JPH0520703Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0520703Y2 JPH0520703Y2 JP16933787U JP16933787U JPH0520703Y2 JP H0520703 Y2 JPH0520703 Y2 JP H0520703Y2 JP 16933787 U JP16933787 U JP 16933787U JP 16933787 U JP16933787 U JP 16933787U JP H0520703 Y2 JPH0520703 Y2 JP H0520703Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- cup container
- paper cup
- microwave heating
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 5
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- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
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- Package Specialized In Special Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は電子レンジ加熱調理用の紙カツプ容器
に関する。
に関する。
〈従来の技術〉
導電性の薄膜層を有するマイクロ波発熱体を設
けた食品容器は従来より数多く提案されている。
これらは家庭用電子レンジ等によるマイクロ波加
熱により加熱効率を上げたり、食品に焦げ目を付
ける手段として有効であり、その実用性は極めて
高く評価できるものである。しかしながらこのよ
うなものを用いて紙カツプ容器の底部を形成する
場合に第３図に示すように底部２が断面∩形状で
あると内容物食品、特に油分の多い食品（例えば
ポツプコーン）においては胴部との接合手段にも
よるが接合部に剥離が起こり油分がしみですとい
う問題点があつた。
けた食品容器は従来より数多く提案されている。
これらは家庭用電子レンジ等によるマイクロ波加
熱により加熱効率を上げたり、食品に焦げ目を付
ける手段として有効であり、その実用性は極めて
高く評価できるものである。しかしながらこのよ
うなものを用いて紙カツプ容器の底部を形成する
場合に第３図に示すように底部２が断面∩形状で
あると内容物食品、特に油分の多い食品（例えば
ポツプコーン）においては胴部との接合手段にも
よるが接合部に剥離が起こり油分がしみですとい
う問題点があつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
本考案は上記の問題点を解決しようとするもの
であり、油分の多い内容物食品においてもマイク
ロ波加熱時に接合部よりの油のしみ出しがない紙
カツプ容器を得るものである。
であり、油分の多い内容物食品においてもマイク
ロ波加熱時に接合部よりの油のしみ出しがない紙
カツプ容器を得るものである。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案によれば紙カツプ容器の底部材を断面略
Ｕ字形にして底部を形成したことにより解決する
ことができた。
Ｕ字形にして底部を形成したことにより解決する
ことができた。
〈作用〉
本考案の紙カツプ容器は内容物を効率よく加熱
できるとともに内容物食品より油分が出ても略Ｕ
字形の底部に溜めることができる。
できるとともに内容物食品より油分が出ても略Ｕ
字形の底部に溜めることができる。
〈実施例〉
図面を用いて本考案を詳細に説明する。
第１図は本考案の一実施例の断面説明図であり
胴部１は紙１１で形成された断面円錐状の筒体で
あり、底部２はアルミ蒸着薄膜層２２を全面に設
けたポリエチレンテレフタレート（以下PETと
いう）フイルム２３のアルミ蒸着層２２側に紙２
１を積層してなりかつ紙２１面を外側として断面
Ｕ字形に形成されている。上記の二つの部材を用
いて、胴部１の内底部に底部２を挿入して紙１
１，２１面どうしを固着してマイクロ波加熱用の
紙カツプ容器Ａである。
胴部１は紙１１で形成された断面円錐状の筒体で
あり、底部２はアルミ蒸着薄膜層２２を全面に設
けたポリエチレンテレフタレート（以下PETと
いう）フイルム２３のアルミ蒸着層２２側に紙２
１を積層してなりかつ紙２１面を外側として断面
Ｕ字形に形成されている。上記の二つの部材を用
いて、胴部１の内底部に底部２を挿入して紙１
１，２１面どうしを固着してマイクロ波加熱用の
紙カツプ容器Ａである。
第２図は本考案の他の実施例であり、底部２を
上げ底状にした空間部３１を形成したものであ
り、このようにすることにより、電子レンジのタ
ーンテーブルからある程度の高さを保ち反射した
マイクロ波を有効に利用でき、さらに加熱効率を
上げることができる。
上げ底状にした空間部３１を形成したものであ
り、このようにすることにより、電子レンジのタ
ーンテーブルからある程度の高さを保ち反射した
マイクロ波を有効に利用でき、さらに加熱効率を
上げることができる。
ここで紙１１，２１は、耐油性のものが好まし
く、例えば、耐油加工を施したカツプ原紙を用
い、底部２の耐熱性フイルムは上記実施例の他ポ
リ４−メチルペンテン１（TPX）を用いてもよ
い。またアルミ蒸着薄膜層は70Å程度とすること
が好ましい。
く、例えば、耐油加工を施したカツプ原紙を用
い、底部２の耐熱性フイルムは上記実施例の他ポ
リ４−メチルペンテン１（TPX）を用いてもよ
い。またアルミ蒸着薄膜層は70Å程度とすること
が好ましい。
〈効果〉
本考案は以上に述べたような構成であるので、
内容物食品を電子レンジ加熱により効率的に加熱
調理でき焦げ目を付けることができるとともに、
油分の多い食品でも油がしみ出すことなく調理で
きる。
内容物食品を電子レンジ加熱により効率的に加熱
調理でき焦げ目を付けることができるとともに、
油分の多い食品でも油がしみ出すことなく調理で
きる。
第１図は本考案の一実施例を示す説明断面図、
第２図は他の実施例の説明断面図、第３図は従来
技術の断面説明図である。 Ａ……紙カツプ容器、１……胴部、２……底
部、３……空間部、１１，２１……紙、２２……
アルミ蒸着層、２３……PETフイルム。
第２図は他の実施例の説明断面図、第３図は従来
技術の断面説明図である。 Ａ……紙カツプ容器、１……胴部、２……底
部、３……空間部、１１，２１……紙、２２……
アルミ蒸着層、２３……PETフイルム。
Claims (1)
- 胴部と底部を固着してなる筒状の紙カツプ容器
において、底部は導電性金属薄膜層を少なくとも
部分的に設けた耐熱性フイルムと前記耐熱性フイ
ルムの導電性金属薄膜層側に紙基材を積層してな
るマイクロ波発熱体より形成し、かつ筒体内側に
紙面を外側にして断面略Ｕ字形に固着形成したこ
とを特徴としたマイクロ波加熱用の紙カツプ容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16933787U JPH0520703Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16933787U JPH0520703Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0173112U JPH0173112U (ja) | 1989-05-17 |
| JPH0520703Y2 true JPH0520703Y2 (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=31459300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16933787U Expired - Lifetime JPH0520703Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0520703Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6070021B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2017-02-01 | 凸版印刷株式会社 | 電子レンジ用発熱シートと電子レンジ用発熱シート付き紙容器 |
| JP6221264B2 (ja) * | 2013-03-01 | 2017-11-01 | 大日本印刷株式会社 | 電子レンジ用紙カップ |
| JP6433112B2 (ja) * | 2013-03-01 | 2018-12-05 | 大日本印刷株式会社 | 電子レンジ用紙カップ |
-
1987
- 1987-11-05 JP JP16933787U patent/JPH0520703Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0173112U (ja) | 1989-05-17 |
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