JPH05208016A - 気腹装置 - Google Patents

気腹装置

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JPH05208016A
JPH05208016A JP4139451A JP13945192A JPH05208016A JP H05208016 A JPH05208016 A JP H05208016A JP 4139451 A JP4139451 A JP 4139451A JP 13945192 A JP13945192 A JP 13945192A JP H05208016 A JPH05208016 A JP H05208016A
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廣治 谷川
Yutaka Yanagawa
裕 柳川
Takeo Usui
健夫 碓井
Kazuhiro Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】極力最小限の管路数で多段階の流量制御を行な
うことができる気腹効率の良い気腹装置の提供を目的と
している。 【構成】気体供給源3からの気体を気腹管14を介して
腹腔内に注入する気腹装置1において、気体供給源3か
ら気腹管14に至るガス供給ライン中に配設され単位時
間当たりの流量が異なる複数の流量調整用管路5と、こ
れら複数の流量調整用管路5の1つ以上を任意に選択し
てそれらを流通状態に切換える管路切換え手段9と、気
体供給源3からの気体を気腹管14に送気すべき流量に
応じて管路切換え手段14を制御する手段18とを具備
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腹腔内における医療処
置に必要な観察視野を確保するために、処置する腹腔内
に気体を注入してこの腹腔内部位を拡張させる気腹装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、腹腔内において例えば内視鏡観察
下で医療処置を行なう場合には、処置する腹腔内に炭酸
ガス等の気体を注入してこの腹腔内部位を拡張させ、腹
腔内処置に必要な観察視野を確保して、処置過程を十分
に把握できるようにしている。腹腔内への気体の注入に
は、ガスボンベ等の気体供給源からの気体を減圧器や弁
などによって圧力制御して腹腔内を設定圧力に保つ気腹
装置が使用される。
【0003】このような気腹装置は、例えばドイツ特許
公開公報2803646号、ドイツ特許公開公報361
1018号等に開示されている。前者は、送気流量を1
リットル/min に制限する支管とこの支管と同一もしく
は数倍に流量を高める第2の支管とを有しており、これ
ら送気流量の異なる支管のいずれかを選択使用すること
により腹腔内に送気する気体の量を変化させ、例えば腹
腔内へ気体を急速で注入する際、一度のレリーズで規定
量の気体を腹腔内に送ることができるようにしている。
【0004】また、後者は、電気的制御回路によって送
気管路の作動圧を調整する減圧器を備えており、この減
圧器における減圧動作を変化させることによって腹腔内
に送気する気体の量を制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ド
イツ特許公開公報2803646号の気腹装置は、送気
流量の異なる支管を択一的に選択使用することによって
送気流量を変化させているため、多段階の流量制御を行
なう場合にはその段階分の支管が必要となり、部品点数
が非常に多くなってしまうという問題がある。
【0006】これに対し、前記ドイツ特許公開公報36
11018号の気腹装置は、送気管路の作動圧を変化さ
せて送気流量を制限する機構であるため、変化できる流
量の範囲が限られてしまう。つまり、1リットル/min
程度の低流量と10リットル/min 以上の高流量の両方
を作動圧の変化だけで得ることはできない。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、極力最小限の管路数
で多段階の流量制御を行なうことができる気腹効率の良
い気腹装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、気体供給源からの気体を気腹管を介して
腹腔内に注入する気腹装置において、前記気体供給源か
ら前記気腹管に至るガス供給ライン中に配設され単位時
間当たりの流量が異なる複数の流量調整用管路と、これ
ら複数の流量調整用管路の1つ以上を任意に選択してそ
れらを流通状態に切換える管路切換え手段と、前記気体
供給源からの気体を前記気腹管に送気すべき流量に応じ
て前記管路切換え手段を制御する手段とを具備したもの
である。
【0009】
【作用】単位時間当たりの流量が異なる複数の管路の1
つ以上を任意に選択してこれらを組み合わせ使用するこ
とにより、1回のレリーズで腹腔内に注入できる気体の
流量を幅広く設定することができる。また、複数の管路
を組み合わせ使用するため最小限の管路数で多段階の流
量制御が行なえる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の第1の実施例を示すものである。
本実施例の気腹装置1は気体供給源としての例えばCO
2ガスが充填されたボンベ3と接続しており、ボンベ3
からのCO2 ガスを気腹管としての気腹針14を介して
腹腔内に注入するものである。
【0011】ボンベ3は、気腹装置1の内部に設けられ
た第1の減圧器6に接続チューブ2を介して接続されて
いる。第1の減圧器6は内部管路8を介して第2の減圧
器7に接続されている。これによって、ボンベ3に封入
される最大約50bar のCO2ガスを第1の減圧器6にお
いて 1〜2bar程度に減圧するとともに、第2の減圧器7
において50〜100mmHg 程度に減圧できるようになってい
る。
【0012】また、第2の減圧器7からのCO2 ガスを
下流側に導く内部管路8は途中で分岐しており、分岐さ
れた一方の管路8aの途中には、制御回路18に電気的
に接続された3方向電磁弁9aを介して、並列に配設さ
れた流量調整用管路としての2つの管路5a,5bが接
続されている。すなわち、3方向電磁弁9aの一方の出
口には送気量を1リットル/min に制限する流量調整器
10を有する第1の管路5aが接続されており、また、
3方向電磁弁9aの他方の出口には送気量を10リット
ル/min に制限する流量調整器11を有する第2の管路
5bが接続されている。そして、第1の管路5aと第2
の管路5bは、流量調整器10,11の下流側で合流
し、制御回路18に電気的に接続された閉止弁15aを
介して再び管路8aに接続されている。
【0013】また、内部管路8のもう一方の分岐管路8
bの途中には、制御回路18に電気的に接続された3方
向電磁弁9bを介して、並列に配設された流量調整用管
路としての2つの管路5c,5dが接続されている。す
なわち、3方向電磁弁9bの一方の出口には送気量を2
リットル/min に制限する流量調整器12を有する第3
の管路5cが接続されており、また、3方向電磁弁9b
の他方の出口には送気量を5リットル/min に制限する
流量調整器13を有する第4の管路5dが接続されてい
る。そして、第3の管路5cと第4の管路5dは、流量
調整器12,13の下流側で合流し、制御回路18に電
気的に接続された閉止弁15bを介して再び管路8bに
接続されている。なお、閉止弁15a,15bは、管路
5(5a〜5d),8同志の連通を制御する通常の開閉
弁としての機能の他、腹腔内の圧力が所定圧力(例えば
50mmHg)を越えた際、腹腔内に通じる管路内のCO2
スを大気に対して逃がすリリーフ弁としての機能も有し
ている。
【0014】また、分岐管路8a,8bは、閉止弁15
a,15bの下流側で合流し、再び一本の内部管路8と
して、各流量調整用管路5a,5b,5c,5dからの
CO2 ガスを一括して下流側に向け送気できるようにな
っている。なお、流量調整器10,11,12,13
は、具体的にはオリフィス管やスピードコントローラー
(管路断面を調整可能な素子)等で構成されている。
【0015】内部管路8はその下流側端部付近において
分岐している。その分岐した一方の管路の端部には気腹
針14に接続する接続チューブ4が連結されており、内
部管路8を通じて送られてきたCO2 ガスを接続チュー
ブ4を介して気腹針14に送気できるようになってい
る。また、内部管路8のもう一方の分岐管路16には制
御回路18に電気的に接続された圧力センサ17が設け
られており、この圧力センサ17によって接続チューブ
4を介して腹腔内に通じる管路16内の圧力を測定でき
るようになっている。さらに、制御回路18は操作部1
9に接続されており、この操作部19において送気圧や
流量を設定入力することによって、制御回路18を介し
て各電磁弁9a,9b,15a,15b等の動作を制御
できるようになっている。
【0016】次に、上記構成の気腹装置1の動作につい
て説明する。まず気腹当初は、気腹針14が正確に腹腔
内まで穿刺されているかどうかが確認されるまで、安全
のため低流量、例えば1リットル/min で送気する。こ
の送気動作は、術者が操作部19において、例えば流量
設定を1リットル/min に設定したり、予め設けておい
た最低速モード等を選択することによって行われる。こ
れによって、制御回路18は、内部管路8と流量調整器
10を有する第1の管路5aとが連通する方向に3方向
電磁弁9aを切り換えるとともに、閉止弁15aを開い
て、閉止弁15bを閉じる。
【0017】続いて、気腹効率向上のために高速で送気
したい場合には以下の操作によって高速送気を行なう。
なお、この高速送気は、設定圧力まで気腹を行なった
後、腹腔内で処置を行なっている最中において必要があ
る場合にも行なわれる。すなわち、内視鏡の観察下にお
いて腹腔内で治療をする場合は、気腹針14を同じく気
腹管としての図示しないトラカールに付け換え、前記ト
ラカールを通じて腹腔内にCO2 ガスを注入するととも
に、処置具を前記トラカールの内部管路を介して腹腔内
に挿通することにより腹腔内における処置を行なうが、
この処置中において、腹腔内におけるCO2 ガスの漏洩
によりCO2 ガスを補充するために、あるいは処置具で
あるレーザーや電気メスによって発生した煙を除去する
ために、早急に多量の送気をする必要があり、こうした
場合にも高速送気が行われるものである。
【0018】こうした高速の送気動作は、術者が操作部
19において、例えば流量設定を15リットル/min に
設定したり、予め設けておいた最高速モード等を選択す
ることによって行われる。これによって、制御回路18
は、内部管路8と流量調整器11を有する第2の管路5
bとが連通する方向に3方向電磁弁9aを切り換えると
ともに、内部管路8と流量調整器13を有する第4の管
路5dとが連通する方向に3方向電磁弁9bを切り換え
る。この際、閉止弁15aと閉止弁15bも共に開くよ
うに切換えられる。これによって、10リットル/min
のCO2 ガスを送気する第2の管路5bと5リットル/
min のCO2 ガスを送気する第4の管路5dから送気さ
れる合わせて15リットル/min のCO2 ガスが腹腔内
に向けて送気される。
【0019】このように、3方向電磁弁9a,9bの流
通方向、及び閉止弁15a,15bの開閉を組み合わせ
ることにより、流路は4つ(5a,5b,5c,5d)
でありながら、1,2,1+2=3,5,1+5=6,10,10+2=12,10+5=15
の8通りの送気流量を設定することができる。
【0020】なお、腹腔内の圧力上昇にともなって送気
流量が自動的に高速→中速→低速となるよう構成しても
よい。すなわち、腹腔内の圧力を測定する圧力センサ1
7の信号に基づいて制御回路18が電磁弁9,15等を
制御し、CO2 ガスの流れる流路(5a,5b,5c,
5d)が自動的に切換わるようにする。
【0021】以上説明したように、上記構成の気腹装置
1は、単位時間当たりの流量が異なる複数の管路(5a
〜5d)の1つ以上を任意に選択してこれらを組み合わ
せ使用するという簡単な構成によって、腹腔内に注入す
べきCO2 ガスの流量を幅広く設定することができるた
め、極力最小限の管路数で低速送気による安全圧力下で
の気腹と高速送気による迅速な治療を同時に達成するこ
とができ、気腹効率の向上を図ることができる。
【0022】図2は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。本実施例の気腹装置25は、腹腔内の圧力を測定
する機構が第1の実施例と異なるのみであり、その他の
構成は第1の実施例と同一であるので、図2において図
1と同一の部材については同一符号を付してその説明を
省略する。
【0023】本実施例の気腹装置25においては、流量
調整器10,11と閉止弁15aとの間であって、第1
の管路5aと第2の管路5bの合流点の下流側に、制御
回路18に電気的に接続された閉止弁22aと中間タン
ク20aが配置されている。また、同様に、流量調整器
12,13と閉止弁15bとの間であって、第3の管路
5cと第4の管路5dの合流点の下流側に、制御回路1
8に電気的に接続された閉止弁22bと中間タンク20
bが配置されている。さらに、中間タンク20a,20
bにはそれぞれ圧力センサ21a,21bが接続されて
おり、圧力センサ21a,21bは制御回路18に電気
的に接続されている。
【0024】次に、上記構成の気腹装置25の動作につ
いて説明する。まず、気腹当初における低流量(1リッ
トル/min )の安全送気動作は、第1の実施例と同様、
術者が操作部19において例えば流量設定を1リットル
/min に設定したり予め設けておいた最低速モード等を
選択することによって行われる。これによって、制御回
路18は、内部管路8と流量調整器10を有する第1の
管路5aとが連通する方向に3方向電磁弁9aを切り換
えるとともに、閉止弁15a,22aを開いて、閉止弁
15bを閉じる。
【0025】この安全送気動作によって一定時間送気さ
れた後、閉止弁15aが閉じられると同時に、閉止弁1
5bも閉じられたまま、例えば中間タンク20b内の圧
力がP1 =30mmHgになるまで閉止弁22bが開かれる。
圧力センサ21bによる圧力信号によって中間タンク2
0b内の圧力がP1 =30mmHgに至ったことを検知した
ら、制御回路18は閉止弁22bを閉じて閉止弁15b
を開く。この時、中間タンク20b内(圧力30mmHg)と
腹腔内との間に差圧がある場合には、中間タンク20b
内のCO2 ガスが腹腔内へ流れる。この送気中、例えば
ある時間間隔で中間タンク20b内の圧力を3点(a,
b,c)測定すると、中間タンク20b内(圧力30mmH
g)と腹腔内との差圧が大きい場合には、図2の(b)
に示すように中間タンク20b内の圧力が一瞬に下がる
(P0 はその際の平衡圧力。)その後、同様の操作によ
って送気を繰り返し、中間タンク20b内(圧力30mmH
g)と腹腔内との差圧が小さくなると、図2の(c)に
示すように中間タンク20b内の圧力降下の勾配が緩や
かとなり、3点(a,b,c)の圧力測定値(a点の圧
力…Pa 、b点の圧力…Pb 、c点の圧力…Pc )によ
り以下の式(1)(2)から腹腔内の圧力P2 を間接的
に算定することができる。
【0026】
【数1】
【0027】
【数2】
【0028】腹腔内の圧力P2 のこのような演算は制御
回路によって行なわれる。そして、気腹装置1はこのよ
うな腹腔内圧力P2 の測定を行ないながら送気を続け、
腹腔内を設定圧に気腹する。なお、気腹中における送気
流量等の設定は第1の実施例と同様の操作によって、単
位時間当たりの流量が異なる複数の管路(5a〜5d)
を任意に選択して組み合わせ使用すればよい。これによ
って、第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0029】なお、上記各実施例とも、流量調整器1
0,11,12,13の設定流量を1,2,5,10リ
ットル/min の組み合わせとしているが、この設定流量
は任意でよく、また、選択する管路(5a〜5d)の数
も4本である必要はない。
【0030】なお、単に送気流量を変化させるには図3
の(a)に示す構成のものでも可能である。すなわち、
図3の(a)に示す気腹装置30は、5個の電磁弁23
a,23b,23c,23d,23eが第2の減圧器2
8と接続チューブ4との間で並列に接続されている。第
2の減圧器28は制御回路29と電気的に接続されると
ともに、制御回路28からの電気信号に比例した出口ガ
ス圧力が得られるようになっている。また、電磁弁23
a,23b,23c,23d,23eは、それぞれ制御
回路29と電気的に接続されるとともに、それぞれ同じ
有効断面積を有しており、同じ圧力下ではほぼ同じ流量
が得られるようになっている。その他の構成は図1と同
一であり、同一符号を付してその説明を省略する。
【0031】したがって、気腹装置30は、制御回路2
9によって、電磁バルブ群23a,b,c,d,eを開
閉制御あるいは第2の減圧器28の出口ガス圧力を変化
させることで腹腔内への送気流量を変化させることがで
きる。
【0032】しかしながら、この構成にあっては、さら
に、設定圧力値付近において生じるオーバーシュートを
抑制できるという機能を有している。(無論、前述した
第1、第2の実施例および後述する第3の実施例におい
ても可能である。)
【0033】すなわち、第2の減圧器28の圧力を一定
(例えば50mmHg)とし、図3の(b)の上段に示すよう
に1つの電磁弁23の開閉動作を一定間隔で繰り返す場
合(送気流量を例えば2リットル/min とする。)、腹
腔内の圧力は図3の(b)の下段に示すように変動す
る。つまり、腹腔内の圧力が設定値P(例えば10mmHg)
に達するまでには比較的時間を要し、送気流量が2リッ
トル/min と比較的大きい場合(本例の場合)には設定
値付近でオーバーシュートyが大きくなってしまう。ま
た、腹腔からガスが漏れた場合(図中xで示す。)の補
充時間も送気流量が変わらないため比較的長い時間を要
してしまう。
【0034】しかし、図3の(a)に示す構成のものに
おいては、第2の減圧器28の圧力を可変(例えば50〜
200mmHg )とし、5個の電磁弁23の開閉個数を任意に
調整して送気すれば、図4の(a)に示すように設定圧
付近で最小流量(例えば、電磁弁1個のみを開放した
り、第2の減圧器の出口圧力を50mmHgとする。)を得る
ように変化させることによって、短時間で腹腔内を設定
圧にするとともに、設定圧付近でのオーバーシュートを
最小限に抑えることができる。
【0035】すなわち、図4の(a)の上段に示すよう
に、送気開始時においては、電磁弁23を全て開放した
り第2の減圧器28の出口圧力を200mmHg にするなどし
て送気流量を高く設定しておく。その後、電磁弁23の
開放個数を減らしたり第2の減圧器28の出口圧力を下
げるなどして次第に送気流量を減少させていき、設定圧
付近において最小流量(例えば、電磁弁1個のみを開放
したり、第2の減圧器の出口圧力を50mmHgとする。)を
得るようにする。
【0036】また、腹腔内からガスが漏れて腹腔内の圧
力が急激に下降した場合でも、制御回路18が、腹腔内
の圧力を測定する圧力センサ17の信号に基づいて、下
降時の腹腔内圧力値と設定圧との差圧を求め、この差圧
から電磁弁23の開放個数あるいは第2の減圧器28の
出口圧力を決定し、適切な送気量が補充されるよう制御
動作を行なえば、オーバーシュートを最小限に抑えつつ
安全圧力下で急速に補充することができる。
【0037】なお、図4の(a)の上段に示す縦軸の流
量は電磁弁23の開放数及び第2の減圧器28の出口圧
力に応じて決まるものである。また、横軸を電磁弁23
の開放時間とした場合、縦軸の流量と横軸の電磁弁23
の開放時間とで囲まれる矩形面積が腹腔内に注入される
積算流量となる。
【0038】ところで、同一の電磁弁を絶えず駆動させ
ていると、その電磁弁の寿命が他の電磁弁に比べて短く
なる。そこで、開放される電磁弁が1つでよい場合に
は、図4の(b)のタイムチャートに示すように、1回
の動作ごとに開放駆動される電磁弁が23a→23b→
23c・・・と順次切り換えられるようにするとよい。
また、同様に、開放される電磁弁が2つでよい場合に
は、図4(c)のタイムチャートに示すように、1回の
動作ごとに開放駆動される電磁弁が23aと23b→2
3cと23d→23eと23a・・・と順次切り換えら
れるようにする。無論、3個及び4個駆動時も同様に順
次切り換え制御し、5個全部を駆動する場合のみ同時に
作動させることになる。なお、このように電磁弁23の
駆動を平均化する動作は通常ソフトウエアを用いて行な
う。以下、その動作を図5のフローチャートを参照しつ
つ説明する。
【0039】まず、32で動作が開始すると、34の動
作入力待機状態となる。ここで初期注入流量(例えば1
5リットル/min)や設定圧(例えば10mmHg) が設定され
ると、36で開放駆動される電磁弁の数(例えば5個)
が自動的に選択され、38で電磁弁の開放駆動が開始さ
れる。続いて40で開放駆動がまだ終了していない場合
には、42で腹腔内の圧力測定が行われる。ここで測定
圧が設定圧をオーバーしていない場合には36のルーチ
ンに戻るが、測定圧と設定圧との差圧が小さくなるにつ
れて、電磁弁の開放個数が自動的に減少するように変換
される。38では電磁弁の開放個数に応じて、図4の
(b)(c)のタイムチャートに示す動作をする。
【0040】腹腔内が設定圧に達すると44で電磁弁の
開放駆動動作が停止して待機状態となる。46で終了し
なければ48で再度腹腔内の圧力が測定され、測定圧が
設定圧より下がっていれば再び36から電磁弁の動作が
開始される。40及び46で図示しない電源スイッチが
OFFされたり停止スイッチ等が作動されると全動作が
終了する。
【0041】なお、図3の構成においては、電磁弁23
の開放駆動を平均化する動作、すなわち電磁弁23のタ
イミングを切り換える動作をソフトウェアによって行な
ったが、図6に示す気腹装置50のように、パルスカウ
ンタ54を用いて行なってもよい。このパルスカウンタ
54には各電磁弁23a,23b,23c,23dが接
続されており、パルスカウンタ54は制御回路52に接
続されている。この構成では、パルスカウンタ54が各
電磁弁23a,23b,23c,23dの動作回数を計
測してその情報を制御回路52に送り、制御回路52は
この情報に基づいて電磁弁23を平均化して作動させ
る。
【0042】また、送気流量の変化は、前述したよう
に、複数の管路を用いた電磁弁の開放個数や開放時間、
第2の減圧器28の出口圧力値を制御することによって
行なうことができるが、図7に示すようなマスフローコ
ントローラ64を用いることによっても行なうことがで
きる。
【0043】このマスフローコントローラ64は第2の
減圧器7と接続チューブ4とを繋ぐガス供給ライン中に
配置されており、制御回路62によってその出口流量が
変化するようになっている。マスフローコントローラ6
4内にはガスの流量を制御するコントロールバルブが組
み込まれており、このコントロールバルブは、ポテンシ
ョメータ等の外部からの設定電圧によって、設定流量の
ガスを送気するよう制御されるものである。
【0044】この構成では、操作部19で設定された流
量値に対応する信号が制御回路62からマスフローコン
トローラ62に入力される。したがって、気腹当初は例
えば15リットル/min と高速で送気し、次第に減速し
ながら設定圧力近傍では例えば1リットル/min の低速
で送気するように自動制御することが可能である。な
お、フローコントローラ64では入力信号に応じて単位
時間当たりの流量をアナログ式に制御できる。このよう
に、本構成の気腹装置60は簡単な構成で連続的に流量
を切り換えられるため、より圧力変動の少ない正確な送
気制御を行なうことができる。
【0045】図8は本発明の第3の実施例を示すもので
ある。なお、図8において図1と同一構成のものについ
ては、同一符号を付してその説明を省略する。本実施例
の気腹装置65はCO2 ガスが充填されたガスボンベ3
と接続している。ガスボンベ3は2つのガスボンベ3
a,3bからなる。
【0046】ガスボンベ3a,3bと接続チューブ2と
の間には逆止弁70,70が配設されている。この逆止
弁70,70は、2つのガスボンベ3a,3bのいずれ
かが空になった場合に、その空になったガスボンベを外
してもガスが外部に漏れてしまうことがないように備え
られているものである。
【0047】また、逆止弁70,70より下流側の接続
チューブ2にはボンベ圧センサ71が設けられている。
このボンベ圧センサ71は、ガスボンベ3の圧力を検出
して、その内容量を表すことができる。
【0048】また、ボンベ圧センサ71より下流側に配
置された第1の減圧器6と第2の減圧器7との間にはリ
リーフ弁72が備えられている。このリリーフ弁72
は、ガスボンベ3からのガスを1〜2bar に減圧する第
1の減圧器6が故障して、第1の減圧器6からの減圧ガ
スの圧力が3bar を越えてしまった場合に、余分なガス
を大気に放出して、過大な圧力が第2の減圧器7に掛か
るのを防止する安全弁として働くようになっている。
【0049】第2の減圧器7からのCO2 ガスを下流側
に導く内部管路8は3方向電磁弁73を介して2つの管
路80a,80bに分岐しており、分岐された一方の管
路80aはさらに3方向電磁弁74を介して流量調整用
管路としての2つの管路90a,90bに分岐してい
る。このうち、管路90bは、流量計としての差圧セン
サ86によって、第2の減圧器7から送られてくるCO
2 ガスを約16リットル/min の流量に調整できるよう
になっている。また、管路90aには第1の流量調整器
82と第2の流量計としての差圧センサ85とが設けら
れており、これによって管路90aは第2の減圧器7か
ら送られてくるCO2 ガスを約8リットル/min の流量
に調整できるようになっている。
【0050】また、管路90aは、3方向電磁弁75を
介して、流量調整用管路としての管路100aと、管路
100bとに分岐されている。流量調整用管路としての
管路100aは、第2の流量調整器83によって、3方
向電磁弁75を介して送られてくるCO2 ガスを約1リ
ットル/min の流量に調整できるようになっている。つ
まり、流量調整用管路90aと流量調整用管路100a
とを3方向電磁弁75を介して直列に接続することによ
って、これら2つの管路90a,100aを流れるCO
2 ガスは、流量調整器82によって8リットル/min に
一旦絞られた後、流量調整器83によって1リットル/
min に調整されるとともに、流量調整用管路90aから
3方向電磁弁75を介して管路100bに流れるCO2
ガスは流量調整用管路90aにおける送気流量(約8リ
ットル/min )を維持されたまま送気されることとな
る。
【0051】なお、管路90b,100a,100bは
下流側で再び合流し、3方向電磁弁76を介して接続チ
ューブ4に接続されている。そして、3方向電磁弁76
の通電時には管路90b,100a,100bのいずれ
かが接続チューブ4に接続されるとともに、3方向電磁
弁76の非通電時には圧力スイッチ87と接続チューブ
4とがつながるようになっている。
【0052】一方、初めに分岐された管路80bはその
下流側に2つの2方向電磁弁77,78を有しており、
これら2方向電磁弁77,78の間には中間タンク79
が設けられている。また、この中間タンク79には圧力
センサ84が接続されている。なお、制御回路88には
図8の点線で示すように各種電磁弁やセンサ類および操
作部19が電気的に接続している。
【0053】次に、上記構成の気腹装置65の動作を説
明する。まず気腹当初は、気腹針14が正確に腹腔内ま
で穿刺されているかどうかが確認されるまで、安全のた
め低流量、例えば1リットル/min で送気する。この送
気動作は、術者が操作部19において、例えば流量設定
を1リットル/min に設定したり、予め設けておいた最
低速モード等を選択することによって行われる。これに
よって、制御回路88は、内部管路8と、流量調整器8
2を有する管路90aと、流量調整器83を有する管路
100aとが連通する方向に3方向電磁弁73,74,
75を切り換えるとともに、3方向電磁弁76に通電し
て管路100aと接続チューブ4とを接続する。
【0054】1リットル/min で一定時間送気したら、
今度は、内部管路8と管路80bとが連通する方向に3
方向電磁弁73を切換え、圧力センサ84によって腹腔
内の圧力を測定する。この圧力測定は前述した第2の実
施例と同様の方法によって行なう。すなわち、電磁弁7
7を開くとともに電磁弁78を閉じて、タンク79内の
圧力が約50mmHgになるまでCO2 ガスをタンク79内
に充填した後、電磁弁77を閉じ、電磁弁78を開い
て、その際に減衰するタンク79内の圧力の変化を測定
して腹腔内の圧力を算出する。
【0055】こうした1リットル/min での低速送気と
腹腔内の圧力測定とは、3方向電磁弁73の方向切換え
と3方向電磁弁76の開閉を断続的に行なうことによっ
て、交互になされる。この場合、第2の減圧器7による
減圧値は必ずしも正確に一定となるわけではないため、
差圧センサ85による計測値に基づいて制御回路88が
3方向電磁弁76の開閉時間を変え、気腹針14への送
気量を正確に1リットル/min に制御することができる
ようになっている。
【0056】続いて、第1の実施例においても説明した
ように、気腹針14を図示しないトラカールにつけ替
え、腹腔内の内視鏡による観察及び治療を行なう場合
は、ガスの漏洩に対する補充や図示しないレーザや電気
メスによって発生した煙の除去を行なう必要があるが、
この場合には、腹腔内にCO2 ガスを高速で送気する。
【0057】こうした高速の送気動作は、術者が操作部
19において、例えば流量設定を16リットル/min に
設定したり、予め設けておいた最高速モード等を選択す
ることによって行われる。これによって、制御回路88
は、内部管路8と流量調整管路90bとが連通する方向
に3方向電磁弁73を切り換えるとともに、3方向電磁
弁76に通電して管路100aと接続チューブ4とを接
続する。なお、この場合も送気流量を正確に16リット
ル/min に制御するために、流量センサ86の計測値に
基づいて制御回路88が3方向電磁弁76の開閉時間を
制御する。
【0058】また、術者が低速モード(約1リットル/
min )や高速モード(約16リットル/min )以外の流
量で送気したい場合、例えば2〜8リットル/min の流
量で送気したい場合には、内部管路8と、最大で8リッ
トル/min を送気することができる管路90aと、管路
100bとが連通する方向に3方向電磁弁73,74,
75が切り換えられる。そして、例えば4リットル/mi
n の流量で送気する場合は、3方向電磁弁76の開放時
間を8リットル/min の場合の1/2の時間に短縮す
る。また、9〜16リットル/min の流量で送気したい
場合には、内部管路8と、最大で16リットル/min を
送気することができる管路90bとが連通する方向に3
方向電磁弁73,74が切り換えられる。そして、例え
ば12リットル/min の流量で送気する場合は、3方向
電磁弁76の開放時間を16リットル/min の場合の3
/4の時間に短縮する。
【0059】なお、腹腔内の圧力上昇にともなって送気
流量が自動的に高速→中速→低速となるよう構成するこ
ともできる。すなわち、腹腔内の圧力を測定する圧力セ
ンサ84の信号に基づいて制御回路88が各種電磁弁を
制御し、CO2 ガスの流れる流路が自動的に切換わるよ
うにすればよい。
【0060】このように、本実施例の気腹装置65は、
8→90a→100a(1リットル/min )、8→90
a→100b(8リットル/min )、8→80b(16
リットル/min )の3方向の流路によって送気流量を3
種類に大別し、その間の流量については3方向電磁弁7
6の開閉時間を制御することにより単位時間当たりの流
量を変化させることができるようになっている。
【0061】以上説明したように、本実施例の気腹装置
65は、3方向電磁弁73,74,75の切換え操作に
よって流量調整用管路90a,90b,100aを選択
するだけでなく、3方向電磁弁76の開閉時間を変える
ことによっても、単位時間当たりの送気流量を変化させ
ることができるとともに、3方向電磁弁76の開閉時間
を変えることで正確な流量制御を行なって、減圧器7等
における設定圧の誤差を補償することができる。したが
って、第1の実施例と同様の作用効果を有するととも
に、流量の異なる複数の管路の一部を直列に配列したこ
とにより、さらに簡単な構成で低速送気による安全圧力
下での送気と高速送気による迅速な治療を同時に達成す
ることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、単位時間
当たりの流量が異なる複数の流量調整用管路の1つ以上
を任意に選択してこれらを組み合わせ使用するという簡
単な構成によって、1回のレリーズで腹腔内に注入でき
る気体の流量を幅広く設定することができるため、極力
最小限の管路数で低速送気による安全圧力下での気腹と
高速送気による迅速な治療を同時に達成することがで
き、気腹効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す気腹装置の回路図
である。
【図2】(a)は本発明の第2の実施例を示す気腹装置
の回路図、(b)は気腹初期における(a)の気腹装置
の中間タンク内の圧力降下を示すグラフ、(c)は気腹
がある程度された状態における(a)の気腹装置の中間
タンク内の圧力降下を示すグラフである。
【図3】(a)は送気流量を変化させる気腹装置の回路
図、(b)は従来の気腹装置において電磁弁の開閉動作
を一定間隔で繰り返した場合における送気流量と圧力の
時間に対する変化を表したグラフである。
【図4】(a)は図3の気腹装置において電磁弁の開閉
動作を一定間隔で繰り返した場合における送気流量と圧
力の時間に対する変化を表したグラフ、(b)は開放さ
れる電磁弁が1つでよい場合における電磁弁の切り換え
動作を示すタイムチャート、(c)は開放される電磁弁
が2つでよい場合における電磁弁の切り換え動作を示す
タイムチャートである。
【図5】図3の気腹装置の電磁弁の切り換え動作手段を
示すフローチャートである。
【図6】送気流量を変化させる気腹装置の他の例を示す
回路図である。
【図7】送気流量を変化させる気腹装置の他の例を示す
回路図である。
【図8】本発明の第3の実施例を示す気腹装置の回路図
である。
【符号の説明】
1,25,65…気腹装置、5a,5b,5c,5d,
80b,90a,100a…流量調整用管路、9a,9
b,73,74,75…3方向電磁弁(管路切換え手
段)、10,11,12,13,82,83,86…流
量調整器、18,29,88…制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳川 裕 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 碓井 健夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高橋 和裕 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体供給源からの気体を気腹管を介して
    腹腔内に注入する気腹装置において、前記気体供給源か
    ら前記気腹管に至るガス供給ライン中に配設され単位時
    間当たりの流量が異なる複数の流量調整用管路と、これ
    ら複数の流量調整用管路の1つ以上を任意に選択してそ
    れらを流通状態に切換える管路切換え手段と、前記気体
    供給源からの気体を前記気腹管に送気すべき流量に応じ
    て前記管路切換え手段を制御する手段とを具備したこと
    を特徴とする気腹装置。
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