JPH05208041A - 香料発生器の制御装置 - Google Patents
香料発生器の制御装置Info
- Publication number
- JPH05208041A JPH05208041A JP4016051A JP1605192A JPH05208041A JP H05208041 A JPH05208041 A JP H05208041A JP 4016051 A JP4016051 A JP 4016051A JP 1605192 A JP1605192 A JP 1605192A JP H05208041 A JPH05208041 A JP H05208041A
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- JP
- Japan
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- perfume
- generation
- fragrance
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- Pending
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、香料発生開始時に駆動電圧を可変
させ、液滴発生状態を良好にし、意図する香り環境を阻
害することなく快適な居住環境を創造することを目的と
するものである。 【構成】 本発明の香料発生器は、香料発生開始時の電
圧を設定する電圧設定手段7と、香料発生開始時を判定
する始動時判定手段8と、前記始動時判定手段8により
香料発生開始時であることを判定し、前記電圧設定手段
7により電圧を変化させる制御手段9を設けたものであ
る。
させ、液滴発生状態を良好にし、意図する香り環境を阻
害することなく快適な居住環境を創造することを目的と
するものである。 【構成】 本発明の香料発生器は、香料発生開始時の電
圧を設定する電圧設定手段7と、香料発生開始時を判定
する始動時判定手段8と、前記始動時判定手段8により
香料発生開始時であることを判定し、前記電圧設定手段
7により電圧を変化させる制御手段9を設けたものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、快適な香り空間を創造
するための香料発生器の電圧制御を行う香料発生器の制
御装置に関するものである。
するための香料発生器の電圧制御を行う香料発生器の制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の香り発生器は、卓上型のマスキン
グ効果をねらった芳香剤がよく知られているが、これら
のものはいずれも香料の自然蒸発を利用したものであ
る。
グ効果をねらった芳香剤がよく知られているが、これら
のものはいずれも香料の自然蒸発を利用したものであ
る。
【0003】また、微量液滴の吐出方法としてはよく知
られている、ドロップ・オン・デマンド型インクジェッ
トヘッドなどに使用されているピエゾ駆動のインク液吐
出装置などがあり、この方式について図面と共に説明す
る。
られている、ドロップ・オン・デマンド型インクジェッ
トヘッドなどに使用されているピエゾ駆動のインク液吐
出装置などがあり、この方式について図面と共に説明す
る。
【0004】図5において、ピエゾ駆動型のインク液滴
吐出ヘッド101の例で、振動板3に接着されたピエゾ
板2の両面に、定格の電圧と周波数を入力すると、ピエ
ゾ板2及び振動板3が変位し、圧力室4のインク31に
急激な圧力上昇を生じ、圧力室4の一部に設けられた吐
出ノズル5より微量のインク液滴を吐出させるものであ
る。
吐出ヘッド101の例で、振動板3に接着されたピエゾ
板2の両面に、定格の電圧と周波数を入力すると、ピエ
ゾ板2及び振動板3が変位し、圧力室4のインク31に
急激な圧力上昇を生じ、圧力室4の一部に設けられた吐
出ノズル5より微量のインク液滴を吐出させるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例のピエゾ振動子を用いたインク液滴吐出ヘ
ッドを香り発生器として使用した場合、駆動電圧及び駆
動周波数は一定であるため、発生中と同じ駆動電圧及び
駆動周波数では、吐出開始時に立ち上がりの負荷が大き
く安定した液滴吐出が得られなく、香り発生中にもかか
わらず香りがしない場合がある。また吐出終了時におい
ても駆動電圧、駆動周波数が一定であると液ぎれが悪
く、液滴が吐出ノズルに付着することがあり、そのため
液漏れが生じ、もれた香料から香りが漏出してしまい、
香り発生終了にもかかわらず香りがするといったこと
や、また吐出ノズルに付着した液滴により次回の発生に
支障をきたすといった問題が生じ、意図する香り環境を
阻害するという課題を有していた。
ような従来例のピエゾ振動子を用いたインク液滴吐出ヘ
ッドを香り発生器として使用した場合、駆動電圧及び駆
動周波数は一定であるため、発生中と同じ駆動電圧及び
駆動周波数では、吐出開始時に立ち上がりの負荷が大き
く安定した液滴吐出が得られなく、香り発生中にもかか
わらず香りがしない場合がある。また吐出終了時におい
ても駆動電圧、駆動周波数が一定であると液ぎれが悪
く、液滴が吐出ノズルに付着することがあり、そのため
液漏れが生じ、もれた香料から香りが漏出してしまい、
香り発生終了にもかかわらず香りがするといったこと
や、また吐出ノズルに付着した液滴により次回の発生に
支障をきたすといった問題が生じ、意図する香り環境を
阻害するという課題を有していた。
【0006】本発明は上記課題に鑑み、香料発生開始時
に駆動電圧を可変させ、液滴発生状態を良好にし、意図
する香り環境を阻害することなく快適な居住環境を創造
することを目的とするものである。
に駆動電圧を可変させ、液滴発生状態を良好にし、意図
する香り環境を阻害することなく快適な居住環境を創造
することを目的とするものである。
【0007】また、本発明は上記課題に鑑み、香料発生
終了時より一定時間手前で駆動電圧を可変させ、終了時
の液ぎれ状態を良好にし、意図する香り環境を阻害する
ことなく快適な居住環境を創造することを目的とするも
のである。
終了時より一定時間手前で駆動電圧を可変させ、終了時
の液ぎれ状態を良好にし、意図する香り環境を阻害する
ことなく快適な居住環境を創造することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の香料発生器は、香料発生器の発生時の電圧を
設定する電圧設定手段と、香料発生開始時を判定する始
動時判定手段と、前記始動時判定手段により香料発生開
始時であることを判定し、前記電圧設定手段により電圧
を変化させる制御手段を設けたものである。
に本発明の香料発生器は、香料発生器の発生時の電圧を
設定する電圧設定手段と、香料発生開始時を判定する始
動時判定手段と、前記始動時判定手段により香料発生開
始時であることを判定し、前記電圧設定手段により電圧
を変化させる制御手段を設けたものである。
【0009】また、本発明は、香料発生器の発生時の電
圧を設定する電圧設定手段と、香料発生終了時より一定
時間手前の時間を判定する終了時判定手段と、前記終了
時判定手段により香料発生終了時より一定時間手前であ
ることを判定し、前記電圧設定手段により電圧を変化さ
せる制御手段を設けたものである。
圧を設定する電圧設定手段と、香料発生終了時より一定
時間手前の時間を判定する終了時判定手段と、前記終了
時判定手段により香料発生終了時より一定時間手前であ
ることを判定し、前記電圧設定手段により電圧を変化さ
せる制御手段を設けたものである。
【0010】
【作用】上記構成による作用は、以下の通りである。
【0011】本発明は、液滴発生状態を考慮し、香料発
生開始時に駆動電圧を可変することができる。
生開始時に駆動電圧を可変することができる。
【0012】また、本発明は、液ぎれ状態を考慮し、香
料発生終了時より一定時間手前の時刻に駆動電圧を可変
することができる。
料発生終了時より一定時間手前の時刻に駆動電圧を可変
することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参考
に説明する。
に説明する。
【0014】まず、図1、図2により、本発明の第一の
実施例について説明する。図1(a)において、1は香
り発生器、2はピエゾ板、3は振動板、4は圧力室、5
は吐出ノズル、6は通気孔である。この香り発生器の発
生原理は、ピエゾ板2に一定の電圧と周波数を印加する
ことによりピエゾ板2の振動が振動板3に伝わり、圧力
室4が加圧され吐出ノズル5より液体(香料)が発生す
る。図1(b)において7は電圧設定手段、8は香り発
生器1からの信号によって開始時を判定する始動時判定
手段、9は始動時判定手段8からの信号によって電圧を
変化させる制御手段である。
実施例について説明する。図1(a)において、1は香
り発生器、2はピエゾ板、3は振動板、4は圧力室、5
は吐出ノズル、6は通気孔である。この香り発生器の発
生原理は、ピエゾ板2に一定の電圧と周波数を印加する
ことによりピエゾ板2の振動が振動板3に伝わり、圧力
室4が加圧され吐出ノズル5より液体(香料)が発生す
る。図1(b)において7は電圧設定手段、8は香り発
生器1からの信号によって開始時を判定する始動時判定
手段、9は始動時判定手段8からの信号によって電圧を
変化させる制御手段である。
【0015】図2は、上記構成によって制御される駆動
電圧の一例を示したものである。始動時判定手段8によ
り発生が開始するとき、電圧をh1まで増加し、時間t1
まで持続させた後、定格電圧に設定するというものであ
る。
電圧の一例を示したものである。始動時判定手段8によ
り発生が開始するとき、電圧をh1まで増加し、時間t1
まで持続させた後、定格電圧に設定するというものであ
る。
【0016】したがって、香料発生開始時に駆動電圧を
定格値よりも増加させ、液滴発生状態を良好にすること
ができる。
定格値よりも増加させ、液滴発生状態を良好にすること
ができる。
【0017】次に、図3、図4により、本発明の第二の
実施例について説明する。ここで第一の実施例と同一の
ものについては同一の記号を付して説明を省略する。
実施例について説明する。ここで第一の実施例と同一の
ものについては同一の記号を付して説明を省略する。
【0018】図3(b)において、10は香り発生器1
からの信号によって終了時より一定時間手前であること
を判定する終了時判定手段、11は終了時判定手段10
からの信号によって電圧を変化させる制御手段である。
からの信号によって終了時より一定時間手前であること
を判定する終了時判定手段、11は終了時判定手段10
からの信号によって電圧を変化させる制御手段である。
【0019】図4は、上記構成によって制御される駆動
電圧の一例を示したものである。終了時判定手段10に
より香料発生終了時より手前の時間t2である時、電圧
をh2まで増加し、香料発生が終了するまで持続すると
いうものである。
電圧の一例を示したものである。終了時判定手段10に
より香料発生終了時より手前の時間t2である時、電圧
をh2まで増加し、香料発生が終了するまで持続すると
いうものである。
【0020】したがって、香料発生終了時より手前の時
間に駆動電圧を定格値よりも増加させ、液ぎれ状態を良
好にすることができる。
間に駆動電圧を定格値よりも増加させ、液ぎれ状態を良
好にすることができる。
【0021】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、本発明
の香料発生器の電圧制御装置は、香料発生開始時の一定
時間だけ駆動電圧を定格運転値よりも増加させ、始動時
の液滴発生状態を良好にし、意図する香り環境を阻害す
ることなく快適な居住環境を創造することができる。
の香料発生器の電圧制御装置は、香料発生開始時の一定
時間だけ駆動電圧を定格運転値よりも増加させ、始動時
の液滴発生状態を良好にし、意図する香り環境を阻害す
ることなく快適な居住環境を創造することができる。
【0022】また、本発明の香料発生器の電圧制御装置
は、香料発生終了前の一定時間だけ駆動電圧を定格運転
値よりも増加させ、終了時の液ぎれ状態を良好にし、意
図する香り環境を阻害することなく快適な居住環境を創
造することができる。
は、香料発生終了前の一定時間だけ駆動電圧を定格運転
値よりも増加させ、終了時の液ぎれ状態を良好にし、意
図する香り環境を阻害することなく快適な居住環境を創
造することができる。
【図1】(a)は本発明の第一の実施例における香料発
生器の構造図 (b)は同電圧制御装置の回路構成図
生器の構造図 (b)は同電圧制御装置の回路構成図
【図2】同電圧制御装置による設定電圧を示すタイミン
グチャート
グチャート
【図3】(a)は本発明の第二の実施例における香料発
生器の構造図 (b)は同電圧制御装置の回路構成図
生器の構造図 (b)は同電圧制御装置の回路構成図
【図4】同電圧制御装置による設定電圧を示すタイミン
グチャート
グチャート
【図5】従来ピエゾ駆動型インクジェットヘッドの断面
図
図
1 香り発生器 2 ピエゾ板 3 振動板 4 圧力室 5 吐出ノズル 6 通気孔 7 電圧設定手段 8 始動時判定手段 9 制御手段 10 終了時判定手段 11 制御手段 31 インク 101 インク液吐出ヘッド
Claims (2)
- 【請求項1】香料発生器の発生時の電圧周波数を設定す
る電圧設定手段と、香料発生開始時を判定する始動時判
定手段と、前記始動時判定手段により香料発生開始時で
あることを判定し、前記電圧設定手段により電圧を変化
させる制御手段を具備したピエゾ駆動型の香料発生器の
制御装置。 - 【請求項2】香料発生器において、香料発生器の発生時
の電圧を設定する電圧設定手段と、香料発生終了時より
一定時間手前の時間を判定する終了時判定手段と、前記
終了時判定手段により香料発生終了時より一定時間手前
の時間を判定し、前記電圧設定手段により電圧を変化さ
せる制御手段を具備したピエゾ駆動型の香料発生器の制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016051A JPH05208041A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 香料発生器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016051A JPH05208041A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 香料発生器の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05208041A true JPH05208041A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11905784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4016051A Pending JPH05208041A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 香料発生器の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05208041A (ja) |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4016051A patent/JPH05208041A/ja active Pending
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