JPH05203686A - スペクトラム・アナライザ - Google Patents

スペクトラム・アナライザ

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JPH05203686A
JPH05203686A JP1246892A JP1246892A JPH05203686A JP H05203686 A JPH05203686 A JP H05203686A JP 1246892 A JP1246892 A JP 1246892A JP 1246892 A JP1246892 A JP 1246892A JP H05203686 A JPH05203686 A JP H05203686A
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JP
Japan
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variable attenuator
level
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mixer
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Withdrawn
Application number
JP1246892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kato
一夫 加藤
Yutaka Ueki
豊 植木
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Publication date
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Priority to EP92910579A priority patent/EP0547228B1/en
Priority to US07/965,272 priority patent/US5416798A/en
Priority to PCT/JP1992/000677 priority patent/WO1992021984A1/ja
Priority to DE69228232T priority patent/DE69228232T2/de
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミキサが飽和しないようにRF信号入力端の
可変減衰器の調整を自動化して、使い勝手を向上させ
る。 【構成】 可変減衰器制御回路19を設けて、ミキサ3
の入力信号レベルを検出して、そのレベルがほゞ最大許
容入力レベルになるように、可変減衰器を制御する。同
回路19は、例えば可変減衰器2の出力の一部を検波器
21でエンベロープ検波し、その検波出力を比較器23
に入力して基準電圧Er と比較し、比較器23の出力で
可変減衰器2を制御するように構成する。制御回路12
は画像メモリ11にロードされた一画面分のデータより
最大ピーク値を検出し、そのピーク値が管面表示レベル
範囲の最上位になるように、ステップアンプの利得を制
御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスペクトラム・アナラ
イザに関し、特にミキサの飽和防止に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスペクトラム・アナライザを図1
を参照して説明する。入力端子1に入力されたRF信号
は可変減衰器2で適当なレベルに調整されてミキサ3に
入力され、掃引発振器4の出力と周波数混合される。ミ
キサ3の出力はBPF(帯域通過ろ波器)6に入力さ
れ、両入力のビート周波数信号(中間周波信号)が選択
されて、ステップアンプ7に入力され、適当なレベルに
増幅されて、検波器8に入力され、エンベロープ検波さ
れる。検波器8の出力はアンプ9に入力され、適当なレ
ベルに増幅されて、A/D変換器10に入力され、A/
D変換される。A/D変換器の出力は画像メモリ11に
入力され、一画面分の表示データが書き込まれる。画像
メモリ11より読み出された表示データは表示器制御回
路13を通じて表示器14に表示される。
【0003】A/D変換器10,画像メモリ11及び表
示器制御回路13は制御回路12により制御される。ま
た、可変減衰器2及びステップアンプ7は制御回路12
により制御され、標準モードでは互い連動して減衰量及
び利得がそれぞれ可変される。即ち、可変減衰器2の減
衰量をAdB増加する場合には、同時にステップアンプ7
の利得もAdB増加される。従って検波器8の入力レベル
は変化しない。しかし個別モードでは、必要に応じ可変
減衰器2或いはステップアンプ7を単独で可変すること
もできる。
【0004】なお、ランプ信号発生器5よりのこぎり歯
状のランプ電圧が掃引発振器4に供給されると共に表示
器制御回路13を通じて表示器14に供給されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3のスペクトラム・
アナライザで狭帯域測定を行っているものとし、ミキサ
3に図4Aに示すような周波数f1 乃至f6 にスペクト
ルをもつRF信号が入力され、狭帯域幅の表示部分15
を表示器14に表示させる場合に、観測帯域外の周波数
1 の信号レベルが特に大きいため、ミキサ入力レベル
がミキサ3の最大許容入力レベルLmax (図4B参照)
以上であると、ミキサ3は飽和状態になっているため、
表示部分15の周波数f2 ,f3 ,f4 の各スペクトル
のレベルを正しく表示できない問題がある。
【0006】従来はこのような不都合が生じないように
するために、手動により次のような調整を行っていた。
即ち、標準モードで(ステップアンプ7と連動させ
て、)可変減衰器2の減衰量を減らして行く。ミキサ3
は飽和しなければ、既に述べたようにステップアンプ7
の利得も同時に同じデシベルだけ減少されるため、管面
表示レベルは変化しない。しかし、更に可変減衰器2の
減衰量を小さくして行くと、ミキサ3の入力レベルはそ
の許容最大入力レベルLmax を越え、ミキサが飽和する
ため、管面表示レベルが変化する(詳しく言えば減少す
る)。そこで管面表示レベルが変化しない適当な範囲
に、可変減衰器2の減衰量を設定する。ステップアンプ
7の利得は、可変減衰器2と連動されているので、同時
に設定される。
【0007】このように、従来の装置ではユーザが狭帯
域測定時には、その都度、ミキサ3が飽和しないように
可変減衰器2の調整を手動で行わなければならず、使い
勝手が悪かった。この発明の目的は従来の不都合を解決
して、ミキサ3が飽和しないように可変減衰器の調整を
自動化して、装置の使い勝手を向上させようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1) 入力RF信号を可変減衰器を介してミキサに入
力し、掃引発振器の出力と混合し、そのミキサの出力よ
り中間周波数信号を選択して、ステップアンプで増幅し
た後、検波し、その検波波形を表示器に表示させるスペ
クトラム・アナライザにおいて、請求項1の発明では、
前記ミキサの入力信号レベルを検出して、そのレベルが
ほゞ前記ミキサの最大許容入力レベルになるように、前
記可変減衰器を制御する可変減衰器制御回路を設ける。
【0009】(2) 請求項2の発明では、前記可変減
衰器制御回路が、前記可変減衰器の出力の一部をエンベ
ロープ検波し、その検波出力を比較器に入力して基準電
圧と比較し、その比較器の出力で前記可変減衰器を制御
するように構成される。 (3) 請求項3の発明では、前記表示器へ表示すべき
一画面分のデータの最大ピーク値を検出し、そのピーク
値が前記表示器の表示面の表示レベル範囲の最上位に位
置するように、前記ステップアンプの利得を制御する制
御回路を設ける。
【0010】
【実施例】この発明の実施例を図1に、図3と対応する
部分に同じ符号を付し、重複説明を省略する。この実施
例では、可変減衰器2及びステップアンプ7としてディ
ジタル制御可能なものを用い、制御ロジック回路20或
いは制御回路12によりそれらの減衰量または利得をデ
ィジタル制御して設定する。この発明では減衰量の設定
は、ミキサ3の入力レベルがほゞその最大許容入力レベ
ルLmax (図4B)になるように行われる。
【0011】そのため、この発明では可変減衰器2の出
力の一部を検波器21に入力して、エンベロープ検波
し、その検波出力をアンプ22で適宜増幅し、アンプ2
2の出力電圧vを比較器23に入力して、基準電圧Er
と比較する。比較器23の出力は、v>Er のときH
(ハイ)レベル、v<Er のときL(ロウ)レベル、v
=Er のときゼロとなり、制御ロジック回路20に入力
される。制御ロジック回路20は入力信号レベルのH,
Lに応じて、可変減衰器2をディジタル制御し、その減
衰量を増加または減少させる。これにより比較器23の
入力電圧vは基準電圧Er に等しくされる。言い換えれ
ば、比較器23は、v=Er となるように制御ロジック
回路20を介して可変減衰器2の減衰量を制御するので
ある。基準電圧Er の大きさは、v=Er となった時の
ミキサ3の入力信号レベルLi が、ミキサ3の最大許容
入力レベルLmax (図4B)とほゞ等しくなるように、
予め選定されている。
【0012】検波器21,アンプ22,比較器23及び
制御ロジック回路20は可変減衰器制御回路19を構成
している。制御回路12は制御ロジック回路20の可変
減衰器2に対する制御状態を監視し、可変減衰器2の減
衰量がAdB増加されたことを検出して、ステップアンプ
7の利得がAdB増加するように、ステップアンプ7を制
御する。これにより、ステップアンプ7の出力は、その
ときの可変減衰器2の減衰量の大きさに無関係に一定の
レベルに維持される。この時ミキサ3の入力信号のレベ
ルはほゞ最大許容入力レベルLmax に設定され、飽和状
態になることは無いので、狭帯域測定時においても、管
面(表示面)にはスペクトルの正確なレベルが表示され
る。
【0013】更にこの実施例では、観測波形の表示面の
表示領域25に同時に表示できるレベル範囲をできるだ
け広くするように、スペクトル表示波形のピーク点24
を図2に示すように管面の表示レベル範囲27の最上位
になるように、ステップアンプ7の利得を個別に設定し
ている。そのため制御回路12は、管面に表示する前に
画像メモリ11に一旦書き込まれたデータ(例えば周波
数701ポイントの各々について、例えば0〜400段
階のレベルに量子化されている。)を読み出して、最大
ピーク点のレベルを検出し、最大ピーク点が表示レベル
範囲27の最上位に表示されるように、ステップアンプ
7の利得をディジタル制御する。そして制御回路12は
その利得修正後のA/D変換器10の出力を画像メモリ
1にロードし、そのロードしたデータを読み出して表示
器制御回路13を介して表示器14に表示させる。
【0014】なお、制御回路12にCPU(中央演算処
理ユニット)を利用してよいことは勿論である。図1の
実施例では、可変減衰器2及びステップアンプ7として
ディジタル制御可能なものを用い、制御ロジック回路2
0あるいは制御回路12よりディジタル制御するものと
したが、この発明はこれに限るものでなく、アナログ的
に制御するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】この第1,第2の発明によれば、ミキサ
3の入力レベルLi がミキサが飽和することの無いほゞ
最大許容入力レベルLmax になるように、可変減衰器2
の減衰量が自動的に設定され、装置の使い勝手が大幅に
向上する。更に第3の発明によれば、一画面分のスペク
トル表示波形の最大ピーク点のレベルが検出され、その
ピーク点が表示レベル範囲27の最上位になるようにス
テップアンプ7が制御される。これにより管面に表示で
きるスペクトル波形のレベル範囲を最大にすることがで
き、レベルの低い部分のスペクトルの観測が従来より正
確に行え、きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】図1の表示器14の表示例を示す図。
【図3】従来のスペクトラム・アナライザのブロック
図。
【図4】Aは入力RF信号の周波数スペクトル分布の一
例を示す図、Bは図3のミキサ3の入出力特性を示す
図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力RF信号を可変減衰器を介してミキ
    サに入力し、掃引発振器の出力と混合し、そのミキサの
    出力より中間周波数信号を選択して、ステップアンプで
    増幅した後、検波し、その検波波形を表示器に表示させ
    るスペクトラム・アナライザにおいて、 前記ミキサの入力信号レベルを検出して、そのレベルが
    ほゞ前記ミキサの最大許容入力レベルになるように、前
    記可変減衰器を制御する可変減衰器制御回路を設けたこ
    とを特徴とするスペクトラム・アナライザ。
  2. 【請求項2】 前記可変減衰器制御回路が、前記可変減
    衰器の出力の一部をエンベロープ検波し、その検波出力
    を比較器に入力して基準電圧と比較し、その比較器の出
    力で前記可変減衰器を制御するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のスペクトラム・アナライ
    ザ。
  3. 【請求項3】 前記表示器へ表示すべき一画面分のデー
    タの最大ピーク値を検出し、そのピーク値が前記表示器
    の表示面の表示レベル範囲の最上位に位置するように、
    前記ステップアンプの利得を制御する制御回路を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のスペクトラム・アナラ
    イザ。
JP1246892A 1991-05-27 1992-01-28 スペクトラム・アナライザ Withdrawn JPH05203686A (ja)

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JP1246892A JPH05203686A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 スペクトラム・アナライザ
EP92910579A EP0547228B1 (en) 1991-05-27 1992-05-26 Apparatus for measuring the average value of pulse signals
US07/965,272 US5416798A (en) 1991-05-27 1992-05-26 Device for measuring the average value of pulse signals
PCT/JP1992/000677 WO1992021984A1 (en) 1991-05-27 1992-05-26 Apparatus for measuring average value of impulsive signal
DE69228232T DE69228232T2 (de) 1991-05-27 1992-05-26 Verfahren zur messung des mittelwerts eines pulsförmigen signals

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Effective date: 19990408