JPH05208872A - 耐火物等の保護塗料 - Google Patents
耐火物等の保護塗料Info
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- JPH05208872A JPH05208872A JP4015697A JP1569792A JPH05208872A JP H05208872 A JPH05208872 A JP H05208872A JP 4015697 A JP4015697 A JP 4015697A JP 1569792 A JP1569792 A JP 1569792A JP H05208872 A JPH05208872 A JP H05208872A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/50—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials
- C04B41/5025—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials with ceramic materials
-
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- C04B2111/00474—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
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- C04B2111/00551—Refractory coatings, e.g. for tamping
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Abstract
ことのできる保護塗料を提供すること。 【構成】 高密度焼結剤と耐熱・耐食性剤と密着性・塗
膜間強度を高める添加剤と焼結助剤と分散剤とを配合し
た。
Description
に塗布して、強固なセラミック皮膜を形成することによ
り、耐火物等の表面を保護することのできる保護塗料に
関するものである。
のような高温溶湯を、一般に取り鍋と称する容器に収容
して移動、滞留、或いは反応処理させており、かかる取
り鍋の内面には内張り耐火煉瓦を張設して、同取り鍋が
上記高温溶湯により溶けないようにしている。
火煉瓦も、近年の出鋼温度の上昇化、鋼質の高級化並び
に多様化、取り鍋内精練の採用、長時間滞留、スラグ
(ノロともいう)組成の変化、又耐用性の向上の要請等
により、高級化が進み、材質も多様化して、高アルミナ
質、マグネシア−ドロマイト質、ジルコン質、マグネシ
ア−カーボン質、クロム−マグネシア質等が使用される
ようになっている。
に、内張り耐火煉瓦の材質が高級化並びに多様化したこ
とに伴って、かかる耐火煉瓦の熱伝導率が高くなり、そ
のために内張り耐火煉瓦が冷却し易くなって、同耐火煉
瓦にスラグや地金が付着し易くなり、取り鍋内の溶解鋼
やスラグが冷却されるにしたがって、粘性が増加し、或
いは固化して内張り耐火煉瓦の表面に内張り上部(スラ
グラインともいう)におけるスラグの付着(「スラグ付
き」という)と、側壁下部(スターターともいう)及び
底部(敷ともいう)における地金の付着(「地金付き」
という)が問題となっている。
は、受鋼の繰り返しによって、付着厚が順次増大し、数
10cmになると取り鍋の容量を小さくして、受鋼に支
障をきたすと共に、製鉄効率が悪くなる。
り、取り鍋に蓋をして、取り鍋の内部が冷えないように
することにより、スラグ付きや地金付きの防止を図って
いるが、これを確実に防止することができない。
じると、酸素ランスやジェットラント等により加熱して
溶かして除去するか、又は、取り鍋を冷却して機械的に
除去してしまわなければならないが、かかるスラグ付き
や地金付きの除去作業は、その付着部分だけでなく、そ
の周辺の内張り煉瓦も損傷するために、その補修費及び
補修材使用量を増加させて、耐火物原単位の増大につな
がっている。
内張り耐火煉瓦を高温で使用していると、付着したスラ
グや地金が内張り耐火煉瓦の表面に侵入又は浸透して表
面付近に変質層ができ、それが原因となって内張り耐火
煉瓦の表面が剥落するスポーリング現象が生じる。
変質層の収縮、熱可塑性の発生、或いは変質層と未変質
層の熱膨張係数の相違等が外圧や温度変化等と組合わさ
れることによるが、このスポーリング現象によって、さ
らにスラグ付きや地金付きが順次増大するという不具合
がある。
密度焼結剤と耐熱・耐食性剤と密着性・塗膜間強度を高
める添加剤と焼結助剤と分散剤とを配合したことを特徴
とする耐火物等の保護塗料を提供せんとするものであ
る。
使用し、耐熱・耐食性剤として窒化ケイ素と酸化クロム
と酸化ジルコニアと酸化アルミニウムとを配合して使用
し、添加剤として二酸化ケイ素を使用し、焼結助剤とし
て酸化マグネシウムと酸化亜鉛と酸化ナトリウムと酸化
カルシウムとガラス粉とを配合して使用し、分散剤とし
てカルボキシメチルセルロースナトリウムとコロイド性
含水ケイ酸アルミニウムとを配合して使用したことにも
特徴を有する。
配合割合は、次の通りである。
る。
溶かして液状にして、耐火物や金属等の表面にハケやス
プレーにより塗布することも、また、保護塗料液の中に
耐火物や金属等を浸漬することによって保護膜を形成す
ることもできる。
重量割合は、1:0.3〜3とすることができる。
やメチルアルコールを使用することができる。
の表面、例えば、取り鍋の内張り耐火煉瓦の表面に塗布
して使用した場合には、同取り鍋に受鋼した際の加熱に
より、保護塗料の配合成分が化学反応を起こして、強固
なセラミック皮膜を形成し、このセラミック皮膜がスラ
グ付きや地金付きを防止すると共に、これら付着物の離
型性を良好にするものである。
や地金等の侵入や浸透を防止し、付着の原因となる変質
層の発生も防止することができるものである。
説明する。
成配合割合を示す。
料を、図1に示す製鋼用の取り鍋1の内張り耐火煉瓦側
壁1aの上部(スラグライン)に、開口端面1bと同開口端
1bより内方へ一定幅L(例えば、1000mm〜1500mm)にわ
たってハケにより2回塗布して、保護膜2を形成した。
あった。3はタンディシュ、4はモールド、5は鋼であ
る。
よって化学反応を起こし、強固なセラミック皮膜となる
ものである。
なったが、内張り耐火煉瓦側壁1aの上部にはスラグも地
金も付着していなかった。
受鋼を30チャージ行なった結果、内張り耐火煉瓦1aの
上部に20cm〜30cmのスラグ付きが生じていた。
は、保護膜2によりスラグ付きや地金付きを確実に防止
することができると共に、スラグや地金等の付着物に対
する離型効果も優れていることがわかった。
には、鍋又は鋼の種類により、スラグや地金の付着性に
バラつきがあるので、30チャージ毎に一度はスプレー
ガンにより保護塗料を吹き付けて保護膜2を形成してお
くことが好ましいこともわかった。
保護塗料を塗布して使用した場合について説明したが、
この保護塗料は、この他に溶銑鍋、取り鍋精練炉、タン
ディシュ、出銑桶、又はRH装置の内部壁、注銑鍋等の
スラグ付きや地金付きが生じる虞れのある全ての溶融金
属容器の各内張り部、トピードのスプラッシュカバー、
タンディシュカバー等の地金付きが生じる部位、又は、
耐火物表面保護を目的とした部位のすべてに使用可能な
ものである。
れる。
や金属等の表面に塗布しておき、同保護塗料を加熱され
ると、保護塗料の配合成分が化学反応を起して強固なセ
ラミック皮膜を形成するために、かかるセラミック皮膜
により被覆された耐火物等には付着物が付着しにくく、
例え付着しても容易に剥離されて、付着物が耐火物等内
に侵入又は浸透するのを防止することができると共に、
変質層の発生を防止することができる。
を防止することができるために、耐火物表面保護を目的
とするすべての部位、特に、製鉄工場において使用する
取り鍋、溶銑鍋、取り鍋精練炉、ダンディシュ出銑桶、
RH装置の内部壁、注銑鍋等のスラグ付きや地金付きが
生じる虞れのある全ての溶融金属容器の各内張り部、ト
ーピドのスプラッシュカバー、タンディシュカバー等の
地金付きが生じる部位に、保護塗料を塗布してセラミッ
ク被膜である保護膜が形成されるようにしておくことに
より、これらの耐火物等を長期間確実に保護することが
できて、メンテナンス等の費用を大幅に削減することが
できると共に、これら耐火物等の寿命を大幅に述ばすこ
とができる。
も、保護塗料を液状にして、ハケやスプレーにより塗布
したり、又、保護塗料液の中に耐火物等を浸漬すること
により、容易に行なうことができるために、かかる保護
作業を確実、かつ効率良く、しかも安価に行なうことが
できる。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 高密度焼結剤と耐熱・耐食性剤と密着性
・塗膜間強度を高める添加剤と焼結助剤と分散剤とを配
合したことを特徴とする耐火物等の保護塗料。 - 【請求項2】 a)高密度焼結剤として炭化ケイ素を使
用し、 b)耐熱・耐食性剤として窒化ケイ素と酸化クロムと酸
化ジルコニアと酸化アルミニウムとを配合して使用し、 c)添加剤として二酸化ケイ素を使用し、 d)焼結助剤として酸化マグネシウムと酸化亜鉛と酸化
ナトリウムと酸化カルシウムとガラス粉とを配合して使
用し、 e)分散剤としてカルボキシメチルセルロースナトリウ
ムとコロイド性含水ケイ酸アルミニウムとを配合して使
用したことを特徴とする請求項1記載の耐火物等の保護
塗料。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の組成物を水又は溶
剤に溶かして液状にしたことを特徴とする耐火物等の保
護塗料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4015697A JPH05208872A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 耐火物等の保護塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4015697A JPH05208872A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 耐火物等の保護塗料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05208872A true JPH05208872A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11895965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4015697A Pending JPH05208872A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 耐火物等の保護塗料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05208872A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100642679B1 (ko) * | 2005-02-25 | 2006-11-10 | 조현주 | 고온 내마모성을 향상시킨 코팅제 |
WO2007129571A1 (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Chitoshi Jinno | 熱溶融耐火断熱塗料の製造方法及びその利用方法 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4015697A patent/JPH05208872A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100642679B1 (ko) * | 2005-02-25 | 2006-11-10 | 조현주 | 고온 내마모성을 향상시킨 코팅제 |
WO2007129571A1 (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Chitoshi Jinno | 熱溶融耐火断熱塗料の製造方法及びその利用方法 |
JP2007297257A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Chitoshi Jinno | 熱溶融耐火断熱塗料の製造方法及びその利用方法 |
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