JPH052105U - 光フアイバー入り中空鉄線の接続部 - Google Patents
光フアイバー入り中空鉄線の接続部Info
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- JPH052105U JPH052105U JP5479391U JP5479391U JPH052105U JP H052105 U JPH052105 U JP H052105U JP 5479391 U JP5479391 U JP 5479391U JP 5479391 U JP5479391 U JP 5479391U JP H052105 U JPH052105 U JP H052105U
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- Japan
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- iron wire
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 海底電力ケーブルまたは海底送水管のような
鉄線がい装を有する鉄線がい装ケーブルの光ファイバー
入り中空鉄線の接続作業が容易で、かつ光フイバーを損
傷することなく確実に接続できる。 【構成】 光ファイバー入り中空鉄線(5) の両端部にラ
イナー(4)を介して形状記憶合金継手(3) を設け、該形
状記憶合金継手の加圧力で中空鉄線を接続してなる光フ
ァイバー入り中空鉄線の接続部。
鉄線がい装を有する鉄線がい装ケーブルの光ファイバー
入り中空鉄線の接続作業が容易で、かつ光フイバーを損
傷することなく確実に接続できる。 【構成】 光ファイバー入り中空鉄線(5) の両端部にラ
イナー(4)を介して形状記憶合金継手(3) を設け、該形
状記憶合金継手の加圧力で中空鉄線を接続してなる光フ
ァイバー入り中空鉄線の接続部。
Description
【0001】
本考案は、海底電力ケーブルまたは海底送水管の如き鉄線がい装を有する鉄線
がい装ケーブルの光ファイバー入り中空鉄線の接続部に関するものである。
【0002】
海底電力ケーブルまたは海底送水管のような鉄線がい装を有するケーブルとし
て鉄線がい装ケーブルがある。近年この鉄線がい装ケーブルの鉄線の一部に中空
鉄線を用いその中に光ファイバーを入れた光ファイバー複合電力ケーブル等が開
発されている。
上記の光ファイバー入り中空鉄線は、中空の鉄線(鉄パイプ)の内部に単数ま
たは複数本の光ファイバーを挿入したものであるが、この接続については光ファ
イバー入りの状態で中空鉄線を接続するため接続が非常に難しく種々の方法が検
討されている。
従来の方法としては、図2に示すように中空スリーブ(7) を中空鉄線(5) に溶
接部(8) で溶接する方法が実施されている。この場合、内部の光ファイバーが溶
融しないように、レーザー溶接、プラズマ溶接など特殊な方法によるため設備費
がかかり、またこれらの溶接をするには鉄線がい装を施す工程で行うので、接続
部を、溶接する位置まで引き出し、溶接後、再びがい装ラインに戻すことを行う
ため作業が繁雑で長時間を要するなどの問題があった。
【0003】
本考案は上記の問題について検討の結果なされたもので接続作業が容易で光フ
ァイバーを損傷することなく精度良く、かつ確実に接続することができる光ファ
イバー入り中空鉄線の接続部を開発したものである。
【0004】
本考案は、光ファイバー入り中空鉄線の両端部にライナーを介して形状記憶合
金継手を設け、該形状記憶合金継手の加圧力で中空鉄線を接続してなる光ファイ
バー入り中空鉄線の接続部である。
【0005】
すなわち本考案は、例えばNi−Ti系或いはCu−Zn−Al系などの形状
記憶合金の特性とする低温側のマルテンサイト構造と高温側のオーステナイト構
造の熱による構造変化に伴い加熱により元の形状に回復し、収縮する性質を利用
しその時に発生する加圧力で中空線の両端部を接続するものである。
本考案においては上記の形状記憶合金の熱収縮量を増大させるために形状記憶
合金の内側にアルミニウム或いは銅のような軟質材のライナーを介して接続する
ことにより強固に接続できる。
また前記ライナーの内周に熱硬化性樹脂をコーティングしておくことにより加
熱の際、ライナー内側と中空鉄線との間隙をシールし、気密性が一層向上する。
さらに形状記憶合金継手或いはライナーの一部に示温塗料を塗布して置くと、加
熱の際の温度が判り、適切な温度で接続できる。
なお上記の形状記憶合金継手としては、Ni−Ti系、Cu−Zn−Al系の
他Fe−Mn−Co系、Cu−Zn系、Cu−Al系その他通常の形状記憶合金
のものが使用でき、接続部の状態、加熱温度などにより適宜選択して用いる。ま
た中空鉄線の他にステンレス鋼、チタン、銅、アルミニウムの中空材料(管)も
使用できる。
【0006】
以下に本考案の一実施例について説明する。
図1に示すように光ファイバー(1) が入った中空鉄線(5) の一方に予めずらせ
て銅製のライナー(4) とCu−Zn−Al系の形状記憶合金継手(3) をセットし
て置く。上記のライナーの内周にはエポキシ樹脂のコーティング材が塗布されて
おり(図示せず)、外周の一部に示温塗料(6) が塗布されている。中空鉄線を所
定の位置に突合わせて、先ず光ファイバーをその接続部(2) で接続し、次にずら
して置いた形状記憶合金継手を所定の位置にしてガスバーナーにより加熱して継
手を収縮させ中空鉄線の両端を加圧し接続した。
上記の接続部は、溶接によるものと同程度の接続強度を示し、かつ気密性も優
れた接続部が得られた。
【0007】
以上に説明したように本考案によれば、光ファイバー入り鉄線の接続が容易で
あり、光ファイバーを損傷することなく、かつ確実に行うことができるもので工
業上顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る光ファイバー入り中空
鉄線の接続部の断面図。
鉄線の接続部の断面図。
【図2】従来の光ファイバー入り中空鉄線の接続部の断
面図。
面図。
1 光ファイバー
2 光ファイバー接続部
3 形状記憶合金継手
4 ライナー
5 中空鉄線
6 示温塗料
Claims (3)
- 【請求項1】 光ファイバー入り中空鉄線の両端部にラ
イナーを介して形状記憶合金継手を設け、該形状記憶合
金継手の加圧力で中空鉄線を接続してなる光ファイバー
入り中空鉄線の接続部。 - 【請求項2】 前記ライナーの内周に熱硬化性樹脂を設
けたことを特徴とする請求項1記載の光ファイバー入り
中空鉄線の接続部。 - 【請求項3】 前記形状記憶合金継手またはライナーに
示温塗料を設けたことを特徴とする請求項1記載の光フ
ァイバー入り中空鉄線の接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054793U JP2545489Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 光ファイバー入り中空鉄線の接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054793U JP2545489Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 光ファイバー入り中空鉄線の接続部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052105U true JPH052105U (ja) | 1993-01-14 |
JP2545489Y2 JP2545489Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=12980638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991054793U Expired - Lifetime JP2545489Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 光ファイバー入り中空鉄線の接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545489Y2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5331145A (en) * | 1976-09-03 | 1978-03-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical connector unit |
JPS5689708A (en) * | 1979-12-24 | 1981-07-21 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | Tail cable connecting method in light submarine repeater |
JPS59104119U (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-13 | オムロン株式会社 | 光学導体の結合構造 |
JPS59155813A (ja) * | 1983-02-25 | 1984-09-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光フアイバ接続部の補強部材および補強方法 |
JPH0192705A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-12 | Nippon Steel Weld Prod & Eng Co Ltd | 光ファイバ入り金属管の接続部 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP1991054793U patent/JP2545489Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5331145A (en) * | 1976-09-03 | 1978-03-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical connector unit |
JPS5689708A (en) * | 1979-12-24 | 1981-07-21 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | Tail cable connecting method in light submarine repeater |
JPS59104119U (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-13 | オムロン株式会社 | 光学導体の結合構造 |
JPS59155813A (ja) * | 1983-02-25 | 1984-09-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光フアイバ接続部の補強部材および補強方法 |
JPH0192705A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-12 | Nippon Steel Weld Prod & Eng Co Ltd | 光ファイバ入り金属管の接続部 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2545489Y2 (ja) | 1997-08-25 |
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