JPH05210390A - 発音体駆動回路 - Google Patents
発音体駆動回路Info
- Publication number
- JPH05210390A JPH05210390A JP1603592A JP1603592A JPH05210390A JP H05210390 A JPH05210390 A JP H05210390A JP 1603592 A JP1603592 A JP 1603592A JP 1603592 A JP1603592 A JP 1603592A JP H05210390 A JPH05210390 A JP H05210390A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sounding body
- resonance frequency
- signals
- frequency
- generating means
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 発音体を効率よく、大きな音量の音声出力を
得ることができるよう、発音体の駆動トランジスタを音
声信号発生手段で制御する。 【構成】 発音体と、この発音体の駆動トランジスタ
と、トランジスタにそのドライブ信号を与える音声信号
発生手段とよりなり、音声信号発生手段は発音体のもつ
共振周波数のうち、第一次共振周波数と少なくとも1種
類の高次共振周波数の信号を繰り返し周期の中で順次切
り替えて出力し、発音体を鳴らす。
得ることができるよう、発音体の駆動トランジスタを音
声信号発生手段で制御する。 【構成】 発音体と、この発音体の駆動トランジスタ
と、トランジスタにそのドライブ信号を与える音声信号
発生手段とよりなり、音声信号発生手段は発音体のもつ
共振周波数のうち、第一次共振周波数と少なくとも1種
類の高次共振周波数の信号を繰り返し周期の中で順次切
り替えて出力し、発音体を鳴らす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の発音体駆動回路は、音声
による警報装置に関するものである。
による警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の発音体駆動回路を図3に示す。図
3において、1は音声を出力する発音体、2は発音体を
駆動する駆動トランジスタ、3は駆動トランジスタに駆
動信号を与える音声信号発生手段である。
3において、1は音声を出力する発音体、2は発音体を
駆動する駆動トランジスタ、3は駆動トランジスタに駆
動信号を与える音声信号発生手段である。
【0003】図3に示す従来の発音体駆動回路につい
て、以下その動作を説明する。図のように、発音体1の
1方の電極は電源の+側に接続され、もう片方は駆動ト
ランジスタ2を介して電源の−側に接続される。音声信
号発生手段3より駆動トランジスタ2に音声信号が入力
されると、駆動トランジスタ2は発音体1を入力信号に
従って駆動し、発音体は音声を出力する。
て、以下その動作を説明する。図のように、発音体1の
1方の電極は電源の+側に接続され、もう片方は駆動ト
ランジスタ2を介して電源の−側に接続される。音声信
号発生手段3より駆動トランジスタ2に音声信号が入力
されると、駆動トランジスタ2は発音体1を入力信号に
従って駆動し、発音体は音声を出力する。
【0004】図4に発音体1の駆動信号の周波数と出力
音圧レベルとの関係を示す。図中のf0は、発音体1の
1次共振周波数であり、f1は発音体1の2次共振周波
数、f2は発音体1の3次共振周波数である。
音圧レベルとの関係を示す。図中のf0は、発音体1の
1次共振周波数であり、f1は発音体1の2次共振周波
数、f2は発音体1の3次共振周波数である。
【0005】従来の警報装置では、図4に示す1次共振
周波数f0またはその付近の周波数にて駆動していた。
周波数f0またはその付近の周波数にて駆動していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、1次共振周波数f0にて、発音体を駆動した場
合は、発生音域に幅の無い音になってしまう。また、1
次共振周波数f0と、その付近の周波数の組み合わせに
て駆動した場合は、発生音域の幅は拡大するが、発生音
量の効率が低下する事や、音量を確保するために、駆動
電源電圧が上昇する等の課題が発生し、小型の警報装置
の実現を妨げていた。
成では、1次共振周波数f0にて、発音体を駆動した場
合は、発生音域に幅の無い音になってしまう。また、1
次共振周波数f0と、その付近の周波数の組み合わせに
て駆動した場合は、発生音域の幅は拡大するが、発生音
量の効率が低下する事や、音量を確保するために、駆動
電源電圧が上昇する等の課題が発生し、小型の警報装置
の実現を妨げていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の発音体駆動回路では、前記の音声信号発生手
段に、前記発音体の有する共振周波数のうち第一次共振
周波数と、少なくとも1種類の高次共振周波数(高調
波)の信号を、繰り返し周期の中で順次切り替えて出力
し、発音体をその有する少なくとも複数の共振周波数に
て周期的に駆動することにより解決したものである。
に本発明の発音体駆動回路では、前記の音声信号発生手
段に、前記発音体の有する共振周波数のうち第一次共振
周波数と、少なくとも1種類の高次共振周波数(高調
波)の信号を、繰り返し周期の中で順次切り替えて出力
し、発音体をその有する少なくとも複数の共振周波数に
て周期的に駆動することにより解決したものである。
【0008】
【作用】上記の手段により、前記発音体はその有する共
振周波数のうち、第一次共振周波数から高次の共振周波
数まで、発音体自体のもつ各共振周波数にて周期定期に
片寄り無く駆動されることとなり、高効率に大音量の音
声出力を得ることが可能となる。
振周波数のうち、第一次共振周波数から高次の共振周波
数まで、発音体自体のもつ各共振周波数にて周期定期に
片寄り無く駆動されることとなり、高効率に大音量の音
声出力を得ることが可能となる。
【0009】
【実施例】本発明の発音体駆動回路を図1に示す。
【0010】図1において、1は音声を出力する発音
体、2は発音体を駆動する駆動トランジスタ、3は駆動
トランジスタに駆動信号を与える音声信号発生手段であ
る。
体、2は発音体を駆動する駆動トランジスタ、3は駆動
トランジスタに駆動信号を与える音声信号発生手段であ
る。
【0011】図1に示す本発明の発音体駆動回路につい
て、以下その動作を説明する。図のように、発音体1の
1方の電極は電源の+側に接続され、もう片方は駆動ト
ランジスタ2を介して電源の−側に接続される。音声信
号発生手段3より駆動トランジスタ2に音声信号が入力
されると、駆動トランジスタ2は発音体1を入力信号に
従って駆動し、発音体1は音声を出力する。
て、以下その動作を説明する。図のように、発音体1の
1方の電極は電源の+側に接続され、もう片方は駆動ト
ランジスタ2を介して電源の−側に接続される。音声信
号発生手段3より駆動トランジスタ2に音声信号が入力
されると、駆動トランジスタ2は発音体1を入力信号に
従って駆動し、発音体1は音声を出力する。
【0012】この際の発音体1の駆動信号の周波数と出
力音圧レベルは図4に示す通りであり、図中のf0は、
発音体1の1次共振周波数であり、f1は発音体1の2
次共振周波数、f2は発音体1の3次共振周波数であ
る。
力音圧レベルは図4に示す通りであり、図中のf0は、
発音体1の1次共振周波数であり、f1は発音体1の2
次共振周波数、f2は発音体1の3次共振周波数であ
る。
【0013】本発明の発音体駆動回路では、発音体の有
する共振周波数のうち第一次共振周波数f0と、少なく
とも1種類以上の高次共振周波数(高調波)f1,f2
と同じ周波数の信号を、図2に示す様に設定された繰り
返し周期T1と共振周波数発生期間t2に従って音声信
号発生手段によって出力し、発音体1の有する共振周波
数のうち、第一次共振周波数から高次の共振周波数ま
で、前記発音体の有する各共振周波数にて切替周期T1
に片寄り無く駆動することにより、高効率に大音量の音
声出力を得ることが可能となる。
する共振周波数のうち第一次共振周波数f0と、少なく
とも1種類以上の高次共振周波数(高調波)f1,f2
と同じ周波数の信号を、図2に示す様に設定された繰り
返し周期T1と共振周波数発生期間t2に従って音声信
号発生手段によって出力し、発音体1の有する共振周波
数のうち、第一次共振周波数から高次の共振周波数ま
で、前記発音体の有する各共振周波数にて切替周期T1
に片寄り無く駆動することにより、高効率に大音量の音
声出力を得ることが可能となる。
【0014】なお、本実施例では各周波数の切替周期T
1と周波数発生期間t2を同じにしたが、各周波数ごと
に比率を変える事も可能である事はいうまでもない。
1と周波数発生期間t2を同じにしたが、各周波数ごと
に比率を変える事も可能である事はいうまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上説明してきたように、音声を出力す
る発音体と、発音体を駆動する駆動トランジスタと、駆
動トランジスタにドライブ信号を与える音声信号発生手
段によって構成され、前記音声信号発生手段は、発音体
の有する共振周波数のうち第一次共振周波数と、少なく
とも1種類の高次共振周波数(高調波)の信号を、繰り
返し周期の中で順次切り替えて出力し、前記発音体はそ
の有する少なくとも複数の共振周波数にて周期的に駆動
され、大音量の音声出力を得ることを可能とした発音体
駆動回路が実現でき、超小型かつ高効率の警報装置の実
現が可能となる。
る発音体と、発音体を駆動する駆動トランジスタと、駆
動トランジスタにドライブ信号を与える音声信号発生手
段によって構成され、前記音声信号発生手段は、発音体
の有する共振周波数のうち第一次共振周波数と、少なく
とも1種類の高次共振周波数(高調波)の信号を、繰り
返し周期の中で順次切り替えて出力し、前記発音体はそ
の有する少なくとも複数の共振周波数にて周期的に駆動
され、大音量の音声出力を得ることを可能とした発音体
駆動回路が実現でき、超小型かつ高効率の警報装置の実
現が可能となる。
【図1】本発明の実施例における発音体駆動回路図
【図2】本発明の発音体駆動チャート
【図3】従来の発音体駆動回路図
【図4】発音体の発音特性図
【符号の説明】 1 発音体 2 トランジスタ 3 音声信号発生手段
Claims (1)
- 【請求項1】発音体と、発音体を駆動する駆動トランジ
スタと、駆動トランジスタにドライブ信号を与える音声
信号発生手段とによって構成され、前記音声信号発生手
段は、前記発音体の有する共振周波数のうち第一次共振
周波数と、少なくとも1種類の高次共振周波数の信号
を、繰り返し周期の中で順次切り替えて出力し、前記発
音体を、その有する少なくとも複数の共振周波数にて周
期的に駆動する発音体駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1603592A JPH05210390A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 発音体駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1603592A JPH05210390A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 発音体駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05210390A true JPH05210390A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11905329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1603592A Pending JPH05210390A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 発音体駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05210390A (ja) |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP1603592A patent/JPH05210390A/ja active Pending
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