JPH0512382A - 配線処理方式 - Google Patents
配線処理方式Info
- Publication number
- JPH0512382A JPH0512382A JP3164838A JP16483891A JPH0512382A JP H0512382 A JPH0512382 A JP H0512382A JP 3164838 A JP3164838 A JP 3164838A JP 16483891 A JP16483891 A JP 16483891A JP H0512382 A JPH0512382 A JP H0512382A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- area
- terminals
- unwired
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】未配線の修正に参照する配線領域を減少させる
ことにより配線工数の削減をはかる。 【構成】LSI及びプリント配線基板上の端子間の未配
線を抽出し、未配線の端子を囲む最小矩形の面積S0 を
算出する。また、これらの配線状態を記憶する。次に、
配線の障害となる既配線を抽出し除去する。抽出した未
配線及び除去した前記既配線について配線する。除去し
た既配線のうち、配線に失敗した新たな未配線の端子を
囲む最小矩形の面積の総和Sを算出する。そして、面積
の総和Sと面積S0 とを比較し、除去する配線状態を採
用するか否かを判断する。また、この結果に基づいて配
線状態を既配線の除去前の状態に戻す。これにより、未
配線の修正の際に参照する配線領域を減少させる。
ことにより配線工数の削減をはかる。 【構成】LSI及びプリント配線基板上の端子間の未配
線を抽出し、未配線の端子を囲む最小矩形の面積S0 を
算出する。また、これらの配線状態を記憶する。次に、
配線の障害となる既配線を抽出し除去する。抽出した未
配線及び除去した前記既配線について配線する。除去し
た既配線のうち、配線に失敗した新たな未配線の端子を
囲む最小矩形の面積の総和Sを算出する。そして、面積
の総和Sと面積S0 とを比較し、除去する配線状態を採
用するか否かを判断する。また、この結果に基づいて配
線状態を既配線の除去前の状態に戻す。これにより、未
配線の修正の際に参照する配線領域を減少させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLSI及びプリンタ基板
の配線処理方式に関する。
の配線処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の配線方式では、未配線本数を最小
にすることを目的とした配線処理を行い、残った未配線
に対しては人手による修正を行っている。
にすることを目的とした配線処理を行い、残った未配線
に対しては人手による修正を行っている。
【0003】また、従来の配線処理には、既配線の箇所
を引き剥して取り除き再び配線処理を行うことがある
が、これについても、引き剥がし前後で未配線本数を比
較し、もしも未配本数が増加した場合は、再配線が失敗
したものとして、引きはがし前の状態に戻している。
を引き剥して取り除き再び配線処理を行うことがある
が、これについても、引き剥がし前後で未配線本数を比
較し、もしも未配本数が増加した場合は、再配線が失敗
したものとして、引きはがし前の状態に戻している。
【0004】なお、公知の参考文献として、「論理装置
のCAD」,情報処理学会、及び「リップアップルータ
の一手法」,情報処理学会第36回(昭和63年前期)
全国大会等がある。
のCAD」,情報処理学会、及び「リップアップルータ
の一手法」,情報処理学会第36回(昭和63年前期)
全国大会等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の配線方式では、
未配線本数を最小とすることを目的として配線処理を行
っているため、残った未配線の中には、端子間の距離が
非常に長いものが含まれる場合がある。特に、近年のL
SI,及びプリント基板の大規模化の傾向に伴い、この
ような未配線が発生する割合は高くなっている。
未配線本数を最小とすることを目的として配線処理を行
っているため、残った未配線の中には、端子間の距離が
非常に長いものが含まれる場合がある。特に、近年のL
SI,及びプリント基板の大規模化の傾向に伴い、この
ような未配線が発生する割合は高くなっている。
【0006】未配線修正を行う場合には、少なくとも、
未配線の端子で囲まれる最小矩形の範囲内の配線領域を
参照する必要があり、したがって、端子間の距離の長い
未配線の修正では、非常に広範囲の配線領域を参照しな
ければならない。さらに、未配線の箇所を配線するため
に配線経路の移動が必要な既配線数も、参照する配線領
域に比例して増加するため、未配線修正に必要な工数が
多大となるという欠点がある。
未配線の端子で囲まれる最小矩形の範囲内の配線領域を
参照する必要があり、したがって、端子間の距離の長い
未配線の修正では、非常に広範囲の配線領域を参照しな
ければならない。さらに、未配線の箇所を配線するため
に配線経路の移動が必要な既配線数も、参照する配線領
域に比例して増加するため、未配線修正に必要な工数が
多大となるという欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、LSI及びプ
リント配線基板上の所定の端子間の配線を行う配線処理
システムであって、前記所定の端子間の未配線を抽出す
る抽出手段と、前記未配線の端子を囲む最小矩形の面積
を算出する第1の面積算出手段と、前記LSI及びプリ
ント配線基板上の配線状態を記憶する配線記憶手段と、
配線の障害となる既配線を抽出し、かつこれを除去する
配線除去手段と、抽出した前記未配線及び除去した前記
既配線について配線する配線手段と、前記除去した既配
線のうち、前記配線手段による配線処理において、配線
に失敗した新たな未配線の端子を囲む最小矩形の面積の
総和を算出する第2の面積算出手段と、この第2の面積
算出手段が算出した前記最小矩形の面積の総和と前記第
1の面積算出手段が算出した前記最小矩形の面積とを比
較し、前記配線除去手段により除去する配線状態を採用
するか否かを判断する面積比較手段と、この面積比較手
段の結果に基づいて配線状態を前記既配線の除去前の状
態に戻す除去前再現手段とを含んで構成される。
リント配線基板上の所定の端子間の配線を行う配線処理
システムであって、前記所定の端子間の未配線を抽出す
る抽出手段と、前記未配線の端子を囲む最小矩形の面積
を算出する第1の面積算出手段と、前記LSI及びプリ
ント配線基板上の配線状態を記憶する配線記憶手段と、
配線の障害となる既配線を抽出し、かつこれを除去する
配線除去手段と、抽出した前記未配線及び除去した前記
既配線について配線する配線手段と、前記除去した既配
線のうち、前記配線手段による配線処理において、配線
に失敗した新たな未配線の端子を囲む最小矩形の面積の
総和を算出する第2の面積算出手段と、この第2の面積
算出手段が算出した前記最小矩形の面積の総和と前記第
1の面積算出手段が算出した前記最小矩形の面積とを比
較し、前記配線除去手段により除去する配線状態を採用
するか否かを判断する面積比較手段と、この面積比較手
段の結果に基づいて配線状態を前記既配線の除去前の状
態に戻す除去前再現手段とを含んで構成される。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0009】図1に本発明の一実施例による処理を示す
流れ図である。
流れ図である。
【0010】まず、処理ボックス101では、対象とな
るLSIやプリント基板の全配線の中から未配線を抽出
する。
るLSIやプリント基板の全配線の中から未配線を抽出
する。
【0011】そして、判断ポックス102により、未配
線が存在するか否かを判断し、もしも未配線が存在する
ならば処理ボックス103へ進み、存在しなければ処理
を終了する。
線が存在するか否かを判断し、もしも未配線が存在する
ならば処理ボックス103へ進み、存在しなければ処理
を終了する。
【0012】処理ボックス103では、処理ボックス1
01で抽出した未配線の中から処理対象となる未配線を
1本取り出す。
01で抽出した未配線の中から処理対象となる未配線を
1本取り出す。
【0013】処理ボックス104では、対称未配線の端
子を囲む最小矩形の面積S0 を求め、それを記憶する。
また、処理ボックス105では、現在の配線状態を情報
を記憶する。
子を囲む最小矩形の面積S0 を求め、それを記憶する。
また、処理ボックス105では、現在の配線状態を情報
を記憶する。
【0014】処理ボックス106では、対象未配線の障
害となっている既配線を抽出し、さらに、処理ボッスク
107では、その障害となる既配線を引き剥して取り除
く。
害となっている既配線を抽出し、さらに、処理ボッスク
107では、その障害となる既配線を引き剥して取り除
く。
【0015】処理ボックス108では、対象未配線の配
線処理を行う。この処理では、障害配線が取り除かれて
いるため、未配線となることはない。
線処理を行う。この処理では、障害配線が取り除かれて
いるため、未配線となることはない。
【0016】処理ボックス109では、引き剥した配線
の配線処理(再配線)を行う。
の配線処理(再配線)を行う。
【0017】処理ボックス110では、処理ボックス1
09での配線処理の結果、配線できなかった新たな未配
線の端子を囲む最小矩形の面積の総和Sを求め、それを
記憶する。
09での配線処理の結果、配線できなかった新たな未配
線の端子を囲む最小矩形の面積の総和Sを求め、それを
記憶する。
【0018】そして、判断ボックス111では、処理ボ
ッスク110で求めた面積Sと処理ボッスク104で求
めた面積S0 とを比較し、面積Sが面積S0 より小さけ
れば判断ボックス113へ進み、また、大きければ処理
ボックス112へ進む。
ッスク110で求めた面積Sと処理ボッスク104で求
めた面積S0 とを比較し、面積Sが面積S0 より小さけ
れば判断ボックス113へ進み、また、大きければ処理
ボックス112へ進む。
【0019】処理ボックス112では、処理ボックス1
05で記憶した情報を基に、配線状態を配線の引き剥し
を行う前の状態に戻す。
05で記憶した情報を基に、配線状態を配線の引き剥し
を行う前の状態に戻す。
【0020】そして、判断ボックス113では、処理ボ
ックス101で抽出した全ての未配線に対して処理が行
われたか否かを判断し、未処理の存在すれば、処理ボッ
クス103へ戻り、全ての未配線が処理済みであれば、
一連の処理を終了する。
ックス101で抽出した全ての未配線に対して処理が行
われたか否かを判断し、未処理の存在すれば、処理ボッ
クス103へ戻り、全ての未配線が処理済みであれば、
一連の処理を終了する。
【0021】続いて、本発明の配線処理方式による具体
的な実施例について説明する。
的な実施例について説明する。
【0022】図3は従来の配線処理方式による配線の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【0023】まず、未配線11に対して、人手による修
正を行う場合、少なくとも、未配線11の端子21,2
2を囲む最小矩形31内の配線領域を参照する必要があ
る。
正を行う場合、少なくとも、未配線11の端子21,2
2を囲む最小矩形31内の配線領域を参照する必要があ
る。
【0024】図2は本発明の配線処理方式による配線の
一例を示す図であって、図3における未配線11に対し
て本発明を適用した例である。
一例を示す図であって、図3における未配線11に対し
て本発明を適用した例である。
【0025】ここで、図3における未配線11の端子2
1〜22を囲む最小矩形31の面積をS0 とする。ま
た、未配線の障害となっている既配線を引き剥し、未配
線及び引き剥した配線を再配線した結果、未配線11
が、図2に示すように、配線41となり、新たな未配線
12,13が残ったものとする。
1〜22を囲む最小矩形31の面積をS0 とする。ま
た、未配線の障害となっている既配線を引き剥し、未配
線及び引き剥した配線を再配線した結果、未配線11
が、図2に示すように、配線41となり、新たな未配線
12,13が残ったものとする。
【0026】これによれば従来の配線処理方式では、未
配本数が1本から2本に増加したため、この配線処理は
失敗したものとして、配線状態は引き剥し前、すなわ
ち、図3に示す状態に戻される。しかしながら、本発明
の配線処理方式では未配線12の端子23,24を囲む
最小矩形32の面積と、未配線13の端子25,26を
囲む最小矩形33の面積との和をSとすると、面積Sが
面積S0により小さいことから、図2に示す状態を配線
結果とする。
配本数が1本から2本に増加したため、この配線処理は
失敗したものとして、配線状態は引き剥し前、すなわ
ち、図3に示す状態に戻される。しかしながら、本発明
の配線処理方式では未配線12の端子23,24を囲む
最小矩形32の面積と、未配線13の端子25,26を
囲む最小矩形33の面積との和をSとすると、面積Sが
面積S0により小さいことから、図2に示す状態を配線
結果とする。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、未配線本
数が増加しても、未配線の端子を囲む最小矩形、すなわ
ち、未配線修正時に参照しなければならい配線領域の総
面積が減少することにより、全体の未配線修正に必要な
工数を削減することができる。
数が増加しても、未配線の端子を囲む最小矩形、すなわ
ち、未配線修正時に参照しなければならい配線領域の総
面積が減少することにより、全体の未配線修正に必要な
工数を削減することができる。
【図1】本発明の一実施例のよる処理を示す流れ図であ
る。
る。
【図2】本発明の配線処理方式による配線の一例を示す
図である。
図である。
【図3】従来の配線処理方式による配線の一例を示す図
である。
である。
11〜13 未配線 21〜26 端子 31〜33 最小矩形 41 配線
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 LSI及びプリント配線基板上の所定の
端子間の配線を行う配線処理システムであって、前記所
定の端子間の未配線を抽出する抽出手段と、前記未配線
の端子を囲む最小矩形の面積を算出する第1の面積算出
手段と、前記LSI及びプリント配線基板上の配線状態
を記憶する配線記憶手段と、配線の障害となる既配線を
抽出し、かつこれを除去する配線除去手段と、抽出した
前記未配線及び除去した前記既配線について配線する配
線手段と、前記除去した既配線のうち、前記配線手段に
よる配線処理において、配線に失敗した新たな未配線の
端子を囲む最小矩形の面積の総和を算出する第2の面積
算出手段と、この第2の面積算出手段が算出した前記最
小矩形の面積の総和と前記第1の面積算出手段が算出し
た前記最小矩形の面積とを比較し、前記配線除去手段に
より除去する配線状態を採用するか否かを判断する面積
比較手段と、この面積比較手段の結果に基づいて配線状
態を前記既配線の除去前の状態に戻す除去前再現手段と
を備えることを特徴とする配線処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3164838A JPH0512382A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 配線処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3164838A JPH0512382A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 配線処理方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0512382A true JPH0512382A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15800886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3164838A Pending JPH0512382A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 配線処理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0512382A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08202753A (ja) * | 1995-01-27 | 1996-08-09 | Nec Corp | 回路図の配線自動修正方法 |
US8255857B2 (en) | 2001-02-26 | 2012-08-28 | Cadence Design Systems, Inc. | Routing methods for integrated circuit designs |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP3164838A patent/JPH0512382A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08202753A (ja) * | 1995-01-27 | 1996-08-09 | Nec Corp | 回路図の配線自動修正方法 |
US8255857B2 (en) | 2001-02-26 | 2012-08-28 | Cadence Design Systems, Inc. | Routing methods for integrated circuit designs |
US8291365B2 (en) | 2001-02-26 | 2012-10-16 | Cadence Design Systems, Inc. | Conditionally routing a portion of an integrated circuit design with a different pitch to overcome a design rule violation |
US8365128B2 (en) | 2001-02-26 | 2013-01-29 | Cadence Design Systems, Inc. | Routing interconnect of integrated circuit designs |
US8386984B2 (en) | 2001-02-26 | 2013-02-26 | Cadence Design Systems, Inc. | Interconnect routing methods of integrated circuit designs |
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