JPH05208783A - 巻管をローディングする装置 - Google Patents

巻管をローディングする装置

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JPH05208783A
JPH05208783A JP4243208A JP24320892A JPH05208783A JP H05208783 A JPH05208783 A JP H05208783A JP 4243208 A JP4243208 A JP 4243208A JP 24320892 A JP24320892 A JP 24320892A JP H05208783 A JPH05208783 A JP H05208783A
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delivery
raster
tube
winding
rake
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JP4243208A
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Manfred Langen
ランゲン マンフレート
Udo Teich
タイヒ ウド
Ludger August Deters
アウグスト データース ルートガー
Frank Adenheuer
アーデンホイアー フランク
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Oerlikon Barmag AG
Original Assignee
Barmag AG
Barmag Barmer Maschinenfabrik AG
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Publication date
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ケミカル糸の処理過程への巻管の導入を、完
全に自動化する。 【構成】 空管貯蔵器からコンベヤキャリッジの搬送心
棒に巻管をローディングする装置において、複数の歯を
備えたレーキ103のピッチがほぼ巻管直径に等しく、
レーキ歯が水平方向に同一平面に位置し、レーキが鉛直
方向及び歯の方向に移動可能であり、各巻管のためのデ
リバリポジションを水平平面に備えていてレーキによっ
て巻管をローディングされるラスタデリバリ113のピ
ッチが巻管直径に相当し、ラスタデリバリ113の押出
しポジション117における巻管を該押出しポジション
117から長手方向において搬送心棒に移動させる押出
し装置116が設けられ、ラスタデリバリ113に配属
された補給装置118によって、押出しポジション11
7から搬送心棒への巻管の移動後に、ラスタデリバリ1
13における巻管層がラスタピッチ1つ分だけ押出しポ
ジション117に向かってずらされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空管貯蔵器からコンベ
ヤキャリッジの搬送心棒に巻管をローディングする装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】まず初めに触れておくと、本明細書にお
いては、「空管」という概念と「巻管」という概念とは
同義語として使用されている。
【0003】上に述べたローディング装置は、紡績設備
において中断されることのない巻取り運転を保証するた
めに、必要である。このためにこの紡績設備の紡績機に
は連続的に、各巻取り過程の終了時に新たな巻管が装着
されねばならない。それというのは、巻き上げられるべ
き糸は連続的にその都度の巻取り箇所に殺到するからで
ある。
【0004】一般に、巻取り機の各巻取りスピンドルに
は、単数又は複数の巻管が装着されていて、これらの巻
管にはそれぞれ糸が供給されるようになっている。
【0005】各巻取りスピンドルの満管ボビンと相応な
数の空管との交換は、フルオートマチック式に実施さ
れ、これによって、極めて短い時間内に、連続的に殺到
する糸を、糸屑の発生なしに、新たな空管に巻き上げる
ことができる。
【0006】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2939
675号明細書に基づいて公知の、このような形式の紡
績設備のためのボビン交換装置では、糸操作キャリッジ
が作業コースにおいて巻取り機から巻取り機へと走行可
能である。糸運転キャリッジの運転は、ボビン取出しキ
ャリッジの運転に関連して行われる。この場合、その都
度始動されかつ運転される巻取り機において、満管ボビ
ンが巻取りスピンドルから引き受けられて、ボビン取出
しキャリッジに引き渡される。次いでボビン取出しキャ
リッジは、引き渡された満管ボビンをボビン搬送装置に
引き渡す。ボビン搬送装置は、多数のボビンを引き受
け、次いでこれらのボビンを個別コントロールへと搬送
し、個別コントロールにおいて、良好と見做された満管
ボビンはパッキングステーションへと移動する。
【0007】満管ボビンと空管との交換は、ドッファの
フルオートマチック式の巻取り運転において実施され
る。
【0008】本発明において「ドッファ」というのは、
巻取り機前面に沿って巻取り機から巻取り機へと走行可
能な装置のことであり、この装置は、巻取り過程の終了
時に、製造された満管ボビンの取出しを行う。この取出
し動作には、その都度運転される巻取りスピンドルから
の満管ボビンの除去と、コンベヤキャリッジへの搬出の
ための満管ボビンの引渡しとを含んでいる。
【0009】製造された満管ボビンの取出しの時点は、
ドッファによって監視されており、この場合ドッファ
が、その都度必要な数の空管を要求するようになってい
ると有利である。
【0010】特殊な構成ではドッファは付加的に次のよ
うに、すなわち、まさに運転されている巻取りスピンド
ルに、満管ボビンの取出し及び引渡し後に、新たな空管
が装着され、これによって巻取り機が巻取り運転をさら
に続けることができるように、設計されている。このよ
うなドッファについては、ドイツ連邦共和国特許出願公
告第2449415号明細書に詳しく記載されている。
この公知の構成では、ドッファのそばを通過するコンベ
ヤチェーンによって、常に、必要数の空管が案内される
ようになっている。
【0011】さらにドイツ連邦共和国特許出願公開第2
128974号明細書に基づいて、満管ボビンと空管と
を交換するボビン交換キャリッジが公知である。この公
知の構成では、空管はボビン交換キャリッジにおいて連
行され、2つのグリッパアームを用いて巻取り機の巻取
りスピンドルに引き渡されるようになっている。
【0012】さらにドイツ連邦共和国特許出願公開第2
123689号明細書に基づいて公知の走行可能なボビ
ン交換装置では、満管ボビンは走行可能なボビン搬送装
置に与えられる。次いでボビン搬送装置は個別コントロ
ールに向かって走行させられ、そこで個々の満管ボビン
が、1つずつか又は抜き取り検査式に品質検査され、そ
の後でパッキングステーションへと送られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式のローディング装置を改良して、
連続的に殺到する糸、特にケミカル糸の加工過程及び処
理過程への巻管の導入を、フルオートマチック式に実施
できるようにすることである。本発明の別の課題として
は、冒頭に述べた形式のローディング装置を、多数のケ
ミカル糸を中断なしに製造するための紡績設備において
使用することができるように、改良することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】ゆえに本発明の構成で
は、空管貯蔵器からコンベヤキャリッジの搬送心棒に巻
管をローディングする装置において、突出した複数の歯
を備えたレーキが設けられていて、レーキの歯の相互間
隔(レーキピッチ)が、ほぼ巻管直径に等しく、かつレ
ーキの歯が、水平方向に同一平面に位置しており、この
場合レーキが、鉛直方向及び歯の方向に移動可能であ
り、各巻管のためのデリバリポジションを水平平面に備
えていてレーキによって巻管をローディングされるラス
タデリバリが設けられており、この場合ラスタデリバリ
のピッチ(ラスタピッチ)が、巻管直径に相当してお
り、ラスタポジションのうちの1つ(押出しポジショ
ン)における巻管を、該押出しポジションから長手方向
において搬送心棒に移動させる押出し装置が設けられて
おり、ラスタデリバリに補給装置が配属されていて、該
補給装置によって、押出しポジションから搬送心棒への
巻管の移動後に、ラスタデリバリに載せられている巻管
層が、ラスタピッチ1つ分だけ、押出しポジションに向
かってずらされるようになっている。
【0015】
【発明の効果】本発明のように構成されていると、次の
ような利点が得られる。すなわち本発明による装置で
は、その都度多数の巻管を、レーキの歯の数に相応して
同時に空管貯蔵器から取り出すことができ、この場合次
いで巻管の個別化を、巻取りスピンドルの受容に相応し
て行うことができる。
【0016】これによって本発明による装置では、空管
貯蔵器における、スペースを節減した空管貯蔵部と、巻
取りスピンドルの個別化された空管に対するその都度の
空管需要との間において必要な結合機構が得られる。
【0017】この場合本発明は次の認識を利用してい
る。すなわち、空管貯蔵器において空管をスペースを節
減して貯蔵する場合には、空管は層状に互いに上下にか
つ互いに密に並んで配置されており、従ってレーキの歯
はその都度最上位の巻管層に進入して、最上位の巻管層
を空管貯蔵器から取り出すことができる。これによっ
て、層状に積み重ねられた空管を正確かつ確実に層状
に、糸加工又は糸処理の過程に導入することができる。
【0018】その後で、このようにして取り出された最
上位の巻管層の個別化が行われる。そして巻管層の個別
化は、押出し装置と補給装置との協働によって行われ
る。この場合重要なことは、ラスタデリバリがほぼ巻管
直径に相当するラスタピッチを有しているという事実で
ある。
【0019】この認識は本発明において、ラスタデリバ
リに載せられた巻管層を個別化するために、利用され
る。
【0020】これによってすなわち、ラスタデリバリに
おけるすべての空管は常に明確なポジションに位置して
おり、この場合各1つの空管はただ1つのラスタポジシ
ョンに配属されている。
【0021】この場合、押出しポジションに位置してい
る巻管は、前以て押出しポジションとの整合ポジション
にもたらされている搬送心棒に、巻管長手方向で押し嵌
められる。このためにコンベヤキャリッジは、手によっ
て又はオートマチック式にもしくはフルオートマチック
式に、押出しポジションにおいて位置決め可能である。
【0022】本発明の有利な構成では、個々に可動のコ
ンベヤキャリッジが互いに無関係に走行可能であり、常
に巻取りヘッドを操作するために利用される搬送システ
ムを、形成している。これによって、巻取り機の個々の
巻取りスピンドルのその都度の需要に相応したフレキシ
ブルな運転が可能になり、このようなフレキシブルな運
転によって、巻取り過程の終了時において満管ボビンを
取り出す際における待機時間を最小にすることができ
る。この結果、巻取り機のための利用率を全体として高
めることが可能である。
【0023】請求項2に記載のように構成されている
と、押出し装置のための直線駆動装置を単純に構成する
ことができ、かつ問題のない伝達機構を得ることができ
る。このような押出し装置は例えば、ニューマチック式
のピストン・シリンダ・ユニットによって簡単に実現す
ることができる。
【0024】請求項3に記載のようにラスタデリバリが
構成されていると、ラスタデリバリに載せられた巻管に
すべての側から自由に接近可能であり、かつ特に搬送心
棒への巻管の移動が妨げられることなく可能になる。し
かしながら付言しておくと、ラスタデリバリの構成は、
このような構成に限定されるものではなく、ラスタデリ
バリを例えば、位置固定のレーキから構成することも可
能である。
【0025】請求項3に記載の構成にはさらに次のよう
な利点もある。すなわちこのように構成されていると、
ラスタデリバリに一方の端面から巻管をローディングし
て、他方の端面にアンローディングすることが可能であ
る。このような通過方式によって、レーキ及び押出し装
置の運動力学的な案内は極めて単純になる。
【0026】請求項4に記載のように構成されている
と、時間的にコンベヤキャリッジの搬送心棒に巻管を装
着させる前に、まず初め、巻取りスピンドルのために必
要な数の空管を集めることができ、この結果、集められ
た空管を一緒に搬送心棒に押し嵌めることが可能であ
る。これによって本発明による装置は、巻取りボビン毎
におけるその都度種々異なった数のボビンを製造するた
めの必要性に、難無く適合することができる。
【0027】請求項5に記載のように構成されている
と、ラスタデリバリと貯蔵デリバリとは巻管の長手方向
において可能な限り小さな長さを有することができ、し
かも同時に巻管の確実な載設を実施することができる。
【0028】請求項6に記載のように構成されている
と、押出しポジションを占めている巻管の、貯蔵デリバ
リへの移動を容易に行うことができる。
【0029】さらに請求項7に記載のように構成されて
いると、巻管を装着したレーキは、水平方向における素
早い走行及び制動時にも、歯に差し込まれた巻管が失わ
れることはなくなる。
【0030】請求項8に記載のように構成されている
と、常に十分な数の空管がラスタデリバリに位置してい
ることになり、この結果、空管貯蔵器が補充されねばな
らない場合にも、巻取り運転を続けることができる。
【0031】請求項9に記載のように構成されている
と、巻管は空管貯蔵器内においてまったく同一の層をな
して互いに上下に配置されているので、レーキは常に等
しいポジションにおいて最上位の巻管層に走入すること
ができる。そしてこの特徴によって、互いに上下に位置
している巻管は、巻管が不安定なバランス状態にあるに
もかかわらず、確実にそのポジションにおいて保持され
ることになる。それというのは、それぞれ外側に位置し
ている巻管は、空管貯蔵器の壁に支持されているからで
ある。
【0032】この認識に基づいて構成された請求項9に
記載の有利な装置では、巻管の製造者のパッキングボー
ル箱を、同時に空管貯蔵器として使用することができ
る。この2重の働きによって、供給される巻管を糸加工
及び糸処理過程に問題なくもたらすことが可能になる。
【0033】請求項11、12及び13に記載された本
発明の別の構成では、ボビン製造を何倍にもすることが
可能であり、ひいては生産性を相応に向上させることが
できる。
【0034】また請求項14に記載されているように、
例えばラスタデリバリがそれ自体可動であって、その都
度1つのラスタエレメントを押出しポジションにもたら
すことができる。このためには、歩進的にラスタピッチ
で押出しポジションに向かって可動の駆動装置が働く。
【0035】請求項15に記載の有利な構成では、ラス
タデリバリが、環状の無端のコンベヤチェーンによって
形成されている。
【0036】このコンベヤチェーンは歩進的に駆動され
ても又は連続的に駆動されてもよく、この場合後者の場
合には、周速度は、ボビン交換のためのタイミングに合
わせられねばならない。
【0037】請求項18に記載された本発明の有利な構
成によって、小さな数のピッチだけ可動であるという利
点が得られる。この構成では、その都度巻管層全体が、
ラスタデリバリの互いに平行なトラフにおいて、押出し
ポジションに向かって移動させられる。この場合の移動
距離は、先行した移動サイクルの移動距離に、その都度
1つのラスタピッチを加えた値である。そしてこの動作
は、巻管層全体がコンベヤキャリッジの搬送心棒に移動
させられるまで、続く。次いでレーキによって新たな巻
管層が載せられる。
【0038】請求項19に記載されたさらに別の構成
は、押出しポジションにおける巻管の滑りを防止された
把持を可能にし、そして特に、異なった製造者及び納入
業者の巻管又は異なった製品のための巻管の種々様々な
巻管直径とは、まったく無関係である。
【0039】請求項20に記載された別の有利な構成で
は、連続的に殺到する多数のケミカル糸を24時間サイ
クルで、フルオートマチック式に製造することが可能に
なる。
【0040】
【実施例】次に図面につき本発明の実施例を説明する。
【0041】以下において特に指摘することなく述べて
いる場合には、以下における記載は、図1〜図8のすべ
てに対して共通のことである。
【0042】図1〜図7には、空管貯蔵器33からコン
ベヤキャリッジ7の搬送心棒7.1に巻管101をロー
ディングする装置100が示されている。
【0043】このローディング装置100は、特に図1
及び図2に示されているように、突出した歯104を備
えたレーキ103から成っており、このレーキ103の
各歯104の間隔105は、巻管直径106とほぼ等し
く、これらの歯は、水平に同一平面に位置している。
【0044】図1には、レーキ103が最上位の巻管層
を空管貯蔵器33から取り出した直後におけるレーキ1
03のポジションが示されている。これに対して図2に
は、レーキ103があらかじめ保持していた巻管層をラ
スタデリバリ113に引き渡した直後におけるレーキ1
03の上部ポジションが示されている。このレーキ10
3の作用についてはさらに詳しく述べる。
【0045】上に述べたことから既に分かるように、レ
ーキ103は鉛直方向(矢印107参照)及び歯104
の方向(矢印108)に移動可能である。
【0046】このためにレーキは、プラットホーム11
0に堅く取り付けられており、このプラットホーム11
0は、鉛直方向において、位置固定のスタンドパイル1
09に沿ってエレベータ状に昇降することができる。こ
のことは例えば、図示されていないねじ山付スピンドル
によって達成され、このねじ山付スピンドルは、スタン
ドパイル109の内部に回転可能に支承されていて、鉛
直方向駆動モータ111によって両方向に駆動される。
別の鉛直方向駆動装置としては、例えばハイドロリック
シリンダを用いることができる。
【0047】プラットホーム110は、レーキ103の
ために図示されていない水平なレールガイドを有してい
る。レーキは、このレールガイドに沿って水平方向駆動
モータ112を用いて歯104の方向(矢印108)に
おいて前進・後退運動可能である。
【0048】この位置固定のスタンドパイル109には
さらに、ラスタデリバリ113が不動に取り付けられて
おり、従ってこのラスタデリバリは常に図示のポジショ
ンに留まっている。
【0049】ラスタデリバリ113には、該ラスタデリ
バリに向かう方向(矢印108)へのレーキ103の接
近運動時に、空管101を載せることができる。このた
めに、ラスタデリバリ113は多数のデリバリポジショ
ン114を形成しており、これらのデリバリポジション
の数は、しかしながら、少なくともレーキ103の歯1
04の数よりも大きくなくてはならない。デリバリポジ
ション114の数がこのように設定されていると、各空
管101のために、それぞれ明確に対応させられたデリ
バリポジション114をラスタデリバリ113において
得ることができる。
【0050】デリバリポジションは、水平な平面に位置
しており、デリバリポジションのピッチ(ラスタピッチ
115)は、巻管直径106に相当している。
【0051】ローディング装置100にはさらに押出し
装置116が設けられており、この押出し装置は、ラス
タポジションのうちの1つに位置している巻管を掴み、
掴まれた巻管を長手方向で搬送心棒7.1へと移動させ
る。
【0052】当該のラスタポジションは、押出しポジシ
ョン117と呼ばれており、図示の場合では端部側のラ
スタポジション143のうちの一方である。しかしなが
らこのことは本発明の制限を意味するものではない。そ
れというのは、原則的にはデリバリポジション114の
いずれもが押出しポジション117となり得るからであ
る。
【0053】ローディング装置100にはさらに、ラス
タデリバリに配属されている補給装置118が設けられ
ており、この補給装置によって、押出しポジション11
7から搬送心棒7.1への巻管101の移動後に、ラス
タデリバリ113に載せられている巻管層119を、ラ
スタピッチ1つ分だけ、押出しポジション117に向か
ってずらすことができる。
【0054】押出し装置116及び補給装置118は、
原理的には等しく構成されているので、両者に関する記
載は一緒に行うことができる。
【0055】押出し装置116及び補給装置118は、
複動式のピストン・シリンダ・ユニット122,127
であり、ラスタデリバリに対して位置固定に保持体12
1,127に位置している。ピストン・シリンダ・ユニ
ット122,127の走出するピストンは、それぞれラ
スタデリバリに配属されており、この場合ピストン・シ
リンダ・ユニット122,127は互いに対して垂直に
方向付けられている。各ピストン・シリンダ・ユニット
122,127は、送り導管123,129及び戻し導
管124,130に接続されている。
【0056】送り導管123,129を適当に負荷する
ことによって、所属のピストン・シリンダ・ユニット1
22,127はそれぞれ送りポジション126,131
にもたらされる。
【0057】同様に、戻し導管124,130を負荷し
た場合には、所属のピストン・シリンダ・ユニット12
2,127が戻しポジション125,132にもたらさ
れる。
【0058】図2には、複動式のピストン・シリンダ・
ユニット122,127は図面を簡単化するために示さ
れていないが、このようなピストン・シリンダ・ユニッ
トはもちろんこの実施例においても設けられている。
【0059】図示の実施例の特殊性は、押出し装置12
2が押出しポジション117における巻管101をその
端面側において負荷し、巻管101をその長手方向に対
して平行に移動させるということにある。この理由か
ら、ピストン・シリンダ・ユニット122は同軸的に押
出しポジション117の前に配置されていて、正確に長
手方向において押出しポジション117内に進入する。
【0060】図1及び図2に示された実施例の別の特殊
性は、ラスタデリバリ117が互いに平行な複数のトラ
フ140から成っていて、これらのトラフがそれぞれデ
リバリポジション114を形成していることにある。こ
れらのトラフ140は、互いに密に隣接配置されてい
て、載せられた巻管層119に必要なサイドホールドを
与えており、この構成よって巻管の転動を防止すること
ができる。
【0061】図2にはさらに別の特殊性が示されてい
る。すなわちこの場合ラスタデリバリ113の押出しポ
ジション117の前にはこの押出しポジションに整合し
て、貯蔵デリバリ141が配置されている。さらに、こ
こには示されていないが図1に示されているものに相当
する押出し装置が、段階的に、ラスタデリバリの長さl
だけか又は付加的に貯蔵デリバリの長さ(L−l)だけ
シフト可能である。
【0062】従ってピストン・シリンダ・ユニット12
2は、全体として長さLの分だけ移動可能であるよう
に、寸法設定されていることが望ましい。しかしながら
この長さLは、常に、各第2の押出しサイクル時にのみ
移動されればよく、これについては以下においてさらに
述べる。
【0063】図示の実施例ではラスタデリバリ113の
長さlは、ほぼ巻管の長さに相当しており、この場合こ
の実施例においては別の特殊性、すなわち、ラスタデリ
バリの長さlが巻管の長さの2倍に相当しているという
特殊性が示されている。つまりこれによって、ラスタデ
リバリ113の長さlは、巻管101の長さか又はその
整数倍に相当することになる。
【0064】この長さlが所定されるやいなや、従って
貯蔵デリバリ141の長さ(L−l)は次のように、す
なわち、この長さがほぼラスタデリバリ113の長さl
の整数倍であるように、寸法設定することができる。図
示の実施例では、貯蔵デリバリ141の長さ(L−l)
は、ラスタデリバリ113の長さlの1倍である。
【0065】さらに別の特殊性としては次のことが挙げ
られる。すなわちこの場合貯蔵デリバリ141は、ラス
タデリバリ113の構成と一致して貯蔵トラフ142と
して構成されており、この貯蔵トラフにおいて、押出し
ポジション117に位置している巻管101が該貯蔵ト
ラフに沿って押される。
【0066】図1には破線で別の特殊性が示されてい
る。すなわちこの場合レーキ103はその長手方向軸線
においてプラットホーム110に回転可能に支承されて
いて、旋回駆動装置148を用いて回転可能であり、従
ってレーキの歯104は、破線で示されている鉛直方向
で上に向けられたポジションに旋回可能である。
【0067】さらに図1〜図7に示されているように、
押出しポジション117は一端側のラスタポジション1
43であり、補給装置118(図1参照)は、ラスタデ
リバリ113の他端側のラスタポジション144から押
出しポジション117へと移動できるように、運動可能
ある。
【0068】空管貯蔵器は、図1及び図2に示されてい
るように、立方体形状の貯蔵室145を有している。こ
の貯蔵室は、レーキ103に向いた側の鉛直平面におい
て開放している。この鉛直平面には巻管101の端面が
位置しており、従って巻管101の開口は、レーキ10
3の歯104と向かい合って位置している。
【0069】水平方向における内幅146は、巻管直径
106に1つの巻管層119における巻管101の数を
掛けた値に相当している。
【0070】空管貯蔵器は図示の実施例では、位置固定
のボール箱受容装置147内に片側が開放した状態で位
置しているボール箱149である。このボール箱は、ボ
ール箱受容装置147によって全面的に支持されてい
て、レーキの歯が走入・走出した場合における滑り出し
を防止されている。このような全面的な支持作用によっ
て、ボール箱149内における巻管101は常にレーキ
103のための走入ポジションに留まることになる。
【0071】図3にはさらに、鉛直方向で上下に位置す
る複数の(図3では2つの)搬送心棒7.1を備えたコ
ンベヤキャリッジが示されている。そしてこの場合2つ
の搬送心棒7.1には、それぞれ搬送心棒7.1の平面
に位置している2つのラスタデリバリ113が配属され
ている。各ラスタデリバリ113にはそれぞれ、押出し
装置122と補給放置127とが配属されている。
【0072】図4には、水平平面において互いに並んで
位置している2つの搬送心棒7.1を備えたコンベヤキ
ャリッジが示されている。両搬送心棒7.1に巻管を同
時にローディングするために、ラスタデリバリは2つの
押出しポジション117を有しており、両押出しポジシ
ョンにはそれぞれ1つの押出し装置が配属されていて、
これらの押出し装置はここではピストン・シリンダ・ユ
ニット122として構成されている。
【0073】図4に示された実施例ではラスタピッチ1
15は両搬送心棒7.1の間における水平方向の間隔に
相当しているので、両搬送心棒には、コンベヤキャリッ
ジを新たに位置決めする必要なしに、コンベヤキャリッ
ジ7のただ1つのローディング位置において巻管をロー
ディングすることができる。
【0074】図5に示された特殊な実施例ではコンベヤ
キャリッジは、鉛直方向において互いに上下に位置して
いる2つの搬送心棒7.1と水平方向において互いに並
んで位置している2つの搬送心棒7.1とを有してい
る。ラスタデリバリ113は、搬送心棒の間における中
心平面150を挟んで対称的であり、この場合押出しポ
ジション117はこの中心平面150を挟んで対向して
位置している。押出しポジション117と搬送心棒7.
1とはそれぞれ、互いに対して搬送ピッチの間隔Tをお
いて位置している。これについてはさらに後で図8を参
照しながら述べる。
【0075】図6には、互いに結合されている複数のデ
リバリエレメント151から成るラスタデリバリ113
が示されている。デリバリエレメント151は、巻管長
手方向軸線に対して直角な方向において押出しポジショ
ン117に向かって運動可能である。そして補給装置
は、各デリバリエレメント151を押出しポジション1
17にもたらす駆動装置152から成っている。
【0076】図7には、図1及び図2に示されたトラフ
140の1実施例が示されている。トラフ140は、位
置固定のラスタデリバリ113に、同様に位置固定に設
けられている。トラフ深さ157は、トラフの中に位置
している巻管101の外径156よりも明らかに小さい
が、しかしながら少なくとも、各巻管101が安定した
バランス状態でトラフ140内に位置するような寸法に
設定されている。
【0077】補給装置118は、巻管長手方向軸線15
8に対して垂直に、歩進的にラスタピッチ1151つ分
ずつ押出しポジション117に向かって移動可能であ
る。
【0078】すべての場合において押出し装置116は
その都度、搬送心棒7.1とは反対側に位置している巻
管101の端面に作用するようになっている。
【0079】作用形式:個別に可動のコンベヤキャリッ
ジ7は、その空の搬送心棒7.1で押出しポジション1
17のそばを通過し、この走行位置において停止する。
この場合搬送心棒7.1は押出しポジションの前におい
て該押出しポジションと整合して位置している。
【0080】押出しポジション117には、待機してい
る搬送心棒7.1が受容することのできるのと同数の巻
管101が存在する。図1に示された実施例ではこれは
2つの巻管101であり、図2に示された実施例では4
つの巻管101である。
【0081】次いで、押出し装置116の、戻しポジシ
ョン125に位置しているピストン・シリンダ・ユニッ
ト122が、搬送心棒7.1に向かって移動させられ
る。この際に、走出するピストンはその端面において押
出しポジション117における巻管列に衝突し、ピスト
ンがさらに走出する間中、この巻管列を押し動かす。ピ
ストンは、該ピストンがラスタデリバリの端部に達し、
これによって押し出された巻管列が搬送心棒7.1に差
し込まれるまで、走出する。
【0082】いまや巻管101をローディングされたコ
ンベヤキャリッジ7は、以下において図8を参照しなが
らさらに詳しく述べるように、移動する。
【0083】さらに前進させられた押出し装置122
は、戻しポジション125へと戻り、これによって、次
に充填されねばならない空の押出しポジション117を
生ぜしめる。
【0084】このために補給装置118のピストン・シ
リンダ・ユニット127は、戻しポジション132から
まず初め次の巻管列に接触するまで移動させられ、次い
でラスタピッチ1つ分だけさらに前進運動させられる。
この際に、ピストンの自由端部に設けられている押し板
159によって、巻管層119が押しずらされ、この結
果押出しポジション117は再び満たされる。
【0085】いまやピストン・シリンダ・ユニットは、
次の作業サイクルに至るまでこのポジションにおいて停
止していてもよいし、又は図示された出発位置に戻って
いてもよい。ピストン・シリンダ・ユニットを第1の可
能性のように操作すると、作業時における移動距離を可
能な限り短くすることができ、無駄な移動距離を甘受す
る必要がなくなる。また第2の可能性には、制御を簡単
化することができるという利点がある。それというの
は、遅くとも、新たな巻管層を載せる必要がある場合に
は、補給装置が邪魔にならないようにしなくてはいけな
いからである。
【0086】レーキ103は図示の実施例では、9つの
歯104を有しており、これに対してラスタデリバリ1
13は13の巻管列を受容することができる。
【0087】つまり、完全に満たされたラスタデリバリ
113を出発点とした場合に、前記動作が9回繰り返さ
れた後で、新たな巻管層119を空管貯蔵器33から取
り出して、ラスタデリバリ113に載せることができ
る。
【0088】このためにレーキ103は空管貯蔵器33
の最上位の位置に移動して、レーキの歯104を幾分持
ち上げ、次いで再び、図1に示された位置に戻る。場合
によっては、破線で示された位置への回動を行うことも
可能である。その後で、取り出された巻管層は鉛直方向
上に向かって移動させられ、この移動は、レーキ103
がほぼラスタデリバリ113の上に位置するまで、続け
られる。そしてレーキ103は、このレーキ103が、
次いで行われるラスタデリバリ113への水平方向の運
動(108)時に、供給される空管101を上からデリ
バリポジション114に載せることができるまで、上方
に位置していなくてはならない。
【0089】この場合レーキ103の各歯104には、
デリバリポジション114のうちの1つが正確に配属さ
れており、つまり各歯104の中心は、所属のトラフ1
40の上に方向付けられている。
【0090】レーキ103が下降して、レーキと共にも
たらされた巻管101の外周部がトラフ140の内周面
に接触し、かつ各巻管101の内周部が所属の歯104
ともはや接触しなくなった後で、レーキ103は、矢印
108で示された水平方向において、図2に示されたポ
ジションに移動させられ、その後で新たに、空管貯蔵器
33のためのローディング位置にもたらされることがで
きる。
【0091】これらの動作は連続的に繰り返されるの
で、従って、以下において説明する図8に記載された紡
績設備の作業段階に、機能的に容易に組み込むことがで
きる。
【0092】図8に示されているように、多数のケミカ
ル糸を中断することなく製造するための本発明による紡
績設備1は、多数の巻取り機2から成っており、これら
の巻取り機は巻取り機列3において作業コース4.1,
4.2に沿って配置されている。図8に示されている2
つの作業コース4.1,4.2は、互いに平行に方向付
けられている。各作業コースのそれぞれの側には、各1
つの巻取り機列3が、作業コース4.1,4.2に対し
て平行に配置されており、この場合個々の巻取り機の巻
取りスピンドルは垂直方向で作業コースに突入してい
る。
【0093】各作業コースには、ドッファ5がドッファ
走路5.1に該ドッファ走路に沿って走行可能に配置さ
れており、従ってドッファ5は、ドッファ走路5.1に
沿って1つの巻取り機から別の巻取り機へと走行するこ
とができる。図示の実施例では、各巻取り機列にはそれ
ぞれ1つの別体のドッファ5が配属されている。しかし
ながらまた、各作業コースにおいてただ1つのドッファ
が1つのドッファ走路上を走行するようになっていて、
このドッファ走路が両方の巻取り機列のそばを通過する
ようになっている構成も可能である。
【0094】ドッファ5は、その都度始動させられかつ
運転される巻取り機2.1,2.2,2.3,2.4に
おいて巻取りスピンドルから満管ボビン6を受け取り、
受け取った満管ボビンをコンベヤキャリッジ7に引き渡
す。この場合コンベヤキャリッジはこのために、その都
度始動させられかつ運転される巻取り機2.1,2.
2,2.3,2.4において、満管ボビンを受け取るた
めの待機位置を占めている。コンベヤキャリッジへの満
管ボビンの引渡しは、搬送心棒7.1を用いて行われ
る。これについては以下においてさらに述べる。
【0095】各作業コース4.1,4.2にはそれぞれ
1つの搬送軌道10.1,10.2が配属されている。
各搬送軌道上は、複数の個別に運動可能なコンベヤキャ
リッジ7が走行可能であり、この場合各個別のコンベヤ
キャリッジは、別体の駆動装置を有していて、それぞれ
他のコンベヤキャリッジとは無関係に停止することがで
きる。
【0096】搬送軌道は、巻取り機列の端面と中間貯蔵
器11との間を延びており、つまりコンベヤキャリッジ
はこの走路において妨げられることなく往復移動するこ
とが可能である。
【0097】このために個々の搬送軌道はそれぞれ、環
状の搬送軌道として構成されており、作業コース4.
1,4.2から中間貯蔵器11への往路30と、中間貯
蔵器11から作業コース4.1,4.2への復路31と
を有しており、この場合それぞれの環状の軌道は、作業
コース4.1,4.2において延び、かつこれらの作業
コースから中間貯蔵器11の支承コース13の端面32
のうちの1つの前まで延びている。
【0098】この場合往路と呼ばれている運動路におい
ては、巻取りスピンドルに属する満管ボビンをローディ
ングされたコンベヤキャリッジが、中間貯蔵器への満管
ボビンの引渡しに至るまで走行する。
【0099】また特殊性としては、各搬送軌道10.
1,10.2の復路31が各1つの空管貯蔵器33.1
のそばを通過するようになっていることが挙げられ、そ
こにおいて、巻取りスピンドルのために必要な空管3
3.11,33.22がコンベヤキャリッジ7の搬送心
棒7.1によって受容される。
【0100】さらに別の特殊性としては次のことが挙げ
られる。すなわち、環状の各搬送軌道10.1,10.
2の復路31は、袋小路34として作業コース4.1,
4.2に沿って延びており、作業コースにおける往路は
U字形に構成されている。そしてこの場合、中間貯蔵器
11と結合されている第1の分岐路36は、復路31の
片側に位置していて、第2の分岐路37は、作業コース
4.1,4.2の、中間貯蔵器11に向いた側の端部に
おいて終わっていて、復路31の他方の側に位置してお
り、この場合第1の分岐路36と第2の分岐路37と
は、中間貯蔵器11とは反対側の端部において、変向湾
曲部35によって結合されている。そしてさらに第1の
分岐路36と第2の分岐路37とはポイントによって復
路31と結合されている。
【0101】このために復路31は往路30の第1の分
岐路36と、転換ポイント39を介して結合されてお
り、この転換ポイントは、復路31から到来するコンベ
ヤキャリッジ7を、走行方向を転換させながら、往路3
0の第1の分岐路36に向かって導く。
【0102】さらにこのために復路31は往路30の第
2の分岐路37と、平行ポイント38を介して結合され
ており、この平行ポイントは、復路31から到来するコ
ンベヤキャリッジ7を、走行方向を維持しながら、第2
の分岐路37に向かって導く。
【0103】復路31の走行方向で見て、全部で5つの
ポイントが相前後して配置されており、この場合転換ポ
イントと平行ポイントとは交互に連続して配置されてい
る。さらに転換ポイントと平行ポイントとは互いに極め
て隣接して配置されている。
【0104】このようなポイント配置形式によって、巻
取り機のうちの1つだけが運転されればよい時に、コン
ベヤキャリッジ7がそれぞれ常にU字形の運動路全体を
循環移動する必要がなくなる。さらに、各コンベヤキャ
リッジはいかなる可能な運動路においても常にドッファ
に到着することが保証されており、そしてこの場合コン
ベヤキャリッジの突出している搬送心棒は、適正な受容
ポジションにおいてドッファに向けられている。
【0105】それぞれ作業コースのうちの1つに配属さ
れている搬送軌道は、互いに無関係に独立しており、こ
の場合搬送軌道10.1,10.2は種々異なった搬送
軌道高さI,IIで中間貯蔵器のそばを通過する。搬送
軌道高さI,IIは、互いに対して適当な鉛直方向の間
隔を有していて、両搬送軌道における個々のコンベヤキ
ャリッジが互いに接触しないようになっている。
【0106】コンベヤキャリッジによって受容された満
管ボビンは、個別コントロール8の通過後にパッキング
ステーション9にもたらされるようになっていると、有
利である。
【0107】満管ボビンは巻取り機において中断される
ことなく製造することができるので、満管ボビンを巻取
り機から位置固定の中間貯蔵器11にもたらすために、
すべてのコンベヤキャリッジは24時間運転されてい
る。
【0108】中間貯蔵器11は、複数のハイクロスバー
12から成っており、これらのハイクロスバーは、互い
に平行に配置されていて、対をなしてそれぞれの間に支
承コース13を形成している。各ハイクロスバー12
は、多数の支承心棒14を備えており、これらの支承心
棒は、支承コース13に向かって突出している。
【0109】各支承コースにおいては支承装置15が、
支承コースの両端部側21,32の間において往復動可
能である。
【0110】各支承装置はベースプラットホームを有し
ており、このベースプラットホームは車輪16を備えて
いて、1対の保持心棒18を備えたエレベータ17を有
している。保持心棒対18は、コンベヤキャリッジによ
って供給される満管ボビンを引き受けるため及び満管ボ
ビンをさらにハイクロスバーのうちの1つの支承心棒1
4に引き渡すために働き、かつ、巻取りスピンドルの満
管ボビンを引き受けるため及び引き受けた満管ボビンを
さらに個別コンベヤ20に引き渡すために働く。このこ
とについてはさらに後で述べる。いずれにせよ本発明の
特殊な構成では、保持心棒はそれぞれ対をなして設けら
れている。
【0111】保持心棒18は、エレベータを用いて高さ
移動可能であり、この場合エレベータ17は旋回軸19
を中心にして旋回可能であり、この場合支承装置15の
保持心棒はコンベヤキャリッジの搬送心棒か又は支承心
棒と整合するようになっている。
【0112】本発明の特殊な構成では、支承装置が2つ
に分割されている。そして第1の部分は支承コース13
において走行可能であり、かつ第2の部分はそれぞれ支
承コースの前において不動に位置している。この不動の
部分は、搬送軌道10.1,10.2の搬送軌道高さ
I,IIの間において高さ走行可能であり、かつ180
°だけ旋回可能である。これによって、供給された満管
ボビンはまず初め、定置の部分に引き受けられ、次いで
中間貯蔵のために走行可能な部分に引き渡される。
【0113】個別コンベヤ20は、中間貯蔵された満管
ボビンを、個別コントロール8及びパッキングステーシ
ョン9の運転中に、該個別コントロール及びパッキング
ステーションにもたらす。
【0114】このために個別コンベヤは、支承コース1
3の一方の端部側21と個別コントロール8及びパッキ
ングステーション9との間において走行可能である。
【0115】図示の実施例ではこのことは、環状の搬送
軌道22において行われる。この搬送軌道は、パッキン
グステーション9と支承コース13の端部側21との間
に、平行な迂回ループ24の形をした緩衝区間23を有
している。
【0116】この搬送軌道は、個別コンベヤによって矢
印25の方向において通過され、この場合支承コース1
3の端部側21の範囲において各個別コンベヤ20は、
支承装置を用いて満管ボビンの引渡しが行われる停止ポ
ジションにもたらされる。
【0117】満管ボビンを引き渡すために各個別コンベ
ヤ20は、保持心棒26を有しており、この保持心棒の
自由端部は、各停止ポジションにおいて水平方向で支承
コースに向けられている。3つの支承コースのうちの真
ん中の支承コースにおいてエレベータは、旋回させられ
かつ所定の高さに移動させられるようになっており、こ
の場合隣接し合う2つの個別コンベヤ20の2つの保持
心棒26は、エレベータの両保持心棒18によって同時
に操作されることができる。このことについては後でさ
らに述べる。
【0118】環状の搬送軌道22は、回転可能に支承さ
れている多数の個別の走行ローラによって形成されてい
る。
【0119】各個別コンベヤ20は、下側面がローラ軌
道に沿って延びている搬送プラットホームから成ってい
る。
【0120】この場合ボビンは搬送の間中、水平に位置
している。しかしながらパッキングは、ボビンが鉛直に
位置している状態で行われることが望ましい。このため
にボビンは90°だけ回転させられねばならない。図2
に示された実施例ではこのために、パッキングステーシ
ョン9の前に搬送プラットホーム・転換装置29が設け
られており、この搬送プラットホーム・転換装置は、そ
の上を延びている搬送プラットホームを90°方向転換
させることができる。次いで、この方向転換された姿に
おいてくさび形に示されている満管ボビンは、パッキン
グステーションに移動させられ、このパッキングステー
ションにおいてパレットに形成される。パッキングステ
ーションの後ろで、逆向きに作用する転換装置29によ
って90°の方向転換が元に戻される。
【0121】中間貯蔵器のさらに図示されていない範囲
が、個別コントロール8において比較的低品質の満管ボ
ビン28として選別された満管ボビンを中間貯蔵するた
めに、確保されているので、選別された低品質の満管ボ
ビン28を戻すために、個別コントロール8の後ろには
パッキングステーション9の迂回区間27が設けられて
いる。
【0122】さらに、各作業コース4.1,4.2には
エレベータ40と緊急運転キャリッジ41とが設けられ
ており、この緊急運転キャリッジによって、手動式の緊
急運転時に手によって緊急運転キャリッジに載せられた
ボビンは、コンベヤキャリッジのレベルに上昇可能であ
る。
【0123】満管ボビンの取扱いは次の通りである:図
示の実施例では各巻取りスピンドルにおいて4つのボビ
ンを同時に製造することができる。
【0124】各ドッファ5は、2つの互いに平行な作業
アーム42を有しており、両作業アームは互いに対して
搬送ピッチTの間隔をおいて位置していて、巻取りスピ
ンドルにおいて同時に製造されたボビンの数の半数を受
容するように設計されている。つまり図示の実施例で
は、各作業アーム42は2つの満管ボビン6を有してい
る。この動作は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開
第2939675号明細書に記載されている。
【0125】巻取り機2においてボビンの交換が望まれ
た場合には、所属のドッファ5が相応な巻取り機2.
1,2.2,2.3,2.4に移動して、自由なコンベ
ヤキャリッジ7を呼び寄せる。
【0126】各コンベヤキャリッジ7は2つの搬送心棒
7.1を有しており、両搬送心棒は、互いに対して同様
に搬送ピッチの間隔Tをおいて位置している。
【0127】呼び寄せられたコンベヤキャリッジ7は、
所属のドッファポジションにおいて位置決めされ、この
結果コンベヤキャリッジ7の搬送心棒7.1は、なお巻
取り機に向けられている作業アーム42に対して正確に
同軸的に位置している。
【0128】ドッファは、その両作業アーム42にそれ
ぞれ巻取りボビンの満管の半分、つまりここでは2つを
引き受け、次いで作業アームを180゜だけ旋回させ
る。この結果満管ボビンを装着された作業アームは、待
機しているコンベヤキャリッジの搬送心棒7.1に対応
させられ、搬送心棒と正確に整合する。ドッファはいま
や、それぞれ2つの満管ボビンをその作業アームからコ
ンベヤキャリッジの搬送心棒に移動させ、この場合コン
ベヤキャリッジは同様に2つの満管ボビンを受容するた
めに設計されている。
【0129】満管ボビンを新たにローディングされたコ
ンベヤキャリッジは、いまやローディングされた満管ボ
ビンと一緒に、搬送軌道10.1,10.2の往路30
に沿って、一方の支承コース13の端部側21の前まで
走行し、この場合各支承コース13には作業コース4.
1,4.2のうちの1つが確実に配属されている。そし
てそこではコンベヤキャリッジ7の搬送心棒7.1が支
承コースに向いており、この場合コンベヤキャリッジ
は、その搬送心棒が支承装置15のエレベータ17にお
ける保持心棒18との整合ポジションにもたらされるよ
うなポジションにおいて、停止する。支承装置15のエ
レベータ17はいまや、同様に搬送ピッチTの間隔をお
いて位置する保持心棒18を、コンベヤキャリッジが始
動した搬送高さIもしくはIIに移動させる。次いで支
承装置15は支承コース13において、支承装置15の
保持心棒18がコンベヤキャリッジ7の搬送心棒7.1
と整合するまで、コンベヤキャリッジに向かって移動し
て、各2つの満管ボビンを引き受ける。
【0130】アンローディングされたコンベヤキャリッ
ジはいまや、復路31に沿って空管貯蔵器33.1もし
くは33.2のそばを通過し、そこで、巻取りスピンド
ルのために必要な数の空管をローディングし、次いで一
時的に、袋小路34として構成された復路部分において
待機ポジションにもたらされる。この場合における待機
時間は、ドッファが空管を必要とするまで続く。
【0131】ローディングされた運転装置はいまや、支
承コース13の他方の端部側に向かって走行し、この場
合エレベータは、ハイクロスバーの互いに並んで位置す
る2つの保持心棒がふさがっていない高さに、移動させ
られる。次いで90゜だけ旋回運動が行われ、この結果
支承装置15の搬送心棒は、ハイクロスバーの自由な搬
送心棒と整合するように合致する。この後で満管ボビン
は、ハイクロスバーに引き渡されて中間貯蔵される。
【0132】これらの作用形式は、24時間の間、連続
して繰り返される。
【0133】いまや個別コントロールとパッキングステ
ーションとが示されている限りは、個別コンベヤ20が
支承コース13の一方の端部側21においてポジション
にもたらされる。各個別コンベヤ20は確かにただ1つ
の保持心棒26だけを有している。しかしながら搬送プ
ラットホームの寸法設定は、2つの搬送心棒が互いに密
に位置している2つの個別コンベヤが同様に互いの間に
搬送ピッチTの間隔を占めるように、選択されている。
【0134】このポジションにおいて支承装置15の搬
送心棒18は、両搬送プラットホーム20の両保持心棒
26との整合ポジションにもたらされることができる。
【0135】このために支承装置は、1つの階の隣接し
た2つの保持心棒から各1つの満管ボビンを取り出し、
90゜だけ個別コンベヤに向かって旋回させ、保持心棒
18を、個別コンベヤ20の保持心棒26の高さと合致
する高さに移動させる。
【0136】この後で、停止ポジションを占めている両
個別コンベヤ20が始動させられて同時にローディング
され、この結果両個別コンベヤは、個別コントロール及
びパッキングステーションに向かって出発することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す図である。
【図2】貯蔵器デリバリを備えた本発明の1実施例を示
す図である。
【図3】鉛直方向において互いに上下に位置している複
数のラスタデリバリを備えた本発明の1実施例を示す図
である。
【図4】水平方向において互いに並んで配置されている
複数の押出しポジションを備えた本発明の1実施例を示
す図である。
【図5】対称的なラスタデリバリと複数の押出しポジシ
ョンとを備えた本発明の1実施例を示す図である。
【図6】可動のデリバリエレメントを備えた本発明の1
実施例を示す図である。
【図7】ラスタデリバリの位置固定のトラフを備えた本
発明の1実施例を示す図である。
【図8】紡績設備と協働する本発明の1配置形式を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 紡績設備、 2 巻取り機、 3 巻取り機列、
4.1,4.2 作業コース、 5 ドッファ、 5.
1 ドッファ走路、 6 満管ボビン、 7コンベヤキ
ャリッジ、 7.1 搬送心棒、 8 個別コントロー
ル、 9 パッキングステーション、 10.1,1
0.2 搬送軌道、 11 中間貯蔵器、 12 ハイ
クロスバー、 13 支承コース、 14 支承心棒、
15操作装置、 16 車輪、 17 エレベータ、
18 保持心棒、 19 旋回軸、 20 個別コン
ベヤ、 21 端部側、 22 搬送軌道、 23 緩
衝区間、 24 迂回ループ、 25 矢印、 26
保持心棒、 27 迂回区間、 28 満管ボビン、
29 搬送プラットホーム・転換装置、 30往路、
31 復路、 32 端部側、 33 空管貯蔵器、
33.1 空管、 34 袋小路、 35 転換湾曲
部、 36,37 分岐路、 38 平行ポイント、
39 転換ポイント、 40 エレベータ、 41 緊
急運転キャリッジ、 42 作業アーム、 43 搬送
プラットホーム、 44 ローラ軌道、 45 走行ロ
ーラ、 46 支承台、 47 足フレーム、 100
ローディング装置、 101 巻管、 103 レー
キ、 104 歯、 105間隔、 106 巻管直
径、 107,108 矢印、 109 スタンドパイ
ル、 110 プラットホーム、 111 鉛直方向駆
動モータ、 112水平方向駆動モータ、 113 ラ
スタデリバリ、 114 デリバリポジション、 11
5 ラスタピッチ、 116 押出し装置、 117
押出しポジション、 118 補給装置、 119 巻
管層、 120 作用面、 121保持体、 122
ピストン・シリンダ・ユニット、 123 送り導管、
124 戻し導管、 125 戻しポジション、 1
26 送りポジション、 127 ピストン・シリンダ
・ユニット、 128 保持体、 129 送り導管、
130 戻し導管、 131 送りポジション、 1
32 戻しポジション、 140 トラフ、 141
貯蔵デリバリ、 142 貯蔵トラフ、 143,14
4 ラスタポジション、 145 貯蔵室、 146
内幅、 147ボール箱受容装置、 148 旋回駆動
装置、 149 ボール箱、 150中心平面、 15
1 デリバリエレメント、 152 補給駆動装置、
153 コンベヤチェーン、 154,155 スプロ
ケット、 156 外径、157 トラフ深さ、 15
8 巻管長手方向軸線、 159 押し板、 lラスタ
デリバリの長さ、 L ラスタデリバリの長さに貯蔵デ
リバリの長さを加えた長さ、 T 搬送ピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルートガー アウグスト データース ドイツ連邦共和国 レムシャイト 11 シ ラーシュトラーセ 31 (72)発明者 フランク アーデンホイアー ドイツ連邦共和国 ヴッパータール 22 バイエルエーデ 30

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空管貯蔵器からコンベヤキャリッジの搬
    送心棒に巻管をローディングする装置であって、 突出した複数の歯を備えたレーキが設けられていて、レ
    ーキの歯の相互間隔(レーキピッチ)が、ほぼ巻管直径
    に等しく、かつレーキの歯が、水平方向に同一平面に位
    置しており、この場合レーキが、鉛直方向及び歯の方向
    に移動可能であり、 各巻管のためのデリバリポジションを水平平面に備えて
    いてレーキによって巻管をローディングされるラスタデ
    リバリが設けられており、この場合ラスタデリバリのピ
    ッチ(ラスタピッチ)が、巻管直径に相当しており、 ラスタポジションのうちの1つ(押出しポジション)に
    おける巻管を、該押出しポジションから長手方向におい
    て搬送心棒に移動させる押出し装置が設けられており、 ラスタデリバリに補給装置が配属されていて、該補給装
    置によって、押出しポジションから搬送心棒への巻管の
    移動後に、ラスタデリバリに載せられている巻管層が、
    ラスタピッチ1つ分だけ、押出しポジションに向かって
    ずらされるようになっていることを特徴とする、巻管を
    ローディングする装置。
  2. 【請求項2】 押出し装置が、押出しポジションにおけ
    る巻管の端面を負荷して、該巻管をその長手方向に対し
    て平行に移動させるようになっている、請求項1記載の
    装置。
  3. 【請求項3】 ラスタデリバリが、互いに平行な複数の
    トラフから成っていて、該トラフによって各デリバリポ
    ジションが形成されている、請求項1又は2記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 ラスタデリバリの押出しポジションの前
    に該押出しポジションに整合して貯蔵デリバリが配置さ
    れており、押出し装置が段階的に、ラスタデリバリの長
    さだけか又は付加的に貯蔵デリバリの長さだけ移動可能
    である、請求項1から3までのいずれか1項記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 ラスタデリバリの長さが、ほぼ巻管の長
    さに相当しており、貯蔵デリバリの長さが、ほぼラスタ
    デリバリの長さの整数倍である、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 貯蔵デリバリが、貯蔵トラフとして構成
    されている、請求項4又は5記載の装置。
  7. 【請求項7】 レーキが走行フレームに支承されてい
    て、レーキの歯が、鉛直方向で上を向く方向に回転可能
    である、請求項1から6までのいずれか1項記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 押出しポジションが、両端部側における
    ラスタポジションのうちの一方であり、補給装置が、他
    方のラスタポジション端部側から押出しポジションに向
    かって運動可能である、請求項1から7までのいずれか
    1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 空管貯蔵器が、直方体形状の貯蔵室を有
    していて、該貯蔵室が、レーキに向いた側に位置してい
    て巻管の端面が位置している鉛直平面において、開放し
    ており、貯蔵室の水平方向における内幅が、ほぼ巻管直
    径の整数倍に相当している、請求項1から8までのいず
    れか1項記載の装置。
  10. 【請求項10】 空管貯蔵器がボール箱であり、該ボー
    ル箱が、位置固定のボール箱受容装置に合わせられてい
    る、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 鉛直方向において互いに上下に位置し
    ている複数の搬送心棒を備えた操作キャリッジが設けら
    れており、搬送心棒の数に相当する数のラスタデリバリ
    が設けられていて、該ラスタデリバリがそれぞれ搬送心
    棒のうちの1つの平面に位置しており、各ラスタデリバ
    リに配属された押出し装置と、各ラスタデリバリに配属
    された補給装置とが設けられている、請求項1から10
    までのいずれか1項記載の装置。
  12. 【請求項12】 各1つの水平平面において互いに並ん
    で位置している複数の搬送心棒を備えた操作キャリッジ
    が設けられており、搬送心棒の数に相当する数の押出し
    ポジションを備えたラスタデリバリが設けられており、
    押出しポジションの数に相当する数の押出し装置が設け
    られている、請求項1から11までのいずれか1項記載
    の装置。
  13. 【請求項13】 ラスタデリバリが、鉛直方向において
    2つに分割されており、押出しポジションが中心平面を
    挟んで互いに対向して位置している、請求項12記載の
    装置。
  14. 【請求項14】 ラスタデリバリが、連続した複数のデ
    リバリエレメントから成っており、該デリバリエレメン
    トが巻管長手方向軸線に対して直角に押出しポジション
    に向かって可動であり、補給装置が、各1つのデリバリ
    エレメントを押出しポジションにもたらす駆動装置から
    成っている、請求項1から13までのいずれか1項記載
    の装置。
  15. 【請求項15】 デリバリエレメントがコンベヤチェー
    ンを形成している、請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 デリバリエレメントが連続的に駆動さ
    れる、請求項14又は15記載の装置。
  17. 【請求項17】 デリバリエレメントが、歩進的にラス
    タピッチで駆動されるようになっている、請求項14又
    は15記載の装置。
  18. 【請求項18】 ラスタデリバリのトラフが位置固定で
    あり、補給装置が歩進的にラスタピッチで、巻管長手方
    向軸線に対して垂直に押出しポジションに向かって走行
    可能である、請求項3から13までのいずれか1項記載
    の装置。
  19. 【請求項19】 押出し装置がその都度、搬送心棒とは
    反対側に位置する巻管端面に作用するようになってい
    る、請求項1から18までのいずれか1項記載の装置。
  20. 【請求項20】 空管貯蔵器からコンベヤキャリッジの
    搬送心棒に巻管をローディングする装置が、ケミカル糸
    を連続的に製造するための紡績設備に配属されていて、
    該紡績設備が、多数の個別の巻取り機を有しており、該
    装置が、巻取り機前面に配置されていて、間に作業コー
    スを形成しており、該作業コースにおいて各巻取り機前
    面に対して平行に、個々の巻取り機を操作するためのド
    ッファが走行可能であり、該ドッファにおいて個々に可
    動のコンベヤキャリッジが、作業コースとデリバリステ
    ーションとの間における環状の軌道に沿って走行可能で
    あり、この場合空管貯蔵器が、デリバリステーションか
    ら作業コースへのコンベヤキャリッジの復路において接
    近移動させられるようになっている、請求項1から19
    までのいずれか1項記載の装置。
JP4243208A 1991-09-12 1992-09-11 巻管をローディングする装置 Pending JPH05208783A (ja)

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