JPH0520372U - リード線保持装置 - Google Patents

リード線保持装置

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JPH0520372U
JPH0520372U JP6706891U JP6706891U JPH0520372U JP H0520372 U JPH0520372 U JP H0520372U JP 6706891 U JP6706891 U JP 6706891U JP 6706891 U JP6706891 U JP 6706891U JP H0520372 U JPH0520372 U JP H0520372U
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JP
Japan
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lead wire
soldering
holding
holding device
wire holding
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JP6706891U
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利雄 萩谷
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器に使用されるスイッチなどの電子部
品におけるリード線半田付作業の信頼性が確保できるリ
ード線の保持装置を提供することを目的とする。 【構成】 スライドスイッチ１１の端子１３などのリー
ド線接続部の近辺に、リード線１５を保持するＵ字状の
溝１６を有するリード線保持部１７を絶縁基板１４に設
けて、リード線１５をＵ字状の溝１６に圧入状態で保持
して半田付することによって、半田付の信頼性を確保す
るものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は電子機器に使用されるスイッチなどの電子部品にリード線を半田付す るときのリード線の保持装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の技術を図９，図１０のスライドスイッチを例にして説明する。
【０００３】 図９の従来技術は、スライドスイッチ１の端子２に設けられたリード線挿入穴 ３にリード線４を通して半田４ａによって半田付されるものであり、図１０の従 来技術は、スライドスイッチ５の固定接点６にリード線７がベタ付に半田７ａに よって半田付されるものである。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術ではいずれの場合も、半田付時、半田が固まるま で手でリード線を保持することが不可欠であり、手による保持のため半田が固ま るまでリード線を保持している時間にバラツキが生じるとともに、図１０の従来 技術のベタ付の半田付の場合には、リード線７と固定接点６の中心どうしを合わ せて、半田付することがむずかしく、偏心して半田付されると半田付面積が小さ くなって半田付強度が低下したり、半田外れなど半田付の信頼性が十分でないと いう課題を有するものであった。
【０００５】 本考案はこのような課題を解決するものであり、電子部品にリード線を半田付 するときの信頼性の高いリード線保持装置を提供することを目的とするものであ る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために、電子部品の端子などの半田付部近辺に、 リード線を保持するＵ字状の溝を有するリード線保持部を絶縁基板に設けて、リ ード線をＵ字状の溝に圧入状態で保持して半田付することによって、上記課題を 解決しようとするものである。
【０００７】
【作用】
従って本考案によれば、電子部品の端子などのリード線接続部と、このリード 線接続部の半田付部近辺に、Ｕ字状の溝を有するリード線保持部から成るリード 線保持装置を絶縁基板に設けて、リード線を上記Ｕ字状の溝に圧入状態で保持し て半田付できるようにすることによって、半田付時、半田が完全に固まるまでリ ード線を手で保持する必要がなくなって、安定した半田付ができるものである。
【０００８】
【実施例】
本考案のリード線保持装置の一実施例を図１〜図３のスライドスイッチにより 説明する。
【０００９】 同図によると、１３は半田付されるリード線挿入穴１２を設けた端子であり、 スライドスイッチ１１の絶縁基板１４に固着されており、１７はその端子１３の リード線挿入穴１２方向にリード線１５を圧入状態で保持するＵ字状の溝１６を 有するリード線保持部であり、絶縁基板１４に一体または固着して設けている。 リード線１５は先端半田付部１８を端子１３のリード線挿入穴１２に挿入すると ともに、絶縁基板１４に設けられた上記リード線保持部１７のＵ字状の溝１６に Ｆ方向から圧入状態に保持して半田１５ａにより半田付するものである。
【００１０】 図４，図５は、スライドスイッチに使用されたリード線保持装置の他の実施例 であり、スライドスイッチ１９の絶縁基板２０に固着された固定接点２１にベタ 付する半田付の場合を示しており、リード線２２を圧入・保持するＵ字状の溝２ ３を有するリード線保持部２４が絶縁基板２０に設けられている。
【００１１】 このリード線保持部２４はＵ字状の溝２３の中心と固定接点２１の中心が合う ように配置されており、リード線２２をＵ字状の溝２３に圧入してリード線２２ の先端半田付部２５と固定接点２１を半田２２ａによって半田付するものである 。
【００１２】 図６〜図８は上記図４，図５に示した実施例のリード線の位置決めを更に容易 にしたものであり、固定接点２６を挟んでリード線保持部２７のＵ字状の溝２７ ａと固定接点２６の中心を結ぶ線上に、リード線２８の半田付部先端２９を保持 する穴３１が形成された保持部３０を設けてリード線保持部を構成するものであ り、リード線２８の中心と固定接点２６の中心ズレが解消でき、また半田２８ａ による半田付でリード線２８の半田付部先端２９の浮上がりなどもなくなり信頼 性の高い半田付ができることになる。
【００１３】 さらに、リード線の先端半田付部が固定されるため、自動半田付も可能となっ て半田付品質（信頼性）の向上と半田付の無人化ができるという利点をも有する ものである。
【００１４】
【考案の効果】
上記実施例より明らかなように、リード線は端子，固定接点などのリード線接 続部とリード線保持部より成るリード線保持装置によって行われ、従来技術のよ うにリード線を手で保持して半田付することが不要となるため、半田付後、半田 が安定して固めることができ、半田付品質が均一化し向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例であるリード線保持装置を設
けたスライドスイッチの斜視図
【図２】同リード線の保持操作を説明するための要部の
断面図
【図３】同リード線の保持状態を説明するための要部断
面図
【図４】本考案の他の実施例のリード線保持装置を設け
たスライドスイッチの斜視図
【図５】同リード線の保持状態を説明するための要部側
面図
【図６】本考案の他の実施例のリード線保持装置を設け
たスライドスイッチの斜視図
【図７】同リード線の保持状態を説明するための要部平
面図
【図８】同要部断面図
【図９】従来のスライドスイッチにリード線を保持する
方法を説明するための斜視図
【図１０】従来の他のスライドスイッチにリード線を保
持する方法を説明するための斜視図
【符号の説明】
１２ リード線挿入穴 １３ 端子 １４，２０ 絶縁基板 １５，２２，２８ リード線 １６，２３，２７ａ Ｕ字状の溝 １７，２４，２７ リード線保持部 ２１，２６ 固定接点 ３０ 保持部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】電子部品の絶縁筺体外に設けられたリード
    線が接続されるリード線接続部と、この近傍に設けられ
    たリード線が圧入・保持されるＵ字状の溝を有するリー
    ド線保持部とで構成されるリード線保持装置。
  2. 【請求項２】リード線接続部を挟んでリード線保持部の
    反対側であって上記リード線保持部に設けられた溝の中
    心とリード線接続部の中心を結ぶ略線上にリード線を保
    持する保持部を設けた請求項１記載のリード線保持装
    置。
JP1991067068U 1991-08-23 1991-08-23 リード線保持機能付電子部品 Expired - Lifetime JP2566151Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991067068U JP2566151Y2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 リード線保持機能付電子部品

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JP1991067068U JP2566151Y2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 リード線保持機能付電子部品

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JPH0520372U true JPH0520372U (ja) 1993-03-12
JP2566151Y2 JP2566151Y2 (ja) 1998-03-25

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Also Published As

Publication number Publication date
JP2566151Y2 (ja) 1998-03-25

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