JPH05209401A - レール締結ボルトの締付機械 - Google Patents

レール締結ボルトの締付機械

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JPH05209401A
JPH05209401A JP14268591A JP14268591A JPH05209401A JP H05209401 A JPH05209401 A JP H05209401A JP 14268591 A JP14268591 A JP 14268591A JP 14268591 A JP14268591 A JP 14268591A JP H05209401 A JPH05209401 A JP H05209401A
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support
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Tadashi Onishi
正 大西
Yutaka Nakao
豊 中尾
Shinichiro Sugiyama
真一郎 杉山
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TOUTETSU KOGYO KK
Komatsu Ltd
East Japan Railway Co
Original Assignee
TOUTETSU KOGYO KK
Komatsu Ltd
East Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 労働力を軽減できるし、能率を向上でき、し
かもボルト締付ユニットを微調整できるようにする。 【構成】 一対のレール2,2に沿って走行する車体4
に左右一対の水平多関節リンク8,8を介してサポート
9を取付け、このサポート9の左右に一対の縦ガイド杆
70,70をそれぞれ設け、この左右一対の縦ガイド杆
70,70に沿って昇降するブラケットに一対のボルト
締付ユニット10,10を取付け、このブラケットを昇
降する昇降シリンダ84を設けてサポート9を前後・左
右・斜めに移動できるし、一対のボルト締付ユニット1
0,10を昇降シリンダ84で昇降して4本のレール締
結ボルト3を同時に締付けできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道のレール保線作業
におけるレール交換後のレール用枕木とレールを締結す
るレール締結ボルトを締付ける機械に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道のレールはレール用枕木の上に2本
並行に設置し、各レールを2本のレール締結ボルトでレ
ール用枕木に締結している。このような鉄道のレールに
おけるレール交換作業はレール締結ボルトを弛めて旧い
レールを外して新らしいレールを設置してレール交換
し、このレール交換後にレール用枕木とレールをレール
締結ボルトで締結している。このレール交換作業におけ
るレール交換後のレール締結ボルトを締付ける機械とし
ては種々のものが知られている。例えば、1本の締付軸
を有する可搬式ボルトの締付ユニットと動力源より成る
レール締結ボルトの締付機械。手押し式台車に1本又は
2本の締付軸を有するボルト締付ユニットと動力源を取
付けたレール締結ボルトの締付機械等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の締付機械である
と作業者が手で持ってボルト締付ユニットを運搬すると
共に、動力源を移動し、ボルト締付ユニットを手で持っ
て締付作業するので、重いボルト締付ユニットの移動及
び締付時の反力保持を作業者が行なうので大変重労働と
なるし、1度に1本の締結ボルトを締付けるので能率が
悪い。後者の締付機械であると作業者がレールに沿って
台車を走行させると共に、ボルト締付ユニットを手で押
えて締付時の反力を保持するので、前者のものと同様に
重労働となるし、1度に1本又は2本を締付けるので能
率が悪い。これらを解消するには、ボルト締付ユニット
を4本の締付軸を有するものとすれば良いが、このよう
にするとボルト締付ユニットが左右のレール間に跨る大
きさとなって大重量となるので、入力による運搬が困難
となり、自走式車両にボルト締付ユニットを取付けて自
動的に運搬できるようにすると車両走行時の慣性力が大
きくなってボルト締付ユニットの締付軸をレール用枕木
のボルト穴上方に位置決めすることが困難となるし、レ
ール用枕木がレールに対して直角でなく斜めに位置ずれ
していた場合には締付ユニットの位置決めが困難とな
る。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたレール締結ボルトの締付機械を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】一対のレールに沿って走
行する車体に、サポートを左右一対の水平多関節リンク
で前後・左右・斜め移動自在に取付け、このサポートの
左右に一対のボルト締結ユニットを昇降自在にそれぞれ
設けたもの。
【0006】
【作 用】4つのボルト締付ユニットを走行移動でき
るし、締付反力を車体で支持でき、サポートを前後・左
右・斜めに移動してボルト締付ユニットを調整できる。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、レール用枕木1上に
一対のレール2が2本のレール締結ボルト3でそれぞれ
締結され、1つのレール用枕木1に4本のレール締結ボ
ルト3が締付けてある。車体4の前後左右には車輪5が
それぞれ取付けられて一対のレール2に沿って走行する
自走式車両となり、この車体4の前端部には車体4を微
走行する尺取り走行装置6が取付けられ、車体4の前後
左右両側部に車体4をレール2と直角方向に走行する横
取り装置7がそれぞれ取付けられ、車体4の前部には左
右一対の水平多関節リンク8,8を介してサポート9が
前後・左右動及び斜め動自在に取付けてあり、このサポ
ート9の左右寄りに一対のボルト締付ユニット10,1
0が昇降機構11でそれぞれ昇降自在に取付けてあり、
車体4には発電機12、油圧ユニット13、左右一対の
オペレータシート14,14が取付けてある。前記車体
4は前後フレーム4a,4bと左右フレーム4c,4d
を矩形状に連結し、かつ複数のフレームを連結して成
り、各締付ユニット10の下部は開口している。
【0008】次に各部の詳細を説明する。 尺取り走行装置6(図1及び図2ないし図4参照) 車体4の前端に取付けた左右一対のブラケット20,2
0に第1リンク21の基端をピン22で上下揺動自在に
連結し、各第1リンク21の先端に第2リンク23の基
端をピン24で上下揺動自在に連結し、各第2リンク2
3の先端を横材25にピン26で上下揺動自在に連結
し、この横材25と車体4とに亘って走行用シリンダ2
7をピン28とピン29で連結し、前記横材25の左右
に前後一対の車輪30を取付け、横材25の左右に一対
のレール把持アーム31,31をシリンダ32で把持位
置と解放位置に揺動自在に取付けてある。走行用シリン
ダ26を伸長して第1・第2リンク21,23を伸ばし
て横材25を車輪30でレール2に沿って前方に走行さ
せ、シリンダ32で一対のレール把持アーム31,31
を揺動してレール2を把持して横材25をレール2に固
定し、この状態で走行用シリンダ27を縮小して第1・
第2リンク21,23を縮小させることで車体4を微走
行する。 横取り装置7(図1及び図2ないし図4参照) 車体4に箱状の取付体40を取付け、この取付体40に
アーム41をピン42で上下揺動自在に支承し、このア
ーム41に横取り用車輪43を設け、前記取付体40と
アーム41に亘って揺動シリンダ44を連結してある。
揺動シリンダ44を伸長してアーム41を下方に揺動し
て横取り用車輪43を接地して車体4を浮き上げて車輪
5をレール2上に移動し、横取り用車輪43で車体4を
レール2と直角方向に走行して横取りする。 水平多関節リンク8(図1及び図5ないし図8参照) 車体4の前部左右に下部支持体50、縦板51、上部支
持体52より成る支持体53をそれぞれ取付け、この左
右の支持体53の縦板51間に補強横材54を連結し、
下部・上部支持体50,52間に第1縦支軸55を軸受
56で回転自在に支承し、この第1縦支軸55に第1リ
ンク57を固着し、その第1リンク57に設けた縦板5
8の上下に上下横板59,60を固着し、この上下横板
59,60間に第2縦支軸61を取付け、この第2縦支
軸61の回りに筒体62を軸受63で回転自在に支承
し、その筒体62に第2リンク64を固着し、この第2
リンク64に固着した筒体65内に第3縦支軸66を軸
受67で回転自在に支承し、左右の第3縦支軸66,6
6間にサポート9が連結してある。サポート9を前後に
平行移動できるし、左右に平行移動でき、しかもサポー
ト9を斜めに移動できる。 ボルト締付ユニット10の取付構造(図1及び図9ない
し図11参照) サポート9の左右両端部には左右一対の縦ガイド杆7
0,70が平行に取付けられ、この各縦ガイド杆70に
沿って筒状体71が摺動自在にそれぞれ支承してあり、
この左右に隣接する筒状体71,71間に跨って下部板
72と上部板73が取付けられ、下部板72にボルト7
4で連結したL字状のブラケット75にボルト締付ユニ
ット10が一対取付けてある。該ボルト締付ユニット1
0はナットランナ本体76と締付軸77とソケット78
とカバー79より成り、ナットランナ本体76で締付軸
77を回転することでソケット78によりレール締結ボ
ルト3を回転して締付する。前記上部板73に縦板80
とハンドル81が取付けてあり、この縦板80のブラケ
ット82と前記サポート9のブラケット83と昇降シリ
ンダ84がピン85,86で連結され、昇降シリンダ8
4を仲縮すると筒状体71,ブラケット75を介してナ
ット締付ユニット10が昇降する。前記ハンドル81は
取付杆87とU字杆88と、そのU字杆88の両端部に
設けた握り89より成り、この握り89を持って操作す
ることでナット締付ユニット10を前後・左右・斜めに
移動してソケット78をレール締結ボルト3の上方に位
置決めできる。前記左右一対の縦ガイド杆70,70は
プレート90で連結されて剛性を向上してある。
【0009】次にレール締結ボルトの締付け動作を説明
する。図2に示すように、レール用枕木1上にレール2
を設置し、そのレール用枕木1のボルト穴にレール締結
ボルト3を挿入して仮締めした状態で車体4を一対のレ
ール2,2に沿って走行して各ボルト締付ユニット10
がレール用枕木1の上となるように大まかな位置決めを
して車体4を停止する。ハンドル81を持ってサポート
9を前後・左右に移動して一対のボルト締付ユニット1
0,10を微調整してレール締結ボルト3上に正確に位
置決めし、昇降シリンダ84を縮小してボルト締付ユニ
ット10を下降しながらナットランナ本体76を駆動し
て仮締め状態の4本のレール締結ボルト3を同時に締付
けて2本のレール2をレール用枕木1に締結する。ま
た、図12に示すようにレール用枕木1がレール2に対
して直角でなく斜めの場合にはサポート9を図13に仮
想線で示すように斜めとし、その後に前述と同様に操作
すれば良い。
【0010】
【発明の効果】4つのボルト締付ユニット10を自走式
車両の車体4に取付けたので、ボルト締付ユニット10
の移動及び締結反力の支持を車体4によって行なえるか
ら、作業者の重労働を軽減できる。4つのボルト締付ユ
ニット10を昇降して4本のレール締結ボルト3を同時
に締付けできるから能率が良い。サポート9を前後・左
右及び斜めに移動して4つのボルト締付ユニット10を
微移動したり、斜めにできるから、ボルト締結ボルト3
の位置に合せてボルト締結ボルト3を正確に位置決めで
きるし、レール用枕木1が斜めであっもボルト締結ボル
ト3を締付けできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体概略斜視図である。
【図2】全体概略正面図である。
【図3】全体概略平面図である。
【図4】全体概略側面図である。
【図5】水平多関節リンクの側面図である。
【図6】水平多関節リンクの正面図である。
【図7】水平多関節リンクの平面図である。
【図8】水平多関節リンクの縦断面図である。
【図9】ボルト締付ユニット取付部の側面図である。
【図10】ボルト締付ユニット取付部の正面図である。
【図11】ボルト締付ユニット取付部の平面図である。
【図12】レールの平面図である。
【図13】サポートの動作説明平面図である。
【符号の説明】
1 レール用枕木、2 レール、3 レール締結ボル
ト、4 車体、5 車輪、6 尺取り走行装置、7 横
取り装置、8 水平多関節リンク、9 サポート、10
ボルト締付ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 正 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会社 小松製作所本社内 (72)発明者 中尾 豊 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会社 小松製作所本社内 (72)発明者 杉山 真一郎 新潟県新潟市上沼687番地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のレール2,2に沿って走行自在な
    自走式車両の車体4に、サポート9を左右一対の水平多
    関節リンク8,8を介して前後・左右及び斜め移動自在
    に取付け、このサポート9の左右両側部に一対のボルト
    締付ユニット10,10を1つのレール2に対する一対
    のレール締結ボルト3,3のピッチと合せて昇降自在に
    それぞれ取付けたことを特徴とするレール締結ボルトの
    締付機械。
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