JPH11155229A - 電流検出回路および過電流検出回路ならびに電源装置 - Google Patents
電流検出回路および過電流検出回路ならびに電源装置Info
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- JPH11155229A JPH11155229A JP32283997A JP32283997A JPH11155229A JP H11155229 A JPH11155229 A JP H11155229A JP 32283997 A JP32283997 A JP 32283997A JP 32283997 A JP32283997 A JP 32283997A JP H11155229 A JPH11155229 A JP H11155229A
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Landscapes
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 周囲温度の変化によらずに電流を安定して検
出する電流検出回路および過電流検出回路ならびに電源
装置を提供。 【解決手段】 電源装置における過電流保護回路28は、
カレントトランスT1と整流ダイオードD1と平滑コンデン
サC1と抵抗R1とトランジスタQ1と制御IC40とを有し、さ
らにトランジスタQ1のベースとグランドGND 間には抵抗
R2と、トランジスタQ2の温度特性に近似する順方向電圧
VFのダイオードD2とが直列に接続されている。抵抗R1を
流れる電流Ir1 はB点にてトランジスタQ1のベースへの
電流IB と、抵抗R2およびダイオードD2への電流IFとに
分流され、たとえば周囲温度の変化が高い方向に発生し
ても、電流Ir1 と電流IFとの変化は低く抑えられるの
で、この回路の検出値の温度特性はトランジスタQ1の温
度特性に依存せず、周囲温度の変化による影響が低減さ
れる。
出する電流検出回路および過電流検出回路ならびに電源
装置を提供。 【解決手段】 電源装置における過電流保護回路28は、
カレントトランスT1と整流ダイオードD1と平滑コンデン
サC1と抵抗R1とトランジスタQ1と制御IC40とを有し、さ
らにトランジスタQ1のベースとグランドGND 間には抵抗
R2と、トランジスタQ2の温度特性に近似する順方向電圧
VFのダイオードD2とが直列に接続されている。抵抗R1を
流れる電流Ir1 はB点にてトランジスタQ1のベースへの
電流IB と、抵抗R2およびダイオードD2への電流IFとに
分流され、たとえば周囲温度の変化が高い方向に発生し
ても、電流Ir1 と電流IFとの変化は低く抑えられるの
で、この回路の検出値の温度特性はトランジスタQ1の温
度特性に依存せず、周囲温度の変化による影響が低減さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源ライン等を流
れる電流を検出する電流検出回路および過電流検出回路
ならびに電源装置に関し、たとえば電源装置における過
電流を検出して、該過電流から機器等を保護する過電流
保護回路に適用して有益な電流検出回路および過電流検
出回路ならびに電源装置に関するものである。
れる電流を検出する電流検出回路および過電流検出回路
ならびに電源装置に関し、たとえば電源装置における過
電流を検出して、該過電流から機器等を保護する過電流
保護回路に適用して有益な電流検出回路および過電流検
出回路ならびに電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カレントトランスを用いて過
電流を検出し、検出した過電流に応じて電源等の出力を
遮断する過電流保護回路が知られている。このような過
電流保護回路では、たとえば電源装置の出力電流の大き
さを、主トランスの1次側のパルス電流で間接的にカレ
ントトランスを用いて読み取るように構成されている。
この主トランスの1次側には2次側の電流に比例した電
流が流れるので、カレントトランスの2次側には、出力
トランスの出力電流に比例したパルス電流が流れて、こ
れが制御トランジスタのベースに入力される。そして過
電流保護回路は、その制御トランジスタのコレクタ電流
に応じて過電流を検出し、過電流に対する保護処理を行
なう。
電流を検出し、検出した過電流に応じて電源等の出力を
遮断する過電流保護回路が知られている。このような過
電流保護回路では、たとえば電源装置の出力電流の大き
さを、主トランスの1次側のパルス電流で間接的にカレ
ントトランスを用いて読み取るように構成されている。
この主トランスの1次側には2次側の電流に比例した電
流が流れるので、カレントトランスの2次側には、出力
トランスの出力電流に比例したパルス電流が流れて、こ
れが制御トランジスタのベースに入力される。そして過
電流保護回路は、その制御トランジスタのコレクタ電流
に応じて過電流を検出し、過電流に対する保護処理を行
なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、過電流
を検出する制御トランジスタは、周囲温度に応じてその
特性が変化するという問題点がある。たとえば、コレク
タ電流を固定して周囲温度が高くなった場合では、トラ
ンジスタのベース・エミッタ間電圧は低くなり、直流電
流増幅率hFE は高くなって、これら2つの特性により過
電流の検出値が変化してしまうという問題があった。
を検出する制御トランジスタは、周囲温度に応じてその
特性が変化するという問題点がある。たとえば、コレク
タ電流を固定して周囲温度が高くなった場合では、トラ
ンジスタのベース・エミッタ間電圧は低くなり、直流電
流増幅率hFE は高くなって、これら2つの特性により過
電流の検出値が変化してしまうという問題があった。
【0004】このように、過電流保護回路の検出値の温
度特性は使用する制御トランジスタの温度特性に依存し
ているために、その検出値は周囲温度の影響を受けやす
いという問題点があった。
度特性は使用する制御トランジスタの温度特性に依存し
ているために、その検出値は周囲温度の影響を受けやす
いという問題点があった。
【0005】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、周囲温度に依存せずに電流を安定して検出すること
のできる電流検出回路および過電流検出回路ならびに電
源装置を提供することを目的とする。
し、周囲温度に依存せずに電流を安定して検出すること
のできる電流検出回路および過電流検出回路ならびに電
源装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、負荷側に流れる第1の電流を検出する電
流検出回路において、この回路は、第1の電流に応じた
第2の電流を第1の抵抗を介して供給する供給手段と、
第2の電流を第3および第4の電流に分流する分流手段
と、第3の電流に応じた第5の電流を、第1の電流に応
じた電流として出力するトランジスタと、第4の電流に
応じてトランジスタへの第5の電流を補償する補償手段
とを有し、補償手段は、分流された第4の電流を流す第
2の抵抗と、第2の抵抗に直列に接続されて第4の電流
を基準電位に流す方向性素子であって、トランジスタの
温度特性と近似する順方向電圧の特性を有する方向性素
子とを含むことを特徴とする。
決するために、負荷側に流れる第1の電流を検出する電
流検出回路において、この回路は、第1の電流に応じた
第2の電流を第1の抵抗を介して供給する供給手段と、
第2の電流を第3および第4の電流に分流する分流手段
と、第3の電流に応じた第5の電流を、第1の電流に応
じた電流として出力するトランジスタと、第4の電流に
応じてトランジスタへの第5の電流を補償する補償手段
とを有し、補償手段は、分流された第4の電流を流す第
2の抵抗と、第2の抵抗に直列に接続されて第4の電流
を基準電位に流す方向性素子であって、トランジスタの
温度特性と近似する順方向電圧の特性を有する方向性素
子とを含むことを特徴とする。
【0007】また、本発明は上述の課題を解決するため
に、上述のような電流検出回路を含み、トランジスタの
第5の電流を検出して、第1の電流が過電流であること
を検出し、この検出結果に応じた制御信号を出力する過
電流検出回路を構成する。
に、上述のような電流検出回路を含み、トランジスタの
第5の電流を検出して、第1の電流が過電流であること
を検出し、この検出結果に応じた制御信号を出力する過
電流検出回路を構成する。
【0008】また、このような過電流検出回路を含み、
外部からの電源供給を受けて入力回路と、巻線比に応じ
た電源を出力する主トランスと、主トランスの出力に応
じて負荷に対し電源供給を行なう出力回路とを含む電源
装置における過電流検出回路は、主トランスの一次側巻
線から第1の電流を入力し、検出結果に応じて、電源装
置の出力電流が過電流である場合に制御信号を出力し、
出力回路は、制御信号に応動して負荷に対する電源出力
を遮断することを特徴とする。
外部からの電源供給を受けて入力回路と、巻線比に応じ
た電源を出力する主トランスと、主トランスの出力に応
じて負荷に対し電源供給を行なう出力回路とを含む電源
装置における過電流検出回路は、主トランスの一次側巻
線から第1の電流を入力し、検出結果に応じて、電源装
置の出力電流が過電流である場合に制御信号を出力し、
出力回路は、制御信号に応動して負荷に対する電源出力
を遮断することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明が
適用された電源装置の実施例を詳細に説明する。
適用された電源装置の実施例を詳細に説明する。
【0010】図2を参照すると電源装置の一実施例が示
されている。この電源装置10は、外部電源より電源供給
を受けて、パルス電流を出力12および14間に出力する入
力回路16と、入力回路16の出力12および14に接続され、
一時側と二次側との巻線比に応じた出力をその二次側出
力18および20間に出力する主トランス22と、主トランス
22の出力に接続され、この出力に応じた電源を出力する
出力回路24と、主トランス22の一次側12,14 に接続さ
れ、この一次側にて検出されるパルス電流に応じて、出
力回路24の電源出力を遮断する制御信号を出力26に出力
する過電流保護回路28とを有し、電源装置10は、出力回
路24の出力を負荷装置30に接続して電源供給を行なう電
源装置である。なお、以下の説明において本発明に直接
関係のない部分は、図示およびその説明を省略し、ま
た、信号の参照符号はその現われる接続線の参照番号で
表わす。
されている。この電源装置10は、外部電源より電源供給
を受けて、パルス電流を出力12および14間に出力する入
力回路16と、入力回路16の出力12および14に接続され、
一時側と二次側との巻線比に応じた出力をその二次側出
力18および20間に出力する主トランス22と、主トランス
22の出力に接続され、この出力に応じた電源を出力する
出力回路24と、主トランス22の一次側12,14 に接続さ
れ、この一次側にて検出されるパルス電流に応じて、出
力回路24の電源出力を遮断する制御信号を出力26に出力
する過電流保護回路28とを有し、電源装置10は、出力回
路24の出力を負荷装置30に接続して電源供給を行なう電
源装置である。なお、以下の説明において本発明に直接
関係のない部分は、図示およびその説明を省略し、ま
た、信号の参照符号はその現われる接続線の参照番号で
表わす。
【0011】本実施例における過電流保護回路28は、図
1に示すように、接続線12および14に、一次側巻線が接
続されたカレントトランスCTを有し、その二次側巻線の
正極は逆流防止用の整流ダイオードD1のアノードに接続
され、二次側巻線の負極は、基準電位が設定されている
回路グランドGND に接続されている。ダイオードD1のカ
ソード側の接続点Aには、平滑用コンデンサC1と抵抗R1
のそれぞれ一方の端子が接続され、コンデンサC1の他方
の端子は回路グランドGND に接続されている。また、抵
抗R1の他方の端子の接続点Bには制御用のトランジスタ
Q1のベースと抵抗R2の一方の端子とが接続され、抵抗R2
の他方の端子は、方向性素子として機能する、たとえば
PN接合を有する半導体2端子素子であるダイオードD2の
アノードに接続されて、そのカソードは回路グランドGN
D に接続されている。さらにトランジスタQ1のコレクタ
は、電源装置10を制御する主制御IC40の過電流保護用端
子OCに接続され、エミッタは主制御IC40のグランド端子
とともに回路グランドGNDに接統されている。
1に示すように、接続線12および14に、一次側巻線が接
続されたカレントトランスCTを有し、その二次側巻線の
正極は逆流防止用の整流ダイオードD1のアノードに接続
され、二次側巻線の負極は、基準電位が設定されている
回路グランドGND に接続されている。ダイオードD1のカ
ソード側の接続点Aには、平滑用コンデンサC1と抵抗R1
のそれぞれ一方の端子が接続され、コンデンサC1の他方
の端子は回路グランドGND に接続されている。また、抵
抗R1の他方の端子の接続点Bには制御用のトランジスタ
Q1のベースと抵抗R2の一方の端子とが接続され、抵抗R2
の他方の端子は、方向性素子として機能する、たとえば
PN接合を有する半導体2端子素子であるダイオードD2の
アノードに接続されて、そのカソードは回路グランドGN
D に接続されている。さらにトランジスタQ1のコレクタ
は、電源装置10を制御する主制御IC40の過電流保護用端
子OCに接続され、エミッタは主制御IC40のグランド端子
とともに回路グランドGNDに接統されている。
【0012】以上のような構成においてカレントトラン
スCTの2次側巻線には、電源装置10の出力電流に比例す
るパルス電流Id1 が流れ、そのパルス電流Id1 はダイオ
ードD1およびコンデンサC1によって直流電流Ir1 に変換
される。この直流電流Ir1 は、接続点Bにてトランジス
タQ1のベース−エミッタヘ流れる電流IBと、抵抗R2およ
びダイオードD2側へ流れる電流IFとに分流される。この
電流IBによりトランジスタQ1のコレクタ−エミッタに
は、ベース電流IBにその直流電流増幅率hFE1を乗算した
値の電流Ic1 が流れる。なお、周知のように、トランジ
スタのベース−エミッタ間にはPN接合の方向性素子が形
成されている。
スCTの2次側巻線には、電源装置10の出力電流に比例す
るパルス電流Id1 が流れ、そのパルス電流Id1 はダイオ
ードD1およびコンデンサC1によって直流電流Ir1 に変換
される。この直流電流Ir1 は、接続点Bにてトランジス
タQ1のベース−エミッタヘ流れる電流IBと、抵抗R2およ
びダイオードD2側へ流れる電流IFとに分流される。この
電流IBによりトランジスタQ1のコレクタ−エミッタに
は、ベース電流IBにその直流電流増幅率hFE1を乗算した
値の電流Ic1 が流れる。なお、周知のように、トランジ
スタのベース−エミッタ間にはPN接合の方向性素子が形
成されている。
【0013】コレクタ−エミッタ電流Ic1 によって主制
御IC40の過電流保護用端子OCが制御され、主制御IC40
は、電流Ic1 の大小を所定値と比較および判断し、その
判断結果に応じて、出力回路24に対しその出力を遮断さ
せる制御信号26を出力する過電流保護動作を行なう。
御IC40の過電流保護用端子OCが制御され、主制御IC40
は、電流Ic1 の大小を所定値と比較および判断し、その
判断結果に応じて、出力回路24に対しその出力を遮断さ
せる制御信号26を出力する過電流保護動作を行なう。
【0014】このように主制御IC40は、コレクタ−エミ
ッタ電流Ic1 によって制御されており、たとえば過電流
時の検出値は接続点Aに発生する電圧VAに比例してい
る。
ッタ電流Ic1 によって制御されており、たとえば過電流
時の検出値は接続点Aに発生する電圧VAに比例してい
る。
【0015】つまり、
【0016】
【数1】VA=Ir1 ×R1+VBE1 ・・・(1)
【0017】
【数2】Ir1 =IB+IF ・・・(2)
【0018】
【数3】IB=Ic1 /hFE1 ・・・(3)
【0019】
【数4】VB=VF+IF×R2=VBE1 ・・・(4) である。
【0020】したがって、(4) 式より、
【0021】
【数5】IF=(VBE1−VF)/R2 ・・・(5) となる。
【0022】ただし、VBE1はトランジスタQ1の直流ベー
ス電圧で、VFはダイオードD2の順方向電圧であり、VBは
接続点Bの電圧である。
ス電圧で、VFはダイオードD2の順方向電圧であり、VBは
接続点Bの電圧である。
【0023】(1) 式〜(5) 式において、コレクタ−エミ
ッタ電流Ic1 を固定して周囲温度が高くなると、トラン
ジスタQ1の特性によって、VBE1が低くなり、hFE1は高く
なる。また、ダイオードD2の特性によってVFが低くな
る。したがって(1) 〜(5) 式から得られる値はすべて低
くなる方向である。
ッタ電流Ic1 を固定して周囲温度が高くなると、トラン
ジスタQ1の特性によって、VBE1が低くなり、hFE1は高く
なる。また、ダイオードD2の特性によってVFが低くな
る。したがって(1) 〜(5) 式から得られる値はすべて低
くなる方向である。
【0024】そこで、ダイオードD2には順方向電圧VFが
トランジスタQ1のVBE1よりも低いたとえばショットキー
バリアダイオードなどのダイオードを使用し、さらにダ
イオードの順方向電圧VFとVBE1との温度特性が近似して
いるものを選択して補償用ダイオードとして使用する。
さらに、電流IFがベース電流IBに比べて十分大きな電流
値となるように、また抵抗R1の両端の電圧(VA-VB=Ir1
×R1)がVBE1に比べて十分大きな電圧値となるように抵
抗R1および抵抗R2の抵抗値を定める。
トランジスタQ1のVBE1よりも低いたとえばショットキー
バリアダイオードなどのダイオードを使用し、さらにダ
イオードの順方向電圧VFとVBE1との温度特性が近似して
いるものを選択して補償用ダイオードとして使用する。
さらに、電流IFがベース電流IBに比べて十分大きな電流
値となるように、また抵抗R1の両端の電圧(VA-VB=Ir1
×R1)がVBE1に比べて十分大きな電圧値となるように抵
抗R1および抵抗R2の抵抗値を定める。
【0025】この結果、順方向電圧VFとVBE1の温度特性
が近似しているので(5) 式より、電流IFの周囲温度によ
る変化を低く抑えることが出来る。さらに、電流IFが電
流IBに比べて十分大きな電流値となっていので(2) 式よ
り電流Ir1 の周囲温度による変化を低く抑えることがで
きる。さらに、抵抗R1の両端の電圧(VA-VB=Ir1×R1)がV
BE1に比べて十分大きな電圧値となっているので(1) 式
より電圧VAの周囲温度による変化を低く抑えることがで
きる。したがって、過電流保護回路30にて検出される値
の温度特性は、制御用のトランジスタQ1の温度特性には
依存しないので周囲温度による悪影響を低減することが
可能となった。
が近似しているので(5) 式より、電流IFの周囲温度によ
る変化を低く抑えることが出来る。さらに、電流IFが電
流IBに比べて十分大きな電流値となっていので(2) 式よ
り電流Ir1 の周囲温度による変化を低く抑えることがで
きる。さらに、抵抗R1の両端の電圧(VA-VB=Ir1×R1)がV
BE1に比べて十分大きな電圧値となっているので(1) 式
より電圧VAの周囲温度による変化を低く抑えることがで
きる。したがって、過電流保護回路30にて検出される値
の温度特性は、制御用のトランジスタQ1の温度特性には
依存しないので周囲温度による悪影響を低減することが
可能となった。
【0026】従来の過電流保護回路では、たとえば図3
に示すように、上記実施例における抵抗R2とダイオード
D2とを備えておらず、電流Ic2 によって制御されてお
り、過電流検出値はC点に発生する電圧Vcに比例するも
のであった。
に示すように、上記実施例における抵抗R2とダイオード
D2とを備えておらず、電流Ic2 によって制御されてお
り、過電流検出値はC点に発生する電圧Vcに比例するも
のであった。
【0027】ここで、
【0028】
【数6】Vc=Ir2 ×R3+VBE2 ・・・(6)
【0029】
【数7】Ir2 =Ic2 /hFE2 ・・・(7) ただし、VBE2は、トランジスタQ2の直流ベース電圧とな
る。
る。
【0030】したがって、この例において、周囲温度が
高くなると、トランジスタQ2のVBE2は低くなり、hFE2は
高くなるので、電圧VCはこれら2つの特性に依存して低
くなり、この結果、回路全体として周囲温度の影響を受
けやすく不安定であった。しかし図1および図2に示し
た実施例では、トランジスタQ1の温度特性には依存しな
いように構成されているので、簡便な構成にて周囲温度
の変化による影響が低減され、性能のよい回路が実現さ
れている。
高くなると、トランジスタQ2のVBE2は低くなり、hFE2は
高くなるので、電圧VCはこれら2つの特性に依存して低
くなり、この結果、回路全体として周囲温度の影響を受
けやすく不安定であった。しかし図1および図2に示し
た実施例では、トランジスタQ1の温度特性には依存しな
いように構成されているので、簡便な構成にて周囲温度
の変化による影響が低減され、性能のよい回路が実現さ
れている。
【0031】このように、過電流保護回路28では、周囲
温度の変化によらずに安定して電流を検出することがで
きる電流検出回路が形成され、過電流を検出する場合で
も、その過電流を的確に検出することができるので、耐
候性があり安定した過電流保護回路が構成される。この
ような電流検出回路は、過電流検出回路および過電流保
護回路のみならず、たとえば、電流に応じた制御を行な
う各種保護回路や制御回路などにも適用できる。
温度の変化によらずに安定して電流を検出することがで
きる電流検出回路が形成され、過電流を検出する場合で
も、その過電流を的確に検出することができるので、耐
候性があり安定した過電流保護回路が構成される。この
ような電流検出回路は、過電流検出回路および過電流保
護回路のみならず、たとえば、電流に応じた制御を行な
う各種保護回路や制御回路などにも適用できる。
【0032】
【発明の効果】このように本発明によれば、第1の電流
に応じた第2の電流を第1の抵抗を介して供給する供給
手段と、第2の電流を第3および第4の電流に分流する
分流手段と、第3の電流に応じた第5の電流を、第1の
電流に応じた電流として出力するトランジスタと、第4
の電流に応じてトランジスタへの第5の電流を補償する
補償手段とを有し、補償手段は、分流された第4の電流
を流す第2の抵抗と、第2の抵抗に直列に接続されて第
4の電流を基準電位に流す方向性素子であって、トラン
ジスタの温度特性と近似する順方向電圧の特性を有する
方向性素子とを含むので、トランジスタの温度特性に依
存せず、周囲温度の変化による影響を低減して電流値を
検出することのできる電流検出回路および過電流検出回
路ならびに電源回路が実現される。
に応じた第2の電流を第1の抵抗を介して供給する供給
手段と、第2の電流を第3および第4の電流に分流する
分流手段と、第3の電流に応じた第5の電流を、第1の
電流に応じた電流として出力するトランジスタと、第4
の電流に応じてトランジスタへの第5の電流を補償する
補償手段とを有し、補償手段は、分流された第4の電流
を流す第2の抵抗と、第2の抵抗に直列に接続されて第
4の電流を基準電位に流す方向性素子であって、トラン
ジスタの温度特性と近似する順方向電圧の特性を有する
方向性素子とを含むので、トランジスタの温度特性に依
存せず、周囲温度の変化による影響を低減して電流値を
検出することのできる電流検出回路および過電流検出回
路ならびに電源回路が実現される。
【図1】本発明が適用された過電流保護回路の一実施例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図2】本発明が適用された電源装置の一実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】過電流保護回路の従来例を示す図である。
T1 カレントトランス D1,D2 ダイオード C1 コンデンサ R1,R2 抵抗 Q1 トランジスタ 10 電源装置 28 過電流保護回路 40 制御IC
Claims (8)
- 【請求項1】 負荷側に流れる第1の電流を検出する電
流検出回路において、該回路は、 前記第1の電流に応じた第2の電流を第1の抵抗を介し
て供給する供給手段と、 前記第2の電流を第3および第4の電流に分流する分流
手段と、 前記第3の電流に応じた第5の電流を、前記第1の電流
に応じた電流として出力するトランジスタと、 前記第4の電流に応じて前記トランジスタへの第5の電
流を補償する補償手段とを有し、 該補償手段は、前記分流された第4の電流を流す第2の
抵抗と、 前記第2の抵抗に直列に接続されて前記第4の電流を基
準電位に流す方向性素子であって、前記トランジスタの
温度特性と近似する順方向電圧の特性を有する方向性素
子とを含むことを特徴とする電流検出回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電流検出回路におい
て、前記トランジスタのベース−エミッタ間に前記補償
手段が接続され、前記方向性素子は、前記順方向電圧の
温度特性が、前記ベース−エミッタ間電圧の温度特性と
近似することを特徴とする電流検出回路。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の電流検出回路
において、前記方向性素子は、前記トランジスタのベー
ス−エミッタ間電圧よりも低い順方向電圧の方向性素子
であることを特徴とする電流検出回路。 - 【請求項4】 請求項3に記載の電流検出回路におい
て、前記方向性素子は、前記順方向電圧の低いショット
キーバリアダイオードであることを特徴とする電流検出
回路。 - 【請求項5】 請求項2に記載の電流検出回路におい
て、前記第2の電流が、前記ベース−エミッタ間を流れ
る電流よりも十分大きく、さらに、前記第1の抵抗の両
端電圧が、前記ベース−エミッタ間電圧よりも十分大き
くなるように、前記第1の抵抗と第2の抵抗との抵抗値
が設定されていることを特徴とする電流検出回路。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の電
流検出回路において、前記供給手段は、 前記第1の電流のパルス電流を一次巻線に入力し、該パ
ルス電流に応じた前記第2の電流を出力するカレントト
ランスと、 該カレントトランスの二次巻線にアノードが接続された
逆流防止用ダイオードと、該逆流防止ダイオードのカソ
ードおよびグランド間に接続されたコンデンサとを含
み、 前記逆流防止ダイオードのアノードに前記第1の抵抗が
接続されていることを特徴とする電流検出回路。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の電
流検出回路を含む過電流検出回路であって、前記トラン
ジスタの前記第5の電流を検出して、前記第1の電流が
過電流であることを検出し、該検出結果に応じた制御信
号を出力することを特徴とする過電流検出回路。 - 【請求項8】 請求項7に記載の過電流検出回路を含む
電源装置であって、 該電源装置は、 外部からの電源供給を受けて入力回路と、 巻線比に応じた電源を出力する主トランスと、 該主トランスの出力に応じて前記負荷に対し電源供給を
行なう出力回路とを含み、 前記過電流検出回路は、前記主トランスの一次側巻線か
ら前記第1の電流を入力し、前記検出結果に応じて、該
電源装置の出力電流が過電流である場合に前記制御信号
を出力し、 前記出力回路は、前記制御信号に応動して前記負荷に対
する電源出力を遮断することを特徴とする過電流保護機
能を有する電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32283997A JPH11155229A (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 電流検出回路および過電流検出回路ならびに電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32283997A JPH11155229A (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 電流検出回路および過電流検出回路ならびに電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11155229A true JPH11155229A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18148188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32283997A Withdrawn JPH11155229A (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 電流検出回路および過電流検出回路ならびに電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11155229A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102109548A (zh) * | 2009-12-23 | 2011-06-29 | 力博特公司 | 带电流与温度补偿的电流检测电路 |
| WO2013179868A1 (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-05 | 日本精機株式会社 | 電圧検出回路 |
| US8901918B2 (en) | 2012-02-13 | 2014-12-02 | Alps Electric Co., Ltd. | Load connection state detection circuit |
| JP2020112484A (ja) * | 2019-01-15 | 2020-07-27 | Tdk株式会社 | 電圧検出回路 |
-
1997
- 1997-11-25 JP JP32283997A patent/JPH11155229A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102109548A (zh) * | 2009-12-23 | 2011-06-29 | 力博特公司 | 带电流与温度补偿的电流检测电路 |
| US8901918B2 (en) | 2012-02-13 | 2014-12-02 | Alps Electric Co., Ltd. | Load connection state detection circuit |
| WO2013179868A1 (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-05 | 日本精機株式会社 | 電圧検出回路 |
| JP2013246159A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-09 | Nippon Seiki Co Ltd | 電圧検出回路 |
| JP2020112484A (ja) * | 2019-01-15 | 2020-07-27 | Tdk株式会社 | 電圧検出回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |