JPH05204029A - 写真フィルム駆動装置及びフィルム駆動方法 - Google Patents

写真フィルム駆動装置及びフィルム駆動方法

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JPH05204029A
JPH05204029A JP24645692A JP24645692A JPH05204029A JP H05204029 A JPH05204029 A JP H05204029A JP 24645692 A JP24645692 A JP 24645692A JP 24645692 A JP24645692 A JP 24645692A JP H05204029 A JPH05204029 A JP H05204029A
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JP
Japan
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film
traveling wave
cartridge
photographic
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JP24645692A
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English (en)
Inventor
Mikhail Vaynshteyn
ミハイル・バイシュテイン
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/08Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors using travelling waves, i.e. Rayleigh surface waves
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B1/00Film strip handling
    • G03B1/18Moving film strip by means which act on the film between the ends thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/42Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
    • G03B17/425Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 直流モータ、歯車及び歯車列を使用しないフ
ィルム駆動装置を提供し、作動騒音を減少させると共に
カメラを小型化する。 【構成】 フィルム駆動装置(34)は前方方向又は逆
方向へフィルム(24)を移動させる進行波発生手段
(36)を有する。進行波発生手段は写真フィルムに接
触する進行波表面を有する。係合手段(38)がフィル
ムを進行波表面に係合させる。制御手段(40)はフィ
ルムを所定量だけフィルム前進方向(前方方向)又はフ
ィルム巻戻し方向(逆方向)へ移動させるように進行波
を制御する。好ましい実施例においては、超音波フィル
ム駆動手段は、フィルムを収納したフィルムカートリッ
ジ(22)に結合可能で、カートリッジ内へ逆方向にフ
ィルムを戻すときにフィルムの運動を補助する手段(7
0)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真カメラに関し、特
に、カメラにおける写真フィルムを駆動する方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラにおいてフィルムを前進させたり
巻戻したりするための従来の自動フィルム駆動装置は一
般に、直流モータと、多数の歯車と、歯車列とを有す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来のフィルム
駆動装置は複雑で高価であるという欠点を有する。装置
が複雑だと、信頼性も低下する。また、従来の自動フィ
ルム駆動装置は作動時に大きなフィルム巻取り音を発生
させる。これは、発生した騒音がうるさく静かな環境を
破壊するので、欠点となる。また、従来の自動フィルム
駆動装置はカメラの内部空間を多量に占有し、カメラを
大型化してしまう。
【0004】本発明の目的は、構造が簡単で、部品数が
比較的少なく、信頼性が高く、騒音をあまり発生させな
いフィルム駆動装置を提供することである。
【0005】本発明の別の目的は、自動フィルム駆動装
置において直流モータ、歯車およびこれに関連する歯車
列の必要性を排除することである。
【0006】
【課題を解決するための手段並びに作用効果】上記目的
を達成するため、本発明は、進行波表面を有し、進行波
を発生させ付与するための進行波発生手段と、写真フィ
ルムを進行波表面に係合させるための手段と、写真フィ
ルムをフィルム前進方向又はフィルム巻戻し方向へ移動
させるような進行波を発生させるように進行波発生手段
を制御するための手段とを備えたことを特徴とするカメ
ラのためのフィルム駆動装置を提供する。
【0007】本発明の別の実施例によれば、(イ)前方
方向又は逆方向に進行波を発生させる工程と、(ロ)進
行波の運動をフィルムに付与してフィルムを進行波と反
対の方向へ移動させる工程とを有することを特徴とする
フィルム駆動方法が提供される。
【0008】
【実施例】以下、本発明をカメラとして具体化した実施
例につき説明するが、これのみに限定されるものではな
い。カメラは周知であるから、特に、本発明に係る装置
の一部を構成する素子又は本発明に係る装置に直接組み
込む素子に関連して本発明を説明する。図示せず説明し
ない素子については、当業界で既知のものの中から適宜
選択すればよい。
【0009】図1は本発明を適用したカメラ10の構成
を示す。カメラ10はハウジング12と、レンズ14
と、シャッタ(図示せず)と、シャッタ解除ボタン16
とを有する。カメラ10は更に、ハウジング12の裏側
に枢着した後部ドア18をも有する。ドア18の開状態
は破線で示す。後部ドア感知手段20はドア18の位置
(即ち、開状態又は閉状態)を感知する。感知手段20
は例えば機械的なスイッチでできている。
【0010】カメラ10は更に、フィルムカートリッジ
22を収容するためのフィルムカートリッジ室(図示せ
ず)を有する。フィルムカートリッジ22は写真フィル
ム供給部を収納しており、フィルム24は両縁にラチェ
ット孔26を具備し、カートリッジ22から部分的に引
き出された状態で示してある。例えばスイッチで構成さ
れたフィルム運動感知手段28はフィルムの運動を検出
するために孔26を感知する。(ガイドローラを備えた
スリーブの如き)無摩擦スリーブを具備したフィルム巻
取り室30は、フィルム24をカートリッジ22外へ前
進させるときに、フィルムを一時的に貯蔵する。シャッ
タ解除ボタン16を介してシャッタを作動させたとき
に、露光フレーム(こま)32はレンズ14を通った景
色(被写体)の光で露光される。
【0011】ここで図2を参照すると、本発明のフィル
ム駆動装置34は進行波発生手段36、係合手段38及
び制御手段40を有する。進行波発生手段36は少なく
とも2つの超音波リニアモータステータ42を有するの
が好ましい。一般に、超音波リニアモータは主としてス
テータとロータとを有し、そのステータは弾性体と圧電
セラミックとを有する。超音波リニアモータは既知なの
で、本明細書ではそのステータの構成のみを簡単に説明
する。
【0012】以下の説明は進行波発生手段36の両方の
ステータ42に適用できる。図3に示すように、進行波
発生手段46のステータ42は2つの圧電セラミックシ
ート46、48に接着されステンレス鋼等でできた弾性
体44を有する。圧電セラミックシートは例えば、酸化
鉛、チタン酸鉛又はジルコニウム酸鉛でできており、極
性化した電極に分割された平坦なバーの形に形成してあ
る。セラミックシートは一緒に接着され、交流電圧で付
勢されたときに弾性体44上に進行波を発生させるよう
に1/4波長だけ位相がずれている。進行波発生手段3
6のステータ42は、好ましくは進行波の振動がゼロと
なるような節部Nにおいて、任意の適当な取り付け手段
によりカメラのハウジング12の一部に取り付けてあ
る。
【0013】弾性体44は細長い頂部50を有する進行
波表面に沿って溝(グルーブ)を備え、ライニング材料
52で覆われている。ライニング材料52は進行波発生
手段のステータの振動を直線運動力に変換するための弾
性体44に接着してある。ライニング材料52を示した
が、進行波表面は把持作用を提供するような粗い表面を
有する細長い頂部50を備えてもよい。
【0014】図1、2、3を参照すると、係合手段38
は、例えば、フィルム板38aと、バネ38bとを有す
る。カメラ10の後部ドア18が閉位置にあるとき、係
合手段38はフィルム24を進行波発生手段36に係合
させる。進行波発生手段36は、露光フレームの領域の
外側、好ましくはフィルムの孔26の領域においてフィ
ルム24に接触する。バネ38bは特定の駆動装置の係
合手段38にとって必要な圧力(一定圧力でも調整可能
な圧力でもよい)を提供する。
【0015】図2を参照すると、制御手段40は、例え
ば、マイクロコントローラ又はマイクロプロセッサで構
成されている。マイクロコントローラ又はマイクロプロ
セッサのプログラミングは当業界で既知であるから、そ
の説明は省略する。制御手段40はシャッタ解除ボタン
16、後部ドア感知手段20及びフィルム運動感知手段
28から信号入力を受ける。制御手段40は信号ライン
54、56、58を介して進行波発生手段36に接続さ
れ、進行波の発生を制御するための信号を提供する。時
間的に相互に90度だけ位相のずれた交流電圧即ち付勢
信号を信号ライン54、56、58上に提供する。な
お、ライン56は共通ラインである。信号ライン54、
58へ供給される交流電圧はそれぞれーsinωt、+
cosωtの波形を有し、矢印60(図4)にて示す第
1方向における進行波を発生させる。同様に、付勢信号
の極性は矢印61(図5)にて示す反対方向における進
行波を発生させるように変更できる。
【0016】フィルム駆動装置34は更に、フィルムカ
ートリッジ22に結合可能で、カートリッジ22内へ戻
るようなフィルム24の運動を補助するための手段70
を有する。このようなカートリッジ22内へ戻るような
フィルム24の運動を補助することは望ましい。その理
由は、市場で入手できる標準のフィルムカートリッジに
おいては、カートリッジの内壁に捕捉されることなくカ
ートリッジ内へフィルムを容易に押し戻すことができな
いからである。フィルムがカートリッジ内壁に捕捉され
ると、フィルムをカートリッジ内へ更に押し戻すことが
できなくなってしまう。
【0017】運動補助手段70は、例えば、米国ペンシ
ルバニア州セラースビル(Sellersville)在住のアメテッ
ク社(AMETEK)で製造されているネガター(NEG'ATOR)バネ
でよい。補助手段70の第1端部72は73(図2)に
て示す地点でカメラハウジング12に取り付けてある。
補助手段70の他端部74はフィルムカートリッジ22
をカメラ10内へ装填したときにフィルムカートリッジ
22のフィルムスプール23に結合される。補助手段7
0はバネを有し、所定量の回転トルクを提供し、この所
定量の回転トルクは特定のカメラ駆動装置の要求により
決まる。
【0018】作動においては、カメラ10の後部ドア1
8を開いてカートリッジ22を装填する。フィルム24
の先導部分を進行波発生手段36の上に位置させる。後
部ドア18を閉じたとき、係合手段38はフィルム24
を進行波発生手段36に係合させる。感知手段20によ
り後部ドア18の閉状態を検出したとき、制御手段即ち
コントローラ40が進行波発生手段へ信号を送り、フィ
ルム24を第1露光こままで前進させる。信号ーsin
ωt及び+cosωtがライン54、58を介して送ら
れ、弾性体44の振動を生じさせ、この振動は時間の経
過につれて前進する進行波となって、矢印60(図6)
にて示す方向へ進む。進行波のため、フィルム24は矢
印62にて示すフィルム前進方向(即ち前方方向)へ運
動する。従って、フィルムの運動は直流モータ、歯車及
び歯車列を使用することなく達成される。更に、振動の
振幅及び周波数は、進行波発生手段36によるフィルム
24の運動距離が時間の関数となるように、設定する。
それ故、制御手段40は信号ライン54、58へ供給す
る付勢信号の時間長さを制御することによりフィルムの
運動距離を制御できる。代わりに、制御手段40は感知
手段28を介してフィルムの運動を監視し、検出したフ
ィルム運動に基づき付勢信号の供給を制御してもよい。
【0019】写真露光工程においては、シャッタ解除ボ
タン16を作動させてシャッタを開き、レンズ14を通
して光を入来させ、フィルム24のフィルム露光こま3
2の領域に光を照射させる。制御手段40はシャッタ解
除ボタン16の作動を感知し、露光の完了時に、制御手
段40は進行波発生手段36を作動させて、フィルム2
4をフィルム前進方向へ運動させる。1つの露光こま分
だけフィルム24を運動させるに要する所定時間だけ付
勢信号を信号ライン54、58へ供給する。このように
して、フィルム24はフィルムカートリッジ22から引
き出され、フィルム前進方向62へ移動せしめられる。
前進したフィルムはフィルム巻取り室30に貯蔵され
る。直流モータ、歯車及び歯車列(多数の部品)が存在
しないので、カメラ10によるフィルム運動上の作動音
は極めて小さい。また、駆動装置の信頼性も増大する。
【0020】フィルムの更なる運動が検出されなくなる
まで、各引き続きの露光工程毎にフィルムの運動は続行
する。制御装置40はフィルム運動感知手段28を介し
てフィルム運動を監視する。更なるフィルム運動を検出
しなかったとき、制御装置40は付勢信号sinωt、
−cosωtを信号ライン54、58へそれぞれ供給し
て、弾性体44の振動を生じさせ、この振動は矢印61
(図6)にて示す方向へ進行する進行波となる。その結
果、フィルム24は矢印63にて示すフィルム巻戻し方
向(即ち逆方向)へ移動せしめられる。換言すれば、フ
ィルム24はカートリッジ22内へ押し戻される。
【0021】逆方向へのフィルム運動距離はフィルム前
進方向へのフィルム運動の場合と同様に(進行波発生手
段36へ供給される付勢信号の時間期間の制御又はフィ
ルム運動の監視により)制御される。好ましい実施例に
おいては、制御手段40は進行波発生手段36を制御し
て、フィルム24がフィルムカートリッジ22内へ実質
上完全に巻戻されるまで、フィルム24を逆方向へ移動
させる。代わりに、制御手段40はある所定量だけフィ
ルムを巻戻すように進行波発生手段36を制御してもよ
い。直流モータ、歯車及び歯車列が存在しないため、本
発明でのフィルム巻戻し期間中に発生する作動音は従来
のフィルム駆動装置に比べて著しく小さい。
【0022】フィルム運動補助手段70に関しては、フ
ィルム24がフィルム前進方向62へ移動するときに、
逆トルク補助エネルギが補助手段70内に蓄積される。
すなわち、フィルム24がフィルム前進方向62へ移動
すると、バネが補助手段70の第1端部72から第2端
部74の方へ移動し、その結果逆トルク補助エネルギが
蓄積される。カートリッジ22内への巻戻し方向63に
おけるフィルム24の運動時に、補助手段70は蓄積し
た逆トルク補助エネルギを放出し、バネは補助手段70
の第2端部74から第1端部72の方へ戻り移動する。
放出された逆トルク補助エネルギはフィルムカートリッ
ジ22の内壁に沿ってフィルム24が捕捉されるのを阻
止する。すなわち、補助手段70は、フィルム24をカ
ートリッジ22内へ押し戻すときに、フィルムスプール
23のまわりへのフィルムの連続的な巻付けを維持する
補助をなすに十分なトルクを提供する。逆トルク補助エ
ネルギは、フィルム24が駆動されていないときに、進
行波発生手段36及び係合手段38の保持能力に打ち勝
つに十分なほど大きくない。従って、フィルム駆動装置
34は信頼性を有する。
【0023】別の実施例においては、フィルム駆動装置
34は先の好ましい実施例のものと類似しているが、以
下の点で異なる。すなわち、進行波発生手段36は更
に、2つの付加的な超音波リニアモータのステータ43
(図6)を有する。ステータ43は先の好ましい実施例
の場合と同様に位置するが、係合手段38に装着されて
いる。ステータ43の進行波表面51は進行波発生手段
36のステータ42と重なる位置において(ステータ4
2とは逆側の)フィルム24の面に係合する。制御手段
40は付勢信号ライン54、56、58を介してステー
タ43に接続している。
【0024】この別の実施例における作動は先の好まし
い実施例のものと同じである。進行波発生手段36のス
テータ42、43は付勢信号により作動せしめられて、
進行波を発生させる。進行波はフィルム24を所望の方
向へ所定量だけ運動させる。フィルム24の上下面に接
触したステータ42、43は前進方向又は逆方向へフィ
ルム24を移動させるための付加的な運動力を提供す
る。
【0025】従って、直流モータ、歯車及び歯車列を使
用しないフィルム駆動装置を提供できる。更に、構造が
簡単で部品数の少ないフィルム駆動装置を提供できる。
【0026】以上、好ましい実施例及び別の実施例につ
き本発明を説明したが、本発明の要旨内で種々の変形、
修正が可能であることは言うまでもない。例えば、本発
明はフィルムカセットやカートリッジ内に収納されてい
ないフィルムに適用できる。同様に、本発明は孔を有す
るフィルムへの適用に限定されない。例えば、フィルム
の両縁部にバーコードこま数の如き離間した表示手段を
備えたフィルムにも本発明を適用できる。
【0027】更なる実施例として次のものがある。
【0028】フィルムスプールのまわりに巻いた写真フ
ィルムを予め装填したフィルムカートリッジを収納する
ようになったカメラにおける写真フィルム駆動装置であ
って、進行波表面を有し、進行波を発生させるための進
行波発生手段と、この進行波発生手段により発生せしめ
られた進行波に応答して移動せしめられる写真フィルム
を進行波表面に係合させるための手段と、写真フィルム
をフィルムカートリッジから引き出すフィルム前進方向
たる前方方向又は写真フィルムをフィルムカートリッジ
内へ戻すフィルム巻戻し方向たる逆方向へ写真フィルム
を移動させるように進行波発生手段を制御するための手
段と、を備えたフィルム駆動装置において、進行波発生
手段が少なくとも一対の超音波リニアモータステータを
有するもの(第3実施例)。
【0029】フィルムスプールのまわりに巻いた写真フ
ィルムを予め装填したフィルムカートリッジを収納する
ようになったカメラにおける写真フィルム駆動装置であ
って、進行波表面を有し、進行波を発生させるための進
行波発生手段と、この進行波発生手段により発生せしめ
られた進行波に応答して移動せしめられる写真フィルム
を進行波表面に係合させるための手段と、写真フィルム
をフィルムカートリッジから引き出すフィルム前進方向
たる前方方向又は写真フィルムをフィルムカートリッジ
内へ戻すフィルム巻戻し方向たる逆方向へ写真フィルム
を移動させるように進行波発生手段を制御するための手
段と、を備えたフィルム駆動装置において、制御手段が
フィルムを所定量だけ前方方向へ運動させるように進行
波発生手段を制御するもの(第4実施例)。
【0030】フィルムスプールのまわりに巻いた写真フ
ィルムを予め装填したフィルムカートリッジを収納する
ようになったカメラにおける写真フィルム駆動装置であ
って、進行波表面を有し、進行波を発生させるための進
行波発生手段と、この進行波発生手段により発生せしめ
られた進行波に応答して移動せしめられる写真フィルム
を進行波表面に係合させるための手段と、写真フィルム
をフィルムカートリッジから引き出すフィルム前進方向
たる前方方向又は写真フィルムをフィルムカートリッジ
内へ戻すフィルム巻戻し方向たる逆方向へ写真フィルム
を移動させるように進行波発生手段を制御するための手
段と、を備えたフィルム駆動装置において、制御手段が
フィルムをフィルムカートリッジ内へ実質上完全に巻戻
すまでフィルムを逆方向へ運動させるように進行波発生
手段を制御するもの(第5実施例)。
【0031】フィルムスプールのまわりに巻いた写真フ
ィルムを予め装填したフィルムカートリッジを収納する
ようになったカメラにおける写真フィルム駆動装置であ
って、進行波表面を有し、進行波を発生させるための進
行波発生手段と、この進行波発生手段により発生せしめ
られた進行波に応答して移動せしめられる写真フィルム
を進行波表面に係合させるための手段と、写真フィルム
をフィルムカートリッジから引き出すフィルム前進方向
たる前方方向又は写真フィルムをフィルムカートリッジ
内へ戻すフィルム巻戻し方向たる逆方向へ写真フィルム
を移動させるように進行波発生手段を制御するための手
段と、を備えたフィルム駆動装置において、フィルムカ
ートリッジのフィルムスプールに結合可能で、フィルム
カートリッジ内へフィルムを逆方向に移動させるときに
フィルムカートリッジ内でのフィルムの捕捉を阻止する
捕捉阻止手段を更に備えたもの(第6実施例)。
【0032】第6実施例のフィルム駆動装置において、
捕捉阻止手段がバネを有するもの(第7実施例)。
【0033】少なくとも2つの超音波圧電リニアモータ
のステータと、写真フィルムをリニアモータに係合させ
る手段と、信号を発生させ、この信号に応じて前方方向
又は逆方向へフィルムを運動させるような進行波をリニ
アモータに発生させるコントローラとを備えた、カメラ
のための写真フィルム搬送装置(第8実施例)。
【0034】進行波を発生させ、この進行波の運動をフ
ィルムに付与してフィルムを運動させ、進行波と反対の
方向へフィルムを移動させるように前方方向又は逆方向
への進行波を生じさせる発生及び付与手段と、フィルム
を所望の方向へ移動させるように進行波を制御する手段
とを備えたフィルム駆動装置(第9実施例)。
【0035】(イ)進行波の運動をフィルムに付与して
前方方向又は逆方向へフィルムを移動させる運動付与工
程と、(ロ)フィルムを所望の方向へ移動させるように
進行波の運動を制御する制御工程とを有するフィルム駆
動方法(第10実施例)。
【0036】第10実施例の方法において、運動付与工
程が逆方向又は前方方向への進行波を発生させる工程
と、進行波とフィルムとの間に所定の圧力を付与し、進
行波とは逆の方向へフィルムを移動させる工程とを有す
るもの(第11実施例)。
【0037】第10実施例の方法において、制御工程が
更に、所望の方向へ所定量だけフィルムを移動させるよ
うに進行波の運動を制御する工程を有するもの(第12
実施例)。
【0038】(イ)進行波の運動をフィルムに付与し
て、前方方向又は逆方向へフィルムを移動させる付与工
程と、(ロ)所望の方向へフィルムを移動させるように
進行波の運動を制御する制御工程とを有するフィルム駆
動方法(第13実施例)。
【0039】第13実施例の方法において、付与工程が
逆方向又は前方方向への進行波を発生させる工程と、進
行波とフィルムとの間に所定の圧力を付与して、進行波
とは反対の方向へフィルムを移動させる工程とを有する
もの(第14実施例)。
【0040】第13実施例の方法において、制御工程が
更に、所望の方向へ所定量だけフィルムを移動させるよ
うに進行波の運動を制御する工程を有するもの(第15
実施例)。
【0041】(イ)前方方向又は逆方向への進行波を発
生させる工程と、(ロ)進行波の方向とは逆の方向へフ
ィルムを移動させるように進行波をフィルムに加圧接触
させて進行波の運動をフィルムに付与する保持工程と、
(ハ)所望の方向へフィルムを移動させるように進行波
を制御する工程とを有するフィルム駆動方法(第16実
施例)。
【0042】
【発明の効果】本発明は構成が簡単で、部品数が比較的
少なく、信頼性が向上し、騒音が小さいフィルム駆動装
置及び方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例を適用したカメラの部
分破断斜視図である。
【図2】本発明の好ましい実施例に係る写真フィルム駆
動装置の作動を説明するための斜視図である。
【図3】進行波発生手段と係合手段との間で静止保持さ
れた状態のフィルムの一部を示す部分断面図である。
【図4】進行波発生手段により生じた進行波によってフ
ィルム前進方向へ移動せしめられているフィルムの一部
を示す部分断面図である。
【図5】進行波発生手段により生じた進行波によってフ
ィルム巻戻し方向へ移動せしめられているフィルムの一
部を示す部分断面図である。
【図6】本発明の別の実施例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10 カメラ 22 フィルムカートリッジ 23 フィルムスプール 24 フィルム 34 フィルム駆動装置 36 進行波発生手段 38 係合手段 40 制御手段 50、51 進行波表面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム駆動装置において、 進行波表面を有し、進行波を発生させ付与するための進
    行波発生手段と;写真フィルムを前記進行波表面に係合
    させるための手段と;前記写真フィルムをフィルム前進
    方向又はフィルム巻戻し方向へ移動させるような進行波
    を発生させるように前記進行波発生手段を制御するため
    の手段と;を備えたことを特徴とするフィルム駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 フィルムスプールのまわりに巻いた写真
    フィルムを予め装填したフィルムカートリッジを収納す
    るようになったカメラにおける写真フィルム駆動装置に
    おいて、 進行波表面を有し、進行波を発生させるための進行波発
    生手段と;この進行波発生手段により発生せしめられた
    進行波に応答して移動せしめられる写真フィルムを前記
    進行波表面に係合させるための手段と;前記写真フィル
    ムを前記フィルムカートリッジから引き出すフィルム前
    進方向たる前方方向又は当該写真フィルムを当該フィル
    ムカートリッジ内へ戻すフィルム巻戻し方向たる逆方向
    へ該写真フィルムを移動させるように前記進行波発生手
    段を制御するための手段と;を備えたことを特徴とする
    フィルム駆動装置。
  3. 【請求項3】 フィルムを駆動する方法において、 (イ)前方方向又は逆方向に進行波を発生させる工程
    と; (ロ)前記進行波の運動をフィルムに付与して当該フィ
    ルムを前記進行波と反対の方向へ移動させる工程と; を有することを特徴とするフィルム駆動方法。
JP24645692A 1991-09-16 1992-09-16 写真フィルム駆動装置及びフィルム駆動方法 Withdrawn JPH05204029A (ja)

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