JPH0337541Y2 - - Google Patents

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JPH0337541Y2
JPH0337541Y2 JP1986061391U JP6139186U JPH0337541Y2 JP H0337541 Y2 JPH0337541 Y2 JP H0337541Y2 JP 1986061391 U JP1986061391 U JP 1986061391U JP 6139186 U JP6139186 U JP 6139186U JP H0337541 Y2 JPH0337541 Y2 JP H0337541Y2
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JP
Japan
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container
food
outer container
inner container
rice
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JP1986061391U
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JPS62172386U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、食品を収納すると共に、電子レンジ
で調理する際、そのまま調理容器として使用する
ことの出来る、食品収納調理容器に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
最近、食品を収納すると共に、その食品を収納
したまま電子レンジ内に入れて調理することの出
来る容器、いわゆる食品収納調理容器が多く使用
されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記した従来容器の場合、容器内が一
室でしかないため、例えばカレーソースとライス
等、二種類の、しかも調理加熱温度を違えるべき
食品を、同時に調理することは不可能であつた。
又、例えば、まぜ御飯等、調理前に米と具、あ
るいは調味料を混ぜ合わせる場合でも、米と具等
は同室に収納されてきたため、不必要に双方の色
や香りが混ざり合つてしまい、所望の味や風味を
引き出せない結果となりがちであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決するために考え
られたもので、以下の構成としている。
本考案による食品収納調理容器1は、有底筒形
状の外容器2と、平面面積を外容器2の平面面積
のほぼ半分以下とすると共に、少なくとも一部を
前記外容器2内の食品に埋没して、食品の厚みを
マイクロ波が食品の全域に達する程に設定する有
底筒形状の中容器3と、その中容器3開口部を閉
鎖する閉塞体4と、中央開口部に前記中容器3の
筒壁6外周面上端部を嵌入組付けすると共に、前
記外容器2の開口部を閉鎖する蓋体5とから成つ
ている。
中容器3の外容器2に対する大きさは、その平
面面積で約6〜20%前後、そして高さでは、中容
器3の外容器2内の食品に埋没する部分の高さ幅
が、外容器2の食品が収納されている部分の高さ
幅の約20〜60%前後が好ましい。
中容器3は、その外表面にアルミ箔等のマイク
ロ波遮断膜を被覆したり、あるいは、その材質自
体を断熱材としても良い。
〔作用〕
本考案による食品収納調理容器1は、次のよう
にして使用される。
外容器2内には、充分な加熱を施したい食品、
例えば米等を、そして中容器3内には逆に、あま
り加熱を必要としないもの、例えばカレーソース
等を収納する。
中容器3の外容器2に対する大きさは、前記の
通りに設定しているが、これは、一つにはこの容
器1内に収納される食品の種類、例えばカレーラ
イスや牛丼において、米に対するソースあるいは
具との量の比から割り出しているのである。
又、中容器3の大きさを上記の通りに設定した
もう一つの理由は、中容器3を外容器2内の中心
部に置くことによつて、両者の間で形成される食
品収納空間の幅を、その全体にわたつて均一に設
定したいためである。そうすることによつて、食
品全体にマイクロ波が均等に達し、全体が均一に
加熱調理されるのである。つまり、中容器3は、
外容器2に対して、その径および高さ幅が、大き
すぎても、又、逆に小さすぎても、その機能を発
揮しないのであり、本考案容器1の中容器3は、
その点を考慮して、その寸法が設定されているの
である。
次に調理の際は、例えば、食品がまぜ御飯等の
場合、中容器3内の具を外容器2内の米に混ぜあ
わせ、再び蓋体5と中容器3とを外容器2に組付
け、電子レンジ内に入れて調理する。
この場合、中容器3外表面にマイクロ波遮断膜
を被覆しておけば、反射作用によつて外容器2内
の食品は、効率良い加熱を受けるものである。
又、食品がカレーライスや牛丼等の場合、米は
外容器2、そしてソースや具は中容器3に収納し
たままで電子レンジ内へ入れて加熱調理し、調理
後、中容器3内のソースや具を外容器2内で出来
上がつた御飯をかけて食べる。この場合も、中容
器3の外表面にマイクロ波遮断膜を被覆、あるい
は中容器3を断熱材で成形することによつて、外
容器2内の米が効率良く調理されると共に、中容
器3内のソースや具の加熱温度が調節される。
この場合、中容器3内の具は液状のソースと共
に収納、及び加熱されるので、乾燥や焦げつきが
生ぜず、良い風味を引き出すものである。
又、中容器3内に具のみ、あるいはソースより
具の量を多く収納して、具がソース内に全て浸ら
ない場合は、中容器3の具の上端面が外容器2内
の食品の上端面より下位に位置するよう設定すれ
ば、すなわち、中容器3内の具が外容器2内の米
等の食品によつて周りを囲まれるようにすれば、
具の乾燥や焦げつきを防止出来るものである。
尚、本考案は、その外容器2のみに食品を収納
して使用されることも出来、又、中容器3は計量
カツプとしても使用されるものである。
〔実施例〕
本考案による一実施例を、図を参照しながら説
明する。
第1図は一実施例を示す全体斜視図、第2図は
断面図を示すものである。この容器1は、合成樹
脂製で、外容器2内には米、そして中容器3内に
はカレーソース、又は、牛丼用の具が収納されて
いる。
外容器2は、有底円筒形状で、その底壁下面に
は脚片8が垂下設されている。この脚片8は、足
上げ効果を発揮するもので、これにより食品を電
子レンジ内の中央部に近づけ、加熱効果を高める
ものである。
外容器2の胴筒7外周面上端部には、鍔片9が
周設されており、この鍔片9に蓋体5外周端に周
設された嵌合片10が嵌合することにより、外容
器2と蓋体5との組付きが達成される。
中容器3は、有底円筒形状でその平面形状が外
容器2の平面形状と相似し、上端部が蓋体5の中
央部に一体的に組付けられている。
中容器3の大きさは、その直径が外容器2の約
3分の1、そして、外容器2内の食品のほぼ半分
の深さまで侵入位置している。
閉塞体4は、アルミニウムシールで成形し、中
容器3上端に粘着することによつて開口部を閉鎖
している。尚、この閉塞体4には耳片11が突設
されており、閉塞体4のはぎ取りを容易なものと
している。
第3図は、中容器3内の食品を、外容器2内へ
移すところを示すものである。これは、まぜ御飯
のように調理前に移される場合と、カレーライス
や牛丼のように調理後に移される場合とがある。
勿論、調理後に移される場合、カレーライス等、
皿の上に盛り合わせた方が良い場合は、外容器2
内の御飯を皿に出し、その上に中容器3内のカレ
ーソースをかけても良い。
〔考案の効果〕
このように、本考案による食品収納調理容器1
は: 二種類の異なる食品(例えば、米と具)を別
室に収納出来るので、それぞれの風味が損なわ
れない; 二種類の異なる食品(例えば、米とカレーソ
ース)を、それぞれに適した加熱温度で調理出
来るので、乾燥や焦げつきの生じない美味な食
品を提供出来る; 中容器3にマイクロ波遮断膜を被覆すること
によつて、外容器2内の食品と中容器3内の具
等に異なる加熱温度を与えることが出来、効率
良く調理出来る; 外容器2内にのみ食品を収納することも可能
であり、又、中容器3を計量カツプとして使用
することも出来る;等優れた効果を発揮するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示す斜視図、第2図は要部
縦断面図、第3図は中容器3内の食品を外容器2
内へ移すところを示す、要部断面図である。 符合の説明、1……食品収納調理容器、2……
外容器、3……中容器、4……閉塞体、5……蓋
体、6……筒壁、7……胴筒、8……脚片、9…
…鍔片、10……嵌合片、11……耳片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底筒形状の外容器2と、平面面積を該外容器
    2の平面面積のほぼ半分以下とすると共に、少な
    くとも一部を前記外容器2内の食品に埋没して該
    食品の厚みをマイクロ波が該食品の全域に達する
    程に設定する有底筒形状の中容器3と、該中容器
    3開口部を閉鎖する閉塞体4と、中央開口部に前
    記中容器3の筒壁6外周面上端部を嵌入組付けす
    ると共に前記外容器2の開口部を閉鎖する蓋体5
    とから成る食品収納調理容器。
JP1986061391U 1986-04-23 1986-04-23 Expired JPH0337541Y2 (ja)

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JP1986061391U JPH0337541Y2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986061391U JPH0337541Y2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23

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JPS62172386U JPS62172386U (ja) 1987-10-31
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2615133B2 (ja) * 1988-05-20 1997-05-28 ハウス食品株式会社 電子レンジ用容器入り米飯及び該米飯の製造方法

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Publication number Publication date
JPS62172386U (ja) 1987-10-31

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