JPH05208797A - カウンタバランス型クレーン - Google Patents
カウンタバランス型クレーンInfo
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- JPH05208797A JPH05208797A JP1630292A JP1630292A JPH05208797A JP H05208797 A JPH05208797 A JP H05208797A JP 1630292 A JP1630292 A JP 1630292A JP 1630292 A JP1630292 A JP 1630292A JP H05208797 A JPH05208797 A JP H05208797A
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- counterweight
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- Jib Cranes (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Abstract
み可能として安全を確保する。 【構成】 下部走行体の走行方向と、横行走行を含めた
走行モードと、カウンタウエイト台車の車輪の向きをそ
れぞれ検出し、この検出結果に基づいて、車輪の向きが
走行モードに適合していることを条件として、台車走行
モータを下部走行体の走行方向と一致する方向に回転さ
せ、条件が整わないときにはインターロックをかけるよ
うにした。
Description
吊り負荷を分担するカウンタウエイト台車が連結されて
構成されるカウンタバランス型クレーンに関するもので
ある。
示すように、下部走行体1と上部旋回体2とを備えたク
レーン本体3と、カウンタウエイト4を搭載したカウン
タウエイト台車5とを連結部材6で連結して構成し、吊
り負荷をこのカウンタウエイト台車5で分担することに
よってクレーン能力を高めるようにしている。
ームガイライン9を介して支持するマスト、10はこの
マスト8とカウンタウエイト台車5とを連結する台車ガ
イラインである。
いて、カウンタウエイト台車5の各車輪W…を操向自在
に構成するとともに、同車輪W…を油圧モータ(以下、
台車走行モータという)で駆動して、同台車5をクレー
ン本体3に追随して図4に示すように直進走行(前、後
進)および図5に示すように旋回させるようにしたもの
は、特開昭62−16088号公報に示されているよう
に公知である。
ては、これまで、カウンタウエイト台車5を、クレーン
本体3の旋回、直進走行に追随させることのみを考慮し
ていたが、最近、たとえば建物越しに荷を吊り、そのま
ま建物沿い移動させる作業のために、図6に示すように
カウンタウエイト台車5をクレーン本体3の側方に位置
させた状態で同本体3とともに横行走行させたいという
新たな要望が出されている。
行時には、クレーン本体3の下部走行体1とカウンタウ
エイト台車5の走行方向が一致していないと、上部旋回
体2が旋回して荷揺れが生じる等の危険事態が発生す
る。
ンでは、このような問題に対してなんら対処されていな
いため、横行走行は、理論上は可能であっても、現実に
は危険回避のために行われていなかった。
件が整った状況でのみ可能として安全を確保することが
できるカウンタバランス型クレーンを提供するものであ
る。
走行駆動される下部走行体と上部旋回体とを備えたクレ
ーン本体の後方にカウンタウエイト台車が配置され、こ
のカウンタウエイト台車と上記上部旋回体とが連結部材
によって連結され、このカウンタウエイト台車は、車輪
が操向自在に構成されるとともに、この車輪が油圧モー
タによって駆動され、かつ、カウンタウエイト台車が下
部走行体に対して後方に位置する状態で走行する直進走
行モードと、カウンタウエイト台車が下部走行体に対し
て左または右側方に位置する状態で走行する横行走行モ
ードとで走行しうるように構成されたカウンタバランス
型クレーンにおいて、下部走行体の走行方向を検出する
走行方向検出手段と、走行モードを検出する走行モード
検出手段と、カウンタウエイト台車の車輪の向きを検出
する車輪方向検出手段と、上記下部走行体の油圧モータ
に対する圧油の給排を制御する本体走行モータ制御回路
と、上記台車の油圧モータに対する圧油の給排を制御す
る台車走行モータ制御回路と、これら両制御回路に対す
る駆動信号を出力する走行制御手段とを具備し、この走
行制御手段は、上記各検出手段の検出結果に基づいて、
車輪の向きが走行モードに適合していることを条件とし
て、上記台車走行モータ制御回路に車輪の回転方向が下
部走行体の走行方向と一致する方向のモータ駆動信号を
出力し、上記条件が整わないときには上記本体走行モー
タ制御回路にモータ駆動停止信号を出力するように構成
されたものである。
にあること、車輪の向きが横行走行モードに適合してい
ることを条件として、台車走行モータが、下部走行体の
走行方向に合わせて回転し、それ以外の状況下では本体
走行モータが回転せず、従って台車走行モータも回転し
ないため、横行走行は不可となる。
台車を常に同方向にのみ走行させることができるため、
横行走行時に両者の走行方向が一致しないで上部旋回体
が旋回する等の危険事態を招くおそれがなく、安全を確
保することができる。
部走行体の走行用油圧モータ(以下、本体走行モータと
いう)、12は台車走行モータ、13は本体走行モータ
11用のポンプ、14は台車走行モータ12用のポン
プ、15は本体走行モータ11に対する圧油の給排を制
御するパイロット式切換弁(以下、本体モータ制御弁と
いう)、16は台車走行モータ12に対する圧油の給排
を制御する電磁切換弁(以下、台車モータ制御弁とい
う)である。
右のクローラごとに設けられ、これらが別々に制御され
るが、説明をわかり易くするために、ここでは両側クロ
ーラが別方向に走行する場合は問題外とし、これらが同
時に同方向に走行するものとして一台だけ示している。
また、台車走行モータ12も、複数の車輪ごとに設けら
れるが、これらは常に同時に同方向に回転するため、同
じ趣旨で一台だけ示している。
運転席に設けられたリモコン弁17の操作によって正転
位置と逆転位置との間で切換わり作動し、正転位置で本
体走行モータ11が前進回転、逆転位置で同モータ11
が後進回転する。
5の両側パイロット室15a,15bとを結ぶ前進側お
よび後進側両パイロット管路18,19に前進側、後進
側両圧力スイッチ20,21が接続され、下部走行体1
の走行時に、その走行方向に応じて両圧力スイッチ2
0,21の一方がオンとなる。
らの一次圧を供給する一次側管路23にインターロック
用の電磁切換弁(以下、インターロック弁という)24
が設けられている。
24aが通電されない状態では、図のインターロック位
置イにあってリモコン弁17への一次圧の供給を停止
し、ソレノイド24aが通電されたときにインターロッ
ク解除位置ロに切換わってリモコン弁17に一次圧を供
給する。
コン弁17から本体モータ制御弁15にパイロット圧が
供給されないため、同制御弁15は中立位置に保持さ
れ、本体走行モータ11は回転しない。すなわち、後述
するように所定の走行条件が整わない状況下では下部走
行体1が走行しないようにインターロックがかけられ
る。
よび逆転側両ソレノイド16a,16bが選択的に通電
されることによって切換わり作動し、同制御弁16の正
転位置で台車走行モータ12が正転、逆転位置で同モー
タ12が逆転する。
ある。
図上側から説明すると、電源に対し、前進側圧力スイッ
チ20と前進検出リレー28の直列回路、および後進側
圧力スイッチ21と後進検出リレー29の直列回路がそ
れぞれ接続され、下部走行体の前進時(図4〜6の左方
向走行時)には前進検出リレー28が、後進時には後進
検出リレー29がそれぞれ作動する。
勢にセットされたときにオンとなる左向き検出スイッ
チ、31は図6と反対の右向き横行走行姿勢にセットさ
れたときにオンとなる右向き検出スイッチで、これらは
下部走行体1と上部旋回体2との間に設けられ、左向き
検出スイッチ30のオンによって左向き検出リレー32
が作動し、右向き検出スイッチ31のオンによって右向
き検出リレー33が作動するように構成されている。
点32a1と前進検出リレー28の第1常開接点28a
1とが直列に接続されるとともに、右向き検出リレー3
3の第1常開接点33a1と後進検出リレー29の第1
常開接点29a1とが直列に接続され、この直列回路同
士が並列に接続されるとともに、台車モータ制御弁16
の正転側ソレノイド16aがこの接点回路に対して直列
に接続されている。
接点32a1と後進検出リレー29の第2常開接点29
a2とが直列に接続されるとともに、右向き検出リレー
33の第1常開接点33a1と前進検出リレー28の第
2常開接点28a2とが直列に接続され、これら両直列
回路が並列に、そしてこの接点回路と直列に台車モータ
制御弁16の逆転側ソレノイド16bが接続されてい
る。
きで、下部走行体1が前進のとき、および図6と反対に
同台車5が右向きで、下部走行体1が後進のときには、
台車走行モータ12が正転する。
で、下部走行体1が後進のとき、および同台車5が右向
きで下部走行体1が前進のときには、台車走行モータ1
2が逆転する。
ト台車5が下部走行体1と同方向に走行するように構成
されている。
走行時と横行走行時とに適合した向き(図4の直進方
向、図6の横行方向)にセットされていることが必要と
なる。
下部走行体1の走行を停止させるインターロック機能が
働くように構成されている。
ー32,33の第2常開接点32a2,33a2が並列
に接続され、これらのいずれかがオンとなったときに作
動する横行検出リレー34が設けられている。
が横行方向にセットされたことを検出する車輪横行方向
検出スイッチ35、および車輪W…が直進方向にセット
されたことを検出する車輪直進方向検出スイッチ36
(たとえばリミットスイッチまたは近接スイッチ)がカ
ウンタウエイト台車5に設けられ、車輪横行方向検出ス
イッチ35のオンで車輪横行検出リレー37、車輪直進
方向検出スイッチ36のオンで車輪直進検出リレー38
がそれぞれ作動する。
bと車輪直進検出リレー38の常開接点38aが直列
に、横行検出リレー34の常開接点34aと車輪横行検
出リレー37の常開接点37aと前進検出リレー28の
第3常開接点28a3が直列にそれぞれ接続されてい
る。また、この第3常開接点28a3に後進検出リレー
29の第3常開接点29a3が並列に接続されている。
レー39が接続され、同リレー39の常開接点39aの
オンによってインターロック弁24のソレノイド24a
が通電されるように構成されている。
車輪Wが直進方向のときに、 同台車5が左右いずれか横向きの横行位置にあると
きは、車輪W…が横行方向で下部走行体1が前、後進の
ときに、 それぞれインターロック弁24がインターロック解除位
置ロにセットされる。
行が可能となり、これに追随してカウンタウエイト台車
5も走行しうる状態となる。
ウエイト台車5が直進時の向きであるにもかかわらず車
輪W…が図6の横行方向にあるとき、およびこれと反対
に台車5が横行位置にあって車輪W…が直進位置にある
とき等は、インターロック弁24がインターロック位置
イに切換わるため、下部走行体1の走行が停止し、台車
5の走行も不能となる。
行動作が防止され、安全が確保される。
って台車モータ制御弁16およびインターロック弁24
を制御する構成としたが、この制御をコンピュータで行
うようにしてもよい。
走行体の走行方向と、走行モード(直進走行、左右いず
れかの向きでの横行走行)と、カウンタウエイト台車の
車輪の向きをそれぞれ検出し、この各検出手段の検出結
果に基づいて、車輪の向きが走行モードに適合している
ことを条件として、台車走行モータ制御回路に車輪の回
転方向が下部走行体の走行方向と一致する方向のモータ
駆動信号を出力し、上記条件が整わないときには本体走
行モータ制御回路にモータ駆動停止信号を出力するよう
に構成したから、下部走行体とカウンタウエイト台車を
常に同方向にのみ走行させることができる。
ウンタウエイト台車の走行方向が一致しないで上部旋回
体が旋回する等の危険事態を招くおそれがなく、安全を
確保することができる。これにより、現実問題として横
行走行が可能となる。
レーンの電気制御回路図である。
す図である。
き検出スイッチ 35,36 台車の車輪の向きを検出する車輪方向検出
スイッチ 28,29,32,33,34,37,38,39 走
行制御手段を構成するリレー 24 同インターロック弁
Claims (1)
- 【請求項1】 油圧モータで走行駆動される下部走行体
と上部旋回体とを備えたクレーン本体の後方にカウンタ
ウエイト台車が配置され、このカウンタウエイト台車と
上記上部旋回体とが連結部材によって連結され、このカ
ウンタウエイト台車は、車輪が操向自在に構成されると
ともに、この車輪が油圧モータによって駆動され、か
つ、カウンタウエイト台車が下部走行体に対して後方に
位置する状態で走行する直進走行モードと、カウンタウ
エイト台車が下部走行体に対して左または右側方に位置
する状態で走行する横行走行モードとで走行しうるよう
に構成されたカウンタバランス型クレーンにおいて、下
部走行体の走行方向を検出する走行方向検出手段と、走
行モードを検出する走行モード検出手段と、カウンタウ
エイト台車の車輪の向きを検出する車輪方向検出手段
と、上記下部走行体の油圧モータに対する圧油の給排を
制御する本体走行モータ制御回路と、上記台車の油圧モ
ータに対する圧油の給排を制御する台車走行モータ制御
回路と、これら両制御回路に対する駆動信号を出力する
走行制御手段とを具備し、この走行制御手段は、上記各
検出手段の検出結果に基づいて、車輪の向きが走行モー
ドに適合していることを条件として、上記台車走行モー
タ制御回路に車輪の回転方向が下部走行体の走行方向と
一致する方向のモータ駆動信号を出力し、上記条件が整
わないときには上記本体走行モータ制御回路にモータ駆
動停止信号を出力するように構成されたことを特徴とす
るカウンタバランス型クレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1630292A JPH0825712B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | カウンタバランス型クレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1630292A JPH0825712B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | カウンタバランス型クレーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05208797A true JPH05208797A (ja) | 1993-08-20 |
JPH0825712B2 JPH0825712B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=11912751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1630292A Expired - Lifetime JPH0825712B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | カウンタバランス型クレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0825712B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017019646A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | コベルコ建機株式会社 | 移動式クレーン |
JP2017024825A (ja) * | 2015-07-17 | 2017-02-02 | コベルコ建機株式会社 | 移動式クレーン |
CN109052179A (zh) * | 2018-10-10 | 2018-12-21 | 山东省建设高压容器有限公司 | 一种水泥余热锅炉安装用桅杆吊机控制系统 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP1630292A patent/JPH0825712B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017019646A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | コベルコ建機株式会社 | 移動式クレーン |
US9850107B2 (en) | 2015-07-14 | 2017-12-26 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Mobile crane |
JP2017024825A (ja) * | 2015-07-17 | 2017-02-02 | コベルコ建機株式会社 | 移動式クレーン |
CN109052179A (zh) * | 2018-10-10 | 2018-12-21 | 山东省建设高压容器有限公司 | 一种水泥余热锅炉安装用桅杆吊机控制系统 |
CN109052179B (zh) * | 2018-10-10 | 2023-09-08 | 山东省建设高压容器有限公司 | 一种水泥余热锅炉安装用桅杆吊机控制系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0825712B2 (ja) | 1996-03-13 |
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