ゼロのビットはランダムな数であってもよいが、第2の認識器27が検出できる認識可能なパターンを含むことが好ましい。
このやり方で“ビットスタッフィング”をすることによって、最低数の信号処理で、A規定との間でトランスコードを繰返す必要なく、16kbit/sのデータレート信号から64kbitのビット移送レート信号を生成することができる。このときこの増加レートの64kbit/sの信号は、網素子10と両立可能であり、低ビット移送レートへ再変換することが必要な網内の点へ移送することができる。この点は図を簡単にするために、同じスイッチ10内にあってもよいが、網内の別の異なるスイッチングセンタにあってもよい。
認識器17がこのような処理に適していない識別した呼(PSTN20内の固定端末へ送られる)は、デジタル−A規定のトランスコーダ15に送られ、低ビットレート信号をトランスコードしてA規定へ戻し、さらにA規定−高ビットレートトランスコーダ16へ送られ、図1の従来の技術の構成に関して上述で説明したようにこの信号を全64kbit/sでコード化する信号に変換する。
スイッチ10からユーザ21への戻りパスにおいて、スイッチ10が受信した64kbit/sの信号は最初に認識器27へ送られる。発呼番号の識別子を認識することによって、またはビットスタッファ18によって生成されたビットスタッフ信号内のゼロビットの特徴的なパターンを認識することによって呼設定段階で、認識器27を制御することができ、デジタル−A規定トランスコーダ26へ送る代りにビットが詰め込まれた状態であると識別された信号をビットストリッパ28へルート設定する。ビットストリッパ28はゼロのビットを取除き、元の16kbit/s信号を形成する信号のみを伝送する。
このように識別されなかった呼(例えば、PSTN20内の固定端末からの呼)は、図2の従来の技術の構成におけるようにトランスコーダ26へルート設定される。トランスコーダ26は、このような信号をA規定へトランスコードし、次にトランスコーダ25はA規定信号を低ビットレート(16kbit/s)信号へトランスコードする。16kbit/s信号は、ビットストリッパ28またはトランスコーダ26、25によって生成され、30チャンネルの多重化ダウンリンク29およびエアーインターフェイス24から移動ユニットへ搬送され、移動ユニットでは、この低ビットレート信号はトランスコーダ23によってトランスコードされ、デコーダ22によってデコードされて、アナログ音響信号を生成する。このアナログ信号はスピーカ21を駆動する。アップリンク19のように、ダウンリンク29上を搬送される信号は通常、多重化される。16kbit/s信号は再び、無線インターフェイスを通るためにエラー修正ビットを付加される。
認識器27は、呼設定段階中にスイッチ10の一部分を形成しているスイッチング制御システムによって制御することができるか、またはそれらは自動的に動作することができ、この場合ビットスタッファ18は認識器27が識別できる特徴的信号を供給しなければならない。
ほとんどの呼トラヒックは2方向処理であることが理解されるであろう。図を分かり易くするために、一方向の呼トラヒックのみを示す。しかしながら、認識器17、27はそれぞれ対応する認識器と協同して、戻りのトラヒックを同様にルート設定することができることが分かるであろう。
移動スイッチングセンタは全体的に認識器17、ビットスタッファ18、デジタル−A規定コーダ15、A規定−高ビットレートデジタルトランスコーダ16、移動−移動認識器27、ビットストリッパ28、高ビットレート−デジタル−A規定トランスコーダ26、およびA規定−低ビットレートデジタルトランスコーダ25から構成することができる。この図では、1つのみのエアーインターフェイスアップリンク19およびエアーインターフェイスダウンリンク29を示している。4つの低ビットレート信号は、エアーインターフェイス14と移動スイッチングセンタ10との間で一緒に多重化して、エアーインターフェイス14、24と移動スイッチングセンタ10との間のリンク容量の要求を4分の1に減少することを達成する。しかしながら、4つの16kbit/sの素子が異なるルート設定を要求するので、移動スイッチングセンタは生成された64kbit/sのビット移送レート信号を1つの信号として処理することはできない。したがって4つの素子はスイッチングする前に各16kbit/sの信号にデマルチプレックスしなければならない。
ここで図4のシステムの動作を記載する。両方の基地局14、24は無線信号で送信および受信する。基地局14への到来する呼トラヒックは最初に呼認識器17内で受信され、呼認識器17から図3を参照して上述で説明したようにビットスタッファ18またはリコーダ15、16の何れかにルート設定され、スイッチ10でスイッチングするためにこの信号を64kbit/sの信号に変換する。呼認識器17は、呼の送り先を識別する、例えば呼ばれる網端末を識別することによって自動的に動作することができる。その代りに、かつ好ましく、認識器17はスイッチ10によって制御することができる。これによって呼の進路変更および他の番号の変換機能を適応させることができる。スイッチ10は64kbit/sの網20、16kbit/sの網30、または伝送基地局24の何れかに呼をルート設定することができる。呼の2つのパーティがセルラ網の同じセル内にあるとき、伝送基地局は図示されたように受信基地局14と同じ基地局であってもよいが、より一般的には異なる基地局である。(図面には、分かり易くするために1つのみの基地局が示されている)。呼認識器17はローカル基地局24、16kbit/sの網30、またはビットスタッファ18の何れかへ向かう呼をそれぞれルート設定する。64kbit/sの網20によってルート設定されるが、最後には16kbit/sの端末へ向かう呼もビットを詰込まれる。64kbit/sの網20を向かうが、後で16kbit/sのフォーマットに再び変換されない他の呼は、リコーダ15、16によってルート設定される。
スイッチ10におけるスイッチングは、64kbit/sで実行され、信号がビットを詰め込まれたかあるいは高ビットレートの64kbit/sでコーディングを行うか否かに関係なく全く同じ方法で動作する。最終的に呼はスイッチ出力の1つにルート設定され、スイッチ出力の3つ(31,32,33)のみが示されている。第1の出力31は16kbit/sの網30へ導かれれる。第2の出力32は16kbit/sの伝送基地局24へ導かれる。第3の出力33は64kbit/sの網20に導かれる。
第3の出力33において伝送される信号は、スイッチされた網上を変更されずに搬送され、付加的なビットを詰込んだデジットまたは64kbit/sのコード化された形態で完了する。出力31を通って16kbit/sの網30へ出力される信号または出力32を通って伝送基地局24へ出力される信号は、64kbit/s(ビットが詰込まれたまたは通常の高ビットレートでコード化されている)から16kbit/sのフォーマットへ変換しなければならない。信号は最初に信号認識器27,37に出力され、信号認識器27,37は信号が高ビットレートでコード化された形態であるかまたはビットを詰込んだ形態であるかを識別する。これは、呼の元を識別することによって、認識器27,37によって受信される信号の形態から認識可能なコーディングシステムの特徴的特色を識別することによって行うことができる。
認識器27,37が信号を、通常の高ビットレートの形態(すなわち、64kbit/sのフォーマット)であると認識するとき、例えば、固定電話に接続された64kbit/sの網20において信号は受信されるので、信号はリコーダ25、26、または35、36に送られる。これらのリコーダ25、26または35、36は上述の図3に関連して記載した高ビットレートのA規定デコーダ26およびA規定−低ビットレートコーダ25と同じ機能を有する。リ・コーディング処理は最初に図3を参照して記載したように64kbit/sの信号を標準のA規定システムへ送り、次にA規定−低ビットレートシステムへ送ってトランスコードする。A規定−低ビットレートシステムは、16kbit/sの網30または基地局送信機24からのエアーインターフェイスでの伝送に適している。
認識器27,37は信号が、このフォーマットの特徴を認識するか、または発呼ライン識別子またはスイッチ10から受信した類似の制御信号によってビットが詰込まれた形式であると識別するとき、信号をビットストリッパ28、38へ送って、余分なデジットを取除き、16kbit/sの網または基地局送信機24へ前方向に伝送する。
移動スイッチングセンタは図4を参照して記載したように、基地局14の1つ、16kbit/sの網30、または64kbit/sの網20から出力31,32,33の何れか1つへ信号をスイッチすることができる。例えば、スイッチ10が基地局14から受信した呼を、同じまたは別の基地局24から、16kbit/sの網30または64kbit/sの網20へ再伝送することができる。同様に、16kbit/sの網30からの呼をスイッチ10によってスイッチして、16kbit/sの網30、基地局24または64kbit/sの網20の何れかへ前方向に送ることができる。再び同様に、スイッチ10によって64kbit/sの網20から受信した呼が網20を通る戻りルートを設定するか、または16kbit/sの網30または基地局送信機24に対する16kbit/sの網の出力31,33の1つに入るルートを設定するように切換えられる。
図5はこれらの各環境の信号に対して行なわれる処理の表を示している。移動スイッチングセンタは3つの形式の入力があり、すなわち16kbit/sの信号、64kbit/sのビットを詰込まれた信号、および64kbit/sのコード化した信号が入力される。これらの信号はスイッチ10によって6つの可能な前方向ルート設定、すなわち:
−16kbit/sでローカル端末(例えば、基地局送信機24)へ向うルート、
−16kbit/sの網30を通って遠隔の16kbit/sの端末へ向うルート、
−最初は16kbit/sの網30を通って、最後に64kbit/sの端末へ向うルート、
−64kbit/sの網20を通って64kbit/sのローカル端末へ向うルート、
−64kbit/sの網20によって遠隔の64kbit/sの端末へ向うルート、
−最初は64kbit/sの網20を通って、最後に16kbit/sの端末へ向うルートの1つにルート設定することができる。
入力が16kbit/sのとき、信号をスイッチ10でスイッチするために、64kbit/sへ変換しなければならない。16kbit/sの入力信号をリコーダ15、16で通常の64kbit/sの信号へトランスコードするのは、次の2つの状況、すなわち:
−64kbit/sの出力33から64kbit/sの網20へ呼が出力されることと;
−呼の最終送信先が同じく64kbit/sの端末であることとが共に満たされるときのみである。
他の全ての場合では、認識器17は呼をビットスタッファ18へルート設定するので、スイッチ10によって取扱われる64kbit/sの信号はビットが詰込まれた形式である。(16kbit/sの網30上の、または16kbit/sの送信機24への伝送において)信号が出力31、32の何れかを通って出力されるとき、認識器27または37は出力信号をビットを詰込んだ信号として認識し、ビットストリッパ28または38はビットを取除いて16kbit/sとして前方向に送る。信号を64kbit/sの網によって16kbit/sの遠隔の端末へ送るとき、信号は出力33でビットを詰込まれた状態のままで64kbit/sの網へ送られ、以下に記載するやり方で送信先のスイッチにおいてビットを詰込まれた状態であると認識される。
64kbit/sの網20から受信した64kbit/sのビットを詰込んだ信号では、信号は依然として64kbit/sのビットを詰込んだ形式で、スイッチ10によって処理されて、出力31,32の一方へ出力され、16kbit/sの網30または16kbit/sの基地局24へ導かれる。認識器27,37はこの信号をビットを詰込んだ信号として識別し、それをビットストリッパ28,38の1つにルート設定して、それを16kbit/sの信号に変換して、基地局24または網30へ前方向へ伝送する。
64kbit/sの網20から受信した信号は64kbit/sのビットを詰込まれた信号であり、64kbit/sの網によって16kbit/sの遠隔の送り先信号へ前方向へ伝送することになるときは、信号はスイッチ10を通って搬送され、変換を行わずに64kbit/sの網20へ戻すことができ、移動スイッチングセンタを通る全行程においてビットを詰込んだ形式のままである。
網20でスイッチ10が受信した通常のやり方で64kbit/sにコード化した信号の場合、出力31,32の一方において信号がスイッチから出力されて、16kbit/sの送信先24,30へ導かれるときは、信号のコード化されたフォーマットは識別子27,37によって識別され、この信号はリコーダ25,26、35,36にルート設定して、基地局24または16kbit/sの網30への前方向伝送において上記で説明したように、16kbit/sのフォーマットへ変換される。64kbit/sの通常のやり方でコード化した信号は、網20からスイッチ10によって受信され、64kbit/sのルートで再び伝送され、変換を必要とせずに、全体的に64kbit/sでスイッチされる。
信号が次の段階で16kbit/sの部分において搬送されるとき、64kbit/sの網20においてビットを詰め込んだ形式でのみ信号を搬送する。したがって信号形式を認識するのに、スイッチ10から64kbit/sの出力33を設ける必要はない。信号にビットが詰込まれているとき、信号は16kbit/sの送信先に到達したときに変換されることになる。信号が16kbit/sの送信先を指向していないとき、信号は既に64kbit/sのコード化されたフォーマットである、すなわち必要であれば元のスイッチにおいて64kbit/sのフォーマットにすでにトランスコードされていることになる。
網20に接続された移動スイッチングセンタのいくつかがビット詰込み機能をもたないとき、このようなスイッチングセンタへの、およびスイッチングセンタからの呼は普通の呼として図3および4のスイッチングセンタによって処理し、64kbit/sのシステムへ再びコード化する。認識器17,27,37はこのような呼を従来通り処理し、網素子との間の他の呼は64kbit/sで動作する。
網の一部分は著しくより高い伝送ビットレートで動作することができ、例えば64kbit/sラインそれ自身を他のラインと多重化することができることを認識すべきである。しかしながら、インターフェイスの点において、通常のPSTNシステムの伝送ビットレートは64kbit/sである。
本発明は、GSM基準(CCITT G.711に対する移動通信に対する地上システム)にしたがって、8ビットのA規定システムを使用してコード化する信号を引用して記載したが、本発明はこのシステムに制限されず、例えば13ビットのリニアコーディングシステムまたはU規定システムと一緒に使用することができる。A規定およびU規定システムは“対数”量子化スケールを使用して、サンプルをエンコードする。これは低振幅信号の量子化レベルを一層高くして、高振幅信号の量子化レベルを一層低くする。これによって、電話の会話であまり話さない話者により多くの詳細を与えることができる。このようなエンコーダは、13ビットのライナエンコーダと同量のゆがみを生成する。ヨーロッパで使用されているA規定コデックと、米国および日本で使用されているU規定(mu−law)コデックとはわずかに異なる対数量子化スケールを使用している。
Claims (11)
- デジタルにコード化されたデータを含む信号を第1のビットレートで動作する送信網素子(13)から、第2のより高いビットレートで動作する遠隔通信網パス(10)上で、複数の受信網素子の1つである目的地の網素子へ伝送する方法であり、複数の受信網素子の第1のグループ(23)は第1のビットレートで動作し、複数の受信素子の第2のグループ(20)は第2のビットレートで動作し、
送信網素子(13)から目的地網素子(20,23)へ送信される第1のビットレートでコード化された元のデータ搬送信号について、目的地網素子が受信網素子の第1のグループの1つかまたは受信網素子の第2のグループの1つであるかを判断する段階と、
(a)目的地網素子(23)が第1のグループの1つであるとき、第2のより高いビットレートに対応するビット移送レートを有し、元のデジタルにコード化したデータと付加したゼロのデータとを含む信号を生成し、
(b)目的地網素子(20)が第2のグループの1つであるとき、第2のビットレートでコード化したデータを含む信号を生成し、
(a)または(b)の何れかの場合に生成した信号を送信する段階とを含む方法。 - 第1の低ビットレート信号の各フレームを高いビットレート信号のフレームの一部として負荷して、フレームの残りの部分をゼロのデータで満たして、識別子を搬送する信号が、高ビット移送レート網(10)を通って送信されるように信号を変換することを指示する請求項1記載の方法。
- 第1のビットレートでデジタルにコード化したデータを含む信号を、元の網素子からの第2のより高いビットレートで動作する遠隔通信網パス(10)上で受信した第2のより高いビットレートの信号から生成する方法であり、ここで元の網素子は複数の送信網素子の1つであり、複数の送信網素子の第1のグループ(15-19)が、ゼロのデータを付加して組み合わせ、元の第1のレートでコード化したデータを含む信号を生成し、また複数の網素子の第2のグループ(20)が第2のビットレートでコード化したデータを含む信号を生成し、
第2のビットレートに対応するビット移送レートを有する網パス上で受信した信号が第2のビットレートでコード化したデータ、または第1のビットレートで前記ゼロのデータを付加してコード化したデータを含むかを判断する段階と、
(a)データが第2のビットレートでコード化されるとき、このデータを第1のビットレートでコード化された信号にトランスコードする段階と、
(b)信号が前記ゼロのデータを付加して第1のビットレートでコード化されたとき、ゼロのデータを取除いて、元の信号を再構成する段階とを含む方法。 - 受信した信号内に識別子が存在するか否かを認識し、識別子が存在するときは、低ビットレート信号の各フレームが高ビットレート信号のフレームの一部分として負荷され、フレームの残りの部分がゼロのデータで満たされる請求項3記載の方法。
- 第1の低いビット移送レートと第2のビット移送レートで送信するための第2のより高いビットとの間で、デジタルにコード化したデータを搬送する信号のビット移送レートを変換する装置であり、装置はデジタルにコード化されたデータをより高いビットレートでコード化されたデータにトランスコードすることにより、元の低い移送レート信号を高いビット移送レート信号に変換する高いビットレート変換手段(15,16)を含む送信器インターフェイスを含み、送信器インターフェイスは、信号の前方向へのルート設定が第1のビット移送レートで作動する網素子(23)を含むか否かを識別する識別手段(17)と、送信のためゼロのデータを付加し、第2のビット移送レートに対応する元のデータとゼロのデータとの結合されたビットレートを提供することにより、高いビット移送レートで認識されるように元の低いビット移送レートを変換するため、認識手段に応答する低ビットデータ変換手段(18)とを含み、その中で、高いビットレート変換手段は認識手段に応答して、前方向のルート設定(10,20)が第1のビット移送レートで動作する網素子を含むように認識されない信号のためにのみ元の低ビット移送レート信号を変換する、ビット移送レート変換装置。
- 目的地網素子により受信のため、第2のより高いビット移送レートで動作する遠隔通信網パス(10)上で、第1のビット移送レートで動作する送信網素子(13)からのデジタルにコード化したデータを含む送信信号のための装置との組み合わせにおいて、目的地網素子は複数の受信網素子の1つであり、複数の受信網素子の第1のグループ(23)は第1の低ビット移送レートで動作する通信リンク上で網パス(20)と通信し、複数の受信網素子の第2のグループ(20)は第2のより高いビット移送レートで動作する通信リンク上で網パス(10)と通信し、認識手段(17)は、呼が受信網素子の第1または第2のグループのメンバーに成されたが否かを認識する手段を有する、請求項5による装置。
- 高いビット移送レート信号のフレームの一部として低ビットレート信号の各フレームを負荷し、フレームの残りの部分をゼロデータで満たす手段(18)を含む請求項5または6による装置。
- 第1のビットレートで前方向へ送信のため、第2のより高いビットレートから第1の低いビットレートへデジタルにコード化したデータを含み、受信された信号のビット移送レートを変換する装置であって、
受信した信号が第1のビットレートでコード化した元のデータにゼロのデータを付加した第1の形式の信号であるか、または第2のレートでコード化した元のデータを含む第2の形式の信号であるかを検出する手段(27)と、
検出手段に応答して、コード化したデータのみ且つゼロのデータでない信号を再生成することにより受信した第1の形式の信号から元の信号を回復する手段(28)と、
第2のビットレートから第1のビットレートでコード化したデータに信号のコード化したデータをトランスコードすることによって第2の形式の受信信号に変換する手段(26,25)とを有する受信インターフェイスを含む装置。 - 検出手段(27)が、第1の形式の信号によって搬送される変換プロセス識別信号を検出する手段を含む請求項8による装置。
- 複数の網素子の第1のグループ(23)が第1のビットレートで動作し、複数の網素子の第2のグループ(20)が第2のより高いビットレートで動作し、網パス(10)を含む網が第2のビットレートに対応するビット移送レートを有する複数の網素子を含む遠隔通信網であり、網は素子の第1のグループのメンバー間で行なわれる呼を識別する識別手段(17,27)と、ゼロのデータが変換処理識別信号を含んでおり、元のデータとゼロのデータとの結合されたビットレートが第2のビット移送レートに対応しており、ゼロのデータを付加して信号の元のデータを送信することによって、第1のグループの素子(23)のメンバー間を高いビット移送レート信号で成されるように、識別手段により識別された呼の元の低ビット移送レート信号を変換する手段(18)と、変換処理識別信号を検出する手段(27)を有する受信インターフェイスと、検出された識別信号に応答し、ゼロのデータなしに第1のビット移送レートで元のデータを再生成することにより受信された信号から元のコード化した信号を回復する手段(28)とを含む遠隔通信網。
- 低ビットレート信号の各フレームが高いビット移送レート信号のフレームの一部として負荷され、フレームの残りの部分がゼロのデータで満たされる手段(18)と、信号が高いビット移送レート網(10)を通して送信のため変換されたことを認識する手段(28)を含む受信インターフェイスとを含む請求項10による遠隔通信網。
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