JPH05205599A - 継電器 - Google Patents

継電器

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JPH05205599A
JPH05205599A JP1511892A JP1511892A JPH05205599A JP H05205599 A JPH05205599 A JP H05205599A JP 1511892 A JP1511892 A JP 1511892A JP 1511892 A JP1511892 A JP 1511892A JP H05205599 A JPH05205599 A JP H05205599A
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JP
Japan
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magnetic
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movable contact
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Pending
Application number
JP1511892A
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English (en)
Inventor
Yasuo Tanaka
康雄 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、小形化と共に、省電力化の促進を
図ったうえで、確実な動作制御を実現し得るようにする
ことにある。 【構成】第1及び第2の可動接点5,6を動作する駆動
部材4を第1及び第2の停止部材10a,10bで挟装
して、この第1及び第2の停止部材10a,10bを磁
気回路に連動する第1及び第2の解放部材11a,11
bで動作制御するようにして、駆動部材4を第1及び第
2の可動接点5,6の動作状態で、第1及び第2の停止
部材10a,10bにより位置決めし、磁気回路A,B
が作動されると、第1及び第2の解放部材11a,11
bを動作させて第1及び第2の停止部材10a,10b
による駆動部材4の位置決めを解放し、該駆動部材4の
動作を許容するように構成して、所期の目的を達成した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば人工衛星や航
空機等に搭載される電子機器に用いるのに好適する継電
器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、継電器(リレー)は、図2に示
すように永久磁石1と第1及び第2のコイル2a,2b
を組合わせた磁気回路A,Bが筐体3内に形成され、そ
の永久磁石1には、駆動アマチュアと称する駆動部材4
の中間部が回動自在に支持される。この駆動部材4に
は、第1及び第2の駆動部4a,4bが図示しない回路
の一方に接続される第1及び第2の可動接点5,6に対
応して設けられる。そして、第1及び第2の可動接点
5,6は、上記回路(図示せず)をオン・オフ切換制御
する固定接点a,b及びc,dにそれぞれ対向される。
【0003】上記構成において、第1及び第2の可動接
点5,6は、第1あるいは第2のコイル2a,2bに電
流が印加されると、永久磁石1と協働して磁気力を発生
することにより、駆動部材4が図中時計あるいは反時計
方向に回動される。これにより、第1及び第2の可動接
点5,6は、固定接点a,b及びc,dに切換えられて
上記回路(図示せず)をオン・オフ切換え制御する。
【0004】ところが、上記継電器では、例えば人工衛
星等に搭載する電子機器に組み込んだ場合、衛星打ち打
上げ時に非常に強い振動・衝撃を受けると、その第1及
び第2の可動接点5,6を作動制御する駆動部材4が振
動・衝撃によりチャタリング現象を起して、第1及び第
2の可動接点5,6を誤動作させる虞を有する。
【0005】そこで、従来は、永久磁石1の磁気力を強
く設定して、確実な位置決めを行うことにより、誤動作
を防止する方法が採られていた。しかし、この方法で
は、永久磁石1の磁気力を強めると、それに応じて第1
及び第2のコイル5,6を大形化しなければならないた
めに、宇宙開発や航空機の分野において、要求される小
形化と共に、省電力化の要請を満足することが困難であ
るという問題を有していた。
【0006】また、これによると、駆動部材4のチャタ
リング現象の発生を防止できても、第1及び第2の可動
接点自体のチャタリング現象の防止が困難なために、信
頼性の点で満足の行くものでなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の継電器では、大形となると共に、消費電力が嵩むう
え、動作制御の信頼性が劣るという問題を有していた。
【0008】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、構成簡易にして、小形化と共に、省電力化の促進
を図り得、且つ確実な動作制御を実現し得るようにした
継電器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、磁気回路で
発生した磁気力で可動接点を固定接点に接離させる継電
器において、前記磁気回路で発生する磁気力で作動さ
れ、前記可動接点を動作制御する駆動部材と、この駆動
部材を前記可動接点が前記固定接点との接状態及び離状
態の各位置で位置決めする停止部材と、前記磁気回路の
作動に連動して前記停止部材を反転させ、前記可動接点
の位置決めを解放する解放手段とを備えて構成したもの
である。
【0010】
【作用】上記構成によれば、駆動部材は、可動接点が動
作された状態で、該駆動部材を動作させる磁気回路に連
動される停止部材により位置決めされる。そして、停止
部材は、磁気回路が作動されると、解放手段を介して反
転されて駆動部材の位置決めを解放し、該駆動部材の動
作を許容する。これにより、磁気回路を大形化すること
なく、チャタリング現象を確実に防止した信頼性の高い
動作制御が実現される。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。
【0012】図1はこの発明の一実施例に係る継電器の
要部を示すものである。なお、ここでは、前記図2と同
一部分については、同一符号を付して、詳細な説明につ
いて、省力する。
【0013】すなわち、前記駆動部材4には第1及び第
2の停止部材10a,10bが挟装する如く対向配置さ
れる。この第1及び第2の停止部材10a,10bは駆
動部材4に対して矢印方向に接離自在に設けられ、その
接状態で駆動部材4を位置決め保持する。そして、第1
及び第2の停止部材10a,10bの中間部には第1及
び第2の解放部材11a,11bがそれぞれ対向配置さ
れる。第1及び第2の解放部材11a,11bは前記磁
気回路A,Bに接続され、この磁気回路A,Bで発生す
る磁気力により、第1及び第2の停止部材10a,10
bを吸引して駆動部材4の位置決めを解放する。
【0014】上記構成において、駆動部材4は磁気回路
A,Bに電流が供給されると、前述したように回動され
て、第1及び第2の可動接点5,6を選択的に固定接点
a,b及びc,dに切換制御する。この際、磁気回路
A,Bは第1及び第2の解放部材11a,11bに磁気
力を供給して第1及び第2の停止部材10a,10bを
吸引して、駆動部材4の動作を許容する。そして、駆動
部材4の動作が完了されると、磁気回路A,Bからの磁
気力が停止されることにより、第1及び第2の解放部材
11a,11bは、第1及び第2の停止部材10a,1
0bの吸引を解放する。すると、第1及び第2の停止部
材10a,10bは駆動部材4を、その動作位置で位置
決め保持する。
【0015】このように、上記継電器は、第1及び第2
の可動接点5,6を動作する駆動部材4を第1及び第2
の停止部材10a,10bで挟装して、この第1及び第
2の停止部材10a,10bを磁気回路に連動する第1
及び第2の解放部材11a,11bで動作制御するよう
にして、駆動部材4を第1及び第2の可動接点5,6の
動作状態で、第1及び第2の停止部材10a,10bに
より位置決めし、磁気回路A,Bが作動されると、第1
及び第2の解放部材11a,11bを動作させて第1及
び他第2の停止部材10a,10bに寄る駆動部材4の
位置決めを解放し、該駆動部材4の動作を許容するよう
に構成した。これにより、磁気回路A,Bの磁気力を強
く設定することなく、付与される振動・衝撃によるチャ
タリング現象の確実な防止が実現され、小形・省電力化
が図れると共に、信頼性の高い動作制御が実現される。
【0016】なお、上記実施例では、駆動部材4を用い
て2個の可動接点5,6の切換えを行うように構成した
場合で説明したが、継電器構造としては。これに限るこ
となく、各種構造のものに適用可能である。
【0017】また、上記実施例では、駆動部材4を第1
及び第2の停止部材10a,10bを用いて位置決めす
るように構成したが、構造としては、これに限ることな
く、その他、各種の構成が可能である。
【0018】さらに、上記実施例では、磁気回路A,B
で同一の第1及び第2の解放部材11a,11bを作動
するように構成したが、これに限ることなく、磁気回路
A,Bにそれぞれ異なる解放部材を設けて第1及び第2
の停止部材10a,10bを制御するように構成するこ
とも可能である。よって、この発明は上記実施例に限る
ことなく、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変形を実施し得ることは勿論のことである。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成簡易にして、小形化と共に、省電力化の促進を
図り得、且つ確実な動作制御を実現し得るようにした継
電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る継電器の要部を示し
た図。
【図2】従来の継電器を示した図。
【符号の説明】
A,B…磁気回路、1、永久磁石、2a,2b…第1及
び第2のコイル、3…筐体、4…駆動部材、4a,4b
…駆動部、5,6…第1及び第2の可動接点、a,b,
c,d…固定接点、10a,10b…第1及び第2の停
止部材、11a,11b…第1及び第2の解放部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気回路で発生した磁気力で可動接点を
    固定接点に接離させる継電器において、 前記磁気回路で発生する磁気力で作動され、前記可動接
    点を動作制御する駆動部材と、 この駆動部材を前記可動接点が前記固定接点との接状態
    及び離状態の各位置で位置決めする停止部材と、 前記磁気回路の作動に連動して前記停止部材を反転さ
    せ、前記可動接点の位置決めを解放する解放手段とを具
    備したことを特徴とする継電器。
JP1511892A 1992-01-30 1992-01-30 継電器 Pending JPH05205599A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1511892A JPH05205599A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 継電器

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JP1511892A JPH05205599A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 継電器

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JPH05205599A true JPH05205599A (ja) 1993-08-13

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ID=11879914

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JP1511892A Pending JPH05205599A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 継電器

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