JP3321740B2 - シート装置 - Google Patents

シート装置

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JP3321740B2
JP3321740B2 JP25001494A JP25001494A JP3321740B2 JP 3321740 B2 JP3321740 B2 JP 3321740B2 JP 25001494 A JP25001494 A JP 25001494A JP 25001494 A JP25001494 A JP 25001494A JP 3321740 B2 JP3321740 B2 JP 3321740B2
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村 望 宗
井 利 通 花
藤 和 人 加
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Nissan Motor Co Ltd
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    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/50Seat suspension devices
    • B60N2/502Seat suspension devices attached to the base of the seat
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/50Seat suspension devices
    • B60N2/54Seat suspension devices using mechanical springs
    • B60N2/548Torsion springs, e.g. torsion helicoidal springs
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    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/70Upholstery springs ; Upholstery
    • B60N2/7023Coach-like constructions
    • B60N2/7035Cushions
    • B60N2/7047Springs
    • B60N2/7058Metallic springs

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートパッドを支持す
る支持部材をトーションバーによって弾性的に支持する
ようにした車両用等のシート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シートパッドを支持する支持部材
をトーションバーによって弾性的に支持するようにした
シート装置として、特開平4−200410号公報に示
すものがある。
【0003】このシート装置は、図13および図14に
示すようにフロアー上に設置される略矩形のシートクッ
ションフレーム26と該シートクッションフレーム26
に支持される支持パネル21と、該支持パネル21と前
記シートクッションフレーム26に支持される座席座部
を有し、前記支持パネル21の前端と後端が、それぞれ
2個のトーションバー22,23,24,25により前
記シートクッションフレーム26に連結されている。
【0004】前記トーションバー22,23,24,2
5は、クッションフレーム26側にトルクバー部a側の
一端が係合し、支持パネル21の側面付近にアーム部b
側の他端が係合して取り付けられる。すなわち、前記ト
ーションバー22,23,24,25は、一端(トルク
バー部a)に前記シートクッションフレーム26に止着
される係止部22a,23a,24a,25aを有し、
他端に前記支持パネル21に止着されるアーム部22
b,23b,24b,25bを有し、該アーム部22
b,23b,24b,25bは、前記トルクバー部a
(係止部22a,23a,24a,25a)に対して上
下に撓み可能に形成されている。
【0005】また、前記支持パネル21には横方向に延
在する複数のリブ21aが前後方向に適当する間隔で設
けられ、該支持パネル21は前後方向に曲げ弾性を有
し、横方向に曲げ剛性を有する。
【0006】このように支持パネル21は前部トーショ
ンバー22及び23と後部トーションバー24及び25
によりシートクッションフレーム26に連結され、シー
トクッションフレーム26に支持される。従って、前部
トーションバー22,23の作用により支持パネル21
の前部は、シートクッションフレーム26に対して上下
に移動することができる。また、後部トーションバー2
4,25の作用により支持パネル21の後部は、シート
クッションフレーム26に対して上下に移動することが
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシート装置にあっては、支持パネル21の前端と後
端の少なくとも一方が、少なくとも2個のトーションバ
ー22,23あるいは24,25によりシートクッショ
ンフレーム26に連結され、トーションバー22,2
3,24,25は、シートクッションフレーム26側に
トルクバー部a側の一端が係合し、支持パネル21の左
右側面にアーム部b側の他端が係合して取り付けられて
いる構成であるので、次のような問題点がある。
【0008】支持パネル21の前端と後端の少なくと
も一方が、少なくとも2個のトーションバー22,23
あるいは24,25によりシートクッションフレーム2
6に連結されていると、2個のトーションバー22,2
3あるいは24,25が同期して回動する保障に欠け
る。
【0009】支持パネル21は、左右両側に位置する
トーションバー・アーム部bで支持されるだけであるか
ら、大きな負荷がかかるとトーションバー・アーム部b
は、左右方向に倒れ込み等の変位をおこし、充分なロー
ル剛性が得られない。
【0010】トーションバー22,23,24,25
が同期して回動しなかったり、左右への変位を生ずると
着座時に撓みの不連続感を与える。
【0011】トーションバー・アーム部bが、左右方
向へ変位すると、支持パネル21の取付部付近において
支持パネル21と擦れ合いを生じ振動特性に悪影響を与
える。
【0012】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、左右両側のトーションバー・アー
ム部間を連結部材により連結することによって、前記問
題点を解決することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、フロア上に設置されるクッションフレー
ムに支持されるシートパッド支持部材は、前後の少なく
とも一方がトーションバーによりクッションフレームに
弾性的に支持され、前記トーションバーは、クッション
フレーム側にトーションバー・トルクバー部側が係合
し、シートパッド支持部材の左右両側にトーションバー
・アーム部側が係合して取り付けられ、前記アーム部周
方向の移動が規制可能な連結手段とアーム部軸方向の移
動が規制可能な連結手段とを介して前記左右両側のトー
ションバー・アーム部間が連結されていることを特徴と
する。
【0014】
【0015】また、前記アーム部周方向移動規制可能な
連結手段は、連結部材端部付近の屈曲された二辺とトー
ションバーのアーム部とを連結する連結手段であること
を特徴とする。また、前記アーム部軸方向移動規制可能
な連結手段として、前記トーションバーのアーム部に屈
曲部を持つことを特徴とする。
【0016】また、上記トーションバー・アーム部の屈
曲部がアーム回転方向に設けられていることを特徴とす
る。さらに、上記トーションバー・アーム部の屈曲部が
連結部材と同一方向の平面に設けられていることを特徴
とする。
【0017】またさらに、トーションバー・アーム部に
屈曲部を有すると共に、連結部材の両端折曲部にも同様
な屈曲部を有することを特徴とする。また、上記連結手
段は、一体成形されたクリップであることを特徴とす
る。
【0018】
【作用】本発明にかかるトーションバーは、クッション
フレーム側にトーションバー・トルクバー部側が係合
し、シートパッド支持部材の左右両側にトーションバー
・アーム部側が係合して取り付けられ、その左右両側の
トーションバー・アーム部間が、連結部材により連結さ
れている。従って、左右両側のトーションバー・アーム
部の、ロール剛性が高まり同期しての回動が確実となる
し、トーションバー・アーム部が左右方向に変位するこ
とも防止される。すなわち、着座者の体重移動により支
持部材としての支持パネルに左右方向の偏荷重が作用
し、荷重が大きく作用した方のトーションバーが大きく
たわもうとしても、連結部材によりこの動きは反対側の
トーションバー・アーム部にも伝達されるため座面のロ
ール剛性が高まり、同期しての回動が保障されると共
に、揺動を確実に防ぐことができる。また、トーション
バーが同期して回動するし、左右への変位が生じないの
でロール剛性がよく着座感がよい。さらに、トーション
バー・アーム部が、左右方向に変位しないので支持パネ
ルと擦れ合うこともなく、振動特性も良い。
【0019】また、連結部材とトーションバー・アーム
部とが、アーム部周方向および軸方向の移動が規制可能
な連結手段で連結されているので、連結部材がアーム部
の軸方向に移動したり、連結手段ごとアーム部周方向に
回転することにより左右方向に移動したり、またこれに
よりトーションバーと連結部材間のガタが増加して力の
伝達が低下すること、等がなくなる。従って、連結部材
の効果を確実にし、前記のような効果を一層確実にす
る。
【0020】連結手段が、連結部材端部付近の平行では
ない二辺とトーションバーのアーム部とを連結するもの
であると、連結手段自体のアーム部軸周りの回転が規制
される。従って、連結部材の左右移動を防止することが
できる。
【0021】トーションバーのアーム部に屈曲部を有す
ると、連結部材がアーム部の軸方向に移動するのを規制
する。このためアーム部の変位量が大きく、それゆえ左
右アーム部の変位差が大きく現れる端部近くに連結部材
を常に配置でき、両アーム部の変位差を小さく抑えられ
る。その結果、座面パネルの揺動が防げる。
【0022】前記トーションバー・アーム部の屈曲部が
アーム回転方向に設けられていてもまた、連結部材と同
一方向の平面に設けられていても前記同様の作用を持
つ。
【0023】また、前記連結手段が、一体成形されたク
リップであると、トーションバー・アーム部と連結部材
との連結が容易となる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳細に説
明する。
【0025】実施例1 図1,図2および図3は本発明にかかるシート装置を示
し、図1は一部破断斜視図、図2は側面図、図3は要部
正面図である。同図において、本発明に係るシート装置
は、シートパッドを支持する支持部材としての支持パネ
ル1と、該支持パネル1をクッションフレーム2に弾性
的に支持するトーションバー3,4,5,6とで構成さ
れる。
【0026】支持部材としての支持パネル1は、両側が
土手部1aとなって中央部がへこんだ形状の支持体から
形成されている。
【0027】また、前記クッションフレーム2と支持パ
ネル1間に設けられるトーションバー3,4,5,6に
おいては、その一端側であるトーションバー・トルクバ
ー部a側がブラケット8によりクッションフレーム2に
取り付けられ、その他端側であるトーションバー・アー
ム部b側がブラケット9を介して支持パネル1の左右両
側に取り付けられる。
【0028】このトーションバー3,4,5,6は、図
1に示すように前後にそれぞれ2本のトーションバー
3,4および5,6を配置し、左右のトーションバー
3,4,および5,6をそれぞれフロアに支持してい
る。
【0029】そして前記トーションバー3,4,5,6
の左右両側のアーム部b・b間は、連結部材7により連
結される。この連結部材7は、左右両側のアーム部b・
b間のロール剛性を高め両者の同期しての回動を確保す
るものである。
【0030】しかして、左右両側のトーションバー・ア
ーム部b・b間が、連結部材7により連結されているの
で、左右両側のアーム部b・bのロール剛性が高まり同
期しての回動が確実となるし、アーム部bが左右方向に
変位することも防止される。従って、着座感がよい。ま
た、トーションバー・アーム部bが左右方向に変位しな
いので支持パネル1と擦れ合うこともなく、振動特性も
良好となる。なお、図7に示すよう2本のトーションバ
ー3,4を一体に形成することができるのはもちろんで
ある。
【0031】実施例2 図4乃至図6は本発明の第2実施例を示す。本例は、ト
ーションバー・アーム部bの中間付近にアーム部bの回
転方向への「くの字型」の屈曲部が設けられ、連結部材
7の両端もL字型に折曲7aされ、連結部材7はこの折
曲部7aがアーム部bの屈曲部と連結手段10により連
結されている。
【0032】図6はトーションバー3,4,5,6のア
ーム部bと連結部材7の連結部分を示し、連結手段10
として係止クリップ18の場合を示している。係止クリ
ップ18は、板状体で第1クリップ部18aと第2クリ
ップ部18bとが、所定の角度で形成されたもので、第
1クリップ部18aは、トーションバー3,4,5,6
のアーム部bと連結部材7の折曲部7aとをクリップす
る部分であり、第2クリップ部18bは連結部材7をク
リップする部分である。すなわち、トーションバー・ア
ーム部と連結部材7は係止クリップ18で連結される
が、連結部材7は本体と折曲部7aの隣り合う2辺(平
行でない2辺)が係止される。
【0033】乗降時やコーナリングに伴う乗員(着座
者)の体重移動により支持パネル1に左右方向の偏荷重
が作用した場合、荷重が大きく作用した方のトーション
バーが大きくたわもうとしても、連結部材7によりこの
動きは反対側のトーションバー・アーム部bにも伝達さ
れるため座面のロール剛性が高まり、揺動を確実に防ぐ
ことができる。しかし、係止クリップ18の拘束力が不
十分な場合、図8に示すように連結部材7がアーム部b
の軸方向に移動したり、係止クリップ18ごとアーム部
b軸周りに回転することにより左右方向に移動してしま
ったり、またこれによりトーションバー3,4,5,6
と連結部材7のガタが増加して力の伝達が低下するため
に十分なロール剛性が得られず、揺動防止効果が低減す
る。しかし、図6に示すように一体成形された係止クリ
ップ18により連結部材7の2辺を固定すると、係止ク
リップ18自体のアーム部b軸周りの回転が抑制される
ため、連結部材の左右移動を防ぐことができる。また、
アーム部bに設けた「くの字型」の屈曲部により、連結
部材7がアーム部bの軸方向に移動するのを防ぐことが
できるため、アーム部bの変位量が大きく、それゆえ左
右アーム部b,bの変位差が大きく現れる端部近くに連
結部材7を常に配置でき、両アーム部b,bの変位差を
小さく抑えられるという様に、効果的に座面パネルの揺
動を防止することが出来る。
【0034】実施例3 図9AおよびBは、本発明の第3実施例を示し、本例は
トーションバー3,4,5,6のアーム部bに設ける
「くの字型」の屈曲を、アーム部bの回転方向ではな
く、これと垂直な、連結部材7と同一平面に設けた構造
を持つ(図9参照)。他は実施例1と同様である。この
構造においても実施例2と同様な作用をする。
【0035】実施例4 図10AおよびBは、本発明の第4実施例を示し、本例
はトーションバー3,4,5,6のアーム部bは回転方
向に「くの字型」の屈曲部を有するが、連結部材7も図
11に示すように両端の折曲部7aに同一形状の「くの
字型」の屈曲部を有し、この屈曲部を挟んだ2ケ所でト
ーションバー・アーム部bと連結部材7を固定する構造
を持つ。
【0036】この場合の係止クリップ18は、屈曲部を
挟んだ2ケ所でトーションバー・アーム部3cと連結部
材7をクリップする様にクリップ部28aが形成されて
いる。他は実施例2と同様である。この場合も係止クリ
ップ28自体の回転によるアーム部b軸周りの回転には
抑制される。
【0037】実施例5 図12AおよびBは、本発明の第5実施例を示し、本例
はトーションバー3,4,5,6のアーム部bに回転方
向と垂直な方向に「くの字型」の屈曲部を持ち、連結部
材7も両端の折曲部7aに同様な屈曲部を有し、この屈
曲部同志を当接して係止クリップ38で固定する。
【0038】この場合の係止クリップ38もこの形状に
対応してクリップ部38aを形成する。他は実施例2と
同様であり、実施例2と同様の作用をするが、本例は特
に、トーションバー3,4,5,6のアーム部b側端部
が外向きに折り曲げれており、支持パネル1への左右方
向の取り付けスパンがより広く設定出来るため、パネル
のロール剛性を高めることができ、揺動防止に対してよ
り効果的となる。
【0039】尚、連結手段8は、連結部材7のトーショ
ンバー・アーム部bに対する軸方向の移動を規制するば
かりでなく周方向の移動をも規制して連結する手段であ
ればよい。連結手段8が、一体成形の係止クリップ1
8,28,38であると、強度の確保が容易である、十
分なロール剛性が得られて揺動防止が確実となる、連結
が容易で装着性がよい、等の利点がある。また、連結部
材は、トーションバー・アーム部間だけでなく、一方の
トーションバー・アーム部と他方のトーションバー・ト
ルバー部間に斜めに掛け渡す方法であってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したとおり、本発明は、
フロア上に設置されるクッションフレームに支持される
シートパッド支持部材は、前後の少なくとも一方がトー
ションバーによりクッションフレームに弾性的に支持さ
れ、該トーションバーは、クッションフレーム側にトー
ションバー・トルクバー部側が係合し、シートパッド支
持部材の左右両側にトーションバー・アーム部側が係合
して取り付けられ、その左右両側のトーションバー・ア
ーム部間が、連結部材により連結されているので、左右
両側のアーム部のロール剛性が高まり同期しての回動が
確実となるし、アーム部が左右方向に変位することも防
止される。すなわち、着座者の体重移動により支持部材
しての支持パネルに左右方向の偏荷重が作用し、荷重が
大きく作用した方のトーションバーが大きくたわもうと
しても、連結部材によりこの動きは反対側のトーション
バー・アーム部にも伝達されるため座面のロール剛性が
高まり、揺動を確実に防ぐことができる。
【0041】また、連結部材とトーションバー・アーム
部とを、連結部材のトーションバー・アーム部に対する
軸方向の移動を規制するばかりでなく、周方向の移動を
も規制する連結手段で連結すると、連結部材がアーム部
の軸方向に移動したり、連結手段ごとアーム部周方向に
回転することにより左右方向に移動したり、またこれに
よりトーションバーと連結部材間のガタが増加して力の
伝達が低下すること、等がなくなる。従って、連結部材
の効果を確実にし、前述のような効果を一層確実にでき
る。
【0042】連結手段が、連結部材端部付近の平行では
ない二辺とトーションバーのアーム部とを連結するもの
であると、連結手段自体のアーム部軸周りの回転が規制
される。従って、連結部材の左右移動を防止することが
できる。
【0043】トーションバーのアーム部に屈曲部を有す
ると、連結部材がアーム部の軸方向に移動するのを規制
する。このためアーム部の変位量が大きく、それゆえ左
右アーム部の変位差が大きく現れる端部近くに連結部材
を常に配置でき、両アーム部の変位差を小さく抑えられ
る。その結果、座面パネルの揺動が防げる。
【0044】前記トーションバー・アーム部の屈曲部が
アーム回転方向に設けられていてもまた、連結部材と同
一方向の平面に設けられていても前記同様の効果を持
つ。
【0045】トーションバー・アーム部に屈曲部を有す
ると共に、連結部材の両端折曲部にも同様な屈曲部を持
つと、連結部材のアーム部軸周りの回転が規制され、連
結部材の左右移動が防止できる。また、トーションバー
・アーム部側端部を外向きに折り曲げると、支持パネル
への左右方向の取り付けスパンをより広く設定できるた
め、パネルのロール剛性を高めることができ、振動防止
に対しより効果的となる。
【0046】連結手段が一体成型された係止クリップで
あると、連結部材のトーションバー・アーム部に対する
周方向の移動および軸方向の移動を確実に規制できるの
で、連結部材の効果を充分に引き出し、ロール方向の剛
性不足による揺動を効果的に防止できる。また、連結の
操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部破断斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す側面図である。
【図3】本発明の実施例を示す要部正面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す側面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す要部正面図である。
【図6】本発明に係る連結手段としての係止クリップを
示す斜視図である。
【図7】トーションバーの他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図8】A,B,Cよりなりトーションバーと連結部材
の連結部分を示す正面図、平面図およびAのX−X線断
面図である。
【図9】A,Bよりなり本発明の第3実施例を示す正面
図及び部分側面図である。
【図10】A,Bよりなり、本発明の第4実施例を示す
正面図および部分側面図である。
【図11】第4実施例に係る連結部材の正面図である。
【図12】A,Bよりなり、本発明の第5実施例を示す
正面図および部分側面図である。
【図13】従来例を示す斜視図である。
【図14】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 クッションフレーム 3,4,5,6 トーションバー a トーションバー・トルクバー部 b トーションバー・アーム部 7 連結部材 10 連結手段 18,28,38 係止クリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗 村 望 神奈川県横浜市金沢区福浦3丁目10番地 日本発条株式会社内 (72)発明者 花 井 利 通 神奈川県横須賀市夏島町1番地 日産自 動車株式会社内 (72)発明者 加 藤 和 人 神奈川県横須賀市夏島町1番地 日産自 動車株式会社内 (72)発明者 山 浦 弘 三 神奈川県厚木市岡津古久560−2 日産 自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−200410(JP,A) 特開 平1−104244(JP,A) 実開 平7−36786(JP,U) 実開 平7−20891(JP,U) 実開 平3−78443(JP,U) 実開 平5−70342(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 7/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロア上に設置されるクッションフレー
    ムに支持されるシートパッド支持部材は、前後の少なく
    とも一方がトーションバーによりクッションフレームに
    弾性的に支持され、 前記トーションバーは、クッションフレーム側にトーシ
    ョンバー・トルクバー部側が係合し、シートパッド支持
    部材の左右両側にトーションバー・アーム部側が係合し
    て取り付けられ、 前記アーム部周方向の移動が規制可能な連結手段とアー
    ム部軸方向の移動が規制可能な連結手段とを介して前
    左右両側のトーションバー・アーム部間が連結されてい
    ることを特徴とするシート装置。
  2. 【請求項2】 前記アーム部周方向移動規制可能な連結
    手段は、連結部材端部付近の屈曲された二辺とトーショ
    ンバーのアーム部とを連結する連結手段であることを特
    徴とする請求項記載のシート装置。
  3. 【請求項3】 前記アーム部軸方向移動規制可能な連結
    手段として、前記トーションバーのアーム部に屈曲部を
    持つことを特徴とする請求項記載のシート装置。
  4. 【請求項4】 前記トーションバー・アーム部の屈曲部
    が、アーム回転方向に設けられていることを特徴とする
    請求項記載のシート装置。
  5. 【請求項5】 前記トーションバー・アーム部の屈曲部
    が、連結部材と同一方向の平面に設けられていることを
    特徴とする請求項記載のシート装置。
  6. 【請求項6】 前記トーションバー・アーム部に屈曲部
    を有するとともに、 前記連結部材の両端折曲部にも同様
    屈曲部を持つことを特徴とする請求項記載のシート
    装置。
  7. 【請求項7】 前記連結手段は、一体成形されたクリッ
    プであることを特徴とする請求項記載のシート装置。
JP25001494A 1994-09-19 1994-09-19 シート装置 Expired - Fee Related JP3321740B2 (ja)

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