JPH05210168A - スライドアップスクリーン及びスクリーン上部機構 - Google Patents

スライドアップスクリーン及びスクリーン上部機構

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JPH05210168A
JPH05210168A JP4106124A JP10612492A JPH05210168A JP H05210168 A JPH05210168 A JP H05210168A JP 4106124 A JP4106124 A JP 4106124A JP 10612492 A JP10612492 A JP 10612492A JP H05210168 A JPH05210168 A JP H05210168A
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JP
Japan
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screen
rods
lower link
rod
link rods
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Application number
JP4106124A
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English (en)
Inventor
Minoru Takahashi
実 高橋
Teruo Kaneko
輝雄 金子
Shiro Yamada
史郎 山田
Hidetoshi Yamazaki
秀利 山崎
Koichi Naganami
幸一 長南
Sadao Uematsu
貞雄 植松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 剛性が高く、人手を煩わせることなくスクリ
ーンの準備が可能なスライドアップスクリーンを提供す
る。 【構成】 モータ11等の駆動源によって駆動される駆
動軸15と、この駆動軸15に嵌合された左右逆巻きの
一対のウオーム16A,16Bと、これらのウオーム1
6A,16Bに各々噛合するウオームホイール17A,
17Bと、これらのウオームホイール17A,17Bに
て略水平から略垂直まで揺動する左右一対の下部リンク
杆4,4と、これら下部リンク杆4,4の先端に一端が
ピン連結し他端が水平杆8にピン連結し、前記下部リン
ク杆4,4の上昇動作に伴って下部リンク杆4,4とな
す角度が増大する左右一対の上部リンク杆7,7と、こ
れら上部リンク杆7,7で支承された水平杆8に吊下さ
れたスクリーンとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスライドアップスクリー
ン及びスクリーン上部機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】古くからスライド映写用、OHP(オー
バ・ヘッド・プロジェクタ)映写用、そして近年、ビデ
オプロジェクタ用として、スクリーンの需要が増してい
る。
【0003】使用頻度が高い場合には、天井にスクリー
ンを収納し、使用時に電動モータ等でスクリーンを巻き
下げる方式がある。天井に常設するために、位置が限定
され、且つ設備費用が嵩むという欠点がある。そのため
に、移動可能で且つより安価なスクリーン設備が望まれ
ている。
【0004】そこで、移動可能なスクリーン収納箱を所
望の床上に設置し、このスクリーン収納箱からスクリー
ンをリンク機構等で上昇せしめる、いわゆるスライドア
ップスクリーンが注目されている。
【0005】図11は従来のスライドアップスクリーン
の背面図、図12は同側面図であり、スクリーン100
は伸張したくの字リンク101,101で垂直に保持さ
れている。これらくの字リンク101,101にはテン
ションスプリング102の引張り力が作用している。
【0006】スクリーン100をスクリーン収納箱10
3に収納する場合には、図12に示すドラム105を図
示せぬハンドル、ギヤ等でスクリーン100がドラム1
05に巻取られる方向、即ち図では時計方向に回転させ
てリンク101,101は縮められる。
【0007】巻取られたスクリーン100と、縮められ
たリンク101,101と、さらに引張られたテンショ
ンスプリング102とを収納した状態でスクリーン収納
箱103は持ち運び可能である。
【0008】なお、上記スクリーン100を起立若しく
は収納する場合は、人力にてスクリーン100の上端を
押し上げる若しくは押し下げる如き動作を加えて、テン
ションスプリング102やドラム105を補助すること
は一般に為されている。
【0009】図13は従来のスライドアップスクリーン
の上部機構図であり、リンク101の上部には2個の軸
受け106,106を介してシャフト107が取付けら
れ、このシャフト107に角パイプ108が取付けら
れ、この角パイプ108にブラケット109を介してパ
イプ110が取付けられている。角パイプ108及びパ
イプ110は図面表裏方向に十分に長く、このパイプ1
10に前記スクリーン100が取付けられている。な
お、前記パイプ110はカバー111及び止めビス11
2でブラッケット109に押圧されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図11及び図12に示
したスライドアップスクリーンは構造が簡単である反
面、スクリーン100を重力に逆らって垂直に保持する
ためにスプリング102は大きな引張り力を必要とす
る。従って、人力操作を要するこの様な構造では小供や
老人では取り扱いが難しい場合がある。また、テンショ
ンスプリング102の引張り力を弱くしたり、リンク1
01,101を細くすると、スクリーン100が部屋内
の空気流れ等で簡単に揺れて不快であるという欠点があ
る。
【0011】更に、図11のF部が鈍角から約0(ゼ
ロ)°まで変化する為に、このF部で指が挟まれる危険
性もある。
【0012】また、スクリーンは局部的に伸縮しやす
く、しわが寄り易い。しわが寄ったスクリーンは見苦し
いものである。
【0013】そこで本発明の目的は、モータ等で駆動さ
れ、安全性が高く且つしわ取りが容易なスライドアップ
スクリーンを提供することにある。
【0014】また、図12のごとくスクリーン収納箱1
03からリンク101,101が伸長する時に、不注意
からリンク101の上端のカバー111が上方の障害
物、例えば蛍光灯や棚に当たる場合がある。そこで、上
方の障害物に対する対応が求められている。さらに、図
13で述べた構造のスライドアップスクリーンが広く採
用されているが、角パイプ108、ブラケット109及
びパイプ110からなる構成が重厚であり、部品数も多
い。そこで、スクリーン上部構造の簡略化と軽量化とが
求められている。
【0015】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成すべく
本発明は、モータ等の駆動源によって駆動される駆動軸
と、この駆動軸に嵌合された左右逆巻きの一対のウオー
ムと、これらのウオームに各々噛合するウオームホイー
ルと、これらのウオームホイールにて略水平から略垂直
まで揺動する左右一対の下部リンク杆と、これら下部リ
ンク杆の先端に一端がピン連結し他端が水平杆にピン連
結し、前記下部リンク杆の上昇動作に伴って下部リンク
杆となす角度が増大する左右一対の上部リンク杆と、こ
れら上部リンク杆で支承された水平杆に吊下されたスク
リーンとからスライドアップスクリーンを構成する。
【0016】また、基板に一端が係止され、モータ等の
駆動源によって略水平から略垂直まで揺動する左右一対
の下部リンク杆と、これら下部リンク杆の先端に一端が
ピン連結し他端が水平杆にピン連結し、前記下部リンク
杆の上昇動作に伴って下部リンク杆となす角度が増大す
る左右一対の上部リンク杆と、これら上部リンク杆で支
承された水平杆に吊下されたスクリーンとからなり、前
記上部リンク杆と下部リンク杆の少なくとも一方に鉤部
を形成し、この鉤部を介して両リンクを連結してなり、
両リンク杆のなす角度が最小になった場合でも両リンク
杆間に一定の隙間が生ずるように構成したことを特徴と
する。
【0017】更にまた、基板に一端が係止され、モータ
等の駆動源によって略水平から略垂直まで揺動する左右
一対の下部リンク杆と、これら下部リンク杆の先端に一
端がピン連結し他端が水平杆にピン連結し、前記下部リ
ンク杆の上昇動作に伴って下部リンク杆となす角度が増
大する左右一対の上部リンク杆と、これら上部リンク杆
で支承された水平杆に吊下されたスクリーンとからな
り、前記スクリーンは上縁が丸棒に固設され、この丸棒
は、丸棒の軸方向に複数個配設された上下スライド可能
なホルダピースを介して水平杆に取付けられ、これらホ
ルダピースは各々高さ調整ねじを備え、スクリーンのし
わ取り可能に構成したことを特徴とする。
【0018】さらに、上記要求を満たすために本発明
は、パンタグラフリンクにシャフトを介して止められ且
つスクリーンを引き上げる角パイプと、この角パイプを
覆うカバーと、このカバーまたは前記角パイプに取付け
られ上方の障害物にカバーが接触した時に電気的に作動
するタッチセンサとからスクリーン上部機構を構成す
る。
【0019】
【作用】モータ等の駆動源によって駆動軸、左右逆巻き
の一対のウオーム、同ウオームホイールを介して左右一
対の下部リンク杆が起立され、これら下部リンク杆に連
動して上部リンク杆が起立され、もって、水平杆を介し
てスクリーンが引き上げられる。
【0020】上部リンク杆と下部リンク杆の少なくとも
一方に鉤部を形成し、この鉤部を介して両リンクを連結
し、両リンク杆のなす角度が最小になった場合でも両リ
ンク杆間に一定の隙間が生ずるように構成したスライド
アップスクリーンにおいては両リンクに指を挟まれる恐
れはない。
【0021】スクリーンの上縁に丸棒が固設され、この
丸棒は、丸棒の軸方向に複数個配設された上下スライド
可能なホルダピースを介して水平杆に取付けられ、これ
らホルダピースは各々高さ調整ねじを備えたスライドア
ップスクリーンにおいては、前記丸棒のたわみを調整す
ることでスクリーンのしわ取りを為す。
【0022】また、従来の角パイプ、ブラケット及びパ
イプを、一本の角パイプに置き換えることで、部品数を
削減し軽量化を図る。タッチセンサで障害物を検知しス
クリーンの上昇動作を停止する。
【0023】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
【0024】図1は本発明に係るスライドアップスクリ
ーンの背面図、図2は同側面図である。図1に示す通
り、スライドアップスクリーン1は、スクリーン収納箱
2の底板に相当する基板3に一端が係止された左右一対
の下部リンク杆4,4と、これら下部リンク杆4,4に
ピン5,5で接続し鉤部6,6を介して連結した上部リ
ンク杆7,7と、これら上部リンク杆7,7で支承され
た水平杆8と、この水平杆8に吊下されたスクリーン9
と、前記左右一対の下部リンク杆4,4を強制駆動する
スクリーン駆動機構10とからなる。
【0025】図2に示す通り、スクリーン9は下部リン
ク杆4及び上部リンク杆7の前方に垂下している。
【0026】図3は本発明に係るスクリーン駆動機構図
であり、スクリーン収納箱2中に組込まれたスクリーン
駆動機構10は、モータ11、歯付きプーリ12、歯付
きベルト13、歯付きプーリ14、水平駆動軸15、こ
の水平駆動軸15にキー止めされたウォーム16A,1
6B及びこれらウォーム16A,16Bの各々噛合する
扇形ウオームホイール17A,17Bとからなる。
【0027】扇形ウオームホイール17A,17Bはブ
ラケット18及び軸19,19を介して回転可能にスク
リーン収納箱2に支承されている。
【0028】モータ11を始動することで、ウォーム1
6A,16Bは夫々左右逆巻きの歯が切られているので
扇形ウオームホイール17A,17Bは互いに逆方向に
低速度で100°程度回転し、下部リンク杆4,4を水
平状態から起立状態へ移動せしめる。
【0029】図4は本発明のスクリーン収納箱の断面図
であり、スクリーン収納箱2には、前記スクリーン駆動
機構10の他にスクリーン収納部20、リモコン信号変
換器21等が収納されている。21aは受信用窓であ
り、又、22は上蓋、22aはヒンジである。
【0030】図5は図4の5矢視図であり、下部リンク
杆7,7の先端はベアリング7a,7aを介して連結棒
7bで揺動可能に係止され、この連結棒7bの一端に前
記水平杆8が固定されている。
【0031】図6は上部リンク杆と水平杆とスクリーン
の取合いを示す背面図、図7は同側断面図である。図7
に示すスクリーン9は腰の弱い布や合成繊維であるた
め、それの上縁はスクリーン幅と同じか、やや長めの丸
棒(パイプでも良い)23に固設されている。
【0032】この丸棒23が水平杆8に係止される。水
平杆8は、十分に長い水平梁24と、この水平梁24に
ボルト止めされたホルダピース25…と、L断面の抑え
板26と、水平梁24に取付けられた調整ねじ27…、
ホルダ固定ねじ28…及び抑え板固定ねじ29…とから
なる。上記ホルダピース25…は図6に示す通りの短い
ブロックであり、水平方向に4〜8個(図1では4個)
配置される。
【0033】図1の如くスクリーン9を垂下すると中央
が支持されている為、スクリーンの自重で水平杆8はへ
の字状にたわむ。
【0034】このままではスクリーン9にしわが寄って
見苦しいので、図7においてホルダ固定ねじ28…及び
抑え板固定ねじ29…をゆるめ、調整ねじ27…を右又
は左に回転し、ホルダピース25…を昇降する。長孔3
0…の隙間の範囲でホルダピース25…は可動である。
【0035】スクリーン9がタイトになったら、ホルダ
固定ねじ28を締め、次に抑え板26を図7の左から右
へ引き寄せて抑え板固定ねじ29を締める。これで丸棒
23は強固に固定される。経年変化等でスクリーン9に
局部的な伸縮が生じた場合は上記手順でスクリーン9の
しわ取りを実施すれば良い。
【0036】以上の構成からなるスライドアップスクリ
ーンの作用を次に述べる。図8(a)〜(c)は本発明
に係るスライドアップスクリーンの作用図であり、リモ
コン信号変換器21の受信用窓21a(図4参照)に向
ってリモコン信号発信機(図示せず)にて赤外線を発射
すると、リモコン信号変換器21はスクリーン駆動機構
10を始動し、A(収納)状態の下部リンク杆4,4及
び上部リンク杆7,7を徐々に上昇する(図8
(b))。
【0037】B(途中)状態を介し、C(上昇完了)状
態でスクリーン9はタイトの状態で垂下される。
【0038】ビデオテープの映写会等が終了したら、赤
外線発射具でスクリーン駆動機構10を逆転させる。C
→B→Aの順で水平杆8等が下降する。
【0039】この際に、図8(b)のD部(上・下部リ
ンク杆4,7の接続部)は徐々に狭くなるものの、鉤部
6の存在によりある程度以上隙間E(図8(a))が保
持されている。よって、誤ってD部に指を差し入れて
も、それに指が挟まれる恐れはなく、安全である。
【0040】なお、図12において、スクリーン収納部
20内のスクリーン9は図示せぬ巻取りリ−ル軸で強制
的に巻取られるものとする。
【0041】また、請求項2及び請求項3に係るスライ
ドアップスクリーンの下部リンク杆はウオームギヤ機構
に限らず、平歯車機構、はずば歯車機構若しくはカム機
構を介して揺動するようにしてもよい。
【0042】図9は図7とは別の本発明に係るスクリー
ン上部機構の断面図であり、スクリーン上部機構51は
パンタグラフ状に伸長自在なリンク52,52の背面
(図では右の面)にタイプレート53(図10も参照)
を掛け渡し、このタイプレート53を貫通したボルト5
4,54にシャフト55の一端を係止する。
【0043】このシャフト55は十分に長く、リンク5
2から突出するので、この突き出た部分に角パイプ56
を取付け、ナット57を捩じ込む。これで、リンク52
に固定されたシャフト55を中心に角パイプ56は回動
可能となる。
【0044】上記角パイプ56にスクリーン58の上端
が取付けられる。そして、角パイプ56の上面56a
に、押し棒保持兼弾性体保持の為のホルダ板59がビス
で固定され、このホルダ板59を中心にして、本発明の
タッチセンサ60が取付けられている。水平に張り出し
たホルダ板59の上に、タッチセンサ60に係るゴム板
等の弾性体61が貼られ、また、ホルダ板59の中央に
ガイド穴62が形成されている。
【0045】上記ガイド穴62の下方にボタンヘッド型
のリミットスイッチ63が配置されている。このリミッ
トスイッチ63はブラケット64にて角パイプ56に取
付けられている。
【0046】そして、コ字断面のカバー66の中央下面
に一定の長さの押し棒67を固設したものを上から取付
ける。即ち、押し棒67をガイド穴62に挿通し、押し
棒67の下端をリミットスイッチ63のボタンヘッド6
3aに近接させる。ボタンヘッド63aはリミットスイ
ッチ63に内蔵の図示せぬスプリングで押上げられてい
て、一定以上の外力で押し下げられると下降しリミット
スイッチ63内のマイクロスイッチを切換える構造にな
っている。
【0047】上記カバー66は図示するごとく弾性体6
1で空中に保持されている。図10は本発明のスライド
上部機構の斜視図であり、前記リミットスイッチ63は
カバー66の長手方向に2個もしくはそれ以上の個数を
配置すると良い。
【0048】以上の構成からなるスクリーン上部機構の
作用を次に述べる。図10においてリンク52,52が
立上がるにつれてタイプレート53を介して、カバー6
6等が上昇し、スクリーン58は引き上げられる。
【0049】万一、上昇開始時または上昇中に、カバー
66に下向きの力が掛ると図9においてカバー66は弾
性体61を圧縮しつつ沈み、これに伴って押し棒67が
リミットスイッチ63を動作させる。リミットスイッチ
63は直ちにモータ等の駆動機構を停止する。
【0050】よって、上方の障害物が破損するなどの不
都合は未然に防止できる。障害要因が除かれれば弾性体
61がカバー66を元の位置まで押上げるので、リセッ
トして再始動すればよい。
【0051】なお、前記弾性体61、リミットスイッチ
63、押し棒67からなるタッチセンサ60は、外圧に
反応する圧電素子型タッチセンサや人体の接触を検知す
る静電型タッチセンサであってもよい。
【0052】
【発明の効果】以上に述べた通り本発明は、モータ等の
駆動源によって駆動軸、左右逆巻きの一対のウオーム、
同ウオームホイールを介して左右一対の下部リンク杆を
起立し、これら下部リンク杆に連動して上部リンク杆を
起立し、もって、水平杆を介してスクリーンを引き上げ
るようにしたので、人手を煩わせることなくスクリーン
の準備が簡単に出来る。そして、上・下部リンク杆や水
平杆の剛性が高められるので、スクリーンの安定性を増
すことができる。
【0053】また、上部リンク杆と下部リンク杆の少な
くとも一方に鉤部を形成し、この鉤部を介して両リンク
を連結し、両リンク杆のなす角度が最小になった場合で
も両リンク杆間に一定の隙間が生ずるように構成したの
で、スライドアップスクリーンのセット及び収納に係る
準備作業においては両リンクに指を挟まれる恐れはな
く、安全である。
【0054】更にまた、スクリーンの上縁に丸棒が固設
され、この丸棒は、丸棒の軸方向に複数個配設された上
下スライド可能なホルダピースを介して水平杆に取付け
られ、これらホルダピースは各々高さ調整ねじを備えた
スライドアップスクリーンにおいては、調整ねじを各々
調整することでスクリーンのしわ取り容易に為せ、しわ
の無いよい状態にスクリーンを提供することができる。
【0055】更に、本発明はタッチセンサを採用したの
で障害物を検出し、上昇動作を停止させることができ
る。よって、スクリーン装置ならびに障害物を破損する
恐れはない。また、従来の角パイプ、ブラケット及びパ
イプを、一本の角パイプに置き換えることで、部品数を
削減し軽量化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスライドアップスクリーンの背面
【図2】本発明に係るスライドアップスクリーンの側面
【図3】本発明に係るスクリーン駆動機構図
【図4】本発明のスクリーン収納箱の断面図
【図5】図4の5矢視図
【図6】本発明の上部リンク杆と水平杆とスクリーンの
取合いを示す背面図
【図7】本発明の上部リンク杆と水平杆とスクリーンの
取合いを示す側断面図
【図8】本発明に係るスライドアップスクリーンの作用
【図9】図7とは別の本発明に係るスクリーン上部機構
の断面図
【図10】本発明のスライド上部機構の斜視図
【図11】従来のスライドアップスクリーンの背面図
【図12】従来のスライドアップスクリーンの側面図
【図13】従来のスライドアップスクリーンの上部機構
【符号の説明】
1…スライドアップスクリーン、2…スクリーン収納
箱、3…基板、4…下部リンク杆、6…鉤部、7…上部
リンク杆、8…水平杆、9,58…スクリーン、10…
スクリーン駆動機構、11…モータ、15…駆動軸(水
平駆動軸)、16A,16B…ウオーム、17A,17
B…ウオームホイール、23…丸棒、25…ホルダピー
ス、27…調整ねじ、51…スクリーン上部機構、52
…リンク、55…シャフト、56…角パイプ、59…ホ
ルダ板、60…タッチセンサ、61…弾性体、62…ガ
イド穴、63…リミットスイッチ、64…ブラケット、
66…カバー、67…押し棒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 史郎 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 山崎 秀利 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 長南 幸一 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 植松 貞雄 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ等の駆動源によって駆動される駆
    動軸と、この駆動軸に嵌合された左右逆巻きの一対のウ
    オームと、これらのウオームに各々噛合するウオームホ
    イールと、これらのウオームホイールにて略水平から略
    垂直まで揺動する左右一対の下部リンク杆と、これら下
    部リンク杆の先端に一端がピン連結し他端が水平杆にピ
    ン連結し、前記下部リンク杆の上昇動作に伴って下部リ
    ンク杆となす角度が増大する左右一対の上部リンク杆
    と、これら上部リンク杆で支承された水平杆に吊下され
    たスクリーンとからなるスライドアップスクリーン。
  2. 【請求項2】 基板に一端が係止され、モータ等の駆動
    源によって略水平から略垂直まで揺動する左右一対の下
    部リンク杆と、これら下部リンク杆の先端に一端がピン
    連結し他端が水平杆にピン連結し、前記下部リンク杆の
    上昇動作に伴って下部リンク杆となす角度が増大する左
    右一対の上部リンク杆と、これら上部リンク杆で支承さ
    れた水平杆に吊下されたスクリーンとからなり、前記上
    部リンク杆と下部リンク杆の少なくとも一方に鉤部を形
    成し、この鉤部を介して両リンクを連結してなり、両リ
    ンク杆のなす角度が最小になった場合でも両リンク杆間
    に一定の隙間が生ずるように構成したことを特徴とする
    スライドアップスクリーン。
  3. 【請求項3】 基板に一端が係止され、モータ等の駆動
    源によって略水平から略垂直まで揺動する左右一対の下
    部リンク杆と、これら下部リンク杆の先端に一端がピン
    連結し他端が水平杆にピン連結し、前記下部リンク杆の
    上昇動作に伴って下部リンク杆となす角度が増大する左
    右一対の上部リンク杆と、これら上部リンク杆で支承さ
    れた水平杆に吊下されたスクリーンとからなり、前記ス
    クリーンは上縁が丸棒に固設され、この丸棒は、丸棒の
    軸方向に複数個配設された上下スライド可能なホルダピ
    ースを介して水平杆に取付けられ、これらホルダピース
    は各々高さ調整ねじを備え、前記丸棒のたわみを調整す
    ることでスクリーンのしわ取りを可能に構成したことを
    特徴とするスライドアップスクリーン。
  4. 【請求項4】 昇降自在なパンタグラフ式リンクでスク
    リーンの上端を持ち上げるスクリーン装置のスクリーン
    上部機構において、このスクリーン上部機構は、前記リ
    ンクにシャフトを介して止められ且つスクリーンを引き
    上げる角パイプと、この角パイプを覆うカバーと、この
    カバーまたは前記角パイプに取付けられ上方の障害物に
    カバーが接触した時に電気的に作動するタッチセンサと
    からなることを特徴としたスクリーン上部機構。
JP4106124A 1991-12-03 1992-03-31 スライドアップスクリーン及びスクリーン上部機構 Pending JPH05210168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4106124A JPH05210168A (ja) 1991-12-03 1992-03-31 スライドアップスクリーン及びスクリーン上部機構

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-347947 1991-12-03
JP34794791 1991-12-03
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