JPH0520519U - 植付機用苗ガイドの取付構造 - Google Patents

植付機用苗ガイドの取付構造

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JPH0520519U
JPH0520519U JP1963391U JP1963391U JPH0520519U JP H0520519 U JPH0520519 U JP H0520519U JP 1963391 U JP1963391 U JP 1963391U JP 1963391 U JP1963391 U JP 1963391U JP H0520519 U JPH0520519 U JP H0520519U
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幸徳 高見
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Abstract

(57)【要約】 [目的]本考案は、植付ビーク14で掻取られた植付苗
17が苗ガイド29に衝突することによって形崩れ又は
変形,姿勢変化等するのを防止する。 [構成]苗ガイド29を支持アーム27を介して弾力的
に支持する構造として植付苗17と苗ガイド29の接触
衝撃を緩和するほか、上記苗ガイド29の取付けを下方
のプランターケース3上の植付ビーク回動支点11側に
設けて支持アーム27のアーム長をより長くできる構成
とし、支持アーム27の上下方向のより柔軟な弾力性を
得ることを可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は田植機等の植付機用苗ガイドの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来田植機等においてマット苗を植付ビークで掻取った後植付完了時迄の苗の 落下や形崩れ等を防止するための苗ガイドとしては、例えば実公昭55−439 40号公報に示すように、植付ビークの掻取り及び植付作動軌跡に沿って湾曲形 成した苗ガイドをエプロン下端に取付けたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記従来の構造ではエプロンの苗掻取り口の直下に上端が逆U字形に湾 曲した苗ガイドを取り付けているために、高速作動する植付ビークによって掻取 られた苗が苗ガイドに接衝する瞬間の衝撃により、掻取り苗の形崩れを生じたり 、ビークから外れて落下する等の欠点があり、特に育苗日数の短縮,育苗及び管 理コストの低減,植付後の活着性の向上等を図るために育苗マットに催芽籾を播 種して6日〜8日(草丈5〜7cm位)を植付ける場合等には上記の問題点はさ らに大きくなっていた。
【0004】 この考案は苗ガイド又は苗ガイドの支持構造に弾力性を付与することよって上 記の問題点を解決することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案の苗ガイド取付構造は、マット苗4を載置し 下端部にエプロン22を横設した苗のせ台6の下方に植付ビーク14を付設した プランタケース3を配設するとともに、植付時に植付ビーク14によって掻取ら れた掻取り苗17を案内する苗ガイド29を設けたものにおいて、上記苗ガイド 29を植付ビーク14の植付作動方向に対して弾力性を有する支持アーム27を 介して取り付け又は形成するとともに、さらに支持アーム27の取付固定部を植 付ビーク14の回動支点11側のプランタケース3に取り付けたことを特徴とし ている。
【0006】
【作用】
苗ガイド29は植付ビーク14によって掻取られた掻取り(植付)苗17を植 付作動中植付ビーク側に押接して保持し、支持アーム27は苗ガイド29に対し てビーク14の作動方向に対して弾力性を付与することにより、掻取後の植付苗 17が苗ガイド29に接触した時の衝撃を緩和して、植付苗の形崩れや姿勢変化 又は脱落を防止しながら植付苗17を確実に植付完了迄案内する。
【0007】 また支持アーム29の取付固定部を植付ビーク14の回動支点11側に取付け たことにより、支持アーム29の上下方向の撓みによる柔軟な弾力性が取り易く なり、上記衝撃吸収性を一層良好にすることができる。
【0008】
【実施例】
以下図示する実施例につき詳述すると、図2は乗用田植機の植付作業機の要 部拡大側面図で、作業機1は、走行機体に昇降リンク(いずれも図示しない)で 昇降自在に連結されているものである。作業機フレームを構成するドライブケー ス2と該ドライブケース2に後向きに複数個平行に突出するように取付けられる プランタケース3上にはマット苗4(図1参照)を載置する前傾姿勢の苗のせ台 6の下端が左右スライド自在に取付けられている。ドライブケース2及びプラン タケース3の下部には屈曲リンク7,8を介してフロート9が取付けられ、作業 機1を圃場面に浮上させながら滑走する機構となっている。
【0009】 プランタケース3の後端両側には支点11を中心に反時計方向回転するロータ リーケース12が軸支され、該ロータリーケース12の両端には植付アーム13 を介して苗のせ台6上のマット苗4を掻取って植付ける植付ビーク14が取付け られ、該ビーク14の背面には掻取られた掻取り苗(植付苗)17を先端方向に 押出すフォーク16が付設されている。上記ビーク14はロータリーケース12 の回転と共に作動軌跡18のように掻取り及び植付作動をする。
【0010】 苗のせ台6の下端下方にはドライブケース2に対してステー19が横設固定さ れ、スライドピース21を介して苗のせ台6が左右スライド自在に載置されると ともに、該ステー19には苗のせ台6上のマット苗4の下端を受け止めて左右動 をガイドするエプロン22が取付けられている。ビーク14は苗のせ台6の間欠 的且つ定量的に左右スライドに対応してマット苗4の下端を順次掻き取って植付 けるもので、エプロン22には、ビーク14に対応してスリット状の掻取口23 (図3参照)が形成されている。
【0011】 各プランタケース3上にはプランタケース3の上部に抱着されるチャンネル状 断面のブラケット24がケースカバー締付ボルト26を兼用して着脱自在に取り 付けられ、該ブラケット24には左右端が平面視で斜め前方に広がるように延長 された一定の弾力性を有するプレート状の支持アーム27が固着されている。該 支持アームの前端は下向きに屈曲したガイド取付部28を構成しており、ガイド 取付部28には、上端が逆U字形に湾曲し、下端が前述したビーク14の植付作 動軌跡18の円弧に沿って下向きに延長する鋼製棒状部材よりなる苗ガイド29 がボルト31により着脱自在に取り付けられている。
【0012】 なお苗ガイド29の取付ボルト(ケースカバー締付ボルト)26は、苗ガイド 29からみてプランターケース3の後端のロータリーケース12の回動支点11 側に近い位置のものを選び、支持アーム27をより長寸にすることによって、植 付ビーク14の作動に対する下向きの弾力性を高めるように構成されている。ま た、上記のようにロータリーケース12を設けずに一個のプランターアーム13 をクランク軸で軸支する機構(図示しない)のものである場合は、上記取付ボル ト(取付部)26はクランク軸の支点側のものを選ぶように構成する。
【0013】 前記苗ガイド29は上端の湾曲終了部付近(案内始端部29a)から作動軌跡 18のループ内に位置し、さらに下方に向かって順次作動軌跡18内に深く入り 込むように構成され、案内終端部29bにおいて最も深く入り込んでいる。
【0014】 上記のような構成により、ビーク14によって掻取られた植付苗17は、掻取 り直後に案内始端部29aの湾曲部に滑らかに接当して案内されるとともに、ビ ーク14の下向きの作動とともに苗ガイド29の前方向(作動軌跡18の外側方 向)への撓みによって押付けられながら強い苗の保持力によってビーク側に押接 保持されており、圃場面への植付けに際してフォーク16が植付苗17を押出し て植付を完了し、ビーク14はそのまま上昇して植付を完了する。
【0015】 なお上記作動において、植付苗17が苗ガイド29の案内始端部29aに接触 した衝撃を緩和するように支持アーム27はビーク14の下向きの作動に対して 弾力的な下向きの撓みを生じる。その結果植付苗17は苗ガイド29の案内始端 部29aによって滑らかに受け止められてガイドされる一方で、支持アーム27 の弾力的な撓みで衝撃を緩和され、植付苗17のビークからの放出や変形又は姿 勢変化等が防止されるとともに、苗ガイド29における案内終端部29b側に向 かって、強い保持力が維持され又はより強くなる弾力的撓みによって確実に保持 されながら植付を完了する。
【0016】 図4は苗ガイド29及び支持アーム27を一本の弾力的な棒状部材(鋼線等) で、一体形成された例を示し、この場合は前記した例と同様に作用する他部品点 数が少なく低コストであるという利点を有する反面、図1〜図3に示したような プレート状の支持アームとした方が、ビーク作動軌跡18の左右方向の振れを防 止するための支持アーム27の剛性(弾性変形の方向性)の調節が容易であると いう利点がある。
【0017】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成され、植付ビークによって掻取られた植付苗が苗 ガイド始端に接触した際に、支持アームの弾力性によって衝撃が緩和されるので 、衝撃によって植付ビークに把持された植付苗が変形,姿勢変化又は落下するこ となく植付時までの苗のガイドが確実且つスムースであり、植付不良等の問題が 防止される利点がある。
【0018】 また請求項2の考案では苗ガイドは支持アームを介してプランタケースに取り 付けられるので、エプロン側に取り付けるものに比して構造が簡単であるととも に、取付時にエプロン下方から行われなければならない等の不便もなく取付が簡 単であり、苗ガイド自体を特殊仕様である乳苗移植用等のアタッチメントととし て取り扱うことが容易である。
【0019】 その他取付位置を植付ビーク回動支点側にした点は、苗ガイドと取付部を離す ことによって支持アーム長を長くして支持アームの柔軟な弾力性を得易いという 利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】植付機用苗ガイドの取付構造を示す要部拡大側
面図である。
【図2】田植機の作業機の全体を示す側面図である。
【図3】植付機用苗ガイドの拡大斜視図である。
【図4】植付機用苗ガイドの他の実施例を示す拡大斜視
図である。
【符号の説明】
3 プランターケース 4 マット苗 6 苗のせ台 11 回動支点 12 ロータリーケース 14 植付ビーク 17 植付(掻取り)苗 22 エプロン 24 ブラケット 26 取付ボルト 27 支持アーム 29 苗ガイド 29a 案内始端部 29b 案内終端部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マット苗(4)を載置し下端部にエプ
    ロン(22)を横設した苗のせ台(6)の下方に、植付
    ビーク(14)を付設したプランタケース(3)を配設
    するとともに、植付時に植付ビーク(14)によって掻
    取られた掻取り苗(17)を案内する苗ガイド(29)
    を設けたものにおいて、上記苗ガイド(29)を植付ビ
    ーク(14)の植付作動方向に対して弾力性を有する支
    持アーム(27)を介して取付け又は形成した植付機用
    苗ガイドの取付構造。
  2. 【請求項2】 支持アーム(27)の取付固定部を植
    付ビーク(14)の回動支点(11)側のプランタケー
    ス(3)に取付けてなる請求項1に記載の植付用苗ガイ
    ドの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0199105U (ja) * 1987-12-22 1989-07-03

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