JP2001344119A - トランザクション実行制御方式およびトランザクション実行制御方法 - Google Patents

トランザクション実行制御方式およびトランザクション実行制御方法

Info

Publication number
JP2001344119A
JP2001344119A JP2000160584A JP2000160584A JP2001344119A JP 2001344119 A JP2001344119 A JP 2001344119A JP 2000160584 A JP2000160584 A JP 2000160584A JP 2000160584 A JP2000160584 A JP 2000160584A JP 2001344119 A JP2001344119 A JP 2001344119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transaction
identifier
executed
acquired
transaction identifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000160584A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikari Ryuba
光 柳葉
Kazunami Tamura
千波 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Solution Innovators Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000160584A priority Critical patent/JP2001344119A/ja
Publication of JP2001344119A publication Critical patent/JP2001344119A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】資源の競合が発生する可能性があるトランザク
ションの同時実行を回避して、システム全体の処理性能
を向上させる。 【解決手段】実行待ちトランザクション識別子取得手段
は、トランザクション実行待ち行列に格納されているト
ランザクションメッセージのトンザクション識別子を調
べ、資源競合トランザクション識別子取得手段は、指定
されたトランザクション識別子のトランザクションを実
行させた場合に資源の競合が発生する可能性があるトラ
ンザクションのトランザクション識別子をトランザクシ
ョン実行管理テーブルを参照して調べ、実行中トランザ
クション調査手段は、指定されたトランザクション識別
子のトランザクションが実行中であるか否かをトランザ
クション実行管理テーブルを参照して調べ、実行中であ
る場合には、次のトランザクションメッセージについて
同様の処理を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトランザクション実
行制御方式、トランザクション実行制御方法およびトラ
ンザクション実行制御用プログラムを記録した記録媒体
に関し、特にトランザクション間で資源の競合を生じな
いようにトランザクションの実行を制御するトランザク
ション実行制御方式、トランザクション実行制御方法お
よびトランザクション実行制御用プログラムを記録した
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトランザクション処理システムに
おいては、トランザクションメッセージのスケジューリ
ングは、先入れ先出し方式または予め定められた優先順
位に従って行われていた。
【0003】また、複数のトランザクションで資源の競
合が発生した場合には、一方のトランザクションは資源
が開放されるまで待ち合わせるかまたはトランザクショ
ンの実行を中止しなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のトラン
ザクション処理システムは、資源の競合が発生すると、
トランザクションの処理待ちが発生するので、システム
全体の処理性能が低下するという問題が生じていた。
【0005】本発明の目的は、資源の競合が発生する可
能性があるトランザクションの同時実行を回避し、CP
U等のシステム資源を有効に活用することによって、シ
ステム全体の処理性能を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のトランザ
クション実行制御方式は、入力順にトランザクションメ
ッセージが格納される待ち行列から実行中のトランザク
ションと資源の競合が生じる可能性が無いトランザクシ
ョンメッセージを取り出してトランザクションを実行さ
せるトランザクション実行制御手段を備えたことを特徴
とする。
【0007】本発明の第2のトランザクション実行制御
方式は、入力順にトランザクションメッセージが格納さ
れる待ち行列に格納されているトランザクションメッセ
ージのトランザクション識別子を取得する実行待ちトラ
ンザクション識別子取得手段と、前記実行待ちトランザ
クション識別子取得手段により取得されたトランザクシ
ョン識別子のトランザクションを実行させた場合に資源
の競合が発生する可能性があるトランザクションのトラ
ンザクション識別子を取得する資源競合トランザクショ
ン識別子取得手段と、前記資源競合トランザクション識
別子取得手段により取得されたトランザクション識別子
のトランザクションが実行中であるか否かを調べる実行
中トランザクション調査手段と、前記待ち行列からトラ
ンザクションメッセージを取り出して実行するトランザ
クション実行手段と、前記待ち行列の先頭にあるトラン
ザクションメッセージのトランザクション識別子を前記
実行待ちトランザクション識別子取得手段により取得
し、取得した当該トランザクション識別子のトランザク
ションを実行させた場合に資源の競合が発生する可能性
があるトランザクションのトランザクション識別子を前
記資源競合トランザクション識別子取得手段により取得
し、取得した当該トランザクション識別子のトランザク
ションが現在実行中であるか否かを前記実行中トランザ
クション調査手段により取得し、取得した当該トランザ
クション識別子のトランザクションが実行中ではない場
合は、前記トランザクション実行手段に前記先頭のトラ
ンザクションメッセージを取り出して実行させるトラン
ザクション実行制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】本発明の第3のトランザクション実行制御
方式は、第2のトランザクション実行制御方式におい
て、前記トランザクション実行制御手段は、前記資源競
合トランザクション識別子取得手段により取得した前記
トランザクション識別子のトランザクションが実行中で
ある場合には、前記待ち行列に格納されている次のトラ
ンザクションメッセージのトランザクション識別子を前
記実行待ちトランザクション識別子取得手段により取得
し、取得した当該トランザクション識別子のトランザク
ションを実行させた場合に資源の競合が発生する可能性
があるトランザクションのトランザクション識別子を前
記資源競合トランザクション識別子取得手段により取得
し、取得した当該トランザクション識別子のトランザク
ションが現在実行中であるか否かを前記実行中トランザ
クション調査手段により取得し、取得した当該トランザ
クションが実行中ではない場合は、前記トランザクショ
ン実行手段に前記次のトランザクションメッセージを取
り出して実行させることを特徴とする。
【0009】本発明の第4のトランザクション実行制御
方式は、第2または第3のトランザクション実行制御方
式において、トランザクションのトランザクション識別
子毎に当該トランザクションと同時実行した場合に資源
の競合が発生する可能性があるトランザクションのトラ
ンザクション識別子を保有するトランザクション資源競
合関係表と、実行中のトランザクションのトランザクシ
ョン識別子を保有するトランザクション実行管理テーブ
ルとを備え、前記資源競合トランザクション識別子取得
手段が、前記トランザクション資源競合関係表を参照し
て資源の競合が発生する可能性があるトランザクション
のトランザクション識別子を取得し、前記実行中トラン
ザクション調査手段が、前記トランザクション実行管理
テーブルを参照して前記トランザクション識別子のトラ
ンザクションが実行中であるか否かを調べることを特徴
とする。
【0010】本発明の第1のトランザクション実行制御
方法は、入力順にトランザクションメッセージが格納さ
れる待ち行列から実行中のトランザクションと資源の競
合が生じる可能性が無いトランザクションメッセージを
取り出してトランザクションを実行させることを特徴と
する。
【0011】本発明の第2のトランザクション実行制御
方式は、入力順にトランザクションメッセージが格納さ
れる待ち行列に格納されている先頭のトランザクション
メッセージのトランザクション識別子を取得し、取得し
た当該トランザクション識別子のトランザクションを実
行させた場合に資源の競合が発生する可能性があるトラ
ンザクションのトランザクション識別子を取得し、取得
した当該トランザクション識別子のトランザクションが
実行中でない場合は、前記先頭のトランザクションメッ
セージを取り出して実行することを特徴とする。
【0012】本発明の第3のトランザクション実行制御
方法は、第2のトランザクション実行制御方法におい
て、取得した前記トランザクション識別子のトランザク
ションが実行中である場合には、前記待ち行列に格納さ
れている次のトランザクションメッセージのトランザク
ション識別子を取得し、取得した当該トランザクション
識別子のトランザクションを実行させた場合に資源の競
合が発生する可能性があるトランザクションのトランザ
クション識別子を取得し、取得した当該トランザクショ
ン識別子のトランザクションが実行中の場合は、前記次
のトランザクションメッセージを取り出して実行するこ
とを特徴とする。
【0013】本発明の第4のトランザクション実行制御
方法は、入力順にトランザクションメッセージが格納さ
れる待ち行列に格納されている先頭のトランザクション
メッセージのトランザクション識別子を取得し、取得し
た当該トランザクション識別子のトランザクションを実
行させた場合に資源の競合が発生する可能性があるトラ
ンザクションのトランザクション識別子をトランザクシ
ョンのトランザクション識別子毎に当該トランザクショ
ンと同時実行した場合に資源の競合が発生する可能性が
あるトランザクションのトランザクション識別子を保有
するトランザクション資源競合関係表を参照して取得
し、取得した当該トランザクション識別子のトランザク
ションが実行中であるか否かを実行中のトランザクショ
ンのトランザクション識別子を保有するトランザクショ
ン実行管理テーブルを参照して調べ、当該トランザクシ
ョンが実行中ではない場合は、前記先頭のトランザクシ
ョンメッセージを取り出して実行することを特徴とす
る。
【0014】本発明の第5のトランザクション実行制御
方法は、第4のトランザクション実行制御方法におい
て、取得した前記トランザクション識別子のトランザク
ションが実行中である場合には、前記待ち行列に格納さ
れている次のトランザクションメッセージのトランザク
ション識別子を取得し、取得した当該トランザクション
識別子のトランザクションを実行させた場合に資源の競
合が発生する可能性があるトランザクションのトランザ
クション識別子をトランザクションのトランザクション
識別子毎に当該トランザクションと同時実行した場合に
資源の競合が発生する可能性があるトランザクションの
トランザクション識別子を保有するトランザクション資
源競合関係表を参照して取得し、取得した当該トランザ
クション識別子のトランザクションが実行中であるか否
かを実行中のトランザクションのトランザクション識別
子を保有するトランザクション実行管理テーブルを参照
して調べ、当該トランザクションが実行中の場合は、前
記次のトランザクションメッセージを取り出して実行す
ることを特徴とする。
【0015】本発明の第1の記録媒体は、入力順にトラ
ンザクションメッセージが格納される待ち行列から実行
中のトランザクションと資源の競合が生じる可能性が無
いトランザクションメッセージを取り出してトランザク
ションを実行させる処理をコンピュータに実行させるた
めのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0016】本発明の第2の記録媒体は、入力順にトラ
ンザクションメッセージが格納される待ち行列に格納さ
れている先頭のトランザクションメッセージのトランザ
クション識別子を取得し、取得した当該トランザクショ
ン識別子のトランザクションを実行させた場合に資源の
競合が発生する可能性があるトランザクションのトラン
ザクション識別子を取得し、取得した当該トランザクシ
ョン識別子のトランザクションが実行中でない場合は、
前記先頭のトランザクションメッセージを取り出して実
行する処理をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したことを特徴とする。
【0017】本発明の第3の記録媒体は、第2の記録媒
体において、前記プログラムは、取得した前記トランザ
クション識別子のトランザクションが実行中である場合
には、前記待ち行列に格納されている次のトランザクシ
ョンメッセージのトランザクション識別子を取得し、取
得した当該トランザクション識別子のトランザクション
を実行させた場合に資源の競合が発生する可能性がある
トランザクションのトランザクション識別子を取得し、
取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
ンが実行中の場合は、前記次のトランザクションメッセ
ージを取り出して実行することを特徴とする。
【0018】本発明の第4の記録媒体は、入力順にトラ
ンザクションメッセージが格納される待ち行列に格納さ
れている先頭のトランザクションメッセージのトランザ
クション識別子を取得し、取得した当該トランザクショ
ン識別子のトランザクションを実行させた場合に資源の
競合が発生する可能性があるトランザクションのトラン
ザクション識別子をトランザクションのトランザクショ
ン識別子毎に当該トランザクションと同時実行した場合
に資源の競合が発生する可能性があるトランザクション
のトランザクション識別子を保有するトランザクション
資源競合関係表を参照して取得し、取得した当該トラン
ザクション識別子のトランザクションが実行中であるか
否かを実行中のトランザクションのトランザクション識
別子を保有するトランザクション実行管理テーブルを参
照して調べ、当該トランザクションが実行中ではない場
合は、前記先頭のトランザクションメッセージを取り出
して実行する処理をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録したことを特徴とする。
【0019】本発明の第5の記録媒体は、第4の記録媒
体において、前記プログラムは、取得した前記トランザ
クション識別子のトランザクションが実行中である場合
には、前記待ち行列に格納されている次のトランザクシ
ョンメッセージのトランザクション識別子を取得し、取
得した当該トランザクション識別子のトランザクション
を実行させた場合に資源の競合が発生する可能性がある
トランザクションのトランザクション識別子をトランザ
クションのトランザクション識別子毎に当該トランザク
ションと同時実行した場合に資源の競合が発生する可能
性があるトランザクションのトランザクション識別子を
保有するトランザクション資源競合関係表を参照して取
得し、取得した当該トランザクション識別子のトランザ
クションが実行中であるか否かを実行中のトランザクシ
ョンのトランザクション識別子を保有するトランザクシ
ョン実行管理テーブルを参照して調べ、当該トランザク
ションが実行中の場合は、前記次のトランザクションメ
ッセージを取り出して実行することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0021】まず、本発明の第1の実施の形態について
詳細に説明する。
【0022】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、サーバコンピュータ100と、当該コンピュータに
接続された記憶装置200と、クライアントコンピュー
タ300とから構成されている。サーバコンピュータ1
00およびクライアントコンピュータ300は、プログ
ラムにより動作し、通信ネットワークを通じて相互に接
続されている。
【0023】サーバコンピュータ100は、トランザク
ションメッセージ受信手段110と、トランザクション
メッセージ登録手段120と、トランザクション実行制
御手段130と、実行待ちトランザクション識別子取得
手段140と、資源競合トランザクション識別子取得手
段150と、実行中トランザクション調査手段160
と、トランザクション実行手段170とを含む。
【0024】記憶装置200は、トランザクション実行
待ち行列210と、トランザクション資源競合関係表2
20と、トランザクション実行管理テーブル230とを
含む。
【0025】トランザクションメッセージ受信手段11
0は、クライアントコンピュータ300からトランザク
ションメッセージを受信する。
【0026】トランザクション実行待ち行列210は、
受信したトランザクションメッセージの格納場所とな
る。
【0027】トランザクションメッセージ登録手段12
0は、受信したトランザクションメッセージをトランザ
クション実行待ち行列210に格納する。
【0028】トランザクション資源競合関係表220
は、トランザクションのトランザクション識別子毎に当
該トランザクションと同時実行した場合に資源の競合が
発生する可能性があるトランザクションのトランザクシ
ョン識別子の格納場所となる。
【0029】トランザクション実行管理テーブル230
は、現在実行中のトランザクションのトランザクション
識別子の格納場所となる。
【0030】トランザクション実行制御手段130は、
実行待ちトランザクション識別子取得手段140、資源
競合トランザクション識別子取得手段150、実行中ト
ランザクション調査手段160およびトランザクション
実行手段170を制御する。
【0031】実行待ちトランザクション識別子取得手段
140は、トランザクション実行制御手段130からの
指示により、トランザクション実行待ち行列210に格
納されているトランザクションメッセージのトンザクシ
ョン識別子を調べる。
【0032】資源競合トランザクション識別子取得手段
150は、トランザクション実行制御手段130からの
指示により、指定されたトランザクション識別子のトラ
ンザクションを実行させた場合に資源の競合が発生する
可能性があるトランザクションのトランザクション識別
子をトランザクション実行管理テーブルを参照して調べ
る。
【0033】実行中トランザクション調査手段160
は、トランザクション実行制御手段130からの指示に
より、指定されたトランザクション識別子のトランザク
ションが実行中であるか否かをトランザクション実行管
理テーブルを参照して調べる。
【0034】トランザクション実行手段170は、トラ
ンザクション実行制御手段130からの指示により、指
定されたトランザクション実行待ち行列210に格納さ
れているトランザクションメッセージを取り出してトラ
ンザクションを実行する。
【0035】次に、図1〜図6を参照して第1の実施の
形態の全体の動作について詳細に説明する。
【0036】まず、トランザクションメッセージ受信手
段110は、クライアントコンピュータ300からトラ
ンザクションメッセージを受信する(ステップA1)
と、トランザクションメッセージ登録手段120は、受
信した当該トランザクションメッセージをトランザクシ
ョン実行待ち行列210に格納する(ステップA2)。
【0037】次に、トランザクション実行制御手段13
0は、トランザクション実行管理テーブル230を参照
してトランザクションの実行が可能な空いているプロセ
スがあるかを調べ(ステップB1)、トランザクション
の実行が可能な空いているプロセスがある場合には、ト
ランザクション実行待ち行列210に登録されている先
頭のトランザクションメッセージのトランザクション識
別子を取得するため、実行待ちトランザクション識別子
取得手段140を起動し、トランザクションメッセージ
の位置を通知する。この場合、先頭である旨を通知す
る。
【0038】実行待ちトランザクション識別子取得手段
140は、トランザクション実行待ち行列210の先頭
に登録されているトランザクションメッセージのトラン
ザクション識別子を調べ(ステップB2)、当該トラン
ザクション識別子をトランザクション実行制御手段13
0に通知する。
【0039】トランザクション実行制御手段130は、
通知されたトランザクション識別子のトランザクション
と同時実行させた場合に、資源の競合が生じる可能性が
あるトランザクションのトランザクション識別子を取得
するため、資源競合トランザクション識別子取得手段1
50を起動し、通知されたトランザクション識別子を通
知する。
【0040】資源競合トランザクション識別子取得手段
150は、トランザクション資源競合関係表220を参
照し、通知されたトランザクション識別子のトランザク
ションと同時実行させた場合に、資源の競合が生じる可
能性があるトランザクションのトランザクション識別子
を調べ(ステップB3)、当該トランザクション識別子
をトランザクション実行制御手段130に通知する。
【0041】トランザクション実行制御手段130は、
通知されたトランザクション識別子のトランザクション
が現在実行中であるか否かを知るため、実行中トランザ
クション調査手段160を起動し、当該トランザクショ
ン識別子を通知する。
【0042】実行中トランザクション調査手段160
は、トランザクション実行管理テーブル230を参照
し、通知されたトランザクション識別子のトランザクシ
ョンが現在実行中であるか否かを調べ(ステップB
4)、調べた結果をトランザクション実行制御手段13
0に通知する。
【0043】トランザクション実行制御手段130は、
資源の競合が生じる可能性があるトランザクションが実
行中で無い場合は、トランザクション実行待ち行列21
0に登録されている先頭のトランザクションメッセージ
を取り出してトランザクションを実行させるため、トラ
ンザクション実行手段170を起動し、当該トランザク
ションメッセージの位置を通知する。この場合、先頭で
ある旨を通知する。
【0044】トランザクション実行手段170は、トラ
ンザクション実行待ち行列210から先頭のトランザク
ションメッセージを取り出してトランザクションを実行
する(ステップB6)。
【0045】一方、資源の競合が生じる可能性があるト
ランザクションが実行中である場合には、トランザクシ
ョン実行待ち行列210に登録されている次のトランザ
クションメッセージについて、同様の処理をトランザク
ションメッセージが無くなるまで繰り返す(ステップB
5)。
【0046】次に、例えば、トランザクション実行待ち
行列210、トランザクション資源競合関係表220お
よびトランザクション実行管理テーブル230が、それ
ぞれ図4、図5および図6のようになっている場合を一
例として説明する。
【0047】まず、トランザクション実行制御手段13
0は、トランザクション実行管理テーブル230(図
6)を参照して、トランザクションの実行が可能な空い
ているプロセスがあるかを調べる(ステップB1)。図
6の場合、プロセス3が空いているので、トランザクシ
ョン実行制御手段130は、トランザクション実行待ち
行列210(図4)に登録されている先頭のトランザク
ションメッセージのトランザクション識別子を取得する
ため、トランザクション識別子取得手段140を起動
し、先頭のトランザクションメッセージであることを通
知する。
【0048】実行待ちトランザクション識別子取得手段
140は、トランザクション実行待ち行列210(図
4)の先頭に登録されているトランザクションメッセー
ジのトランザクション識別子を調べる(ステップB
2)。図4の場合、トランザクション識別子はTRNS
1であるのでトランザクション識別子TRNS1をトラ
ンザクション実行制御手段130に通知する。
【0049】トランザクション実行制御手段130は、
トランザクション識別子TRNS1のトランザクション
と同時実行させた場合に、資源の競合が生じる可能性が
あるトランザクションのトランザクション識別子を取得
するため、資源競合トランザクション識別子取得手段1
50を起動し、トランザクション識別子TRNS1を通
知する。
【0050】資源競合トランザクション識別子取得手段
150は、トランザクション資源競合関係表220(図
5)を参照し、トランザクション識別子TRNS1のト
ランザクションと同時実行させた場合に、資源の競合が
生じる可能性があるトランザクションのトランザクショ
ン識別子を調べる(ステップB3)。図5の場合、TR
NS1とTRNS2が資源の競合を生じる可能性がある
トランザクション識別子であるから、トランザクション
識別子TRNS1とトランザクション識別子TRNS2
をトランザクション実行制御手段130に通知する。
【0051】トランザクション実行制御手段130は、
トランザクション識別子TRNS1とトランザクション
識別子TRNS2のトランザクションが現在実行中であ
るか否かを知るため、実行中トランザクション調査手段
160を起動し、トランザクション識別子TRNS1と
トランザクション識別子TRNS2を通知する。
【0052】実行中トランザクション調査手段160
は、トランザクション実行管理テーブル230(図6)
を参照して、トランザクション識別子TRNS1とトラ
ンザクション識別子TRNS2のトランザクションが現
在実行中であるか否かを調べる(ステップB4)。図6
の場合、プロセス1でTRNS1を実行中であるのでそ
の旨をトランザクション実行制御手段130に通知す
る。
【0053】次に、トランザクション実行制御手段13
0は、資源の競合が発生する可能性があるトランザクシ
ョンが実行中であるので、トランザクション実行待ち行
列210(図4)に登録されている先頭のトランザクシ
ョンメッセージのトランザクションの実行を待ちあわ
せ、次のトランザクションメッセージについて同様の処
理を繰り返す。したがって、トランザクション実行制御
手段130は、先頭から2番目のトランザクションメッ
セージのトランザクション識別子を取得するため、トラ
ンザクション識別子取得手段150を起動し、トランザ
クションメッセージの位置を通知する。
【0054】実行待ちトランザクション識別子取得手段
140は、トランザクション実行待ち行列210(図
4)の先頭から2番目に登録されているトランザクショ
ンメッセージのトランザクション識別子を調べる(ステ
ップB5)。図4の場合、トランザクション識別子はT
RNS3であるのでトランザクション識別子TRNS3
をトランザクション実行制御手段130に通知する。
【0055】トランザクション実行制御手段130は、
トランザクション識別子TRNS3のトランザクション
と同時実行させた場合に、資源の競合が生じる可能性が
あるトランザクションのトランザクション識別子を取得
するため、資源競合トランザクション識別子取得手段1
50を起動し、トランザクション識別子TRNS3を通
知する。
【0056】資源競合トランザクション識別子取得手段
150は、トランザクション資源競合関係表220(図
5)を参照し、トランザクション識別子TRNS3のト
ランザクションと同時実行させた場合に、資源の競合が
生じる可能性があるトランザクションのトランザクショ
ン識別子を調べる(ステップB3)。図5の場合、TR
NS3とTRNS4が資源の競合を生じる可能性がある
トランザクション識別子であるから、トランザクション
識別子TRNS3とトランザクション識別子TRNS4
をトランザクション実行制御手段130に通知する。
【0057】トランザクション実行制御手段130は、
トランザクション識別子TRNS3とトランザクション
識別子TRNS4のトランザクションが現在実行中であ
るか否かを知るため、実行中トランザクション調査手段
160を起動し、トランザクション識別子TRNS3と
トランザクション識別子TRNS4を通知する。
【0058】実行中トランザクション調査手段160
は、トランザクション実行管理テーブル230(図6)
を参照して、トランザクション識別子TRNS3とトラ
ンザクション識別子TRNS4のトランザクションが現
在実行中であるか否かを調べる(ステップB4)。図6
の場合、トランザクション識別子TRNS3とトランザ
クション識別子TRNS4のトランザクションは実行し
ていないので、その旨をトランザクション実行制御手段
130に通知する。
【0059】トランザクション実行制御手段130は、
資源の競合が生じる可能性があるトランザクションが実
行中ではないので、トランザクション実行待ち行列21
0に登録されている先頭から2番目のトランザクション
メッセージを取り出してトランザクションを実行させる
ため、トランザクション実行手段170を起動し、当該
トランザクションメッセージの位置を通知する。
【0060】トランザクション実行手段170は、トラ
ンザクション実行待ち行列210から先頭から2番目の
トランザクションメッセージを取り出してトランザクシ
ョンを実行する(ステップB6)。
【0061】次に、図7〜図8を参照して第2の実施の
形態の全体の動作について詳細に説明する。
【0062】まず、トランザクション実行手段170で
トランザクションの実行中にトランザクション間で資源
の競合が発生した(ステップC1)場合、トランザクシ
ョン実行手段170は、トランザクション資源競合関係
表登録手段180を起動し、資源の競合が発生したトラ
ンザクションのトランザクション識別子を通知する。
【0063】次に、トランザクション資源競合関係表登
録手段180は、資源の競合が発生したトランザクショ
ンのトランザクション識別子をトランザクション資源競
合関係表220に登録する(ステップC2)。
【0064】本実施の形態は、トランザクションの実行
時にトランザクション資源競合関係表220に登録する
ものであるが、クライアントコンピュータ300からト
ランザクション資源競合関係表220への登録、変更、
削除等ができるようにしてもよい。
【0065】また、トランザクション間の資源の競合関
係のみならず、バッチ処理間の資源の競合関係、並びに
トランザクションとバッチ処理間の資源の競合関係につ
いても登録できるようにしてもよい。
【0066】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0067】図9を参照すると、本発明の第3の実施の
形態は、トランザクション実行制御用プログラムを記録
した記録媒体400を備える。この記録媒体400はフ
ロッピー(登録商標)ディスク、磁気ディスク、半導体
メモリその他の記録媒体であってよい。トランザクショ
ン実行制御用プログラムは、記録媒体400からサーバ
コンピュータ100に読み込まれ、サーバコンピュータ
100の動作を制御する。サーバコンピュータ100は
トランザクション実行制御用プログラムの制御により上
述の処理、すなわち第1および2の実施の形態における
処理と同一の処理を実行する。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、資源の
競合が発生する可能性があるトランザクションの同時実
行を回避するので、システム全体のトランザクション処
理性能を向上させることができる。
【0069】また、利用者がクライアントコンピュータ
から資源の競合関係の登録等をできるようにしたこと、
並びにトランザクションの実行時に資源の競合が生じた
場合には、資源の競合関係を登録できるようにしたこと
により、システムの構築が容易になるとともにシステム
の運用が効率化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作を示す流れ図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作を示す流れ図
である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の動作の具体例を示
す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の動作の具体例を示
す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の動作の具体例を示
す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の動作を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の構成を示す流れ図
である。
【図9】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
100 サーバコンピュータ 110 トランザクションメッセージ受信手段 120 トランザクションメッセージ登録手段 130 トランザクション実行制御手段 140 実行待ちトランザクション識別子取得手段 150 資源競合トランザクション識別子取得手段 160 実行中トランザクション調査手段 170 トランザクション実行手段 180 トランザクション資源競合関係表登録手段 200 記憶装置 210 トランザクション実行待ち行列 220 トランザクション資源競合関係表 230 トランザクション実行管理テーブル 300 クライアントコンピュータ 400 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 千波 東京都江東区新木場一丁目18番6号 エヌ イーシーソフト株式会社内 Fターム(参考) 5B098 GA01 GA08 GC01 GC16 GD02 GD14

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力順にトランザクションメッセージが
    格納される待ち行列から実行中のトランザクションと資
    源の競合が生じる可能性が無いトランザクションメッセ
    ージを取り出してトランザクションを実行させるトラン
    ザクション実行制御手段を備えたことを特徴とするトラ
    ンザクション実行制御方式。
  2. 【請求項2】 入力順にトランザクションメッセージが
    格納される待ち行列に格納されているトランザクション
    メッセージのトランザクション識別子を取得する実行待
    ちトランザクション識別子取得手段と、 前記実行待ちトランザクション識別子取得手段により取
    得されたトランザクション識別子のトランザクションを
    実行させた場合に資源の競合が発生する可能性があるト
    ランザクションのトランザクション識別子を取得する資
    源競合トランザクション識別子取得手段と、 前記資源競合トランザクション識別子取得手段により取
    得されたトランザクション識別子のトランザクションが
    実行中であるか否かを調べる実行中トランザクション調
    査手段と、 前記待ち行列からトランザクションメッセージを取り出
    して実行するトランザクション実行手段と、 前記待ち行列の先頭にあるトランザクションメッセージ
    のトランザクション識別子を前記実行待ちトランザクシ
    ョン識別子取得手段により取得し、取得した当該トラン
    ザクション識別子のトランザクションを実行させた場合
    に資源の競合が発生する可能性があるトランザクション
    のトランザクション識別子を前記資源競合トランザクシ
    ョン識別子取得手段により取得し、取得した当該トラン
    ザクション識別子のトランザクションが現在実行中であ
    るか否かを前記実行中トランザクション調査手段により
    取得し、取得した当該トランザクション識別子のトラン
    ザクションが実行中ではない場合は、前記トランザクシ
    ョン実行手段に前記先頭のトランザクションメッセージ
    を取り出して実行させるトランザクション実行制御手段
    とを備えたことを特徴とするトランザクション実行制御
    方式。
  3. 【請求項3】 前記トランザクション実行制御手段は、
    前記資源競合トランザクション識別子取得手段により取
    得した前記トランザクション識別子のトランザクション
    が実行中である場合には、前記待ち行列に格納されてい
    る次のトランザクションメッセージのトランザクション
    識別子を前記実行待ちトランザクション識別子取得手段
    により取得し、取得した当該トランザクション識別子の
    トランザクションを実行させた場合に資源の競合が発生
    する可能性があるトランザクションのトランザクション
    識別子を前記資源競合トランザクション識別子取得手段
    により取得し、取得した当該トランザクション識別子の
    トランザクションが現在実行中であるか否かを前記実行
    中トランザクション調査手段により取得し、取得した当
    該トランザクションが実行中ではない場合は、前記トラ
    ンザクション実行手段に前記次のトランザクションメッ
    セージを取り出して実行させることを特徴とする請求項
    2記載のトランザクション実行制御方式。
  4. 【請求項4】 トランザクションのトランザクション識
    別子毎に当該トランザクションと同時実行した場合に資
    源の競合が発生する可能性があるトランザクションのト
    ランザクション識別子を保有するトランザクション資源
    競合関係表と、 実行中のトランザクションのトランザクション識別子を
    保有するトランザクション実行管理テーブルとを備え、 前記資源競合トランザクション識別子取得手段が、前記
    トランザクション資源競合関係表を参照して資源の競合
    が発生する可能性があるトランザクションのトランザク
    ション識別子を取得し、 前記実行中トランザクション調査手段が、前記トランザ
    クション実行管理テーブルを参照して前記トランザクシ
    ョン識別子のトランザクションが実行中であるか否かを
    調べることを特徴とする請求項2または3記載のトラン
    ザクション実行制御方式。
  5. 【請求項5】 入力順にトランザクションメッセージが
    格納される待ち行列から実行中のトランザクションと資
    源の競合が生じる可能性が無いトランザクションメッセ
    ージを取り出してトランザクションを実行させることを
    特徴とするトランザクション実行制御方法。
  6. 【請求項6】 入力順にトランザクションメッセージが
    格納される待ち行列に格納されている先頭のトランザク
    ションメッセージのトランザクション識別子を取得し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンを実行させた場合に資源の競合が発生する可能性があ
    るトランザクションのトランザクション識別子を取得
    し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンが実行中でない場合は、前記先頭のトランザクション
    メッセージを取り出して実行することを特徴とするトラ
    ンザクション実行制御方法。
  7. 【請求項7】 取得した前記トランザクション識別子の
    トランザクションが実行中である場合には、前記待ち行
    列に格納されている次のトランザクションメッセージの
    トランザクション識別子を取得し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンを実行させた場合に資源の競合が発生する可能性があ
    るトランザクションのトランザクション識別子を取得
    し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンが実行中の場合は、前記次のトランザクションメッセ
    ージを取り出して実行することを特徴とする請求項6記
    載のトランザクション実行制御方法。
  8. 【請求項8】 入力順にトランザクションメッセージが
    格納される待ち行列に格納されている先頭のトランザク
    ションメッセージのトランザクション識別子を取得し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンを実行させた場合に資源の競合が発生する可能性があ
    るトランザクションのトランザクション識別子をトラン
    ザクションのトランザクション識別子毎に当該トランザ
    クションと同時実行した場合に資源の競合が発生する可
    能性があるトランザクションのトランザクション識別子
    を保有するトランザクション資源競合関係表を参照して
    取得し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンが実行中であるか否かを実行中のトランザクションの
    トランザクション識別子を保有するトランザクション実
    行管理テーブルを参照して調べ、当該トランザクション
    が実行中ではない場合は、前記先頭のトランザクション
    メッセージを取り出して実行することを特徴とするトラ
    ンザクション実行制御方法。
  9. 【請求項9】 取得した前記トランザクション識別子の
    トランザクションが実行中である場合には、前記待ち行
    列に格納されている次のトランザクションメッセージの
    トランザクション識別子を取得し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンを実行させた場合に資源の競合が発生する可能性があ
    るトランザクションのトランザクション識別子をトラン
    ザクションのトランザクション識別子毎に当該トランザ
    クションと同時実行した場合に資源の競合が発生する可
    能性があるトランザクションのトランザクション識別子
    を保有するトランザクション資源競合関係表を参照して
    取得し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンが実行中であるか否かを実行中のトランザクションの
    トランザクション識別子を保有するトランザクション実
    行管理テーブルを参照して調べ、当該トランザクション
    が実行中の場合は、前記次のトランザクションメッセー
    ジを取り出して実行することを特徴とする請求項8記載
    のトランザクション実行制御方法。
  10. 【請求項10】 入力順にトランザクションメッセージ
    が格納される待ち行列から実行中のトランザクションと
    資源の競合が生じる可能性が無いトランザクションメッ
    セージを取り出してトランザクションを実行させる処理
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たことを特徴とする記録媒体。
  11. 【請求項11】 入力順にトランザクションメッセージ
    が格納される待ち行列に格納されている先頭のトランザ
    クションメッセージのトランザクション識別子を取得
    し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンを実行させた場合に資源の競合が発生する可能性があ
    るトランザクションのトランザクション識別子を取得
    し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンが実行中でない場合は、前記先頭のトランザクション
    メッセージを取り出して実行する処理をコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
    る記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記プログラムは、取得した前記トラ
    ンザクション識別子のトランザクションが実行中である
    場合には、前記待ち行列に格納されている次のトランザ
    クションメッセージのトランザクション識別子を取得
    し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンを実行させた場合に資源の競合が発生する可能性があ
    るトランザクションのトランザクション識別子を取得
    し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンが実行中の場合は、前記次のトランザクションメッセ
    ージを取り出して実行することを特徴とする請求項11
    記載の記録媒体。
  13. 【請求項13】 入力順にトランザクションメッセージ
    が格納される待ち行列に格納されている先頭のトランザ
    クションメッセージのトランザクション識別子を取得
    し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンを実行させた場合に資源の競合が発生する可能性があ
    るトランザクションのトランザクション識別子をトラン
    ザクションのトランザクション識別子毎に当該トランザ
    クションと同時実行した場合に資源の競合が発生する可
    能性があるトランザクションのトランザクション識別子
    を保有するトランザクション資源競合関係表を参照して
    取得し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンが実行中であるか否かを実行中のトランザクションの
    トランザクション識別子を保有するトランザクション実
    行管理テーブルを参照して調べ、当該トランザクション
    が実行中ではない場合は、前記先頭のトランザクション
    メッセージを取り出して実行する処理をコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
    る記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記プログラムは、取得した前記トラ
    ンザクション識別子のトランザクションが実行中である
    場合には、前記待ち行列に格納されている次のトランザ
    クションメッセージのトランザクション識別子を取得
    し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンを実行させた場合に資源の競合が発生する可能性があ
    るトランザクションのトランザクション識別子をトラン
    ザクションのトランザクション識別子毎に当該トランザ
    クションと同時実行した場合に資源の競合が発生する可
    能性があるトランザクションのトランザクション識別子
    を保有するトランザクション資源競合関係表を参照して
    取得し、 取得した当該トランザクション識別子のトランザクショ
    ンが実行中であるか否かを実行中のトランザクションの
    トランザクション識別子を保有するトランザクション実
    行管理テーブルを参照して調べ、当該トランザクション
    が実行中の場合は、前記次のトランザクションメッセー
    ジを取り出して実行することを特徴とする請求項13記
    載の記録媒体。
JP2000160584A 2000-05-30 2000-05-30 トランザクション実行制御方式およびトランザクション実行制御方法 Pending JP2001344119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000160584A JP2001344119A (ja) 2000-05-30 2000-05-30 トランザクション実行制御方式およびトランザクション実行制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000160584A JP2001344119A (ja) 2000-05-30 2000-05-30 トランザクション実行制御方式およびトランザクション実行制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001344119A true JP2001344119A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18664753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000160584A Pending JP2001344119A (ja) 2000-05-30 2000-05-30 トランザクション実行制御方式およびトランザクション実行制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001344119A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006107519A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Microsoft Corp バージョンストアのリソース使用を制限する方法およびシステム
JP2008278283A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Murata Mach Ltd アプリケーションマネージャプログラム
US10698785B2 (en) 2017-05-30 2020-06-30 International Business Machines Corporation Task management based on an access workload

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61233849A (ja) * 1985-04-08 1986-10-18 Hitachi Ltd デ−タベ−ス排他制御方法
JPH1185543A (ja) * 1997-08-30 1999-03-30 Nec Corp 排他制御方法及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61233849A (ja) * 1985-04-08 1986-10-18 Hitachi Ltd デ−タベ−ス排他制御方法
JPH1185543A (ja) * 1997-08-30 1999-03-30 Nec Corp 排他制御方法及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006107519A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Microsoft Corp バージョンストアのリソース使用を制限する方法およびシステム
JP2008278283A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Murata Mach Ltd アプリケーションマネージャプログラム
US10698785B2 (en) 2017-05-30 2020-06-30 International Business Machines Corporation Task management based on an access workload

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3197403B2 (ja) 計算機システムのアプリケーションプログラム障害発生時の制御方法
US7870296B2 (en) High availability system and execution state control method
US8145820B2 (en) Multiprocessor system and computer program product
US5946498A (en) Delivery of client remote procedure calls to a server via a request queue utilizing priority and time-out
US9088537B2 (en) Apparatus and method for executing agent
CN111274019A (zh) 一种数据处理方法、装置及计算机可读存储介质
US5619697A (en) Inter-processor communication system for performing message communication between processors and multi-processor real time system for communicating amoung a plurality of processors at real time with the inter-processor communication system
JP2001344119A (ja) トランザクション実行制御方式およびトランザクション実行制御方法
JP3245500B2 (ja) マルチプログラミングにおける事象管理方式
WO2023125359A1 (zh) 一种任务处理的方法及装置
JPH0798663A (ja) 非同期i/o制御方式
CN110351223B (zh) 定时提醒方法、装置和计算机程序介质
JP3219974B2 (ja) 同期タイプ入出力命令の多重処理方法
EP1220511A2 (en) Memory management for packet storage
US12056787B2 (en) Inline suspension of an accelerated processing unit
JPS62126457A (ja) 分散デ−タ処理方式
JP3252517B2 (ja) 入出力制御方法および入出力制御システム
JP2004302630A (ja) メッセージ処理方法及びその実施装置並びにその処理プログラム
JP2910176B2 (ja) 要求受付処理装置
JPH01126738A (ja) 多重ジョブの実行におけるデータセット競合制御方式
JPH09330240A (ja) 資源排他制御方式
JP3760995B2 (ja) 共有メモリ型ベクトル処理システムとその制御方法及びベクトル処理の制御プログラムを格納する記憶媒体
JPH06314208A (ja) プロセス間通信方法
Lemon Kqueue: A generic and scalable event notification facility for freebsd
JPS6327942A (ja) メツセ−ジ入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050304

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050304

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050426

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050610

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20051202

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070123