JPH05206463A - 絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及びその製造方法

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JPH05206463A
JPH05206463A JP3294592A JP3294592A JPH05206463A JP H05206463 A JPH05206463 A JP H05206463A JP 3294592 A JP3294592 A JP 3294592A JP 3294592 A JP3294592 A JP 3294592A JP H05206463 A JPH05206463 A JP H05206463A
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layer
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insulating film
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Mamoru Miyawaki
守 宮脇
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲート電極の端部からソース、ドレイン領域
を十分な距離離し、電界強度が小さくなるようにする。 【構成】 ゲート電極7の端部における絶縁膜6の厚さ
を、該端部以外の絶縁膜6の厚さよりも厚くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁ゲート型電界効果
トランジスタ及びその製造方法に係り、特にソース、ド
レイン領域がチャネル領域を介して形成され、該チャネ
ル領域上に絶縁膜を介してゲート電極が形成された絶縁
ゲート型電界効果トランジスタ及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】MOS型電界効果トランジスタ(以下、
MOSFETと記す)は、低消費電力、高集積化等の点
で優れ、種々のLSIに用いられているが、MOSFE
Tの高集積化等に伴って、電界強度、特にドレイン近傍
の電界強度が大きくなって、電子−正孔対(ホットキャ
リア)が発生する問題がある。ホットキャリアが発生す
ると、エネルギーの高い電子は酸化膜中に注入され、正
孔は基板に注入されて、ドレイン電流を増大させること
となり、その結果、デバイスの信頼性に重大な影響を及
ぼすことになる。
【0003】ドレイン近傍の電界強度を小さくし、ホッ
トキャリアの発生を抑える構成としては、例えば次のよ
うな構成が提案されている。
【0004】図12及び図13は、従来のホットキャリ
アの発生を抑えるためのMOSFETの構成を示す概略
的平面図である。
【0005】図12に示した構成は、LDD(Lightly
Doped Drain )構造と呼ばれるものであり、まずゲート
電極31側部にSiO2 酸化膜32を形成し、ソース、
ドレイン領域近傍に低不純物濃度のn- 領域33,34
を形成し、その後高不純物濃度のn+ 領域35,36を
形成して、ゲート電極31の端部からソース、ドレイン
領域35,36を離すとともに、緩やかな濃度分布を形
成することで電界強度が緩和されるようにしたものであ
る。
【0006】図13に示した構成は、ゲート電極31の
端部からソース領域35及びドレイン領域36をレジス
トパターニングにより一定距離離して形成することで、
電界強度が小さくなるようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示した構成のMOSFETでは、ゲート電極側部に十
分な厚さSiO2 酸化膜を形成できないため、ゲート電
極の端部からソース領域及びドレイン領域を十分な距離
離して形成することができなかった。
【0008】また、図13に示した構成のMOSFET
では、ゲート電極に対するソース、ドレイン領域はレジ
スト規定で形成し、自己整合技術を使用していないため
アライメント精度を十分にとることができず、バラツキ
が生じていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の絶縁ゲート型電
界効果トランジスタは、ソース、ドレイン領域がチャネ
ル領域を介して形成され、該チャネル領域上に絶縁膜を
介してゲート電極が形成された絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタにおいて、前記ゲート電極の端部における絶
縁膜の厚さを、該端部以外の絶縁膜の厚さよりも厚くし
たことを特徴とする。
【0010】また、本発明の絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタの製造方法は、多孔質化された第1のSi基体
上の、非多孔質単結晶層の表面或いは該非多孔質単結晶
層上に形成した絶縁層表面を、絶縁層を表面に有する第
2のSi基体に貼り合わせる工程と、前記多孔質化され
た第1のSi基体を少なくとも湿式化学エッチングを含
む処理により除去して貼り合わせた絶縁層上に単結晶半
導体層を形成する工程と、この単結晶半導体層上に第1
の絶縁膜を形成し、この第1の絶縁膜上に第1のゲート
電極層をパターン形成し、その上に第2の絶縁層を形成
する工程と、平坦化処理により、前記第1のゲート電極
層を露出させ、この第1のゲート電極層上に、第1のゲ
ート電極層よりも大きい第2のゲート電極層をパターン
形成する工程と、この第2のゲート電極層をマスクとし
て、不純物イオンを注入してソース、ドレイン領域を前
記単結晶半導体層に形成する工程とを備えたことを特徴
とする。
【0011】また、本発明の絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタの製造方法は、多孔質化された第1のSi基体
上の、非多孔質単結晶層の表面或いは該非多孔質単結晶
層上に形成した絶縁層表面を、絶縁層を表面に有する第
2のSi基体に貼り合わせる工程と、前記多孔質化され
た第1のSi基体を少なくとも湿式化学エッチングを含
む処理により除去して貼り合わせた絶縁層上に単結晶半
導体層を形成する工程と、この単結晶半導体層上に酸化
膜を形成し、この酸化膜上に第1のゲート電極層をパタ
ーン形成する工程と、この第1のゲート電極層以外の単
結晶半導体層上に前記酸化膜よりも厚い選択酸化膜を形
成し、その後前記第1のゲート電極層の表面を露出さ
せ、この第1のゲート電極層上に、第1のゲート電極層
よりも大きい第2のゲート電極層をパターン形成する工
程と、この第2のゲート電極層をマスクとして、不純物
イオンを注入してソース、ドレイン領域を前記単結晶半
導体層に形成する工程とを備えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
は、ゲート電極の端部における絶縁膜の厚さを、該端部
以外の絶縁膜の厚さよりも厚くすることで、ソース、ド
レイン端部の電界強度が小さくなるようにするものであ
る。
【0013】なお、絶縁膜の厚さを厚くした前記ゲート
電極の端部直下であって、前記ソース、ドレイン領域に
接して、前記ソース、ドレイン領域よりも低不純物濃度
の領域を設ければ、緩やかな濃度分布を形成することで
電界強度を緩和でき、且つ、ソース、ドレインの直列抵
抗も小さくなり電流駆動能力が向上する。
【0014】本発明の絶縁ゲート型電界効果トランジス
タの製造方法は、後述する多孔質Si層の性質を利用し
たものであり、多孔質化された第1のSi基体上に結晶
性の優れた非多孔質単結晶Si層を作製するか、又は更
に非多孔質単結晶Si層上に絶縁層を作製し、かかる非
多孔質単結晶Si層の表面又は絶縁層の表面を、表面に
絶縁層を有する第2のSi基体の絶縁層表面に貼り合わ
せ、その後多孔質化された第1のSi基体を少なくとも
湿式化学エッチングを含む処理により除去することで貼
り合わせた絶縁層上に結晶性の優れた膜厚の均一な単結
晶Si層を形成してSOI基板を作製し、このSOI基
板上の単結晶半導体層上に第1の絶縁膜を形成し、この
第1の絶縁膜上に第1のゲート電極層をパターン形成
し、その上に第2の絶縁層を形成し、平坦化処理によ
り、前記第1のゲート電極層を露出させ、その上に、第
1のゲート電極層よりも大きい第2のゲート電極層をパ
ターン形成することで逆「凸」形状のゲート電極を形成
し、この第2のゲート電極層をマスクとして、不純物イ
オンを注入してソース、ドレイン領域を前記非多孔質単
結晶層に形成することで、ソース、ドレイン領域とゲー
ト電極(第1のゲート電極層)との間隔をとるものであ
る。
【0015】また、本発明の絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタの製造方法は、後述する多孔質Si層の性質を
利用したものであり、多孔質化された第1のSi基体上
に結晶性の優れた非多孔質単結晶Si層を作製するか、
又は更に非多孔質単結晶Si層上に絶縁層を作製し、か
かる非多孔質単結晶Si層の表面又は絶縁層の表面を、
表面に絶縁層を有する第2のSi基体の絶縁層表面に貼
り合わせ、その後多孔質化された第1のSi基体を少な
くとも湿式化学エッチングを含む処理により除去するこ
とで貼り合わせた絶縁層上に結晶性の優れた膜厚の均一
な単結晶Si層を形成してSOI基板を作製し、このS
OI基板上の単結晶半導体層上に酸化膜を形成し、この
酸化膜上に第1のゲート電極層をパターン形成し、この
第1のゲート電極層以外の単結晶半導体層上に前記酸化
膜よりも厚い選択酸化膜を形成することで、第1のゲー
ト電極層の端部に厚い選択酸化膜を形成し、その後前記
第1のゲート電極層の表面を露出させ、この第1のゲー
ト電極層上に、第1のゲート電極層よりも大きい第2の
ゲート電極層をパターン形成し、この第2のゲート電極
層をマスクとして、不純物イオンを注入してソース、ド
レイン領域を前記非多孔質単結晶層に形成することで、
ソース、ドレイン領域とゲート電極(第1のゲート電極
層)との間隔をとるものである。
【0016】なお、酸化膜上に前記第1のゲート電極層
をパターン形成した後、この第1のゲート電極層をマス
クとして、前記ソース、ドレイン領域よりも低濃度に不
純物イオンを注入して低不純物濃度の領域を形成すれ
ば、緩やかな濃度分布を形成することで電界強度をより
緩和することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1実施例となるn型MO
SFETの構成を説明するための断面図である。
【0018】図1において、1は単結晶Si基板、2は
SiO2 酸化膜、4,3,5はそれぞれn型MOSFE
Tを構成するソース領域,チャネル領域,ドレイン領
域、6は酸化膜、7はゲート電極である。ゲート電極7
は逆「凸」形状となっており、中心部が厚くなってい
る。このためソース領域4、ドレイン領域5とゲート電
極7の中心部とは、厚い絶縁膜を介して、十分な距離離
されているため、電界が緩和しホットキャリアの発生を
防止することができる。さらに、ゲート電極に電圧が印
加されると、厚い酸化膜51の下部Si層にもチャネル
が形成され、ソース部の直列抵抗が小さくなる。これに
より高耐圧で且つ駆動能力の高いMOSFETが実現可
能である。また、本実施例においては、n型MOSFE
Tについて記述したが、これに限定されることなく、p
型MOSFETでも可能であることは言うまでもない。
【0019】次に上記構成のn型MOSFETの製造方
法について説明する。
【0020】なお、上記構成のn型MOSFETは絶縁
面(酸化膜)上に形成された単結晶層に作製されたもの
であるが、本発明は特にこのようなSOI基板上に形成
されたMOSFETに限定されず、通常のSi単結晶に
形成されるMOSFETにも適用可能である。
【0021】まず、SOI基板を作製する上で用いる多
孔質Siに付いて説明を行う。多孔質Siは、Uhlir 等
によって1956年に半導体の電解研磨の研究過程に於
て発見された(A.Uhlir, Bell Syst.Tech.J., vol 35,3
33(1956)) 。また、ウナガミ等は、陽極化成におけるS
iの溶解反応を研究し、HF溶液中のSiの陽極反応に
は正孔が必要であり、その反応は、次のようであると報
告している(T.ウナガミ: J. Electrochem.Soc., vol.
127, 476 (1980) )。
【0022】 Si + 2HF + (2-n)e+ → SiF2 + 2H+ + ne- SiF2 + 2HF → SiF4 + H2 SiF4 + 2HF → H2SiF6 又は、 Si + 4HF + (4-λ)e+ → SiF4 + 4H+ + λe- SiF4 + 2HF → H2SiF6 ここで、e+ 及び、e- はそれぞれ、正孔と電子を表し
ている。また、n及びλは夫々Si1原子が溶解するた
めに必要な正孔の数であり、n>2又は、λ>4なる条
件が満たされた場合に多孔質Siが形成されるとしてい
る。
【0023】このように、多孔質Siを作製するために
は、正孔が必要であり、N型Siに比べてP型Siの方
が多孔質Siに変質しやすい。しかし、N型Siも正孔
の注入があれば、多孔質Siに変質することが知られて
いる(R.P.Holmstrom and J.Y.Chi. Appl.Phys.Lett. V
ol.42,386(1983) )。この多孔質Si層は、単結晶Si
の密度2.33g/cm3 に比べて、HF溶液濃度を5
0〜20%に変化させることで、その密度を1.1〜
0.6g/cm 3 の範囲に変化させることができる。こ
の多孔質Si層は、透過電子顕微鏡による観察によれ
ば、平均約600オングストローム程度の径の孔が形成
される。その密度は単結晶Siに比べると、半分以下に
なるにもかかわらず、単結晶性は維持されており、多孔
質層の上部へ単結晶Si層をエピタキシャル成長させる
ことも可能である。また、多孔質層はその内部に大量の
空隙が形成されているために、密度が半分以下に減少す
る。その結果、体積に比べて表面積が飛躍的に増大する
ため、その化学エッチング速度は、非多孔質Si層のエ
ッチング速度に比べて、著しく増速される。
【0024】本発明に用いるSOI基板は上記多孔質S
iの性質を利用して作製されるものである。
【0025】図2〜図6は上記実施例のn型MOSFE
Tの製造工程図である。
【0026】まず、図2に示すように、単結晶シリコン
基体を以下の条件の陽極化成により多孔質化して多孔質
シリコン基体23を形成する。
【0027】 印加電圧: 2.6(V) 電流密度: 100(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O=1:1 時間: 2(分) 多孔質Siの厚み: 20(μm) Porosity: 56(%) 次に多孔質シリコン基体23の表面に非多孔質単結晶S
i層3をエピタキシャル成長する。単結晶Si層3の厚
さは適宜設定されるが、ここでは0.5μmとした。エ
ピタキシャル成長は一般的な熱CVD法、減圧CVD
法、プラズマCVD法、分子線エピタキシー法、スパッ
タ法等で行われる。
【0028】次に、図3に示すように、単結晶Si層3
の表面に酸化膜22を形成し、この単結晶Si層3と表
面に酸化膜21を有する他の単結晶Si基板1とを洗浄
した後に密着させ、その後酸素、窒素、水素、希ガス等
の雰囲気中で加熱することで貼り合わせる。
【0029】ここで、単結晶Si層3を、酸化膜22を
介して単結晶Si基板1と貼り合わせるのは、界面で薄
膜デバイスを作製する際にある程度の界面準位を形成す
る可能性があるため、界面準位の低減を図るためであ
る。
【0030】なお、一般的に熱処理の温度が高ければ高
いほど、界面の結合力が強まる。これは約200℃以上
になると、水素結合していた水素と酸素の両原子がH2
Oの形で脱水し、そのあとに縮合したシラノール結合
(Si−O−Si)を形成するためである。但し脱水し
たH2 Oが界面近傍に空隙(ボイド)等の形で残存して
いる間は、まだ結合力は最も高い状態ではなく、このボ
イドが拡散して完全に消滅したときに最も結合力が高く
なる。そしてこの状態で結合力は飽和し、それ以上の高
温処理をしても結合力がさらに強まることはない。この
結合力が飽和する温度は約1100℃である。ここでは
熱処理温度を約1000℃とした。
【0031】次に図4に示すように、Si基板52をバ
ックグラインドで除去した後、多孔質シリコン基体23
を下記のエッチング液を用いてエッチング除去する。多
孔質シリコン基体23を単結晶に対して選択的にエッチ
ングすることができるエッチング液としては、弗酸、バ
ッファード弗酸等の弗酸系のエッチング液がある。な
お、かかるエッチング液に、メタノール、エタノール、
プロパノール、イソプロパノール等のアルコールを添加
することによって、エッチングによる反応生成気体の気
泡を、瞬時にエッチング表面から、撹はんすることな
く、除去でき、均一にかつ効率よく多孔質Siをエッチ
ングすることができる。また、過酸化水素水を添加する
ことによって、Siの酸化を増速し、反応速度を無添加
にくらべて増速することが可能となり、更に過酸化水素
水の比率を変えることにより、その反応速度を制御する
ことができる。
【0032】ここでは、多孔質シリコン基体23を49
%弗酸とアルコールと30%過酸化水素水との混合液
(10:6:50)で撹はんすることなく選択エッチン
グした。多孔質Si基体23は選択エッチングされ、完
全に除去された。
【0033】このようにして作製されたSOI基板は酸
化膜上に形成されたSi単結晶層の層厚が均一である。
【0034】次に、図5に示すように、単結晶Si層3
上に薄い酸化膜(ゲート酸化膜となる)26を形成し、
その上にゲート電極7の下層部となるポリシリコン層2
4をパターニングして形成し、その後酸化膜27を形成
する。
【0035】次に、図6に示すようにSOG(Spin On
Glass )を表面にコートし、リフローにより平坦化を行
い、エッチバックでポリシリコン層24の表面を露出さ
せる。次に、ゲート電極7の上層部となるポリシリコン
層(ポリシリコン層24よりも大きくする)25をパタ
ーニングして形成し、このポリシリコン層25をマスク
にして、不純物イオンを注入し、アニール処理を施し
て、ソース,ドレイン領域4,5を形成する。
【0036】このようにして、図1に示したn型MOS
FETを作製した。 (実施例2)本実施例は第1実施例のn型MOSFET
に、さらに電界強度を緩和するために低不純物濃度のn
- 領域を形成したものである。
【0037】図7は本実施例のn型MOSFETを示す
断面図である。なお図1に示した構成部材と同一構成部
材については同一符号を付して説明を省略する。
【0038】同図に示すように、本実施例では、ソース
領域4及びドレイン領域5の近傍に低不純物濃度のn-
領域8,9を形成しており、ゲート電極7からソース、
ドレイン領域4,5を離すとともに、緩やかな濃度分布
を形成することで電界強度が緩和され、且つ、ソース、
ドレイン直列抵抗が減少し、駆動能力が高いMOSFE
Tが作製できる。
【0039】かかるn型MOSFETの製造工程は、図
5において、酸化膜26上にゲート電極7の下層部とな
るポリシリコン層24をパターニングして形成した後、
このポリシリコン層24をマスクとして、低不純物濃度
に不純物イオンを注入してn- 領域8,9を形成するこ
とを除いて、図2〜図6を用いて説明した第1実施例の
製造工程と同じである。 (実施例3)本実施例は、第1,第2実施例のように、
ゲート電極の形状を逆「凸」形状とするのではなく、ゲ
ート電極7とソース電極4、ドレイン領域5との間に厚
い選択酸化膜を形成することで、ホットキャリアの発生
を防ぐに十分な距離離すものである。
【0040】図8は本実施例のn型MOSFETを示す
断面図である。なお、なお図1に示した構成部材と同一
構成部材については同一符号を付する。
【0041】同図において、2はSiO2 酸化膜、4,
3,5,はn型MOSFETを構成するソース領域,チ
ャネル領域,ドレイン領域、8,9はn- 領域、10,
11は選択酸化領域、24は第1のポリシリコン層、2
5は第2のポリシリコン層(ポリシリコン層24,25
はゲート電極7を構成する)である。
【0042】本実施例のn型MOSFETは、酸化膜2
6上にポリシリコン層24をパターニングして形成する
までの工程は図2〜図5を用いて説明した第1実施例の
製造工程と同じなので、かかる工程については説明を省
略し、また図2〜図5の構成部材と同一構成部材につい
ては同一符号を付する。
【0043】図9〜図11は本実施例のn型MOSFE
Tの製造工程を示す図である。
【0044】図9に示すように、酸化膜26上にゲート
電極7の一部となる第1のポリシリコン層24をパター
ニングして形成した後、このポリシリコン層24をマス
クとして、低不純物濃度に不純物イオンを注入してn-
領域8及びn- 領域9を形成する。その後、ポリシリコ
ン層24上に酸化膜12を形成した後、ポリシリコン層
24上のみSiN膜13を形成する。
【0045】次に図10に示すように、選択酸化膜1
0,11を形成した後、ポリシリコン層24上のSiN
膜13及びSiO2 酸化膜12を除去する。次にゲート
電極7となる第2のポリシリコン層25をパターニング
して形成した後、このポリシリコン層25をマスクとし
て、不純物イオンを注入し、アニール処理を施してソー
ス,ドレイン領域4,5を形成する。 (実施例4)次に本発明の第4実施例について図14を
用いて説明する。本発明は第1実施例のMOSFETが
ソース、ドレインに対して対称構造であるのに対し、本
第4実施例は、ドレイン端のみ55に示す如く、ゲート
酸化膜厚を厚くした構造である。通常ソース端よりもド
レイン端がより高電界になり電界緩和が要求され、又ソ
ース側は電流駆動能力を高めるためにソース抵抗を低減
することが要求されている。この両者の要求を本実施例
の構造は満たすものである。
【0046】次に本第4実施例の構造体の作製方法につ
いて、図15〜図19を用いて説明する。
【0047】第1実施例の図5の工程より、絶縁層27
のエッチバックにより第1ゲート24と絶縁層27の表
面のつらを合わせる。その後、図15に示すように第2
ゲート電極となる導電層60を全面に設け、61に示す
如くレジストをパターニングする。この時、注意すべき
ことは図15の62に示す如く、レジストのエッジが第
1ゲート電極24の内側に位置するようにする点であ
る。このようにパターニングを行い、poliSiエッ
チングにおいて酸化膜との選択比が大きい条件により第
1ゲート、第2ゲートを連結してパターニングすると、
図16に示す形状が得られる。
【0048】この後、このレジストマスクを用いて、酸
化膜のみエッチング(例えば、バッファード希フッ酸等
を用いることができる)し、レジストを除去する(図1
7)。
【0049】次に再酸化をした後、第2ゲートの反対側
のエッジをパターニングするために、図18の63に示
すようにレジストをパターニングし、第2ゲート電極6
0′をパターニングする。その後、再び酸化し、この第
2ゲート電極をマスクとしてソース、ドレインのイオン
注入を行えば、本実施例の構造体が形成できる(図1
9)。イオン注入時、ソース、ドレイン上に設けられた
酸化膜厚は異なるが、ソース、ドレイン部Si層は十分
薄く、両者の深さは裏面SiO2 により規定されため特
に問題とはならない。
【0050】本実施例では、第1ゲート電極にセルフア
ラインでn- 層を形成しなかったが、図15の第2ゲー
ト電極を形成する前に、第1ゲート電極をマスクにn-
層をイオン注入により形成すれば、ソース側の第2ゲー
ト電極直下にもn- 層が形成できる。 (実施例5)次に本発明の第5実施例について図20を
用いて説明する。本第5実施例は、第4実施例と同様
に、ドレイン端のみフィールド酸化層を設け、ゲート絶
縁層の厚さを厚くした構成にしたものである。これは第
3実施例において、選択酸化時、ソース側までSiN膜
をのばしておけば、第3実施例と同様な工程で作製可能
である。第5実施例も第4実施例と同様に、高耐圧且つ
電流駆動能力の高いMOSFETができることは言うま
でもない。
【0051】以上、本発明のMOSFET及びMOSF
ET技術は通常のLSIのみならず、高耐圧特性を有す
るため液晶画像表示装置等にも適用可能である。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の絶
縁ゲート型電界効果トランジスタによれば、ゲート電極
の端部における絶縁膜の厚さを、該端部以外の絶縁膜の
厚さよりも厚くすることで、ゲート電極の端部からソー
ス、ドレイン領域を十分な距離離し、電界強度が小さく
なるようにすることができる。
【0053】なお、絶縁膜の厚さを厚くした前記ゲート
電極の端部直下であって、前記ソース、ドレイン領域に
接して、前記ソース、ドレイン領域よりも低不純物濃度
の領域を設ければ、緩やかな濃度分布を形成することで
電界強度をより緩和することができる。
【0054】本発明の絶縁ゲート型電界効果トランジス
タの製造方法によれば、貼り合わせたSOI基板の絶縁
層上に結晶性の優れた膜厚の均一な単結晶Si層を形成
し、その上に絶縁層を介して下層の第1のゲート電極層
と上層の第2のゲート電極層とからなる逆「凸」形状の
ゲート電極を形成し、上層の幅の大きいゲート電極層を
マスクとして、不純物イオンを注入してソース、ドレイ
ン領域を前記非多孔質単結晶層に形成することで、ソー
ス、ドレイン領域とゲート電極との間隔を十分とり、電
界強度が小さくなるようにすることができる。
【0055】また、本発明の絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタの製造方法によれば、貼り合わせたSOI基板
の絶縁層上に結晶性の優れた膜厚の均一な単結晶Si層
を形成し、その上に絶縁層を介して第1のゲート電極層
をパターン形成し、その後、この第1のゲート電極層の
端部に厚い選択酸化膜を形成し、さらにこの第1のゲー
ト電極層上に、第1のゲート電極層よりも大きい第2の
ゲート電極層をパターン形成し、この第2のゲート電極
層をマスクとして、不純物イオンを注入してソース、ド
レイン領域を前記非多孔質単結晶層に形成することで、
ソース、ドレイン領域とゲート電極との間隔を十分と
り、電界強度が小さくなるようにすることができる。
【0056】なお、酸化膜上に前記第1のゲート電極層
をパターン形成した後、この第1のゲート電極層をマス
クとして、前記ソース、ドレイン領域よりも低濃度に不
純物イオンを注入して低不純物濃度の領域を形成すれ
ば、緩やかな濃度分布を形成することで電界強度をより
緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例となるn型MOSFETの
構成を説明するための断面図である。
【図2】本発明の第1実施例のn型MOSFETの製造
工程を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例のn型MOSFETの製造
工程を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例のn型MOSFETの製造
工程を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例のn型MOSFETの製造
工程を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例のn型MOSFETの製造
工程を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例となるn型MOSFETの
構成を説明するための断面図である。
【図8】本発明の第3実施例となるn型MOSFETの
構成を説明するための断面図である。
【図9】本発明の第3実施例のn型MOSFETの製造
工程を示す図である。
【図10】本発明の第3実施例のn型MOSFETの製
造工程を示す図である。
【図11】本発明の第3実施例のn型MOSFETの製
造工程を示す図である。
【図12】従来のホットキャリアの発生を抑えるための
MOSFETの構成を示す概略的平面図である。
【図13】従来のホットキャリアの発生を抑えるための
MOSFETの他の構成を示す概略的平面図である。
【図14】本発明の第4実施例となるn型MOSFET
の構成を説明するための断面図である。
【図15】本発明の第4実施例のn型MOSFETの製
造工程を示す図である。
【図16】本発明の第4実施例のn型MOSFETの製
造工程を示す図である。
【図17】本発明の第4実施例のn型MOSFETの製
造工程を示す図である。
【図18】本発明の第4実施例のn型MOSFETの製
造工程を示す図である。
【図19】本発明の第4実施例のn型MOSFETの製
造工程を示す図である。
【図20】本発明の第5実施例となるn型MOSFET
の構成を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 単結晶Si基板 2 SiO2 酸化膜 4 ソース領域 3 チャネル領域 5 ドレイン領域 6 酸化膜 7 ゲート電極 8 n- 領域 9 n- 領域 10 選択酸化領域 11 選択酸化領域 24 第1のポリシリコン層 25 第2のポリシリコン層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース、ドレイン領域がチャネル領域を
    介して形成され、該チャネル領域上に絶縁膜を介してゲ
    ート電極が形成された絶縁ゲート型電界効果トランジス
    タにおいて、 前記ゲート電極の端部における絶縁膜の厚さを、該端部
    以外の絶縁膜の厚さよりも厚くしたことを特徴とする絶
    縁ゲート型電界効果トランジスタ。
  2. 【請求項2】 ゲート電極の厚さを端部のみ薄くするこ
    とで、前記ゲート電極の端部における絶縁膜の厚さを、
    該端部以外の絶縁膜の厚さよりも厚くしたことを特徴と
    する請求項1記載の絶縁ゲート型電界効果トランジス
    タ。
  3. 【請求項3】 ゲート電極の端部とソース、ドレイン領
    域との間を選択酸化することで、前記ゲート電極の端部
    における絶縁膜の厚さを、該端部以外の絶縁膜の厚さよ
    りも厚くしたことを特徴とする請求項1記載の絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタ。
  4. 【請求項4】 絶縁膜の厚さを厚くした前記ゲート電極
    の端部直下であって、前記ソース、ドレイン領域に接し
    て、前記ソース、ドレイン領域よりも低不純物濃度の領
    域を設けた請求項1〜請求項3いずれか記載の絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタ。
  5. 【請求項5】 多孔質化された第1のSi基体上の、非
    多孔質単結晶層の表面或いは該非多孔質単結晶層上に形
    成した絶縁層表面を、絶縁層を表面に有する第2のSi
    基体に貼り合わせる工程と、 前記多孔質化された第1のSi基体を少なくとも湿式化
    学エッチングを含む処理により除去して貼り合わせた絶
    縁層上に単結晶半導体層を形成する工程と、 この単結晶半導体層上に第1の絶縁膜を形成し、この第
    1の絶縁膜上に第1のゲート電極層をパターン形成し、
    その上に第2の絶縁層を形成する工程と、 平坦化処理により、前記第1のゲート電極層を露出さ
    せ、この第1のゲート電極層上に、第1のゲート電極層
    よりも大きい第2のゲート電極層をパターン形成する工
    程と、 この第2のゲート電極層をマスクとして、不純物イオン
    を注入してソース、ドレイン領域を前記単結晶半導体層
    に形成する工程とを備えた絶縁ゲート型電界効果トラン
    ジスタの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の絶縁膜上に前記第1のゲート
    電極層をパターン形成した後、この第1のゲート電極層
    をマスクとして、前記ソース、ドレイン領域よりも低濃
    度に不純物イオンを注入して低不純物濃度の領域を形成
    した請求項5記載の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 多孔質化された第1のSi基体上の、非
    多孔質単結晶層の表面或いは該非多孔質単結晶層上に形
    成した絶縁層表面を、絶縁層を表面に有する第2のSi
    基体に貼り合わせる工程と、 前記多孔質化された第1のSi基体を少なくとも湿式化
    学エッチングを含む処理により除去して貼り合わせた絶
    縁層上に単結晶半導体層を形成する工程と、 この単結晶半導体層上に酸化膜を形成し、この酸化膜上
    に第1のゲート電極層をパターン形成する工程と、 この第1のゲート電極層以外の単結晶半導体層上に前記
    酸化膜よりも厚い選択酸化膜を形成し、その後前記第1
    のゲート電極層の表面を露出させ、この第1のゲート電
    極層上に、第1のゲート電極層よりも大きい第2のゲー
    ト電極層をパターン形成する工程と、 この第2のゲート電極層をマスクとして、不純物イオン
    を注入してソース、ドレイン領域を前記単結晶半導体層
    に形成する工程とを備えた絶縁ゲート型電界効果トラン
    ジスタの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記酸化膜上に前記第1のゲート電極層
    をパターン形成した後、この第1のゲート電極層をマス
    クとして、前記ソース、ドレイン領域よりも低濃度に不
    純物イオンを注入して低不純物濃度の領域を形成した請
    求項7記載の絶縁ゲート型電界効果トランジスタの製造
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003317961A (ja) * 1999-04-27 2003-11-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd El表示装置

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