JPH05203580A - 検査システム装置 - Google Patents

検査システム装置

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JPH05203580A
JPH05203580A JP4208169A JP20816992A JPH05203580A JP H05203580 A JPH05203580 A JP H05203580A JP 4208169 A JP4208169 A JP 4208169A JP 20816992 A JP20816992 A JP 20816992A JP H05203580 A JPH05203580 A JP H05203580A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面レベル欠陥を検査及び処理するための検
査装置システムを提供する。 【構成】 検査すべき物体がまず位置決めされる。レー
ザ光は少なくとも一方向に偏光されて、次に回転ポリゴ
ンミラーから反射され、対象領域にわたって移動する。
複数のファイババンドルを用いて倍増型光電管に戻った
反射光が受信且つ導かれる。倍増型光電管はその光を電
気信号に変換し、対応付けられるエレクトロニクスはそ
の信号をディジタル化し、製造されるピクセルを追跡す
る。ピクセルエッジ境界を追跡し、さらに特定のしきい
値を越えているか又は適切なものとして応じられるかを
決定することによって、対象領域を種々の欠陥について
検査することができる。これら欠陥を基準ベースと比較
することによって、欠陥とそれゆえに検査されるアイテ
ムを分類する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は概して、物品検査方法及
び装置に係り、詳細には複数の光ファイバ、光源及び回
転鏡を用いて対象の高密度充てん領域の高速検査のため
の光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】関連出願 本件は、本発明と同一譲受人に譲渡された印刷装置と題
する係属中の同時出願のアメリカ特許出願ならびに、同
じく本発明と同一譲受人に譲渡された物品検査方法及び
装置と題する同時出願された係属中のアメリカ特許出願
に関連がある。
【0003】半導体装置の製造は、高密度パッケージン
グにますます移行しつつある。従ってこれは、より多く
のデバイスが構成要素又はアセンブリと対応付けられ、
そのためにパッケージ/デバイスの総数が減少するとは
いえ、各パッケージ/デバイスの価値が増大することを
意味する。
【0004】さらに、このように密度が高くなるため
に、高品質の製品を製造することはますます困難であ
る。これに起因する要因の一つとして、種々のステップ
及びプロセスにおいて発生することもある小数の欠陥
が、完全な最終製品又は構成要素を欠陥品にすることが
ある。従って、実際にはかかる密度の増加のために、ス
テップごとの欠陥の数が少なくなっても、今日のより密
度の高い製品にわたり全体として累積的に引き継がれる
結果、不良製品となることもある。
【0005】従って、各ステップ/プロセスを正確に実
行するのみならず、かかる欠陥について各ステップ/プ
ロセス又はその一続きを検査することは、さらに一層重
要なことである。
【0006】このことは、全体のプロセスに掛かる負担
をますます多くする結果となる。これらのデバイスなど
がさらに高密度になると、検査の複雑性は増大する。
【0007】この問題は、多層セラミックス(MLC)
の製造及び検査において特に明らかである。MLCは本
質的には多数の層状回路基板のように実行する。「グリ
ーンシート」と称される技術では、各層は複数のアパー
チャ又は「ビア」を有する。製造中に、これらビアは導
電ペーストで充てんされる必要がある。その後、これら
の充てんされたビアは、さらにビアを含む隣接グリーン
シート上にオーバーレイされる。この方法で、極高密度
MLC「ブリック」を形成するように導電回路経路を貫
通保持する「サンドイッチ」構造が形成される。
【0008】実例として、ガラスセラミックス製品の一
般的レイヤは、160mm×160mm(6インチ、即ち1
52.4mm、四方よりわずかに大きい)のアクティブ領
域上に50、000乃至200、000個(理論的には
それ以上)のビアを有する。かかる密度のために、また
各ビアを検査する必要性に駆り立てられて、視覚検査は
極度に困難である。かかる検査は理想的には、完全又は
部分的に充てんされたビア、過充てんされたビア、ビア
の位置合わせ精度などを考慮又はチェックしなければな
らない。
【0009】不運なことに、かかるパラメータをチェッ
クすることはこれまで困難であったのみならず、それを
実行するための時間は禁止されるほどに長いものであっ
た。市場で用意に入手できるデバイスの中には、かかる
検査を単に適度の信頼性を備えて実行するのにわずかな
時間ですむものがある。所与の日に2〜3枚以上のグリ
ーンシートを検査することが必要になった場合、単純に
検査に必要とされる時間で、日々の生産量の全体を検査
することは不可能である。
【0010】従って、その選択は未検査製品の使用、又
は検査が終了するまで製造のホールドアップ(停止)に
対してなされる。しかしながら、今日のような経済の製
造環境においては、どちらの選択も競争上有効な解決方
法ではない。
【0011】多くの方法が開示され、また、試みられて
きた。かかる方法には、「陰影画像分析によるグリーン
シートのビアホール充てんのための自動2 1/2D形
状検査システム(Automatic 2 1/2D Shape Inspection
System for Via-Hole Fillings of Green Sheets By Sh
adow Image Analysis )」(IEEE, 1989, Ch2750-8/89,
pps 515-520)と題するニノミヤ他著による文献が含ま
れる。ここでは、ビア検査のための陰影画像式理論を用
いたシステムが示される。しかしながら、この方法はフ
ロントエンド(前端)オプティックスが正確且つ高速の
検査に対して単に不適当であるという点で大規模且つ高
密度グリーンシートについては実用的ではない。サンプ
ルの160×160mmのグリーンシートの場合、前記ニ
ノミヤ方法では検査に対して2.5分以上を必要とし、
概算的にはシート当たり0.6誤警報を生じさせ、超ハ
イパワー光源を必要とし、さらに非常に低いピクセル率
で作動することが判断されている。
【0012】第2の解決方法は、アメリカ特許第4、7
37、650号において示される。この文献は走査装置
について述べているが、これが生成する大量のピクセル
データを処理する手段を示すものではない。
【0013】アメリカ特許第4、421、410号で
は、検出可能な欠陥のサイズ/数が制限されている。
【0014】アメリカ特許第4、162、126号は、
特定の種類のみの表面欠陥を検査するためのものであっ
て、その方法では、高密度グリーンシートに対しては非
常に遅くなりすぎる。
【0015】英国特許第1、441、386号(名称
「走査装置」、1976年6月30日公告)では、可動
/揺動ミラーのための光学方式が示されているが、それ
だけでは不完全であり、それ自体は緩慢なものである。
【0016】ブリティッシュ・スチール・コーポレイシ
ョンのR.N.ウェスト著の「自動表面検査用の3個の
レーザ走査器具」(102乃至110頁)には同様に、
収集された大量のデータを処理するための方法が示され
ていない。
【0017】アメリカ特許第3、750、189号で
は、本質的には今日あるファクシミリマシンで使用する
ための光学システムが示されており、このために必要と
される精度が欠けている。
【0018】アメリカ特許第4、681、441号で
は、必要とされる解像度が得られる高速光学走査に要求
される速度が欠けるという点で不十分とされるファイバ
光収集方法が示される。
【0019】アメリカ特許第4、738、533号で
は、光学検査のコースシステムが示される。
【0020】アメリカ特許第3、806、252号及び
同第3、636、363号では、高速でもなく、また小
孔径を測定するには十分に正確ではないメカニズムにつ
いてだけ述べられている。
【0021】「表面欠陥の検出」と題する英国特許出願
第2、117、897号(1983年4月3日出願)で
は、表面の「1」次元の外観のみが提供され、このため
にグリーンシートには全く不適切である。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ビア、アパーチャ、表面及び周辺領域を検査するこ
とのできるデバイスを製造することである。
【0023】本発明の別の目的は、種々のデバイスを検
査するのに容易に再構成できるデバイスを製造すること
である。
【0024】本発明のさらに別の目的は、再加工可能及
び再加工不可能などの種々の欠陥を検査することができ
るデバイスを製造することである。
【0025】また、本発明の別の目的は、自動化される
デバイスを製造することである。
【0026】また、本発明の別の目的は、超高速方法で
大量のデータを処理することのできるデバイスを製造す
ることである。
【0027】また、本発明の別の目的は、光学走査を用
いると共に、ローパワー要件を備えたデバイスを製造す
ることである。
【0028】また、本発明の別の目的は、比較的少数の
可動構成要素を有し、これによって、磨耗及び引っかき
傷の数を減少できるデバイスを製造することである。
【0029】また、本発明の別の目的は、グリーンシー
トの非接触検査を実行するデバイスを製造することであ
る。
【0030】また、本発明の別の目的は、非常に高精度
の、対象の高密度充てん領域を検査及び調査するデバイ
スを製造することである。
【0031】また、本発明の別の目的は、対象の領域に
隣接する汚れを検出及び考慮又は無視することのできる
デバイスを製造することである。
【0032】また、本発明の別の目的は、ビアスクリー
ニング検査システムを製造することである。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明によるビアスクリ
ーニング検査システムは、対象の複数の領域を有する基
板を第1の方向に変換するための手段と、少なくとも1
個の光学エネルギー源と、基板を横切って光源を走査す
るための手段と、走査ビームが基板表面を横切って走査
すると、基板表面に対して所定の角度を維持するように
基板と走査手段との間に位置決めされるテレセントリッ
クf−シータ・レンズと、基板からの走査ビームの反射
光を受光するように作動する基板に対して複数の角度で
配置される一連の光ファイバと、その反射光を電気信号
に変換するための光ファイバに接続される倍増型光電管
手段と、その電気信号を分析するための処理手段と、を
含み、上記処理手段は、対象の領域の受容性を決定する
ために一連の走査ラインから受信される信号を基準値と
比較する。かかるデバイスは本発明によって教示され
る。
【0034】
【実施例】システム概観 本発明は概して3つのサブシステム/構成要素、即ち、
搬送メカニズム、光学検査方式及び電子工学サブシステ
ム、から成り、後者の二つは詳細には後述される。
【0035】図1には、本発明の好ましい利用のための
ビア検査ツール30の斜視図が示される。ビア検査ツー
ル30は、入力ステーション31から構成される。入力
ステーション31には、グリーンシート(図示せぬ)の
収納用MLCマガジンセクション34がある。MLCマ
ガジンセクション34に隣接して、グリーンシートを清
浄にするためのクリーニングステーション32がある。
【0036】エアトラック36は、本発明の検査領域3
7を介してグリーンシートを移動するために利用され
る。シーケンスプリンタ38は検査後のグリーンシート
をマークするために利用されるものであり、その操作は
先述された同時出願の係属中の出願において詳述され
る。
【0037】検査領域37は概してファイババンドル
(束)42が貫通するように取付けられる光学タワー4
0から成る。ファイババンドル42の残りの端部はレシ
ーバ・ボックス44に取付けられる。エレクトロニクス
コンソール48はレシーバ・ボックス44とビア検査ツ
ール30に操作的に接続される。
【0038】検査済みグリーンシートは検査領域37を
介して出力ステーション46に送られ、そこではそれら
の異なる特性、即ち、通過された検査、スクラップ、再
加工可能など、に従ってこれらグリーンシートは再積層
される。
【0039】従って、ビア検査ツール30を用いてグリ
ーンシートを受け取り、また搬送/方向付けをしたり、
ビアをチェックしたり、検査結果に応じて一つの連続操
作におけるすべてのグリーンシートを分類したりするこ
とができる。
【0040】ビア検査ツール30の操作を完全に理解す
るために、後述される詳細な操作とともに次の概観が示
される。実際の操作中に、多数の工程が実施される。グ
リーンシートは最初に入力ステーション31にロードさ
れる。次に、それは精密搬送テーブル上で位置合わせさ
れる。グリーンシートはさらに検査領域37に移動され
て、そこではレーザ走査が(下記に詳述されるように)
実行される。基準信号はグリーンシートの「クリーンシ
ート」領域のこのレーザ走査から得られる。「クリーン
シート」領域は、グリーンシートのビア無し前縁部を意
味している。この基準信号は、また別の検査、即ち、
黒、白、グレイの反射レーザ光の3つの光レベル、につ
いてしきい値レベルを設定する。
【0041】グリーンシートが走査レンズの下を移動す
ると、全体のビア・アレイ領域の完全なラスター走査方
式が実行され、且つ位置合わせされる。後方反射レーザ
光は、5チャネルのファイバ光センサーアセンブリによ
って離散的角度でサンプル化されるビデオ信号を提供す
る。この5チャネルのファイバ光センサーアセンブリは
5個の個別の倍増型光電管を含む。各ビアの形状抽出
は、好ましくは87メガヘルツで作動する高速電子プロ
セッサアセンブリ内で実行される。最大形状の大きさ
は、ビアごとのx、y及びz座標範囲において決定され
る。その結果、各グリーンシートの完全な配置はプロセ
ッサエレクトロニクスによって実行される。
【0042】グリーンシートは次に、印刷によってマー
クされ、先述されたように、さらに配置のために出力ス
テーション46に移動される。
【0043】光学サブシステム 好ましい実施例において、光学的構成は4つの検査条件
に基づいて決定された。しかしながら、本発明の精神及
び範囲から逸脱することなく他の規準を用いてもよいこ
とが留意されるものである。これら4つの条件は以下の
通りである。 1.部分充てん検出(Z軸):グリーンシートの表面か
ら所定距離よりも深いビア内に導電ペーストの不在を検
出する能力。スロープ式又は不適切な充てんの場合は最
も浅い地点に対し計測される。 2.ビア内の導電ペーストがX又はY方向の所定の設定
限度を越えるかどうかを決定するためのオーバーサイズ
(過大寸法)検出。 3.ビアパターンに2つ又はそれ以上の数の隣接スペー
シング侵害がないことを保証するために、ペーストが各
ビア周辺の所定の設定境界を越える/侵害するかを決定
し、それによってショートの可能性を除くためのスペー
シング検出。 4.予めセットされたウィンドウ内の汚れを決定するた
めの汚れ検出。
【0044】図2及び図3には、本発明の好ましい実施
例のグリーンシートとビアの光学レーザ走査の方式が図
解形式で示されている。より詳細には、検査すべきシー
ト表面50が示される。各シート表面は2方向に方向付
けられる。搬送方向52は、グリーンシートがビア検査
ツール30を移動する方向である。走査ライン方向54
は搬送方向52に対し垂直であり、またレーザがシート
表面50を走査する方向である。
【0045】本発明の好ましい実施例では、5箇所の光
学チャネル又はレーザ経路は、グリーンシート表面50
を検査するために用いられる。光は、グリーンシート表
面50に対し実質的に垂直な照明方向76においてグリ
ーンシート表面50で照射され、回転鏡又はスピナー2
10(図11で示され且つ以下で詳述される)を使用し
て走査ラインに沿って移動される。これによって、走査
方向54を越えて移動するように照射方向76は本質的
に移動されることになる。さらに、グリーンシートが搬
送方向52に移動すると、グリーンシート表面の全体は
「走査される」ことになり、このため各領域、即ち、各
ビア72及び各隣接領域がレーザ照明されることにな
る。従って、光は照射中の特定の領域から反射されて戻
る。
【0046】本発明の好ましい実施例における総数5個
の光学チャネルは、反射光を受光するように位置決めさ
れる。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、所
望であればチャネルの数を増減してもよいことは理解さ
れるべきである。本発明の好ましい実施例において、チ
ャネルの方向付けは以下の通りであり、図2で表された
ようなものである。 1.チャネル1−(アイテム56)−シャロー(浅い)
・リーディング(前端)は、シート表面50の平面から
42.4度である。 2.チャネル2−(アイテム58)−シャロー・トレー
リング(後端)は、シート表面50の平面から42.4
度であるが、走査ラインの反対側から計測される。 3.チャネル3−(アイテム60)−ディープ(深い)
・リーディングは、シート表面50の平面から59.7
度であり、これはチャネル1と同一方向である。 4.チャネル4−(アイテム62)−ディープ・トレー
リングもまた、シート表面50の平面から59.7度で
あるが、但し、チャネル2と同じ方法でチャネル1の走
査ラインの反対側から計測される。 5.チャネル5−(アイテム64)−シート表面に対し
て垂直である(シート表面50から「Z」方向にあ
る)。
【0047】検査すべき対象の異なる領域におけるチャ
ネル数とチャネルの方向付けが異なることがあっても、
上述のように方向付けられた上記5個のチャネルは、本
発明のビア72に対する十分な解像度を提供することが
確認されている。
【0048】本発明の好ましい実施例において、チャネ
ル1乃至4(58−62を含む)の各々は、光収集用に
2列で、各列が100本のストランド(繊維系)列に配
列された200本の1ミリメートル径の光ファイバのバ
ンドルから成る。第5のチャネル64は、先述したよう
に再帰反射信号用の単一ファイバを使用する。これらの
ファイバは、レシーバ・ボックス44で終結するファイ
ババンドル42を含む。これらの信号のしきい値は、グ
リーンシート66の表面が100%レベルのベースを形
成するように設定され、一方、ペーストレベルは第5の
チャネル64では70%に設定され、さらに58−62
を含めた残りの4個のチャネルのオブスキュレーション
(食)レベルに対して30%に設定される。
【0049】本発明の好ましい実施例において、本発明
の光学システムではレーザ・スキャナを用いて18ミク
ロンのHeNeスポットでグリーンシート66に対して
垂直に照射する。反射光は、処理用の5個の別個のチャ
ネル上でピックアップされる。チャネル1と2は、一部
充てんされたビア72のオブスキュレーション領域を決
定する。チャネル3と4はビア72のオブスキュレーシ
ョン領域を測定する。チャネル5は再帰反射用であり、
またスペーシング、オーバーサイズ、汚れを決定するた
めに、導電ペースト70とグリーンシート68とのコン
トラストを求め、ビア72が中心部に凹部74を有する
(一般にピットとして分類される)場合は、誤表示又は
非充てんビアとしての分類によって誤ったエラーを最小
限にするように部分的充てんの欠陥として分類される。
【0050】図4には、最大限に充てんされたビア80
から最小量の充てんのビア88までの範囲の一連の種々
のビア充てん量が表示される。照射方向76及び反射光
78の種々の角度が示されている。ここでは、ライトの
反射角度が走査方向に沿った位置にどのように依存する
かが理解される。さらに、反射光の量がビア充てんの量
によってどのように依存するかも明らかである。一例に
よると、最大限に充てんされたビア80において示され
るように照射方向76が同じ位置にあるが、部分的にの
み充てんされたビア82−88が観察されているなら
ば、反射光78の量及び角度はゼロから最大強度までダ
イナミックに変化し、そしてチャネル1乃至5(アイテ
ム56−64を含む)によって受光されることになる。
【0051】従って、図4に示されるように「シャロ
ー」及び「ディープ」コレクタ角度を参照して、以下の
ことがわかる。 1.完全に充てんされたビア80の場合、シャロー及び
ディープコレクタ角度90、91それぞれのチャネル1
乃至4は同一量の導電ペースト反射光100を受光す
る。 2.部分的に充てんされたビア82の場合、シャロー及
びディープコレクタ角度92、93それぞれのチャネル
1乃至4は、本質的には同量のシャドー102を受け取
るとはいえ、各々は完全に充てんされたビア80よりも
少ない照度の部分的又は減少されたビア充てん反射光1
00を受光する。 3.より少なく部分的に充てんされたビア84の場合、
シャロー及びディープコレクタ角度94、95それぞれ
のチャネル1乃至4は異なる量のシャドー102を受け
取り、各々はビア80、82よりも少ない照度の部分的
又は減少されたビア充てん反射光100を受光する。 4.さらに少なく部分的に充てんされたビア86の場
合、シャロー及びディープコレクタ角度96、97それ
ぞれのチャネル1乃至4は、ゼロ及びビア80、82、
84よりも少ない照度の部分的のビア充てん反射光10
0を受光する。 5.最小に充てんされたビア88の場合、シャロー及び
ディープコレクタ角度98、99それぞれのチャネル1
乃至4は、ゼロ及びビア80、82、84、86よりも
少ない照度の部分的なビア充てん反射光100を受光す
る。
【0052】従って、上記方法では、隣接ビアと同様
に、基準ビア又は一組のビアに対して容易に対比がなさ
れる。これにより実際に、再設計等を必要とせずに動的
ベースにおいて変化できるビアの「適合量」を決定する
ことができる。
【0053】図5には、走査方向のスポット位置対搬送
方向のグリーンシート位置を示すグラフィック形式によ
る部分的に充てんされたビアのピクセルマップ表示が示
される。このピクセルマップは、以下に詳述されるよう
にレシーバ・ボックス44とエレクトロニクスコンソー
ル48との相互作用によって作られる。部分充てんの決
定は、30%のしきい値を越える所与の形状に対するピ
クセルの数をそれに向き合うチャネル(即ち、チャネル
1と2、及びチャネル3と4)のそれと比較することに
よって実行することができる。本発明の好ましい実施例
において、2つの領域値の内の最低値を用いて、検出す
べき深さに対応する所定の値が超過されるかどうかを決
定する。本発明の好ましい実施例におけるこの所定値
は、ファームウェア又は普通のフラギングが本発明の精
神及び範囲から逸脱することなしに利用され得るものと
はいえ、ソフトウェアで設定される。
【0054】図6には、第5のチャネル64を用いて部
分的に充てんされたビア108とピット状のビア110
とを区別する方法が示される。ピット状のビアを部分的
に充てんされたビアのようにフラグされることを防止す
るために、好ましくはアルゴリズムが用いられる。チャ
ネル1及び2(符号56、58)は、下限と上限を有す
るように設定される。オブスキュレーション領域がその
下限を越えない限り、定義付けによって良好なビアと考
えられる。オブスキュレーションのレベルが下限よりも
大きく、但し上限よりも小さい場合、修復できないディ
ープ部分充てんが考えられる。オブスキュレーションが
上限を越える場合、第5のチャネル64のしきい値が使
用される。オブスキュレーションがこの第5のチャネル
しきい値を越えない場合、修復可能な部分充てんされた
ビアと考えられ、第5のチャネルしきい値を越えると、
受容可能な寸法のピットであると考えられて、良好なビ
アとして進められる。
【0055】この検出方法は、ディープチャネル3、4
(アイテム60、62)が使用されなくとも、ある環境
では受容されると考えられることもある。しかしなが
ら、本発明の好ましい実施例では、ディープチャネルを
用いてより大きな適応性を提供することができ、より正
確に、ビア充てんの「質」を判定することができる。従
って、ディープチャネルを上記で詳述されたシャローチ
ャネル1、2(アイテム56、58)とほとんど同じ方
法で使用且つ比較される。さらに、異なるチャネルの異
なる集合間、即ち、ディープ対シャロー、で比較を行な
ってもよい。
【0056】図7には、オーバーサイズ検出の処理方法
についての図解的な図が示される。このオーバーサイズ
検出は、第5のチャネル64を使用して達成される。走
査方向54をX軸として、また搬送方向52をY軸とし
て使用してX−Yグラフフォーマットにおいてビア72
に対する導電ペースト70のプロットが示される。ビア
72の周囲に隣接して、境界領域112が示される。実
際、本発明では、X軸及びY軸方向での上限を決定する
ために各形状の立ち上がり及び立ち下がりの変わり目が
考慮又は求められる。「ボックス」又は境界領域112
はさらにアルゴリズム的に構成され、実際にX値又はY
値が何れかの軸上で所定の限度を越えると、ビア72は
オーバーサイズであるとしてフラグされる。このような
方法によると、本発明のハードウェア/光学システムを
変化させることなく、ビアサイズとそのためのオーバー
サイズ条件を変更させることもできる。
【0057】従って、スペーシング検出/侵害に対して
さらに第5のチャネル64をどのように使用できるかに
ついての方法が容易に明らかにされる。図8では、スペ
ーシングがどのように考慮されるかを示す図7と同様の
図式プロットが示される。さらに境界領域112が考慮
されている。しかしながら、オーバーサイズ検出以外の
処理が実行される。本発明の好ましい実施例では、X軸
及びY軸の形状の後縁部からゾーンが効果的に構成され
る。このゾーンは汚れ又は破片114を含むすべての特
徴に対して実行される。何かがスペーシングウィンドウ
に書き込まれるような場合、スペーシング侵害が言明さ
れて、これは所望の例えば、スクラップのようなものと
して処理することができる。さらに本発明の好ましい実
施例では、より一層緊密な幾何学的構造の検査を可能に
するためにスペーシングウィンドウ115のコーナーを
アルゴリズム的に「円形にする」ことができる。
【0058】汚れ又は破片114はX軸及びY軸上の限
界を考慮することによって処理される。それらが所定の
限界よりも下であると、破片114は製品にとって有害
となるには小さすぎるものとして無視される。従って、
この限界を越えると、製品はフラグ、即ち、スクラッ
プ、再加工など、にされる。
【0059】本発明の光学スキャナは、回転多面鏡シス
テムを利用したマルチ・チャネルシステムである。この
方法の好ましい概観は図11と図12を参照して理解す
ることができ、図11はレーザの光学経路の図式表示で
あり、図12はレンズアセンブリのより詳細な図式表示
である。
【0060】本発明の好ましい実施例において、光学/
スキャナ配置154は、好ましくはほぼ9mWのパワー
出力を有するHeNeレーザ198から形成されるレー
ザベンチ199を含む。レーザ198から放射するレー
ザ光はまず、状態モニタ192を形成するレーザパワー
検出器194に向けるレーザパワービームスプリッタ1
96に突き当たり、これによってレーザの連続的作動を
可能にする。レーザ光はまた、ビーム形成ベンチ201
に入り、まず第1のビームステアリングミラー200に
突き当たる。レーザ光はさらに第1のシリンダー状レン
ズ202と次に第2のシリンダー状レンズ204を通過
する。第2のシリンダー状レンズ204を出た光は第2
のビームステアリングミラー208に突き当たる前にダ
ブレット206を通過し、これによってビーム形成ベン
チ201を出る。次に光はビームステアリングベンチ1
77に入り、ホール・イン・プレートビームスプリッタ
178を通過する。ビームスプリッタ178を出るレー
ザ光は、さらに第3のビームステアリングミラー176
に突き当たる。
【0061】ホール・イン・プレートビームスプリッタ
178から第3のビームステアリングミラー176に突
き当たる光は、スピナーウィンドウ174を通過し、ス
ピナー210の八面の一面に突き当たる。スピナー21
0の一面に突き当たる光は、スピナーウィンドウ172
を通過し、走査レンズアセンブリ157を通過して、グ
リーンシート66上に方向付けられる。再帰反射を用い
てグリーンシート66の表面に突き当たる光の中には後
方反射されることによって、スピナーウィンドウ172
を通過し、スピナー210の一面から反射してスピナー
ウィンドウ174を通過し、第3のビームステアリング
ミラー176の表面から90度で反射する。この戻り光
は、その低照度のためにスプリッタ178の表面に突き
当たるだけで、ホール・イン・プレートビームスプリッ
タ178から90度で反射される。第5のチャネルベン
チ179に入ると、光は凸面のシリンダー状レンズ18
0、凹面のシリンダー状レンズ182、及び偏光子18
4を通過する。光はさらに、第5のチャネルミラー18
8に突き当たる前にレンズ186を通過し、第5のチャ
ネルファイバ190に入る。
【0062】走査レンズアセンブリ157には、先述さ
れたように多数のファイババンドルが含まれている。図
2に示されるように、シャローリーディングに使用され
るチャネル1(アイテム166)用と、ディープリーデ
ィングに使用されるチャネル3(アイテム168)用の
かかる2個のファイババンドルが示される。走査レンズ
アセンブリ157は、グリーンシート66の表面を走査
することを可能とするように上側及び下側シリンダー状
レンズ162、164にそれぞれ隣接している。走査ミ
ラー158の開始は、走査ファイバの起動と関連して使
用されるレーザシステムに対する初期設定又は開始/停
止地点を提供するためのものである。止め具(ストッ
プ)160は、位置合わせ精度のために設けられる。
【0063】図12(A)及び(B)には、走査レンズ
アセンブリ157をより詳細に表わした図が示される。
グリーンシート66に対するチャネルファイバ56、5
8、60、62の方向付け及び走査レンズアセンブリ1
57内のレンズが示される。
【0064】先述したように、本発明の光学スキャナサ
ブシステムは、マルチ・チャネルレーザに基づく回転ポ
リゴンミラーシステムである。このシステムは本発明の
好ましい実施例においては、フラットフィールドテレセ
ントリック・アナモルフィックf−シータレンズシステ
ムを用いて、移動するセラミックグリーンシート上に突
き出た17ミクロンサイズの飛点から隣接ラスタを生成
する。
【0065】レーザ源は好ましくは「s」に偏光され
て、1%パワーレベルセンサーフォトダイオードである
レーザパワー検出器194を通過するように方向付けさ
れる。光はまた、図示の90度回転するようにビームを
方向付ける最大反射率の多層誘電体(MLD)折り畳み
ミラーである第1のビームステアリングミラー200に
入射する。次に光は、実際には互いに直交して方向付け
られる2個の入力シリンダー状レンズ202、204
と、出力球面状ダブレット206と、から成るアナモル
フィックテレスコープであるアナモルフィックビームシ
ェーパ−エキスパンダの入力アパーチャ内に方向付けら
れる。接線面において、第1のシリンダー状レンズ20
2は光学パワーを有する一方、第2のシリンダー状レン
ズ204にはそれがない。この平面上で、システムは
「集束テレスコープ」としての働きをし、中間画像を多
面スピナー210の一面でスプリット幅にまで収束す
る。
【0066】本発明の好ましい実施例では、本発明の精
神及び範囲から逸脱しなければ、スピナーの面がこれよ
り多かったり、又は少なかったりしてもよいことは理解
される。さらに、レーザを1個以上利用してもよく、一
方、照射光76の方向付け又は方向(図3)を検査中の
表面に対し直角とは異なる角度に置いてもよい。
【0067】サジタル平面では、第1のシリンダー状レ
ンズ202には光学パワーがないので、そのためにシス
テムは本質的には光学パワーを有する第2のシリンダー
状レンズ204から構成されて、ポリゴンスピナー21
0の小平面に入射する幅が約10.8mmの平行バンドル
となる出力球面状ダブレット206に対し作用を及ぼ
す。従って、シェーパ−エキスパンダ201、177は
それぞれ、高さが約130ミクロンで、スピナーウィン
ドウ172、MLD被覆ウィンドウを通過した後にポリ
ゴンスピナー210の小平面に入射する幅が10.8mm
であるスリットを生成している。従って、レーザ光は、
反射光が先述したようにファィババンドルの断面領域を
通過するように正確な断面領域内にある。
【0068】従って、回転ポリゴンミラースピナー21
0では、サジタル面では幅が10.8mm、接線面では高
さが0.130mmの入力レーザ照射スリットが見られ
る。この光は完全な(+、−30度)面回転にわたって
送られ、スピナーハウジングの出力ウィンドウを通過
し、アナモルフィックテレセントリックf−シータ走査
レンズ157に入る。
【0069】図12においてより詳細に示されるよう
に、テレセントリックアナモルフィックf−シータ走査
レンズ157の配置は多数の要素から構成される。ポリ
ゴンファセット(小平面)から測定されるレンズの最初
の4つの要素は、走査光バンドルが球面レンズの入射ひ
とみを横切る時に通常明らかなノーマル・ピンクッショ
ン変形影響が修正されたことを意味するf−シータ条件
を満たしている。画像スペース内のフィールドの接線
(シータ)カーブに続く物体スペース内の光線位置とい
うよりはむしろ、すべての物体座標は焦点長xシータ機
能に続く直線方法で画像スペースに入射することにな
る。従って、「自然」変形のためのこの補償は、レンズ
エレメント湾曲部及びレンズの入射ひとみをポリゴンス
ピナー210の一小面部に、又はレンズの外側に置くと
ともにスペーシング調整によって達成される。この外部
の入射ひとみ距離は臨界的であることが理解されてお
り、実際にはポリゴンファセットの最適位置を決定す
る。
【0070】先述したように、エレメント#4の背面か
ら約99mmのところにある空域のあるダブレットは正エ
レメントと結合される負エレメントから構成される。こ
のダブレットはフィールド平たん化器具(フラットナ
ー)としての働きをし、サジタル面のレンズシステムの
テレセントリック性に対しなお一層の修正を行なう。さ
らに、隣接するシリンダーレンズダブレットは、サジタ
ル面のレンズに対して光学パワーを寄与しない。しかし
ながら、フィールド平たん化器具により導かれる付加さ
れたテレセントリック性によって、非点収差を導入する
ことなくシリンダー状アセンブリを走査ライン錐体(コ
ーン)の通過が可能となる。さらに、サジタル面に存在
する焦点パワーは、全体として4個の球面状要素に加え
て2個のフィールド平たん化器具により、グリーンシー
ト66の表面にf/15収束錐体を生成する10.8mm
幅のサジタルビームとともに作動する。
【0071】しかしながら、接線面ではオプティックス
は異なることによって、グリーンシート66の表面に最
も近接するシリンダー状レンズダブレットは光学パワー
を有する。ポリゴンファセットでの接線高度は現在、f
/100錐体内に反射する0.130mmのオーダにあ
る。従って、シリンダー状ダブレットに結合される6個
の球面レンズ要素は6.8x変形システムとして作動す
るマイクロスコープ型アセンブリを構成し、これによっ
て本発明のビア/グリーンシートのサイズ処理に対し満
足できることが理解されている。これによって、ファセ
ットでのf/100錐体をグリーンシート66の表面で
f/15接線錐体に変形する。
【0072】従って、本発明のアナモルフィックテレセ
ントリックF−シータ走査レンズは、グリーンシート面
に17ミクロンのサジタル及び接線のf/15スポット
サイズをともに生成する。このスポットサイズは、本発
明のビア密度/サイズに対し最適であることがわかって
いる。しかしながら、本発明の精神及び範囲から逸脱す
ることなく、異なったスポットサイズが構成されること
は理解されるべきである。
【0073】さらに、アナモルフィック入力ならびにア
ナモルフィック出力オプティックスは回転ポリゴンミラ
ー210のピッチ角度を減少する利点もまた提供し、こ
うして「バンド」効果からより均一のピッチラスタを提
供することになる。さらに、スピナー210が高い数の
ビアを有するグリーンシートを走査するために必要な適
切な解像度と速度を提供するように、28、500rp
mの速度で回転するのが好ましいことは既に確認されて
いる。
【0074】従って、概論としては本発明の光学部分
は、ブライト(明)フィールド及びダーク(暗)フィー
ルドの両フィールドにおける走査済みグリーンシートか
ら反射光を収集する。ファイバ光コレクタのファンは、
シリンダー状レンズダブレット回りに左右対称に配置さ
れる。2個のトレーリングファイバ、即ち、ディープト
レーリングとシャロートレーリング、は2個のリーディ
ングファイバ、即ちディープリーディングとシャローリ
ーディング、と同様、ダークフィールド検出の2つのレ
ベルを各々表示する。200本の1mmの光ファイバから
成るシャローファイババンドルは、100本ごとのサブ
バンドルにグループ化される。これらのシャローファイ
ババンドルは、グリーンシート表面との面一から少なく
とも40ミクロン下方までの導電ペーストを調べる。デ
ィープファイバは80ミクロンの深さよりも深い充てん
を測定する。トレーリングとリーディングの両方による
二組のダークフィールドファイバの使用がスロープ状ビ
ア充てんの検出を保証することが確認されている。
【0075】第5のチャネルはブライトフィールドチャ
ネルであって、再帰反射方式で作動する。グリーンシー
トの表面又は導電ペーストからの光は中央ビームスプリ
ッタのホールへ戻る。ビームスプリッタは一組の交差シ
リンダー状レンズを介してレンズの入射ひとみ内にブラ
イトフィールド光を折り重ねる。このチャネルはレーザ
フィードバックを抑圧し、スパークルを除去するために
偏光子を含む。レンズはその集められた光を単一の1mm
光ファイバサイズにまで集束する。ファイバアセンブリ
のすべては後述されるように、光学タワー40の外部に
ある倍増型光電管サブシステムで終結する。
【0076】エレクトロニクスサブシステム エレクトロニクスコンソール48(図1)に効果的に含
まれる本発明の電子処理システムは、下記の5個の主要
部に分割できる。 a.レシーバ・ボックス:倍増型光電管(PMT)と、
PMT、走査の開始(SOS)、超高利得(EHT)制
御とレーザ制御とモニタ用前置増幅器と、から構成され
る。 b.アナログラック:アナログコントローラ及びアナロ
グプロセッサ。 c.高速バッファラック:高速バッファコントローラ、
高速バッファカード。 d.特徴抽出ラック:マスターカード、スレーブカー
ド、X−Yカード。 e.パラメータ組み合わせラック:マイクロプロセッサ
・カード、インタフェース・カード、領域、サイズ、ス
ペーシング侵害入力FIFO、スペーシング侵害論理−
結合ビットメモリ。
【0077】a.レシーバ・ボックス 本発明のレシーバ・ボックスはその中心に、倍増型光電
管(PMT)及び前置増幅器を有する。これらのデバイ
スは種々のチャネル(チャネル1乃至5)によって受信
される光学エネルギーを電気信号に変換する。PMTの
出力が本質的には電流源であるので、それはアナログプ
ロセッサへの入力として導入される前に、電圧関連信号
に変換される(図10において以下で詳述される)。P
MTと前置増幅器の特性は忠実且つ正確な信号変換に対
して臨界的であることが確認されている。従って、以下
のPMT及び前置増幅器特性は本発明の好ましい実施例
での使用に対して適切であることが確認されている:P
MT−pmtはルーメン当たり1Aの利得で200MH
z以上の周波数で作動すべきである。前置増幅器−好ま
しくは、作動バンド幅はその出力側の3%ノイズに対応
する30dBより大きい信号対ノイズ比を有する約40
MHzである。
【0078】b.アナログラックアナログプロセッサ アナログ処理エレクトロニクス及び特性は、図9と図1
0のブロックダイアグラムで示される。一般には、種々
の信号のしきい値は2つのレベルであり、約30%と約
85%である。図9には、しきい値を有する一般的な信
号が示される。一個の欠陥があるビデオ信号116で
は、信号が30%しきい値より下に降下していることが
示される。この信号は規準信号118に印加されたり、
又は照合される。従って、ディジタル出力信号120は
実際のサンプルに対する規準の差の関数として一個の欠
陥116の位置を示す。
【0079】本発明の好ましい実施例では、5個のビデ
オ信号(チャネル1乃至5)の各々を処理するために5
個のアナログプロセッサがある。先述したように、ビデ
オはビデオ信号の記憶基準バージョンと、しきい値が交
差されるごとに生成されるディジタル出力120と、比
較される。本発明の好ましい実施例では、各プロセッサ
は2個のしきい値、即ち、チャネル1乃至4に使用され
るブラックレベルしきい値と、第5のチャネルのための
グレイレベルしきい値と、を有する。
【0080】図10には、ブロックダイアグラム122
によってアナログ信号処理の好ましい概観が示される。
ビデオ信号はビデオ入力ライン124で導入される。こ
のビデオは、ビデオを好ましくは100KHz付近にバ
ンド制限するために切替えフィルタ126を通過され
る。フィルタ126は、信号が平均レベルに急速に到達
することができるようにより少ない時間定数に前縁及び
後縁で切替えられる。これによって、アナログ回路構成
の全体の「スループット(処理能力)」と、それゆえの
全体の検査システムの動作の向上が促進されることにな
る。ビデオ入力信号124はさらにコンパレータ14
6、148の一入力に導かれる。フィルタ126の出力
は、アナログ−ディジタル変換器130への導入のため
のゲート化サンプルホールド回路128に導入される。
A−D変換器130の出力は、ランダムアクセスメモリ
装置134とディジタル−アナログ変換器138とに相
互接続するバスに導かれる。制御論理132は、切替え
フィルタ126、サンプルホールドスイッチ128及び
A−D変換器130をゲート/制御するために使用され
る。制御論理132は、さらにその出力側で、ランダム
アクセスメモリ(RAM)134への読み出しと書き込
みを制御するために使用される読出し/書込み制御信号
を有する。制御論理132からのリセット信号はアドレ
スカウンタ136を制御するために使用され、一方、制
御論理132からのラッチ信号はD−A変換器138を
ゲートするために使用される。RAM134はA−D変
換器130からのデータを受信し、それをD−A変換器
138に導入するために相互接続される。RAM134
のアドレス位置はアドレスカウンタ136によって制御
される。
【0081】D−A変換器138の出力は、増幅器14
2、144の入力に導かれる出力を有するローパスフィ
ルタ140に導かれる。これらの増幅器142、144
はそれぞれ− .30及び− .85のしきい値レベルに対
するものである。増幅器142、144の出力はコンパ
レータ146、148の残りの入力にそれぞれ導かれ
る。従って、アナログ回路構成122は、85%のしき
い値ディジタル出力150と30%のしきい値ディジタ
ル出力152を生成する。
【0082】従って、本発明の好ましい実施例では、ビ
デオ信号は4マイクロ秒ごとにディジタル化されて、4
マイクロ秒アクセス時間を有する2メガバイト容量のR
AM内に格納される。グリーンシートが検査中である間
は、この基準信号はD−A変換器と可変利得ステージを
介してプレイバックされることによって、ペデスタル内
の欠陥を取り除き、さらにグレイとブラックのビデオ信
号レベルに対応するディジタル信号を生成するために入
力ビデオで合計される調整可能なしきい値を得ることが
できる。
【0083】アナログコントローラ アナログコントローラカードには以下の3つの機能があ
る。その一つは、搬送システムに対しインタフェースを
提供することであり、即ち、「シートホールド」信号を
生成すると同様に「シート・イン」及び「インスペクト
(検査)」信号を終了させることである。二つ目は、
「走査の開始」信号を終了させて、「EHTホールド」
信号を生成することによってレシーバのエレクトロニク
スにインタフェースすることである。最後は、アナログ
プロセッサカード及び必要ならば種々のシステム信号に
よって要求されるすべての共通制御信号を生成すること
であり、これらはすべて「ハウスキーピング」事項と称
することもできる。
【0084】c.高速バッファラック高速バッファカード 高速バッファカードは、チャネル信号のエッジの座標を
格納し、そのようなものとしてはこれらの信号を非常に
高いバーストレートで格納することができる。本発明の
好ましい実施例では、この情報は11.53ナノ秒周期
(86.7MHz)及び1024特徴によるものであ
る。しかしながら、この情報の読み出しは、非常に遅い
速度で生じる可能性もある。
【0085】読み出しと書込みの両方を同時に発生する
ことができるように、2個のメモリが使用されており、
この1つは書込み用で、もう一方は読み出し用である。
本発明の好ましい実施例では、高速バッファカードは正
エッジに応答するのみである。特徴の立ち上がりエッジ
及び立ち下がりエッジをともに処理するために、高速バ
ッファは対になって配置され、その対の間で反転される
正及び逆差動の「ラッチ立ち上がりエッジ」信号を備え
ている。
【0086】さらに、本発明の好ましい実施例では、本
発明の精神及び範囲から逸脱することなくTTL又は他
の種類の論理を利用することもできることが理解される
べきであるとは言え、エレクトロニクスはエミッタ結合
論理(ECL)において実行される。
【0087】高速バッファコントローラ 高速バッファコントローラは上記の高速バッファカード
によって要求されるすべての共通制御信号を生成する。
これらの信号は、「走査の開始」信号を起動するために
同期される86.7MHzマスタークロックから生成さ
れるのが好ましい。従ってこのクロック周波数によっ
て、スピナー210が上述の28、500rpmで回転
している場合、方形ピクセルが付与される。アナログコ
ントローラからのすべての信号入力はこのカードで受信
され、マスタークロックに同期され、さらにマスターチ
ャネルデータを生成するために組み合わされる。
【0088】d.特徴抽出ラック 本発明の好ましい実施例では、検査済みのグリーンシー
ト表面66からのデータがライン・バイ・ラインベース
で(ラインごとに)累積される。しかしながら、このデ
ータの結果はビアごとに要求される。従って、ラインご
との各ビアからのデータは、隣接ラインの同一ビアから
のデータとリンクされなければならない。従来の画像処
理システムがフレーム・バイ・フレームのベースで(フ
レームごとに)この種のデータを取り扱うとは言え、こ
れらシステムは収集されるべきすべてのデータを待って
いる。明らかに、このアプローチがかなりの量のグリー
ンシートを検査する場合に許容されず、その理由は、シ
ステムからの画像が少なくとも16、000ピクセル四
方であるからである。従って、データはわずかに異なる
方法によって調べられるので、このため、このデータを
制御可能に処理する影響を有する。各ビアごとに必要と
されるデータは以下の通りである。 a.ビアのX及びYバウンド(境界) b.ビアの領域 c.シャドー領域のX及びYバウンド d.シャドーの領域
【0089】このため、単に上記を考慮することによ
り、そのシステムは、本発明の好ましい実施例では、一
対の座標当たり約400ナノ秒で800対の座標まで要
求するにすぎない単一の走査時間でより下位の一対の座
標を取り扱う必要があるにすぎない。
【0090】マスターカード 本発明のマスターカードは、高速バッファマスターカー
ドから取り出されるエッジデータを処理する。このカー
ドはそのエッジをファースト・イン・ファースト・アウ
ト(fifo)メモリデバイス(高速入出力メモリデバ
イス)に格納し、最終エッジの座標をすべてのスレーブ
カードに出力する。5個のスレーブすべての処理が終了
すると、マスターカードはマスター高速バッファからの
次なる一対のエッジを要求し、これを関連走査ラインに
対するマスター高速バッファ内にエッジがもはや存在し
なくなるまで繰り返す。マスターカードは次に、新しい
走査ラインを起動し、最終走査のfifoに格納される
第1の集合のエッジを要求する。それらはオーバーラッ
プすると、同じ機能の一部として、組み合わされる。格
納された一対のエッジの前でエッジがともに生じる場
合、それらエッジは新機能の開始又は対象の領域として
格納される。
【0091】従って、マスターカードは現ライン上の特
徴に対する制限範囲を更新し、さらに、これらの制限範
囲内のデータを獲得し、これを処理するためにスレーブ
プロセッサを識別する。すべてのスレーブプロセッサの
処理が終了すると、次にマスタプロセッサはさらに多く
のデータを獲得し、その特徴が完了されたかどうかを決
定し、もしそうならば、さらに次のパラメータ組み合わ
せラックへの座標の出力を制御する。
【0092】スレーブカード スレーブカードは、ブラック又はホワイトのスレーブの
何れか一方であるように構成される以外は全く同じもの
である。チャネル1乃至4はブラックエリアを処理する
ために使用され、チャネル5はホワイトエリアを処理す
るために使用される。このスレーブカードは、マスタチ
ャネルの制御の下でホールサイズ情報を格納するために
必要とされるレジスタを含む。13ビット幅と深さが1
024のfifoが先のラインのデータに対するホール
記憶を形成する。16ビットのアルゴリズム的論理装置
(ALU)は、BLIP長を生成するために(しきい
値)BLIP高位座標とBLIP下位座標との差を計算
する。これを用いてホール領域を生成することができ
る。マスタカードの制御によって、機能が終了すると、
パラメータ組み合わせに対し各領域を出力する。
【0093】X−Yカード X−Yカードはホワイトスレーブプロセッサからのデー
タを処理する。同カードは各機能ごとにXmin、Xm
ax、Ymin及びYmax座標を生成する。このカー
ドは先の走査ラインからのホール座標を保管しておくた
めに使用される幅61ビット、深さ1Kのfifoを有
する。このようにして、ホールの合成画像が生成され
る。新機能が起動される場合、4つの座標が格納され、
機能が継続されると、4つの座標は更新且つ格納され
る。
【0094】e.パラメータ組み合わせラック パラメータ組み合わせラックは、サイズとエリア処理に
対するエレクトロニクスと、さらにインタフェースカー
ドとプロセッサを含む。プロセッサはしきい値を領域と
サイズ処理カードに送り、ディスプレイ/記憶の目的に
対して欠陥の種類及び座標を受信する。本発明の好まし
い実施例では、1個のカードは4つのブラックと1つの
ホワイト領域を処理し、一方、5個のカードはサイズを
処理するためにそれぞれ使用される。
【0095】領域 既述したように、領域カードは特徴抽出器によって生成
される4つのブラックと1つのホワイト領域を処理し
て、それらをコンピュータセットしきい値と比較するこ
とによって、サイズカード上でさらに処理される5個の
欠陥信号を提供することができる。
【0096】領域カードの機能は、ディープチャネルブ
ラック領域処理、シャローチャネルブラック領域処理な
どに分割される。シャローチャネルブラック領域処理
は、信号が「水平の」対の光ファイババンドルによって
生成されることを除き、ディープブラック処理と同じよ
うに処理される。1個の領域カードは、その数をコンピ
ュータセットしきい値と比較するホワイト領域を処理す
るために使用され、そして所定のしきい値レベルを越え
た場合は、「サブストレート−イン−ホール」と称され
る欠陥を出力する。
【0097】サイズ サイズカードは、特徴抽出器からの各特徴のX及びY座
標を処理して、その結果を所定のセットしきい値と比較
し、次にオーバーサイズ欠陥信号を付与する。このカー
ドはさらにその結果を、座標がスペーシング侵害処理用
に送られるか、又は単に大きすぎるかどうかを定義する
固定しきい値と比較する。アンダフィル(充てん不
足)、空、サブストレート・イン・ホール欠陥などの欠
陥のすべてはfifoに格納される。このサイズカード
はまた、スペーシング侵害をチェックするためにXma
x、Ymax、Xdiff及びYdiff値をスペーシ
ング侵害入力fifoに送信する。
【0098】スペーシング侵害入力Fifo ビア制限は、サイズカードからの入力fifo及びコン
ピュータスペーシング侵害しきい値に到達する。このf
ifoは、幅42ビット及び深さ32Kビットであり、
スペーシング侵害処理がいかなるデータをも失うことな
くそれ自体の速度で作動することを可能にする。2組の
加算器を用いてX及びY座標上にスペーシング規準を付
加することもできる。
【0099】スペーシング侵害論理 この論理カードは種々の回路の操作を論理カード上で順
番付けするシステムコントローラを含む。これらの回路
の幾つかはビットメモリを制御し、これらにはアドレス
カウンタ、読み出し書き込み信号生成器、クリアアドレ
スカウンタ、クリア書込み信号生成器、全体のビットメ
モリがクリアリングを要求するかどうかを決定するため
の回路、さらにビットメモリバンクのどれを使用すべき
かを選択するための回路がある。この論理カードはさら
にビットメモリカードを制御し、ビアデータをビットメ
モリに書き込む。
【0100】スペーシング侵害ビットメモリ このメモリは、1個又は複数のメモリカードに含むこと
のできるメモリのバンクである。本発明の好ましい実施
例では、2個の同一カード、即ち、ビットメモリ1及び
ビットメモリ2がある。各ビットメモリバンクでは、3
2K × 32ビット幅メモリが用いられる。特徴は、
論理及び結合カードからのX/Yアドレスの制御におけ
る時間でビット書込みされる。このカードはスペーシン
グ侵害をチェックし、結合fifoでそれを格納すると
同様に何れかをフラグする。
【0101】インタフェース これは処理エレクトロニクスとデータ/制御バスとの間
の汎用インタフェースである。このカードは、好ましく
は16ビットデータごとに各々8個の読み出し及び書込
みデータストローブを提供する。単一レベルの割り込み
もまた実行される。状態レジスタは第1の読み出しアド
レスに含まれ、制御レジスタは第1の書込みアドレスに
含まれる。さらに、故障処理及びラッチ処理もまた、カ
ード上に含まれ、第2の読み出しアドレスに配置され
る。
【0102】従って、本発明によって対象の領域に対す
る欠陥の検査及び分類のための装置、技術、方法などが
提供される。本発明の精神及び範囲から逸脱することな
く、本発明を用いてアイテムの数を検査できることは記
憶すべきことである。かかるアイテムには、一例として
但し限定されるものではなく、基板、半導体、電子アイ
テム用ではない表面仕上げ、ファインライン詳細等を含
むこともできる。
【0103】従って、本発明の変形例は、発明の精神及
び範囲から逸脱することなしに実行され得ることは理解
されるべきである。例えば、実際の配置、論理の種類及
びそれに対する情報の流れを変更することもできる。ま
た、検査すべきアイテムの移動方法の修正も可能であ
る。さらに、レーザ光及びファイババンドルの数及び方
向付けを変更することもできる。
【0104】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、複数の光ファイバー、光源及び回転ミラーを用いて
高密度充てん領域の高速検査を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置を使用できる検査装置の斜視図で
ある。
【図2】光学走査ラインに対する検査すべきデバイスの
方向付けを示す図である。
【図3】ビアの検査の詳細図である。
【図4】部分的なビア充てんの検出可能な方法について
の図である。
【図5】部分的なビア充てんのピクセルマップ表示であ
る。
【図6】部分的なビア充てんとピット式ビア充てんとの
相違を示した図である。
【図7】過充てんビアの充てんを示す図である。
【図8】隣接するビア間のスペーシング侵害の検査方法
を示す図である。
【図9】欠陥を検出するための実際の、及び基準の電気
信号を示す図である。
【図10】本発明のアナログ処理エレクトロニクスのブ
ロック図である。
【図11】本発明のスキャナの光学的配置を示す図であ
る。
【図12】AならびにBは、本発明の走査レンズアセン
ブリのレンズ方式を詳細に示す図である。
【符号の説明】
30 ビア検査ツール 31 入力ステーション 37 検査領域 42 ファイババンドル 44 レシーバ・ボックス 46 出力ステーション 66 グリーンシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダグラス ヨン−シク キム アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州パ キプシ、グレンウッド ロード 17 (72)発明者 スティーヴン ジョン キシュ アメリカ合衆国12538、ニューヨーク州ハ イドパーク、キャリー ロード (番地な し) (72)発明者 ジュリアス ヤコブ ランブライト アメリカ合衆国12533、ニューヨーク州ホ ープウェル ジャンクション、タイガー ロード 12 (72)発明者 カート リチャード マラー アメリカ合衆国12533、ニューヨーク州ホ ープウェル ジャンクション、クリームリ ー ロード 8 (72)発明者 ローレンス ダニエル ソープ アメリカ合衆国10598、ニューヨーク州ヨ ークタウン ハイツ、ハイブルック スト リート 1841

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査すべきアイテムを第1の方向に移動
    するための手段と、 少なくとも1個の光学エネルギー源と、 検査すべきアイテムを横切ってその光源を走査するため
    の手段と、 検査すべきアイテムを横切って走査すると、走査された
    ビームが検査すべきアイテムの対象領域に対して所定角
    度を維持するように、検査すべきアイテムと走査手段と
    の間に位置付けされるテレセントリックレンズと、 検査すべきアイテムに対して複数の角度で配置されると
    ともに、検査すべきアイテムからの走査されたビームの
    反射光を受光するように作動する複数の光ファイバと、 反射光を電気信号に変換するために光ファイバに接続さ
    れる倍増型光電手段と、 電気信号を分析するための処理手段であって、一連の走
    査ラインから受信される信号と基準値とを比較する処理
    手段と、 を含む検査システム装置。
JP4208169A 1991-09-04 1992-08-04 検査システム装置 Expired - Lifetime JPH0776755B2 (ja)

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