JPH0520928U - 両側リクライニング装置付シ−トの連結ロツド取付け構造 - Google Patents

両側リクライニング装置付シ−トの連結ロツド取付け構造

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JPH0520928U
JPH0520928U JP077594U JP7759491U JPH0520928U JP H0520928 U JPH0520928 U JP H0520928U JP 077594 U JP077594 U JP 077594U JP 7759491 U JP7759491 U JP 7759491U JP H0520928 U JPH0520928 U JP H0520928U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting rod
bracket
sides
flange
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP077594U
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English (en)
Inventor
佐千夫 伴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結ロッドのガタを抑制して異音の発生を防
止した両側リクライニング装置付シ−トの連結ロッド取
付け構造。 【構成】 弾性変形可能なスペ−サ26が連結ロッド端の
フランジ24、リクライニング装置のブラケット18の間に
配置される。そして、ピン20がスペ−サ26の中央孔を挿
通して連結ロッド22に差し込まれるとともに、連結ロッ
ド端のフランジの爪25がブラケットの係合孔21に係合さ
れて、連結ロッド22が、スペ−サ26を介在して、ブラケ
ット18に取付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、シ−トバックをシ−トクッションに対して揺動させるためにシ− トの両サイドに配設したリクライニング装置を連動可能に連結する連結ロッドの 取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
着座者がシ−トバックを任意に揺動して傾斜角度(リクライニング角度)を調 整するリクライニング装置の装着されたシ−トが、たとえば、車両等のシ−トと して提供されている。
【0003】 左右両サイドで、リクライニング装置が、シ−トバック、シ−トクッション間 に配設されたものは、両側リクライニング装置付シ−トと称されている。この種 のシ−トでは、両サイドのリクライニング装置を同期して駆動させる必要がある 。そのために、各リクライニング装置の内面にブラケットをそれぞれ設け、左右 のブラケット間に中空の連結ロッドを架設して、左右のリクライニング装置を連 動可能に連結している。
【0004】 公知の構成では、リクライニング装置のブラケットにピンをそれぞれ植設し、 このピンに連結ロッドの端を挿通させている。また、フランジを連結ロッドの端 にそれぞれ取付け、フランジの一部を折り曲げて爪とし、ブラケットに設けた係 合孔に、この爪を係合させている。
【0005】 この構成では、一対のリクライニング装置の一方の操作に伴って連結ロッドが 回転されると、フランジの爪がブラケットの係合孔に係合されているため、ブラ ケットのピンを回転中心として、連結ロッドが、フランジをへて、他方のリクラ イニング装置のブラケットを回転駆動する。そのため、他方(被駆動サイド)の リクライニング装置が、一方(駆動サイド)のリクライニング装置に同期して駆 動される。
【考案が解決しようとする課題】
【0006】 上記のような公知の構成では、連結ロッドの軸線方向にガタが基本的に生じや すく、ガタがあると、車の走行に伴って異音が生じて、シ−ト着座者に不快感を 与えている。
【0007】 ガタに起因する異音の発生に対して、従来は、連結ロッドの寸法誤差をできる だけ小さくして対抗しているが、ガタを皆無にすることは難しく、異音の発生を 十分に防止できない。
【0008】 この考案は、連結ロッドのガタを抑制して異音の発生を防止した両側リクライ ニング装置付シ−トの連結ロッド取付け構造の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、この考案によれば、弾性変形可能なスペ−サを連 結ロッド端のフランジ、リクライニング装置のブラケット間に配置し、スペ−サ の変形(圧縮)によってガタを防止している。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照しながらこの考案の一実施例について詳細に説明する。
【0011】 図1、図2に示すように、この考案の両側リクライニング装置付シ−トの連結 ロッド取付け構造によれば、シ−ト10のシ−トクッション12、シ−トバック14に ブラケット13、15 がそれぞれ固定され、ブラケットを介在して、両サイドにリク ライニング装置16、17 が配設されている。
【0012】 リクライニング装置16、17 自体の構成は、公知のものであり、この考案の趣旨 でないため、その詳細な説明は省略する。また、シ−ト10自体も公知のものであ る。
【0013】 図1、図2に加えて図3を見るとよくわかるように、左右のリクライニング装 置16、17 の内面に、ブラケット18がそれぞれ取付けられ、ピン20がブラケットの 中央部に植設されている。また、矩形の係合孔21がブラケット18に穿設されてい る。
【0014】 左右のリクライニング装置16、17 を連動するために、連結ロッド22が架設され ている。フランジ24が連結ロッド22の左右の端に熔着等によってそれぞれ固定さ れ、フランジの端の一部を折り曲げて爪25が形成されている。連結ロッド22は中 空とされ、ブラケットのピン20が連結ロッドに挿通されるとともに、爪25が係合 孔21に係合されるように構成されている。
【0015】 この考案では、連結ロッド端のフランジ24は、ブラケット18に直接装着されず 、弾性変形可能なスペ−サ26を介在して、ブラケットに装着されている。スペ− サ26は、通常、ゴム、軟質樹脂等の弾性材からド−ナツ形状に成形されるが、ス プリングワッシャ−のようなワッシャ−類もスペ−サとして利用できる。
【0016】 図2、図3からよくわかるように、ピン20がスペ−サ26の中央孔を挿通して連 結ロッド22に差し込まれるとともに、連結ロッド端のフランジの爪25がブラケッ トの係合孔21に係合されて、連結ロッド22が取付けられる。
【0017】 このような連結ロッド22の取付け構造によれば、ブラケット18、フランジ24間 のスペ−サ26を押圧して変形(圧縮)させれば、連結ロッドの寸法誤差が吸収で きる。そのため、左右のリクライニング装置16、17 と連結ロッド22との間のガタ が抑制され、着座者に不快感を与える異音の発生が防止される。
【0018】 また、この考案では、ブラケット18、フランジ24間にスペ−サ26を介在させれ ば足りるため、シ−ト10の組付けを複雑化することなく、連結ロッド22が容易に 取付けられる。
【0019】 実施例では、係合孔21をブラケット18に、爪25をフランジ24にそれぞれ設けて いるが、逆に、係合孔をフランジに、爪をブラケットに設けてもよい。
【0020】 なお、被駆動サイドのリクライニング装置17における連結ロッド取付け構造に ついて述べたが、操作レバ−30のある駆動サイドのリクライニング装置16におい ても、同様であることは言うまでもない。
【0021】 この考案の連結ロッド取付け構造は、自動車のシ−トに最適とはいえ、これに 限定されず、劇場、会議室、長距離バス、航空機等のシ−トにも利用できる。
【0022】 上述した実施例は、この考案を説明するものであり、この考案を何ら限定する ものでなく、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの考 案に含まれることはいうまでもない。
【0023】
【考案の効果】
上記のように、この考案の連結ロッド取付け構造によれば、ブラケット、フラ ンジ間のスペ−サを押圧して変形すれば、連結ロッドの寸法誤差を吸収して、左 右のリクライニング装置、連結ロッド間のガタが抑制される。そのため、異音の 発生が防止され、異音による不快感から着座者が開放される。
【0024】 また、ブラケット、フランジ間にスペ−サを介在して取付ければ足りるため、 シ−トの組付けを複雑化することなく、連結ロッドが容易に取付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る連結ロッド取付け構造を持つ両
側リクライニング装置付シ−トの概略斜視図である。
【図2】図1の線A-A に沿った連結ロッド取付け構造の
一部破断の側面図である。
【図3】連結ロッド取付け構造の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 両側リクライニング装置付シ−ト 12 シ−トクッション 14 シ−トバック 16、17 リクライニング装置 18 ブラケット 20 ピン 21 係合孔 22 連結ロッド 24 フランジ 25 フランジの爪 26 スペ−サ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両サイドに設けたリクライニング装置の
    内面のブラケットのピンに同期用の連結ロッドの端を挿
    通させ、ブラケットの係合孔に連結ロッド端に取付けた
    フランジの爪を係合させ、ブラケットと連結ロッド端の
    フランジとの間に、弾性変形可能なスペ−サを介在させ
    た両側リクライニング装置付シ−トの連結ロッド取付け
    構造。
  2. 【請求項2】 両サイドに設けたリクライニング装置の
    内面のブラケットのピンに同期用の連結ロッドの端を挿
    通させ、連結ロッド端に取付けたフランジの係合孔にブ
    ラケットの爪を係合させ、ブラケットと連結ロッド端の
    フランジとの間に弾性変形可能なスペ−サを介在させた
    両側リクライニング装置付シ−トの連結ロッド取付け構
    造。
JP077594U 1991-08-31 1991-08-31 両側リクライニング装置付シ−トの連結ロツド取付け構造 Pending JPH0520928U (ja)

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JPH0520928U true JPH0520928U (ja) 1993-03-19

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ID=13638288

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