JPH0425988Y2 - - Google Patents

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JPH0425988Y2
JPH0425988Y2 JP1988008109U JP810988U JPH0425988Y2 JP H0425988 Y2 JPH0425988 Y2 JP H0425988Y2 JP 1988008109 U JP1988008109 U JP 1988008109U JP 810988 U JP810988 U JP 810988U JP H0425988 Y2 JPH0425988 Y2 JP H0425988Y2
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JP
Japan
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sushi
container
aluminum foil
rice
frozen
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、にぎりずし、押しずし等のすし
を、予め容器に封入して冷凍状態に保持したすし
に関するものであつて、解凍に当りすし種が加熱
されないように構成したものである。
従来の技術 最近、各種の冷凍食品が販売され、これを電子
レンジにより解凍して使用することが行われてい
る。すなわち、冷凍食品を解凍するにはその解凍
速度が極めて早いことが必要であつて、この点で
電子レンジは冷凍食品の内外部を一気に冷凍前の
状態に戻して味や栄養価の低下を防止できるもの
とされている。
しかしながら、電子レンジによる解凍が極めて
短時間に行われることは、にぎりずしや押しずし
のようにすし米とすし種の二部分でできているも
のに対しては不適当である。つまり、すしは本
来、すし米の温度は30〜32℃が適当で、またすし
種はそれ以下の温度であることが望ましいとされ
ているが、冷凍されているすしを電子レンジでそ
のまま加熱した場合は、魚介類であるすし種はす
し米部に比べてマイクロ波が集まりやすいため、
すし米を30〜32℃の適温に加熱する間にすし種は
加熱されすぎて煮えてしまい、すしとしての価値
を失う不利がある。
ところで、電子レンジにおいては金属製の容器
はマイクロ波を乱反射するので、この金属におい
てマイクロ波が反射される点を利用して生肉や刺
身などを解凍する場合、脂身の部分にアルミニウ
ム箔を巻くこと等が行われている。この点からす
ると、すしの解凍に当つては、全体を容器から取
り出して一旦すし種とすし米に分離し、すし種に
アルミニウム箔を巻いたのち、両者を1枚の皿の
上に並べて加熱し、次いですし種からアルミニウ
ム箔を除去して両者を再び組み合わせればよいわ
けであるが、一体に作られたすしを分離すること
は手間を要する上に風味を失つてしまい実用的で
はない。
考案が解決しようとする課題 この考案は、容器ごと電子レンジに挿入加熱す
るだけですし本来の状態に解凍される冷凍すしを
提供することを目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段 この考案者らは、すし本来の状態に解凍される
冷凍すしを開発するため種々研究を重ねた結果、
電子レンジのマイクロ波はレンジ庫内の上方から
照射され、庫内各所で反射して庫内に戻る点に着
目して、すしを収容した容器自体において、その
すし種を覆う部分をアルミニウム箔で形成すると
ともに、すし米に対する加熱は容器下面から行わ
れるようにすることにより、上記目的を達成しう
ることを見出だし、この知見に基づいてこの考案
を完成するに至つた。
すなわち、この考案は、上面開口し、下面に所
要高さの支持突起5を設けた深皿状の合成樹脂製
容器4に、すし米2の上面に魚介類等のすし種3
を重ねたすし主体1を収容し、かつ容器4上面を
口縁周面にわたりアルミニウム箔6を被装して封
止するとともに、このアルミニウム箔6の下縁を
予め上記すし種3の下縁よりも下の位置にそろえ
てなる冷凍すしを提供するものである。
実施例 この考案の実施例を図面について説明すると、
第1図はこの考案の1例の一部断面正面図、第2
図は下面図であるが、これらの図中1はすし主体
であつて、すし米2の上面に魚介類よりなるすし
種3を載架して作られている。これらすし主体1
はその数個を深皿状の合成樹脂製容器4に配列収
容されている。この容器4は薄肉のポリプロピレ
ン等で作られた使い捨て容器であつて、底板下面
には高さが3cm以下通常5〜6mmの支持突起5が
四隅に突設されている。この容器4の上面開口部
は1枚のアルミニウム箔6で覆われており、この
アルミニウム箔6はその周縁部を容器4の外周面
に折り重ねて被装密着あるいは接着されている。
そして、このアルミニウム箔6の容器外周面に添
着された部分の下縁はすし主体1……のすし種3
の下縁よりも下の位置に形勢されている。これ
は、通常容器の高さの1/3〜2/3の範囲内になる。
次に第3図は、別の実施例の平面図であつて、
この容器は円形に形成され、中央に設けられたマ
イクロ波の作用を確実にするための開孔7を中心
として、すしの収容室8,……が放射状に配置さ
れている。すし本体1は、これらの収容室8,…
…内に1個ずつ収容され、その上面及び周面上部
をアルミニウム箔6で被装されている。
考案の作用、効果 この考案は上記の構造であつて、これを電子レ
ンジ内に収容して加熱することにより、すし米2
の温度が所定の30〜32℃で、すし種3の温度は常
温に保たれているすし主体1……を得ることがで
きる。すなわち、電子レンジの加熱庫内に置かれ
た容器4は、支持突起5……を介して庫内より若
干上昇した状態に保持されており、容器4内は主
として庫内床面に当つて反射されたマイクロ波に
より下方から加熱されるが、すし種3の部分は上
面及び周面をアルミニウム箔6で被包されている
ため加熱されず、マイクロ波により加熱されたす
し米2の余熱を利用して加温されて解凍される
が、その温度はすし米2の温度よりかなり低く保
たれる。
こうして、予めセツトされた加熱時間経過後、
容器4をレンジ庫内より取り出し、アルミニウム
箔6を破つて内部のすし主体1……を得ることが
できるが、この場合、上記したようにすし米2の
温度は所要の30〜32℃に保たれ、一方、すし種3
はすし米2よりはるかに低温に保たれており、す
し本来の味を有している。
なお、容器4をレンジ庫内床面との間に間隙を
保つて支持するための支持突起5……の高さは、
反射マイクロ波を効率的に容器4内に導入する必
要から3cm以下とするのが望ましい。
以上のように、この考案の冷凍すしは、それを
単に容器ごと電子レンジに挿入加熱するだけで、
すし本来の状態に解凍することができ、極めて便
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の1例の一部断面正面図、
第2図は同じものの下面図、第3図は別の例の平
面図である。 1……すし主体、2……すし米、3……すし
種、4……容器、5……支持突起、6……アルミ
ニウム箔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面開口し、下面に所要高さの支持突起5……
    を設けた深皿状の合成樹脂製容器4に、すし米2
    の上面に魚介類等のすし種3を重ねたすし主体1
    ……を収容し、かつ容器4上面を口縁周面にわた
    りアルミニウム箔6を被装して封止するととも
    に、このアルミニウム箔6の下縁を予め上記すし
    種3の下縁よりも下の位置にそろえてなる冷凍す
    し。
JP1988008109U 1988-01-27 1988-01-27 Expired JPH0425988Y2 (ja)

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JP1988008109U JPH0425988Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27

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JP1988008109U JPH0425988Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27

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JPH01112689U JPH01112689U (ja) 1989-07-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2959245B2 (ja) * 1991-11-08 1999-10-06 松下電器産業株式会社 高周波加熱による食品の解凍用容器とその容器への食品収納方法
JP6430423B2 (ja) * 2016-02-29 2018-11-28 フルタフーズ株式会社 押し寿司及びその包装容器

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JPH01112689U (ja) 1989-07-28

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