JPH05205102A - イメージスキャナによる図面読取方式 - Google Patents

イメージスキャナによる図面読取方式

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JPH05205102A
JPH05205102A JP4054495A JP5449592A JPH05205102A JP H05205102 A JPH05205102 A JP H05205102A JP 4054495 A JP4054495 A JP 4054495A JP 5449592 A JP5449592 A JP 5449592A JP H05205102 A JPH05205102 A JP H05205102A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP4054495A
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English (en)
Inventor
Shigeki Ishiyama
成樹 石山
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KOUBOURON KK
Original Assignee
KOUBOURON KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イメージスキャナを文字・記号および図形パ
ターン認識のため利用することを容易にする画情報読取
方式を提供する。 【構成】 直径が一定の円を読取領域指定マークとして
被読取図面に配し、指定された矩形領域の画情報を読取
る方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージスキャナ(図
面読取装置)による画情報読取方式に関するものであ
り、この方式によって、図面上の文字・記号および図形
パターン(以下文字等と呼ぶ)の認識を行なうためにイ
メージスキャナを利用することが容易となる。
【0002】
【従来の技術】一般的に図面が与える画情報はその中に
文字等の情報を含む。したがって、イメージスキャナに
よって得られた画情報から文字等のイメージを取り出し
て認識することは原理的には可能である。
【0003】ところが、従来のイメージスキャナによっ
て得られる画情報においては文字等のイメージを判別し
て取り出すことが難しく、そのため、イメージスキャナ
を文字等の認識のために利用することは一般的ではな
く、むしろ、被読取図面全体の画情報を一つの像として
得、得られたデータを書類、地図、設計図面等のイメー
ジファイリングシステムへの入力データとして、あるい
は、文書・イメージ編集システムへの入力データとして
用いたりするために主として利用されてきた。この点に
従来のイメージスキャナ利用の限界が存在する。
【0004】また、従来の一般的なイメージスキャナで
は、被読取図面が撮像装置に対して傾斜した状態で読込
みが行われた場合、傾斜を補正し正確な画情報を得る手
段は与えられていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、イメージス
キャナによる画情報読取りにおいて画情報に含まれる文
字等のイメージが簡易に得られる読取方式を提供し、従
来のイメージスキャナ利用における上記限界を除き文字
等の認識に広く利用せしめ得るようにすることを目的と
する。
【0006】同時に、被読取図面が撮像装置に対して傾
斜した状態で読込みが行われた場合でも、傾斜を自動的
に補正して正確な画情報を得られるようにしようという
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する読取方
式とは、被読取図面中に任意の矩形領域を指定する領域
指定マークを配置し、この領域内の画情報を得るように
する方式で、この方式によって得られた画情報において
は、被読取図面の傾斜が自動的に補正されると同時に、
認識しようとする文字等が存在する矩形領域中の部分領
域の位置を指定することによって、該文字等のイメージ
を容易に取出すことが出来るのである。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。ただし一実施例において、被読取図面上
の文字等はすべて黒色で記され領域指定マークは赤色で
記すものとし、読取りに用いる撮像装置は赤と黒の色識
別が可能で主走査方向の像信号を一度に撮像できるライ
ンセンサであるものと仮定する。
【0009】図1(a)(b)(c)は、被読取図面の
一例を示し、領域指定マーク1〜4により指定された矩
形領域5を読取ろうとするものである。領域指定マーク
は、直径が一定の円で、矩形領域の各頂点に円の中心が
重なるように付す。マークを付す作業は、図面毎に手作
業で行ってもよいし、定型でかつ大量に読込まれる書類
・帳票類の場合はその用紙に予め印刷しておいてもよ
い。また、被読取図面に対して傾斜した矩形領域を指定
することも許される。
【0010】本実施例における矩形画情報の読取りは、
図2に示されるようにラインセンサにより被読取図面を
順次撮像して領域指定マークを検出しその位置情報を得
るとともに該領域を通過する像信号を画像メモリに記憶
していく操作と、上記操作完了後、図3に示すように領
域指定マーク検出により得た位置情報にもとづき、矩形
領域の傾斜を補正しつつ画像メモリから矩形画情報を取
出す操作との二段階で行われる。
【0011】図2は初めて領域指定マークを検出しよう
とする状態を示すもので、20は読取ろうとする矩形領
域、21は矩形領域の第1頂点を指定する領域指定マー
クである。まず、ラインセンサは22の位置で撮像を行
い赤色を感知したか調べる。この場合赤色は感知されな
いので、次に23の位置で撮像を行って赤色を感知す
る。赤色を感知したら、得られた像信号の中で赤色を感
知した部分の長さが定められた円の直径と一定の誤差内
で等しいか調べる。この場合等しくないので、次に24
の位置で撮像を行い円の直径に等しい赤色部分を感知す
る。このとき領域指定マークが検出されたものとし、赤
色部分の中点の位置25を矩形領域の第1頂点の位置情
報として記憶する。以降、順次撮像を行い、得られた像
信号を画像メモリに記憶していくと同時に、上記と同じ
要領で領域指定マークの検出を行うことにより第2〜4
頂点の位置情報を得、第4頂点が得られたとき撮像を終
了する。
【0012】図3は画像メモリに記憶された像信号から
矩形領域の画情報を取出す方式を示したもので、26は
画像メモリの画素を主走査方向(x軸)副走査方向(y
軸)に配した直行座標系と考える。27〜30は領域指
定マークの検出によって得られた矩系領域の第1〜4頂
点の位置を示す。まず、第1頂点と第2頂点を結ぶ直線
31の式を求め、同様に直線32〜34の式を求める。
次に、直線31と直線32の交点を求めその最近傍の画
素(a,b)を知る。第3図では a=2、b=1 で
あり、これが求める矩形画情報の(1,1)の画素であ
る。次に直線x=a+1と直線31との交点を求めその
最近傍の画素(c,d)を知る。第3図では c=3、
d=1であり、これが矩形画情報の(1,2)の画素で
ある。以下同様にして直線31と直線33の交点に最近
傍の画素に到達するまで矩形画情報の第1行を構成する
画素を求めていく。第1行の画素が求まれば次に(a,
b+1)を通り直線31と平行な直線35の式を求め、
上記と同様の手続きにより矩形画情報の第2行を構成す
る画素を求めていく。第2行の画素が求まれば、同様に
して第3行、第4行、・・・と求めていき、直線34に
達するまで繰り返す。
【0013】図4は、本発明に係る方式によるイメージ
スキャナの一実施例の概略構成を示したもので、ライン
センサ36は色識別可能な複数の光電変換素子からなる
もので主走査方向の像信号を一度の撮像で得ることがで
きる。ライン像信号一時メモリ37は前記像信号を記憶
する一時記憶装置、コーナー検出装置38は前記像信号
から領域指定マークを検出し矩形領域の頂点位置情報を
得るための装置、コーナー情報メモリ39は前記頂点位
置情報を記憶するための記憶装置、画像メモリ40はラ
イン像信号一時メモリ37にある像信号が矩形領域を通
過するものであるとき該信号を記憶するための記憶装
置、画像メモリ制御装置41は上記信号を画像メモリ4
0に書込む動作および矩形画情報生成装置42が画像メ
モリ40を読む動作を制御する制御装置、矩形画情報生
成装置42はコーナー情報メモリ39に記憶された頂点
位置情報にもとづき画像メモリ40から矩形領域の画情
報を得るための装置である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる方
式を実施したイメージスキャナによれば、被読取図面に
矩形領域を指定するマークを配置するだけで、読取りた
い情報が存在する領域の画情報を簡易に得ることができ
る。また、明示的に領域の指定を行うため、指定した領
域の中に複数の情報が存在する場合でも、得られた矩形
画情報の中において個々の情報が存在する部分領域の位
置を容易に特定できるので、個々の情報を表現するイメ
ージを取出すことが容易に行える。このことは、例え
ば、図1(a)6〜17あるいは図1(b)18・19
に示される部分領域のイメージを取出し、取出したイメ
ージに対して文字認識のアルゴリズムを適用することが
容易に行えるということを意味する。すなわち、本発明
は文字等の認識に向けてイメージスキャナの利用・用途
を広げることに大きく貢献するのである。
【0015】また、読取領域を指定するということによ
り、指定した領域がラインセンサのカバーする域内にあ
りさえすれば基本的にどのようなサイズ・形式の図面で
も読取ることが可能であるという利点、あわせて、指定
した領域がラインセンサあるいは被読取図面に対して傾
斜していても自動的に傾斜を補正して正確な矩形画情報
を得ることが出来るという利点をもつ。
【0016】なお、色識別可能なラインセンサとして他
の撮像装置を用いることも可能であり、更には、領域指
定マークを磁気インクによって付すこととしその検出に
磁気センサを用いることも可能である。こうすることに
よって、上記実施例では黒一色の被読取図面を読取対象
としていたものがフルカラー図面を対象とすることが可
能である。要するに本発明は、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る被読取図面の一例を示す図であ
る。
【図2】本発明における読取領域定マークを検出する方
式を示す説明図である。
【図3】本発明において、画像メモリに得られた像信号
から指定された矩形領域の画情報を取出す方式を示す説
明図である。
【図4】本発明によるイメージスキャナの一構成例であ
る。
【符合の説明】
1〜4、21 領域指定マーク 5、20 領域指定マークによって指定された矩形領域 6〜17、18、19 文字認識の対象となるイメージ
が存在する部分領域 22〜24 ラインセンサが撮像を行う位置を示す 25、27〜30 領域指定マーク検出によって得られ
る矩形領域の頂点の位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取りたい文字・記号・図形パタンが存
    在する矩形領域の頂点に領域指定マークを配した被読取
    図面と、図面に記された情報および領域指定マークをそ
    れぞれ読取る撮像装置と、読取った図面の画情報から矩
    形領域の画情報を取り出す手段とを組合わせることを特
    徴とするイメージスキャナによる図面読取方式。
  2. 【請求項2】 直径が一定の円を領域指定マークとして
    用いることと矩形領域の画情報を取出す上記手段とによ
    り、指定した読取領域が撮像装置に対してあるいは被読
    取図面に対して傾斜していても、自動的に傾斜を補正し
    て正確な画情報を得ることができる特許請求の範囲第1
    項記載のイメージスキャナによる図面読取方式。
JP4054495A 1992-01-27 1992-01-27 イメージスキャナによる図面読取方式 Pending JPH05205102A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4054495A JPH05205102A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 イメージスキャナによる図面読取方式

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JP4054495A JPH05205102A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 イメージスキャナによる図面読取方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05205102A true JPH05205102A (ja) 1993-08-13

Family

ID=12972221

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4054495A Pending JPH05205102A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 イメージスキャナによる図面読取方式

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JP (1) JPH05205102A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0799566A (ja) * 1993-09-28 1995-04-11 Sokkia Co Ltd 画像入力装置における移動ステージの校正方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0799566A (ja) * 1993-09-28 1995-04-11 Sokkia Co Ltd 画像入力装置における移動ステージの校正方法

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