JPH05204672A - インタフェースシステム - Google Patents

インタフェースシステム

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Publication number
JPH05204672A
JPH05204672A JP3403992A JP3403992A JPH05204672A JP H05204672 A JPH05204672 A JP H05204672A JP 3403992 A JP3403992 A JP 3403992A JP 3403992 A JP3403992 A JP 3403992A JP H05204672 A JPH05204672 A JP H05204672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
task
waiting
event
interface data
receiving port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3403992A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuji Seto
徳治 瀬頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3403992A priority Critical patent/JPH05204672A/ja
Publication of JPH05204672A publication Critical patent/JPH05204672A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不特定多数の待ちタスクのオーバーヘッド処
理を削減し、よりリアルタイム性の高いインタフェース
システムを得る。 【構成】 各待ちタスクはイベント受け口の情報がセッ
トされたインタフェースデータをセグメントキューにキ
ューイングして通知タスクからの起動待ちの状態に入
り、通知タスクはイベントの発生を検知するとセグメン
トキューより取り出したインタフェースデータに基づい
て、待ちタスクをそのイベント受け口を介して起動す
る。 【効果】 リアルタイムオペレーティングシステムが持
つソフトウェア的手段の有効利用によって、オーバーヘ
ッド処理の削減が可能となり、より高いリアルタイム性
が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、計装用コンピュータ
などにおいて、リアルタイム、マルチタスクオペレーテ
ィングシステム上で動作するソフトウエア間のインタフ
ェースをとるインタフェースシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のインタフェースシステムを
示すソフトウエア構成図である。図において、1はデー
タ収集などの処理を行って、状態変化(以下、状変とい
う)などの通知を行う通知タスクであり、2は状変待ち
をしている不特定多数の待ちタスクである。3は状変検
知時に通知タスク1によってインクリメントされ、その
計数値が各待ちタスク2によって周期的にチェックされ
ているカウンタである。
【0003】次に動作について説明する。ここで、図6
は前記通知タスク1の処理の流れを示すフローチャート
であり、図7は待ちタスク2の処理の流れを示すフロー
チャートである。通知タスク1は、ステップST1にて
まずイニシャル処理を行い、その後、ステップST2で
データ収集等の処理を実行する。そのときステップST
3で状変の有無の検知を行っており、状変を検知すると
カウンタ3の計数値をステップST4にてインクリメン
トする。
【0004】一方、待ちタスク2では、ステップST5
におけるイニシャル処理が終了すると、ステップST6
でカウンタ3の計数値のチェックを行う。この計数値の
チェックによって、ステップST7で状変ありと判定さ
れると、処理をステップST8に進めてデータ収集等の
所定の処理を実行する。ステップST8による所定の処
理が終了するとステップST9にて一定時間のスリープ
に入り、前記一定時間が経過すると、処理を再度ステッ
プST6に戻す。また、ステップST7で状変なしと判
定された場合には処理は直接ステップST9に進み、一
定時間のスリープの後、ステップST6に処理が戻され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のインタフェース
システムは以上のように構成されているので、不特定多
数の待ちタスク2が、それぞれ一定周期でカウンタ3の
計数値による状変チェックを行うため、待ちタスク2の
数が増えるにつれて、そのオーバーヘッドの処理時間が
他のソフトウェアに与える影響を無視することができな
くなるという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、リアルタイムオペレーティ
ングシステムの機能を有効に利用して、不特定多数の待
ちタスクのオーバーヘッド処理を削減し、よりリアルタ
イム性の高いインタフェースシステムを得ることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るインタフ
ェースシステムは、待ちタスクのそれぞれに、イベント
受け口を設けるとともに、このイベント受け口の情報を
セットするためのインタフェースデータを生成してセグ
メントキューにキューイングさせる機能を持たせ、ま
た、通知タスクに、イベントの発生を検知するとセグメ
ントキューよりインタフェースデータを取り出し、待ち
タスクの起動をそれに基づいてそれぞれのイベント受け
口を介して行う機能を持たせたものである。
【0008】
【作用】この発明における待ちタスクは、イベント受け
口の情報がセットされたインタフェースデータをセグメ
ントキューにキューイングして通知タスクからの起動待
ちの状態に入り、通知タスクは、イベントの発生を検知
するとセグメントキューにキューイングされているイン
タフェースデータを取り出し、それに基づいて各イベン
ト受け口を介して待ちタスクの起動を行うことにより、
不特定多数の待ちタスクのオーバーヘッド処理を削減
し、リアルタイム性のより高いインタフェースシステム
を実現する。
【0009】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、4はデータ収集等を行って状変な
どのイベントの発生を通知する通知タスク、5は状変あ
りなどのイベント待ちをしている不特定多数の待ちタス
クで、これらは、従来の通知タスク1および待ちタスク
2に対応するものである。なお、これら各待ちタスク5
のプライオリティは、通知タスク4のそれに比べて十分
低いものに設定されている。
【0010】また、6は待ちタスク5を起動するために
各待ちタスク5対応に設けられたイベント受け口であ
り、IRMXでいうセマフォである。7はこのイベント
受け口6の情報等をセットするための、IRMXでいう
セグメント等のインタフェースデータであり、8はこの
インタフェースデータ7をキューイングするための、I
RMXでいうメールボックス等のセグメントキューであ
る。
【0011】次に動作について説明する。ここで、図2
は前記通知タスク4の処理の流れを示すフローチャート
であり、図3は待ちタスク5の処理の流れを示すフロー
チャートである。各待ちタスク5では、まず、ステップ
ST21にてイベント受け口6用のセマフォを生成し、
さらに、ステップST22でインタフェースデータ7用
のセグメントを生成して、ステップST23でそのイン
タフェースデータ7内に識別コードおよびイベント受け
口6の情報をセットする。図4はこのインタフェースデ
ータ7のデータ構成を示す説明図であり、71は前記識
別コード、72はイベント受け口6の情報としてのセマ
フォ情報である。各待ちタスク5はこのようにして識別
コード71およびセマフォ情報72をセットしたインタ
フェースデータ7を、ステップST24でセグメントキ
ュー8にキューイングした後、ステップST25にて通
知タスク4からの起動待ちの状態に入る。
【0012】一方、ステップST11によるイニシャル
処理が終了した通知タスク4は、ステップST12にて
データ収集等の処理を行い、ステップST13で状変を
検出するとステップST14でセグメントキュー8より
インタフェースデータ7の取り出しを行う。このインタ
フェースデータ7の取り出しが正常に行われたことがス
テップST15で確認されると、ステップST16にて
取り出されたインタフェースデータ7内の情報がチェッ
クされる。ステップST17でチェックの結果が正常で
あることが確認されると、ステップST18で該当する
イベント受け口6に対してイベントを送り、待ちタスク
5の起動を行う。なお、この待ちタスク5の起動はソフ
トウェア的な割り込み処理によって行われる。
【0013】ステップST25にて起動待ちの状態にあ
った待ちタスク5は、イベント受け口6を介して通知タ
スク4からの起動を受けると、ステップST26にてデ
ータの収集、ディスプレイへのモニタ等の所定の処理を
行う。当該処理が完了すると処理をステップST24に
戻してインタフェースデータ7をセグメントキュー8に
再度キューイングし、ステップST25における通知タ
スク4からの起動待ちの状態に戻る。以降、通知タスク
4におけるステップST12〜ST18の処理と、待ち
タスク5におけるステップST24〜ST26の処理が
繰り返し実行される。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、待ち
タスクはインタフェースデータをセグメントキューにキ
ューイングして通知タスクからの起動待ちの状態に入
り、イベントの発生を検知した通知タスクはセグメント
キューより取り出したインタフェースデータに基づい
て、待ちタスクの起動をそのイベント受け口を介して行
うように構成したので、リアルタイムオペレーティング
システムが持つソフトウェア的手段を有効に利用して、
不特定多数の待ちタスクのオーバーヘッド処理を削減す
ることが可能となり、よりリアルタイム性の高いインタ
フェースシステムが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すソフトウェア構成図
である。
【図2】上記実施例における通知タスクの処理の流れを
示すフローチャートである。
【図3】上記実施例における待ちタスクの処理の流れを
示すフローチャートである。
【図4】上記実施例におけるインタフェースデータのデ
ータ構成を示す説明図である。
【図5】従来のインタフェースシステムを示すソフトウ
ェア構成図である。
【図6】その通知タスクにおける処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図7】その待ちタスクにおける処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
4 通知タスク 5 待ちタスク 6 イベント受け口 7 インタフェースデータ 8 セグメントキュー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が自タスクを起動するイベントを待
    つためのイベント受け口を有し、前記イベント受け口の
    情報をセットするためのインタフェースデータの生成を
    行う複数の待ちタスクと、前記待ちタスクの生成したイ
    ンタフェースデータをキューイングするセグメントキュ
    ーと、イベントの発生を検知すると、前記セグメントキ
    ューよりインタフェースデータを取り出し、それに基づ
    いて前記イベント受け口を介して前記待ちタスクの起動
    を行う通知タスクとを備えたインタフェースシステム。
JP3403992A 1992-01-27 1992-01-27 インタフェースシステム Pending JPH05204672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3403992A JPH05204672A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 インタフェースシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3403992A JPH05204672A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 インタフェースシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05204672A true JPH05204672A (ja) 1993-08-13

Family

ID=12403182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3403992A Pending JPH05204672A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 インタフェースシステム

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JP (1) JPH05204672A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1015836A (ja) * 1996-07-05 1998-01-20 Seiko Epson Corp ロボット用コントローラ及びその制御方法
JP2010108504A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Korea Electronics Telecommun ロボット用ソフトウェアコンポーネントのスレッド処理システム及び方法
US8689217B2 (en) 2008-10-31 2014-04-01 Electronics And Telecommunications Research Institute System and method for thread processing robot software components responsive to periodic, dedicated, and passive modes

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1015836A (ja) * 1996-07-05 1998-01-20 Seiko Epson Corp ロボット用コントローラ及びその制御方法
JP2010108504A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Korea Electronics Telecommun ロボット用ソフトウェアコンポーネントのスレッド処理システム及び方法
US8689217B2 (en) 2008-10-31 2014-04-01 Electronics And Telecommunications Research Institute System and method for thread processing robot software components responsive to periodic, dedicated, and passive modes

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