JPH05206274A - 集積回路の概略配線経路改善方式 - Google Patents
集積回路の概略配線経路改善方式Info
- Publication number
- JPH05206274A JPH05206274A JP4010416A JP1041692A JPH05206274A JP H05206274 A JPH05206274 A JP H05206274A JP 4010416 A JP4010416 A JP 4010416A JP 1041692 A JP1041692 A JP 1041692A JP H05206274 A JPH05206274 A JP H05206274A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal
- horizontal line
- rough wiring
- segments
- wiring route
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 既概略配線経路を短時間で必要な総水平トラ
ック数が少ない概略配線経路に改善する。 【構成】 Ｐ３で、既概略配線経路における各水平線分
に対して移動可能な水平線分を列挙する。ここで、元の
水平線分と移動可能な水平線分とを互いに等価な水平線
分と呼ぶ。Ｐ４で、元の水平線分とＰ３で列挙した全て
の水平線分の中から、１つの水平トラックに割り当てる
ことのできる水平線分群を選択する。Ｐ５で、Ｐ４で選
択した水平線分と、選択した水平線分と等価な水平線分
を選択の対象から消去する。Ｐ６で、対象となる水平線
分がまだ存在するかを調べ、対象となる水平線分が存在
していればＰ４に戻り、存在していなければ終了する。
ック数が少ない概略配線経路に改善する。 【構成】 Ｐ３で、既概略配線経路における各水平線分
に対して移動可能な水平線分を列挙する。ここで、元の
水平線分と移動可能な水平線分とを互いに等価な水平線
分と呼ぶ。Ｐ４で、元の水平線分とＰ３で列挙した全て
の水平線分の中から、１つの水平トラックに割り当てる
ことのできる水平線分群を選択する。Ｐ５で、Ｐ４で選
択した水平線分と、選択した水平線分と等価な水平線分
を選択の対象から消去する。Ｐ６で、対象となる水平線
分がまだ存在するかを調べ、対象となる水平線分が存在
していればＰ４に戻り、存在していなければ終了する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、セル列型集積回路の概
略配線における、概略配線経路改善方式に関するもので
ある。
略配線における、概略配線経路改善方式に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来のセル列型集積回路の概略配線経路
改善方式としては、既概略配線経路のひとつを選択し、
選択した概略配線経路を一旦引き剥し、総水平トラック
数が減少するように別の概略配線経路を求め直すことを
繰り返す方式（「文献Ｒ．ネア、“シンプルイエットエ
フェクティブテクニックフォーグローバルワイアリン
グ”、アイイーイーイートランザクションズオンシーエ
イディー、２、１９８７（Ｒ．Ｎａｉｒ，“Ｓｉｍｐｌ
ｅ Ｙｅｔ Ｅｆｆｅｃｔｉｖｅ Ｔｅｃｈｎｉｑｕｅ
ｆｏｒ Ｇｌｏｂａｌ Ｗｉｒｉｎｇ”，ＩＥＥＥ
Ｔｒａｎｓ．ｏｎＣＡＤ，２，１９８７）」）、概略配
線経路におけるある水平線分を選択して、これを移動可
能な線分へ移動することを試行錯誤繰り返すことによっ
て総水平トラック数を減少させる方式（「文献Ｋ．Ｗ．
リー、Ｃ．セッチェン：“アニューグローバルルーター
フォーローベーストレイアウト”、プロシーディングア
イシーシーエイディー８８、１９８８（Ｃ．Ｗ．Ｌｅ
ｅ，Ｃ．Ｓｅｃｈｅｎ：“ＡＮｅｗ Ｇｌｏｂａｌ Ｒ
ｏｕｔｅｒ ｆｏｒ Ｒｏｗ Ｂａｓｅｄ Ｌａｙｏｕ
ｔ”，Ｐｒｏｃ．ＩＣＣＡＤ−８８，１９８８）」）、
がよく知られている。
改善方式としては、既概略配線経路のひとつを選択し、
選択した概略配線経路を一旦引き剥し、総水平トラック
数が減少するように別の概略配線経路を求め直すことを
繰り返す方式（「文献Ｒ．ネア、“シンプルイエットエ
フェクティブテクニックフォーグローバルワイアリン
グ”、アイイーイーイートランザクションズオンシーエ
イディー、２、１９８７（Ｒ．Ｎａｉｒ，“Ｓｉｍｐｌ
ｅ Ｙｅｔ Ｅｆｆｅｃｔｉｖｅ Ｔｅｃｈｎｉｑｕｅ
ｆｏｒ Ｇｌｏｂａｌ Ｗｉｒｉｎｇ”，ＩＥＥＥ
Ｔｒａｎｓ．ｏｎＣＡＤ，２，１９８７）」）、概略配
線経路におけるある水平線分を選択して、これを移動可
能な線分へ移動することを試行錯誤繰り返すことによっ
て総水平トラック数を減少させる方式（「文献Ｋ．Ｗ．
リー、Ｃ．セッチェン：“アニューグローバルルーター
フォーローベーストレイアウト”、プロシーディングア
イシーシーエイディー８８、１９８８（Ｃ．Ｗ．Ｌｅ
ｅ，Ｃ．Ｓｅｃｈｅｎ：“ＡＮｅｗ Ｇｌｏｂａｌ Ｒ
ｏｕｔｅｒ ｆｏｒ Ｒｏｗ Ｂａｓｅｄ Ｌａｙｏｕ
ｔ”，Ｐｒｏｃ．ＩＣＣＡＤ−８８，１９８８）」）、
がよく知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方式には、集積回路の規模が大きくなった場
合、引き剥す概略配線経路の特定が困難である、結果が
概略配線経路や水平線分の選択順序に大きく依存してし
まい、良い改善経路が得られにくい、処理時間が長くか
かる、という欠点があった。
うな従来の方式には、集積回路の規模が大きくなった場
合、引き剥す概略配線経路の特定が困難である、結果が
概略配線経路や水平線分の選択順序に大きく依存してし
まい、良い改善経路が得られにくい、処理時間が長くか
かる、という欠点があった。
【０００４】本発明の目的は、与えられた概略配線経路
を短時間で必要な総水平トラック数が少ない概略配線経
路に改善する方式を提供することにある。
を短時間で必要な総水平トラック数が少ない概略配線経
路に改善する方式を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、セル列型集積
回路の概略配線において、既概略配線経路の各水平線分
に対して移動可能な全ての水平線分を列挙し、前記全て
の水平線分の中から概略配線経路に最低限必要な水平線
分を水平トラック単位で選択し直すものである。
回路の概略配線において、既概略配線経路の各水平線分
に対して移動可能な全ての水平線分を列挙し、前記全て
の水平線分の中から概略配線経路に最低限必要な水平線
分を水平トラック単位で選択し直すものである。
【０００６】
【作用】本発明によれば、まず、概略配線経路における
各水平線分に対して移動可能な水平線分が列挙される。
次に元の水平線分と列挙された水平線分全てを対象とし
て、水平トラック単位でまとめて、概略配線経路に最低
限必要な水平線分が選択される。この時、全水平線分を
対象として、水平トラック毎に割り当てられるべき水平
線分が選択されるため、局所的な最適解に陥る可能性が
少ない。従って、必要な総水平トラック数が従来よりも
少ない概略配線経路に改善することができる。また、従
来の方式のように既概略配線経路を引き剥したり、線分
の選択を試行錯誤繰り返すことがないため、短時間で概
略配線経路の改善を行なうことができる。
各水平線分に対して移動可能な水平線分が列挙される。
次に元の水平線分と列挙された水平線分全てを対象とし
て、水平トラック単位でまとめて、概略配線経路に最低
限必要な水平線分が選択される。この時、全水平線分を
対象として、水平トラック毎に割り当てられるべき水平
線分が選択されるため、局所的な最適解に陥る可能性が
少ない。従って、必要な総水平トラック数が従来よりも
少ない概略配線経路に改善することができる。また、従
来の方式のように既概略配線経路を引き剥したり、線分
の選択を試行錯誤繰り返すことがないため、短時間で概
略配線経路の改善を行なうことができる。
【０００７】
【実施例】図１は概略配線経路改善のためのフローチャ
ートを示すものである。ここで、図中のＰ１〜Ｐ６は、
フローチャートの各ステップを示す。まず、ステップＰ
１において、集積回路における各セルの配置位置と概略
配線経路が記憶装置に入力される。ステップＰ２におい
て、入力された概略配線経路における水平線分が列挙さ
れる。ステップＰ３において、ステップＰ２で列挙され
た各水平線分に対して移動可能な水平線分が列挙され
る。ここで、元の水平線分と移動可能な水平線分とを互
いに等価な水平線分と呼ぶ。ステップＰ４において、ス
テップＰ２，Ｐ３で列挙された全ての水平線分の中か
ら、１つの水平トラックに割り当て可能な水平線分群を
選択する。ステップＰ５において、ステップＰ４で選択
された水平線分と選択された水平線分と等価な水平線分
を選択の対象から消去する。ステップＰ６において、対
象となる水平線分がまだ存在するかが調べられる。対象
となる水平線分が存在していれば、ステップＰ４に戻
り、存在していなければ、終了する。
ートを示すものである。ここで、図中のＰ１〜Ｐ６は、
フローチャートの各ステップを示す。まず、ステップＰ
１において、集積回路における各セルの配置位置と概略
配線経路が記憶装置に入力される。ステップＰ２におい
て、入力された概略配線経路における水平線分が列挙さ
れる。ステップＰ３において、ステップＰ２で列挙され
た各水平線分に対して移動可能な水平線分が列挙され
る。ここで、元の水平線分と移動可能な水平線分とを互
いに等価な水平線分と呼ぶ。ステップＰ４において、ス
テップＰ２，Ｐ３で列挙された全ての水平線分の中か
ら、１つの水平トラックに割り当て可能な水平線分群を
選択する。ステップＰ５において、ステップＰ４で選択
された水平線分と選択された水平線分と等価な水平線分
を選択の対象から消去する。ステップＰ６において、対
象となる水平線分がまだ存在するかが調べられる。対象
となる水平線分が存在していれば、ステップＰ４に戻
り、存在していなければ、終了する。
【０００８】図２〜図４は、本発明により概略配線経路
における総水平トラック数が減少する例である。
における総水平トラック数が減少する例である。
【０００９】図２は、既概略配線経路の例である。図２
において、１はセル列、２は端子、３は既概略配線経
路、４は水平トラックである。図３は、既概略配線経路
の各水平線分に対して移動可能な水平線分を列挙した例
である。図３において、５は元の水平線分、６は移動可
能な水平線分である。図４は、改善された概略配線経路
の例である。図４において、７は改善された概略配線経
路である。
において、１はセル列、２は端子、３は既概略配線経
路、４は水平トラックである。図３は、既概略配線経路
の各水平線分に対して移動可能な水平線分を列挙した例
である。図３において、５は元の水平線分、６は移動可
能な水平線分である。図４は、改善された概略配線経路
の例である。図４において、７は改善された概略配線経
路である。
【００１０】まず、図２の既概略配線経路に対して、図
３のように移動可能な水平線分６が列挙される。ついで
に元の水平線分５と移動可能な水平線分６とを全て対象
にして、必要な総水平トラック数が最小になるように水
平線分群の選択を水平トラック単位で行なうと、図４の
ように概略配線経路は改善される。また、従来の方式の
ように既に概略配線経路を引き剥したり、試行錯誤処理
を繰り返すことがないため、この処理は短時間で行なう
ことができる。この例では、必要な総水平トラック数は
４から２に減少している。
３のように移動可能な水平線分６が列挙される。ついで
に元の水平線分５と移動可能な水平線分６とを全て対象
にして、必要な総水平トラック数が最小になるように水
平線分群の選択を水平トラック単位で行なうと、図４の
ように概略配線経路は改善される。また、従来の方式の
ように既に概略配線経路を引き剥したり、試行錯誤処理
を繰り返すことがないため、この処理は短時間で行なう
ことができる。この例では、必要な総水平トラック数は
４から２に減少している。
【００１１】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、集
積回路の規模が大きくなった場合でも、与えられた概略
配線経路を短時間で総水平トラック数が従来よりも少な
い概略配線経路に改善することができる。近年のプロセ
ス技術の進歩による集積回路の大規模化を考えれば、こ
の利点は極めて大きなものであるといえる。
積回路の規模が大きくなった場合でも、与えられた概略
配線経路を短時間で総水平トラック数が従来よりも少な
い概略配線経路に改善することができる。近年のプロセ
ス技術の進歩による集積回路の大規模化を考えれば、こ
の利点は極めて大きなものであるといえる。
【図１】本発明を実行するためのフローチャートであ
る。
る。
【図２】本発明の概略配線経路改善方式によって経路が
改善される例を示す図である。
改善される例を示す図である。
【図３】本発明の概略配線経路改善方式によって経路が
改善される例を示す図である。
改善される例を示す図である。
【図４】本発明の概略配線経路改善方式によって経路が
改善される例を示す図である。
改善される例を示す図である。
１ セル列 ２ 端子 ３ 既概略配線経路 ４ 水平トラック ５ 元の水平線分 ６ 移動可能な水平線分 ７ 改善された概略配線経路
Claims (1)
- 【請求項１】セル列型集積回路の概略配線において、既
概略配線経路の各水平線分に対して移動可能な水平線分
を全て列挙し、前記全ての水平線分の中から概略配線経
路に最低限必要な水平線分を水平トラック単位で選択し
直すことを特徴とする集積回路の概略配線経路改善方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4010416A JPH05206274A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 集積回路の概略配線経路改善方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4010416A JPH05206274A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 集積回路の概略配線経路改善方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05206274A true JPH05206274A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11749547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4010416A Pending JPH05206274A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 集積回路の概略配線経路改善方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05206274A (ja) |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP4010416A patent/JPH05206274A/ja active Pending
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