JPH05209901A - 出力電流モニター回路 - Google Patents
出力電流モニター回路Info
- Publication number
- JPH05209901A JPH05209901A JP4037992A JP4037992A JPH05209901A JP H05209901 A JPH05209901 A JP H05209901A JP 4037992 A JP4037992 A JP 4037992A JP 4037992 A JP4037992 A JP 4037992A JP H05209901 A JPH05209901 A JP H05209901A
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- JP
- Japan
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- current
- output current
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- resistor
- resistance
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- Particle Accelerators (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 直流高圧電源から負荷に流れる出力電流を正
確にモニターする。 【構成】 ダミー抵抗Ｒｄに流れるダミー電流Ｉｄと負
荷ＲＬに流れる出力電流ＩＬを電流検出抵抗Ｒｓ１に流
す。さらに、ダミー電流Ｉｄだけを電流検出抵抗Ｒｓ２
に流す。電流検出抵抗Ｒｓ１に発生する電圧降下Ｖｓ１
と電流検出抵抗Ｒｓ２に発生する電圧降下Ｖｓ２から出
力電流を求める。このように、Ｒｓ１とＲｓ２の抵抗を
電流検出用抵抗とすることによって負荷に流れる出力電
流を正確に求めてモニターする。
確にモニターする。 【構成】 ダミー抵抗Ｒｄに流れるダミー電流Ｉｄと負
荷ＲＬに流れる出力電流ＩＬを電流検出抵抗Ｒｓ１に流
す。さらに、ダミー電流Ｉｄだけを電流検出抵抗Ｒｓ２
に流す。電流検出抵抗Ｒｓ１に発生する電圧降下Ｖｓ１
と電流検出抵抗Ｒｓ２に発生する電圧降下Ｖｓ２から出
力電流を求める。このように、Ｒｓ１とＲｓ２の抵抗を
電流検出用抵抗とすることによって負荷に流れる出力電
流を正確に求めてモニターする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は直流高圧電源から負荷に
流れる出力電流をモニターする出力電流モニター回路に
関する。
流れる出力電流をモニターする出力電流モニター回路に
関する。
【０００２】
【従来の技術】図４及び図５に基づいて従来例における
出力電流モニター回路を説明する。図４において、トラ
ンスＴ１の１次側の入力電圧ＶｉｎはトランジスタＱ１
によってスイッチングされる。制御部１はこのトランジ
スタＱ１を制御する。２次側はコンデンサＣ１〜Ｃｎと
ダイオードＣＲ１〜ＣＲｎによってｎ段の直流高圧−Ｈ
Ｖを発生させている。出力電流ＩＬとダミー電流Ｉｄは
トランスＴ１の零電位のラインの電流検出抵抗Ｒｓに流
れた後、出力電流ＩＬは負荷抵抗ＲＬに流れ、ダミー電
流Ｉｄはダミー抵抗Ｒｄに流れる。電流検出抵抗Ｒｓに
おける電圧降下は抵抗Ｒ１、Ｒ２、ダイオードＣＲ１０
０、ＣＲ１０１を介して集積回路Ｕ１に入力される。こ
の集積回路Ｕ１の出力が電流モニターとしてモニターさ
れる。なお、ダイオードＣＲ１００、ＣＲ１０１はサー
ジ電圧に対する集積回路Ｕ１の保護用である。また、記
号ＶCCとＶEEは集積回路Ｕ１の電源電圧であり、抵抗Ｒ
４は集積回路Ｕ１の帰還用抵抗であり、抵抗Ｒ３、コン
デンサＣ１０１は集積回路Ｕ１の出力段を構成してい
る。
出力電流モニター回路を説明する。図４において、トラ
ンスＴ１の１次側の入力電圧ＶｉｎはトランジスタＱ１
によってスイッチングされる。制御部１はこのトランジ
スタＱ１を制御する。２次側はコンデンサＣ１〜Ｃｎと
ダイオードＣＲ１〜ＣＲｎによってｎ段の直流高圧−Ｈ
Ｖを発生させている。出力電流ＩＬとダミー電流Ｉｄは
トランスＴ１の零電位のラインの電流検出抵抗Ｒｓに流
れた後、出力電流ＩＬは負荷抵抗ＲＬに流れ、ダミー電
流Ｉｄはダミー抵抗Ｒｄに流れる。電流検出抵抗Ｒｓに
おける電圧降下は抵抗Ｒ１、Ｒ２、ダイオードＣＲ１０
０、ＣＲ１０１を介して集積回路Ｕ１に入力される。こ
の集積回路Ｕ１の出力が電流モニターとしてモニターさ
れる。なお、ダイオードＣＲ１００、ＣＲ１０１はサー
ジ電圧に対する集積回路Ｕ１の保護用である。また、記
号ＶCCとＶEEは集積回路Ｕ１の電源電圧であり、抵抗Ｒ
４は集積回路Ｕ１の帰還用抵抗であり、抵抗Ｒ３、コン
デンサＣ１０１は集積回路Ｕ１の出力段を構成してい
る。
【０００３】図５は図４の従来例の出力電流モニター回
路における出力電流ＩＬと電流モニターの関係を示す電
流モニター特性表である。図から明らかなように、出力
電流が零になっても電流モニターの値は零にならない。
路における出力電流ＩＬと電流モニターの関係を示す電
流モニター特性表である。図から明らかなように、出力
電流が零になっても電流モニターの値は零にならない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】直流高圧電源から負荷
に流れる出力電流は数１０μＡの非常に微小な電流であ
るので、ダミー抵抗に流れるダミー電流を無視すること
ができない。従って従来の出力電流モニター回路のよう
に、出力電流とダミー電流の合計した電流を電流検出抵
抗で検出するのでは、電流モニターにダミー電流が重畳
されており電流モニターと出力電流とはリニアな関係と
はならない。
に流れる出力電流は数１０μＡの非常に微小な電流であ
るので、ダミー抵抗に流れるダミー電流を無視すること
ができない。従って従来の出力電流モニター回路のよう
に、出力電流とダミー電流の合計した電流を電流検出抵
抗で検出するのでは、電流モニターにダミー電流が重畳
されており電流モニターと出力電流とはリニアな関係と
はならない。
【０００５】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、上記の従来技術の欠点を除き、出力電流を正
確にモニターできる出力電流モニター回路を提供するこ
とを目的とする。
のであり、上記の従来技術の欠点を除き、出力電流を正
確にモニターできる出力電流モニター回路を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明による出力電流モニター回路は、直流高圧電源
から負荷に流れる出力電流をモニターする出力電流モニ
ター回路において、ダミー抵抗に流れるダミー電流と前
記出力電流が共に流れる第１の抵抗と、前記ダミー電流
だけが流れる第２の抵抗を設け、第１の抵抗による電圧
降下と第２の抵抗による電圧降下から前記出力電流を求
めることにより出力電流をモニターすることに特徴を有
している。
に本発明による出力電流モニター回路は、直流高圧電源
から負荷に流れる出力電流をモニターする出力電流モニ
ター回路において、ダミー抵抗に流れるダミー電流と前
記出力電流が共に流れる第１の抵抗と、前記ダミー電流
だけが流れる第２の抵抗を設け、第１の抵抗による電圧
降下と第２の抵抗による電圧降下から前記出力電流を求
めることにより出力電流をモニターすることに特徴を有
している。
【０００７】
【作用】ダミー抵抗に流れるダミー電流と負荷に流れる
出力電流を第１の抵抗に流す。さらに、ダミー電流だけ
を第２の抵抗に流す。第１の抵抗による電圧降下と第２
の抵抗による電圧降下から出力電流を求める。このよう
に、第１と第２の抵抗を電流検出用抵抗とすることによ
って負荷に流れる出力電流を正確にモニターすることが
できる。
出力電流を第１の抵抗に流す。さらに、ダミー電流だけ
を第２の抵抗に流す。第１の抵抗による電圧降下と第２
の抵抗による電圧降下から出力電流を求める。このよう
に、第１と第２の抵抗を電流検出用抵抗とすることによ
って負荷に流れる出力電流を正確にモニターすることが
できる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例である出力電流モニ
ター回路を図１、図２に基づいて説明する。なお、図
４、図５と同一符号を付したものはそれぞれ同一の要素
を示しており、説明を省略する。図１において、第１の
抵抗である電流検出抵抗Ｒｓ１と第２の抵抗であるＲｓ
２は同じ抵抗値に設定しておく。抵抗Ｒ１とＲ２は同じ
抵抗値であり、電流検出抵抗Ｒｓ１とＲｓ２に比べて充
分に高い抵抗値である。電流検出抵抗Ｒｓ１には出力電
流ＩＬとダミー電流Ｉｄが流れ、その電圧降下はＶｓ１
である。電流検出抵抗Ｒｓ２にはダミー電流Ｉｄだけが
流れ、その電圧降下はＶｓ２である。図に示すように、
電流検出抵抗Ｒｓ１と電流検出抵抗Ｒｓ２の接続点はグ
ランドにアースされているので、上記電圧降下のＶｓ１
とＶｓ２は極性が逆になっている。抵抗Ｒ１と抵抗Ｒ２
を介して電圧降下Ｖｓ１とＶｓ２を合成すると、Ｖｓ１
＋（−Ｖｓ２）となる。電流検出抵抗Ｒｓ１と電流検出
抵抗Ｒｓ２の抵抗値は等しいので、Ｖｓ１＋（−Ｖｓ
２）は電流検出抵抗Ｒｓ１に流れる出力電流ＩＬの電圧
降下に等しい電圧である。集積回路Ｕ１のプラス側に印
加されたこの電圧は集積回路Ｕ１で増幅され、電流モニ
ターとして出力される。
ター回路を図１、図２に基づいて説明する。なお、図
４、図５と同一符号を付したものはそれぞれ同一の要素
を示しており、説明を省略する。図１において、第１の
抵抗である電流検出抵抗Ｒｓ１と第２の抵抗であるＲｓ
２は同じ抵抗値に設定しておく。抵抗Ｒ１とＲ２は同じ
抵抗値であり、電流検出抵抗Ｒｓ１とＲｓ２に比べて充
分に高い抵抗値である。電流検出抵抗Ｒｓ１には出力電
流ＩＬとダミー電流Ｉｄが流れ、その電圧降下はＶｓ１
である。電流検出抵抗Ｒｓ２にはダミー電流Ｉｄだけが
流れ、その電圧降下はＶｓ２である。図に示すように、
電流検出抵抗Ｒｓ１と電流検出抵抗Ｒｓ２の接続点はグ
ランドにアースされているので、上記電圧降下のＶｓ１
とＶｓ２は極性が逆になっている。抵抗Ｒ１と抵抗Ｒ２
を介して電圧降下Ｖｓ１とＶｓ２を合成すると、Ｖｓ１
＋（−Ｖｓ２）となる。電流検出抵抗Ｒｓ１と電流検出
抵抗Ｒｓ２の抵抗値は等しいので、Ｖｓ１＋（−Ｖｓ
２）は電流検出抵抗Ｒｓ１に流れる出力電流ＩＬの電圧
降下に等しい電圧である。集積回路Ｕ１のプラス側に印
加されたこの電圧は集積回路Ｕ１で増幅され、電流モニ
ターとして出力される。
【０００９】図２は図１の本発明の一実施例である出力
電流モニター回路における出力電流ＩＬと電流モニター
の関係を示す電流モニター特性表である。図から明らか
なように、電流モニターの値と出力電流ＩＬはリニアな
関係にあり、良く一致している。
電流モニター回路における出力電流ＩＬと電流モニター
の関係を示す電流モニター特性表である。図から明らか
なように、電流モニターの値と出力電流ＩＬはリニアな
関係にあり、良く一致している。
【００１０】図３は本発明の出力電流モニター回路を過
電流保護回路に応用したものであり、その要部を示して
いる。なお、図１、図２、図４、図５と同一符号を付し
たものはそれぞれ同一の要素を示しており、説明を省略
する。集積回路Ｕ２の反転入力端子には基準電圧として
の基準電源Ｖｒｅｆが接続されており、非反転入力端子
には集積回路Ｕ１の出力電流ＩＬのモニター電圧が印加
される。非反転入力端子に印加される電圧が基準電源Ｖ
ｒｅｆの基準電圧を超えると、集積回路Ｕ２はハイを出
力し、その出力はダイオードＣＲ２を介してトランジス
タＱ２のベースに印加され、トランジスタＱ２はオンと
なり、トランジスタＱ１のベース電位を下げてトランジ
スタＱ１の動作を停止させる。
電流保護回路に応用したものであり、その要部を示して
いる。なお、図１、図２、図４、図５と同一符号を付し
たものはそれぞれ同一の要素を示しており、説明を省略
する。集積回路Ｕ２の反転入力端子には基準電圧として
の基準電源Ｖｒｅｆが接続されており、非反転入力端子
には集積回路Ｕ１の出力電流ＩＬのモニター電圧が印加
される。非反転入力端子に印加される電圧が基準電源Ｖ
ｒｅｆの基準電圧を超えると、集積回路Ｕ２はハイを出
力し、その出力はダイオードＣＲ２を介してトランジス
タＱ２のベースに印加され、トランジスタＱ２はオンと
なり、トランジスタＱ１のベース電位を下げてトランジ
スタＱ１の動作を停止させる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明による出力電
流モニター回路は、ダミー抵抗に流れるダミー電流と前
記出力電流が共に流れる第１の抵抗と、前記ダミー電流
だけが流れる第２の抵抗を設け、第１の抵抗による電圧
降下と第２の抵抗による電圧降下から前記出力電流を求
めることにより出力電流をモニターするように構成され
ているので、ダミー電流による影響を受けることなく負
荷に流れる出力電流を正確にモニターすることができ
る。
流モニター回路は、ダミー抵抗に流れるダミー電流と前
記出力電流が共に流れる第１の抵抗と、前記ダミー電流
だけが流れる第２の抵抗を設け、第１の抵抗による電圧
降下と第２の抵抗による電圧降下から前記出力電流を求
めることにより出力電流をモニターするように構成され
ているので、ダミー電流による影響を受けることなく負
荷に流れる出力電流を正確にモニターすることができ
る。
【図１】本発明の一実施例における出力電流モニター回
路の回路図である。
路の回路図である。
【図２】本発明の出力電流モニター回路における出力電
流と電流モニターの特性表である。
流と電流モニターの特性表である。
【図３】本発明の出力電流モニター回路を応用した応用
例の要部を示す回路図である。
例の要部を示す回路図である。
【図４】従来例における出力電流モニター回路の回路図
である。
である。
【図５】従来例における出力電流モニター回路における
出力電流と電流モニターの特性表である。
出力電流と電流モニターの特性表である。
１ 制御部 Ｃ１〜Ｃｎ コンデンサ Ｃ１０１、Ｃ１０２ コンデンサ ＣＲ１〜ＣＲｎ ダイオード ＣＲ１００〜ＣＲ１０２ ダイオード Ｉｄ ダミー電流 ＩＬ 出力電流 Ｑ１、Ｑ２ トランジスタ Ｒ１〜Ｒ５ 抵抗 Ｒｄ ダミー抵抗 ＲＬ 負荷抵抗 Ｒｓ 電流検出抵抗 Ｒｓ１ 電流検出抵抗 Ｒｓ２ 電流検出抵抗 Ｔ１ トランス Ｕ１、Ｕ２ 集積回路 Ｖｒｅｆ 基準電源
Claims (1)
- 【請求項１】 直流高圧電源から負荷に流れる出力電流
をモニターする出力電流モニター回路において、 ダミー抵抗に流れるダミー電流と前記出力電流が共に流
れる第１の抵抗と、 前記ダミー電流だけが流れる第２の抵抗を設け、 第１の抵抗による電圧降下と第２の抵抗による電圧降下
から前記出力電流を求めることにより出力電流をモニタ
ーすることを特徴とする出力電流モニター回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04037992A JP3418962B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 出力電流モニター回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04037992A JP3418962B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 出力電流モニター回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05209901A true JPH05209901A (ja) | 1993-08-20 |
| JP3418962B2 JP3418962B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=12579023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04037992A Expired - Fee Related JP3418962B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 出力電流モニター回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3418962B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021043259A (ja) * | 2019-09-06 | 2021-03-18 | 株式会社リコー | 電源装置および画像形成装置 |
| JP2021113908A (ja) * | 2020-01-20 | 2021-08-05 | 株式会社リコー | 電源装置及び画像形成装置 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP04037992A patent/JP3418962B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021043259A (ja) * | 2019-09-06 | 2021-03-18 | 株式会社リコー | 電源装置および画像形成装置 |
| JP2021113908A (ja) * | 2020-01-20 | 2021-08-05 | 株式会社リコー | 電源装置及び画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3418962B2 (ja) | 2003-06-23 |
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