JPH1090584A - レンズ装置 - Google Patents

レンズ装置

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JPH1090584A
JPH1090584A JP1125297A JP1125297A JPH1090584A JP H1090584 A JPH1090584 A JP H1090584A JP 1125297 A JP1125297 A JP 1125297A JP 1125297 A JP1125297 A JP 1125297A JP H1090584 A JPH1090584 A JP H1090584A
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JP
Japan
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lens
lens device
lens frame
pressing
frame
Prior art date
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JP1125297A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Emura
哲二 江村
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光軸方向に摺動支持された少なくとも1個の
移動レンズ枠を持つレンズ装置において、部品点数が少
なく、非常に省スペースで、取り付けの自由度が大き
く、消費電力が小さく、しかも騒音が全く聞こえないア
クチュエータを用いて移動レンズ枠を移動させる。 【解決手段】 1個の移動レンズ枠に対し、それぞれ1
個のセラミック振動子が前記移動レンズ枠若しくは前記
レンズ装置の固定部の何れかに具備され、前記セラミッ
ク振動子が具備されていない方の前記移動レンズ枠若し
くは前記固定部の何れかの一部に前記セラミック振動子
が圧接し、前記セラミック振動子が電気信号により加振
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラやビデオカ
メラ等に使われるレンズ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラに用いられているレンズ装
置の従来例を図13に示す。
【0003】これはL1からL4までの4群レンズから
なる光学系であり、固定レンズ群L1は前部鏡胴2に、
もう一つの固定レンズ群L3は後部鏡胴3に固定されて
いる。
【0004】変倍レンズ群である変倍用移動レンズ群L
2を保持する移動枠21は、2本のガイドポール14、
15によって光軸方向に摺動可能な状態に支持され、円
筒カム11のカム溝12に、移動枠21に立設したカム
ピン24が嵌合し、円筒カム11が光軸0を中心にモー
タ51によって歯車52、13を介して回転させられる
ことにより、カム溝12に沿って移動枠21は光軸方向
に移動する。
【0005】合焦レンズ群である移動レンズ群L4を保
持する移動枠41は、ガイドポール31及び直進案内3
4と係合ピン43によって光軸方向に摺動可能な状態に
支持され、ステッピングモータ71の出力軸に一体的に
形成されたリードスクリュー72に螺合したナット73
を、移動枠41に設けられた係合部44が回転させない
ように係合しているため、ステッピングモータ71によ
るリードスクリュー72の回転により、移動枠41は光
軸方向に移動する。
【0006】また、円筒カム11の回転が歯車13、6
2、63を介してエンコーダ61に入力されており、変
倍情報となる移動枠21の位置はこのエンコーダに61
より得ることができる。
【0007】合焦レンズ群である移動枠41の位置情報
は、その起点をフォトインタラプタ81により予めカメ
ラの起動時に定めてあるので、その後のステッピングモ
ータ71に印加するパルスをカウントしておくことによ
り、それを知ることができる。
【0008】なお、フォトインタラプタ81は実開平2
−13216等のレンズ装置に用いられているように公
知のものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来例は非常に
部品点数が多く組み立て工数が嵩むばかりでなく、特に
量産性に不利な金属切削加工部品である円筒カムを使用
しているため、非常にコスト高であった。
【0010】その後、変倍レンズ群である変倍用移動レ
ンズ群L2を保持する移動枠21も、特開平4−177
206号公報に開示されているように合焦レンズ群と同
じ様にステッピングモータによるリードスクリュー駆動
に改良されたが、このステッピングモータは大きな騒音
を発し、大きな消費電力を必要としていただけでなく、
このリードスクリューを駆動するモータが大きいため、
レンズ装置の外観形状がこのレンズ駆動装置、即ちアク
チュエータによって決定されてしまい、カメラ側の要求
するレンズ装置の外観形状にすることができず、またレ
ンズ装置も大きくなり、昨今のカメラのコンパクト化に
不利といった問題を残していた。
【0011】それは使用する光学系に対しアクチュエー
タが相対的に大きいということを意味し、2種以上の移
動枠を持つ光学系では実質上アクチュエータを搭載する
スペースが無く、使用する光学系の選択も狭めていた。
【0012】本発明の目的はかかる問題点を解決するも
のであり、部品点数が少なく、非常に省スペースで、取
り付けの自由度が大きく、消費電力が小さく、しかも騒
音が全く聞こえないアクチュエータを用いて移動レンズ
を移動させるレンズ装置の提供にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題は、光軸方向に
摺動支持された少なくとも1個の移動レンズ枠を持つレ
ンズ装置において、1個の移動レンズ枠に対し、それぞ
れ1個のセラミック振動子が前記移動レンズ枠若しくは
前記レンズ装置の固定部の何れかに具備され、前記セラ
ミック振動子が具備されていない方の前記移動レンズ枠
若しくは前記固定部の何れかの一部に前記セラミック振
動子が圧接し、前記セラミック振動子が電気信号により
加振されることにより、解決される。
【0014】そのレンズ装置の構成例は下記の通りであ
る。
【0015】即ち、レンズ枠11と、レンズ枠11を案
内するための案内手段12(この例においては、レンズ
枠の被案内部であるガイドブッシュと摺動可能に嵌合す
るガイドポールで構成されている。)と、電気信号を発
生するための信号発生手段と、前記電気信号によって振
動することにより、レンズ枠11を案内手段12に沿っ
て移動させるための振動素子14と、振動素子14を保
持するための保持手段15と、振動素子14を圧接する
ための圧接面16と、振動素子14を圧接面16に圧接
するための圧接手段17とを備えたレンズ装置である。
【0016】上記構成の概念図として、図1(A)乃至
図1(D)に示す様に、少なくとも4種の概念図が考え
られる。図中の18はレンズ装置本体の固定部を示し、
矢印は圧接手段17の圧接する方向を示す。
【0017】なお、上記の振動素子(Piezoele
ctric vibrator)として、圧電効果を示
す下記の如き圧電結晶が使用される。例えば、水晶、ロ
ッシェル塩、チタン酸バリウム、強誘電結晶、ある種の
非強誘電結晶、それに若干のセラミック等がある。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のレンズ装置の一実施の形
態を図2乃至図5に、他の実施の形態を図7乃至図11
に示す。本図はビデオカメラ用レンズ装置の図であり、
図2は縦断面図、図3は図2のA−A断面図、図4は平
面図、図5は図4のB−B断面図である。また、図7は
縦断面図、図8は図7のA−A断面図と部分拡大図、図
9は平面図、図10は図9のB−B断面図と部分拡大図
である。
【0019】光学系は従来例と同様に4群構成のズーム
レンズであり、固定レンズ群L1、変倍用移動レンズ群
L2、固定レンズ群L3、合焦用移動レンズ群L4から
なる。
【0020】先ず、図2によれば、固定レンズ群L1は
主胴100に一体的に設けられた固定レンズ群保持部1
07に保持されている。主胴100の固定レンズ群保持
部107と逆の端には、CCD取り付け部101及びロ
ーパスフィルター枠102が設けられてある。
【0021】主胴100は凹形状をしていることが図3
の断面図より分かるが、その主胴100の上部の開口部
に蓋700が最終的に被せられる。このレンズ装置から
蓋700を外した状態で上部から見た図が図4の平面図
である。
【0022】主胴100にはガイドポール500を支持
するためのガイドポール支持部105a、105bが光
軸方向に必要な間隔を持って主胴100に一体的に設け
られてある。また、ガイドポール600を支持するため
のガイドポール支持部106a、106bも同様に光軸
方向に必要な間隔を持って主胴100に一体的に設けら
れてある。
【0023】このガイドポール支持部105a、105
b及びガイドポール支持部106a、106bによって
ガイドポール500及びガイドポール600がそれぞれ
光軸と平行に支持されるが、この4カ所の支持部とガイ
ドポールとの固定方法は、熱溶着、接着、又は特開平4
−177207号公報、特開平5−232369号公
報、特開平8−262309号公報などに記載の公知の
技術を使えばよい。
【0024】変倍用移動レンズ群L2を保持する移動枠
201は、図3に示すように回転止め202と移動枠2
01の被案内部であるガイドブッシュ203とを一体的
に有し、図の如くこれらをガイドポール500及びガイ
ドポール600にそれぞれ嵌合することによって、変倍
用移動レンズ群L2を光軸上に位置させると共に光軸方
向に摺動可能な状態にしている。
【0025】固定レンズ群L3は、図4に示すようにレ
ンズ枠301に保持され、レンズ枠301に一体的に設
けられたガイドブッシュ302がガイドポール500に
嵌合し、レンズ枠301に一体的に設けられた回転止め
303がガイドポール600にそれぞれ嵌合することに
よって、固定レンズ群L3を光軸上に位置させることが
でき、且つガイドブッシュ302に設けられた係合部3
04を主胴100に設けられた係止部104に係合させ
ることによって、所定の光軸上の位置に固定させた状態
になっている。
【0026】合焦用移動レンズ群L4を保持した移動枠
401は、図5に示すようにガイドブッシュ402と回
転止め403とを一体的に持ち、これらをガイドポール
500及びガイドポール600にそれぞれ嵌合すること
によって、合焦用移動レンズ群L4を光軸上に位置させ
ると共に光軸方向に摺動可能な状態にしている。
【0027】次に、変倍用移動レンズ群L2及び合焦用
移動レンズ群L4を駆動するセラミック振動子について
説明する。図6(A)乃至6(F)はEP063361
6A2号公報(USP5453653相当)に開示され
た、セラミックの振動を説明する模式図であり、本形態
においてはセラミックが四角柱である。
【0028】図6(A)乃至図6(F)に基づいて説明
すると、810はセラミック振動子であり、その長辺を
含む面の内の1面に電極814、816、818、82
0が中央の図6(A)の如く張り付けてあり、電極81
4と電極820及び電極816と電極818はそれぞれ
短絡線822及び短絡線824で短絡してある。また、
この4枚の電極を張り付けた面の裏面には図6(F)に
示す如く全面にもう一枚の電極830が張り付けてあ
り、この電極は接地端になる。
【0029】左下の図6(C)に示すように、電極81
4−820を浮かしたまま、接地端と電極816−81
8間に、ある特定の(このセラミック振動子810の横
たわみ方向振動の共振周波数と縦伸び方向振動の共振周
波数の両方に近い)周波数の交流電圧を印加すると、左
の図6(B)に示すような振動モードが発生する。
【0030】つまり、このセラミック振動子810は横
たわみ方向の振動と縦伸び方向の振動とが重ね合わされ
た複合振動を起こし、図6(B)の場合、Yがプラスの
最大振幅のときXはマイナスの最大振幅になるような振
動(それぞれの正負が逆)を起こし、この振動子の上端
828では、図6(A)の上部に示したような反時計回
りの楕円運動の軌跡を示す。
【0031】また、図6(E)に示すように、電極81
6−818を浮かしたまま、接地端と電極814−82
0間に、前述と同じ周波数の交流電圧を印加すると、図
6(D)に示すような振動モードが発生し、Yがプラス
の最大振幅のときXもプラスの最大振幅になるような振
動(それぞれの正負が同じ)を起こし、セラミック振動
子810の上端828では、図6(A)の上部に示した
方向とは逆の時計回りの楕円運動の軌跡を示す。
【0032】そこで、セラミック振動子810の上端8
28に接触子826を取り付けておいて、上端828の
反対側の下端843からバネ844でセラミック振動子
810を何らかの可動物体に押し付けると、その可動物
体はこの接触子826の楕円運動に引きずられて移動す
ることになる。
【0033】セラミック振動子810自体を可動物体に
押しつけるのでなく、先端に接触子826を取り付ける
のは、バネ844の必要とするバネ圧がかなりの高圧で
あるため、使用しているうちにセラミック振動子810
が磨耗してしまうのを防ぐためであり、接触子826は
耐磨耗材料を使用する。
【0034】このセラミック振動子810を支持するに
は、横たわみ方向の振動の節にあたる2カ所の部分を持
って支える(図中832、834、836、838)の
が最も良い。
【0035】このセラミック振動子の振動をレンズの駆
動に応用したのが本発明のレンズ装置の要旨である。
【0036】図2及び図3において、移動枠201のガ
イドブッシュ203に取り付けられた振動子支持枠80
0の内部には、支持部805a、805bによって支持
された、先端に接触子801を持つセラミック振動子8
03が、バネ806によって主胴100の蓋700の内
側に取り付けられた摺動面802に押し付けられてい
る。
【0037】このセラミック振動子803には図6
(A)乃至図6(F)と同じ電極が設けられており、図
示していないリード線を通じて前述の如き特定の周波数
の交流電圧を印加すると、前述の原理によるセラミック
の振動により、先端に設けられた接触子801が前記の
楕円運動をして摺動面802に力を加える。その力の方
向を光軸と平行となるようにセラミック振動子803を
支持しておくと、この力の反力でこのセラミック振動子
803を支えた振動子支持枠800即ち移動枠201は
光軸方向に移動することになる。
【0038】この例のように、ガイドブッシュ203に
振動子支持枠800を取り付けて、セラミック振動子8
03を支持することにより、ガイドポール600とセラ
ミック振動子803を近接して配置することができ、円
滑な移動が可能となる。
【0039】一方、図4及び図5に示す様に、移動枠4
01のガイドブッシュ402には摺動面902が取り付
けられてあり、セラミック振動子903は支持部905
a,905bと押さえ板907によって主胴100に設
けられた振動子支持枠900とに保持され、バネ906
によって摺動面902に押さえ付けられている。
【0040】このセラミック振動子903には図6
(A)乃至図6(F)と同じ電極が設けられており、図
示していないリード線を通じて前述の如き特定の周波数
の交流電圧を印加すると、前述の原理によるセラミック
の振動により、先端に設けられた接触子901が前記の
楕円運動をして摺動面902に力を加える。
【0041】その力の方向を光軸と平行になるようにセ
ラミック振動子903を支持しておくと、その力で摺動
面902を取り付けた移動枠401は光軸方向に移動す
ることになる。
【0042】このセラミック振動子903は、セラミッ
ク振動子803と違って四角柱でなく、平板状をなして
いるが、原理は全く同一で、取り付けられる部所が主胴
の底の平面部であるため、スペースを有効に使うため平
板形状にしてある。
【0043】というのは、セラミック振動子の横たわみ
方向の振動と縦伸び方向の振動による複合振動モードは
印加する交流の周波数と電圧値の他に、セラミックの形
状によって変化するが、逆に形状が決まってしまえば、
同じ周波数と同じ印加電圧に対しては安定して同じ振動
モードを起こすので、スペースに応じてある程度自由に
形状を選ぶことができる。
【0044】この例のようにガイドブッシュ402に摺
動面903を取り付けることにより、セラミック振動子
803により付与される力をガイドポール500の近く
で受けることができ、円滑な移動が可能となる。
【0045】以上の例においては、ガイドブッシュに振
動子支持枠、又は摺動面を取り付けているが、ガイドブ
ッシュ以外でもガイドポールに近接して振動子支持枠、
又は摺動面を設けるようにすれば、円滑な移動が可能に
なる。
【0046】なお、ガイドブッシュに振動子支持枠、又
は摺動面を取り付けるようにするのが、最も望ましい。
【0047】変倍用移動レンズ群L2を軸方向に摺動可
能な状態にさせる他の実施の形態を図7、図8(A)、
及び図8(B)に示し、図2及び図3と異なる構成と作
用を主体に説明する。
【0048】図7、図8(A)、及び図8(B)におい
て、圧接手段であるバネ806は例えばゴムシート等の
材料で形成され、その一面は蓋700に固定され、他の
一面は摺動面802に取り付けられている。このバネ8
06の作用によって、摺動面802は接触子801を介
して振動子支持枠800内に取り付けられているセラミ
ック振動子に押し付けられている。
【0049】このセラミック振動子803に前述の如き
特定の周波数の交流電圧を印加すると、前述の原理によ
るセラミックの振動により、先端に設けられた接触子8
01が前記の楕円運動をして摺動面802に力を加え
る。この力の反力でセラミック振動子803を支えた振
動子支持枠800、即ち移動枠201は図2及び図3と
同様に光軸方向に移動することになる。
【0050】次に、合焦用移動レンズ群L4を軸方向に
摺動可能な状態にさせる他の実施の形態を図9、図10
(A)、及び図10(B)に示し、図4及び図5と異な
る構成と作用を主体に説明する。
【0051】図9、図10(A)、及び図10(B)に
おいて、移動枠401のガイドブッシュ402にはバネ
性を有する圧接手段906の一端が取り付けられてお
り、他の一端は摺動枠902に固定されている。一方、
セラミック振動子903は支持枠905a,905bと
主胴100に設けられた振動子支持枠900とによって
保持されている。この圧接手段906の図10(B)の
矢印に示す弾性力によって、摺動面902はセラミック
振動子903に押さえ付けられている。
【0052】セラミック振動子903に前述の如き特定
の周波数の交流電圧を印加すると、前述の原理によるセ
ラミックの振動により、セラミック振動子903の先端
に設けられた接触子901が前記の楕円運動をして摺動
面902に力を加える。その力で摺動面902を取り付
けたガイドブッシュ402、即ち移動枠401は光軸方
向に移動することになる。
【0053】また、摺動面902をセラミック振動子9
03に押さえ付けるための圧縮手段906の弾性力を利
用する他の実施の形態を図11(A)乃至図11(D)
に示す。
【0054】即ち、図11(A)に示す如く、ガイドブ
ッシュ402に設けられた非弾性のアーム部分950と
振動子支持枠900との間に弾性部材である引っ張りバ
ネ960を設け、両者を引っ張る構成とする。この構成
により、移動枠401を光軸方向に移動させる。最近の
実験によれば、この構成が最も効率の良いことが分かっ
た。
【0055】この構成による作用は、図11(B)乃至
図11(D)に示すように、被駆動体であるガイドブッ
シュ402が動くと引っ張りバネ960は図示の如くあ
る角度で振れる。角度が小さければ、即ち被駆動体の移
動量が少なければ、バネ長さ変化による圧接力変化は少
ない。或いは、バネ長さ変化による圧接力変化が少なく
なるように、このバネのバネ定数を小さく設計すること
が望ましい。
【0056】セラミック振動子を移動対象物(本実施の
形態においてはレンズ枠)に保持した方が、小さいセラ
ミック振動子によりレンズ枠移動が可能になり、レンズ
装置全体としてもコンパクトに設計できる利点がある。
【0057】また、レンズ装置においては、ズーミング
又はフォーカシングのためにそれぞれ複数のレンズを移
動させることがあるが、その場合にもレンズ枠毎にセラ
ミック振動子を設けた方が複数のレンズ枠の動作を独立
して制御でき、更に好ましい。
【0058】ところで、このアクチュエータによる移動
枠の移動速度はどれも同じ形状のセラミックを使ってい
ればどれも一義的に決定されてしまう。依って、電圧を
印加している時間に対する移動する距離を予め調べてお
くことができる。
【0059】また、このアクチュエータはセラミック振
動子がバネ806,906によって摺動面802,90
2に押さえ付けられているので、セラミック振動子に電
圧を印加していない状態では、移動枠はその位置を保つ
保持力も持っている。
【0060】つまりこの2つの特徴を使えば、レンズ移
動をある短い時間にある距離だけを動かすといった駆動
を順次行う、所謂ステップ駆動を行うことができる。
【0061】しかも先に述べたように、その短い時間内
に移動する距離は予め分かっているので、特に精密な位
置精度を必要とするのではなければ別途位置エンコーダ
を用意してクローズドループ制御することなく、初期位
置を例えばフォトインタラプタを用いた初期位置設定装
置によってカメラ起動時に設定しておくだけで、後はオ
ープンループ制御が可能である。
【0062】無論ある程度のばらつきは存在するので、
精密な位置決めを必要とする場合には、光学型、磁気変
化型、抵抗薄膜型など適宜公知の位置エンコーダを用意
すればよい。
【0063】本実施の形態においては、変倍用移動レン
ズ群L2のみは正確な位置情報が必要であるので、抵抗
薄膜型の位置エンコーダを図2に示す主胴100の底部
と移動枠201の回転止め202との間に図12の様に
配置して、正確な位置情報を得ることができるようにし
てある。
【0064】図12において、9は接片であり、その腕
部9aが基板10の薄膜10aに接触し、腕部9bが薄
膜10bに接触して、摺動する。
【0065】なお、前述の如く位置エンコーダは様々な
タイプがあるが、最も安価であるのがこの抵抗薄膜型で
ある。
【0066】しかし、抵抗薄膜型は接触型の位置エンコ
ーダであるため、一般にその接触面で発生する摩擦力が
問題になることが多い。
【0067】ところが、本発明のレンズ装置において
は、前述の如くこのアクチュエータはセラミック振動子
が圧接面に押さえ付けられており、その間には大きな摩
擦力が働いているので、この抵抗薄膜型位置エンコーダ
の摩擦力はその摩擦力に比べれば非常に小さく、それを
付加したからといって殆ど影響を及ぼさない。
【0068】以上述べたように、このように構成した本
発明のレンズ装置では、従来例とは異なってレンズ駆動
装置であるアクチュエータを移動枠自体に搭載してしま
うことが可能であり、それはまた、本実施の形態の如き
姿勢で移動枠に取り付けるに限ることはなく、アクチュ
エータを横向きや下向きなど自由に取り付けることがで
きる。
【0069】また、レンズ装置外郭である主胴に取り付
けても、スペースを最大限に利用すべくアクチュエータ
本体を平板形状にしたり、従来のモータとは異なってス
ペースに応じてある程度形状を自由に選択することもで
きる。
【0070】しかもアクチュエータが全て主胴の内部に
設置されてしまうため、レンズ装置外郭に突出するもの
が全くなく、非常に省スペースである。
【0071】これらは、各種カメラの要求するレンズ装
置の外観に応じることができることを意味し、従来のよ
うにレンズを駆動するアクチュエータによってレンズ装
置の外観が決められてしまったのに対して画期的なこと
である。
【0072】また、位置エンコーダを必要とするとき、
安価な抵抗薄膜型を利用できるのも本レンズ装置の大き
な利点である。
【0073】また、従来のレンズ装置ではアクチュエー
タが磁石やコイルなど多数の部品からできていたのに対
し、本発明のレンズ装置ではアクチュエータはセラミッ
クの素材そのものであり、全体の部品点数が非常に少な
く大幅なコストダウンが実現する。
【0074】また、このセラミック振動子に印加する交
流電圧は、一般に人間の可聴周波数をはるかに越えた4
0kHz以上であり、従来と違って騒音は人間には全く
聞こえないという、画期的な特徴を持つ。
【0075】また、電磁力によるアクチュエータを使っ
た従来のレンズ装置は低電圧高電流の低インピーダンス
の装置であったのに対し、本発明のセラミックの振動を
使ったアクチュエータを搭載した本レンズ装置は高イン
ピーダンスの装置であり、印加電圧は大きいが殆ど電流
が流れず、結局消費電力は従来に比べて非常に少ない。
【0076】つまり、本発明のレンズ装置は従来の問題
点を一気に解決してしまったものであるといってよい。
【0077】なお、移動レンズ枠を光軸方向に移動可能
な状態にするリニアガイドは本実施の形態における2本
のガイドポールと移動枠に設けられたガイドブッシュと
回転止めによるのみならず、各種リニアガイド方法を用
いることができる。
【0078】
【発明の効果】請求項1〜6,16のレンズ装置によれ
ば、アクチュエータを移動枠自体に搭載したり、或いは
レンズ装置の外郭を有効に利用できるように形状を決め
たりすることができ、部品点数が少ないので大幅なコス
トダウンが可能であり、しかも消費電力が小さい上、印
加する電圧が可聴周波数を越えた周波数なので騒音が全
く聞こえないといった効果を奏する。しかも、移動レン
ズが3種以上あっても容易に駆動できるので、光学上の
選択の自由度が飛躍的に増大する。また、アクチュエー
タはセラミックの素材そのものであり、アクチュエータ
全体の部品点数が非常に少なく、更にクローズドループ
制御のための位置エンコーダーを必要とする場合でも、
摩擦力を有する安価な接触型のものでも利用でき、全体
として大幅なコストダウンが実現できる。
【0079】請求項7のレンズ装置によれば、圧力の高
い圧接手段により振動素子が磨耗することを防止でき
る。
【0080】請求項8のレンズ装置によれば、スペース
効率に優れ、レンズ装置の外径を細くすることができ
る。
【0081】請求項9〜15のレンズ装置によれば、レ
ンズ枠を円滑に移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズ装置の概念図である。
【図2】レンズ装置の縦断面図である。
【図3】図2のレンズ装置のA−A断面図である。
【図4】レンズ装置の平面図である。
【図5】図4のレンズ装置のB−B断面図である。
【図6】セラミックの振動を説明する模式図である。
【図7】レンズ装置の他の実施の形態の縦断面図であ
る。
【図8】図7のレンズ装置のA−A断面図と部分拡大図
である。
【図9】レンズ装置の平面図である。
【図10】図9のレンズ装置のB−B断面図と部分拡大
図である。
【図11】図10(B)の部分の他の実施の形態の図で
ある。
【図12】抵抗薄膜型の位置エンコーダの斜視図であ
る。
【図13】従来のレンズ装置の図である。
【符号の説明】
L1,L3 固定レンズ群 L2 変倍用移動レンズ群 L4 合焦用移動レンズ群 11 レンズ枠 12 案内手段 14 振動素子 15 保持手段 16 圧接面 17 圧接手段 18 固定部 100 主胴 201,401 移動枠 500,600 ガイドポール 700 蓋 800,900 振動子支持枠 801,826,901 接触子 802,902 摺動面 803,810,903 セラミック振動子 806,844,906 バネ 814,816,818,820,830 電極 960 引っ張りバネ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ枠と、 前記レンズ枠を案内するための案内手段と、 電気信号を発生するための信号発生手段と、 前記電気信号によって振動することにより、前記レンズ
    枠を前記案内手段に沿って移動させるための振動素子
    と、 前記振動素子を保持するための保持手段と、 前記振動素子を圧接するための圧接面と、 前記振動素子を前記圧接面に圧接するための圧接手段と
    を備えたことを特徴とするレンズ装置。
  2. 【請求項2】 前記保持手段及び前記圧接手段は前記レ
    ンズ枠に設けられており、前記圧接手段は前記振動素子
    を前記圧接面に圧接することを特徴とする請求項1に記
    載のレンズ装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段及び前記圧接手段はレンズ
    装置の固定部に設けられていると共に、前記圧接面は前
    記レンズ枠に設けられており、前記圧接手段は前記振動
    素子を前記圧接面に圧接することを特徴とする請求項1
    に記載のレンズ装置。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は前記レンズ枠に設けられ
    ており、前記圧接手段は前記圧接面を前記振動素子に圧
    接することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段はレンズ装置の固定部に設
    けられていると共に、前記圧接面及び前記圧接手段は前
    記レンズ枠に設けられており、前記圧接手段は前記圧接
    面を前記振動素子に圧接することを特徴とする請求項1
    に記載のレンズ装置。
  6. 【請求項6】 前記保持手段はレンズ装置の固定部に設
    けられていると共に、前記圧接面は前記レンズ枠に設け
    られており、前記固定部と前記レンズ枠との間に張架し
    た弾性部材により前記振動素子を前記圧接面に圧接する
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  7. 【請求項7】 前記振動素子の先端に耐磨耗性を有し前
    記圧接面に当接する接触子を設けたことを特徴とする請
    求項1〜6の何れか1項に記載のレンズ装置。
  8. 【請求項8】 前記振動素子が平板状に形成され、前記
    レンズ枠の光軸と略平行に配置されていることを特徴と
    する請求項1〜7の何れか1項に記載のレンズ装置。
  9. 【請求項9】 前記保持手段は前記案内手段に近接して
    設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項4
    に記載のレンズ装置。
  10. 【請求項10】 前記圧接面は前記案内手段に近接して
    設けられていることを特徴とする請求項3,5,又は6
    に記載のレンズ装置。
  11. 【請求項11】 前記保持手段及び前記圧接手段は前記
    レンズ枠の被案内部に設けられていることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のレンズ装置。
  12. 【請求項12】 前記圧接面は前記レンズ枠の被案内部
    に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項
    3に記載のレンズ装置。
  13. 【請求項13】 前記保持手段は前記レンズ枠の被案内
    部に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求
    項4に記載のレンズ装置。
  14. 【請求項14】 前記圧接面及び前記圧接手段は前記レ
    ンズ枠の被案内部に設けられていることを特徴とする請
    求項1又は請求項5に記載のレンズ装置。
  15. 【請求項15】 前記案内手段はガイドバーであり、前
    記被案内部は前記ガイドバーに沿って摺動するレンズ枠
    に設けたガイドブッシュであることを特徴とする請求項
    11〜14の何れか1項に記載のレンズ装置。
  16. 【請求項16】 光軸方向に摺動支持された少なくとも
    1個の移動レンズ枠を持つレンズ装置において、 1個の移動レンズ枠に対し、1個のセラミック振動子が
    前記移動レンズ枠若しくは前記レンズ装置の固定部の何
    れかに具備され、前記セラミック振動子が具備されてい
    ない方の前記移動レンズ枠若しくは前記固定部の何れか
    に前記セラミック振動子が圧接し、前記セラミック振動
    子が電気信号により加振されることを特徴とするレンズ
    装置。
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