JPH0520487A - 2値画像変換装置 - Google Patents

2値画像変換装置

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JPH0520487A
JPH0520487A JP3175100A JP17510091A JPH0520487A JP H0520487 A JPH0520487 A JP H0520487A JP 3175100 A JP3175100 A JP 3175100A JP 17510091 A JP17510091 A JP 17510091A JP H0520487 A JPH0520487 A JP H0520487A
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JP
Japan
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data
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JP3175100A
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English (en)
Inventor
Sanae Shimizu
早苗 清水
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像された画像に含まれるナンバープレート
の文字領域情報を良好に2値画像に変換させる。 【構成】 カメラ1で撮像された画像は、画像メモリ2
に記憶させる。そして、背景画像作製回路3では、この
画像メモリのデータから背景画像を作製し、このデータ
を画像メモリ4に記憶させる。画像比較回路5では、画
像メモリ2、4のデータをそれぞれ比較し、この比較画
像データを画像メモリ6に記憶させる。2値画像変換回
路8では、画像メモリ6のデータを2値化しきい値決定
回路7で得られたしきい値で2値化変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラにより車両を撮
像して、撮像された画像からナンバープレートを認識す
る車両ナンバープレート認識装置に使用される2値画像
変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のナンバープレート認識装
置に関する2値画像変換装置において、2値化画像に変
換する場合は、2値化しきい値を求めてから撮像された
車両画像データを2値化していた。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
ナンバープレート認識装置の一例について説明する。
【0004】図3は従来の2値画像変換装置の概略ブロ
ック図である。図3において、1はカメラで、車両画像
の1フレームデータを出力する。2は画像メモリでカメ
ラからのアナログ画像データをA/D変換し、ディジタ
ル画像データとして記憶する。7は2値化しきい値決定
回路で、画像メモリ2から出力された画像データをもと
に、判別しきい値選定方法等の手法を用いて2値化しき
い値を求める。8は2値画像変換回路で、2値化しきい
値決定回路で求めた2値化しきい値により画像メモリに
記憶されている多値画像が2値画像に変換される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のナンバープレート認識装置における2値画像変換
装置では、通常、入力画像全体に対しナンバープレート
部分が占める割合が小さいため、ナンバープレートでの
文字領域と文字領域以外のナンバープレートの背景領域
とのコントラストが大きくても、ナンバープレートとナ
ンバープレート以外の領域のコントラストが上記ナンバ
ープレートの文字領域と背景領域とのコントラスト以上
に大きい場合、ナンバープレート領域以外の領域の影響
を受けてしまい、ナンバープレートの文字領域と背景領
域とを理想的に2値化されないという問題があった。
【0006】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、上記2値画像変換の問題点を解決し、良好
な2値画像変換を行うことができる優れたナンバープレ
ート認識装置に於ける2値画像変換装置を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、入力画像データから背景画像を作製する手
段と、入力画像データと上記背景画像とを比較する画像
比較手段と、上記画像比較手段によって得られた比較画
像をもとに2値化しきい値を求める2値化しきい値決定
手段と、上記2値化しきい値決定手段によって求めた2
値化しきい値により上記画像比較手段によって得られた
比較画像を2値化する2値画像変換手段とを設けたもの
である。
【0008】また本発明は、入力画像データから背景画
像を作製する手段と、入力画像データと上記背景画像と
を比較する画像比較手段と、上記画像比較手段によって
得られた比較画像をもとに2値化しきい値を求める2値
化しきい値決定手段と、上記比較手段によって得られた
比較画像を数値変換するかどうかを決定する2値化方法
決定手段と、上記2値化しきい値決定手段によって求め
た2値化しきい値で上記2値化方法決定手段によって数
値変換された後の比較画像変換データを2値化する2値
画像変換手段とを設けたものである。
【0009】
【作用】したがって、本発明によれば、入力画像データ
とこの入力画像データから作製した背景画像とを比較
し、この比較後のデータをもとに2値化処理を行うの
で、画像の撮像時のデータにおいて、ナンバープレート
とナンバープレート以外の領域のコントラストが大きく
ても、上記比較後のデータをもとに、2値化処理をする
ので、ナンバープレートの文字領域と背景領域に影響を
及ぼさないこととなり、良好な2値化処理ができるとい
う作用を有する。
【0010】さらに、比較後のデータをもとに、数値変
換するかどうかを判断するので、実際には、ナンバープ
レートとの文字領域と背景領域との関係を判定すること
となり、ナンバープレートの文字の色彩に、より近い色
彩の2値化変換ができるという作用を有する。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1実施例のナンバープレー
ト認識装置における2値画像変換装置について、図面を
参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の第1実施例を示すものであ
る。図1において、1はカメラで、車両画像の1フレー
ムデータを出力する。2は画像メモリで、カメラからの
アナログ画像データをA/D変換し、ディジタル画像デ
ータとして記憶する。3は背景画像作製回路で、画像メ
モリ2に記憶されている画像から背景画像を作製する。
4は画像メモリで、背景画像作製回路3で作製された画
像を記憶する。5は画像比較回路で、画像メモリ2に記
憶されている入力画像と画像メモリ4に記憶されている
背景画像とを比較する。6は画像メモリで、画像比較回
路5で求めた比較画像を記憶する。7は2値化しきい値
決定回路で、画像メモリ6に記憶されている比較画像を
もとに、2値化しきい値を求める。8は2値画像変換回
路で、2値化しきい値決定回路7で求めた2値化しきい
値で、画像メモリ6に記憶されている比較画像を2値化
する。
【0013】次に上記実施例の動作について説明する。
カメラ1により入力された車両画像は画像メモリ2に記
憶される。背景画像作製回路3では、画像メモリ2に記
憶されている入力画像データを3画素×3画素の小領域
に区切り、その小領域の中で最も大きな値(明るい値)
をもつ画素の濃度をその小領域の中央の1画素の濃度に
変換するMaxフィルター処理が行われる。そして、背
景画像作成回路3では、このMaxフィルター処理を1
画素ずつずらして入力画像全体に対して行われる。こう
して作製されてできた背景画像は、画像メモリ4に記憶
される。
【0014】そして、画像比較回路5では、画像メモリ
2に記憶されている入力画像と画像メモリ4に記憶され
ている背景画像との濃度の差の絶対値を、同じ位置の画
素どうしについて各々求め、求めた結果である比較画像
を画像メモリ6に記憶させる。
【0015】次に、2値化しきい値決定回路7では、画
像メモリ6に記憶されている比較画像データに対して、
ラプラシアン・ヒストグラム法により、2次微分値の絶
対値が大きい画素についてのみ濃度ヒストグラムを作製
し、この濃度ヒストグラムから判別しきい値選定法を用
いてしきい値を求める。
【0016】また、2値画像変換回路8では画像メモリ
6に記憶されている比較画像を2値化しきい値決定回路
7で求めたしきい値より大きい値を持つ画素の濃度を白
色を示す値に、それ以外の値を持つ画素の濃度を黒色を
示す値に変えることにより、2値画像に変換する。
【0017】上記実施例では背景画像作製回路3におい
て、Maxフィルター処理を例にあげて説明したが、車
両ナンバープレート認識装置の2値画像変換において
は、Minフィルター処理の方法も考えられる。この方
式の場合では画像メモリ2に記憶される入力画像を3画
素×3画素の小領域に区切った後、その小領域の中で最
も小さい値(暗い値)をもつ素子の濃度をその小領域の
中央の1画素の濃度に変換するものである。
【0018】そして、2値画像変換において、Maxフ
ィルター処理で行うか、Minフィルター処理で行うか
は車両ナンバープレート認識装置における文字領域切り
出し回路において、文字の切り出し処理が良好にできる
方を選択することとなる。
【0019】このように上記第1実施例によれば、背景
画像作製回路3及び画像比較回路5によりMaxフィル
ター処理(Minフィルター処理)によって得られた背
景画像と入力画像とを比較した後2値化するので、文字
や細い線のかすれ、消失、つぶれ等においても良好な2
値画像が得られ、また、ナンバープレートとナンバープ
レート以外の領域のコントラストが大きくても、ナンバ
ープレートの文字領域と背景領域に影響を及ぼさない、
良好な2値化処理ができるという効果を有する。
【0020】(実施例2)以下本発明の第2実施例のナ
ンバープレート認識装置における2値画像変換装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0021】図2は本発明の第2実施例を示すものであ
る。図2において、図1に示した第1実施例の構成要素
と共通の要素には同一の番号を付与し、説明は省略す
る。9は2値化方法決定回路で、画像記憶メモリ6に記
憶された比較画像を2値変換する上で、この比較画像デ
ータを数値変換するかどうかを決定すものである。
【0022】次に上記実施例の動作について説明する。
2値化方法決定回路9では、背景画像作製回路3におい
て、背景画像を作製する上でMaxフィルター処理で行
ったか、Minフィルター処理で行ったかを判断するも
のであり、Maxフィルター処理の場合、画像メモリ6
に記憶されている比較画像データの補数に数値変換さ
れ、また、Minフィルター処理の場合、画像メモリ6
に記憶されている比較画像データは数値変換しないで処
理される。
【0023】次に、2値化しきい値決定回路7では、画
像メモリ6に記憶されている比較画像データに対して、
ラプラシアン・ヒストグラム法により、2次微分値の絶
対値が大きい画素についてのみ濃度ヒストグラムを作製
し、この濃度ヒストグラムから判別しきい値選定法を用
いてしきい値を求める、そして2値画像変換回路8にお
いて上記2値化決定回路9で比較画像データを数値変換
するかどうかを判断した後のデータに対して、2値化し
きい値決定回路7で求めたしきい値より大きい値を持つ
画素の濃度を白色を示す値に、それ以外の値を持つ画素
の濃度を黒色を示す値に変えることにより、2値画像に
変換する。
【0024】このように、上記第2実施例によれば、2
値化方法決定回路9によって背景画像作製回路の処理方
法により比較画像データを数値変換するか、しないかを
決定し、さらにこの決定にしたがって処理するので、ナ
ンバープレートの文字の色彩が黒系の場合、背景画像作
製回路3ではMaxフィルター処理が行われ、2値画像
変換回路8によって2値化されたナンバープレートの文
字部は黒に変換される。一方、ナンバープレートの文字
の色彩が白系の場合、背景画像作製回路3ではMinフ
ィルター処理が行われ、2値画像変換回路8によって2
値化されたナンバープレートの文字部は白に変換され
る。したがって、よりナンバープレートの文字に近い色
彩に2値化変換されるという効果を有する。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、入力画像データとこの入力画像データから作製した
背景画像とを比較し、この比較後のデータをもとに2値
化処理を行うので、画像の撮像時のデータにおいて、ナ
ンバープレートとナンバープレート以外の領域のコント
ラストが大きくても、上記比較後のデータをもとに2値
化処理をするのでナンバープレートの文字領域と背景領
域に影響を及ぼさないこととなり、良好な2値化処理が
できるという効果を有する。
【0026】さらに、比較後のデータをもとに数値変換
するかどうかを判断することで、ナンバープレートとの
文字領域と背景領域との関係を判定し、数値変換するこ
とで、ナンバープレートの文字の色彩に、より近い色彩
の2値変換できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における2値画像変換装置
の概略ブロック図
【図2】本発明の第2実施例における2値画像変換装置
の概略ブロック図
【図3】従来の2値画像変換装置の概略ブロック図
【符号の説明】
1 カメラ 2、4、6 画像メモリ 3 背景画像作製回路 5 画像比較回路 7 2値化しきい値決定回路 8 2値画像変換回路 9 2値化方法決定回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を撮像して記憶する画像データ記憶
    手段と、この画像データ記憶手段に記憶された画像デー
    タを小領域に区切り、この区切った領域の中で最大濃度
    または最小濃度のデータをこの区切った領域のデータに
    置換し、順次上記画像データについて作製する背景画像
    作製手段と、上記画像データ記憶手段に記憶された入力
    画像データと上記背景画像作製手段によって作製された
    背景画像データとを比較する画像比較手段と、この画像
    比較手段によって比較された比較画像から2値化しきい
    値を決定する2値化しきい値決定手段と、上記2値化し
    きい値決定手段によって求めた2値化しきい値で上記画
    像比較手段で比較された比較画像データを2値化する2
    値画像変換手段とからなる2値画像変換装置。
  2. 【請求項2】 画像を撮像して記憶する画像データ記憶
    手段と、この画像データ記憶手段に記憶された画像デー
    タを小領域に区切り、この区切った領域の中で最大濃度
    または最小濃度のデータをこの区切った領域のデータに
    置換し、順次上記画像データについて作製する背景画像
    作製手段と、上記画像データ記憶手段に記憶された入力
    画像データと上記背景画像作製手段によって作製された
    背景画像データとを比較する画像比較手段と、この画像
    比較手段によって比較された比較画像から2値化しきい
    値を決定する2値化しきい値決定手段と、上記画像比較
    手段によって比較された比較画像を数値変換するかどう
    かを決定する2値化方法決定手段と、上記2値化しきい
    値決定手段によって求めた2値化しきい値で上記2値化
    方法決定手段によって数値変換された後の比較画像変換
    データを2値化する2値画像変換手段とからなる2値画
    像変換装置。
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