JPH0520461U - 密着イメージセンサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿から反射された情報がそのままセンサＩ
Ｃにより光電変換されること。 【構成】 ガラスプレートまたは樹脂プレート６とロッ
ドレンズアレイ３、およびガラスプレートセンサ基板４
とロッドレンズアレイ３が密着または接着されている。 【効果】 精度よい読取りを行う密着イメージセンサが
得られ、製品不留りが向上する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、ファクシミリ装置などの画像入力部に使用される密着イメージセ ンサに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

図２は例えば三菱電機カタログ（三菱イメージセンサ）に示された従来の密着 イメージセンサを示す図であり、図において１は原稿、２は発光ダイオードを直 線配列したライン光源、３は正立等倍結像用ロッドレンズアレイで、図示しない 複数個のロッドレンズによって構成されている。４は直線状のセンサ基板、５は 上部センサフレーム、６は原稿走行面に位置するガラスプレート又は樹脂プレー ト、８はセンサＩＣである。

【０００３】 次に動作について説明する。ライン光源２の光は、原稿１を一様に照明する。 照明された原稿１からの反射光はロッドレンズアレイ３に入射し、集光、結像さ れる。原稿と同一幅をもつセンサ基板４では、原稿１面上の濃淡情報に応じた電 気信号に変換され、光電変換出力信号が得られる。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

従来の密着イメージセンサは以上のように構成されているので、光路上の空間 に異物が入り込み原稿の情報とは異なる情報がセンサＩＣにより光電変換される などの問題点があった。

【０００５】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、原稿から反 射された情報がそのままセンサＩＣにより光電変換されることを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

この考案に係る密着イメージセンサは、ガラスプレート又は樹脂プレートとロ ッドレンズアレイを密着または接着させるとともに、ガラスプレート基板とロッ ドレンズアレイを密着または接着したものである。

【０００７】

【作用】

この考案における密着イメージセンサは、光路上に空間がないので異物が入り 込むことがない。

【０００８】

【実施例】

実施例１． 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図１において１は原稿、２ は発光ダイオードを直線配列したライン光源、３は正立等倍結像用ロッドレンズ アレイ、４はガラスプレートセンサ基板、５は上部センサフレーム、６はガラス プレートまたは樹脂プレート、７は下部センサフレーム、８はセンサＩＣである 。

【０００９】 図に示すようにガラスプレートまたは樹脂プレート６とロッドレンズアレイ３ 、およびガラスプレートセンサ基板４とロッドレンズアレイ３は密着または接着 されているので光路上に空間がなく異物が入り込むことがない。

【００１０】

【考案の効果】

以上のように、この考案によればガラスプレートまたは樹脂プレートとロッド レンズアレイおよびガラスプレートセンサ基板とロッドレンズアレイを密着また は接着したので、精度よい読取りを行う密着イメージセンサが得られ、製品不留 りが向上する効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例による密着イメージセンサ
を示す断面図である。

【図２】従来の密着イメージセンサを示す断面図であ
る。

【符号の説明】

１ 原稿 ２ ライン光源 ３ ロッドレンズアレイ ４ ガラスプレートセンサ基板 ５ 上部センサフレーム ６ ガラスプレートまたは樹脂プレート ７ 下部センサフレーム ８ センサＩＣ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 下記のイとハの構造を持つ密着イメージ
   センサ。 イ．原稿走行用のガラスプレート又は樹脂プレートとロ
   ッドレンズアレイを密着又は接着させる。 ハ．センサＩＣが実装されているガラスプレート基板と
   ロッドレンズアレイを密着又は接着させる。