JPH05211079A - 同軸接栓用かしめリング - Google Patents

同軸接栓用かしめリング

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JPH05211079A
JPH05211079A JP4239672A JP23967292A JPH05211079A JP H05211079 A JPH05211079 A JP H05211079A JP 4239672 A JP4239672 A JP 4239672A JP 23967292 A JP23967292 A JP 23967292A JP H05211079 A JPH05211079 A JP H05211079A
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JP
Japan
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ring
coaxial
caulking
pair
coaxial cable
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JP4239672A
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Yoshiaki Kojima
嶋 善 章 小
Atsushi Kimura
村 淳 木
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URO Electronics Ind Co Ltd
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URO Electronics Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 かしめに際して作業性のよりリングを提供す
ること。 【構成】 同軸接栓(10)に接続された同軸ケーブル
(20)の端部を前記同軸接栓に固定するためのかしめ
リング(30)において、内周が略円形であり、作用力
が与えられて前記リングが屈曲するような少なくとも一
対の突起(32)を外周にそなえたことを特徴とするか
しめリング。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸接栓と同軸ケーブ
ルとを接続する際に用いるかしめリングに係り、とくに
同軸ケーブルの被覆の外周から同軸ケーブルの被覆およ
び編組を同軸接栓に対して締付けることによって同軸ケ
ーブルと同軸接栓とを固定するかしめリングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同軸接栓として図3および図4に
示すような構造を有し、両図に示すような使用方法で接
続を行うものがある。図示のように、同軸接栓10と同
軸ケーブル20とはかしめリング30によって固定され
る。同軸接栓10は、環状部材11、フランジ状部材1
2およびナット状部材13を有する。
【0003】環状部材11の内周は、同軸ケーブル20
の絶縁体22の外周寸法が合致するように構成されてお
り、また環状部材11の外周端部は断面がくさび状に形
成されている。そして、このくさび状部分が同軸ケーブ
ル20の絶縁体22と編組23との間に食込んで、編組
23および被覆24を外周方向に押し上げ、環状部材1
1が同軸ケーブル20の絶縁体22と編組23との間に
円滑に食込んでいくようになっている。
【0004】同軸ケーブル20は、予め芯線21が長く
伸びるように端部処理されている。芯線21が長く伸び
るように処理するのは、芯線21を同軸プラグの中心導
体として利用する場合があるからである。そして絶縁体
22、編組23および被覆24はほぼ同一位置で端面処
理しておく。
【0005】このうち被覆24の端面は、同軸ケーブル
10におけるフランジ状部材12の内面に当接して差込
み時の位置決めに利用される。差込みにより環状部材1
1の外周に編組23が圧接して両者相互の接触が行われ
る。
【0006】しかるのち、被覆24の外周に予め挿通し
ておいたリング30をペンチ等によりかしめて同軸ケー
ブル20の編組23、被覆24を外周から環状部材11
に対して圧接固定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このリング30は円形
をした、例えばアルミニウム製の単なるリングであり、
ペンチでかしめると滑ってうまくかしめられないことが
あり、作業性が悪い。この対策として特別な工具を開発
することも考えられるが、汎用性のない工具を用いる点
で問題がある。
【0008】本発明は上述の点を考慮してなされたもの
で、かしめに際して作業性のよいリングを提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、同軸接栓に接続された同軸ケーブルの端部を
前記同軸接栓に固定するためのかしめリングにおいて、
内周が略円形であり、作用力が与えられて前記リングが
屈曲するような少なくとも一対の突起を外周にそなえた
ことを特徴とするかしめリング、を提供することを目的
とする。
【0010】
【作用】かしめリングを外周から押圧すると、リングが
屈曲変形して全体の外形を縮める。そして、外周から押
圧するために、リング外周に設けた少なくとも一対の突
起を相互に接近するように作用力を与える。この作用力
を与えるに当っては、突起に係合しうる工具として、ペ
ンチを代表例とする汎用工具を用いればよい。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示したもので、例
えばアルミニウム製のリング30は全体的に円環状をな
し、その一部に外方に突出した屈曲部31を有する形状
をしている。そして、この屈曲部31を挟む位置に一対
の突起32を有する。
【0012】突起32は、作業前の段階ではペンチを当
てがったときにペンチのくわえ面が良好に係止し、かつ
その後押圧度合いを強めてもペンチのくわえ面と良好に
接するような形状に構成されていることが好ましい。
【0013】すなわち、突起32の屈曲部31から見て
外方の面が緩い円弧状をなしていることが望ましい。ま
た、同様の理由からペンチのくわえ面が接触する面にロ
ーレットを切るとか筋目を入れるとかをしてもよい。
【0014】図2は本発明の他の実施例を示したもの
で、図1では突起が一対であるのに対して2対の突起3
2a、32bが設けられている点で相違する。
【0015】〔変形例〕上記実施例では、リングの外周
に突起を設ける例のみを示したが、リングの内周に突条
等を設けてもよい。これは、同軸ケーブルの被覆に食込
ませて同軸接栓と同軸ケーブルとの固定をより強固にす
ることができる。また上記実施例では、内周は円形を少
し歪めた形状としているが、これは円形であってもよ
い。
【0016】上記かしめリングは、アルミ押出成形して
後に輪切りにして製作すると能率的である。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように、かしめ用リング
に少なくとも一対の突起を設け、これら突起をペンチな
どにより相互に接近させて突起間のリング部分を屈曲さ
せるようにしたため、従来の円形リング状かしめリング
に比べて簡単にかしめ作業を行うことができる。そし
て、かしめ作業に特別な工具を用いる必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(a) 、(b) は本発明の一実施例を示す正面
図および底面図。
【図2】同図(a) 、(b) は本発明の他の実施例を示す正
面図および底面図。
【図3】本発明の対象とする、同軸接栓と同軸ケーブル
との接続状態を示す説明図。
【図4】本発明の対象とする、同軸接栓と同軸ケーブル
との接続状態を示す説明図。
【符号の説明】
10 同軸接栓 11 環状部材 12 フランジ状部材 13 ナット状部材 20 同軸ケーブル 21 芯線 22 絶縁体 23 編組 24 被覆 30 リング 31 屈曲部 32 突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸接栓に接続された同軸ケーブルの端部
    を前記同軸接栓に固定するためのかしめリングにおい
    て、 内周が略円形であり、作用力が与えられて前記リングが
    屈曲するような少なくとも一対の突起を外周にそなえた
    ことを特徴とするかしめリング。
  2. 【請求項2】請求項1記載のリングにおいて、 内周の一部が外周方向に突出しているかしめリング。
  3. 【請求項3】請求項1記載のリングにおいて、 内周に複数の突起を有するかしめリング。
JP4239672A 1992-09-08 1992-09-08 同軸接栓用かしめリング Expired - Lifetime JP2531476B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006278064A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 同軸ケーブルかしめリング

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS431251Y1 (ja) * 1965-06-09 1968-01-22
JPS4521563Y1 (ja) * 1966-08-22 1970-08-27
JPS613601A (ja) * 1984-06-15 1986-01-09 Sumitomo Metal Ind Ltd 円形泰面金属材の製造方法
JPS6236347A (ja) * 1985-07-31 1987-02-17 コミサリヤ・ア・レネルジ・アトミク アクチニド及び/又はランタニド回収用抽出剤

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