JPH05210920A - 誤り訂正回路 - Google Patents

誤り訂正回路

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JPH05210920A
JPH05210920A JP4030692A JP4030692A JPH05210920A JP H05210920 A JPH05210920 A JP H05210920A JP 4030692 A JP4030692 A JP 4030692A JP 4030692 A JP4030692 A JP 4030692A JP H05210920 A JPH05210920 A JP H05210920A
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JP
Japan
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circuit
data
error
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segment number
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JP4030692A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Kakeya
和寿 掛谷
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 セグメントを誤って再生している際には強制
的にラエーフラグが立つようにして、C2訂正の誤訂正
減少や訂正能力の向上を図る。 【構成】 アドレス信号を検出1した結果、セグメント
誤りが検出されたら、 1.C1訂正回路に入力されるデータを符号語を成さな
いデータに変換する。 2.C1訂正で得られたエラーフラグをエラーを指し示
す状態に変換する。 3.C1訂正で得られるエラーフラグをメモリーの本来
書き込まれない番地に書き込み、C2訂正8による読み
出しが終了した後に、本来エラーフラグの書かれるメモ
リー領域の全てにエラーを指し示す状態の信号を書き込
む。 4.C1訂正で得られるエラーフラグをメモリー7に書
き込むための制御信号を書き込み禁止の状態にし、C2
訂正による読みだしが終了した後に、本来エラーフラグ
の書かれるメモリー領域の全てにエラーを指し示す状態
の信号を書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ヘッドを用いたデ
ィジタルデータの記録再生が可能な磁気記録装置の再生
系回路に含まれる誤り訂正回路に関し、特に誤り訂正に
用いるC1訂正符号の生成方向と記録媒体へのデータ記
録方向が一致してかつ、セグメント記録されている装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータの記録装置では、記録
媒体に付着したゴミ、傷、符号間干渉などの影響によっ
て、再生時にデータエラーを引き起こす。そこで、記録
したいデータに誤り訂正符号を付加しておく事によっ
て、再生時にはその冗長性を用いた誤り訂正を実行し、
再生データの信頼性を高める事が行われている。
【0003】誤り訂正符号は、DAT、デジタルVT
R、PCM音声の記録可能な各種VTR等に於いてはリ
ードソロモン符号を採用している装置が多い。一般的に
訂正符号は符号生成の方向を変えて2重以上に掛けられ
ており、VTR等の記録再生装置では、スロー再生や高
速再生を考慮して、内符号は、記録媒体への記録方向と
一致する方向に掛けられている事が多い。
【0004】また、ハイビジョン用のVTR等にみられ
るように情報量の大きな信号を記録する装置では、従来
のTV方式の家庭用VTR等に見られたように、映像信
号の1フィールドを1トラックに割り当てる事が不可能
になり、1フィールド分の映像、音声信号を2本以上の
トラックに分割して記録するセグメント記録と呼ばれる
方式が用いられている。
【0005】図1に1フィールド3セグメント記録の例
を示す。装置が正常に動作しているときは、第1セグメ
ントに記録した信号は第1セグメント再生期間に、第2
セグメントに記録した信号は第2セグメント再生期間
に、第3セグメントに記録した信号は第3セグメント再
生期間にそれぞれ対応して再生される事になる。SCK
は回転ヘッドの回転位相の基準信号となるセグメントク
ロック信号を示す。FCKはVTR装置の動作の基準と
なるフレームクロック信号を示す。
【0006】図2に本来再生すべきトラックからはずれ
て別のトラックを再生している状態を示す。この状態は
トラッキング調整が狂っているときや、互換性の悪いテ
ープを再生したときに起こる。大きなダメージを受けた
テープを再生したときも一時的に起こり得る。また、テ
ープの停止状態やサーチ状態から通常再生に移るときも
過渡的にこの状態を経過する。
【0007】図3に誤り訂正符号を付加したデータブロ
ックの一例を示す。先ず、ある1フィールド期間に入力
されるデータを蓄積して、このデータに対して図示する
方向にC2訂正符号を付加する。次に図示する方向にC
1誤り訂正符号を付加する。次に、C1訂正符号を生成
した方向に同期信号とアドレスデータを付加する。この
時、アドレスデータとして0〜n(nは整数)までの値
を左から順に与えるものとする。
【0008】図4に、図3に示したデータブロックを構
成するデータの内容を示す。図5に、図3のデータブロ
ックを3つのセグメントに分割する一例を示す。図3の
データフレームを分割の最小単位として、ここでは(n
mod 3)+1で求められられる値のセグメントに
割り当てるものとする。セグメント分割されたデータ列
は矢印に示す順番でテープに記録するものとする。
【0009】上述したフォーマットで記録されたデータ
の再生で、ビットエラーレートがC1訂正の訂正で訂正
不能にならないだけ十分低いとき、あるセグメント期間
に別のセグメントの信号を誤って再生すると、C1訂正
符号による誤り訂正に於いては、C1訂正符号の生成方
向がトラックへの記録方向と一致しているため、誤り無
し、或いは訂正可能となる。
【0010】次に、C1訂正符号による誤り訂正の結果
得られるエラーフラグを使用してC2訂正符号による消
失訂正を実行するとき、セグメントを誤って再生してい
るために、C2訂正回路に入力されるデータは、記録時
にC2訂正符号を生成した系列と異なるデータ列となる
ばかりでなく、それぞれのシンボルに付加されているエ
ラーフラグはエラーを示していない事となる。図2に示
した例のようにセグメントを誤って再生したときの1フ
ィールド分のデータ配置を図6に示す。図示する網掛け
部分に網掛けをしていないデータよりも1フィールドの
前のデータが入力される事となる。EFO〜EFnはC
1訂正によるエラーフラグの配置を示す。
【0011】図6に示した配置のデータをC2訂正符号
とC1訂正によるエラーフラグを用いて消失訂正すると
きC2訂正回路には、エラーシンボルである事を示すエ
ラーフラグが立ってなく、符号語をなさないデータ列、
或いは偶然に符号語となるデータ列が入力される事にな
る。図7にC2訂正回路に入力されるデータ列の例を示
す。網掛けしたデータはC2訂正符号を生成したデータ
とは異なったデータを指し示す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、誤り
訂正に用いるC1訂正符号の生成方向と記録媒体へのデ
ータ記録方向が一致してかつ、セグメント記録されてい
る装置の誤り訂正回路では、セグメント誤りを起こして
再生される可能性のあるデータに対してC2消失訂正を
実行するときには、C1訂正の結果得られるエラーフラ
グを信頼する事が出来ず、C2訂正に於いては消失訂正
の能力を下げて誤り検出ミスの確率を下げるか、誤訂正
の可能性を残してC2訂正符号により可能な個数までの
消失訂正を行うかという問題点があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する第1の
構成は、第1のパリティーである誤り訂正符号(以下、
C2訂正符号)を付加した後に、第2のパリティーであ
る誤り訂正符号(以下、C1訂正符号)を付加してなる
積符号構成をなす第1のデータブロックで、前記C1訂
正符号を付加してなる符号語ごとに少なくとも同期信号
とユニークなアドレスデータとを結合してなるデータフ
レームで構成される第2のデータブロックを前記データ
フレームを単位として、n個(ここでn=2,3,4
…,N)のセグメントに分割し、セグメントを構成する
データフレームを定められた順番に従って、回転ヘッド
で磁気テープ上の1本のトラックまたは、1本のトラッ
ク内の任意の一部に割当てて記録するディジタルデータ
記録再生装置の再生側の信号処理回路における誤り訂正
回路であって、再生信号より得たアドレスデータから前
記アドレスデータの付加されたフレームの属する第1の
セグメント番号を得る第1のセグメント番号生成回路
と、回転ドラムの回転位相基準信号に同期した装置内部
の基準位相信号を入力として第2のセグメントの番号を
得る第2のセグメント番号生成回路と、第1のセグメン
ト番号と、第2のセグメント番号との比較を行うセグメ
ント番号比較回路と、前記セグメント番号比較回路の出
力を入力として、セグメント番号比較回路の出力が第1
のセグメント番号と第2のセグメント番号が一致しない
事を指し示すとき、C1訂正符号を付加してなる再生符
号語データを符号語を構成しないデータに変換するデー
タ変換回路と、前記データ変換回路の出力を入力とし、
C1訂正符号による誤り訂正を実行する第1の誤り訂正
回路とを備える事を特徴とする誤り訂正回路である。
【0014】本発明が提供する第2の手段は、第1のパ
リティーである誤り訂正符号(以下、C2訂正符号)を
付加した後に、第2のパリティーである誤り訂正符号
(以下、C1訂正符号)を付加してなる積符号構成をな
す第1のデータブロックで、前記C1訂正符号を付加し
てなる符号語ごとに少なくとも同期信号とユニークなア
ドレスデータとを結合してなるデータフレームで構成さ
れる第2のデータブロックを前記データフレームを単位
として、n個(ここでn=2,3,4…,N)のセグメ
ントに分割し、セグメントを構成するデータフレームを
定められた順番に従って、回転ヘッドで磁気テープ上の
1本のトラックまたは、1本のトラック内の任意の一部
に割当てて記録するディジタルデータ記録再生装置の再
生側の信号処理回路における誤り訂正回路であって、再
生信号より得たアドレスデータから前記アドレスデータ
の付加されたフレームの属する第1のセグメント番号を
得る第1のセグメント番号生成回路と、回転ドラムの回
転位相基準信号に同期した装置内部の基準位相信号を入
力として第2のセグメントの番号を得る第2のセグメン
ト番号生成回路と、第1のセグメント番号と、第2のセ
グメント番号との比較を行うセグメント番号比較回路
と、C1訂正符号を用いた誤り訂正の結果、少なくとも
訂正不能である事を指し示すエラーフラグを出力する機
能を有する第2の誤り訂正回路と、前記第1のセグメン
ト番号と前記第2のセグメント番号が一致しない事を指
し示すとき、第1の誤り訂正回路の出力するエラーフラ
グを訂正不能である事を指し示す状態に変換するエラー
フラグ変換回路と、C2訂正符号による消失訂正の実行
可能な第3の誤り訂正回路とを備える事を特徴とする誤
り訂正回路である。
【0015】本発明が提供する第3の構成は、第1のパ
リティーである誤り訂正符号(以下、C2訂正符号)を
付加した後に、第2のパリティーである誤り訂正符号
(以下、C1訂正符号)を付加してなる積符号構成をな
す第1のデータブロックで、前記C1訂正符号を付加し
てなる符号語ごとに少なくとも同期信号とユニークなア
ドレスデータとを結合してなるデータフレームで構成さ
れる第2のデータブロックを前記データフレームを単位
として、n個(ここでn=2,3,4…,N)のセグメ
ントに分割し、セグメントを構成するデータフレームを
定められた順番に従って、回転ヘッドで磁気テープ上の
1本のトラックまたは、1本のトラック内の任意の一部
に割当てて記録するディジタルデータ記録再生装置の再
生側の信号処理回路における誤り訂正回路であって、再
生信号より得たアドレスデータから前記アドレスデータ
の付加されたフレームの属する第1のセグメント番号を
得る第1のセグメント番号生成回路と、回転ドラムの回
転位相基準信号に同期した装置内部の基準位相信号を入
力として第2のセグメントの番号を得る第2のセグメン
ト番号生成回路と、第1のセグメント番号と、第2のセ
グメント番号との比較を行うセグメント番号比較回路
と、C1訂正符号を用いた誤り訂正の結果、少なくとも
訂正不能である事を指し示すエラーフラグを出力する機
能を有する第2の誤り訂正回路と、前記第2の誤り訂正
回路で誤り訂正されたデータを一旦貯蔵するための第1
のバッファーメモリー回路と、前記第2の誤り訂正回路
の出力するエラーフラグを一旦貯蔵するための第2のバ
ッファーメモリー回路と、前記第1のバッファーメモリ
ー回路に前記第2の誤り訂正回路の出力する訂正済デー
タを書き込むためのアドレスを生成する第1のライトア
ドレス生成回路と、前記第2のバッファーメモリー回路
に前記第2の誤り訂正回路の出力するエラーフラグを書
き込むためのアドレスを生成する第2のライトアドレス
生成回路と、前記セグメント番号比較回路の出力を入力
として、前記第1のセグメント番号と前記第2のセグメ
ント番号が一致しない事を指し示すとき、前記第3のア
ドレス生成回路の出力するアドレス信号を前記第2のバ
ッファーメモリー回路の使用していないアドレス番号に
変換するアドレス変換回路と、前記第1のバッファーメ
モリー回路のデータと、前記第2のバッファーメモリー
回路のエラーフラグを読み、C2訂正符号を用いた消失
訂正の可能な第3の誤り訂正回路と、前記第1のバッフ
ァーメモリー回路と前記第2のバッファーメモリー回路
からC2訂正符号の生成系列に従ってデータとエラーフ
ラグを読み出した後に、第2のバッファーメモリー回路
の少なくともエラーフラグを読みだしたアドレス上に、
エラーである事を示す論理レベルを書き込むフラグ書き
込み回路とを備える事を特徴とする誤り訂正回路であ
る。
【0016】本発明が提供する第4の構成は、第1のパ
リティーである誤り訂正符号(以下、C2訂正符号)を
付加した後に、第2のパリティーである誤り訂正符号
(以下、C1訂正符号)を付加してなる積符号構成をな
す第1のデータブロックで、前記C1訂正符号を付加し
てなる符号語ごとに少なくとも同期信号とユニークなア
ドレスデータとを結合してなるデータフレームで構成さ
れる第2のデータブロックを前記データフレームを単位
として、n個(ここでn=2,3,4…,N)のセグメ
ントに分割し、セグメントを構成するデータフレームを
定められた順番に従って、回転ヘッドで磁気テープ上の
1本のトラックまたは、1本のトラック内の任意の一部
に割当てて記録するディジタルデータ記録再生装置の再
生側の信号処理回路における誤り訂正回路であって、再
生信号より得たアドレスデータから前記アドレスデータ
の付加されたフレームの属する第1のセグメント番号を
得る第1のセグメント番号生成回路と、回転ドラムの回
転位相基準信号に同期した装置内部の基準位相信号を入
力として第2のセグメントの番号を得る第2のセグメン
ト番号生成回路と、第1のセグメント番号と、第2のセ
グメント番号との比較を行うセグメント番号比較回路
と、C1訂正符号を用いた誤り訂正の結果、少なくとも
訂正不能である事を指し示すエラーフラグを出力する機
能を有する第2の誤り訂正回路と、前記第2の誤り訂正
回路で誤り訂正されたデータを一旦貯蔵するための第1
のバッファーメモリー回路と、前記第2の誤り訂正回路
から出力されるエラーフラグを一旦貯蔵するための第2
のバッファーメモリー回路と、前記第1のバッファーメ
モリー回路に前記第2の誤り訂正回路から出力される訂
正済データを書き込むためのアドレスを生成する第1の
ライトアドレス生成回路と、前記第2のバッファーメモ
リー回路に前記第2の誤り訂正回路から出力されるエラ
ーフラグを書き込むためのアドレスを生成する第2のラ
イトアドレス生成回路と、前記セグメント番号比較回路
の出力を入力として、前記第1のセグメント番号と前記
第2のセグメント番号が一致するとき前記第2のバッフ
ァーメモリーに対して前記第2の誤り訂正回路から出力
されるエラーフラグの書き込み信号を出力し、一致しな
い事を指し示すとき、エラーフラグの書き込み信号を出
力しない機能を有するバッファーメモリー書き込み制御
回路と、前記第1のバッファーメモリー回路のデータ
と、前記第2のバッファーメモリー回路のエラーフラグ
を読み、C2訂正符号を用いた消失訂正の可能な第3の
誤り訂正回路と、前記第1のバッファーメモリー回路と
前記第2のバッファーメモリー回路からC2訂正符号の
生成系列に従ってデータとエラーフラグを読み出した後
に、第2のバッファーメモリー回路の少なくともエラー
フラグを読みだしたアドレス上に、エラーである事を示
す論理レベルを書き込むフラグ書き込み回路とを備える
事を特徴とする誤り訂正回路である。
【0017】
【実施例】次に図面を参照して本発明を説明する。 実施例(1) 図8は、請求項1に示した発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。図9にリファレンスセグメント番号生成回
路のタイミングチャートの一例を、図10にデータフレ
ームの一例を、図11に本実施例のタイミングチャート
の一例を、図12にC1訂正回路6で誤り訂正に使用さ
れる誤り符号の生成内容の一例をそれぞれ示す。
【0018】アドレス検出回路1は、入力信号DIN内
に挿入されている同期信号SYNCの位置を検出し、S
YNCの位相をもとにアドレスデータADRSを検出し
出力する。
【0019】再生セグメント番号生成回路2は、アドレ
ス検出回路1が検出したアドレス番号ADRSを入力と
して、前記アドレスデータADRSのデータフレームが
属するセグメント番号PSEGを求めて出力する。アド
レスデータとセグメント番号の関係は予め判っているも
のとする。
【0020】リファレンスセグメント番号生成回路3
は、装置の動作基準位相信号であるフィールドクロック
FCK及びセグメントクロックSCKを入力として、現
在再生中であるべきセグメント番号RSEGを求め出力
する。
【0021】セグメント番号比較回路4は、セグメント
番号PSEGと、セグメント番号RSEGを入力とし
て、両番号を比較し、比較信号COMPを出力する。C
OMPは比較結果が不一致の時ロジックレベル“H”
に、一致の時“L”となるものとする。
【0022】再生データ変換回路5は、入力信号DIN
と比較信号COMPを入力として、比較信号COMPか
“H”のとき、アドレス検出回路1が検出したアドレス
データの付加されていたデータフレームの符号語データ
部分を符号語をなさないデータ列に変換し、比較信号C
OMPが一致を指し示すときは入力信号DINに変換を
施す事無く出力する。
【0023】第nデータフレームに比較信号COMPが
“H”の時の例を示している。簡単化のため第nフレー
ムの前後では、データ誤りはないものとする。
【0024】比較信号COMPが“H”、つまりRSE
GとPSEGが一致しなかったときは、図12に示した
符号例では符号語をなさないデータ、本実施例では全て
のシンボルを“FF”に変換するものとする。図13に
実現するための回路の一例を示す。DOUTは、出力を
表す。
【0025】C1訂正回路6は、再生データ変換回路5
の出力するデータに付加されている誤り訂正符号を用い
て誤り訂正を実行する。またC1訂正回路6は誤り訂正
の結果、訂正不能であった場合に訂正不能である事を指
し示すエラーフラグEFを出力する機能を有するものと
する。エラーフラグEFは訂正不能であったとき“H”
レベルになるとする。
【0026】第nデータフレームは、再生データ変換回
路5に於いて全てのシンボルが“FF”に変換されてい
るため、C1訂正回路6では訂正不能となり、エラーフ
ラグEFは“H”になる。
【0027】バッファーメモリー回路7は、C1訂正回
路6で誤り訂正されたデータとエラーフラグを一定期間
蓄積し、所定のタイミングでC2訂正符号の生成系列に
従って読み出す。
【0028】C2訂正回路8は、バッファーメモリー回
路7よりの、C2系列に従って入力されてくるデータを
前記データと共に入力されるエラーフラグを参照して消
失訂正の可能な誤り訂正回路である。
【0029】実施例(2) 図14は請求項2に示した発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。図15にこの実施例のタイミングチャート
の一例を示す。
【0030】C1訂正回路13及びC2訂正回路16で
誤り訂正に使用される符号の生成内容は実施例(1)で
用いた図12と同一のものとする。
【0031】アドレス検出回路9は、実施例(1)と同
様の動作を行う回路とする。
【0032】再生セグメント番号生成回路10は、実施
例(1)と同様の動作を行う回路とする。
【0033】リファレンスセグメント番号生成回路11
は、実施例(1)の回路と同様の動作を行う回路とす
る。
【0034】セグメント番号比較回路12は、実施例
(1)と同様な動作を行う回路とする。
【0035】C1訂正回路13は、入力信号DINを入
力とし、DINに付加されている誤り訂正符号を用いて
誤り訂正を実行する。またC1訂正回路13は誤り訂正
の結果、訂正不能であった場合訂正不能である事を指し
示すエラーフラグEFを出力する機能を有するものとす
る。エラーフラグEFは訂正不能であったとき“H”レ
ベルになるとする。
【0036】エラーフラグ変換回路14は、C1誤り改
正回路13の出力するエラーフラグEFとセグメント番
号比較回路12の出力COMPを入力として、COMP
が“H”レベルの時、入力エラーフラグEFをその論理
レベルに関わらず“H”レベル、すなわち訂正不能を示
すレベルに変換する回路である。図16に実現するため
の回路の一例を示す。EFOは、出力を表す。
【0037】バッファーメモリー回路15は、実施例
(1)と同様の動作を行う回路である。C2訂正回路1
6は、実施例(1)と同様の動作を行う回路である。
【0038】実施例(3) 図17は請求項3に示した発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。図18にタイミングチャートの一例を、図
19にフラグバッファー回路25に含まれるメモリーの
アドレスの仕様の一例をそれぞれ示す。
【0039】C1訂正回路21及びC2訂正回路27で
誤り訂正に使用される符号の生成内容は実施例(1)で
用いた図12と同一のものとする。
【0040】アドレス検出回路17は、実施例(1)と
同様の動作を行う回路とする。
【0041】再生セグメント番号生成回路18は、実施
例(1)と同様の動作を行う回路とする。
【0042】リファレンスセグメント番号生成回路19
は、実施例(1)の回路と同様の動作を行う回路とす
る。
【0043】セグメント番号比較回路20は、実施例
(1)と同様な動作を行う回路とする。
【0044】C1訂正回路21は、実施例(2)と同様
の動作を行う回路とする。
【0045】訂正データ書き込みアドレス生成回路22
は、アドレス検出回路17の出力するアドレスデータA
DRSを入力としてC1訂正回路21により訂正された
データをデータバッファー回路23の所定の番地に書き
込むためのアドレスを生成する回路である。
【0046】訂正フラグ書き込みアドレス生成回路24
は、アドレス検出回路17の出力するアドレスデータA
DRSを入力としてC1訂正回路21により訂正された
入力信号DINの訂正結果を指し示すエラーフラグをフ
ラグバッファー回路25の所定の番地に書き込むための
アドレス信号EFADを生成する機能を有する回路であ
る。
【0047】フラグ書き込みアドレス生成回路26は、
フラグバッファー回路25の読みだした番地の全てを任
意の順番で発生する回路である。
【0048】訂正フラグアドレス変換回路28は、通常
は訂正フラグ書き込みアドレス生成回路24からのアド
レス信号EFADをそのまま出力するが、セグメント比
較回路20の出力COMPが“H”の時、フラグバッフ
ァー回路25の使用していないアドレス番号に変換する
回路である。図18では、全ビット“H”のアドレスに
変換している。出力アドレスをEFADXとする。図2
0に実現するための回路の一例を示す。
【0049】データバッファー回路23は、C1訂正回
路21により訂正されたデータをC2訂正回路27でC
2訂正を行うまでのあいだ蓄積する事の出来るメモリー
である。
【0050】フラグバッファー回路25は、C1訂正回
路21により訂正した結果得られたエラーフラグをC2
訂正回路27でC2訂正を行うまでの期間、蓄積する事
の出来るメモリーである。図19に示すような領域を有
している。図21に、領域0と領域1に対して与えられ
るアドレスを示す。領域0はビデオフレーム信号が
“L”レベルである期間に入力された入力信号DINを
C1訂正回路21で誤り訂正した結果得たエラーフラグ
を書き込む領域である。領域1はビデオフレーム信号が
“H”レベルである期間に入力された入力信号DINを
C1訂正回路21で誤り訂正した結果得たエラーフラグ
を書き込む領域である。領域0と領域1はそれぞれ独立
して、書き込み読みだしの出来る構成をなすものであ
る。領域2はそれぞれC1訂正回路21において誤り訂
正された結果得たエラーフラグの書き込まれる事の無い
領域を示す。また、フラグバッファー回路25は、フラ
グ書き込みアドレス生成回路26によって指定された番
地には、C1訂正回路21からのエラーフラグではな
く、“H”レベルのデータが書き込まれるように動作す
るものとする。
【0051】C2訂正回路27は、ビデオフレーム信号
が“L”レベルの時データバッファー回路23のビデオ
フレーム信号が“H”レベルの時書き込まれたデータを
フラグバッファー回路25の領域1のエラーフラグと共
に読みだし、ビデオフレーム信号が“L”レベルの時デ
ータバッファー回路23のビデオフレーム信号が“H”
レベルの時書き込まれたデータをフラグバッファー回路
25の領域0のエラーフラグと共に読みだしてC2訂正
符号による消失訂正の可能な誤り訂正回路である。
【0052】フラグアドレス選択回路29は、訂正フラ
グアドレス変換回路28からのアドレス信号とフラグ書
き込みアドレス生成回路26からのアドレス信号を選択
する回路である。ビデオフレーム信号が“L”レベルの
時、訂正フラグアドレス変換回路28よりのアドレス信
号のフラグバッファー回路25の領域0に送り、ビデオ
フレーム信号が“H”レベルの時にフラグ書き込みアド
レス生成回路26よりのアドレス信号をC2訂正回路2
7が領域0よりC2訂正の為のデータを読みだした後に
領域0に送る。ビデオフレーム信号が“H”レベルの
時、訂正フラグアドレス変換回路28よりのアドレス信
号をフラグバッファー回路25の領域1に送り、ビデオ
フレーム信号が“L”レベルの時にフラグ書き込みアド
レス生成回路26よりのアドレス信号をC2訂正回路2
7が領域1よりC2訂正の為のデータを読みだした後に
領域1に送る。
【0053】つまり、訂正フラグアドレス変換回路28
は、セグメント番号比較回路20の出力する比較信号が
COMPが“H”レベルの時には、前記した領域2内の
任意のアドレスに変換するように構成され、セグメント
不一致の時C1訂正されたデータのエラーフラグが
“L”であっても、そのエラーフラグは本来書かれる番
地とは別の未使用領域の番地が指定され、かつC2訂正
の終了したフラグバッファー回路の領域に対してエラー
フラグ“H”レベルを書き込んでいるため、C2訂正回
路27がデータを読み出すときにはエラーフラグは立つ
こととなる。
【0054】実施例(4) 図22は請求項4に示した発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。図23にこの実施例のタイミングチャート
の一例を示す。
【0055】C1訂正回路34及びC2訂正回路42で
誤り訂正に使用される符号の生成内容は実施例(1)で
用いた図12と同一のものとする。
【0056】アドレス検出回路30は、実施例(1)と
同様の動作を行う回路とする。
【0057】再生セグメント番号生成回路31は、実施
例(1)と同様の動作を行う回路とする。
【0058】リファレンスセグメント番号生成回路32
は、実施例(1)の回路と同様の動作を行う回路とす
る。
【0059】セグメント番号比較回路33は、実施例
(1)と同様な動作を行う回路とする。
【0060】C1訂正回路34は、実施例(2)と同様
の動作を行う回路とする。
【0061】訂正データ書き込みアドレス生成回路35
は、実施例(3)と同様の動作を行う回路とする。
【0062】訂正フラグ書き込みアドレス生成回路36
は、実施例(3)と同様の動作を行う回路とする。
【0063】フラグ書き込みアドレス生成回路37は、
実施例(3)と同様の動作を行う回路とする。データバ
ッファー回路41は、実施例(3)と同様の動作を行う
回路とする。フラグバッファー回路39は、実施例
(3)と同様の動作を行う回路とする。
【0064】フラグバッファー書き込み制御回路38
は、C1訂正回路34からの訂正フラグをフラグバッフ
ァー回路39への書き込みを許可する信号を出力する
が、セグメント比較回路33の出力COMPが“H”の
時、これを許可しない信号を出力する回路である。
【0065】図22のタイミングチャートに於いて反転
WEが“L”の時は、書き込み許可を表し、“H”の時
は不許可を表している。
【0066】図23に実現するための回路の一例を示
す。44は、フラグ書き込みアドレス生成回路37がア
ドレス信号を発生する時“L”レベルを出力する回路で
ある。
【0067】フラグアドレス選択回路40は、訂正フラ
グ書き込みアドレス生成回路36からのアドレス信号と
フラグ書き込みアドレス生成回路37からのアドレス信
号を選択する回路である。ビデオフレーム信号が“L”
レベルの時、訂正フラグ書き込みアドレス生成回路36
よりのアドレス信号をフラグバッファー回路39の領域
0に送り、ビデオフレーム信号が“H”レベルの時にフ
ラグ書き込みアドレス生成回路37よりのアドレス信号
をC2訂正回路42がフラグバッファー回路39の領域
0よりC2訂正の為のデータを読みだした後に領域0に
送る。ビデオフレーム信号が“H”レベルの時、訂正フ
ラグ書き込みアドレス生成回路36よりのアドレス信号
をフラグバッファー回路39の領域1に送り、ビデオフ
レーム信号が“L”レベルの時にフラグ書き込みアドレ
ス生成回路37よりのアドレス信号をC2訂正回路42
がフラグバッファー回路39の領域1よりC2訂正の為
のデータを読みだした後に領域1に送る。
【0068】つまり、フラグバッファー書き込み制御回
路38は、セグメント番号比較回路33の出力する比較
信号COMPが“H”レベルの時には、フラグバッファ
ー回路39に対してC1訂正回路34からのエラーフラ
グの書き込みを行わないように構成され、セグメント不
一致の時C1訂正されたデータのエラーフラグが“L”
であっても、C2訂正の終了したフラグバッファー回路
の領域に対してエラーフラグ“H”レベルを書き込んで
いるため、C2訂正回路42がデータを読み出すときに
はエラーフラグは立つこととなる。
【0069】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
セグメントを誤って再生したデータブロックのC2消失
訂正に際し、C1訂正では本来エラー検出できないシン
ボルに対してC2訂正の読みだしの時にエラーフラグを
立てる事が出来るのでC2訂正符号による消失訂正能力
を下げる事無く、誤訂正を起こす確率を下げる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】1フィールド3セグメント記録を示す図。
【図2】本来再生すべきトラックからはずれて別のトラ
ックを再生している状態を示す図。
【図3】誤り訂正符号を付加したデータブロックの一例
を示す図。
【図4】図3に示したデータブロックを構成するデータ
の内容を示す図。
【図5】図3のデータブロックを3つのセグメントに分
割する一例を示した図。
【図6】図2に示したようにセグメントを誤って再生し
たときの1フィールド分のデータ配置を示した図。
【図7】C2訂正回路に入力されるデータ列の例を示し
た図。
【図8】実施例(1)のブロック図。
【図9】リファレンスセグメント番号生成回路のタイミ
ングチャート。
【図10】データフレームの一例を示した図。
【図11】実施例(1)のタイミングチャート。
【図12】誤り訂正符号の生成内容の一例を示した図。
【図13】再生データ変換回路5の一実現例を示した
図。
【図14】実施例(2)のブロック図。
【図15】実施例(2)のタイミングチャート。
【図16】エラーフラグ変換回路の一実施例を示した
図。
【図17】実施例(3)のブロック図。
【図18】実施例(3)のタイミングチャート。
【図19】フラグバッファー回路のメモリーのアドレス
の仕様を示した図。
【図20】訂正フラグアドレス変換回路28の一実現例
を示した図。
【図21】フラグバッファー回路25の領域0、領域1
に与えられるアドレスを示した図。
【図22】実施例(4)のブロック図。
【図23】実施例(4)のタイミングチャート。
【図24】フラグバッファー書き込み制御回路38の一
実現回路を示した図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のパリティーである誤り訂正符号
    (以下、C2訂正符号)を付加した後に、第2のパリテ
    ィーである誤り訂正符号(以下、C1訂正符号)を付加
    してなる積符号構成をなす第1のデータブロックで、 前記C1訂正符号を付加してなる符号語ごとに少なくと
    も同期信号とユニークなアドレスデータとを結合してな
    るデータフレームで構成される第2のデータブロックを
    前記データフレームを単位として、n個(ここでn=
    2,3,4…,N)のセグメントに分割し、 セグメントを構成するデータフレームを定められた順番
    に従って、回転ヘッドで磁気テープ上の1本のトラック
    または、1本のトラック内の任意の一部に割当てて記録
    するディジタルデータ記録再生装置の再生側の信号処理
    回路における誤り訂正回路であって、 再生信号より得たアドレスデータから前記アドレスデー
    タの付加されたフレームの属する第1のセグメント番号
    を得る第1のセグメント番号生成回路と、 回転ドラムの回転位相基準信号に同期した装置内部の基
    準位相信号を入力として第2のセグメントの番号を得る
    第2のセグメント番号生成回路と、 第1のセグメント番号と、第2のセグメント番号との比
    較を行うセグメント番号比較回路と、 前記セグメント番号比較回路の出力を入力として、セグ
    メント番号比較回路の出力が第1のセグメント番号と第
    2のセグメント番号が一致しない事を指し示すとき、C
    1訂正符号を付加してなる再生符号語データを符号語を
    構成しないデータに変換するデータ変換回路と、 前記データ変換回路の出力を入力とし、C1訂正符号に
    よる誤り訂正を実行する第1の誤り訂正回路とを備える
    事を特徴とする誤り訂正回路。
  2. 【請求項2】 第1のパリティーである誤り訂正符号
    (以下、C2訂正符号)を付加した後に、第2のパリテ
    ィーである誤り訂正符号(以下、C1訂正符号)を付加
    してなる積符号構成をなす第1のデータブロックで、 前記C1訂正符号を付加してなる符号語ごとに少なくと
    も同期信号とユニークなアドレスデータとを結合してな
    るデータフレームで構成される第2のデータブロックを
    前記データフレームを単位として、n個(ここでn=
    2,3,4…,N)のセグメントに分割し、 セグメントを構成するデータフレームを定められた順番
    に従って、回転ヘッドで磁気テープ上の1本のトラック
    または、1本のトラック内の任意の一部に割当てて記録
    するディジタルデータ記録再生装置の再生側の信号処理
    回路における誤り訂正回路であって、 再生信号より得たアドレスデータから前記アドレスデー
    タの付加されたフレームの属する第1のセグメント番号
    を得る第1のセグメント番号生成回路と、 回転ドラムの回転位相基準信号に同期した装置内部の基
    準位相信号を入力として第2のセグメントの番号を得る
    第2のセグメント番号生成回路と、 第1のセグメント番号と、第2のセグメント番号との比
    較を行うセグメント番号比較回路と、 C1訂正符号を用いた誤り訂正の結果、少なくとも訂正
    不能である事を指し示すエラーフラグを出力する機能を
    有する第2の誤り訂正回路と、 前記第1のセグメント番号と前記第2のセグメント番号
    が一致しない事を指し示すとき、第1の誤り訂正回路の
    出力するエラーフラグを訂正不能である事を指し示す状
    態に変換するエラーフラグ変換回路と、 C2訂正符号による消失訂正の実行可能な第3の誤り訂
    正回路とを備える事を特徴とする誤り訂正回路。
  3. 【請求項3】 第1のパリティーである誤り訂正符号
    (以下、C2訂正符号)を付加した後に、第2のパリテ
    ィーである誤り訂正符号(以下、C1訂正符号)を付加
    してなる積符号構成をなす第1のデータブロックで、 前記C1訂正符号を付加してなる符号語ごとに少なくと
    も同期信号とユニークなアドレスデータとを結合してな
    るデータフレームで構成される第2のデータブロックを
    前記データフレームを単位として、n個(ここでn=
    2,3,4…,N)のセグメントに分割し、 セグメントを構成するデータフレームを定められた順番
    に従って、回転ヘッドで磁気テープ上の1本のトラック
    または、1本のトラック内の任意の一部に割当てて記録
    するディジタルデータ記録再生装置の再生側の信号処理
    回路における誤り訂正回路であって、 再生信号より得たアドレスデータから前記アドレスデー
    タの付加されたフレームの属する第1のセグメント番号
    を得る第1のセグメント番号生成回路と、 回転ドラムの回転位相基準信号に同期した装置内部の基
    準位相信号を入力として第2のセグメントの番号を得る
    第2のセグメント番号生成回路と、 第1のセグメント番号と、第2のセグメント番号との比
    較を行うセグメント番号比較回路と、 C1訂正符号を用いた誤り訂正の結果、少なくとも訂正
    不能である事を指し示すエラーフラグを出力する機能を
    有する第2の誤り訂正回路と、 前記第2の誤り訂正回路で誤り訂正されたデータを一旦
    貯蔵するための第1のバッファーメモリー回路と、 前記第2の誤り訂正回路の出力するエラーフラグを一旦
    貯蔵するための第2のバッファーメモリー回路と、 前記第1のバッファーメモリー回路に前記第2の誤り訂
    正回路の出力する訂正済データを書き込むためのアドレ
    スを生成する第1のライトアドレス生成回路と、 前記第2のバッファーメモリー回路に前記第2の誤り訂
    正回路の出力するエラーフラグを書き込むためのアドレ
    スを生成する第2のライトアドレス生成回路と、 前記セグメント番号比較回路の出力を入力として、前記
    第1のセグメント番号と前記第2のセグメント番号が一
    致しない事を指し示すとき、前記第3のアドレス生成回
    路の出力するアドレス信号を前記第2のバッファーメモ
    リー回路の使用していないアドレス番号に変換するアド
    レス変換回路と、 前記第1のバッファーメモリー回路のデータと、前記第
    2のバッファーメモリー回路のエラーフラグを読み、C
    2訂正符号を用いた消失訂正の可能な第3の誤り訂正回
    路と、 前記第1のバッファーメモリー回路と前記第2のバッフ
    ァーメモリー回路からC2訂正符号の生成系列に従って
    データとエラーフラグを読み出した後に、第2のバッフ
    ァーメモリー回路の少なくともエラーフラグを読みだし
    たアドレス上に、エラーである事を示す論理レベルを書
    き込むフラグ書き込み回路とを備える事を特徴とする誤
    り訂正回路。
  4. 【請求項4】 第1のパリティーである誤り訂正符号
    (以下、C2訂正符号)を付加した後に、第2のパリテ
    ィーである誤り訂正符号(以下、C1訂正符号)を付加
    してなる積符号構成をなす第1のデータブロックで、 前記C1訂正符号を付加してなる符号語ごとに少なくと
    も同期信号とユニークなアドレスデータとを結合してな
    るデータフレームで構成される第2のデータブロックを
    前記データフレームを単位として、n個(ここでn=
    2,3,4…,N)のセグメントに分割し、 セグメントを構成するデータフレームを定められた順番
    に従って、回転ヘッドで磁気テープ上の1本のトラック
    または、1本のトラック内の任意の一部に割当てて記録
    するディジタルデータ記録再生装置の再生側の信号処理
    回路における誤り訂正回路であって、 再生信号より得たアドレスデータから前記アドレスデー
    タの付加されたフレームの属する第1のセグメント番号
    を得る第1のセグメント番号生成回路と、 回転ドラムの回転位相基準信号に同期した装置内部の基
    準位相信号を入力として第2のセグメントの番号を得る
    第2のセグメント番号生成回路と、 第1のセグメント番号と、第2のセグメント番号との比
    較を行うセグメント番号比較回路と、 C1訂正符号を用いた誤り訂正の結果、少なくとも訂正
    不能である事を指し示すエラーフラグを出力する機能を
    有する第2の誤り訂正回路と、 前記第2の誤り訂正回路で誤り訂正されたデータを一旦
    貯蔵するための第1のバッファーメモリー回路と、 前記第2の誤り訂正回路から出力されるエラーフラグを
    一旦貯蔵するための第2のバッファーメモリー回路と、 前記第1のバッファーメモリー回路に前記第2の誤り訂
    正回路から出力される訂正済データを書き込むためのア
    ドレスを生成する第1のライトアドレス生成回路と、 前記第2のバッファーメモリー回路に前記第2の誤り訂
    正回路から出力されるエラーフラグを書き込むためのア
    ドレスを生成する第2のライトアドレス生成回路と、 前記セグメント番号比較回路の出力を入力として、前記
    第1のセグメント番号と前記第2のセグメント番号が一
    致するとき前記第2のバッファーメモリーに対して前記
    第2の誤り訂正回路から出力されるエラーフラグの書き
    込み信号を出力し、一致しない事を指し示すとき、エラ
    ーフラグの書き込み信号を出力しない機能を有するバッ
    ファーメモリー書き込み制御回路と、 前記第1のバッファーメモリー回路のデータと、前記第
    2のバッファーメモリー回路のエラーフラグを読み、C
    2訂正符号を用いた消失訂正の可能な第3の誤り訂正回
    路と、 前記第1のバッファーメモリー回路と前記第2のバッフ
    ァーメモリー回路からC2訂正符号の生成系列に従って
    データとエラーフラグを読み出した後に、第2のバッフ
    ァーメモリー回路の少なくともエラーフラグを読みだし
    たアドレス上に、エラーである事を示す論理レベルを書
    き込むフラグ書き込み回路とを備える事を特徴とする誤
    り訂正回路。
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