JPH0521106A - 耐震型コネクタ - Google Patents

耐震型コネクタ

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Publication number
JPH0521106A
JPH0521106A JP3167891A JP16789191A JPH0521106A JP H0521106 A JPH0521106 A JP H0521106A JP 3167891 A JP3167891 A JP 3167891A JP 16789191 A JP16789191 A JP 16789191A JP H0521106 A JPH0521106 A JP H0521106A
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JP
Japan
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contact
male contact
connector
male
female
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Withdrawn
Application number
JP3167891A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihisa Takahashi
紀久 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3167891A priority Critical patent/JPH0521106A/ja
Publication of JPH0521106A publication Critical patent/JPH0521106A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/193Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 航空機,ロケット等に搭載される耐震型のコ
ネクタに関し、コネクタ部分の接触性を格段に向上させ
た耐震型コネクタの提供を目的とする。 【構成】 蔓巻バネ状のメスコンタクト1を備えたジャ
ック5と、前記メスコンタクト1の蔓巻バネ形成部の中
に遊嵌状態で係入するオスコンタクト6を備えたプラグ
10と、前記オスコンタクト6内に係入して当該オスコン
タクト6の外径寸法を拡大させるスライドピン11を備え
たスライダー15と、を具備してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機やロケット等の
ように異常な衝撃や振動が加わる環境下で使用される耐
震型のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a) と(b) は従来のコネクタのコン
タクト部の構造と従来の耐震型コネクタの一構造例を示
す要部側断面図と側面図である。
【0003】図4(a) に示すように、従来のコネクタ
は、絶縁体部63に埋設される形で配置され,かつ常に内
径方向(矢印方向)に働くバネアクションを有するメス
コンタクト61を装備したジャック60と、絶縁体部73の表
面から突出する形で配置され,かつ前記メスコンタクト
61内にほぼ嵌合状態で係入可能に構成されたオスコンタ
クト71を装備したプラグ70とによって構成されている。
図中、62はメスコンタクト61の端子部、72はオスコンタ
クト71の端子部をそれぞれ示す。
【0004】このコネクタは、前記メスコンタクト61の
バネアクションによってメスコンタクト61とオスコンタ
クト71間の接触を保つ構造であることから、コネクタに
対して強い振動や衝撃が加わるとオスコンタクト71がメ
スコンタクト61から抜け出してしまう。従って、この構
造のコネクタを耐震型コネクタとして使用する時は、図
4(b) に示すように、ジャック60とプラグ70にそれぞれ
フィン部65,75を付設し、このフィン部65,75をネジ80
で結合してその連結強度を向上させる方法がとられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の耐震型コネクタ
は、プラグ70とジャック60の連結強度を向上させること
によってオスコンタクト71とメスコンタクト61間の接触
度を維持する構成になっている。しかしながら、この従
来のコネクタはオスコンタクト71とメスコンタクト61の
接触部分が少ない(構造上その接触は線接触であり,時
にはそれが点接触となる可能性がある)ことから、例え
ば高周波振動等によってコンタクト61,71がそれぞれ共
振現象を起こしたりすると“瞬断現象”(この瞬断現象
というのはオスコンタクト71とメスコンタクト61間の電
気的接続が瞬間的に“断”になる現象をいう)が発生す
る危険性がある。
【0006】本発明は、メスコンタクトを蔓巻バネ形状
とすることによってオスコンタクトとの接触性を格段に
向上させた耐震型コネクタを実現しようとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による耐震型コネ
クタは、図1に示すように、蔓巻バネ状のメスコンタク
ト1を備えたジャック5と、前記メスコンタクト1のバ
ネ形成部の中に遊嵌状態で係入するオスコンタクト6を
備えたプラグ10と、前記オスコンタクト6内に係入して
当該オスコンタクト6の外径寸法を拡大させるスライド
ピン11を備えたスライダー15とを具備する。
【0008】
【作用】このメスコンタクト1は蔓巻バネ状になってい
るので、その中に係入したオスコンタクト6の外径寸法
が拡大されるとその蔓巻バネ部の全内径部分でオスコン
タクト6を外側から締め込む形でこれに接触する。従っ
てこのコネクタは振動,衝撃等が加わった時にメスコン
タクト1とオスコンタクト6間の接触度が低下するよう
なことは無い。
【0009】
【実施例】以下実施例図に基づいて本発明を詳細に説明
する。図1は本発明による耐震型コネクタの一実施例を
示す模式的要部側断面図、図2は本発明に用いる構成部
材の一構造例を示す斜視図、図3(a) と(b) は本発明に
よる耐震型コネクタの動作を説明するための模式的側断
面図であるが、前記図4と同一部分にはそれぞれ同一符
号を付している。
【0010】この耐震型コネクタは、図1に示すよう
に、蔓巻バネ状のメスコンタクト1を備えたジャック5
と、前記メスコンタクト1のバネ形成部の中に係入する
オスコンタクト6を備えたプラグ10と、前記オスコンタ
クト6内に係入して当該オスコンタクト6の外径寸法を
拡大させるスライドピン11を備えたスライダー15と、に
よって構成されている。
【0011】前記ジャック5の構成部材であるメスコン
タクト1は、バネ性を有する導電材料,例えばリン青銅
線等を蔓巻型に加工したもので、このメスコンタクト1
とこれを保持する端子部2は溶接或いは半田付け等によ
って互いに接合された後に絶縁体部3に装着される。絶
縁体部3は例えばフェノール樹脂等を用いて製作される
が、ジャック5をモールド成形法によって製作すると前
記メスコンタクト1および端子部2を含む形でこのジャ
ック5を製作することができるので工程的に有利であ
る。図中、Dは蔓巻バネ型に形成されたメスコンタクト
1の内径寸法(直径)である。
【0012】前記プラグ10の構成部材であるオスコンタ
クト6は、根元部分の寸法(直径)D+ が前記メスコン
タクト1の直径Dよりも若干大きく、かつその先端部分
の寸法(直径)dが前記Dよりも若干小さいメガホン型
の部材で、先端部分から根元部分に達する複数のスリッ
ト7を備えている。このスリット7は前記オスコンタク
ト6に対して半径方向(矢印F方向)のバネ性を付与す
るためのものである。
【0013】なお、このオスコンタクト6は、バネ性と
導電性を兼ね備えたリン青銅等を用いて製作される。図
中、9はこのオスコンタクト6の端子部、8は例えばフ
ェノール樹脂等によって製作された絶縁体部、8aはスラ
イダー15側に設けられたピンホルダ13(後述)が摺動可
能に係入するホルダ係入溝、8bは前記スライドピン11が
遊嵌状態で係入するピン経通孔8bをそれぞれ示す。
【0014】前記スライダー15の構成部材であるスライ
ドピン11は、前記オスコンタクト6の直径を拡大させる
ための部材であって、その直径Mはこのスライドピン11
がオスコンタクト6の中に係入した時にオスコンタクト
6の外径寸法がD+ となるような寸法に設定される。図
中、13はこのスライドピン11を保持するピンホルダ、12
はこのピンホルダ13を保持して矢印A−A’方向に摺動
する摺動体をそれぞれ示す。このスライダー15は、スラ
イドピン11を前記プラグ10側のピン経通孔8b内に係入さ
せ,ピンホルダ13をそのホルダ係入溝8a内に係入させ,
かつ摺動体12によってプラグ10側の絶縁体部8を覆う形
で配置される。このスライダー15は例えば樹脂モールド
成形法等によってこれを製作する。
【0015】以下図2に基づいて本発明に用いる構成部
材の構造を説明する。なお、図2に示すコネクタは一対
のコンタクト部を装備した形になっているが、この耐震
型コネクタの構造は、コンタクト部の数とは無関係であ
る。
【0016】図2に示すように、この耐震型コネクタ
は、蔓巻バネ状のメスコンタクト1を互いに対となる形
で絶縁体部3内に装備し,かつその側壁部分に一対の突
起部4を装備してなるジャック5と、前記各メスコンタ
クト1内に係入する一対のオスコンタクト6を装備し,
かつスライダー15側に設けられたスライドピン11とピン
ホルダ13が摺動可能に係入するホルダ係入溝8aとピン経
通孔8b(図示せず)を装備してなるプラグ10と、前記オ
スコンタクト6内に係入する一対のスライドピン11とこ
れを保持する一対のピンホルダ13を装備し,かつその側
面部分に前記突起部4対応に設けられた一対のロック爪
14を装備してなるスライダー15と、プラグ10内に収容さ
れたスライダー15の脱落を防止するために配置される蓋
20とによって構成されている。図中、20a はプラグ10側
の端子部9が挿通する端子挿通孔、20b は蓋20をプラグ
10に固定するための固定ネジ(図示せず)が挿通するネ
ジ挿通孔をそれぞれ示す。
【0017】この耐震型コネクタは、プラグ10側のオス
コンタクト6をジャック5側のメスコンタクト1内に先
ず係入させ,その後スライダー15側のスライドピン11を
オスコンタクト6内に係入させることによってオスコン
タクト6をメスコンタクト1に接続する。なお、前記ロ
ック爪14は、オスコンタクト6とメスコンタクト1が結
合状態になった時に突起部4に係合してジャック5とプ
ラグ10を機械的に結合する。
【0018】次は図3(a) と(b) に基づいてこの耐震型
コネクタの動作を説明する。なお、図3(a) はコネクタ
接続時の第1動作を示す図、図3(b) はその第2動作を
示す図であって、この耐震型コネクタは、前記第1動作
と第2動作を連続的に実施することによってプラグ10を
ジャック5に接続する。
【0019】先ず図3(a) の第1動作から説明する。こ
の第1動作はプラグ10とジャック5を結合する動作であ
って、この時はメスコンタクト1の中に係入したオスコ
ンタクト6はその根元部分でのみメスコンタクト1と接
触している。従ってこの時はオスコンタクト6とメスコ
ンタクト1間の接続度はまだまだ不充分である。
【0020】ジャック5とプラグ10を結合する第1動作
が終了すると、今度はスライダー15を図3(b) に示すよ
うに矢印A方向に移動させる第2動作を実施する。この
第2動作によってスライドピン11がオスコンタクト6内
に係入し、当該オスコンタクト6を内部から外側(矢印
F方向)に押圧してその直径をD+ (図1参照)に拡大
させる。このオスコンタクト6の直径拡大によって当該
オスコンタクト6は前記メスコンタクト1の全内周面に
接触する。
【0021】この耐震型コネクタは、メスコンタクト1
が蔓巻バネによって構成され,かつこのメスコンタクト
1内に係入してこれと接触するオスコンタクト6の外径
寸法(直径)がコネクタ結合時には拡大する構成になっ
ていることから、プラグ10とジャック5を結合した時の
メスコンタクト1とオスコンタクト6の接触率が特に良
好でコネクタとしての信頼性が極めて高い。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による耐震型コネクタは、メスコンタクトを蔓巻バネに
よって構成し,かつこのメスコンタクトに接続されるオ
スコンタクトの直径がコネクタ結合時には拡大する構成
になっていることから、従来の耐震型コネクタに比して
その信頼性が極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による耐震型コネクタの一実施例を示
す模式的要部側断面図である。
【図2】 本発明に用いる構成部材の一構造例を示す斜
視図である。
【図3】 本発明による耐震型コネクタの動作を説明す
るための模式的側断面図である。
【図4】 従来のコネクタのコンタクト部の構造と従来
の耐震型コネクタの一構造例を示す要部側断面図と側面
図である。
【符号の説明】
1,61 メスコンタクト 2,62 端子部 3,63,73 絶縁体部 4 突起部 5,60 ジャック 6,71 オスコンタクト 7 スリット 8 絶縁体部 8a ホルダ係入溝 8b ピン経通孔 9 端子部 10,70 プラグ 11 スライドピン 12 摺動体 13 ピンホルダ 14 ロック爪 15 スライダー 20 蓋 20a 端子挿通孔 20b ネジ挿通孔 65,75 フィン部 80 ネジ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 蔓巻バネ状のメスコンタクト(1) を備え
    たジャック(5) と、 前記メスコンタクト(1) の蔓巻バネ形成部の中に遊嵌状
    態で係入するオスコンタクト(6) を備えたプラグ(10)
    と、 前記オスコンタクト(6) 内に係入して当該オスコンタク
    ト(6)の外径寸法を拡大させるスライドピン(11)を備え
    たスライダー(15)と、 を具備してなることを特徴とする耐震型コネクタ。
JP3167891A 1991-07-09 1991-07-09 耐震型コネクタ Withdrawn JPH0521106A (ja)

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JP3167891A JPH0521106A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 耐震型コネクタ

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JP3167891A JPH0521106A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 耐震型コネクタ

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JPH0521106A true JPH0521106A (ja) 1993-01-29

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ID=15857986

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JP3167891A Withdrawn JPH0521106A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 耐震型コネクタ

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647921A (ja) * 1992-07-28 1994-02-22 Canon Inc 画像記録装置
FR2758213A1 (fr) * 1997-01-07 1998-07-10 Cinch Connecteurs Sa Organe de contact electrique femelle
KR100490352B1 (ko) * 1997-02-04 2005-08-29 뒤르딸 에스아 스프링을구비한접촉연결구
WO2014181702A1 (ja) * 2013-05-08 2014-11-13 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP2015060646A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 Necプラットフォームズ株式会社 コネクタ装置、及び、接続方法
WO2016050327A1 (de) * 2014-09-29 2016-04-07 Lisa Dräxlmaier GmbH Prüfkontakt zum kontaktieren eines prüflingskontakts

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Effective date: 19981008