JPH05210682A - スケジュール作成装置 - Google Patents

スケジュール作成装置

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JPH05210682A
JPH05210682A JP4052792A JP4052792A JPH05210682A JP H05210682 A JPH05210682 A JP H05210682A JP 4052792 A JP4052792 A JP 4052792A JP 4052792 A JP4052792 A JP 4052792A JP H05210682 A JPH05210682 A JP H05210682A
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JP
Japan
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schedule
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request
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master
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JP4052792A
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English (en)
Inventor
Tomoko Kaneko
知子 金子
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】スケジュール作成手段12は、作業要求テーブ
ル3と初期値テーブル4の各データとから作業要求スケ
ジュールを作成し、このスケジュールと制約条件テーブ
ル5のデータとに基づいて作業毎に制約条件を充足した
作業単位制約回避スケジュールを作成し、制約条件と作
業要求スケジュールに基づいてマスタスケジュールを作
成する。スケジュール評価手段18は、マスタスケジュ
ールを評価し、評価結果をスケジュール評価表示手段2
0により表示・要求入力装置1に表示する。スケジュー
ル変更手段19は、マスタスケジュールを変更して、ス
ケジュール評価手段18を再起動させる。 【効果】効率的なスケジュール作成と各作業個別の評価
基準と、さらにマスタスケジュールの評価が表示でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントの点検作業な
どの周期的で、かつ、複雑な作業についてスケジュール
を調整し、全体的に整合のとれたスケジュールを作成す
るスケジュール作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラントの維持、品質の維持を
目的とするポンプ・ファンの交換、点検作業などはスケ
ジュールを作成してそのスケジュールに沿って作業を実
施する。このスケジュール作成にあたっては、作業員の
負荷による制約、カレンダーによる制約(土、日、祭日
を避ける)、他作業との干渉による制約、プラントまた
は環境全体の状況による制約、さらに、各作業の実施周
期のずれによる制約などがある。このため、これら多く
の各種制約条件を総合的に充足するスケジュールを作成
することが要求される。
【0003】従来、このようなスケジュールを作成する
場合予め作業間の干渉を考慮し、複数の作業予定とその
評価を準備し、前記作成の作業予定も制約条件に含め、
次の作業で成立可能な複数のスケジュール案を作成す
る。そして、この複数案同時作成法の処理を繰り返し、
最終的に成立したスケジュール案の内で評価の良いもの
を最終スケジュールとしていた。
【0004】図17に、従来のスケジュール作成装置の
構成を示す。
【0005】表示・要求入力装置1からの入力によりス
ケジュール作成条件設定手段2は、作業要求テーブル
3、初期値(前回値)テーブル4および制約条件テーブ
ル5に各々のデータを保存する。複数案作成スケジュー
ル作成手段7は、スケジュール作成要求入力手段6から
起動されてスケジュール案の作成をする。
【0006】スケジュール表示手段8は、マスタスケジ
ュールテーブル9のマスタスケジュールを処理して表示
・要求入力装置1に表示する。
【0007】マスタスケジュールテーブル9は、複数の
スケジュール案の内で評価の高いスケジュール案を保存
する。スケジュール案テーブル11は、複数の作業スケ
ジュール案の内で作業予定の重複するものを除いたスケ
ジュール案を保存する。
【0008】上記したスケジュール作成装置の処理手順
を図18を参照して説明する。
【0009】ここで、作成期間は’90年8月の1カ月
間と仮定する。まず、複数案スケジュール作成手段7
は、作業要求テーブル3から作業要求を取り出す(10
1)。作業Aについて初期値(前回値)テーブル4をも
とにスケジュール案を作成する。作業要求テーブル3
は、図19に示す如く構成され、作業毎に作業名、作業
の頻度および作業量がファイルされている。ここでは、
作業Aのデータを取り出す。
【0010】次に、作業Aについて初期値(前回値)テ
ーブル4のデータを取り出し、このデータに従って作成
要求期間内の具体的作業日を求める(102)。ここ
で、初期値(前回値)テーブル4は、図20に示す如く
構成され、作業毎に初期値が曜日または日により保存さ
れている。
【0011】これにより、スケジュール案を作成する
と、図21に示す如く、作業Aについてスケジュールが
できる。次に、図22に示す如く構成された制約条件テ
ーブル5により認められた作業日のずれの範囲で組合せ
を求め制約条件の各組合せのスケジュールを評価し、上
位の案を求める(103)。
【0012】すなわち、制約条件テーブル5には、制約
条件と対応する評価点が保存されている。例えば、作業
1日のずれのとき−1点とする。まず、作業Aの3、1
0、17、24、31の5日の作業日にそれぞれ前後の
ずれを考慮し組合せを作成すると、3の5乗(243
案)のスケジュール案ができる。このうち評価減点法、
すなわち、制約条件テーブル5にある制約にかかった場
合、制約条件テーブル5のマイナス点を100点から引
いていく。
【0013】今回、スケジュール評価合格点は97点と
仮定し、これ以上の金曜作業(1案、100点)、1回
だけ木曜作業(5案、99点)、2回木曜作業(10
案、98点)、1回だけ土曜作業(5案、98点)、3
回木曜作業(10案、97点)の計31案をスケジュー
ル案テーブル11に保存する。ここまでは、スケジュー
ル作成が作業Aだけなのでこの段階での作業の重なりは
ない。
【0014】次に、作業要求テーブル3の作業Bについ
て、作業Aと同様にスケジュールを作成する。
【0015】まず、作業要求テーブル3から作業Bにつ
いてデータを取り出し(101)、初期値(前回値)テ
ーブル4より初期値(前回値)のデータを取り出し、図
21に示す如く作業Bについて具体的作業日を求める
(102)。この作業Bについては5、15、25日の
3日となる。
【0016】次に、制約条件テーブル5よりのデータに
より1日のずれまで認めるとして図21に示す5、1
5、25日の3日の作業日にそれぞれ前後のずれを考慮
して組合せると、3の3乗(27案)スケジュール案が
できる(103)。このうちスケジュール評価合格点以
上の[6、15、24:99点]、[6、15、25:
98点]、[6、14、24:97点]、[6、16、
26:97点]の4案を残し他を削除する。
【0017】すでに、スケジュール案テーブル11に保
存されている31案と4案を組合せ、作業予定の重なら
ないスケジュール案をスケジュール案テーブル11に保
存する。31*4(124案)のうち作業予定の重なら
ない組合せは62通りある。例えば、作業Aの100点
のスケジュール案と作業Bのスケジュール案4つを組合
せると24日の作業が重なっているため作業Bの[6、
15、25]の組合せしか残らない。
【0018】次に、作業要求テーブル3の次の作業Cに
ついて同様にスケジュールを作成する。
【0019】まず、図21に示す如く、作業Cについて
10日、11日の作業日が求められる(101)(10
2)。次に、同様に1日のずれまで認めるとして3案が
できる。(作業Cは作業量2日であり連続して作業する
ものと考える。)このうち[11(土)、12(日):
93点]で作業する案はスケジュール評価合格点に到達
しないので削除する。作業Cの案としては[9、10:
99点]、[10、11:98点]の2案ができる。
【0020】次に、この作業とすでにスケジュール案テ
ーブル11に保存されているスケジュール案とを組合せ
ると62*2案(124案)ができる。このうち作業予
定の重なるスケジュールを除くと、図23および図24
に示す如く、最終組合せスケジュール一覧の23案のス
ケジュールが作成される。これをスケジュール案テーブ
ル11に保存する(104)。
【0021】続いて、作業要求テーブル3の全作業につ
いて処理が終了したか判定する(105)。
【0022】全作業について処理されたとき、図25に
示す最も評価の高いスケジュール案の中、例えば、最終
案1のマスタスケジュールが選択され、図26に示す如
くのマスタスケジュールテーブル10に保存する(10
6)。
【0023】すなわち、作業要求テーブル3の全ての作
業についてスケジュール作成を終了すると、次にスケジ
ュール案テーブル11に残った案のうち各作業の評価点
を全体的に評価し、評価点平均の高いスケジュール案を
マスタスケジュールとする。ここでは、図23および図
24に示す組合せ案の内で、図24の評価欄に示す第1
案、4案、第9案の評価の平均がいずれも98.3点で
最も高い。従って、図25に示すように3案が残る。こ
のうち1案をマスタスケジュールとする。この選択方法
はオペレータによる選択でも、任意の案を選択しても、
また新たな評価基準を導入しても構わない。仮に、ここ
では図25の最終案1(図示1行目の案)がマスタスケ
ジュールが選択され、図26の如くのマスタスケジュー
ルテーブル10に保存される。
【0024】このマスタスケジュールテーブル10に
は、図25のマスタスケジュールに従って、作業名とサ
ブNo.作業予定日が作業予定日の早い順に保存されて
いる。スケジュール表示手段8は、表示・要求入力装置
1からの要求によりマスタスケジュールテーブル10の
スケジュールを表示・要求入力装置1に図27に示すよ
うに作業名毎に日付と曜日とからなる作業予定日を○印
で表示する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たスケジュール作成装置には次の問題がある。
【0026】すなわち、従来のスケジュール作成装置で
は、予め複数のスケジュール案を作成するため組合わせ
が膨大となり、多くの処理時間を要する。特に、作成す
る作業が増大した場合に、スケジュール作成の現実的な
応答時間を得られないという問題がある。また、評価も
1項目に対して全作業共通であるため、例えば、週毎の
周期をもつ作業予定が1日ずれても、1カ月毎の周期を
もつ作業予定が1日ずれても同様の評価しかされなかっ
た。
【0027】また、作成されたスケジュールを再調整す
る際に、次の問題がある。すなわち、作業に最適な作業
予定日は、図21のように示されるが、この最適な作業
予定日とマスタスケジュールテーブル10の作業予定日
がどの程度の差、つまり、評価度が認識できなかった。
このため作成されたマスタスケジュールから作業予定日
を変更する場合、単に作業予定日をずらすことになり作
業要求テーブル3に基づく最適な作業予定日から不本意
に離れた評価の低い作業日になることがあった。
【0028】そこで、本発明は効率的なスケジュール作
成機能と、作成されたスケジュールの評価が容易に認識
できるスケジュール作成装置を提供することを目的とす
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は、作業毎に作業
の内容を保存する作業要求テーブルと、作業毎に前回の
作業日を保存した初期値テーブルと、作業日に応じて作
業日を評価するための制約条件を保存する制約条件テー
ブルとを有し、入力手段を介してスケジュール作成条件
設定手段により作業要求テーブルおよび初期値テーブ
ル、さらに、制約条件テーブルに保存された各々のデー
タに基づいてスケジュール作成要求入力手段からの要求
によってスケジュール作成手段がスケジュールを作成す
るスケジュール作成装置において、スケジュール作成要
求入力手段の要求により作業要求テーブルのデータと初
期値テーブルのデータとから作業要求スケジュールを作
成し、これらの作業要求スケジュールを作業要求スケジ
ュールテーブルへ保存するための作業要求スケジュール
作成機能と、この作業要求スケジュール作成機能により
作業要求スケジュールテーブルに保存されたデータと作
業毎に制約条件を定めた制約条件テーブルのデータに基
づいて作業毎に制約条件を充足した作業単位制約回避ス
ケジュールを作成し、作業毎制約条件充足スケジュール
テーブルに保存するための作業単位制約回避スケジュー
ル作成機能と、作業毎制約条件充足スケジュールテーブ
ルに保存された作業単位制約回避スケジュールにおいて
スケジュールの初めから順次作業日が重複するか否か判
定し、作業日が重複しない場合はその作業日をマスタテ
ーブルに保存し、作業日が重複する場合には制約条件テ
ーブルの制約条件のデータと作業要求スケジュールのデ
ータに基づいて作業日程を調整して作業予定日を定めて
マスタスケジュールテーブルに保存するための作業間日
程調整機能とからなるスケジュール作成手段と作成され
たマスタスケジュールの作業予定日と作業要求スケジュ
ールテーブルの作業日との日程差を計算する手段と、日
程差と制約条件テーブルのデータとに基づいて作業毎に
作業予定日の評価値を計算する手段と、この評価の結果
を日程差と共にマスタスケジュールテーブルに保存する
手段とからなるスケジュール評価手段と、マスタスケジ
ュールテーブルの各作業のスケジュールと日程差とその
評価値を表示装置へ出力するスケジュール評価表示手段
と、入力手段からの要求によりマスタスケジュールのス
ケジュールを変更し、スケジュール評価手段を再起動さ
せるスケジュール変更手段とを設けるようにしたもので
ある。
【0030】
【作用】上記構成により、作業毎要求スケジュールを作
成し、作業要求スケジュールテーブルに保存する。この
とき作業毎に制約条件を充足したスケジュールで作業の
重なりが生じた場合には、作業間日程調整機能が作業要
求スケジュールテーブルと制約条件テーブルを参照しな
がら限定した期間内で各作業の組合せを作成する。そし
て、評価をしてマスタスケジュールを作成してマスタス
ケジュールテーブルに保存する。さらに、スケジュール
評価手段では、マスタスケジュールテーブルのマスタス
ケジュールと作業要求テーブルから各作業の予定のずれ
が計算され、さらに作業毎の制約条件テーブルから各作
業毎のマスタスケジュールの評価がマスタスケジュール
テーブルに保存されスケジュール表示手段でマスタスケ
ジュールテーブルの各作業のスケジュールを最適作業日
からのずれと評価と共に表示装置に表示する。また、ス
ケジュール変更手段では要求に応じマスタスケジュール
テーブルの作業のスケジュールを変更しマスタスケジュ
ールテーブルに保存し、スケジュール評価手段を起動
し、スケジュール評価手段が変更後のスケジュールの評
価を行い、スケジュール評価表示手段によって表示装置
に変更後の作業のスケジュールと最適作業日からのずれ
および評価が表示される。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0032】図1は、本発明の一実施例を示すスケジュ
ール作成装置のブロック構成図である。図17と同一部
分または相当部分については、同一符号を付し説明は省
略する。図17と異なる点は、複数案スケジュール作成
手段7の代わりにスケジュール作成手段12を備えると
共に、このスケジュール作成手段12が作業要求スケジ
ュール作成機能13、作業単位制約回避スケジュール作
成機能14および作業間日程調整機能15とを有し、ス
ケジュールテーブルとして作業要求スケジュールテーブ
ル16と作業毎制約条件充足スケジュールテーブル17
とを備え、さらに、スケジュール評価手段18、スケジ
ュール変更手段19とスケジュール評価表示手段20と
を備えた点である。
【0033】作業要求スケジュール作成機能13は、作
業要求テーブル3と初期値(前回値)テーブル4のデー
タから作業要求スケジュールを作成し、作業要求スケジ
ュールテーブル16に保存する。
【0034】作業単位制約回避スケジュール作成機能1
4は、上記作業要求スケジュールと制約条件テーブル5
とに基づき作業毎に制約条件を充足したスケジュールを
作成し、作業毎制約条件充足スケジュールテーブル17
に保存する。
【0035】作業間日程調整機能15は、作業の重なり
が生じた場合、制約条件テーブル5と作業要求スケジュ
ールテーブル16に基づいて作業間の日程を調整して、
マスタスケジュールを作成し、マスタスケジュールテー
ブル10に保存する。
【0036】スケジュール評価手段18は、マスタスケ
ジュールテーブル10のマスタスケジュールと作業要求
スケジュールテーブル16の作業要求スケジュールとか
ら各作業の予定日のずれと、さらに作業毎の制約条件テ
ーブル5から各作業毎のマスタスケジュールの評価を行
い、評価をマスタスケジュールテーブル10に保存す
る。スケジュール変更手段19は、表示・要求入力装置
1から入力した要求に応じマスタスケジュールテーブル
10のマスタスケジュールを変更しマスタスケジュール
テーブル10に保存し、スケジュール評価手段18を起
動する。スケジュール評価表示手段20は、表示・要求
入力装置1から表示要求を入力し、マスタスケジュール
テーブル10のマスタスケジュールからのずれとその評
価を表示・要求入力装置1に表示する。
【0037】次に、本実施例のマスタスケジュールを作
成する処理を図2を参照して説明する。
【0038】まず、表示・要求入力装置1からスケジュ
ール作成要求入力手段6にスケジュール作成要求をす
る。これにより、作業要求スケジュール作成機能13
は、図19に示す如くの作業要求テーブル3から順に作
業要求を取り出す。さらに、取り出した作業について図
20に示す如くの初期値(前回値)テーブル4に従って
作成要求期間の具体的作業日を求め、これを作業要求ス
ケジュールとして作業要求スケジュールテーブル16に
保存する(201)。この結果、図3に示す如くの作業
要求スケジュールが図4に示す構成された作業要求スケ
ジュールテーブル16に保存される。
【0039】次に、作業単位制約回避スケジュール作成
機能14は、作業要求スケジュールテーブル16に保存
された作業要求スケジュールを図5に示す如くの各作業
毎の制約条件テーブル5に基づき作業毎に制約条件を充
足したスケジュールを作成し、保存する(202)。
【0040】上記制約条件テーブル5では、x日のずれ
の場合、例えば、作業Aで1日のずれが発生した場合x
=1となり、−(1)で評価は−1点とする。また、
日曜日と重なると−5点となる。この結果、図1に示す
如くの作業毎制約条件充足スケジュールテーブル17が
作成される。例えば、図3に示す作業要求スケジュール
の作業Aは、土曜日または日曜日と重ならないので、制
約条件による制約がなく、そのまま作業毎制約条件充足
スケジュールテーブル17に保存する。また、作業Bは
日曜日[5日:96点]のため前後の日に組合せを発生
させ[4日:97.5点]となるために[6日:99
点]と比較して、5日の作業を6日に移動させたスケジ
ュールを作業毎制約条件充足スケジュールテーブル17
に保存する。
【0041】このように、作業単位制約回避スケジュー
ル作成機能14では、作業要求スケジュールの各々の作
業が制約条件テーブル5の制約条件に制約されないとき
作業要求スケジュールの日程とする。一方、作業要求ス
ケジュールの各々の作業が制約条件テーブル5の制約さ
れる日程があるとき制約される日程の前後日の組合せを
発生させて、評価を比較して評価の高い日程を作業毎制
約条件充足スケジュールテーブル17とする。ここで、
制約とは、例えば、作業要求スケジュールテーブル16
の日程が図5では土曜日、日曜日と重なることをいう。
【0042】同様に、図3に示す作業Bの15日は10
0点でそのまま、25日は98点のため24日の99.
5点に移動する。さらに、作業Cは、制約条件による制
約がなくそのままとする。
【0043】次に、作業間日程調整機能15は、作業間
の日程を調整しマスタスケジュールを作成し、マスタス
ケジュールテーブル10に保存する(203)。
【0044】上記作業間日程調整機能15の処理を具体
的に図7を参照して説明する。ここでは、1日に1作業
しかできないものとする。
【0045】まず、スケジュールの初めの日、即ち、x
=1(日)と設定する(301)。そして、1(日)に
作業毎制約条件充足スケジュールテーブル17で予定さ
れている作業量を集める(302)。次に、1(日)の
予定作業のTOTALが1日以下か否かを判定する(3
03)。
【0046】上記判定でYESの場合、1(日)に作業
間で重なりがないから対応する作業名または1(日)に
作業なしの結果をマスタスケジュールテーブル10に保
存する(304)。続いてx(日)を(x+1)(日)
とし(305)x(日)が月末となるまで繰り返す(3
06)。
【0047】一方、ステップ303の判定で1日の予定
作業量のTOTALが1日以上の場合、つまり、1
(日)の作業間で重なりがある場合、作業の日程を調整
する範囲を決定する(307)。
【0048】上記の処理では、例えば、図6において、
x=10(日)のとき作業Aの(2)の作業と作業Cの
(1)の作業が重なっている。そこで、図3の作業要求
スケジュールにある作業Aの(2)の作業[10日]と
作業Cの(1)の作業[10、11日]を取り出し、合
計の作業量3日間の日程を調整する。続いて、上記の日
程の範囲内で、組合せを発生させ、最適な日を採用する
(308)。この結果がステップ304にてマスタスケ
ジュールテーブル10に保存される。
【0049】例えば、この場合、作業日10日と11日
に前後の余裕を考えた9〜12日の範囲で作業Aの
(2)と作業Cの(1)作業の組合せをする。作業Aの
取りうる組合せは4通り、作業Cは作業が連続2日のた
め3通りある。従って、4*3の全組合せのうち作業日
が重ならない組合せは図8に示す6案になる。
【0050】ここで、本実施例では最も評価の高い第1
案、即ち、[A作業:9日][C作業:10、11日]
を採用する。この結果、図9に示す如くの組合せによる
マスタスケジュールが図10に示す構成のマスタスケジ
ュールテーブル10に保存される。
【0051】このマスタスケジュールテーブル10に
は、図10に示すように作業名、別の日に行われる同一
作業(内容)を識別するためのサブNo.,作業予定
日、後に述べるずれ日数、評価値、スケジュール評価要
求の有無を保存する領域が備えられている。
【0052】次に、上記の処理によってマスタスケジュ
ールテーブル10に保存されたマスタスケジュールをス
ケジュール評価手段18が評価する処理を図11を参照
して説明する。なお、スケジュール評価手段18は、作
業間日程調整機能15がマスタスケジュールテーブル1
0を作成した後に起動する。スケジュール評価手段18
は最初にマスタスケジュールテーブル10を作成したと
きおよびその後スケジュール変更手段19によりマスタ
スケジュールテーブル10が変更したとき双方の場合に
マスタスケジュールテーブル10のスケジュール評価要
求が有となり起動する。
【0053】まず、図10に示すマスタスケジュールテ
ーブル10から評価要求の欄の要求有のデータを1つ取
り出す(401)。続いて、マスタスケジュールテーブ
ル10に評価要求有か否かを判定し(402)、マスタ
スケジュールテーブル10の作業予定日と作業要求スケ
ジュールテーブル16の作業要求日との差を計算し、こ
の結果をずれ日数としてマスタスケジュールテーブル1
0のずれ日数の欄に保存する(403)。このずれ日数
は、作業要求スケジュールテーブル16の作業要求日か
ら過去にずれる場合をマイナス、未来にずれる場合をプ
ラスとする。さらに、各作業の制約条件から作業予定日
の評価を計算する(404)。すなわち、作業毎の図5
に示す制約条件テーブル5から各作業毎の制約条件を取
り出し、次の評価式(1)により計算する。
【0054】
【数1】評価点=(作業要求日からのずれマイナス点)
+(土曜日との重なりによるマイナス点)+(日曜日と
の重なりによるマイナス点)…(1)
【0055】上記により評価点をマスタスケジュールテ
ーブル10に保存し、評価要求の欄を要求無とする。
【0056】スケジュール評価表示手段20は、表示・
要求入力装置1から表示要求があると、図12に示す如
くの処理をする。
【0057】最初にマスタスケジュールテーブル10か
ら各作業の予定日と各評価値を取り出す(501)。そ
して、表示データを作成し、表示・要求入力装置1へ出
力する。これによって表示・要求入力装置1には、図1
3に示すように該当作業の欄と作業予定日との交わるエ
リアに○印を表示し、この○印の上半分にずれた日、下
半分に評価点を各々表示する。例えば、作業Aの8月3
日のずれた日が零で評価点零、作業Bの場合6日の作業
予定日はずれた日が+1で、評価点−0.5点が表示さ
れる。
【0058】次に、表示・要求入力装置1からスケジュ
ールの変更の要求がされると、スケジュール変更手段1
9は図14に示す処理をする。
【0059】まず、スケジュール変更手段19は、スケ
ジュールを変更する作業を入力し(601)、さらに、
該当する作業の変更後の日付を入力する(602)。そ
して、スケジュール変更手段19はマスタスケジュール
テーブル10に作業予定日を変更後日付とし、評価要求
の欄の要求有とする(603)。これによって、スケジ
ュール評価手段18が起動し、前記図11で説明したと
同様に作業評価が行われマスタスケジュールテーブル1
0を更新する。
【0060】図15は図13に示したスケジュールの評
価の表示をスケジュール変更手段19により作業Bを変
更した場合の変化を示す。図示するように作業最適日
(8月5日)を過去に1日ずらして8月4日とすると、
ずれた日が−1で、評価点−2.5となる。さらに過去
に1日ずらして8月3日とすると、ずれた日−2で、評
価値−2となる。逆に、未来に作業最終日から1日ずら
して8月6日とすると、ずれた日+1で、評価点−0.
5となり、さらに1日ずらして8月7日とすると、ずれ
た日+2で評価点が−1となる。表示・要求入力装置1
がスケジュール評価表示手段20に表示要求すると、図
15に示すように変更日毎についてずれた日と評価点が
表示される。
【0061】このように発生させる作業の組合せを最小
にしながらスケジュールを作成し、各作業個別の制約条
件という評価基準をもち、作業ごとの最適スケジュール
を残すことにより、その作業の作業要求日と決定された
作業の予定日からのずれとその影響を評価する表示をす
ることができる。なお、図15の本発明の一実施例によ
るスケジュール表示の一例では、該当作業の欄と作業予
定日の欄の交わるエリアに丸を書き丸の上半分にずれを
下半分に評価を数値で表示したが、この表示に限らずず
れまたは評価を予め決めた指標に従った色または形で示
すことでもよい。
【0062】例えば、図15の○印の中または○印の枠
を色で表示し、作業最適日を黄色で表示し、これから未
来(プラス日)にずれるに従って徐々に赤色に近づけ、
逆に過去(マイナス日)にずれるに従って徐々に緑色に
近づける。図16は上記○印の中の表示の指標と作業日
との一例を示すもので、作業最適日を黄色とし、これか
ら未来の日へ、+1,+2,+3,・・・に対応して赤
色に徐々に近づけ、また、過去の日へは−1,−2,−
3・・・に対応して徐々に緑色へ近づけるようにする。
【0063】このようにすれば、スケジュールリングの
最終結果が容易に認識でき、スケジュールの変更に対し
ても最適な評価の高い日に変更が容易にできる。従っ
て、不本意に作業最適日からずれたり、評価の低い制約
のある作業日に変更することが回避され、的確なスケジ
ュールの作成ができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
駄な組合せを省き、効率的なスケジュール作成、各作業
個別の評価基準に基づいて評価できる。また、各作業最
適日と決定したスケジュールとのずれと各評価が容易に
認識できる。従って、作業日を変更しようとした場合
に、不本意に作業最適日からずれたり、評価の低くなる
制約のある日に移動することが避けられ、スケジュール
の調整が的確にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すスケジュール作成装置
のブロック構成図である。
【図2】同装置のスケジュール作成手段と処理手順を示
すフローチャートである。
【図3】同装置の作業要求スケジュールを示す説明図で
ある。
【図4】同装置の作業要求スケジュールテーブルの構成
の一例を示す説明図である。
【図5】同装置の制約条件テーブルを示す説明図であ
る。
【図6】同装置の作業毎制約条件充足スケジュールテー
ブルを示す説明図である。
【図7】同装置の作業間日程調整機能の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】同装置の作業間日程調整機能の処理結果を示す
説明図である。
【図9】同装置のマスタスケジュールを示す説明図であ
る。
【図10】同装置のマスタスケジュールテーブルの構成
の一例を示す説明図である。
【図11】同装置のスケジュール評価手段の処理手順を
示すフローチャートである。
【図12】同装置のスケジュール評価表示手段の処理手
順を示すフローチャートである。
【図13】同装置のスケジュール評価表示の一例を示す
説明図である。
【図14】同装置のスケジュール変更手段の処理手順を
示すフローチャートである。
【図15】同装置のスケジュール変更手段により変更さ
れたスケジュール表示の変化を示す説明図である。
【図16】図15のスケジュール評価表示を色の変化で
表示する一例を示す説明図である。
【図17】従来例を示すスケジュール作成装置のブロッ
ク構成図である。
【図18】同装置の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図19】作業要求テーブルを示す説明図である。
【図20】初期値(前回値)テーブルを示す説明図であ
る。
【図21】従来例のスケジュール作成装置のスケジュー
ル案を示す説明図である。
【図22】同装置の制約条件テーブルを示す説明図であ
る。
【図23】同装置の最終スケジュール案の前半の部分を
示す説明図である。
【図24】同装置の最終スケジュール案の後半の部分を
示す説明図である。
【図25】同装置のスケジュール案を示す説明図であ
る。
【図26】同装置のマスタスケジュールテーブルの構成
の一例を示す説明図である。
【図27】同装置のスケジュール表示例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
2 スケジュール作成条件設定手段 3 作業要求テーブル 4 初期値(前回値)テーブル 5 制約条件テーブル 6 スケジュール作成要求入力手段 10 マスタスケジュールテーブル 12 スケジュール作成手段 13 作業要求スケジュール作成機能 14 作業単位制約回避スケジュール作成機能 15 作業間日程調整機能 16 作業要求スケジュールテーブル 17 作業毎制約条件充足スケジュールテーブル 18 スケジュール評価手段 19 スケジュール変更手段 20 スケジュール評価表示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業毎に作業の内容を保存する作業要求
    テーブルと、作業毎に前回の作業日を保存した初期値テ
    ーブルと、作業日に応じて作業日を評価するための制約
    条件を保存する制約条件テーブルとを有し、入力手段を
    介してスケジュール作成条件設定手段により前記作業要
    求テーブルおよび前記初期値テーブル、さらに、前記制
    約条件テーブルに保存された各々のデータに基づいてス
    ケジュール作成要求入力手段からの要求によってスケジ
    ュール作成手段がスケジュールを作成するスケジュール
    作成装置において、 前記スケジュール作成要求入力手段の要求により前記作
    業要求テーブルのデータと前記初期値テーブルのデータ
    とから作業要求スケジュールを作成し、これらの作業要
    求スケジュールを作業要求スケジュールテーブルへ保存
    するための作業要求スケジュール作成機能と、この作業
    要求スケジュール作成機能により作業要求スケジュール
    テーブルに保存されたデータと作業毎に制約条件を定め
    た制約条件テーブルのデータに基づいて作業毎に制約条
    件を充足した作業単位制約回避スケジュールを作成し、
    作業毎制約条件充足スケジュールテーブルに保存するた
    めの作業単位制約回避スケジュール作成機能と、前記作
    業毎制約条件充足スケジュールテーブルに保存された作
    業単位制約回避スケジュールにおいてスケジュールの初
    めから順次作業日が重複するか否か判定し、作業日が重
    複しない場合はその作業日をマスタテーブルに保存し、
    作業日が重複する場合には前記制約条件テーブルの制約
    条件のデータと前記作業要求スケジュールのデータに基
    づいて作業日程を調整して作業予定日を定めてマスタス
    ケジュールテーブルに保存するための作業間日程調整機
    能とからなるスケジュール作成手段と、 前記作成されたマスタスケジュールの作業予定日と前記
    作業要求スケジュールテーブルの作業日との日程差を計
    算する手段と、前記日程差と前記制約条件テーブルのデ
    ータとに基づいて作業毎に前記作業予定日の評価値を計
    算する手段と、この評価結果を前記日程差と共に前記マ
    スタスケジュールテーブルに保存する手段とからなるス
    ケジュール評価手段と、 前記マスタスケジュールテーブルの各作業のスケジュー
    ルと前記日程差と前記評価値を表示装置へ出力するスケ
    ジュール評価表示手段と、 前記入力手段からの要求により前記マスタスケジュール
    のスケジュールを変更し、前記スケジュール評価手段を
    再起動させるスケジュール変更手段とを備えたことを特
    徴とするスケジュール作成装置。
JP4052792A 1992-01-31 1992-01-31 スケジュール作成装置 Pending JPH05210682A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08190584A (ja) * 1995-01-11 1996-07-23 Nec Corp ワークフローシステム
US8832701B2 (en) 2010-05-28 2014-09-09 Fujitsu Limited Management apparatus, management system, and recording medium for recording management program

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08190584A (ja) * 1995-01-11 1996-07-23 Nec Corp ワークフローシステム
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