JPH05210386A - 電子楽器のアサイナ - Google Patents

電子楽器のアサイナ

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JPH05210386A
JPH05210386A JP4212133A JP21213392A JPH05210386A JP H05210386 A JPH05210386 A JP H05210386A JP 4212133 A JP4212133 A JP 4212133A JP 21213392 A JP21213392 A JP 21213392A JP H05210386 A JPH05210386 A JP H05210386A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 それぞれ音色の異なる複数のパートを同時に
演奏できる電子楽器に係り、さらに詳しくは、押鍵など
により新たに入力された演奏データに割り当てる楽音発
生チャンネルを選定する電子楽器のアサイナに関するも
のであり、各パートの使用できるチャンネル数が固定的
とならないようにして、演奏表現の豊かさが損なわれな
いようにすることを目的とする。 【構成】 複数のパートを有する電子楽器において新た
に入力された演奏データに割り当てる楽音発生チャンネ
ルを選定するアサイナであって、各パートの優先順位を
保持する優先順位保持手段と、新たな演奏データに割り
当てる楽音発生チャンネルの選定を行うにあたり各パー
トで発音中の楽音発生チャンネルのうちから選定する場
合に、優先順位の低いパートから高いパートへと順次に
選定を行う選定手段とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、それぞれ音色の異な
る複数のパートを同時に演奏できる電子楽器に係り、さ
らに詳しくは、押鍵などにより新たに入力された演奏デ
ータに割り当てる楽音発生チャンネルを選定する電子楽
器のアサイナに関するものである。 【0002】 【従来の技術】電子楽器は一般に複数の楽音発生チャン
ネル(以下、単にチャンネルとも称する)を有してお
り、新たな押鍵などによる楽音の発音に際しては、その
新たに入力された演奏データに割り当てるべきチャンネ
ルをその複数のチャンネルのうちから選定している。 【0003】このチャンネルの選定方法としては、種々
の方法があり、例えば、空いているチャンネルのうち
から選定する、最も早く発音を開始したチャンネル、
つまり最も早く押鍵した楽音に対応するチャンネルを選
定する、最も早く離鍵した楽音に対応するチャンネル
を選定する、最も発音量等の小さいチャンネルを選定
する、これらを組み合わせる、などがある。 【0004】また、電子楽器にはそれぞれ音色の異なる
複数のパートを同時に演奏できるいわゆるマルチティン
バ電子楽器があり、例えば自動演奏装置は複数のパート
の演奏情報を記憶し、これを順次に読み出して所定のテ
ンポで同時演奏を行う。 【0005】さて、この種の電子楽器では、同時に発音
できるチャンネル数が有限であるため、演奏を始める前
に、各パートに対して個々のパートが専用的に使用でき
るチャンネル数をそれぞれ固定的に割り当てている。例
えば、全チャンネル数が「16」であれば、ピアノ
「8」、ストリングス「5」、フルート「1」、トラン
ペット「1」、ベース「1」というように、それぞれの
パートに対してチャンネル数を固定的に配分設定する。
これにより、各パートにおいて同時発音できる楽音の数
が決まるのである。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、この方法で
は、各パートは使用できるチャンネル数を固定的に定め
られてしまっているため、その定められたチャンネル数
の範囲内でしかチャンネルを使用できないことになる。
このため、例えばあるパートの押鍵が連続的になされ
て、そのパートが使用するチャンネルの数がそのパート
に定められた上限値に達すると、他のパートでは使用さ
れていないチャンネルがあるにもかかわらず、そのパー
トでは最早それ以上チャンネルが選定できないことにな
り、このため演奏が単調なものになりがちで、演奏表現
の豊かさが損なわれる。 【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、各パートの使用できるチャンネル数が
固定的とならないようにして、演奏表現の豊かさが損な
われないようにすることを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の電子楽器のアサイナは、複数のパートを
有する電子楽器において新たに入力された演奏データに
割り当てる楽音発生チャンネルを選定するアサイナであ
って、各パートの優先順位を保持する優先順位保持手段
と、新たな演奏データに割り当てる楽音発生チャンネル
の選定を行うにあたり各パートで発音中の楽音発生チャ
ンネルのうちから選定する場合に、優先順位の低いパー
トから高いパートへと順次に選定を行う選定手段とを備
えたものである。 【0009】 【作用】すべての楽音発生チャンネルをパート毎に固定
配分せず、各パートに優先順位を付け、新たな演奏デー
タに割り当てる楽音発生チャンネルの選定を、空き状態
の楽音発生チャンネルからし終わるなどして各パートで
発音中の楽音発生チャンネルからする必要がある場合に
は、優先順位の低いパートから順に選定する。これによ
り新たに入力されるパートは、使用できる楽音発生チャ
ンネル数を少なく制限されずに、必要な数の楽音発生チ
ャンネル数を獲得できるようになる。 【0010】 【実施例】図1は本発明の一実施例としてのアサイナを
備えた電子楽器を示すブロック図である。 【0011】演奏データ発生装置1はミュージックシー
ケンサとも呼ばれる装置であり、鍵盤やコンピュータを
用いて作成される各パート毎の演奏情報を記憶し、これ
を順次に読み出して演奏データを発生する。 【0012】演奏データ発生装置1から発生される演奏
データにはMIDI規格によるフォーマットが用いられ
る。このMIDI規格を用いる場合には、各パートに別
々のMIDIチャンネルを割り当てることにより、複数
のパートの演奏データを送受することができる。例え
ば、ピアノ音をMIDIチャンネル1、ストリングスを
MIDIチャンネル2というように割り当て、演奏デー
タはこのMIDIチャンネルにより識別されてそれぞれ
送受される。 【0013】チャンネルアサイナ2 はこのMIDI演奏
データを受信し、このMIDIチャンネルに対応するパ
ートに応じて、メモリ3を参照して、その演奏データに
割り当てる所要のチャンネルを選定し、その選定データ
および演奏データに基づいて楽音発生装置4を制御す
る。 【0014】楽音発生装置4は楽音発生用のチャンネル
を24チャンネル有する装置であり、その楽音発生方式
としては各種の方式を用いることができる。近年、楽音
発生回路はディジタル化が進み、波形読出し方式、周波
数変調方式、位相歪方式などが実用化され、さらにはこ
れらの方式を組み合わせることによって、より豊かな音
色が得られるようになっている。したがって、この実施
例の楽音発生装置4では一つの楽音を発生するために複
数のチャンネルが使われている。 【0015】メモリ3はチャンネルアサインなどの際に
必要な各種データを記憶・管理するための記憶領域であ
り、ここにはパートテーブル、ノートテーブル、チャン
ネルテーブル等が記憶されている。 【0016】パートテーブルは図2の(A)に示される
形態のものであり、各パート#1〜#8別に、各パート
のチャンネル数、音色ナンバー、リザーブチャンネル
数、使用チャンネル数、ノートリンク番号等を記憶す
る。 【0017】ここで、パートテーブル第2行のチャンネ
ル数は当該パートの一つのノート(あるいは楽音)に対
して使用されるチャンネルの数である。なお各パート毎
のパラメータは図示しない別のメモリ領域に記憶されて
おり、発音時にそのパートの楽音を発生するために必要
なチャンネルに送信される。 【0018】パートテーブル第3行目には当該パートに
割り当てられた音色番号が記憶されており、この音色番
号によって上記パラメータの記憶されている位置がアド
レスされる。 【0019】パートテーブル第4行は当該パートについ
てのチャンネルのリザーブチャンネル数である。このリ
ザーブチャンネル数は後に詳しく述べるが、当該パート
で現に発音中のチャンネルのうちから演奏データに割り
当てるチャンネルの選定を行う場合に、その発音中のチ
ャンネルのうち発音継続を保証するチャンネルの最少数
を定めるものである。 【0020】パートテーブル第5行は当該パートにおい
て現在使用中のチャンネル数である。パートテーブル第
6行目は、次に述べるノートテーブルとの関係(リン
ク)を示すノートリンク番号である。 【0021】ノートテーブルは図2の(B)に示される
形態のもの、チャンネルテーブルは同図(C)示される
形態のものであり、それぞれチャンネル数に等しい24
の列を設けている。またノートテーブルはフリーノート
リンクレジスタを有し、チャンネルテーブルはフリーチ
ャンネルリンクレジスタとフリーチャンネル数レジスタ
を有する。 【0022】ノートテーブル第1行目にはノートリンク
番号を記憶する。パートテーブルおよびノートテーブル
のノートリンク番号は、同一パートについてのノートオ
ン(押鍵信号)のリンク順を表すか、または使用されて
いないフリーノートのリンク状態を表わす。 【0023】例えば、電源を投入した直後のリセットさ
れた状態ではフリーノートリンクレジスタに番号「1」
が記入されており、ノートテーブルのノートリンク番号
欄は第1列には「2」、第2列には「3」、同様に第3
〜23列には各々その番号の列番号に1を加えた値が記
入され、第24列には“終り”という意味の記号「E」
が記入されている。 【0024】パート#1のノートオンが発生すると、そ
のノートを、フリーノートリンクレジスタの番号「1」
で指示されるノートテーブルの第1列に割り当て、パー
トテーブルのパート#1のノートリンク番号を「1」、
ノートテーブル第1行のノートリンク番号を「E」、フ
リーノートリンクレジスタの番号を「2」と書き替え
る。 【0025】次に同じくパート#1のノートオンが発生
すると、そのノートを、フリーノートリンクレジスタの
番号「2」で指示されるノートテーブルの第2列に割り
当て、パートテーブルのパート#1のノートリンク番号
を「2」とし、ノートテーブル第2列のノートリンク番
号を「1」、フリーノートリンクレジスタの番号を
「3」とする。 【0026】すなわち、パートテーブルのノートリンク
番号はそのパートで最新にノートオンしたノートを割り
当てたノートテーブルの列を表わす。ノートテーブルの
ノートリンク番号は同一パートであって、そのノートオ
ンの直前に発生したノートオンのノートを記入する列番
号を表わし、この列番号が「E」であれば同一パートで
直前に発生したノートオンはないことを表わす。 【0027】同様に現在使用されていないノートテーブ
ルの列のうち先頭のものがフリーノートリンクレジスタ
に記入されており、ノートテーブルにおけるそれぞれの
使用されていない列(空き列)には次の空き列の列番号
がノートリンク番号として記入される。 【0028】ノートテーブルにおける各列は単にノート
を管理するためのスペースにすぎないが、図2の(C)
に示すチャンネルテーブルの各列はそれぞれのチャンネ
ルに対応している。すなわち、第1列は第1チャンネル
であり、第2列は第2チャンネル、・・・以下同様であ
る。 【0029】チャンネルテーブルにおいても同様にフリ
ーチャンネルリンクレジスタが設けられており、使用さ
れていないチャンネルの先頭チャンネル番号が記入され
ている。さらにフリーチャンネル数レジスタが設けられ
ており、現在の空チャンネルの数を表わしている。した
がって、電源投入直後のフリーチャンネルリンク番号は
「1」であり、フリーチャンネル数は「24」である。
また、ノートテーブルの最下位行にはチャンネルリンク
番号が記入される。 【0030】ノートテーブルの第1列にパート#1のノ
ートが割り当てられると、パート#1のノートは、パー
トテーブルから明らかなように、3つのチャンネルを使
用するので、このノートに第1〜第3チャンネルの3つ
を割り当てる。このときノートテーブルの第1列のチャ
ンネルリンク番号は「1」とし、チャンネルテーブルの
チャンネルリンク番号欄は、第1チャンネルには「2」
を、第2チャンネルには「3」、第3チャンネルには
「E」を記入する。 【0031】同様にノートテーブルの第2列に、パート
#1において続いてノートオンしたノートを割り当てる
と、ノートテーブルのチャンネルリンク番号は「4」が
記入され、チャンネルテーブルの第4チャンネルのチャ
ンネルリンク番号は「5」、第5チャンネルのチャンネ
ルリンク番号は「6」、第6チャンネルのチャンネルリ
ンク番号は「E」がそれぞれ記入される。この変更に伴
い、フリーチャンネルリンクレジスタのフリーチャンネ
ルリンク番号を「7」に、フリーチャンネル数レジスタ
のフリーチャンネル数を「18」にそれぞれ更新する。 【0032】ノートテーブルの第2行は各列に割り当て
られたノートの番号、第3行にはノートベロシティーを
記憶する。 【0033】チャンネルテーブルの第2行以下には各チ
ャンネルの担当する音色番号やステータス、例えばエン
ベロープがどのような状態にあるか等を記入する。この
ステータスは音源方式により各種の方式があるのでここ
では詳述しない。 【0034】割り当て処理 チャンネルアサイナ2は、新たなノートオン(押鍵)信
号を受けると、図3の流れ図に示す手順に従ってチャン
ネルの割り当て処理を行う。 【0035】まず、新たなノートオン信号を受けると、
その受信したノートオン信号のMIDIチャンネルから
そのノートオン信号がいずれのパートのものかを判定
し、パートテーブルを参照してそのパートのノートを発
音するに必要なチャンネル数を調べる(ステップS
1)。 【0036】次に、この必要チャンネル数をフリーチャ
ンネル数レジスタが示すフリーチャンネル数と比較する
(ステップS2)。このとき、フリーチャンネル数の方
が大きい場合には、楽音データをフリーノートリンクレ
ジスタの示す番号のノートテーブルの列に割り当てると
ともにそのフリーノートリンクレジスタの番号を更新す
る(ステップS3)。そして前述のとおり、パートテー
ブルの該当パートのノートリンク番号およびノートテー
ブルのノートリンク番号をそれぞれ更新する。 【0037】そして次に、フリーチャンネルリンクレジ
スタが示すチャンネル番号を先頭とする3つのチャンネ
ルを楽音データに割り当てると共に、フリーチャンネル
リンクレジスタの番号を更新する(ステップS4)。同
様に、フリーチャンネル数レジスタのフリーチャンネル
数、ノートテーブルおよびチャンネルテーブルのチャン
ネルリンク番号をそれぞれ更新する。 【0038】入力されたノートの必要チャンネル数を割
り当てる空チャンネルがない場合、または不足している
場合には、現に使用しているチャンネル、つまり現に発
音中のチャンネルを停止させるトランケート処理を行っ
て、その停止させたチャンネルを新たなノートに割り当
てる。この場合の停止させる順位は次のようになる。 【0039】各パートに優先順位を設け、優先順位の
低いパートから高いパートへと順に、各パートで使用中
のチャンネルのうちリザーブチャンネル数を超える数の
チャンネルを停止させる。本実施例ではパート#1、#
2・・・#8の順に優先順位が低く設定されている。 【0040】パート毎にリザーブチャンネル数(最低
保証チャンネル数)を設ける。図2の(A)のパートテ
ーブルの第4行はこのリザーブチャンネル数で、例えば
パート#2のリザーブチャンネル数は「6」であるか
ら、現在使用中の9つのチャンネルのうち6つのチャン
ネルはトランケートされることはない。すなわち、現在
使用中のチャンネルのうち最低6つのチャンネルはパー
ト#2が継続して使用できることを保証するというもの
である。これにより各パートの中で演奏表現上最低限必
要と考えられる数のチャンネルがトランケートされずに
残るため、音楽的に好ましい演奏が、限られたチャンネ
ル数で可能となるものである。 【0041】すなわち、図3の流れ図のステップS2に
おいて空チャンネルが不足している場合には、まず最も
優先順位の低いパート#8が現に使用しているチャンネ
ル数をパートテーブルで調べ、その使用チャンネル数と
当該パート#8のリザーブチャンネル数「2」とを比較
する(ステップS11)。 【0042】このパート#8においてリザーブチャンネ
ル数「2」よりも多い数のチャンネルが使用されている
場合には、そのリザーブチャンネル数「2」を超える数
の使用中のチャンネルをトランケートする。また反対
に、このパート#8においてリザーブチャンネル数
「2」以下の数のチャンネルしか使用されていない場合
には、パート#8で使用中のチャンネルはトランケート
せず、次に優先度の低いパート#7のチャンネルの使用
状態を調べる(ステップS10)。 【0043】前述の使用チャンネル数がリザーブチャン
ネル数より多い場合にトランケートする使用中チャンネ
ルの選び方は、まずそのパートの1つのノートに対応す
る数のチャンネルをトランケートする。そしてそのパー
ト内で複数のノートが発音されている場合には、最も早
く離鍵されたノート、または最も減衰の進んでいるノー
トをトランケートするのが望ましい。また、離鍵されて
いない場合には高音の高いノート、もしくはレベルの大
きいノートを優先して残すようにするなどの方法が考え
られる。 【0044】ここでは、最も早く発音が開始されたノー
トをトランケートする。この時は、パートテーブルの該
当するパートのノートリンク番号からノートテーブルの
ノートテーブル番号を順にたどり、「E」が記入されて
いる列に記載されたノートおよびその列のチャンネルリ
ンク番号からチャンネルテーブルを順にたどり、該当す
るチャンネルの発音を強制的に停止させる。これに伴っ
てフリーノートリンク、フリーチャンネルリンク、フリ
ーチャンネル数をそれぞれ更新する(ステップS1
1)。そして再びステップS2に戻り、必要とするチャ
ンネル数とフリーチャンネル数を比較する。 【0045】なお、上記の実施例はリザーブチャンネル
数をそのパートの最低保証チャンネル数としたが、これ
は最低保証ノート数としてもよい。例えば図2のパート
テーブルにおいて、パート#1のチャンネル数は
「3」、リザーブチャンネル数は「6」であるから、最
低保証ノート数で管理する場合にはリザーブノート数は
「2」である。このように、リザーブ数はチャンネル数
で定義しても、あるいはノート数で定義してもよい。 【0046】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、各パートが使用する楽音発生チャンネルの数が各パ
ート毎に固定配分されていないので、新たに入力される
パートは必要な数の楽音発生チャンネルを獲得でき、よ
って演奏音が制限されず、演奏表現を豊かにすることが
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例としてのアサイナを備えた電
子楽器を示すブロック図である。 【図2】実施例装置におけるメモリに記憶する各種テー
ブルを示す図である。 【図3】実施例装置におけるチャンネルアサイナによる
チャンネル割当て処理の手順を示す流れ図である。 【符号の説明】 1 演奏データ発生装置 2 チャンネルアサイナ 3 メモリ 4 楽音発生装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数のパートを有する電子楽器において新たに入力され
    た演奏データに割り当てる楽音発生チャンネルを選定す
    るアサイナであって、 各パートの優先順位を記憶する優先順位記憶手段と、 新たな演奏データに割り当てる楽音発生チャンネルの選
    定を行うにあたり各パートで発音中の楽音発生チャンネ
    ルのうちから選定する場合に、優先順位の低いパートか
    ら高いパートへと順次に選定を行う選定手段とを備えた
    電子楽器のアサイナ。
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