JPH08160124A - 魚群探知機用記録器 - Google Patents

魚群探知機用記録器

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JPH08160124A
JPH08160124A JP33072694A JP33072694A JPH08160124A JP H08160124 A JPH08160124 A JP H08160124A JP 33072694 A JP33072694 A JP 33072694A JP 33072694 A JP33072694 A JP 33072694A JP H08160124 A JPH08160124 A JP H08160124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
recorder
fish finder
belt
pen
Prior art date
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Pending
Application number
JP33072694A
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English (en)
Inventor
Michihiko Uchida
道彦 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijo Corp
Original Assignee
Kaijo Corp
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Publication date
Application filed by Kaijo Corp filed Critical Kaijo Corp
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 魚群探知機用記録器において、記録ペンの停
止制御を容易に行うと共に、部品点数を減少させること
にある。 【構成】 魚群探知機用記録器は、記録台101の側方
に従動プーリ106と駆動プーリ104が回転可能に支
持されていると共に、該従動プーリ106と駆動プーリ
104に巻回されたベルト105上に記録ペン108が
取り付けられている。上記駆動プーリ104にパルスモ
ータ107を直結させ、該パルスモータ107を制御し
て記録ペン108を上記記録台10から外れた所定の位
置Sに停止させることにより、記録台101を開閉可能
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は魚群探知機用記録器、特
に駆動プーリにパルスモータを結合させることにより記
録ペンの停止制御を容易に行うようにした魚群探知機用
記録器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、魚群探知機は、船舶の船底から
超音波を垂直方向に発射することにより水中の状況を探
索する垂直ソナーの一種であり、魚群からの反射音(エ
コー)に基づいて魚群に関する種々の情報を得る装置で
ある。かかる魚群探知機においては、得られた情報を表
す方式として、紙の上に表す記録式とブラウン管の画面
上に表す表示式とがある。このうち記録式は、よく知ら
れているように、定速度で巻き取られる記録紙上を記録
ペンが一定速度で横切るときに、上記反射音に対応した
エコー電圧を記録ペンを介して記録紙に印加させること
により発色させ、必要な情報を記録するものである。こ
のような記録式を1つの装置として具現化した魚群探知
機用記録器は、従来は、図4に示す構造を有していた。
図4は従来の魚群探知機用記録器の側面図であり、記録
台1の側方に、従動プーリ(図示省略)と駆動プーリ4
が回転可能に支持されていると共に、該従動プーリと駆
動プーリ4に巻回されたベルト5上に記録ペン8が取り
付けられ、更に、筐体9内に収納されて巻かれた記録紙
3が、ロール2に接触して繰り出されて記録台1上に戴
置されている。駆動源7の回転速度が減速部6により所
定の速度に減速されて、駆動プーリ4が回転すると、ベ
ルト5上の記録ペン8は、図4に向かって紙の裏面から
表面に移動し、矢印a方向に移動する記録紙3を横切
る。これにより、上述したように、記録ペン8を介して
エコー電圧が記録紙3に印加され、魚群情報が記録され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術には(図4)、次のような課題がある。図4の従来技
術において、記録紙3がなくなったり、破損が生じた場
合等に記録台1を一旦開いて、不足した記録紙3を補充
したり、破損箇所を修理したりして再び閉じる必要があ
る。換言すれば、記録台1は、開閉可能にする必要があ
り(矢印b)、そのためには、上記記録ペン8を記録台
1から外れた位置、例えば、破線で示すように、ベルト
5の下側に停止させなければならない。従来は、記録台
1を開閉する場合に上記ローラ2が折れ曲がることによ
り、記録ペン8が破損しないようにする手段が講じられ
ていたが、この手段はローラ2がガタ付き易いので得策
でなく、またコスト高の傾向があるため好ましくない。
これに代わる手段としては、次のようなものがある。 交流同期モータによる制御 即ち、駆動源7として交流同期モータを使用し、高速回
転から低速回転へ速度を落とし、ベルト位置検出機構
(図示省略)によりベルト位置を検出した後、ベルト回
転数を計測して、上記記録ペン8を停止させる。しか
し、この手段は、ベルト5の緩みや張り具合いにより、
回転の際の慣性力が異なり、記録ペン8の停止位置が不
安定となる。また、交流同期モータは、商用電源の周波
数に同期して回転するために、図示するように、駆動プ
ーリ4には減速部6を結合させなければならず、それだ
け部品点数が増加する。 直流モータによる制御 即ち、駆動源7として直流モータを使用し、電圧を下げ
ることにより回転速度を下げて、上記記録ペン8を停止
させる。しかし、この手段により記録ペン8を正確な位
置に停止させるには、位置検出用のエンコーダ等が必要
となり、それだけ部品点数が増加する。本発明の目的
は、魚群探知機用記録器において、記録ペンの停止制御
を容易に行うと共に、部品点数を減少させることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、記録台10
1の側方に、従動プーリ106と駆動プーリ104が回
転可能に支持されていると共に、該従動プーリ106と
駆動プーリ104に巻回されたベルト105上に記録ペ
ン108が取り付けられた魚群探知機用記録器におい
て、 A.パルスモータ107を上記駆動プーリ104に直結
させ、 B.該パルスモータ107を制御して記録ペン108を
上記記録台101から外れた所定の位置Sに停止させる
ことにより、記録台101を開閉可能にしたという技術
的手段を講じている。
【0005】
【作用】従って、本発明は、次のように作用する。 (1)記録ペン108の停止制御の容易性。 上述したように、本発明によれば、図1に示すパルスモ
ータ107が駆動プーリ104に直結されている。この
パルスモータ107は、よく知られているように、パル
ス数に応じた回転角が得られ一般に精度が良い。即ち、
図1のベルト位置検出機構115によりベルト105の
位置を検出後、所定の位置Sまでのパルス数を上記パル
スモータ107に指示するだけで、記録ペン108は所
定の位置Sに停止する。また、緊急の場合には、よく知
られているように、パルスモータ107の励磁保持トル
ク作用により、記録ペン108を急停止させることもで
きる。このように本発明によれば、パルスモータ107
を利用することにより、パルス制御が可能となるので、
従来の交流同期モータや直流モータを利用した場合(図
4)よりも記録ペン108の停止制御が一層容易にな
る。 (2)部品点数が減少。 従来は(図4)、駆動源7として交流同期モータを使用
した場合は、減速部6を設けなければならず、また、駆
動源7として直流モータを使用した場合は、エンコーダ
等が必要であった。これに対して、本発明に使用されて
いるパルスモータ107は、一般に高いトルクが得ら
れ、かつ高い周波数の電源を利用しても、パルス制御に
より、従来の交流同期モータや直流モータと同じ回転数
が直接に得られる。従って、減速部6やエンコーダ等が
不要となり、その分部品点数が減少した。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例により添付図面を参照
して説明する。図1は本発明の実施例を示す図、図2は
本発明の実施例の詳細図である。図1において、参照符
号100は枠、101は記録台、104は駆動プー
リ、、105はベルト、106は従動プーリ、107は
パルスモータ、108は記録ペンである。
【0007】(1)構成 図1に示す魚群探知機用記録器は、枠100を有し、該
枠100内には、記録台101が矢印Bで示すように開
閉可能に取り付けられ、この記録台101の端部には、
図示するように、軸102Aを介して、記録ロール10
2が回転可能に取り付けられている。また、枠100の
下方には、筐体109が設けられ、例えば、湿式記録紙
103が収納されている。
【0008】上記枠100の側面113には、従動プー
リ106と駆動プーリ104が、例えばベアリング(図
示省略)を介して、回転可能に支持されており、該従動
プーリ106と駆動プーリ104に巻回されたベルト1
05上には、記録ペン108が取り付けられている。ま
た、上記枠100の側面113には、パルスモータ10
7が固定され、該パルスモータ107は、減速部等の他
の部品を介在させずに、上記駆動プーリ104に対して
直接に結合されている。このパルスモータ107は、パ
ルス数に応じた回転角が得られ一般に精度が良く、パル
ス数を上記パルスモータ107に指示するだけで、記録
ペン108は所定の位置Sに停止するようになってい
る。上記パルスモータ107は、底板118と上板11
7に包囲された空間部に収納され、上板117にはスイ
ッチ116が取り付けられている。
【0009】上記ベルト105上に取り付けられた記録
ペン108の詳細は、図2に示すとおりである。即ち、
ベルト105には、取付部材200が固定され、該取付
部材200には、内側が開放された円筒部201が形成
されていて、この円筒部201には、導電性の弾発部材
111が着脱可能に取り付けられている。この弾発部材
111には、突起111Bが形成されていて、この突起
111Bを指で持って内側に押圧することにより、弾発
部材111を取付部材200に対して付けたり、外した
りすることができる。
【0010】上記弾発部材111には、ストッパ111
Aが設けられ、該ストッパ111Aの側方には、図示す
るように、上記記録ペン108と後述する接触子110
が、バネ部材と共に、遊嵌している。この構成により、
ベルト105が駆動すると、通電フィーダ112上を上
記接触子110が摺動することにより、該通電フィーダ
112から供給されたエコー電圧が記録ペン108を介
して記録紙3に印加され、種々の魚群情報が記録され
る。
【0011】上記記録ペン108は、図1の実施例で
は、ベルト105上に1個設けられているが、2個設け
てもよい(図3(B))。記録ペン108を2個設ける
場合は、ベルト105上で互いに対向する位置に設ける
(図3(B))。
【0012】更に、図1に示す魚群探知機用記録器に
は、ベルト位置検出機構115が設けられ、所定の位置
Sに記録ペン108を停止させる場合のパルス数を計測
する基準となるベルト105の位置を検出するようにな
っている。このベルト位置検出機構115は、ベルト1
05上に取り付けたマグネット113と、このマグネッ
ト113から生じた磁束により応答するスイッチセンサ
114により構成されている。上記スイッチセンサ11
4は、よく知られているリードスイッチ又はホール素子
により形成されている。上記ベルト位置検出機構115
を構成するマグネット113とリードスイッチ又はホー
ル素子は、海水等の水分が降りかかって来ても極めて安
定した状態で動作し、本発明に係る魚群探知機用記録器
が十分保護されている。
【0013】(2)作用 以下、上記構成を有する本発明の作用を説明する。先
ず、スイッチ116(図1)を入れると、パルスモータ
107が回転しそれに直結した駆動プーリ104も回転
するので、ベルト105上に取り付けた記録ペン108
が矢印Cの方向に移動し、定速で移動する(矢印A)記
録紙103を横切る。
【0014】これにより、通電フィーダ112上を接触
子110が摺動するすることにより、記録ペン108を
介してエコー電圧が記録紙103に印加され、魚群情報
が記録される。この状態で、例えば記録紙103がなく
なったので交換しようとする場合は、スイッチ116を
切る。
【0015】スイッチ116が切られたことを検知した
制御部(図示省略)は、ベルト位置検出機構115によ
りベルト105の位置を検出すると共に、所定のパルス
数をパルスモータ107に指示する。これにより、パル
スモータ107は、記録ペン108を所定の位置Sに停
止させる。この場合、所定の位置Sは、図3に示すよう
に、記録ペン108が1個の場合はベルト105の下側
であり(図3(A))、記録ペン108が2個の場合は
(図3(B))、従動プーリ106と駆動プーリ104
が取り付けられている箇所である。
【0016】図3(A)と図3(B)に示す所定の位置
Sに、記録ペン108を停止させれば、記録台101の
開閉操作(図1の矢印B)が記録ペン108に邪魔され
ることなく円滑に行える。従って、記録台101を開い
て、例えば、記録紙103を新しいものと交換後、再び
記録台101を閉じることができる。
【0017】更に、駆動プーリ104に直結しているパ
ルスモータ107は、パルス制御により、従来の交流同
期モータや直流モータと同じ回転数が直接に得られる。
従って、従来の減速部6やエンコーダ等が不要となり、
その分部品点数が減少した。
【0018】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、パルス
モータ107を上記駆動プーリ104に直結させ、該パ
ルスモータ107を制御して記録ペン108を上記記録
台10から外れた所定の位置Sに停止させることにより
記録台101を開閉可能に構成したので、魚群探知機用
記録器において、記録ペンの停止制御を容易に行うと共
に、部品点数を減少させるという技術的効果を奏するこ
ととなった。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】本発明を実施例を示す詳細図である。
【図3】本発明の作用説明図である。
【図4】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
101 記録台 104 駆動プーリ 106 従動プーリ 107 パルスモータ 108 記録ペン S 所定の位置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録台101の側方に、従動プーリ10
    6と駆動プーリ104が回転可能に支持されていると共
    に、該従動プーリ106と駆動プーリ104に巻回され
    たベルト105上に記録ペン108が取り付けられた魚
    群探知機用記録器において、 パルスモータ107を上記駆動プーリ104に直結さ
    せ、該パルスモータ107を制御して記録ペン108を
    上記記録台101から外れた所定の位置Sに停止させる
    ことにより、記録台101を開閉可能にしたことを特徴
    とする魚群探知機用記録器。
  2. 【請求項2】 記録ペン108が1個の場合、上記所定
    の位置Sは、ベルト105の下側である請求項1記載の
    魚群探知機用記録器。
  3. 【請求項3】 記録ペン108が2個の場合、上記所定
    の位置Sは、従動プーリ106と駆動プーリ104の取
    り付け箇所である請求項1記載の魚群探知機用記録器。
  4. 【請求項4】 ベルト位置検出機構115が設けられて
    いる請求項1記載の魚群探知機用記録器。
  5. 【請求項5】 上記ベルト位置検出機構115がマグネ
    ット113とスイッチセンサ114とから構成されてい
    る請求項1記載の魚群探知機用記録器。
  6. 【請求項6】 上記スイッチセンサ114がリードスイ
    ッチにより形成されている請求項5記載の魚群探知機用
    記録器。
  7. 【請求項7】 上記スイッチセンサ114がホール素子
    により形成されている請求項5記載の魚群探知機用記録
    器。
JP33072694A 1994-12-07 1994-12-07 魚群探知機用記録器 Pending JPH08160124A (ja)

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JP33072694A JPH08160124A (ja) 1994-12-07 1994-12-07 魚群探知機用記録器

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JP33072694A JPH08160124A (ja) 1994-12-07 1994-12-07 魚群探知機用記録器

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JP (1) JPH08160124A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110293788A (zh) * 2019-07-24 2019-10-01 国网冀北电力有限公司廊坊供电公司 一种拉线绘制装置
WO2019237874A1 (zh) * 2018-06-11 2019-12-19 深圳市小怪兽教育科技有限公司 一种绘图机械臂及其控制系统

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