JPH052045A - 車載用検査装置 - Google Patents
車載用検査装置Info
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- JPH052045A JPH052045A JP3248539A JP24853991A JPH052045A JP H052045 A JPH052045 A JP H052045A JP 3248539 A JP3248539 A JP 3248539A JP 24853991 A JP24853991 A JP 24853991A JP H052045 A JPH052045 A JP H052045A
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- audio signal
- inspection
- vehicle
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車載用オーディオ装置や自動車における電気
駆動部の故障、あるいは接続コネクタを含む断線や接触
不良の検査を確実に、かつ容易に行う。 【構成】 オーディオ信号発生器１４より発生するオー
ディオ信号を電力増幅器１２にて増幅し、この出力をオ
ーディオ信号検査端子１１〜１８に印加する。該検査端
子はオーディオ信号端子に接続され、該オーディオ信号
端子はワイヤーハーネスを通して車載用スピーカに接続
されているので、増幅されたオーディオ信号が車載用ス
ピーカに入力される。これによって車載用スピーカの状
態やワイヤーハーネスの断線、接触不良が検査される。
また所定のワイヤーハーネスに通電及び導通検査端子
８，１０を接触させ、通電、及び導通警報手段５，６に
より通電、及び導通しているかを検出し、そうでなけれ
ば該警報手段により警報する。
駆動部の故障、あるいは接続コネクタを含む断線や接触
不良の検査を確実に、かつ容易に行う。 【構成】 オーディオ信号発生器１４より発生するオー
ディオ信号を電力増幅器１２にて増幅し、この出力をオ
ーディオ信号検査端子１１〜１８に印加する。該検査端
子はオーディオ信号端子に接続され、該オーディオ信号
端子はワイヤーハーネスを通して車載用スピーカに接続
されているので、増幅されたオーディオ信号が車載用ス
ピーカに入力される。これによって車載用スピーカの状
態やワイヤーハーネスの断線、接触不良が検査される。
また所定のワイヤーハーネスに通電及び導通検査端子
８，１０を接触させ、通電、及び導通警報手段５，６に
より通電、及び導通しているかを検出し、そうでなけれ
ば該警報手段により警報する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用オーディオ装置
や車載の種々の装置の通電や導通状態を検査する車載用
検査装置に関する。
や車載の種々の装置の通電や導通状態を検査する車載用
検査装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】カーステレオなどの車載用オーディオ装
置や、自動車における電気駆動部が故障したとき、車載
用オーディオ装置本体、モーター系、あるいは接続コネ
クターを含むワイヤーハーネスの断線や接触不良が考え
られる。
置や、自動車における電気駆動部が故障したとき、車載
用オーディオ装置本体、モーター系、あるいは接続コネ
クターを含むワイヤーハーネスの断線や接触不良が考え
られる。
【０００３】かかる故障が起きたとき、車載用オーディ
オ装置によるものであるときは、該車載用オーディオ装
置と同等のものを用意し、これに置換して検査を行う。
またモーター系の場合にはテスターなどで診断を行う。
オ装置によるものであるときは、該車載用オーディオ装
置と同等のものを用意し、これに置換して検査を行う。
またモーター系の場合にはテスターなどで診断を行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の検査手段は繁雑な操作を必要とし、特に接続
コネクターの接触不良はその不良箇所の診断が難しい。
うな従来の検査手段は繁雑な操作を必要とし、特に接続
コネクターの接触不良はその不良箇所の診断が難しい。
【０００５】本発明は前述の課題を解決するために成さ
れたものであり、車両内においてワイヤーハーネスを通
して車載用スピーカが接続されているオーディオ信号端
子に接続されるオーディオ信号検査端子と、所定のワイ
ヤーハーネスに接触する通電検査端子と、所定のワイヤ
ーハーネスに接触する導通検査端子と、オーディオ信号
を発生するオーディオ信号発生手段と、前記オーディオ
信号を増幅しこの増幅出力が前記オーディオ信号検査端
子に接続された増幅手段と、前記通電検査端子に接続さ
れ該端子に接触しているワイヤーハーネスが通電されて
いるかを検出し通電されていないときにこれを警報する
通電警報手段と、前記導通検査端子に接続され該端子に
接触しているワイヤーハーネスが導通されているかを検
出し導通されていないときにこれを警報する導通警報手
段とを備えたことを特徴とする。
れたものであり、車両内においてワイヤーハーネスを通
して車載用スピーカが接続されているオーディオ信号端
子に接続されるオーディオ信号検査端子と、所定のワイ
ヤーハーネスに接触する通電検査端子と、所定のワイヤ
ーハーネスに接触する導通検査端子と、オーディオ信号
を発生するオーディオ信号発生手段と、前記オーディオ
信号を増幅しこの増幅出力が前記オーディオ信号検査端
子に接続された増幅手段と、前記通電検査端子に接続さ
れ該端子に接触しているワイヤーハーネスが通電されて
いるかを検出し通電されていないときにこれを警報する
通電警報手段と、前記導通検査端子に接続され該端子に
接触しているワイヤーハーネスが導通されているかを検
出し導通されていないときにこれを警報する導通警報手
段とを備えたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】オーディオ信号検査端子を車両内のオーディオ
信号端子に接続し、オーディオ信号発生手段より発生す
るオーディオ信号を増幅手段にて増幅し、該増幅出力信
号を前記オーディオ信号検査端子に供給する。該検査端
子にはオーディオ信号端子が接続され、該端子にはワイ
ヤーハーネスを通して車載用スピーカが接続されている
ので、前記増幅されたオーディオ信号が車載用スピーカ
に入力され、該スピーカの故障やワイヤーハーネスの断
線或いは接触不良などを検査する。また、検査を行う所
定のワイヤーハーネスに通電検査端子を接触させ、通電
警報手段により前記ワイヤーハーネスが通電されている
かを検出し、通電されていないときには前記通電警報手
段にて警報を行う。更に、導通検査を行う所定のワイヤ
ーハーネスに導通検査端子を接触させ、導通警報手段に
より前記ワイヤーハーネスが導通しているかを検出し、
導通していないときには前記導通警報手段にて警報を行
う。
信号端子に接続し、オーディオ信号発生手段より発生す
るオーディオ信号を増幅手段にて増幅し、該増幅出力信
号を前記オーディオ信号検査端子に供給する。該検査端
子にはオーディオ信号端子が接続され、該端子にはワイ
ヤーハーネスを通して車載用スピーカが接続されている
ので、前記増幅されたオーディオ信号が車載用スピーカ
に入力され、該スピーカの故障やワイヤーハーネスの断
線或いは接触不良などを検査する。また、検査を行う所
定のワイヤーハーネスに通電検査端子を接触させ、通電
警報手段により前記ワイヤーハーネスが通電されている
かを検出し、通電されていないときには前記通電警報手
段にて警報を行う。更に、導通検査を行う所定のワイヤ
ーハーネスに導通検査端子を接触させ、導通警報手段に
より前記ワイヤーハーネスが導通しているかを検出し、
導通していないときには前記導通警報手段にて警報を行
う。
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図１において、Ａは車載用検査装置であり、以下の
ような回路構成を備える。すなわち、１は車載用オーデ
ィオ装置の接続コネクタ、２は車載用スピーカの入力選
択スイッチ、３は車載用オーディオ装置に備えるバック
アップ電源検査用のＬＥＤ、４は連動する２つのスイッ
チ４１，４２より成り負荷抵抗２１とブザー６とを切り
換える切換スイッチ、５は車載用オーディオ装置のメイ
ン電源（バッテリ電源）検査用および通電検査用のＬＥ
Ｄ、６は導通検査用のブザー、７は導通検査用の電池
（例えば単３電池４本）、８は通電検査端子、９は車体
（ボディ）からアースをとるためのボディ端子、１０は
導通検査端子、１１は車載用スピーカの音量を調整する
ボリユーム、１２は電力増幅器、１３は車載用スピーカ
に対して所定のメロディや車載用スピーカがウーハー、
スコーカ、ツィータなどより構成されるときそれぞれの
スピーカに対応した信号に切り換えるスイッチ、１４は
前記メロディや各スピーカに対応した信号を発生する信
号発生器、１５は車載用アンテナに装着してあるアンテ
ナプラグを差し込むアンテナ端子、１６は車載用アンテ
ナのアンテナモータ駆動スイッチ、１７は前記アンテナ
検査用のＬＥＤ、１８は前記アンテナ検査用のＬＥＤを
駆動するためのトランジスタ、１９は前記ボディ端子９
に接続され通電および導通検査のとき車体に接触させる
アース端子、２０は前記通電および導通検査端子８，１
０に接続され通電および導通検査のとき所定のワイヤー
ハーネスに接触させる探知プローブ、２１はバッテリ電
源に対する負荷抵抗、２２乃至２５は抵抗である。
る。図１において、Ａは車載用検査装置であり、以下の
ような回路構成を備える。すなわち、１は車載用オーデ
ィオ装置の接続コネクタ、２は車載用スピーカの入力選
択スイッチ、３は車載用オーディオ装置に備えるバック
アップ電源検査用のＬＥＤ、４は連動する２つのスイッ
チ４１，４２より成り負荷抵抗２１とブザー６とを切り
換える切換スイッチ、５は車載用オーディオ装置のメイ
ン電源（バッテリ電源）検査用および通電検査用のＬＥ
Ｄ、６は導通検査用のブザー、７は導通検査用の電池
（例えば単３電池４本）、８は通電検査端子、９は車体
（ボディ）からアースをとるためのボディ端子、１０は
導通検査端子、１１は車載用スピーカの音量を調整する
ボリユーム、１２は電力増幅器、１３は車載用スピーカ
に対して所定のメロディや車載用スピーカがウーハー、
スコーカ、ツィータなどより構成されるときそれぞれの
スピーカに対応した信号に切り換えるスイッチ、１４は
前記メロディや各スピーカに対応した信号を発生する信
号発生器、１５は車載用アンテナに装着してあるアンテ
ナプラグを差し込むアンテナ端子、１６は車載用アンテ
ナのアンテナモータ駆動スイッチ、１７は前記アンテナ
検査用のＬＥＤ、１８は前記アンテナ検査用のＬＥＤを
駆動するためのトランジスタ、１９は前記ボディ端子９
に接続され通電および導通検査のとき車体に接触させる
アース端子、２０は前記通電および導通検査端子８，１
０に接続され通電および導通検査のとき所定のワイヤー
ハーネスに接触させる探知プローブ、２１はバッテリ電
源に対する負荷抵抗、２２乃至２５は抵抗である。
【０００８】接続コネクタ１には、車両内においてワイ
ヤーハーネスを通して車載用スピーカが接続されている
オーディオ信号端子に接続されるオーディオ信号検査端
子１１乃至１８と、ワイヤーハーネスを通して車載用ア
ンテナの駆動モータが接続されている駆動モータ端子に
接続される駆動モータ検査端子１９と、ワイヤーハーネ
スを通してバッテリが接続されている車載用オーディオ
装置の電源端子に接続される電源検査端子１１０と、車
載用オーディオ装置のバックアップ電源に接続されるバ
ックアップ電源検査端子１１１と、アースに接続される
アース端子１１２とを備える。前記オーディオ信号検査
端子１１乃至１８には例えばフロントとリアに設置され
たカーステレオの左右のスピーカが接続されている。そ
して検査時においてこの接続コネクタ１を車載内のオー
ディオ装置プラグに接続する。また通常は該オーディオ
装置プラグには車載用オーディオ装置のコネクタが接続
される。
ヤーハーネスを通して車載用スピーカが接続されている
オーディオ信号端子に接続されるオーディオ信号検査端
子１１乃至１８と、ワイヤーハーネスを通して車載用ア
ンテナの駆動モータが接続されている駆動モータ端子に
接続される駆動モータ検査端子１９と、ワイヤーハーネ
スを通してバッテリが接続されている車載用オーディオ
装置の電源端子に接続される電源検査端子１１０と、車
載用オーディオ装置のバックアップ電源に接続されるバ
ックアップ電源検査端子１１１と、アースに接続される
アース端子１１２とを備える。前記オーディオ信号検査
端子１１乃至１８には例えばフロントとリアに設置され
たカーステレオの左右のスピーカが接続されている。そ
して検査時においてこの接続コネクタ１を車載内のオー
ディオ装置プラグに接続する。また通常は該オーディオ
装置プラグには車載用オーディオ装置のコネクタが接続
される。
【０００９】信号発生器１４よりの複数のオーディオ信
号はスイッチ１３を介して電力増幅器１２に入力され、
その出力がボリユーム１１でレベル調整されて入力選択
スイッチ２の可動接点に供給される。また該スイッチ２
の一方の固定接点がオーディオ信号検査端子１１乃至１
８に接続される。接続コネクタ１の電源検査端子１１０
とアース間、およびバックアップ電源検査端子１１１と
アース間にはそれぞれ抵抗２２，２３と前記検査用のＬ
ＥＤ５及び３の直列回路が接続されている。さらに電源
検査端子１１０とアース間には抵抗２４、アンテナ検査
用ＬＥＤ１７、およびトランジスタ１８の直列回路が接
続され、該トランジスタ１８のベースにはアンテナ端子
１５が接続されている。またトランジスタ１８のベース
と電源検査端子１１０間にはバイアス抵抗２５が接続さ
れる。駆動モータ検査端子１９はアンテナモータ駆動ス
イッチ１６を介して電源検査端子１１０に接続される。
切換スイッチ４１の可動接点は通電検査端子８及び電源
検査端子１１０に接続され、その一方の固定接点には負
荷抵抗２１が接続され、他方は開放となっている。また
切換スイッチ４２の可動接点とボディ端子９間にはブザ
ー６が接続され、その一方の固定接点は電源検査端子１
１０に接続され、他方の固定接点と導通検査端子１０間
には電池７が接続される。さらに通電検査端子８および
ボディ端子９はそれぞれ電源検査端子１１０とアースに
接続され、探知プローブ２０が通電検査端子８および導
通検査端子１０に接続されると共に、アース端子１９が
ボディ端子９に接続される。前記探知プローブ２０は、
その先端に焼き入れしたピンが装着され、ワイヤーハー
ネスの被覆に差し込むことにより該ワイヤーハーネスに
接触するように構成される。
号はスイッチ１３を介して電力増幅器１２に入力され、
その出力がボリユーム１１でレベル調整されて入力選択
スイッチ２の可動接点に供給される。また該スイッチ２
の一方の固定接点がオーディオ信号検査端子１１乃至１
８に接続される。接続コネクタ１の電源検査端子１１０
とアース間、およびバックアップ電源検査端子１１１と
アース間にはそれぞれ抵抗２２，２３と前記検査用のＬ
ＥＤ５及び３の直列回路が接続されている。さらに電源
検査端子１１０とアース間には抵抗２４、アンテナ検査
用ＬＥＤ１７、およびトランジスタ１８の直列回路が接
続され、該トランジスタ１８のベースにはアンテナ端子
１５が接続されている。またトランジスタ１８のベース
と電源検査端子１１０間にはバイアス抵抗２５が接続さ
れる。駆動モータ検査端子１９はアンテナモータ駆動ス
イッチ１６を介して電源検査端子１１０に接続される。
切換スイッチ４１の可動接点は通電検査端子８及び電源
検査端子１１０に接続され、その一方の固定接点には負
荷抵抗２１が接続され、他方は開放となっている。また
切換スイッチ４２の可動接点とボディ端子９間にはブザ
ー６が接続され、その一方の固定接点は電源検査端子１
１０に接続され、他方の固定接点と導通検査端子１０間
には電池７が接続される。さらに通電検査端子８および
ボディ端子９はそれぞれ電源検査端子１１０とアースに
接続され、探知プローブ２０が通電検査端子８および導
通検査端子１０に接続されると共に、アース端子１９が
ボディ端子９に接続される。前記探知プローブ２０は、
その先端に焼き入れしたピンが装着され、ワイヤーハー
ネスの被覆に差し込むことにより該ワイヤーハーネスに
接触するように構成される。
【００１０】以上の構成において、各検査毎にその作用
を説明する。
を説明する。
【００１１】〔オーディオ信号検査〕接続コネクタ１を
車載内のオーディオ装置プラグに接続し、信号発生器１
４より発生する複数のオーディオ信号のうち、検査を行
うスピーカに応じた所定のオーディオ信号をスイッチ１
３の切り換えにより選択する。また入力選択スイッチ２
により前記検査を行うスピーカを選択する。この選択さ
れたオーディオ信号は電力増幅器１２にて増幅された
後、ボリューム１１により所望のレベルに調整され、ス
イッチ２を介して選択されたスピーカに対応するオーデ
ィオ信号検査端子１１乃至１８に入力される。該端子に
入力されたオーディオ信号はワイヤーハーネスを通して
スピーカに入力され該スピーカが駆動される。これによ
り車載用スピーカの状態及びそのワイヤーハーネスの断
線或いは接触不良などが検査される。
車載内のオーディオ装置プラグに接続し、信号発生器１
４より発生する複数のオーディオ信号のうち、検査を行
うスピーカに応じた所定のオーディオ信号をスイッチ１
３の切り換えにより選択する。また入力選択スイッチ２
により前記検査を行うスピーカを選択する。この選択さ
れたオーディオ信号は電力増幅器１２にて増幅された
後、ボリューム１１により所望のレベルに調整され、ス
イッチ２を介して選択されたスピーカに対応するオーデ
ィオ信号検査端子１１乃至１８に入力される。該端子に
入力されたオーディオ信号はワイヤーハーネスを通して
スピーカに入力され該スピーカが駆動される。これによ
り車載用スピーカの状態及びそのワイヤーハーネスの断
線或いは接触不良などが検査される。
【００１２】〔電源検査〕接続コネクタ１を車両内のオ
ーディオ装置プラグに接続し、切換スイッチ４を負荷抵
抗２１が選択されない位置（図示とは逆の位置）に切り
換える。この状態で電源検査端子１１０にバッテリ電源
が正常に供給されていれば、ＬＥＤ５が点灯する。また
バッテリ電源の電圧低下やバッテリを接続するワイヤー
ハーネスの断線、接触不良等の異常状態では端子１１０
に正常電圧が供給されないのでＬＥＤ５が消灯してお
り、これによって電源の検査を行う。
ーディオ装置プラグに接続し、切換スイッチ４を負荷抵
抗２１が選択されない位置（図示とは逆の位置）に切り
換える。この状態で電源検査端子１１０にバッテリ電源
が正常に供給されていれば、ＬＥＤ５が点灯する。また
バッテリ電源の電圧低下やバッテリを接続するワイヤー
ハーネスの断線、接触不良等の異常状態では端子１１０
に正常電圧が供給されないのでＬＥＤ５が消灯してお
り、これによって電源の検査を行う。
【００１３】〔アンテナ検査〕車両内のアンテナプラグ
をアンテナ端子１５に差し込み、正常であれば該端子１
５の所定インピーダンスによってトランジスタ１８がオ
ンし、ＬＥＤ１７が点灯する。また異常（端子１５が短
絡）であれば、トランジスタ１８はオフし、ＬＥＤ１７
は消灯状態にある（この検査では電源検査端子１１０に
はバッテリ電源が正常に供給されているものとする）。
をアンテナ端子１５に差し込み、正常であれば該端子１
５の所定インピーダンスによってトランジスタ１８がオ
ンし、ＬＥＤ１７が点灯する。また異常（端子１５が短
絡）であれば、トランジスタ１８はオフし、ＬＥＤ１７
は消灯状態にある（この検査では電源検査端子１１０に
はバッテリ電源が正常に供給されているものとする）。
【００１４】〔アンテナモータ検査〕アンテナモータ駆
動スイッチ１６をオンにして駆動モータ検査端子１９と
電源検査端子１１０とを接続し、アンテナが駆動（上下
動）していれば正常である（このとき電源検査端子１
１０にはバッテリ電源が正常に供給されているものとす
る）。また該スイッチ１６をオンしてもアンテナが駆動
されなければ、アンテナ駆動モータの故障、或いは該モ
ータとバッテリとを接続するワイヤーハーネスの断線、
或いは接触不良と判断される。
動スイッチ１６をオンにして駆動モータ検査端子１９と
電源検査端子１１０とを接続し、アンテナが駆動（上下
動）していれば正常である（このとき電源検査端子１
１０にはバッテリ電源が正常に供給されているものとす
る）。また該スイッチ１６をオンしてもアンテナが駆動
されなければ、アンテナ駆動モータの故障、或いは該モ
ータとバッテリとを接続するワイヤーハーネスの断線、
或いは接触不良と判断される。
【００１５】〔バックアップ電源検査〕接続コネクタ１
を車載内のオーディオ装置プラグに接続し、バックアッ
プ電源検査端子１１１と、ＬＥＤ３とを接続する。正常
状態であれば該端子１１１にはバックアップ電源電圧が
供給されているのでＬＥＤ３が点灯するが、バックアッ
プ電源が低下したり、ワイヤーハーネスが断線或いは接
触不良しているとＬＥＤ３は消灯している。
を車載内のオーディオ装置プラグに接続し、バックアッ
プ電源検査端子１１１と、ＬＥＤ３とを接続する。正常
状態であれば該端子１１１にはバックアップ電源電圧が
供給されているのでＬＥＤ３が点灯するが、バックアッ
プ電源が低下したり、ワイヤーハーネスが断線或いは接
触不良しているとＬＥＤ３は消灯している。
【００１６】〔通電検査〕探知プローブ２０を通電検査
端子８に装着し、スイッチ４１を図示と逆の位置に切り
換えると共に（開放の固定接点側）、アース端子１９を
車体の所定箇所に接触させ車体アースをとる。なお接続
コネクタ１にはオーディオ装置プラグを接続しない。こ
の状態で探知プローブ２０の先端を通電検査を行おうと
する所定のワイヤーハーネスに接触させ、該ワイヤーハ
ーネスに電圧が印加され通電されていればＬＥＤ５が点
灯する。また通電されていなければ消灯している。
端子８に装着し、スイッチ４１を図示と逆の位置に切り
換えると共に（開放の固定接点側）、アース端子１９を
車体の所定箇所に接触させ車体アースをとる。なお接続
コネクタ１にはオーディオ装置プラグを接続しない。こ
の状態で探知プローブ２０の先端を通電検査を行おうと
する所定のワイヤーハーネスに接触させ、該ワイヤーハ
ーネスに電圧が印加され通電されていればＬＥＤ５が点
灯する。また通電されていなければ消灯している。
【００１７】〔導通検査〕探知プローブ２０を導通検査
端子１０に装着し、スイッチ４１を図示と逆の位置に切
り換えると共に、アース端子１９を車体の所定箇所に接
触させ車体アースをとる。なお接続コネクタ１にはオー
ディオ装置プラグを接続しない。この状態で探知プロー
ブ２０の先端を導通検査を行おうとする所定のワイヤー
ハーネスに接触させ、該ワイヤーハーネスが導通してい
れば電池７によってブザー６が鳴動する。また断線或い
は接触不良を起こしていればブザー６は鳴動しない。
端子１０に装着し、スイッチ４１を図示と逆の位置に切
り換えると共に、アース端子１９を車体の所定箇所に接
触させ車体アースをとる。なお接続コネクタ１にはオー
ディオ装置プラグを接続しない。この状態で探知プロー
ブ２０の先端を導通検査を行おうとする所定のワイヤー
ハーネスに接触させ、該ワイヤーハーネスが導通してい
れば電池７によってブザー６が鳴動する。また断線或い
は接触不良を起こしていればブザー６は鳴動しない。
【００１８】図２，図３は図１の検査装置Ａの正面図、
および斜視図を示し、フロントパネルには入力選択スイ
ッチ２、ボリユーム１１、信号発生器１４よりの出力選
択用スイッチ１３、アンテナ検査用のＬＥＤ１７、アン
テナモータ駆動スイッチ１６、バッテリ電源および通電
検査用のＬＥＤ５、バックアップ電源検査用のＬＥＤ
３、負荷抵抗２１とブザー６との切換スイッチ４
（４１，４２）、通電検査端子８、ボディ端子９、およ
び導通検査端子１０が設けられている。
および斜視図を示し、フロントパネルには入力選択スイ
ッチ２、ボリユーム１１、信号発生器１４よりの出力選
択用スイッチ１３、アンテナ検査用のＬＥＤ１７、アン
テナモータ駆動スイッチ１６、バッテリ電源および通電
検査用のＬＥＤ５、バックアップ電源検査用のＬＥＤ
３、負荷抵抗２１とブザー６との切換スイッチ４
（４１，４２）、通電検査端子８、ボディ端子９、およ
び導通検査端子１０が設けられている。
【００１９】ここで、例えばパワーウィンドモータを検
査するとき、該モータは複数のスイッチやコネクタを経
由しているので、どこで断線しているかを発見するの
に、従来のテスターでは発見困難であったが、かかる本
発明の検査装置Ａを用いれば、容易に発見できる。また
コネクタの根本の断線や接触不良も従来のテスターでは
発見困難であったが、本発明の探知プローブ２０を所定
のワイヤーハーネスに接触するだけでＬＥＤとブザーに
より容易に発見できる。しかも暗い場所でも確認が容易
である。また検査装置Ａは携帯に便利なように小型、軽
量化しているので、任意の場所で使用することができ
る。
査するとき、該モータは複数のスイッチやコネクタを経
由しているので、どこで断線しているかを発見するの
に、従来のテスターでは発見困難であったが、かかる本
発明の検査装置Ａを用いれば、容易に発見できる。また
コネクタの根本の断線や接触不良も従来のテスターでは
発見困難であったが、本発明の探知プローブ２０を所定
のワイヤーハーネスに接触するだけでＬＥＤとブザーに
より容易に発見できる。しかも暗い場所でも確認が容易
である。また検査装置Ａは携帯に便利なように小型、軽
量化しているので、任意の場所で使用することができ
る。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車載用オ
ーディオ装置や自動車における電気駆動部、或いは接続
コネクタを含むワイヤーハーネスの断線や接触不良など
の検査を確実にかつ簡単に行うことができる。
ーディオ装置や自動車における電気駆動部、或いは接続
コネクタを含むワイヤーハーネスの断線や接触不良など
の検査を確実にかつ簡単に行うことができる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図３】本発明の一実施例を示す斜視図である。
Ａ 車載用検査装置 １ 接続コネクタ ２ 入力選択スイッチ ３ バックアップ電源検査用ＬＥＤ ４ 切換スイッチ ５ バッテリ電源および通電検査用ＬＥＤ ６ 導通検査用ブザー ７ 電池 ８ 通電検査端子 ９ ボディ端子 １０ 導通検査端子 １１ ボリューム １２ 電力増幅器 １３ スイッチ １４ 信号発生器 １５ アンテナ端子 １６ アンテナモータ駆動スイッチ １７ アンテナ検査用ＬＥＤ １８ トランジスタ １９ アース端子 ２０ 探知プローブ ２１ 負荷抵抗 ２２〜２５ 抵抗
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 車両内においてワイヤーハーネスを通し
て車載用スピーカが接続されているオーディオ信号端子
に接続されるオーディオ信号検査端子と、所定のワイヤ
ーハーネスに接触する通電検査端子と、所定のワイヤー
ハーネスに接触する導通検査端子と、オーディオ信号を
発生するオーディオ信号発生手段と、前記オーディオ信
号を増幅しこの増幅出力が前記オーディオ信号検査端子
に接続された増幅手段と、前記通電検査端子に接続され
該端子に接触しているワイヤーハーネスが通電されてい
るかを検出し通電されていないときにこれを警報する通
電警報手段と、前記導通検査端子に接続され該端子に接
触しているワイヤーハーネスが導通されているかを検出
し導通されていないときにこれを警報する導通警報手段
とを備えたことを特徴とする車載用検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3248539A JPH052045A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 車載用検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3248539A JPH052045A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 車載用検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH052045A true JPH052045A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=17179691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3248539A Pending JPH052045A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 車載用検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052045A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1266233A1 (en) * | 1999-10-12 | 2002-12-18 | Henry William Sybesma | Automotive harness and audio system analyzer |
| KR20040006859A (ko) * | 2002-07-16 | 2004-01-24 | 기아자동차주식회사 | 와이어하니스 이상감지 시스템 |
| WO2004058539A1 (en) * | 2002-12-30 | 2004-07-15 | Byung-Yoon Ohm | Display for checking connector of automobile |
| KR20060067560A (ko) * | 2004-12-15 | 2006-06-20 | 주식회사 현대오토넷 | 환경신뢰성 시험장치 |
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| GB2429788A (en) * | 2005-08-31 | 2007-03-07 | Mark Anthony Morton | Car radio power supply and speaker tester |
| CN101938685A (zh) * | 2010-04-20 | 2011-01-05 | 惠州市德赛西威汽车电子有限公司 | 汽车音响喇叭与天线的自动诊断方法 |
| US11162914B2 (en) | 2016-06-30 | 2021-11-02 | Kitz Corporation | Pressure-resistance inspection apparatus for valves and its inspection method, and hydrogen gas detection unit |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3248539A patent/JPH052045A/ja active Pending
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