JPH07131519A - 加入者電話増設システム - Google Patents
加入者電話増設システムInfo
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- JPH07131519A JPH07131519A JP5277938A JP27793893A JPH07131519A JP H07131519 A JPH07131519 A JP H07131519A JP 5277938 A JP5277938 A JP 5277938A JP 27793893 A JP27793893 A JP 27793893A JP H07131519 A JPH07131519 A JP H07131519A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- telephone
- signals
- channel
- demultiplexing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ケーブルの増設を行なうことなく、電話機を
増設することができる加入者電話増設システムを提供す
る。 【構成】 交換機100内に、チャネルの多重化と分離
を行なう多重・分離部10と、この多重・分離部と接続
され、信号の圧縮と伸張を行なう少なくとも2個の信号
圧縮・伸張部20と、これら信号圧縮・伸張部と接続さ
れ、チャネル情報を含むチャネル毎の信号の多重化と多
重化された信号のチャネル毎への分離を行なう多重・分
離部30と、これと接続される加入者回路40とを設
け、電話機200側に、加入者回路と接続され、信号の
多重化と多重化された信号のチャネル毎への分離を行な
う多重・分離部50と、これと接続され、信号の圧縮と
伸張を行なうと共にチャネル情報を与える少なくとも2
個の信号圧縮・伸張部60と、これらと接続された送受
話器70とを設けて構成する。
増設することができる加入者電話増設システムを提供す
る。 【構成】 交換機100内に、チャネルの多重化と分離
を行なう多重・分離部10と、この多重・分離部と接続
され、信号の圧縮と伸張を行なう少なくとも2個の信号
圧縮・伸張部20と、これら信号圧縮・伸張部と接続さ
れ、チャネル情報を含むチャネル毎の信号の多重化と多
重化された信号のチャネル毎への分離を行なう多重・分
離部30と、これと接続される加入者回路40とを設
け、電話機200側に、加入者回路と接続され、信号の
多重化と多重化された信号のチャネル毎への分離を行な
う多重・分離部50と、これと接続され、信号の圧縮と
伸張を行なうと共にチャネル情報を与える少なくとも2
個の信号圧縮・伸張部60と、これらと接続された送受
話器70とを設けて構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加入者電話増設システム
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】地下鉄の公衆電話等では、電話機を増設
する場合、電話機の増設と共に、ケーブルの増設が必要
となる。図4は従来システムの構成例を示すブロック図
である。電話機1と交換機100とは、それぞれ専用の
加入者回路(SLIC)11を介して接続されている。
する場合、電話機の増設と共に、ケーブルの増設が必要
となる。図4は従来システムの構成例を示すブロック図
である。電話機1と交換機100とは、それぞれ専用の
加入者回路(SLIC)11を介して接続されている。
【0003】交換機100側からの信号は、先ず多重・
分離部10から出力され、続くD/A変換器12により
アナログ信号に変換される。このアナログ信号は、加入
者回路11に入り、該加入者回路11を通り、電話回線
2を通じて各電話機1に通知される。つまり、チャネル
(CH)1の信号はCH1の電話機1に通知され、CH
2の信号はCH2の電話機1に通知される。以下、同様
である。
分離部10から出力され、続くD/A変換器12により
アナログ信号に変換される。このアナログ信号は、加入
者回路11に入り、該加入者回路11を通り、電話回線
2を通じて各電話機1に通知される。つまり、チャネル
(CH)1の信号はCH1の電話機1に通知され、CH
2の信号はCH2の電話機1に通知される。以下、同様
である。
【0004】ここで、加入者回路11は、電話機1に直
流電流を流す機能,電話機1のオン/オフフックを検出
する機能,2線/4線変換機能等を有している。MPU
13は、加入者回路11と接続され、加入者回路11の
動作を制御する。MPU13には、多重・分離部10か
らチャネル信号が与えられている。加入者回路11と接
続される電話回線2の2本の線はそれぞれチップ(TI
P)線,リング(RING)線と呼ばれる。
流電流を流す機能,電話機1のオン/オフフックを検出
する機能,2線/4線変換機能等を有している。MPU
13は、加入者回路11と接続され、加入者回路11の
動作を制御する。MPU13には、多重・分離部10か
らチャネル信号が与えられている。加入者回路11と接
続される電話回線2の2本の線はそれぞれチップ(TI
P)線,リング(RING)線と呼ばれる。
【0005】次に、各電話機1からの信号は、電話回線
2を介して各加入者回路11に通知される。加入者回路
11から出力された信号は、A/D変換器14に入りデ
ィジタル信号に変換された後、多重・分離部10に入
る。つまり、CH1の電話機1はCH1の加入者回路1
1に入り、CH2の電話機2はCH2の加入者回路11
に入る。このように、交換機100と電話機1とはチャ
ネル対応に接続され、相互通話が行われるようになって
いる。
2を介して各加入者回路11に通知される。加入者回路
11から出力された信号は、A/D変換器14に入りデ
ィジタル信号に変換された後、多重・分離部10に入
る。つまり、CH1の電話機1はCH1の加入者回路1
1に入り、CH2の電話機2はCH2の加入者回路11
に入る。このように、交換機100と電話機1とはチャ
ネル対応に接続され、相互通話が行われるようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来システム
では、電話機を増設する場合、電話回線も電話機対応に
設ける必要があることから、ケーブルを増設する必要が
ある。この場合、地下を堀りなおすことが必要で、膨大
な費用がかかってしまうという問題がある。
では、電話機を増設する場合、電話回線も電話機対応に
設ける必要があることから、ケーブルを増設する必要が
ある。この場合、地下を堀りなおすことが必要で、膨大
な費用がかかってしまうという問題がある。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、ケーブルの増設を行なうことなく、電話
機を増設することができる加入者電話増設システムを提
供することを目的としている。
ものであって、ケーブルの増設を行なうことなく、電話
機を増設することができる加入者電話増設システムを提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図4と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図に示すシステムは、交換機100と電話機2
00が電話回線2を介して接続されたシステムを構成し
ている。前記交換機100において、10はチャネルの
多重化と分離を行なう第1の多重・分離部、20は該第
1の多重・分離部10と接続され、信号の圧縮と伸張を
行なう信号圧縮・伸張部である。この信号圧縮・伸張部
20は、少なくとも2個以上設けられている。図では、
2個設けられた場合を示す。
ック図である。図4と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図に示すシステムは、交換機100と電話機2
00が電話回線2を介して接続されたシステムを構成し
ている。前記交換機100において、10はチャネルの
多重化と分離を行なう第1の多重・分離部、20は該第
1の多重・分離部10と接続され、信号の圧縮と伸張を
行なう信号圧縮・伸張部である。この信号圧縮・伸張部
20は、少なくとも2個以上設けられている。図では、
2個設けられた場合を示す。
【0009】30はこれら信号圧縮・伸張部20と接続
され、チャネル情報を含むチャネル毎の信号の多重化と
多重化された信号のチャネル毎への分離を行なう第2の
多重・分離部、40は該第2の多重・分離部30と接続
される加入者回路である。
され、チャネル情報を含むチャネル毎の信号の多重化と
多重化された信号のチャネル毎への分離を行なう第2の
多重・分離部、40は該第2の多重・分離部30と接続
される加入者回路である。
【0010】前記電話機200において、50は前記加
入者回路40と接続され、信号の多重化と多重化された
信号のチャネル毎への分離を行なう第3の多重・分離
部、60は該多重・分離部50と接続され、信号の圧縮
と伸張を行なうと共に、前記多重・分離部50にチャネ
ル情報を与える少なくとも2個の信号圧縮・伸張部、7
0はこれら信号圧縮・伸張部60と接続された送受話器
である。図では、信号圧縮・伸張部60は2個設けられ
ており、それに応じて送受話器70も2個設けられてい
る。
入者回路40と接続され、信号の多重化と多重化された
信号のチャネル毎への分離を行なう第3の多重・分離
部、60は該多重・分離部50と接続され、信号の圧縮
と伸張を行なうと共に、前記多重・分離部50にチャネ
ル情報を与える少なくとも2個の信号圧縮・伸張部、7
0はこれら信号圧縮・伸張部60と接続された送受話器
である。図では、信号圧縮・伸張部60は2個設けられ
ており、それに応じて送受話器70も2個設けられてい
る。
【0011】
【作用】1個の電話機を2個に増設する場合について説
明する。交換機100側から電話機200側に送信され
る場合、各チャネルの信号は信号圧縮・伸張部20で圧
縮された後、多重・分離部30に入って2チャネルの信
号が合成される。この時、それぞれの圧縮信号にはチャ
ネル信号も挿入される。帯域圧縮された2チャネルの信
号は、電話回線2を介して電話機200に伝送される。
明する。交換機100側から電話機200側に送信され
る場合、各チャネルの信号は信号圧縮・伸張部20で圧
縮された後、多重・分離部30に入って2チャネルの信
号が合成される。この時、それぞれの圧縮信号にはチャ
ネル信号も挿入される。帯域圧縮された2チャネルの信
号は、電話回線2を介して電話機200に伝送される。
【0012】電話機200側では、交換機100から伝
送されてきた信号は、多重・分離部50に入り、チャネ
ル毎の信号に分離される。分離された信号は、チャネル
毎に設けられた信号圧縮・伸張部60に入り、元の帯域
信号に戻された後、対応する送受話器70に与えられ
る。
送されてきた信号は、多重・分離部50に入り、チャネ
ル毎の信号に分離される。分離された信号は、チャネル
毎に設けられた信号圧縮・伸張部60に入り、元の帯域
信号に戻された後、対応する送受話器70に与えられ
る。
【0013】一方、電話機200側から交換機100側
に送信される場合、各送受話器70からの信号はそれぞ
れの信号圧縮・伸張部60で圧縮された後、多重・分離
部50に入って2チャネルの信号が多重化される。この
時、それぞれの圧縮信号には信号圧縮・伸張部60から
チャネル信号も挿入される。帯域圧縮された2チャネル
の信号は、電話回線2を介して交換機100に伝送され
る。
に送信される場合、各送受話器70からの信号はそれぞ
れの信号圧縮・伸張部60で圧縮された後、多重・分離
部50に入って2チャネルの信号が多重化される。この
時、それぞれの圧縮信号には信号圧縮・伸張部60から
チャネル信号も挿入される。帯域圧縮された2チャネル
の信号は、電話回線2を介して交換機100に伝送され
る。
【0014】交換機100側では、電話機200から伝
送されてきた信号は、加入者回路40を介して多重・分
離部30に入り、チャネル毎の信号に分離される。分離
された信号は、チャネル毎に設けられた信号圧縮・伸張
部20に入り、元の帯域信号に戻された後、多重・分離
部10に与えられる。
送されてきた信号は、加入者回路40を介して多重・分
離部30に入り、チャネル毎の信号に分離される。分離
された信号は、チャネル毎に設けられた信号圧縮・伸張
部20に入り、元の帯域信号に戻された後、多重・分離
部10に与えられる。
【0015】以上、説明したように、本本発明によれば
1個の電話回線2で2チャネル以上の音声信号を送受信
することができ、電話機を増設する場合でも、ケーブル
を増設する必要がなくなる。
1個の電話回線2で2チャネル以上の音声信号を送受信
することができ、電話機を増設する場合でも、ケーブル
を増設する必要がなくなる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明を構成する交換機側の構成例
を示すブロック図である。図4,図1と同一のものは、
同一の符号を付して示す。交換機100に送られてきた
チャネルの信号は、多重・分離部10から出力され、D
/A変換器12に入り、ディジタル信号をアナログ信号
に変換する。この時、D/A変換器12に入る信号のデ
ータ量は64Kbpsである。D/A変換器12で変換
されたアナログ信号は、続くADPCM圧縮形A/D変
換器21に入り、信号を1/2に帯域圧縮し、ディジタ
ル信号に変換される(ここで、ADPCM符号化方式と
は、音声の特徴情報を用いて圧縮を行なうものであり、
ある時点の信号から次の時点の信号を予測し、その差分
のみを次の信号として送るようにする符合化方式であ
る)。この結果、ADPCM形A/D変換器21の出力
の帯域は32Kbpsになり、データ量が1/2にな
る。このADPCM形A/D変換器21の出力は多重回
路(MUX)31に入る。
に説明する。図2は本発明を構成する交換機側の構成例
を示すブロック図である。図4,図1と同一のものは、
同一の符号を付して示す。交換機100に送られてきた
チャネルの信号は、多重・分離部10から出力され、D
/A変換器12に入り、ディジタル信号をアナログ信号
に変換する。この時、D/A変換器12に入る信号のデ
ータ量は64Kbpsである。D/A変換器12で変換
されたアナログ信号は、続くADPCM圧縮形A/D変
換器21に入り、信号を1/2に帯域圧縮し、ディジタ
ル信号に変換される(ここで、ADPCM符号化方式と
は、音声の特徴情報を用いて圧縮を行なうものであり、
ある時点の信号から次の時点の信号を予測し、その差分
のみを次の信号として送るようにする符合化方式であ
る)。この結果、ADPCM形A/D変換器21の出力
の帯域は32Kbpsになり、データ量が1/2にな
る。このADPCM形A/D変換器21の出力は多重回
路(MUX)31に入る。
【0017】一方、CH2のADPCM形A/D変換器
21からも同様の32Kbps信号が多重回路31に入
っている。多重回路31は、これら2チャネルの信号を
受けて多重化し、64Kbpsの信号を作る。この64
Kbpsの信号は、続くD/A変換器32でアナログ信
号に変換される。このアナログ信号は、加算器34に入
る。
21からも同様の32Kbps信号が多重回路31に入
っている。多重回路31は、これら2チャネルの信号を
受けて多重化し、64Kbpsの信号を作る。この64
Kbpsの信号は、続くD/A変換器32でアナログ信
号に変換される。このアナログ信号は、加算器34に入
る。
【0018】多重・分離部10からはMPU13にチャ
ネル情報が通知されており、MPU13は、受信したチ
ャネル情報に基づいてDTMFトランシーバ33を起動
する。DTMFトランシーバ(デュアルトーン発生,受
信部)33は、チャネル毎に異なるトーンを発生し、加
算器34に与える。該加算器34は、D/A変換器32
の出力に対して、対応するチャネル毎にチャネル信号を
トーン信号として加算し、加入者回路(SLIC)40
に与える。加入者回路40は、加算器34の出力信号を
電話回線2を介して電話機側に伝送する。
ネル情報が通知されており、MPU13は、受信したチ
ャネル情報に基づいてDTMFトランシーバ33を起動
する。DTMFトランシーバ(デュアルトーン発生,受
信部)33は、チャネル毎に異なるトーンを発生し、加
算器34に与える。該加算器34は、D/A変換器32
の出力に対して、対応するチャネル毎にチャネル信号を
トーン信号として加算し、加入者回路(SLIC)40
に与える。加入者回路40は、加算器34の出力信号を
電話回線2を介して電話機側に伝送する。
【0019】次に、電話機側からの信号は、電話回線2
を介して加入者回路40に伝えられる。加入者回路40
で受信したオンフック/オフフック信号は、MPU13
に通知される。加入者回路40で受信された信号は、A
/D変換器35に入り、64Kbpsのディジタル信号
に変換される。このA/D変換器35の出力は、分離回
路(DMUX)36に入る。
を介して加入者回路40に伝えられる。加入者回路40
で受信したオンフック/オフフック信号は、MPU13
に通知される。加入者回路40で受信された信号は、A
/D変換器35に入り、64Kbpsのディジタル信号
に変換される。このA/D変換器35の出力は、分離回
路(DMUX)36に入る。
【0020】分離回路36は、入力された64Kbps
の信号を、その内部に挿入されているチャネル信号を基
に、CH1とCH2に分離する。この時、それぞれの信
号は32Kbpsである。CH1の信号は、ADPCM
形D/A変換器22に入り、元の周波数帯域のアナログ
信号に変換される。CH2の信号も同様にしてADPC
M形D/A変換器22に入り、元の周波数帯域のアナロ
グ信号に変換される。これらADPCM形D/A変換器
22の出力は、続くA/D変換器14に入って64Kb
psのディジタル信号に復調され、多重・分離部10に
入る。
の信号を、その内部に挿入されているチャネル信号を基
に、CH1とCH2に分離する。この時、それぞれの信
号は32Kbpsである。CH1の信号は、ADPCM
形D/A変換器22に入り、元の周波数帯域のアナログ
信号に変換される。CH2の信号も同様にしてADPC
M形D/A変換器22に入り、元の周波数帯域のアナロ
グ信号に変換される。これらADPCM形D/A変換器
22の出力は、続くA/D変換器14に入って64Kb
psのディジタル信号に復調され、多重・分離部10に
入る。
【0021】以上の説明において、D/A変換器12,
A/D変換器14,ADPCM形A/D変換器21,A
DPCM形D/A変換器22とで図1の信号圧縮・伸張
部20を構成し、多重回路31,分離回路36,D/A
変換器32,A/D変換器35,加算器34で図1の第
2の多重・分離部30を構成している。
A/D変換器14,ADPCM形A/D変換器21,A
DPCM形D/A変換器22とで図1の信号圧縮・伸張
部20を構成し、多重回路31,分離回路36,D/A
変換器32,A/D変換器35,加算器34で図1の第
2の多重・分離部30を構成している。
【0022】図3は本発明を構成する電話機側の構成例
を示すブロック図である。交換機100側から電話回線
2を介して送られてくる信号は、送受信部80で受信さ
れ、A/D変換器51に入る。A/D変換器51は、入
力アナログ信号を64Kbpsのディジタル信号に変換
する。このA/D変換器51の出力は、分離回路(DM
UX)52に入る。
を示すブロック図である。交換機100側から電話回線
2を介して送られてくる信号は、送受信部80で受信さ
れ、A/D変換器51に入る。A/D変換器51は、入
力アナログ信号を64Kbpsのディジタル信号に変換
する。このA/D変換器51の出力は、分離回路(DM
UX)52に入る。
【0023】分離回路52は、信号に挿入されているチ
ャネ情報を基に、CH1とCH2の2つの信号に分離す
る。分離されたそれぞれのチャネルの信号は、それぞれ
32Kbpsとなる。それぞれの32Kbps信号は、
それぞれのADPCM形D/A変換器61に入る。該A
DPCM形D/A変換器61は、帯域圧縮された信号を
元のアナログ信号に戻す。そして、それぞれのADPC
M形D/A変換器61の出力は、送受話器70に接続さ
れる。
ャネ情報を基に、CH1とCH2の2つの信号に分離す
る。分離されたそれぞれのチャネルの信号は、それぞれ
32Kbpsとなる。それぞれの32Kbps信号は、
それぞれのADPCM形D/A変換器61に入る。該A
DPCM形D/A変換器61は、帯域圧縮された信号を
元のアナログ信号に戻す。そして、それぞれのADPC
M形D/A変換器61の出力は、送受話器70に接続さ
れる。
【0024】この時、各ADPCM形D/A変換器61
の出力は、DTMFトランシーバ81に入り、そのチャ
ネル情報が抽出される。抽出されたチャネル情報は、M
PU82に通知される。そして、該MPU82は、それ
ぞれの該当する送受話器70にトーンリンガ信号を与
え、着呼を知らせる。
の出力は、DTMFトランシーバ81に入り、そのチャ
ネル情報が抽出される。抽出されたチャネル情報は、M
PU82に通知される。そして、該MPU82は、それ
ぞれの該当する送受話器70にトーンリンガ信号を与
え、着呼を知らせる。
【0025】次に、電話機側から交換機側に信号を伝送
する場合について説明する。送受話器70をオフフック
すると、このオフフック信号はMPU82に通知され
る。そして、このオフフック信号は、送受信部80を介
して交換機100側に通知される。この時、送受話器7
0からの音声信号は、それぞれのチャネルに対応する加
算器63に入る。一方、この音声信号はDTMFトラン
シーバ81にも入り、該DTMFトランシーバ81はト
ーンを検出し、発呼した送受話器70のチャネル情報を
認識する。そして、加算器63には、DTMFトランシ
ーバ81からチャネル情報が与えられ、該加算器63は
音声信号中にチャネル情報を挿入する。
する場合について説明する。送受話器70をオフフック
すると、このオフフック信号はMPU82に通知され
る。そして、このオフフック信号は、送受信部80を介
して交換機100側に通知される。この時、送受話器7
0からの音声信号は、それぞれのチャネルに対応する加
算器63に入る。一方、この音声信号はDTMFトラン
シーバ81にも入り、該DTMFトランシーバ81はト
ーンを検出し、発呼した送受話器70のチャネル情報を
認識する。そして、加算器63には、DTMFトランシ
ーバ81からチャネル情報が与えられ、該加算器63は
音声信号中にチャネル情報を挿入する。
【0026】加算器63の出力は続くADPCM形のA
/D変換器62に入り、32Kbpsの信号に圧縮さ
れ、ディジタル信号として出力される。2つのチャネル
のADPCM形A/D変換器62の出力は、多重回路
(MUX)53に入り、多重化される。そして、多重回
路53からは32Kbpsの信号を多重化した64Kb
psの信号が出力される。この64Kbpsの信号は、
続くD/A変換器54により、アナログ信号に変換され
る。変換されたアナログ信号は、送受信部80を経て、
電話回線2から交換機100に伝送される。
/D変換器62に入り、32Kbpsの信号に圧縮さ
れ、ディジタル信号として出力される。2つのチャネル
のADPCM形A/D変換器62の出力は、多重回路
(MUX)53に入り、多重化される。そして、多重回
路53からは32Kbpsの信号を多重化した64Kb
psの信号が出力される。この64Kbpsの信号は、
続くD/A変換器54により、アナログ信号に変換され
る。変換されたアナログ信号は、送受信部80を経て、
電話回線2から交換機100に伝送される。
【0027】以上の説明において、送受信部80,A/
D変換器51,D/A変換器54,分離回路52,多重
回路53とで図1の第3の多重・分離回路50を構成
し、ADPCM形D/A変換器61,ADPCM形A/
D変換器62,加算器63とで図1の信号圧縮・伸張部
60を構成している。
D変換器51,D/A変換器54,分離回路52,多重
回路53とで図1の第3の多重・分離回路50を構成
し、ADPCM形D/A変換器61,ADPCM形A/
D変換器62,加算器63とで図1の信号圧縮・伸張部
60を構成している。
【0028】上述の実施例では、1本の電話回線に2個
の電話機を接続する場合を例にとったが、本発明はこれ
に限るものではない。例えば、64Kbpsの信号を1
6Kbpsに圧縮することができれば、1本の電話回線
に4個の電話機を接続することが可能である。
の電話機を接続する場合を例にとったが、本発明はこれ
に限るものではない。例えば、64Kbpsの信号を1
6Kbpsに圧縮することができれば、1本の電話回線
に4個の電話機を接続することが可能である。
【0029】また、上述の実施例では、圧縮/伸張符号
化方式としてADPCM方式を用いたが、本発明はこれ
に限るものではなく、その他のあらゆる種類の圧縮/伸
張符号化方式を用いることができる。
化方式としてADPCM方式を用いたが、本発明はこれ
に限るものではなく、その他のあらゆる種類の圧縮/伸
張符号化方式を用いることができる。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よればケーブルの増設を行なうことなく、電話機を増設
することができる加入者電話増設システムを提供するこ
とができ、実用上の効果が大きい。
よればケーブルの増設を行なうことなく、電話機を増設
することができる加入者電話増設システムを提供するこ
とができ、実用上の効果が大きい。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明を構成する交換機側の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】本発明を構成する電話機側の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】従来システムの構成例を示すブロック図であ
る。
る。
2 電話回線 10 多重・分離部 20 信号圧縮・伸張部 30 多重・分離部 40 加入者回路 50 多重・分離部 60 信号圧縮・伸張部 70 送受話器 100 交換機 200 電話機
Claims (5)
- 【請求項1】 交換機(100)と電話機(200)が
電話回線(2)を介して接続されたシステムにおいて、 前記交換機(100)内に、 チャネルの多重化と分離を行なう第1の多重・分離部
(10)と、 該第1の多重・分離部(10)と接続され、信号の圧縮
と伸張を行なう少なくとも2個の信号圧縮・伸張部(2
0)と、 これら信号圧縮・伸張部(20)と接続され、チャネル
情報を含むチャネル毎の信号の多重化と多重化された信
号のチャネル毎への分離を行なう第2の多重・分離部
(30)と、 該第2の多重・分離部(30)と接続される加入者回路
(40)とを設け、 前記電話機(200)側に、 前記加入者回路(40)と接続され、チャネル情報を含
むチャネル毎の信号の多重化と多重化された信号のチャ
ネル毎への分離を行なう第3の多重・分離部(50)
と、 該多重・分離部(50)と接続され、信号の圧縮と伸張
を行なうと共に、前記多重・分離部(50)にチャネル
情報を与える少なくとも2個の信号圧縮・伸張部(6
0)と、 これら信号圧縮・伸張部(60)と接続された送受話器
(70)とを設けたことを特徴とする加入者電話増設シ
ステム。 - 【請求項2】 前記交換機(100)から電話機(20
0)へ信号を伝送する時には、信号圧縮・伸張部(2
0)でADPCM方式の信号圧縮を行い、信号圧縮した
少なくとも2個の信号を多重・分離部(30)で多重化
して加入者回路(40)から電話機(200)へ送出
し、 電話機(200)側では、多重・分離部(50)で受信
した信号の分離を行い、それぞれの信号圧縮・伸張部
(60)で圧縮された信号の復元を行い、各送受話器
(70)に与えるようにしたことを特徴とする請求項1
記載の加入者電話増設システム。 - 【請求項3】 前記電話機(200)から交換機(10
0)へ信号を伝送する時には、信号圧縮・伸張部(6
0)で送受話器(70)からの信号のADPCM方式の
信号圧縮を行い、多重・分離部(50)で多重化して交
換機(100)へ送出し、 交換機(100)側では、第2の多重・分離部(30)
で受信した信号の分離を行い、それぞれの信号圧縮・伸
張部(20)で圧縮された信号の復元を行い、第1の多
重・分離部(10)に与えるようにしたことを特徴とす
る請求項1記載の加入者電話増設システム。 - 【請求項4】 前記第2の多重・分離部(30)は、交
換機(100)から電話機(200)へ信号を伝送する
に際し、第1の多重・分離部(10)から与えられるチ
ャネル情報を加算して多重するようにしたことを特徴と
する請求項2記載の加入者電話増設システム。 - 【請求項5】 前記第3の多重・分離部(50)は、電
話機(200)から交換機(100)へ信号を伝送する
に際し、各信号圧縮・伸張部(60)から与えられるチ
ャネル情報を加算して多重するようにしたことを特徴と
する請求項3記載の加入者電話増設システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5277938A JPH07131519A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 加入者電話増設システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5277938A JPH07131519A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 加入者電話増設システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07131519A true JPH07131519A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17590378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5277938A Withdrawn JPH07131519A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 加入者電話増設システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07131519A (ja) |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP5277938A patent/JPH07131519A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |