JPH0512034Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0512034Y2 JPH0512034Y2 JP11650387U JP11650387U JPH0512034Y2 JP H0512034 Y2 JPH0512034 Y2 JP H0512034Y2 JP 11650387 U JP11650387 U JP 11650387U JP 11650387 U JP11650387 U JP 11650387U JP H0512034 Y2 JPH0512034 Y2 JP H0512034Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slits
- base material
- sheet
- heating element
- heat
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
- Cookers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子レンジ調理用包材に関し、特に
調理品表面に適度な焦げ目を付けるようにした包
材に関するものである。
調理品表面に適度な焦げ目を付けるようにした包
材に関するものである。
従来、電子調理用包材としては、特公昭60−
15548号公報にみられるように、耐熱性プラスチ
ツクフイルム、例えばポリエチレンテレフタレー
トフイルムに、マイクロ波を吸収することによつ
て発熱するアルミニウム蒸着層を設け、このアル
ミニウム蒸着層に紙などからなる基材を積層一体
化した包材があり、このような包材で調理品を包
み電子レンジに入れて処理することが行なわれる
ようになつた。
15548号公報にみられるように、耐熱性プラスチ
ツクフイルム、例えばポリエチレンテレフタレー
トフイルムに、マイクロ波を吸収することによつ
て発熱するアルミニウム蒸着層を設け、このアル
ミニウム蒸着層に紙などからなる基材を積層一体
化した包材があり、このような包材で調理品を包
み電子レンジに入れて処理することが行なわれる
ようになつた。
しかしながら、上記した従来の包材を使用した
調理法では、包材に包まれた調理品が見えないう
え（したがつて焦げ具合が判らない）、水蒸気が
包材中に籠り、発熱効率が低下して焦げ具合が悪
くなる問題点がある。また前記包材で調理品を包
む場合、調理品の形状に合つた包装ができないと
いう問題点もあつた。
調理法では、包材に包まれた調理品が見えないう
え（したがつて焦げ具合が判らない）、水蒸気が
包材中に籠り、発熱効率が低下して焦げ具合が悪
くなる問題点がある。また前記包材で調理品を包
む場合、調理品の形状に合つた包装ができないと
いう問題点もあつた。
本考案は、上記した従来の問題点を考慮してな
されたもので、アルミニウムなどの金属を蒸着し
てなりマイクロ波吸収により発熱する金属層と、
この金属層を覆う耐熱性プラスチツクフイルム層
とからなる発熱体を、紙などからなる基材に設け
て、前記発熱体と基材とが一体となつたシートを
形成し、前記シートに多数のスリツトを穿設し
て、スリツト間部を略円弧状に設けて順次配列し
たことを特徴とする電子レンジ調理用包材を提供
して従来の問題点を解消するものである。
されたもので、アルミニウムなどの金属を蒸着し
てなりマイクロ波吸収により発熱する金属層と、
この金属層を覆う耐熱性プラスチツクフイルム層
とからなる発熱体を、紙などからなる基材に設け
て、前記発熱体と基材とが一体となつたシートを
形成し、前記シートに多数のスリツトを穿設し
て、スリツト間部を略円弧状に設けて順次配列し
たことを特徴とする電子レンジ調理用包材を提供
して従来の問題点を解消するものである。
〔作用〕
本考案においては、調理品の形状にシートが沿
うとともに、調理品からの水蒸気を容易に逃して
調理品外面に適当な焦げ目が付けられるようにな
る。
うとともに、調理品からの水蒸気を容易に逃して
調理品外面に適当な焦げ目が付けられるようにな
る。
つぎに、本考案を第１図から第６図に示す実施
例に基づいて詳細に説明する。
例に基づいて詳細に説明する。
図中１は例えばポリエチレンテレフタレートフ
イルムからなる耐熱性プラスチツクフイルム層
で、この耐熱性プラスチツクフイルム層１にアル
ミニウム蒸着してなる金属層２を設けて、マイク
ロ波吸収により金属層２が発熱する発熱体３が形
成されている。そしてこの発熱体３を、紙などか
ら基材４の一面に一体に設けて、前記耐熱性プラ
スチツクフイルム層１と金属層２と基材４とが層
状に重なつたシートＡが形成され（第３図参照）、
このシートＡから調理品を覆う包材が設けられ
る。
イルムからなる耐熱性プラスチツクフイルム層
で、この耐熱性プラスチツクフイルム層１にアル
ミニウム蒸着してなる金属層２を設けて、マイク
ロ波吸収により金属層２が発熱する発熱体３が形
成されている。そしてこの発熱体３を、紙などか
ら基材４の一面に一体に設けて、前記耐熱性プラ
スチツクフイルム層１と金属層２と基材４とが層
状に重なつたシートＡが形成され（第３図参照）、
このシートＡから調理品を覆う包材が設けられ
る。
上記シートＡには、第１図に示すように、略円
弧状の多数のスリツト５が穿設されており、この
スリツト５を放射状に配列して略円弧状である多
数のスリツト間部６が放射状に順次配置されてい
る。前記スリツト間部６それぞれが略円弧状にし
て放射状に順次配置されていることから、シート
Ａによつてある程度高さ（厚み）のある調理品Ｂ
を覆つても、シートＡが調理品Ｂの形状に沿い、
電子レンジにて調理すると前記調理品Ｂの外面に
筋目状の焦げ目を付けることができる。
弧状の多数のスリツト５が穿設されており、この
スリツト５を放射状に配列して略円弧状である多
数のスリツト間部６が放射状に順次配置されてい
る。前記スリツト間部６それぞれが略円弧状にし
て放射状に順次配置されていることから、シート
Ａによつてある程度高さ（厚み）のある調理品Ｂ
を覆つても、シートＡが調理品Ｂの形状に沿い、
電子レンジにて調理すると前記調理品Ｂの外面に
筋目状の焦げ目を付けることができる。
上記シートＡは、基材４の一面に発熱体３を一
体に設けた層構成に限定されるものではなく、第
４図に示すように、基材４側に金属層２が位置す
るようにして基材４の両面に発熱体３を一体に設
けてもよく、また第５図に示すように、発熱体３
を２層に積層し基材４の一面に一体に設けてシー
トＡを形成してもよい。
体に設けた層構成に限定されるものではなく、第
４図に示すように、基材４側に金属層２が位置す
るようにして基材４の両面に発熱体３を一体に設
けてもよく、また第５図に示すように、発熱体３
を２層に積層し基材４の一面に一体に設けてシー
トＡを形成してもよい。
また第６図に示すように、スリツト５を円状に
並ぶようにして穿設し、かつこのスリツト５を結
ぶ円が同心円状となるように多数設けて、スリツ
ト間部６を同心円状に順次配列してもよく、この
シートＡで調理品Ｂを覆つても、シートＡが調理
品Ｂの形状に沿うようになる。
並ぶようにして穿設し、かつこのスリツト５を結
ぶ円が同心円状となるように多数設けて、スリツ
ト間部６を同心円状に順次配列してもよく、この
シートＡで調理品Ｂを覆つても、シートＡが調理
品Ｂの形状に沿うようになる。
そしてスリツト間部６を放射状に配列した場合
や同心円状に配列した場合でも、調理品を覆つた
際にスリツト５が開き、水蒸気を逃すことができ
る。
や同心円状に配列した場合でも、調理品を覆つた
際にスリツト５が開き、水蒸気を逃すことができ
る。
以上説明したように、本考案によれば、マイク
ロ波吸収により発熱する金属層と、この金属層を
覆う耐熱性プラスチツクフイルム層とからなる発
熱体を、紙などからなる基材に設けて、前記発熱
体と基材とが一体となつたシートを形成し、前記
シートに多数のスリツトを穿設して、スリツト間
部を略円弧状に設けて順次配列したので、ある程
度の高さ（厚み）がある調理品でもシートでその
形状に合うように包装できるとともに、スリツト
が開き焦げ具合が確認でき、そして水蒸気を逃が
すこともできるなど、実用性にすぐれた効果を奏
するものである。
ロ波吸収により発熱する金属層と、この金属層を
覆う耐熱性プラスチツクフイルム層とからなる発
熱体を、紙などからなる基材に設けて、前記発熱
体と基材とが一体となつたシートを形成し、前記
シートに多数のスリツトを穿設して、スリツト間
部を略円弧状に設けて順次配列したので、ある程
度の高さ（厚み）がある調理品でもシートでその
形状に合うように包装できるとともに、スリツト
が開き焦げ具合が確認でき、そして水蒸気を逃が
すこともできるなど、実用性にすぐれた効果を奏
するものである。
第１図は本考案に係る電子レンジ調理用包材の
第１の実施例を示す説明図、第２図は第１の実施
例の使用状態を示す説明図、第３図は第１の実施
例における層構成を断面で示す説明図、第４図と
第５図は第１の実施例における層構成の他の例を
示す説明図、第６図は第２の実施例を示す説明図
である。 １……耐熱性プラスチツクフイルム層、２……
金属層、３……発熱体、４……基材、５……スリ
ツト、６……スリツト間部、Ａ……シート。
第１の実施例を示す説明図、第２図は第１の実施
例の使用状態を示す説明図、第３図は第１の実施
例における層構成を断面で示す説明図、第４図と
第５図は第１の実施例における層構成の他の例を
示す説明図、第６図は第２の実施例を示す説明図
である。 １……耐熱性プラスチツクフイルム層、２……
金属層、３……発熱体、４……基材、５……スリ
ツト、６……スリツト間部、Ａ……シート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アルミニウムなどの金属を蒸着してなりマイ
クロ波吸収により発熱する金属層と、この金属
層を覆う耐熱性プラスチツクフイルム層とから
なる発熱体を、紙などからなる基材に設けて、
前記発熱体と基材とが一体となつたシートを形
成し、前記シートに多数のスリツトを穿設し
て、スリツト間部を略円弧状に設けて順次配列
したことを特徴とする電子レンジ調理用包材。 (2) 上記発熱体を基材の表裏両面に設けた実用新
案登録請求の範囲第１項に記載の電子レンジ調
理用包材。 (3) 上記基材の一面に、２層にして積層された発
熱体を設けた実用新案登録請求の範囲第１項に
記載の電子レンジ調理用包材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11650387U JPH0512034Y2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11650387U JPH0512034Y2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6420331U JPS6420331U (ja) | 1989-02-01 |
| JPH0512034Y2 true JPH0512034Y2 (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=31359094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11650387U Expired - Lifetime JPH0512034Y2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0512034Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE602006008741D1 (de) * | 2006-03-31 | 2009-10-08 | Graphic Packaging Int Inc | Behälter, um runde Lebensmittel in einem Mikrowellenofen zu erwärmen, knusprig werden zu lassen und zu bräunen |
| US8853601B2 (en) | 2006-03-31 | 2014-10-07 | Graphic Packaging International, Inc. | Microwavable construct for heating, browning, and crisping rounded food items |
| EP2049413B1 (en) | 2006-07-27 | 2014-07-02 | Graphic Packaging International, Inc. | Microwave heating construct |
| US8963061B2 (en) | 2009-11-30 | 2015-02-24 | Graphic Packaging International, Inc. | Microwave heating construct with venting features |
| JP7404829B2 (ja) * | 2019-12-02 | 2023-12-26 | Ｔｏｐｐａｎホールディングス株式会社 | 電子レンジ加熱器具 |
-
1987
- 1987-07-29 JP JP11650387U patent/JPH0512034Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6420331U (ja) | 1989-02-01 |
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