JPH0520516Y2 - - Google Patents

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JPH0520516Y2
JPH0520516Y2 JP8543587U JP8543587U JPH0520516Y2 JP H0520516 Y2 JPH0520516 Y2 JP H0520516Y2 JP 8543587 U JP8543587 U JP 8543587U JP 8543587 U JP8543587 U JP 8543587U JP H0520516 Y2 JPH0520516 Y2 JP H0520516Y2
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gap
bending
synthetic resin
pipe
heating plates
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本考案は、レジヤー用、家庭用、工業部品用の
パイプや細棒体に用いられる樹脂材の曲げ加工装
置に関する。
熱可撓性樹脂、熱硬化性樹脂など広く対応でき
る装置である。
{従来の技術} 従来、レジヤー用、家庭用、工業部品用の各種
合成樹脂製のパイプや細棒を曲げ加工するとき
は、少数量のときは、所定長さに切断したパイプ
を手で持ち適当な湾曲面に当てながら加熱して手
作業で曲げ加工している。
合成樹脂製のパイプや棒材は、商品としては長
さや曲がり具合がさまざまなニーズがあり、従来
のような手作業でも少数多品種の要請に応ずるこ
とはできた。
しかしこの種製品が各方面に利用され、需要が
増大してくると作業経済性を高める必然性が生じ
てくる。
{解決しようとする問題点} 従来のパイプ等の曲げ加工は、手作業で加熱し
曲げ加工しているが、手作業では、所定長さに切
断する作業や加熱作業を別々に行なう必要があ
り、手間がかかり、次のような問題点があつた。
切断作業と加熱による曲げ加工とを別々に行
うと作業途中で切断パイプの保管が必要にな
る。
曲加工は、勘にたよる手作業であるので曲が
り具合が一定でない。
曲げ加工は、熟練していないと歪みが生じバ
ランスのとれた折り曲げ方が難しい。
品質の安定して製品を、連続的に製造する簡
易な装置の要請がある。
{問題点を解決するための手段} 本考案は、合成樹脂材を所望の側面形状に連続
成型する装置を提供するものであつて、パイプや
丸棒やテープ状の被加工材に対し、送出作業と切
断作業と曲げ加工を相互関連的に自動的に行い、
連続的に曲げ加工することを目的とする。
本考案は、成型する側面形状様の間隙を形成し
た前後二枚の加熱板を設け、前記加熱板の間隙に
樹脂材を送入したのち所定長さに切断するカツタ
ーと、間隙に送入された切断樹脂材を1個づつ横
方向に押す押出片を設けた押出装置からなる合成
樹脂材等の曲げ加工装置である。
本考案では、加熱板をヒーターを備えた横銅板
にしており、二枚の加熱板が形成する間隙形状は
加熱板を事前設計し或いは変形させることにより
変更が容易である。
種々の形状要請に応ずるには、加熱板は変形が
可能な可撓性金属板が好ましい。
また、間隙の巾を調整できる調整機構を設ける
のが望ましい。
{実施例} ここに、本考案に係る合成樹脂材の曲げ加工装
置の一実施例を図面に基づいて説明する。
実施例では、熱可撓性樹脂製パイプ(直径1〜
10mm)の曲げ加工を説明するが、被加工材は、パ
イプ状に限定されるものではなく、テープ状、丸
棒状、角棒状などのタイプも適用できる。
熱可撓性樹脂等の他に熱硬化性樹脂にも利用で
きる。
製品は、釣り用品等のレジヤー用品、家庭用
品、装飾品、電気・機械の精密部材等各分野で活
用できる。
第1図の斜視図において、被加工材の熱可撓性
樹脂製のパイプ1は、ロール2に巻かれており、
送出機3で間欠的に一定長さ分送り出される構成
である。
パイプ1が送り出される先には、成型する側面
形状様の間隙4を形成して二枚の加熱板5,6が
設けられる。
加熱板5,6は、前後二枚で間隙4を形成し、
上方にパイプ1の入口7を形成している。
前記入口7付近には、一定長さ分送り出され、
間隙4に挿入されたパイプ1を切断するカツター
8を設けている。
第1図のカツター8は、昇降プレス式のもので
ある。但しカツター8の構成はこれに限定される
ものではない。
また、加熱板5,6の側方には、側部間隙4に
挿入できる形状で、そこに位置するパイプ1を奥
へ押す押出片9を連結した押出装置10を設けて
いる。
押出片9の機能は、パイプ1を押すことにある
ので、その形状は間隙4に入つて進退できればよ
く、ロツド状や湾曲板状であることを問わない。
パイプ1の送出機3とカツター8と押出装置1
0とは相互関連的に駆動する。
矢印Aのようにパイプ1が間隙4に挿入される
と、矢印B方向へ押出片9がすぐそれを奥へ一本
分押し、そのあとに次の一本の切断されたパイプ
1が挿入され、順次奥へ押しやり、加熱板5,6
を通過する所定時間中加熱され、加熱板5,6の
出口11から曲げ加工されて連続的に外部へ製品
が出てくる。
カツター8と押出装置10は、その作動をエア
シリンダー12,13で行なつており、リレー回
路で経時的に作動する。
加熱板5,6は、前後からパイプ1を加熱する
構成であり、黄銅板のように曲げ具合を比較的変
更しやすい可撓性伝熱性の金属素材で作成されて
いる。
実施例の加熱板5,6は、巾20cm、長さ45cm、
厚さ4mmの2枚の黄銅板で作成したもの、巾20
cm、長さ25cm、厚さ3mmの2枚の黄銅板で作成し
たものを使用してみた。
加熱板5,6には、ヒーター50,60が表裏
に付設されていて加熱板5,6を介し、内部のパ
イプ1を均等な温度で加熱する。
図示していないが、加熱板5,6は保温と断熱
のために、グラスウールで被覆し、かつ安全のた
めカバーをつけるのが好ましい。
パイプ1は、前後方向から加熱されることにな
り、例えば略L字状に曲げるときは、伸縮の大き
い曲がる部分の両面が加熱されるので曲がり具合
も自然になり、歪みが生じない利点がある。
加熱板5,6は、ヒーター50,60の配置設
計により、温度分布を異ならせたりすることも可
能である。なお言うまでもなく、加熱板5,6と
押出片9とは、種々の成型する側面形状のものに
交換することができる。
実施例では、パイプ1の直線部分も挟む長い加
熱板5,6を配置し、パイプ1の長さより大きく
しているがこれはパイプ1にロール巻癖等がある
のでこれを直したり、直線部をより真直に成型す
るための構成である。
試験的製造では、直径5mm、肉厚1.5mm、長さ
30cmの熱可撓性樹脂のポリカーボネートパイプを
加熱板180℃の温度設定で、毎秒1個のペースで
完全に曲げ加工成型できた。
曲り具合は均一であり、水中浮遊試験でも安定
した姿勢になり、バランスのとれた曲がり方とな
つている。
第4図は、異なる実施例を示すもので、被加工
材1をガイド31を介して送出機3により引き出
し、押えローラー32により安定して間欠的に送
出して、間隙4に挿入後、カツター(バイト)8
1で切断する装置である。
図中33は送出機3を間欠的に作動させるエア
シリンダー、34は加熱板5,6の温度調節用の
変圧器(冬場や夏場等の環境に応じ温度調節する
場合がある。)、35はコンプレツサー、36は機
台である。
第5図、第6図は、カツター81を表すもの
で、被加工材1の切断を、対向する位置に回転自
在でかつ進退するように設けた刃82でおこなう
ものである。
刃82は、被加工材1を貫通する孔83を有し
かつ支持84で固定された軸85にベアリング8
6で回転自在に支承された盤87の表面に、バネ
88で後退するよう付勢して設けられている。
盤87の回転により、バネ88に抗して刃82
が突出し、被加工材1を切断する。
なお、刃82は、被加工材1を押潰すこともな
く、又必要に応じOリング溝の削り加工等もでき
る。
次に本考案装置の作動工程を説明する。
ロール巻きされた被加工材ポリカーボネートパ
イプ1は、ロール2から引き出され、送出機3で
間欠的に一定長さ分だけ送られ、加熱板5,6の
間隙4に挿入される。
間隙4に挿入後カツター8で自動的に切断され
る。送り出し分が一定であるので、長さは常に一
定であり、かつ間隙4が湾曲しているためしつか
りとゆるむことなく、一定の位置に挿入される。
切断されたパイプ1は、押出装置10の押出片
9で加熱板5,6の奥の方へ押されてゆく。
このときの移動は、間欠的な移動であり、静止
時を含めよく熱を受けて成型してゆく。
送出機3とカツター8と押出装置10は、相互
関連的に作動してゆき、パイプ1の間欠送出し
間隙4への挿入切断加熱板5,6の奥の間隙
4への押込加熱外部押し出し製品と連続的
に行つてゆく。
{効果} 本考案に係る合成樹脂材の曲げ加工装置は、前
記構成及作動で、自動的連続的に合成樹脂材を曲
げ加工することができるものであり、次のような
特有な技術的効果がある。
被加工材の取り出しから製品まで全自動化し
ているので省力化を達成できる。
被加工材がロール巻きになつている場合で
も、巻癖の処理が不要である。
被加工材からいつきに製品化するので、途中
で半製品保管の問題がない。
狭い間隙の内部において、安定した加熱で、
比較的ゆつくり曲げ加工し成型するので、無理
がなく歪みがない。
バランスが良い製品ができる。
曲がり具合は、均一でバラツキがない。
連続製造が可能であり、製品の低廉な提供が
できる。
このように考案は、簡明な構造で樹脂材の成型
を効率的にすることができ、きわめて実際的な実
用価値がある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る合成樹脂材の曲げ加工装
置の一実施例を示すものであり、第1図は加工装
置の要部を示す斜視図である。第2図は加熱板の
正面図、第3図は同じく加熱板の側面図である。
第4図は、異なるカツターを備えた実施例の側面
図、第5図はカツター刃の正面図、第6図はその
部分断面図である。 符号の簡単な説明、1……被加工材、3……送
出機、4……間隙、5,6……加熱板、8,81
……カツター、9……押出片、10……押出装
置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 成型する側面形状様の間隙を形成した二枚の
    加熱板を設け、前記加熱板の間隙に合成樹脂材
    を送入したのち所定長さに切断するカツター
    と、間隙に送入された切断合成樹脂材を1個づ
    つ横方向に押す押出装置を設け、前記加熱板の
    間隙に合成樹脂材を送入して切断したのち横方
    向に移送し加熱板の熱により間隙の側面形状様
    に連続的に曲げ加工する合成樹脂材の曲げ加工
    装置。 (2) 前記加熱板が、可撓性金属板である実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の合成樹脂材の曲げ
    加工装置。
JP8543587U 1987-05-30 1987-05-30 Expired - Lifetime JPH0520516Y2 (ja)

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JP8543587U JPH0520516Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JP8543587U JPH0520516Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Publications (2)

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JPS63194714U JPS63194714U (ja) 1988-12-15
JPH0520516Y2 true JPH0520516Y2 (ja) 1993-05-27

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